埼玉工業大学 2011年秋学期 ボランティアの研究 第12〜14回...
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埼玉工業大学 2011年度秋学期
『ボランティアの研究』
第12〜14回ボランティアとお金マイプロ発表会・振り返り
2012.1.16須子善彦
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今日は補講です
3限分連続して行います 休憩は長めにとります 出席には影響しません(カウントしない) 今日の内容
前々回・前回の振り返り 講義:ボランティアとお金 マイプロ発表 テストのための振り返り
クリエイティブな3コマを(笑 次回はテストなので、フィードバックシートを活かせません
直接、聞くので答えて下さい
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前回・前々回のフィードバック
前々回・前回の質問
市川博貴くん:マイプロ:なかなか人が集まらない。告知方法を変えるべきか?(今はブログ)
瀬山くん:マイプロレポートは実行したことや、実行に起こした場合こうなるであろうという予測を書くのはどうか?
牛込くん:マイプロがこのままでいいのか不安
中尾祐太くん:仙台に瓦礫撤去に行ったことがある。マイプロがなかなか進まなくて、マイプロの学びが書けなくてこまっている。
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残りの授業のテーマ・リクエスト
小池さん:阪神大震災でしたボランティアの具体的な内容
久保田くん: iPhoneの良い点を
小林くん:ボランティアをインターネットを利用して行う方法
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阪神淡路大震災での活動
被災地NGO恊働センター代表村井雅清さんが立ち上げた「ぐるうぷ・えん」 兵庫区の須佐野公園を本拠地として活動
当時の名前は「ちびくろ救援ぐるうぷ」
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活動内容 在宅訪問 引っ越し手伝い 須佐野仮設住宅へのケア 浴移送サービス 神戸の冬を支える会への応援 他団体への応援 病院への通院介助
須佐野公園周辺の地域とのコミュニティ作り
西神第7、第1仮設住宅への定期的訪問(神戸市西区)
スマートフォンとボランティア1/3
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Table For TwoのiPhoneアプリ
スマートフォンとボランティア2/3 iPhone, iPadからも寄付ができるアプリ
「日本財団」で検索
日本財団:競艇の運営益で様々な団体を支援
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スマートフォンとボランティア3/3 多目的トイレを、みんなで登録・検索
多目的トイレ検索サイト「チェックアトイレット」
NPO法人チェックが運営
スマートフォンの位置情報
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前々回(12/19)のフィードバック
6Hopeで世界は繋がる
山津くん:Wikipediaのリンクも6Hopであらゆるキーワードに
自発性の話
森谷くん:指示待ちはよくないとは思うが、実
際、自分から動いて余計なことをしてしまって怒られるのが嫌で指示待ちになってしまう人が多いと思う。
細谷くん:命令されるよりフラットにやった方が自分で考えてやるので色々と自分のためになると思う。
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前々回(12/19)のフィードバック
情報発信とボランティアの話 塩田くん:自分が行動してからの情報公開では、他の人の参加が難しいが、自分の考えを公開してからやれば、賛同している人の協力を得られるし、自分の考えを公開することで、取り組む意識も変わってくると思います。
情報システムとボランティア・授業の感想 小林くん:授業中に色々出てくるサイトやホームページの紹介がおもしろいと思います。いろいろなサイトをもっと知りたいです。ボランティアをインターネットを利用して行う方法を知れてよてもいいと思った。日常に起こっているニュースを授業に絡めて話すのが、授業を受けていて非常に楽しいです。
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前回(12/26)のフィードバック ボランティアの歴史について
浅見くん:今は税金などで行われている事も昔はボランティアとしてやっていたのはスゴイとおもいました。
被災地の現状と長期化するボランティア 谷津くん:被災地へ行ってみたい気もするが、何か思い
とどまるものがある。少なからずいる悲しい思いをした人に会うのが怖いというのが、私の本音なのかもしれない。
小山くん:長期化するボランティアはボランティアを経験している人達にとって影響はどのような形ででてくるのかなと考えてみたい。
畑中くん:環多久の地元(青森県八戸市)も被災しました ... ... 高校の時に部活で走りに行っていた浜の海の家がなくなっていたのをテレビで見てショックでした。他県に比べれば被害は少ないかも知れないですが、改めて自分できることをちいさいことでもいいので考えていきたいと思います。
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前回(12/26)のフィードバック マスメディアについて
黒澤くん:メディアはなぜ情報を流したり流さなかったりするのだろうか。マスコミがうまく情報を流せば、民衆をあやつることもできると思う。良い流し方をすれば、国として良い方向に向くのでは?
マイプロとボランティアについて 中道くん:...今回のマイプロから、自分でも何らかしらの
役に立てているという自信を得られたので、この授業が終わってしまっても、機会があれば自分からボランティアに参加していきたいと思った。自分の好きな言葉に「困っている人がそこにいて、自分に助けられる力があるのなら迷っちゃいけない。」という言葉あります。ボランティアの授業をして、本当にその通りだと思いました。自分も助けられて生きているんだから、助けられる人がいるのなら、どんな人にでも協力的に接していきたいと思いました。
公務員とマスメディアについて 大内くん:公務員にもがんばっている人はいる
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組織と個人の話
組織と、組織を構成している一人一人 一人一人が善意で動いていても、全体的にマイナスになることがある
構造・システムの問題
分けて考えることが必要
個人が組織や構造にどこまで影響できるか 内部告発
「たとえ自分一人投票に行ったところで変わらない」
Butterfly Effect. 風が吹けば桶屋が儲かる キャズムを越える
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ボランティアとお金
第二回講義から
100%お金だけってことあるかな?
お金をもらってしまうと「自発性」は0になる?
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当時のフィードバックシートから
ボランティアについて
自発性と一言で言っても、ほうびや×が合った場合はどうなるのかなど、深く考えされられた(山津くん)
自発性とはお金の有無に関係なく、心から「こうしよう」「ああしよう」と思い、そして行動に打つすることだと思った(景山さん)
お金以外の動機
お金にならずとも経験を積むことに意義を持つことや人間関係、社会的地位のために動くのもあると思う(丸山くん)
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当時のフィードバックシートから 無償について
自分で「働きたい!!」と思えばお金をもらっていても自発性は0ではない(野口くん)
お金をもらっても自分からやろうとしたことには変わりない(ボス)
もらう順番が重要(川上くん他)
交通費はOK。活動そのものにお金が払われていないので無償活動。ただしその人の意志は必要(畑中くん)
割に合わなくてもお金をもらっている場合(交通費も)もボランティアではない。弟子入も自分のためだからボランティアではない。ボランティアとは、自発的に行い、見返りを求めることをせず、誰かを助けようという思いで行うことであり、やるからには自分のことは自分でやらなきゃならないと思う。
第一にお金がもらえるからと考えている場合は無償では無い。お金でなくても、自分の利益がある場合も(遠藤くん)
はじめはお金のためにはじめたことでも、仲間と打ち解け、仕事にもなれていくうちに、やりがい、お金以外の目的がうまれてきることもある(髙端くん)
サービス残業もボランティア(篠原くん) 18
自発性とお金
考えてみよう
「ボランティア同士、お金をもらう人、そうでない人がいる」
「自分より頑張っていないやつが3倍貰っている」
どれだけの金額を貰っているか?(お小遣い程度、給料に匹敵)
何を考えたか?感じたか?
「お金持ち」と自発性
金持ちだとあまり関係ない?
価格が決められることへの抵抗感?
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お金とは何か?
世界で一番普及している道具(ツール) 生まれる前から、死んだ後までお金がまとわりつく
未開の村の自給自足の世界、以外のほとんど
しっかりと説明できる人は少ない かなり重要な役割を担っている筈なのに。。
毎日、使っているのに。。
人生に大きな影響を与えるのに。。
分からなくても使える(楽しめる) すばらしいデザインの一種
ただし、落とし穴も
考えてみよう: お金は何の役に立つか?
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お金は何に役立つか?
お金があると、物・サービスを購入できる
お金以外で購入することができないだろうか?
お金があると、時間が自由になる
その分、働かなくて良い
たくさんあるとなぜいいか?
贅沢・必要最低限・不足
ボランティアはお金がある程度ないと出来ないか?
お金は裏切らない?
お金は減らない
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ミヒャエルエンデ『モモ』
時間泥棒
ある日、街に、灰色の男たちがやってきて、人々から時間を奪う
人々は将来楽をするために、今「時間が無い。時間が無い」と忙しい日々に陥る
不思議な力をもつ少女モモが時間泥棒と戦う
時間泥棒とは、、、
金融22
お金の歴史
物々交換 ->お金の誕生
→交換手段としてのお金 ->金融の誕生
物々交換 欲望の二重一致が必要。 同時に二人の人がお互いのものを必要としている
価値に差が出ないように、量も調整が必要
お金の誕生 今必要ないけど後で必要:今じゃ無く後で使える
価値を担保する共通のもの:お金
みんなが価値を感じて、減らないもの:金、米
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交換を助けるためのツール
物々交換の不便さを克服することができた
必要なときに使える。それ以外は貯められる
逆に言うと、すべての物やサービスに、(ある程度共通の)価格が付くようになる
付かないものにはお金は使えない
ある意味トラックみたいな存在
人々がお互いに創り出す価値(物やサービス)を交換するのを助ける
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お金の価値は誰が保証?
偽札はなぜ創られるか? 本物だとだませる間は「使えるから」 「使える」ということはどういうこと? 物やサービスの代わりに受け取ってくれる なつかしの「肩たたき券」:地域通貨・約束手形 「今度おごるからさ」:信用取引
ドルや円(日本銀行券)の価値は誰が保証? アメリカ政府?日本政府?中央銀行(日本銀行) 昔は、金と交換できた(金本位制) 金:希少価値が高い→みんなが欲しがる
今は、金とは結びついていない(1971年のニクソン・ドクトリン) 今は何がそれを保証している?
1) 使えることは国で認めている / 2) 価値まで認めているか? 海外からの評価→国債の暴落。インフレ→海外のものが買え
ない
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金融の発明と利子・信用
お金をみんなが欲しがる →持たざる人が発生→「持たざる人」のニーズを満たす
サービスとして「金融」
金融:お金を融通する 貸してあげるけど、多めに返してね(利子) 利子:サービスの対価。リスクヘッジ
信用により利子(金利)が変わる 個人も国も同じ
信用とは? この人(国)にお金を貸しても、(金利を上乗せして)
きちんと返してくれるだろう
借りた方は、借りた以上の価値(物やサービス)を創り出さなければならない=経済成長が前提
実は、銀行自身も信用で取引:十分な現金は無い場合も
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金融は悪か?
「未来のため」vs.「金が金を生む仕組み?」
今、お金が無い人でも未来を先取りできる
家を買える。車が買える
一人の力ではできないことができる
金を貸す方は「働かなくても」どんどん稼げる
お金が無い人から利子という形で搾取
利子:すなわち成長を前提としていることは「良い」ことか?
環境破壊。経済格差。紛争。
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利子
利子があると、お金を持っているだけで、増える 交換のツールだったのに「使わないほうがお得?」
他の物やサービスと違い、古くならない、腐らない
先にお金をもった人にはかなわない仕組み
一旦、手持ちに現金がなくなった人は、虐げられるべきなのだろうか? 資金繰り失敗:利子が高いお金しか借りられない マイクロファイナンス
地域通貨の一つの目的は利子をなくすこと 中にはマイナスの利子:ウェルグルの話
交換のツールとしての機能が強化
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偽札と資金繰りの話
アメリカの地域通貨発明者:Charles Zylstra 働くA さ
んに、 100 紙幣を渡し、24 、金庫に保管しておくように伝えた。A さんは B さんに 100
、Z さんに 100 、セールスマンから預かった 100 B さんへの借りを返し、24 時間経つ前に、Z さんから 100 考えた。
A さんから借金を返してもらった B 、C さんから 100 、早速返しに行った。C さんはとても驚き、 ......と巡り巡って、A 預かった 100
紙幣は、Z 来た。Z A さんに100 返し、次の日の朝、A
。
、セールスマンは、その 100 紙幣を燃やすと、驚くA さん 。
」とセールスマンは言った。
資金繰り。信用。利子。地域内での循環
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世界と繋がるお金と幸せ
価格が着くことの恐ろしさ
単純作業をお願いする:時給200円
円もドルも元も繋がっている 世界が一つのマーケットに
世界がつながることの恐ろしさ
日本の農村:軽油1リットルが生み出す価値(農作物の生産高)
世界の投機:石油の価格を1.5倍に
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ミヒャエルエンデの警告
「エンデの遺言」 お金を二つに分けるべきだ パン屋でパンを買う購入代金としてのお金 株式取引所で扱われる資本としてのお金(商品としてのお金)
「つまり好きなだけ増やすことができる紙幣がいまだに仕事や物的価値の等価代償だとみなされている錯誤」
「現代のお金が持つ本来の問題は、お金自体が商品として扱われていることです。本来等価代償であるべきお金がそれ自体商品となったこと、これが決定的な問題だと私は思います。お金自体が売買されるのが現代です。これは許されることなのか?」
世界の投機の動きで、日常の生活が右往左往されない:地域通貨の目的の一つ
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GDP, GNH, 人々の幸せ
経済の成長 ≠ 人々の幸せ
GDP: 国内総生産 一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額 この伸び率=経済成長率
その国の経済に投資する際のリターンを推測
GNH: 国民総幸福量 1972年ブータン国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクが提唱
ブータン国立研究所所長カルマ・ウラ氏「経済成長率が高い国や医療が高度な国、消費や所得が多い国の人々は本当に幸せだろうか。先進国でうつ病に悩む人が多いのはなぜか。地球環境を破壊しながら成長を遂げて、豊かな社会は訪れるのか。他者とのつながり、自由な時間、自然とのふれあいは人間が安心して暮らす中で欠かせない要素だ。金融危機の中、関心が一段と高まり、GNHの考えに基づく政策が欧米では浸透しつつある。GDPの巨大な幻想に気づく時が来ているのではないか。」
先ほどの偽札と資金繰りの話から
国債が暴落して海外と取引ができなくなっても、、、
飢饉の話 cf.「日本の歴史を読み直す」
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地域通貨
主な地域通貨の特徴 法定通貨(円)の特徴
1 地域のプレイヤーが信頼・信用を担保 国家や中央銀行が価値を維持
2 時間経過によって額面価値が増減 額面価値が時間に依存しない
3 交換物や取引者の個性を抽象化しない 誰にでも使える
4 取引が「関係の強化」 決済が「関係の終了」
5 実名による使用 匿名で使える
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「地域の中での」交換のツールとしてのお金
地域経済の振興、ボランティア活動や地域貢献の促進、等のために使われる「補完通貨」
世界と切り離す。商品としての金と切り離す。
ベーシックインカム
みんなにお金を払ってしまいます
月7万円。すべての国民に一律
労働意欲は無くなるのか?
無くならないという研究結果
働いていない人、実は沢山
子ども、学生、年金暮らしの人、ニート
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アテンション経済
みんながほしがるもの
昔は米(生活必需品)・金(稀少財)
資源(石炭・石油)
お金自身・信用
今後は
水・食料
時間(稀少財)→アテンション経済
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相談会(マイプロ・レポート)
発表を聴くルール
真剣に、誠実に、傾聴して下さい 傾聴を思い出して 他のことをやるのは「禁止」です 途中でも退出してもらいます
勇気をもって、自分をさらけ出し、発表をしてくれている人への最低限のマナー みなさんと同じ立場の人ががんばっています
フィードバックしましょう 共感したところ、勉強になったとこなど、どんどん書きましょう。言いましょう。 質問じゃなくても、感想でもよいのです
アドバイスも可ですが、批判はやめましょう Youメッセージ, Iメッセージ, Weメッセージ
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振り返り(ダイアログとボランティア)
会議の新しい風潮:決めない会議
ボランティアの世界:すぐに結論の出る話題は少ない 各人が自発的に参加。それぞれの想いがある。 Cf. 復興とまちづくり。原発とエネルギー
では、話し合わなくて良いのか? 話し合っても結論が出ないと無駄? 問題意識、価値観、未来予想図を共有 一つにできなくても、お互いの「違い」を知る
みんなの声をまとめたい・吸い上げたい 一人で考えるのは難しい問題に「気づき」を もやもや、あいまい、複雑、言葉にならないこと大事
決めない会議 cf) 対話(ダイアローグ)、ワールドカフェ
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ダイアログとは?
ディスカッション(議論)ディベート(討論)とは違う
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「正解」を知りたい
自分の意見を通したい
結論を出したい
他人の意見を否定
新しい視点を得たい
会話を楽しみ、他人の意見を知りたい
意見の違いを楽しみたい
自分について「気づき」を得たい
他人の意見を傾聴
傾聴の練習。マイプロ相互発表会。あれもダイアログ
×
ワールドカフェ:ダイアログのツール
アイデア・気づき・共感・行動は、 堅苦しい会議室ではなく、
カフェ、飲み会、アウトドア、から生まれる
会議全部をカフェにしちゃおう リラックス、傾聴、安心の場
やり方 4人1テーブル お菓子や飲み物
模造紙、カラフルなペン
旅に出る人、ホストな人
3ラウンド
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ワールドカフェの様子
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ワールドカフェの模造紙の例
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第1回〜第2回:
第一回:あなたとボランティア
ボランティア ≠ ボランティア活動
「あなたのまわりで、これボランティアかな、と思うものを考えてみよう」
第二回:身近なボランティア 「自発性」vs. 「強制」
100%「自発性」ボランタリーはあるかな?
100%強制はあるかな?
100%お金だけってことあるかな?
お金をもらってしまうと「自発性」は0になる?
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第三回:マイプロジェクトを創ろう
したいこと、できること、必要とされること
このバランスが大切 子どもの遊び:したいこと→できること→必要とされること
大人の仕事:どうしても「必要とされること」から入る。そのなかで「できること」に左右されやすい
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やりたいこと
できること
必要とされること
第四回:マイプロ・傾聴
やりたいことの見つけ方:Steeve Jobs
マイプロ:質疑応答
キーワード:「傾聴」 ボランティアの世界でも非常に重要なスキル 相手の気持ちに心と耳をしっかり傾ける
発した言葉の意味だけでなく、その背景の気持ちを伝える
話に共感したらうなづくなど、話しやすくしてあげる
やりのこし:マイプロジェクト発表会 傾聴の練習・体験。共感を通して話を聴く。自分の想いを伝えてみる。協力を仰ぐ
世界と自分の関係を良くする魔法
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第5回:マイプロ発表会
ボランティア時代の必須ツール
ブレインストーミング(ブレスト)
数多くアイデアを出すための手法
ティーチングとコーチング
ティーチング:物事を教えること。例)教師
コーチング:相手のもっているものを引き出す、活かす、伸ばすこと。例)(一流の)コーチ
3人一組でマイプロ発表会
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第6回:東日本大震災でのボランティア 東日本大震災でのボランティア
3つのフェーズ(段階)によって異なった活動内容
(主に東京側からの支援として)Webサービスをたくさん紹介
例)ふらっとーほく
震災復興とまちづくり
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第7回: プロジェクトの立て方・深め方 プロジェクトの立て方・深め方
抽象化(一般化)←→具体化
この間を行き来する技術
Uの字を意識する
論文、プレゼン、企画書
準備こそ重要:PDCAからRPTDCAへ
Needsを知る
潜在的ニーズと顕在的ニーズ
仲間を集める
知っている→やる。やることで専門家に
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第8回: コーティングインタビュー
コーチングインタビュー
傾聴の実践
他の人のマイプロを知る
他の人のマイプロから自分のマイプロを進化
マイプロジェクトを考える時間
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第9回:新しいボランティア論・ボランティア社会と組織
ヒエラルキー(縦)社会・組織 vs. フラット社会(ボランティア社会)
・フラット組織(ネットワーク組織)
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ヒエラルキー組織 フラットな組織
フラットな組織を創るときに気を付けないといけないこと
みんな「好き」で参加している
義務や忍耐ではない
しかたなく稼ぐお金のためではない
みんな平等
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みんなをワクワクさせるような目的・ビジョン 僕らってこんなすごいことやってるんだぜ!
一人ひとりの想い、役割、居場所を大切にする 命令はできない→やる気にさせる お願い・お詫び・お礼:「お」の三原則 時には「お願い」すらしない高度なワザ
社会起業家
社会のため、を仕事にしている人たち
起業:お金儲け、と思われがち
社会起業:社会のための起業
社会問題を解決することをビジネスとして行う人達
病気の子どもの保育
高校生・大学生に斜めの関係を
ネットの力でNPO支援
環境問題を解決する自然エネルギーの開発
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第10回情報システムとボランティア
6次の隔たりとSNS
情報発信・情報獲得と実名・匿名
弱い紐帯理論
オープンソース活動とボランティア開発者
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第11回ボランティアの歴史
弱者救済の歴史
NPO法
社会福祉協議会
被災地ボランティアへ行こう
カフェ・エチケット
カフェのようにリラックス・自然体 個人の「わたし」として参加する 他人を批判、攻撃、冷やかし、しない 傾聴する:話している人に話しやすく
興味をもってきく
より深く話してもらうために質問をしてみる(コーチング)
どんな意見もWelcome。違いを楽しむ 喋っていない人をケアして。みんなでみんなをもてなす
正解や結論を出すための場ではない 模造紙は、遊び心で遊ぶ。右脳も大切に☆
気づいたことなど、キーワードを書く みんなペンをもつ
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問:この授業で学んだこと、最も印象に残ったこと。
自分自身について変わったこと・成長したことは何ですか?
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まとめ
ボランティアは身近なもの 自分が、心から「○○したい」。そういう想いからはじまる 今からの時代は、誰か(国とか)がやってくれる時代ではない
一方、個人でもできることが多くなった 共感で仲間と支援を集める力 ネットの力、ダイアログの力
春休みに、ボランティア活動してみよう
「やりたいこと」と「すべきこと」を繋げる。そして「できること」を鍛える 友達や仲間との出会い 他の授業との出会い: 90分間のクリエイティビティ
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募集
春学期の「ボランティアの授業」をサポートしてみませんか? 単に遊びに来るのも可
一緒に内容を考えたい
時間割によるかも、も可。やっぱやーめたも可
マイプロを続けていきませんか? 引き続き、相談に乗ります
自主的な発表会の開催に興味があれば、言ってください
それぞれ連絡先は class @bado.tv ← @を半角にして繋げて下さい
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フィードバックシート
1) 今日学んだこと、感じたこと、を詳しく
今までのスライド
http://www.slideshare.net/scommunity1/
SlideshareというWebで「埼玉工業大学」で検索
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一学期の間、ありがとうございました
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