ビックケミー熱可塑性樹脂用添加剤320c,21.6kg mvr 1.3% < 0.5%...

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Product Guide TP-GJ 1 ビックケミー熱可塑性樹脂用添加剤 2016.06 (第1版) ビックケミー・ジャパン株式会社

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Page 1: ビックケミー熱可塑性樹脂用添加剤320C,21.6Kg MVR 1.3% < 0.5% 2色成形TPE-Sへの密着向上剤 ・硬質(PA,PC,ABSなど)の基材との密着を向上かつ、圧縮ひずみの低減

Product Guide TP-GJ 1

ビックケミー熱可塑性樹脂用添加剤

2016.06(第1版)

ビックケミー・ジャパン株式会社

Page 2: ビックケミー熱可塑性樹脂用添加剤320C,21.6Kg MVR 1.3% < 0.5% 2色成形TPE-Sへの密着向上剤 ・硬質(PA,PC,ABSなど)の基材との密着を向上かつ、圧縮ひずみの低減

1

マスターバッチ製造用添加剤液状カラーマスターバッチ 酸化チタン 無機顔料 有機顔料

カーボンブラック酸性 / 中性 塩基性

PE,PP 用顔料安定化DISPERPLAST-1150BYK-P 4100BYKOPLAST-1000

BYK-P 4100BYKOPLAST-1000DISPERPLAST-1150 BYK-9076

BYK-P 4100BYKOPLAST-1000DISPERBYK-192

BYK-9076BYKOPLAST-1000

BYK-9077BYKOPLAST-1000

PET 用顔料安定化

BYKOPLAST-1000BYK-P 4100DISPERBYK-192DISPERPLAST-1150

BYK-P 4100BYKOPLAST-1000DISPERBYK-192DISPERPLAST-1150

BYK-9076In food applicationDISPERBYK-192BYKOPLAST-1000

BYK-9077In food applicationDISPERBYK-192BYKOPLAST-1000

固形マスターバッチ 無機顔料 有機顔料カーボンブラック

エフェクトピグメント 乾燥剤 ナノクレイ酸性 / 中性 塩基性

PP 用固形分散BYK-P 4102DISPERPLAST-1018DISPERPLAST-1150

BYK-9076BYK-P 4102DISPERPLAST-1018 BYK-9076

BYK-P4102食品用途DISPERPLAST-1018

BYK-9077BYK-P 4102食品用途DISPERPLAST-1018

BYK-P 4102SCONA TPPE 5002 GALLDISPERPLAST-1150

BYK-P 4102DISPERPLAST-1018BYK-9076

SCONA TPPP 2112 FA

PE, PS, ABS 用固形分散

PET 用固形分散BYK-P4102DISPERPLAST-1018DISPERPLAST-1150

BYK-9076BYK-P 4102DISPERPLAST-1018

コンパウンド用添加剤

Polyethylene (PE)

フィラー分散 機械特性の向上

耐スリキズ性 VOC 低減Alminium Trihydrate (ATH),Magnesium Hydroxides (MGH) 炭酸カルシウム タルク、ワラストナイト、

マイカ ガラス繊維(短 / 長) 天然繊維(射出、押出し成形)

ミネラルフィラーBYK-P4102SCONA TSPE 1112 GALLSCONA TSEB 2113 GB

BYK-P4101BYK-P4102SCONA TPEV 1112 PB

BYK-P4101BYK-P4102

BYK-TS 3200BYK-TS 3201 BYK P 4200

強化繊維BYK-P 4102SCONA TSPE 2012 GAHADSCONA TSPE 1112 GALL

SCONA TSPE 2102 GAHDSCONA TSPE 1112 GALL

フィラーなし

Page 3: ビックケミー熱可塑性樹脂用添加剤320C,21.6Kg MVR 1.3% < 0.5% 2色成形TPE-Sへの密着向上剤 ・硬質(PA,PC,ABSなど)の基材との密着を向上かつ、圧縮ひずみの低減

2

熱可塑性エラストマー (TPE) 密着性向上(PC, ABS, PA) 低圧縮 ケーキング防止

POE-S- オ ー バ ー モ ー ルディング

SCONA TPPP 2112 GASCONA TSKD 9103SCONA TPPP 8112 GA

SCONA TPKD 5103 PCSSCONA TPPP 2112 GASCONA TPKD 2103 PCS

AQUACER 531AQUACER 581HORDAMER PE 02

水中ペレット化用消泡剤BYK-016BYK-023

Polypropylene (PP)

フィラー分散 機械特性の向上

カーボン繊維 耐スリキズ性 VOC 低減Alminium Trihydrate (ATH),Magnesium Hydroxides (MGH) 炭酸カルシウム タルク、ワラストナイト、

マイカガラス繊維

(短 / 長)天然繊維

(射出、押出し成形)

ミネラルフィラーBYK-P4102SCONA TPPP2003 GBSCONA TPPP 9112 GA

BYK-P4101BYK-P4102SCONA TPPP 2003 GBSCONA TPPP 9112 GA

BYK-P4101BYK-P4102

BYK-TS 3200BYK-TS 3201 BYK-P 4200

強化繊維

BYK-P 4102SCONA TPPP 9012 GASCONA TPPP 9112 GASCONA TPPP 9212 GA

SCONA TPPP 8112 GASCONA TPPP 9212 GASCONA TSPP 10213 GB

SCONA TPPP 9212 GASCONA TSPP 10213 GB

フィラーなし

Polyamides (PA)

フィラー分散 機械特性の向上 衝撃性向上 PA 混合用相溶化剤

炭酸カルシウム タルク、ワラストナイト、マイカ

ガラス繊維(短 / 長) 射出成形 押出し成形 with PE with PP with SPS, PPE

ミネラルフィラー BYK-P4102BYK-P4101

BYK-P4102BYK-P4101DISPERPLAST-1018

強い衝撃性SCONA TSKD 9103SCONA TSPOE 1002 CMB 1-2SCONA TSPOE 1002 GBLL

SCONA TPEV 1110 PBSCONA TPPE 2400 GAHD強化繊維 BYK-P 4102

SCONA TSEB 2113 GB中程度の衝撃性SCONA TSEB 2113 GBSCONA TSPOE 1002 CMB 1-2

フィラーなしSCONA TSPE 1112 GALLSCONA TSPE 2102 GAHD

SCONA TPPP 2003 GBSCONA TSPOE 1002 GBLLSCONA TPPP 2112 GASCONA TSKD 9103

SCONA TPSPS 9012 PA

コンパウンド用添加剤

Page 4: ビックケミー熱可塑性樹脂用添加剤320C,21.6Kg MVR 1.3% < 0.5% 2色成形TPE-Sへの密着向上剤 ・硬質(PA,PC,ABSなど)の基材との密着を向上かつ、圧縮ひずみの低減

3

Polyethylene Terephtalate (PET)

フィラー分散 機械特性の向上 衝撃性の向上

炭酸カルシウム タルク、ワラストナイト、マイカ

ガラス繊維(短 / 長) 強い衝撃性 引裂抵抗

ミネラルフィラー BYK-P4102BYK-P4101

BYK-P4102BYK-P4101DISPERPLAST-1018

SCONA TSPOE 1002 CMB 1-2SCONA TSPOE 1002 GBLL

SCONA TPPP 2003 GBSCONA TSPOE 1002 CMB 1-2

強化繊維 BYK-P 4102

フィラーなし

Polybuthylene Terephtalate (PBT)

フィラー分散 機械特性の向上

炭酸カルシウム タルク、ワラストナイト、マイカ

ガラス繊維(短 / 長)

ミネラルフィラー BYK-P4102BYK-P4101

BYK-P4102BYK-P4101DISPERPLAST-1018

強化繊維 BYK-P 4102

フィラーなし

Polystyrene (PS)

フィラー分散

炭酸カルシウム、タルク、ワラストナイト、マイカ ガラス繊維(短 / 長)

ミネラルフィラー BYK-P4101BYK-P4102

強化繊維 BYK-P 4102

Acrylonitrile-Butadiene-Styren Copolymer (ABS)

フィラー分散

VOC 低減炭酸カルシウム、タルク、ワラストナイト、マイカ ガラス繊維(短 / 長)

ミネラルフィラー BYK-P4101BYK-P4102

強化繊維 BYK-P 4102BYK-P 4200

フィラーなし

Polylactide (PLA)

機械特性の向上

天然繊維(射出、押出し成形)

強化繊維 BYK-P 4101

2016.06(第1版)

コンパウンド用添加剤

Page 5: ビックケミー熱可塑性樹脂用添加剤320C,21.6Kg MVR 1.3% < 0.5% 2色成形TPE-Sへの密着向上剤 ・硬質(PA,PC,ABSなど)の基材との密着を向上かつ、圧縮ひずみの低減

4

製品名 組成 MFR@190C,21.6Kg MAH 含有量 加熱減量

(110Cx3hrs) 特徴 添加に適した樹脂 添加量の目安

SCONA TPEV 1110 PB アクリル酸変性エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA) < 15 > 2%

Acrylic Acid < 0.5% ポリアミドの溶融粘度向上、インパクト強度向上剤 PA(押出グレード)GF - PA の押出配合に対して3 ~ 5% 押出 PA のインパクト強度変性には 5 ~ 15%

SCONA TPEV 1112 PB 無水マレイン酸で高機能化されたエチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA) 20 ~ 50 > 2% < 0.5%

極性フィラーの相溶性を向上する分散剤・硬質(PA,PC,ABS など)の基材との密着を向上かつ、圧縮ひずみの低減

高温にも適すPE 改質剤と SEEPS や SEBS の

おおよそ 50%

SCONA TPKD 2103 PCS無水マレイン酸で高機能化された高分子量スチレンエチレン・エチレンプロピレンスチレン(SEEPS)

5 ~ [email protected]

MVRCa. 1.2% < 0.5%

2 色成形 TPE - S への密着向上剤・硬質(PA,PC,ABS など)の基材との密着を向上かつ、圧縮ひずみの低減

高温にも適すTPE - S 改質剤と SEEPS や SEBS の

おおよそ 50%

SCONA TPKD 5103 PCS無水マレイン酸で高機能化された高分子量スチレンエチレン・エチレンプロピレンスチレン(SEEPS)

10 @320C,21.6Kg

MVR1.3% < 0.5%

2 色成形 TPE - S への密着向上剤・硬質(PA,PC,ABS など)の基材との密着を向上かつ、圧縮ひずみの低減

高温にも適すTPE - S 改質剤と SEEPS や SEBS の

おおよそ 50%

SCONA TPPE 2400 GAHD アクリル酸 変 性高密度ポリエチレン(HDPE) 15 > 6%

Acrylic Acid < 0.5% 押出用途の PA の溶融粘度および、インパクト強度向上剤 PA(押出しグレード) 全配合の 1 ~ 5%

SCONA TPPE 5002 GALL 無水マレイン酸で高機能化された直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE) 20 ~ 25 > 1.0% < 0.5% 高充填ポリエチレンおよびポリプロピレンコンパウンド用分散剤

エフェクトピグメントの分散性向上 PE,PP 全配合に対して 1 ~ 5%

SCONA TPPP 2003 GB 無水マレイン酸で機能化させたポリプロピレンコポリマー(PP/PE) 3 ~ 8 0.9 ~ 1.3% < 0.5%

PP フィラーコンパウンド用分散剤で、PET の引裂抵抗を向上 , PA/PP 混合物用相溶化剤・PP フィラーでは、剛性、引張強度向上・PET では PET テープの衝撃強度および引裂抵抗が向上・PA / PP では吸水量低減

PP(フィラーコンパウンド(ATH,Mg(OH)2,CaCO3

など)PET、PA / PP

全配合に対して添加剤として3-10%

SCONA TPPP 2112 GA/FA 無水マレイン酸で機能化させたポリプロピレン(PP) 4 ~ 8 0.9 ~ 1.2% < 0.5%

PP フィラーコンパウンド用分散剤で、PET の引裂抵抗を向上 , PA/PP 混合物用相溶化剤・SCONA TSKD シリーズ製品と併用で、(PC, PA, ABS などの)硬質基材への

TPE-S オーバーモールディングコンパウンドの密着性が向上(グラフト化レベルが高いので、TPE コンパウンド中の PP の一部を本添加剤で置き換え)

・ナノクレイを分散させるには、本添加剤をポリプロピレンに使用また、固形マスターバッチにも最適。

PP(フィラーコンパウンド( ナノクレ イ、ATH,Mg(OH)2,CaCO3 など)

TPE

オーバーモールディングコンパウンドの場合、添加剤の添加量は配合中の PP 含有量に依存ナノクレイの含有量に対して添加剤として約 100%

SCONA TPPP 8112 GA/FA 無水マレイン酸で機能化させたポリプロピレン(PP) > 80 1.4% < 0.5%

TPE-S オーバーモールディングコンパウンド用密着性付与剤およびポリプロピレン中の天然繊維コンパウンド用カップリング剤・TPE-S オーバーモールディングコンパウンドに使用すると、(PC, PA, ABS な

どの)硬質基材への密着性が向上(グラフト化レベルが高いので、TPE コンパウンド中の PP の一部を本添加剤で置き換え)

・PP 天然繊維コンパウンドに使用すると、機械的性質が大幅に向上し、吸水量が低下

PP(天然繊維など)TPE

ファイバーコンパウド中の天然繊 維の含有量およびオーバーモールディングコンパウンド中の PP 含有量により、全配合に対して添加剤として 0.8-3%

TDS.SCONA

記載されている数値は代表値であり、 品質規格ではございません。  (注) この資料は弊社の経験により最善と考えられるものですが、 個々の系については充分テストの上御使用下さるようにお願い申し上げます。

Page 6: ビックケミー熱可塑性樹脂用添加剤320C,21.6Kg MVR 1.3% < 0.5% 2色成形TPE-Sへの密着向上剤 ・硬質(PA,PC,ABSなど)の基材との密着を向上かつ、圧縮ひずみの低減

5

製品名 組成 MFR@190C,21.6Kg MAH 含有量 加熱減量

(110Cx3hrs) 特徴 添加に適した樹脂 添加量の目安

SCONA TPPP 9012 GA/FA 無水マレイン酸で機能化させたポリプロピレン(PP) 50 ~ 110 > 0.9% < 0.5%

長短ガラス繊維強化ポリプロピレン、ガラス繊維コンパウンド用カップリング剤・低添加量でも非常に効果的・コンパウンドの機械的性質を向上、変色への影響なし

PP(GF) ガラス繊維の含有量により、全配合に対して添加剤として 0.5-2%

SCONA TPPP 9112 GA/FA 無水マレイン酸で機能化させたポリプロピレン(PP) 50 ~ 120 1.1% < 0.5%

ガラス短繊維および長繊維強化ポリプロピレンガラス繊維コンパウンド用カップリング剤・GF のみならず、ATH,Mg(OH)2,CaCO3、天然繊維などの PP コンパウンド

に少量で密着効果、機械的強度の向上・特に天然繊維コンパウンドでは、吸水量の低減・マスターバッチにも適す

PP(GF、(ATH, Mg(OH)2, CaCO3、天然繊維など)

添加剤の含有量により、全配合に対して添加剤として 0.5-2%

SCONA TPPP 9212 GA/FA 無水マレイン酸で機能化させたポリプロピレン(PP) 80 ~ 140 >= 1.8% < 0.5% フィラー・GF や天然繊維 PP コンパウンド、密着性向上剤、カーボン繊維 PP

コンパウンド PP 全配合に対して2%(GF)全配合に対して5%(CF)

SCONA TPSPS 9012 PA 無水マレイン酸で機能化させた SPS 10 ~ 50 @280C,1.2Kg > 1.2% < 0.5% SPS と PPO の PA ブレンドの相溶化剤

高グラフト率により効果的 PA/PPO+SPS求める物性によって、全配合中の 3 ~ 15%SPS もしくは PPOとの比率 1:2

SCONA TSEB 2113 GB無水マレイン酸で高機能化されたエチレンアクリル酸ブチルコポリマー

(EBAC)

3 ~ 8MVR 0.6% < 0.5%

ポリアミドおよびポリアミドガラス繊維コンパウンド用耐衝撃性向上剤ポリエチレンフィラーコンパウンド用分散剤・中程度の衝撃強度範囲を有するポリアミドの衝撃強度を向上させる、  

非常に効果的な PA ガラス繊維コンパウンド用密着性付与剤・300℃までの加工温度で安定・ポリエチレンコンパウンドでは、フィラー(ATH, Mg(OH) 2 )の分散剤

PAPE 全配合に対して 5-10%

SCONA TSKD 9103無水マレイン酸で高機能化されたスチレンエチレン・ブチレンスチレン

(SEBS)

15 ~ 13@230C,5Kg 1.3% < 0.5%

TPE-S コンパウンド用密着性付与剤および特殊ポリアミドコンパウンドの耐衝撃性向上剤• PA 混合物に非常に良好な切欠き衝撃強度を付与• 高極性なので、PA, PC, ABS および 2 色成形に適切な接着性を付与

PA/PE PAに対して3~10%

SCONA TSPE 1112 GALL 無水マレイン酸で高機能化された直鎖低密度ポリエチレン (LLDPE) > 5 2% < 0.5%

ポリエチレンファイバーコンパウンドおよびポリエチレンフィラーコンパウンド用カップリング剤・木材および他の天然繊維、ガラス繊維およびフィラー (ATH, Mg(OH)

2 , CaCO 3 )を含有するポリエチレンコンパウンドに適したカップリング剤・機械的性質(靱性、曲げ強度、衝撃強度)が向上し、吸水量が低減PA/PE 混合物用相溶化剤・P A / P E 混合物の相溶化剤として使用すると、P E を効果的に分散

PEPA/PE

ファイバーおよびフィラーの含有量により、全配合に対して添加剤として 2-4%

SCONA TSPE 2102 GAHD 無水マレイン酸で高機能化された高密度ポリエチレン(HDPE) 1 ~ 4 > 1.5% < 0.5%

ポリエチレンファイバーコンパウンド用カップリング剤および PA/PE 混合物用相溶化剤・ガラス繊維だけでなく木材およびその他の天然繊維を含有するポリエチレ

ンコンパウンドに適したカップリング剤・機械的性質(靱性、曲げ強度、衝撃強度)が向上し、吸水量が低減・ PA/PE 混合物にすぐれた均一性を付与・マレイン酸無水物の含有量が高いので 流動性が良好で、非常に効果的

PEPA/PE

ファイバ ー の 含 有 量 に より、全配合に対して添加剤として 1-4%

SCONA TSPE 2102 GAHD 無水マレイン酸で高機能化させたHDPE 1 ~4 > 1.5% < 0.5%

ポリエチレンファイバーコンパウンド用カップリング剤および PA/PE 混合物用相溶化剤・ガラス繊維だけでなく木材およびその他の天然繊維を含有するポリエチレ

ンコンパウンドに適したカップリング剤です。・本製品により、機械的性質(靱性、曲げ強度、衝撃強度)が向上し、吸水量

が低下します。PA/PE混合物にすぐれた均一性を付与します。マレイン酸無水物の含有量が高いので 流動性が良好で、非常に効果的です。

PA/PEファイバ ー の 含 有 量 に より、全配合に対して添加剤として 1-4%

記載されている数値は代表値であり、 品質規格ではございません。  (注) この資料は弊社の経験により最善と考えられるものですが、 個々の系については充分テストの上御使用下さるようにお願い申し上げます。

Page 7: ビックケミー熱可塑性樹脂用添加剤320C,21.6Kg MVR 1.3% < 0.5% 2色成形TPE-Sへの密着向上剤 ・硬質(PA,PC,ABSなど)の基材との密着を向上かつ、圧縮ひずみの低減

6

製品名 組成 MFR@190C,21.6Kg MAH 含有量 加熱減量

(110Cx3hrs) 特徴 添加に適した樹脂 添加量の目安

SCONA TSPOE 1002 CMB 1-2

無水マレイン酸で高機能化されたエチレン・オクテンコポリマー(PEO) 6 ~ 20 0.55% < 0.5%

耐衝撃性向上剤および相溶化剤• PA 6, PA 6.6, PA 12, PET および PBT 用耐衝撃性向上剤• PA/ABS または PA/ASA 混合物の相溶化剤および耐衝撃性向上剤

PAPET,PBTPA/ABS,PA/ASA

PA 用耐衝撃性向上剤として 3 - 15% ポリエステルの場合、6 - 18%PA-ABS/ASA 混合物の場合、エラストマー配合量に対して 5 - 20%

SCONA TSPOE 1002 GBLL 無水マレイン酸で高機能化されたエチレン・オクテンコポリマー(PEO) 6 ~ 23 1.45 ~ 1.65% < 0.5%

ポリアミドおよび PET 用耐衝撃性向上剤およびポリアミド混合物用相溶化剤・ポリアミド 6、ポリアミド 6.6 およびポリアミド 12 だけでなくポリエチレン

テレフタレート(PET)に適した耐衝撃性向上剤・PA に使用すると、低温での衝撃強度が大幅に向上・PET に使用すると、切欠き衝撃強度が向上・PA /PP 混合物の場合、衝撃強度および相溶性が向上・黄色度指数が低いので、明るい色調のコンパウンドにも適する

PAPETPA/PP

ポリアミドの場合、全配合に対して 3-15% PET の 場 合、 全 配合に対して 6-18% PA/PP 混合物の場合、PP の含有量に対して 2-8%

SCONA TSPP 10213GB 無水マレイン酸で機能化させたポリプロピレン(PP) 50 ~ 90 >= 2.1% < 0.5% フィラー・GF や天然繊維 PP コンパウンド、PP マスターバッチの機械的強

度向上、密着性向上剤 PPファイバ ー の 含 有 量 に より、全配合に対して添加剤として 1-4%

2016.06(第1版)

記載されている数値は代表値であり、 品質規格ではございません。  (注) この資料は弊社の経験により最善と考えられるものですが、 個々の系については充分テストの上御使用下さるようにお願い申し上げます。

Page 8: ビックケミー熱可塑性樹脂用添加剤320C,21.6Kg MVR 1.3% < 0.5% 2色成形TPE-Sへの密着向上剤 ・硬質(PA,PC,ABSなど)の基材との密着を向上かつ、圧縮ひずみの低減

7

製品名 組成 性状 特徴 特徴 添加量の目安(個々に使用される条件に合わせて適正量の確認を行ってください)

BYK-9076 高分子量コポリマーのアルキルアンモニウム塩

アミン価 : 44 mg KOH/g酸価 : 38 mg KOH/g

比重 (20 ℃ ): 1.05

溶剤型および無溶剤型塗料、接着剤、PVC プラスチゾル、常温硬化型系および熱可塑性樹脂のカラーマスターバッチの製造に適した無溶剤型湿潤分散剤特にカーボンブラックに最適、SMC/BMC 配合の分離防止およびファイバーの濡れ性を向上

大幅に粘度が低下し、ミルベースにニュートニアン流動性が付与される。トルクの立ち上がり、スループット、粘度(MVR)、ろ過性

(フィルタープレッシャーバリュー:FPV)および分散品質が向上。有機顔料に適しており、特に酸性および中性カーボンブラックに最適。PE, PP, ABS, PVC,PET および PA をベースとする熱可塑性樹脂コンパウンドおよびカラーマスターバッチに最適。

有機顔料およびカーボンブラックの安定化には、顔料に対して添加剤として 5-30 %

BYK-9077 ピグメントに親和性のある高分子量のコポリマー

アミン価 : 48 mg KOH/g比重 (20 ℃ ): 1.05 g/ml

溶剤系、溶剤フリー塗料、接着剤、PVC可塑剤、常温キュア樹脂、SMC,プルトルージョン、無溶剤UVプリントインクなどの、無溶剤の湿潤、分散添加剤熱可塑性樹脂のカラーマスターバッチの製造に使用。特に酸性カーボンブラックに推奨

粘度を飛躍的に減少させ、顔料を練りこんだ状態でニュートン流体性を示す。トルクの増加、吐出量、粘度(MVR)、フィルター圧力(FPV)、および分散品質を改善する。有機顔料、特に酸性カーボンブラックへの使用が推奨。熱可塑性樹脂のコンパウンド、PE、PP、ABS、PVC、PET および PA ベースのカラーマスターバッチの使用。

顔料の安定化のために有機ピグメント、カーボンブラックに対して、5-30 %

BYKOPLAST-1000 アニオン性と両性の界面活性剤の複合品

比重 (20 ℃ ): 0.95 g/ml屈折率 (20 ℃ ): 1.478

引火点 > 180 ℃

熱可塑性樹脂の液体カラーマスターバッチ用の湿潤、分散添加剤

着色熱可塑性樹脂(PE, PP, PET)に使われるような、有機、無機、カーボンブラックピグメントの液体カラーマスターバッチの製造に推奨。添加により、粘度を顕著に低減させ、それゆえ着色効果が向上する。

固形物に対して、添加剤として :無機顔料 : 5 %酸化チタン : 5 %有機顔料 : 10-25 %カーボンブラック : 5-15 %

BYK-P 4100 酸性基を有するコポリマー 酸価 : 14 mg KOH/g比重 (20 ℃ ): 0.99

充填系熱可塑性コンパウドだけでなく PVC プラスチゾルおよび PVC カレンダー用途に適したプロセス添加剤

表面活性プロセス添加剤で、充填系熱可塑性コンパウンドに適す。コンパウンドの製造中、本添加剤により要求トルクが低下。射出能力およびメルトボリュームレイト(MVR)が向上する。最終製品の引張強度、E- モジュラスおよびノッチ衝撃強度が向上。印刷適性も向上する。無機充填剤、難燃剤、木工プラスチックコンポジット (WPC) および、ガラス繊維 HMC に適す。

フィラーに対して添 加剤として 0.25-2%

BYK-P 4101 二酸化ケイ素に吸着させた酸性基を有するコポリマー かさ密度 : 530 kg/m³ 熱可塑性コンパウンドの加工性および機械抵抗を向上

させるポリマータイプのプロセス添加剤

フィラー表面に吸着するので、粘度、トルクの立ち上がりおよびスループットなどのプロセスパラメータが最適化できる。また、本添加剤によりフィラー粒子とポリマー間に物理結合が生じるので、最終製品の機械的性質(引張強度、E- モジュラス、HDT およびシャルピー衝撃強度)が向上する。PE, PP, PA に最適、ABS,PVC に適す。

フィラーに対して添 加剤として 0.25-1.5 %

BYK-P 4102 湿潤性を有する、低揮発性カルボン酸誘導体の組合せ

かさ密度 : 270 kg/m³滴点 : > 75 ℃

形状 : 粉末

顔料および無機フィラーの分散性を向上させる熱可塑性樹脂(PE および PP ベースのコンパウンドおよびマスターバッチ)に適したプロセス添加剤スループットの向上、粘度およびフィルター圧値の低下

フィラーおよび顔料両面に吸着するので、押出成形時の加工性および分散性が最適化できる。トルクの立ち上がり、スループット、粘度(MVR)、フィルター圧値(FPV)および分散品質が向上。PE および PP だけでなく、ABS、PA および PVC をベースとする充填系熱可塑性樹脂およびカラーマスターバッチに最適。

フィラーおよび顔料に対して添加剤として :無機フィラー : 0.25-2 %無機顔料 : 3-15 %有機顔料 : 10-30 %

DISPERBYK-192 顔料親和性基を有する共重合物 比重 (20℃ ): 1.05

水系塗料、印刷インキ、熱可塑性プラスチック用液状カラーマスターバッチ、不飽和ポリエステル樹脂あるいはゲルコート用ペーストの製造に適した VOC フリーおよび無溶剤型湿潤分散剤。光輝顔料ディスパージョンの安定化にも最適

本添加剤は、脂肪酸エステルをベースとし、熱可塑性プラスチック、特に PET の着色に使用される液状カラーマスターバッチの製造に最適。

顔料に対して添加剤として無機顔料: 5-10 %酸化チタン: 4-7 %有機顔料: 15-30 %カーボンブラック: 30-50 %光輝顔料: 3-5 %

記載されている数値は代表値であり、 品質規格ではございません。  (注) この資料は弊社の経験により最善と考えられるものですが、 個々の系については充分テストの上御使用下さるようにお願い申し上げます。

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製品名 組成 性状 特徴 特徴 添加量の目安(個々に使用される条件に合わせて適正量の確認を行ってください)

DISPERPLAST-1150 長鎖アルコールの極性酸エステル

充填系および着色系の分散性を向上させ、粘度を低下させるのに適した PVC および熱可塑性樹脂用無溶剤型湿潤分散剤液状カラーマスターバッチおよび固形マスターバッチの製造に最適

DISPERPLAST-1150 は顔料表面に吸着し、一般に良好な加工性および顔料の分散性を付与する。着色系熱可塑性樹脂 (PE, PP, PET)用の無機顔料を含有する脂肪酸ベースの液状カラーマスターバッチに最適。そのさい、粘度が大幅に低下するので、顔料濃度を高めることができる。また、本添加剤は固形マスターバッチにも最適で、PE, PP および PET 中の無機顔料およびエフェクトピグメントを安定化させる。そして、トルクの立ち上がり、スループット、粘度(MVR)およびろ過性(フィルタープレッシャーバリュー:FPV)が向上する。

固形分に対して添加剤として :無機顔料 : 0.5-3 %酸化チタン : 0.5-3 %エフェクトピグメント : 0.5-3 %

DISPERPLAST-1018 顔料親和性基を有するコポリマー

かさ密度 : 600 kg/m³滴点 : 約 90 ℃

マスターバッチ中の固形分の分散安定化およびコンパウンディングに適した熱可塑性樹脂用無溶剤型湿潤分散剤

多数の官能基を有するポリマータイプの添加剤。特に、マスターバッチ製造時の良好なスループットと同時に、最適な分散性の付与を目的に開発された。本添加剤の融点は約 55-60℃と低いので、顔料に十分な濡れ性を付与してから、ポリマーキャリヤを溶融させることができる。顔料表面に吸着し、立体障害による安定化が生じるので、凝集体は容易に分散し、再凝集が防止できる。また、DISPERPLAST-1018 は PA, PET および PBT のシリカ質フィラー(タルク、フォラストナイト、マイカ)のコンパウンディングに適す。PP, PE, PS, PA, ABS, PET および PBT の固形分の分散に適している。

固形分に対する添加剤の量 :無機顔料 : 5-15 %酸化チタン : 5-15 %有機顔料 : 25-40 %カーボンブラック : 5-15 %膨張剤 : 5 %フィラー ( タルク、フォラストナイト、マイカ ): 5 %

BYK-TS 3200 ブロックコポリマー 融解幅 : 60-70 ℃有効成分 : 100 %

熱可塑性樹脂用成形品の耐スリキズ性を向上させる表面調整剤

ポリプロピレン(PP)のようなポリオレフィンをベースとした熱可塑性樹脂用成形品の表面の耐スリキズ性を向上させる。0.5-1 % の少量添加で優れた効果があり、例えば自動車内装で熱可塑性樹脂の表面に有効。

全配合に対して、添 加剤として 0.5-1 %

BYK-TS 3201 ポリプロピレン溶媒に吸着させた有機変性シロキサン

嵩密度 : 280 kg/m³融点 ( キャリア ): > 160 ℃

有効成分 : 66 %

熱可塑性樹脂用成形品の耐スリキズ性を向上させる表面調整剤

ポリプロピレン(PP)のようなポリオレフィンをベースとした熱可塑性樹脂用成形品の表面の耐スリキズ性を向上させる。さらに熱可塑性樹脂材料の表面スリップ性の向上にも使用される。1-3 % の少量添加で優れた効果があり、例えば自動車内装で熱可塑性樹脂の表面に有効。

全配合に対して添加剤として 1-3 %

BYK-016 破泡性ポリマーと疎水性固体のコンパウンド 比重 (20 ℃ ): 1.00 g/ml 水性コーティング、接着剤、プリントインクやオーバープリントのワニス用の VOC/ フリーシリコーンシリコーンフリーの消泡

剤熱可塑性樹脂の水中ペレタイジング用にも使用可。食品接触用途に適す。冷却回路の水量に対して添加剤として 0.05-0.1 %

BYK-023消泡ポリシロキサン、疎水性 固 体と乳化 剤 のエマルジョン

比重 (20 ℃ ): 1.00 g/ml不揮発分 (60 分 , 105 ℃ ): 18.5 %

キャリア : 水水性コーティング、プリントインクやオーバープリントのワニス用の VOC フリーシリコーン含有の消泡剤 全配合に対して添加剤として

0.2-1 %

記載されている数値は代表値であり、 品質規格ではございません。  (注) この資料は弊社の経験により最善と考えられるものですが、 個々の系については充分テストの上御使用下さるようにお願い申し上げます。

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製品名 組成 性状 特徴 特徴 添加量の目安(個々に使用される条件に合わせて適正量の確認を行ってください)

AQUACER 531 合成および天然ワックスの混合ワックスエマルション

不揮発分:45 %キャリア : 水融点 ( ワックス成分 ): 130 ℃

粘度 (23 ℃ , D=400/s): 125 mPa·spH: 3.5

水性コーティング、印刷インクの表面特性を向上する変性 PE に基づいたワックスエマルジョン熱可塑性樹脂やホットメルトのケーキング防止用添加剤

熱可塑性樹脂からなる粒状材料 (TPE, TPU, EVA)は圧力下および加熱下では固まり、ケーキングしやすい傾向がある。AQUACER 531 を使用して、上述の樹脂を水中でペレット化すると、顆粒を覆う保護層が形成されるので、非粘着性で自由流動性を有する粒状材料が生成できる。固形の剥離剤(チョーク、タルク)を使用すると、一般に粒状材料からは多量のダストが発生するが、このダスト量を大幅に低減できるので、熱可塑性樹脂の性質への悪影響なし。加工時のダスト発生もまた、除去することができる。水中ペレタイジングの循環水に泡が発生する場合、消泡剤 BYK-023(シリコーン脱泡剤)もしくは BYK-016(シリコーンフリー)を 0.05 ~ 0.1% の濃度で使用を推奨。

冷却回路の水量に対して添加剤として 0.2–5 %

AQUACER 581 カルバナワックスエマルジョン

不揮発分:30 %キャリア : 水

融点 ( ワックス成分 ): 185 ℃粘度 (23 ℃ , D=400/s): 50 mPa·s

pH: 7.5

水性シードコーティングの表面特性を向上したり、熱可塑性樹脂の水中造粒におけるクラッキングを防止するワックスエマルジョン

熱可塑性樹脂からなる粒状材料 (TPE, TPU, EVA)は圧力下および加熱下では固まり、ケーキングしやすい傾向がある。AQUACER 581 を使用して、上述の樹脂を水中でペレット化すると、顆粒を覆う保護層が形成されるので、非粘着性で自由流動性を有する粒状材料が生成できる。固形の剥離剤(チョーク、タルク)を使用すると、一般に粒状材料からは多量のダストが発生するが、このダスト量を大幅に低減できるので、熱可塑性樹脂の性質への悪影響がない。加工時のダスト発生もまた、除去することができる。

冷却回路の水量に対して添加剤として 0.2–5 %

HORDAMER PE02アニオン系乳化剤を含有するプライマリーポリエチレンディスパージョン

比重 (20℃ ): 0.97不揮発分 : 40 % キャリヤ : 水

融点 ( ワックス成分 ): 95℃粘度 (20℃ ): 20 mPa·s

pH (20℃ ): 8-12

金属ダイキャスト用剥離剤に適したプライマリーポリエチレンディスパージョン水系ケア製品の表面保護性およびエマルジョン接着剤の接着強度の向上熱可塑性樹脂およびホットメルト接着剤用ケーキング防止剤

熱可塑性樹脂からなる粒状材料 (TPE, TPU, EVA)は圧力下および加熱下では固まり、ケーキングしやすい傾向がある。HORDAMER PE 02 を使用して、上述の樹脂を水中でペレット化すると、顆粒を覆う保護層が形成されるので、非粘着性で自由流動性を有する粒状材料が生成できる。固形の剥離剤(チョーク、タルク)を使用すると、一般に粒状材料からは多量のダストが発生するが、このダスト量を大幅に低減できるので、熱可塑性樹脂の性質への悪影響がない。加工時のダスト発生もまた、除去することができる。

冷却回路の水量に対して添加剤として 0.2–5 %

2016.06(第1版)

記載されている数値は代表値であり、 品質規格ではございません。  (注) この資料は弊社の経験により最善と考えられるものですが、 個々の系については充分テストの上御使用下さるようにお願い申し上げます。

Page 11: ビックケミー熱可塑性樹脂用添加剤320C,21.6Kg MVR 1.3% < 0.5% 2色成形TPE-Sへの密着向上剤 ・硬質(PA,PC,ABSなど)の基材との密着を向上かつ、圧縮ひずみの低減

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カップリング剤 – 相溶化剤衝 撃 改 質 剤 – 密着性向上剤プラスチック業界向け高機能プラスチック改質剤

SCONA 改質剤とは? SCONA 主な製品とその用途

SCONA – 主な用途

SCONA改質剤はさまざまなポリマーをベースにできます。主にはポリオレフィン(PEおよびPP)、エチレンビニルアセテート(EVA)やSEBSなどのコポリマー、ポリ乳酸などの特殊なポリマーです。

これらのベースポリマーは以下にあげるような各種の機能グループによって改質されます:無水マレイン酸(MAH)、アクリル酸、メチルメアクリレート、スチレン、ビニルシラン、ヒドロキシエチルアクリレート、グリシジルメタクリレート他

用 途 ベースポリマー 製 品 名自動車 PA – GF SCONA® TSEB 2113 GB

PP – GF SCONA® TPPP 9012 FA / GA

SCONA® TPPP 9112 FA / GA

SCONA® TPPP 9212 FA / GA→ガラス繊維強化熱可塑性樹脂の機械的特性を向上させる 例:自動車業界の部品向け(→バンパーなど)

衝撃改質剤 PA – 耐衝撃性高 SCONA® TSPOE 1002 GBLL/CMB 1-2

PA – 耐衝撃性中 SCONA® TSEB 2113 GB→ PA部品の耐衝撃性を向上させる改質剤 (→電子機器)

ウッドプラスチック PE SCONA® TSPE 2102 GAHD

コンポジット PP SCONA® TPPP 8112 FA / GA →プラスチック内部の木質繊維の物理的結合を向上させる改質剤。高い機械的特性と環境の影響

に対する抵抗を保持し、高レベルの配合実現させる。(→甲板材、屋外パネル)

TPE-オーバーモールド SEBS –Basis SCONA® TSKD 9103

+ 2K-射出成形 PP SCONA® TPPP 8112 FA / GA

SCONA® TPPP 2112 FA / GA→エラストマーと、PA、ABS、PCなどの「柔らかいプラスチック」と「固いプラスチック」との接

合を向上させる(→医療用)

包装用テープ PET SCONA® TPPP 2003 GB→ PETの強靱性や引裂強度を向上させる(包装用テープ:ストラップ)

クレイ PP SCONA® TPPP2112 FA / GA→ PPのクレイの分散性(剥離性)を向上させる

▪カップリング剤ウッドプラスチックコンポジット(WPC)やガラス繊維強化ポリオレフィン(PE、PP)、ポリアミド(PA)向け

▪相溶化剤 / 密着性向上剤熱可塑性エラストマー(TPE)向け

▪衝撃改質剤ポリアミド(PA)、ポリエチレン-テレフタル酸エステル

(PET)向け

▪分散剤 / 剥離剤例:熱可塑性樹脂HFFR混合物内のクレイや、食品包装用途などの保護フィルム向け

SCONA プラスチック改質剤

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本   社 : 〒162-0845 東京都新宿区市谷本村町3-29TEL 03-6457-5501 FAX 03-6457-5502

大   阪 : 〒530-0004 大阪市北区堂島浜1-4-4TEL 06-4797-1470 FAX 06-4797-1477

尼崎テクニカルサービスラボ : 〒660-0083 兵庫県尼崎市道意町7-1-3-510TEL 06-6415-2660 FAX 06-6415-2678

ANTI-TERRA®, BYK®, BYK®-DYNWET®, BYK®-SILCLEAN®, BYKANOL®, BYKETOL®, BYKJET®, BYKOPLAST®, BYKUMEN®, CARBOBYK®, DISPERBYK®, DISPERPLAST®, LACTIMON®, NANOBYK®,PAPERBYK®, SILBYK®, VISCOBYK®, and Greenability® are registered trademarks of BYK-Chemie.ACTAL®, ADJUST®, ADVITROL®, ALUFERSOL®, BENTOLITE®, CLAYTONE®, CLOISITE®, COPISIL®, FULACOLOR®, FULCAT®, FULGEL®, FULMONT®, GARAMITE®, GELWHITE®, LAPONITE®, MINERALCOLLOID®, OPTIBENT®, OPTIFLO®, OPTIGEL®, PERMONT®, PURE THIX®, RHEOCIN®, RHEOTIX®, RIC-SYN®, TIXOGEL®, and Y-25® are registered trademarks of BYK Additives.AQUACER®, AQUAMAT®, AQUATIX®, CERACOL®, CERAFAK®, CERAFLOUR®, CERAMAT®, CERATIX®, HORDAMER®, and MINERPOL® are registered trademarks of BYK-Cera.SCONA® is a registered trademark of BYK Kometra.

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