チャプター 3333:::: consoleconsoleconsole に … ソフトウェア・マニュアル...

30
Apollo ソフトウェア・マニュアル 16 Chapter 3: Console Overview チャプター チャプター チャプター チャプター 3: Console Console Console Console について について について について Console Console Console Console について について について について Console アプリケーションは、Apollo オーディオインターフェイス・ハードウェア用のソフトウェアインターフ ェイスです。 Console は馴染みのあるアナログスタイルのワークフローによって、一般的に必要な機能に はすぐにアクセスできるよう設計された使いやすいアプリケーションです。 Console の機能は、最大で4台のApollo ハードウェア・ユニットをデジタルミキシングし、それらを低レイ テンシーでモニタリング/コントロールすることです。Console では、リアルタイム UAD プロセッシングと Unison を採用した UAD プラグインを設定、使用することができます。 重要な基本コンセプト: 重要な基本コンセプト: 重要な基本コンセプト: 重要な基本コンセプト: コンソールの主な機能は、Apolloの低レイテンシー・ハードウェア・モニタリン グとリアルタイムUADプロセッシングをコントロールすることです。コンソールは、これらの機能を活用 するために使用し、DAWミキサーのソフトウェアモニタリング機能に置き換えることができます。 Consoleは、フロントエンド・シグナルプロセッシングと低レイテンシーモニタリング、またはトラッキングに 使用するために DAW と同時に使用することができます。完全なConsole セッションは、全体の構成を 簡単にリコールするためにプリセットとして保存することができ、チャンネルストリップは、チャンネルストリ ップ・プリセットとして保存、リコールすることができます。Consoleはまた、Apollo のオーディオインターフ ェイスのサンプルレート、クロックソース、リファレンス・レベルなどの I/O セッティングを設定するために 使用することができます。 Console アプリケーションは、Apolloインターフェイス内で実行するデジタルミキシングとシグナルプロ セッシング機能のリモートインターフェイスです。Console は、ホストコンピューター上で動作しますが、 コンピューター上の CPU は、これらのオーディオ機能に関与しません。すべてのシグナルプロセッシ ングはハードウェア・ユニット内部の SHARC DSP が処理を行います。 注: 注: 注: 注: Apollo インターフェイスは、内部の DSP ミキサー の動作に 内蔵 UAD DSP とメモリーリ ソースを使用します。そのため、 Apollo を接続している場合、 UAD メーターは UAD プラグ インを使用していない場合でもDSP とメモリー使用量に影響があります。 Console アプリケーションのメイン・ウィンドウ Console アプリケーションアイコン

Upload: hoanganh

Post on 30-Apr-2018

232 views

Category:

Documents


7 download

TRANSCRIPT

Apollo ソフトウェア・マニュアル 16 Chapter 3: Console Overview

チャプターチャプターチャプターチャプター 3333:::: ConsoleConsoleConsoleConsole についてについてについてについて

Console Console Console Console についてについてについてについて Console アプリケーションは、Apollo オーディオインターフェイス・ハードウェア用のソフトウェアインターフ

ェイスです。 Console は馴染みのあるアナログスタイルのワークフローによって、一般的に必要な機能に

はすぐにアクセスできるよう設計された使いやすいアプリケーションです。

Console の機能は、最大で 4 台の Apollo ハードウェア・ユニットをデジタルミキシングし、それらを低レイ

テンシーでモニタリング/コントロールすることです。Console では、リアルタイム UAD プロセッシングと

Unison を採用した UAD プラグインを設定、使用することができます。

重要な基本コンセプト:重要な基本コンセプト:重要な基本コンセプト:重要な基本コンセプト: コンソールの主な機能は、Apollo の低レイテンシー・ハードウェア・モニタリン

グとリアルタイム UAD プロセッシングをコントロールすることです。コンソールは、これらの機能を活用

するために使用し、DAW ミキサーのソフトウェアモニタリング機能に置き換えることができます。

Console は、フロントエンド・シグナルプロセッシングと低レイテンシーモニタリング、またはトラッキングに

使用するために DAW と同時に使用することができます。完全な Console セッションは、全体の構成を

簡単にリコールするためにプリセットとして保存することができ、チャンネルストリップは、チャンネルストリ

ップ・プリセットとして保存、リコールすることができます。Console はまた、Apollo のオーディオインターフ

ェイスのサンプルレート、クロックソース、リファレンス・レベルなどの I/O セッティングを設定するために

使用することができます。

Console アプリケーションは、Apollo インターフェイス内で実行するデジタルミキシングとシグナルプロ

セッシング機能のリモートインターフェイスです。Console は、ホストコンピューター上で動作しますが、

コンピューター上の CPU は、これらのオーディオ機能に関与しません。すべてのシグナルプロセッシ

ングはハードウェア・ユニット内部の SHARC DSP が処理を行います。

注:注:注:注: Apollo インターフェイスは、内部の DSP ミキサー の動作に 内蔵 UAD DSP とメモリーリ

ソースを使用します。そのため、 Apollo を接続している場合、 UAD メーターは UAD プラグ

インを使用していない場合でも DSP とメモリー使用量に影響があります。

Console アプリケーションのメイン・ウィンドウ

Console アプリケーションアイコン

Apollo ソフトウェア・マニュアル 17 Chapter 3: Console Overview

コンソールの機能コンソールの機能コンソールの機能コンソールの機能 Console は、Apollo と同時に使用すると、次のような機能が有効になります。:

• ハードウェアコントロールハードウェアコントロールハードウェアコントロールハードウェアコントロール –––– Apollo のフロントパネルのハードウェアコントロール(ヘッドフォン

のボリュームを除く)は、コンソールを使用してコントロールすることができます。たとえ Apollo

がオペレーターの手の届かないところにあったとしても、簡単にハードウェアコントロールを行

うことができます。

• バッファーフリーモニタリングバッファーフリーモニタリングバッファーフリーモニタリングバッファーフリーモニタリング---- コンソールを使用すると、パフォーマーにとって困難を生むレコ

ーディングやモニタリング時に起こる DAW I/O のバッファーや、レイテンシーの問題を取り除き

ます。モニタリングシグナルフローから“ソフトウェアモニタリング”を除くことで、バッファリング

やレイテンシーは問題にならなくなります。

• リアルタイムリアルタイムリアルタイムリアルタイム UAD UAD UAD UAD プロセッシングプロセッシングプロセッシングプロセッシング ---- UAD パワードプラグインは、すべてのコンソール入力や、

AUX リターンに対し(DSP リソースの範囲内で)インサートすることができます。モニタリングや

トラッキングを行う際にすばらしい音を経験することができます。モニター、AUX、ヘッドフォンミ

ックスを含むすべて(処理前後とも)のミックスバスは、必要に応じてレコーディングするために

DAW へルーティングすることができます。

• UnisUnisUnisUnisonononon ---- Apollo の Unison™ テクノロジーは、重要なインピーダンス、ゲインステージの“スィー

トスポット”、部品レベルでの回路の挙動などを含む世界中で人気のあるチューブやソリッドステ

ート・マイクプリアンプのトーンを提供します。

• センドセンドセンドセンド////リターン・リターン・リターン・リターン・AUX AUX AUX AUX バスバスバスバス ---- Console は、2 系統のプリ/ポスト・ステレオ AUX バスを持ち、

(UAD DSP を節約するために)グルーピングしてエフェクトを掛けたり、 DAW にルーティング

するためにそれぞれのインプットに独立したセンドレベルを設定可能です。

• フレキシブルなフレキシブルなフレキシブルなフレキシブルな CUE CUE CUE CUE モニター・ミキシングモニター・ミキシングモニター・ミキシングモニター・ミキシング - 最大 4 系統(Apollo Twin は 2 系統)のステレオ

CUE ミックスを使用し、パフォーマーがそれぞれのバランスでお好みのバランスでもモニタリン

グを行うことができます。CUE ミックスは、ヘッドフォンや、ラインインプットに簡単にルーティン

グすることができます。

• フレキシブルなシグナル・ルーティングフレキシブルなシグナル・ルーティングフレキシブルなシグナル・ルーティングフレキシブルなシグナル・ルーティング - Console を使用してハードウェア・インプットをハード

ウェア・アウトプットにルーティングすることができます。(Apollo&Apollo 16 のみ)さらに CUE

ミックス・バスは、必要に応じてハードウェア・アウトプットにミラーリングすることができます。

• セッション・マネージメントセッション・マネージメントセッション・マネージメントセッション・マネージメント - コンソールの設定を完全な状態で保存することができ、数多くの

セッション管理のためにプリセットとしてディスクからロードすることができます。Console リコ

ール・プラグインを使用して DAW のセッション内に設定を保存することも可能です。

グローバル・セッティンググローバル・セッティンググローバル・セッティンググローバル・セッティング

Console Settings ウィンドウ内パラメーター等、様々なグローバルな動作を設定するために使用可能

です。:

• ハードウェアハードウェアハードウェアハードウェア ---- サンプルレート、クロックソース、リファレンス・レベルやデジタル・アウトプッ

トのミラーリングなどインターフェイスのグローバルなインターフェイス設定を行います。

• ソフトウェアソフトウェアソフトウェアソフトウェア - メーターやプラグインウィンドウの動作のようなコンソールのグローバルな設

定を行います。

• FlexFlexFlexFlex ドライバードライバードライバードライバー ---- この強力な機能によって Core Audio ドライバーレベルでのシグナル・ルーティ

ングとカスタマイズした I/O のネーミングが可能になります。カスタム・ドライバーのルーティング表

は、保存し、プリセットとしてリコールすることができます。

Apollo ソフトウェア・マニュアル 18 Chapter 3: Console Overview

Console Console Console Console を使用するを使用するを使用するを使用する

Console アプリケーションは、DAW なしで、また DAW と組み合わせても使用可能です。

DAW DAW DAW DAW なしでなしでなしでなしで Console Console Console Console を使用するを使用するを使用するを使用する - コンソールは、DAW や他のオーディオソフトウェアを使用せずに

単独で使用することもできます。Console を DAW やオーディオ・アプリケーションを使用せずに単体で

使用することができます。 DAW の録音再生機能が必要としない場合、Console は、すべての Apollo の

機能へのアクセスを可能とし、Apolloのデジタルミキシング、モニタリングとリアルタイムUADプロセッシ

ング機能の使用をシンプルにします。

DAW DAW DAW DAW と同時にと同時にと同時にと同時に ConsoleConsoleConsoleConsole を使用するを使用するを使用するを使用する ---- Console を DAW と同時に使用すると、レコーディングやモニタリング

時に Apollo の入力にリアルタイム UAD プロセッシングを低レイテンシーで使用することができます。この

方法では、Console は、レコーディング時の入力モニターコントロールするために使用され、DAW のソフト

ウェアモニタリング機能は無効になっています。このワークフローは、DAW を経由してソフトウェアモニタ

リングを使用することに関連する I/O のバッファリング・レイテンシーを完全に取り除きます。

重要:重要:重要:重要: 信号が二重になることを防ぐために、Console をモニタリングに使用する際は、DAW のソ

フトウェアモニタリングを無効にする必要があります。DAW のソフトウェア・モニター機能がオン

になっている場合は、逆に Console のインプットがミュートされている必要があります。

UAD プラグインをコンソールと DAW で同時に使用することができます。この方法では、Apollo の DSP リソ

ースは、2つのアプリケーションで共有します。リアルタイム UAD プロセッシングはコンソールによって使用

でき、バッファー(ノンリアルタイム)UAD プロセッシングは DAW 内の VST、RTAS、AAX64、Audio Units プ

ラグインとして使用可能です。

ヒント:ヒント:ヒント:ヒント: Console は、DAW が起動しているかどうかに関係なくいつでも終了することができます。

ConsoleConsoleConsoleConsole とととと Apollo Apollo Apollo Apollo の相互作用の相互作用の相互作用の相互作用

Console 設定は、Apollo のハードウェアをミラーリングしています。片方で行われた変更は他方にも反

映されます。Apollo が接続されていないときに Console で行われた変更は、後に Apollo が接続され

た時に Console の設定がハードウェアに送られます。

重要:重要:重要:重要: Apollo のフロントパネルのハードウェア・コントロールを使用して行われた変更は、後に

Console が起動された時に、ハードウェア・コントロールの設定が上書きされます。

Apollo ソフトウェア・マニュアル 19 Chapter 3: Console Overview

Console Console Console Console へのアクセスへのアクセスへのアクセスへのアクセス

Console アプリケーションを開くには以下の方法を使用してください。

• OS X メニューバーの青い UA ダイアモンド・ロゴ(画面右上)をクリックし、ドロップダウンメ

ニューの中から“Console”を選択してください。

Mac OS X メニューバーから Console へのアクセス

• OS X Dock の Console アプリケーション・アイコンをクリックしてください。

Mac OS X Dock から Console へのアクセス

• OS X のファインダー内にあるアプリケーション / Universal Audio/Console.app をダブルクリック

してください。

Mac OS X ファインダーから Console へのアクセス

Console Console Console Console を終了するを終了するを終了するを終了する

Console は以下のいずれかの方法を使用して終了することができます。:

• Console が前面にあるときに Mac OS X アプリケーション・メニュー(画面左上)から“終了”を選択

してください。

• Mac OS X キーボードのショートカット(Command+Q)を使用してください。

• (Window Title Bar の Close ボタンを使用して)すべての Console ウィンドウを閉じてください。

クリック

Apollo Software Manual 20 Chapter 3: Console Overview

ConsoleConsoleConsoleConsole のレイアウトのレイアウトのレイアウトのレイアウト

Console のコントロールは、多くのアナログミキサーに見られるものと同様のレイアウトで、機能にしたが

ってグループ化されています。

ビュー・コラム チャンネルインプッ

ト・ストリップ Aux リターン

ストリップ

モニター・コントロール

Console のメインウィンドウとコントロールのレイアウト

ダイナミック・ウィンドウサイズダイナミック・ウィンドウサイズダイナミック・ウィンドウサイズダイナミック・ウィンドウサイズ

Console のハイリゾリューション・ウィンドウダイナミックスに任意のワ

ークスペースに適合するようリアルタイムに調節することができます。

ウィンドウ・サイズを調整するにはウインドウの端のいずれかをクリッ

ク、ドラッグしてください。

WidthWidthWidthWidth(幅)(幅)(幅)(幅)

Console ウィンドウの幅を小さくすると、インプット・チャンネルの可視数

を減らします。可視域の外側にあるインプットチャンネルを確認するには、

メーターブリッジ 内の バンクバー を使用してください。

ウィンドウのサイズを変更す

るには、ウインドウの角や

端をドラッグしてください。

インフォバー

ウィンドウタイトル・バー

Apollo Software Manual 21 Chapter 3: Console Overview

HeightHeightHeightHeight(高さ)(高さ)(高さ)(高さ)

Console のウィンドウを垂直方向に調整する場合、表示されているコンポートを画面のサイズに合わ

せて修正します。高さを増えると表示するコンポーネントが増え、減少するといくつかのコンポーネント

が表示されなくなります。

ヒント:ヒント:ヒント:ヒント: ウィンドウ・サイズに関係なくすべてのコントロール・コンポーネントを使用することができます。

ウィンドウ・サイズを調整して表示が変更される

コントロールとコンポーネントに関しては部分的

なスクリーンショットを参照してください。

上図は左に示すウィンドウよりも縦方向にコ

ンパクトになっています。

マルチ・ウィンドウマルチ・ウィンドウマルチ・ウィンドウマルチ・ウィンドウ

複数の Console ウインドウを開くことができます。開いて

いる各ウィンドウには独自のビューと、サイズを設定する

ことができ、マルチディスプレイがサポートされています。

別のウインドウを開くには、画面右上の UA のアイコン

をクリックし、ドロップダウンメニューの中から“New

Console Window”を選択してください。

別の Console ウィンドウを追加する。

Apollo Software Manual 22 Chapter 3: Console Overview

グローバルウィンドウの構成要素グローバルウィンドウの構成要素グローバルウィンドウの構成要素グローバルウィンドウの構成要素

いくつかの見た目とコントロール・エレメントは常に Console ウィンドウに表示されますが、他は以下

に示すように、ビュー・コラムとモニター・コラムの選択に依存します。

各グローバル・エレメントの概要については、この章で説明します。すべての機能の詳細な説明は

後の章を参照してください。

以下のエレメントは、常に Console ウィンドウに表示されます。:

ビュー・コラム メーター・ブリッジ

モニター・コラム カレント・バンク

インフォ・バー バンク・バー(チャンネルが表示外の場合)

ビュー

コラム

バンクバー

(グレイ) カレント・バンク

(表示しているチャンネル) メーター・ブリッジ

(すべての隠されていないチャンネル)

モニター

コラム

ビュー・セッティング

このエリアのエレメントは、

ビューセッティングによって

変わります。

AUX とコントロー

ルルーム・コラム

は、“SHOW”ボタ

ンを使用するとここ

に表示されます。

インフォ

バー

常に表示されているコントロール・エレメント

Apollo Software Manual 23 Chapter 3: Console Overview

メーターブリッジについてメーターブリッジについてメーターブリッジについてメーターブリッジについて

メーターブリッジ(下図)は、常に Console ウィンドウに表示されます。これは、すべてのインプット・チャ

ンネルを表示したり、これらのインプットの動作とバンク・バーなどの視野の外にあるインプットを水平

方向にスクロールするために使用します。

モノメーター(シングル)

ステレオ・メーター(デュアル)

シグナルの量(緑))

シグナルなし(黒))

チャンネルインプット・メーター

バンク・バー(グレー)

デバイス・ネーム (右クリックのオプションを使用)

隠されていないインプット・チャンネル

現在のバンク外のチャンネル(黒)

メーターブリッジ・エレメント

Apollo Software Manual 24 Chapter 3: Console Overview

カレント・バンクについてカレント・バンクについてカレント・バンクについてカレント・バンクについて

Console での重要なナビゲーションの概念は、カレント・バンクです。カレント・バンクは、次の図で示

す通り、メーターブリッジ下にある使用中の Console ウィンドウの本体に表示されているすべてのイ

ンプット・チャンネルです。

バンク・バー(グレー)

バンク・バー内のチャンネルではない

カレント・バンク(可視チャンネル)

バンク・バー内のチャンネルではない

カレント・バンクの概念図。

この例で、カレント・バンクは、ANALOG 3 ~ ANALOG 6 です。

バンク・バーを移動すると、カレントバンク・ビューに異なるチャンネルを表示することができます。

メーターブリッジ

Move gray Bank Bar to change Current Bank

Apollo Software Manual 25 Chapter 3: Console Overview

ビューコラムについてビューコラムについてビューコラムについてビューコラムについて

ビューコラム(右図)は、常に Console ウィンドウの左側に表示されます。ア

プリケーション・メニュー、ビュー・セレクター、ビュー・オプション、クリア・ス

イッチを含んでおり、右図のように設定、切り替えることができます。

ビュービュービュービュー

4つのビューを Console で使用することができます。:オーバービュー、イン

プット、インサート、センド。各ビューは、関連するエレメントを表示し、

Console ウィンドウのメインエリア内の機能と結びつけます。

ビュー・セレクタービュー・セレクタービュー・セレクタービュー・セレクター

カレント・ビューを変更するには:ビュー・コラムのビュー・セレクターをクリックし、

アプリケーション・メニューから“View”を選択するか、キーボード・ショートカットを

使用してください。

ビュー・オプションビュー・オプションビュー・オプションビュー・オプション

ビュー・オプションは、各ビュー内の様々なコントロール機能を有効にしま

す。

異なるビューを選択した時、オプションに若干の変更があります。

アプリケーション・メニューアプリケーション・メニューアプリケーション・メニューアプリケーション・メニュー

メニュースイッチをクリックすることで アプリケーション・メニューを提示しま

す。そこから様々な Console の機能にアクセスすることができます。

アプリケーション・メニュー

クリアクリアクリアクリア

クリア・スイッチ は、すべてのシグナルのクリッピング・インジケーターをリ

セットし、すべてのチャンネルでのソロ機能をオン/オフするために使用する

ことができます。 セッティングセッティングセッティングセッティング

セッティング・スイッチは、様々なグローバル機能を設定する Console セッ

ティング・ウィンドウを開きます。

アプリケーショ

ンメニュー

(グローバル)

ビュー

セレクター

ビュー

オプション

クリアスイッチ

(グローバル)

セッティング

スイッチ

(グローバル)

センド・ビューが表示さ

れるように設定した

ビュー・コラム

Apollo Software Manual 26 Chapter 3: Console Overview

ビュー・エレメントビュー・エレメントビュー・エレメントビュー・エレメント

各ビューは、関連したエレメントと機能を Console ウィンドウのメインエリアにあるチャンネルをインプッ

ト・ストリップに表示します。

注:注:注:注: 特にセンド・ビューを隠していない限り、メインモニターミックス・コントロールはすべてのビューで

同じです。

各ビューはインプットチャンネル・ストリップの異なるエレメントを表示します。

Apollo Software Manual 27 Chapter 3: Console Overview

モニター・コラムについてモニター・コラムについてモニター・コラムについてモニター・コラムについて

モニター・コラム(右図)は常に Console ウィンドウの右側に表示されます。

モニター・コラムは、右図のようにアウトプット、CUE アウトプット、インサー

トエフェクト・プリントの切替え、セッションファイル・マネージメントなどに関

連したエレメントが含まれています。

モニター・メーターモニター・メーターモニター・メーターモニター・メーター このメーターは、モニターレベル・コントロールの前にモニターミックス・バス

のシグナル・レベルを示します。ここに表示するレベルは、Apollo のフロン

トパネル上のモニター 1 - 2 LED メタ―の状態をミラーリングします。

グローバルインサート・エフェクトグローバルインサート・エフェクトグローバルインサート・エフェクトグローバルインサート・エフェクト Console にインプットされたシグナルにインサートした UAD プロセッシング

を適用(プリント・ウェット)して DAW に送るか、元のシグナルのみ(モニタ

ーウェット/プリント・ドライ)にするかをコントロールします。

インサート・エフェクトは、グローバルでもチャンネルごとでも切り替えること

ができます。

グローバルインサート・エフェクトは、個々のチャンネルの設定を上書きして

切替えます。

ストリップの表示ストリップの表示ストリップの表示ストリップの表示////非表示非表示非表示非表示 ---- Show Show Show Show StripsStripsStripsStrips AUX リターン・ストリップ、または、コントロール・ルームのオプションストリ

ップの表示/非表示を切替えます。ボタンが点灯しているときは各ストリップ

が表示されます。

Cue Cue Cue Cue アウトプット・ウィンドウアウトプット・ウィンドウアウトプット・ウィンドウアウトプット・ウィンドウ このスイッチをクリックすると、 Cue アウトプット・ポップアップ,が現れ、そこ

で Cue ミックスバスを使用可能なアウトプットにアサイン、ミラーリングする

ことができます。

モニターアウトプット・オプションモニターアウトプット・オプションモニターアウトプット・オプションモニターアウトプット・オプション モニターアウトプットをミュート、またはモノラルに設定することができます。

ALT モニタリングをオンにすると、新たなスイッチが現れ、モニターミックス

にどの出力をルーティングするか設定します。

モニターレベルモニターレベルモニターレベルモニターレベル

モニター メーター

グローバル インサートエフェクト

ス ト リ ッ プ の 表示/非表示

Cue アウトプット ウィンドウ

モ ニ タ ー アウトプットオプション

モ ニ タ ー レベル

セッション

マネージャー

モニター・コラムモニター・コラムモニター・コラムモニター・コラム

Apollo のモニターアウトプットのマスターレベル・コントロールです。Apollo のフロントパネル上のモニタ

ー・ノブと同じ機能を持ちます。ノブの周囲が赤くなっている場合には、モニター・アウトプットはミュート

されています。

セッション・メニューセッション・メニューセッション・メニューセッション・メニュー このスイッチをクリックすると、Console の設定ファイルを関しているセッションマネージャー・ポ

ップアップが開きます。

Apollo Software Manual 28 Chapter 3: Console Overview

インフォ・バーについてインフォ・バーについてインフォ・バーについてインフォ・バーについて

インフォ・バー(下図)は、常に Console ウィンドウの下部に表示されます。いくつかの重要な機能へのア

クセスを提供します。

Console テンポ ディスプレイ&メニュー

クロックソース ディスプレイ&メニュー

サンプルレート ディスプレイ&メニュー

UAD リソース・ゲージ(表示のみ)

インフォ・バーの内容

テンポテンポテンポテンポ Console の現在のテンポを BPM で表示します。この値は、テンポシンクが使用できる Console 内の

UAD プラグインに使用可能となります。別のテンポを指定したり、タップテンポを行うためには、この

エリアをクリックしてください。

サンプルレートサンプルレートサンプルレートサンプルレート Apollo の現在のサンプルレートを表示します。DAW を使用せずに Console を使用する場合、ドロップ

ダウンメニューからサンプルレートを選択するためにこのエリアをクリックします。

注:注:注:注: DAW を使用する場合のサンプルレートは、 DAW 側で管理されます。

クロックソースクロックソースクロックソースクロックソース 使用しているクロックソース(Internal、ADAT、S/PDIF、Word Clock)をここに表示します。ドロップダウ

ンメニューとは異なるクロックソースをを選択するには、このエリアをクリックしてください。選択してい

るクロックにエラーがある(デジタルオーディオがシンクできていない)場合、このエリアが赤く点滅し

ます。

UAD UAD UAD UAD リソースゲージリソースゲージリソースゲージリソースゲージ

使用している すべての UAD プラグイン(Console と UAD)が使用している DSP とメモリーの負荷が

表示されます。必要に応じてあとどれくらい DSP が使用可能かどうか、使用する UAD プラグインを決

定する場合に UAD の負荷のモニタリングすることができます。

ここに表示される値は、 “UAD Meter & Control Panel”アプリケーションとミラーリングしています。 DSP

(各 SHARC チップ) の使用状況のより詳細な表示は、“UAD Meter & Control Panel ”アプリケーション

内のシステムパネルで確認することができます。

Apollo Software Manual 29 Chapter 3: Console Overview

チャンネルストリップについてチャンネルストリップについてチャンネルストリップについてチャンネルストリップについて 各 Console チャンネルのインプット・ストリップは、対応する Apollo ハー

ドウェアのインプットをコントロールします。すべての Console チャンネ

ル・インプットは(ミュート時を除いて)常に Console のモニター・アウトプ

ットにルーティングされます。 インプットは、必要に応じて Flex ルーティ

ング や、Cue アウトプット・ポップアップを使用して他のアウトプットにル

ーティングすることができます。

Console のチャンネル・インプットはアナログとデジタル間でいくつか

の違いはあるものの、本質的には以下に示すように同じです。

シグナル・フローシグナル・フローシグナル・フローシグナル・フロー

オーディオ・シグナルは、上から下へ向かって直列で Console チャンネ

ルを流れていきます。複数のプラグインがチャンネル内にインサートさ

れた場合、インサート内のプラグインはチャンネルのサウンドに影響を

与えます。プラグインの直列接続の順序を変更するには、それらをドラ

ッグして並べ替えることで可能となります。

インプット・タイプインプット・タイプインプット・タイプインプット・タイプ

Console にはアナログ、デジタル、バーチャル・インプットの三種類を備

えています。各ストリップで、使用可能なコントロールは、インプットの種

類によって異なります。

アナログ・インプットアナログ・インプットアナログ・インプットアナログ・インプット

プリアンプ・インプットプリアンプ・インプットプリアンプ・インプットプリアンプ・インプット ((((ApolloApolloApolloApollo &&&& ApolloApolloApolloApollo TwinTwinTwinTwin))))

Apollo のプリアンプ・チャンネルは、プリアンプ・コントロールで選択する

ことができる複数のアナログ・インプット(マイク、ライン、Hi-Z)を備えて

います。

プリアンプ・チャンネルは、Console で、または Apollo のフロント・パネル

から手動でマイクとライン・インプットの間で切り替えること g あできます。

¼” モノ(チップ-スリーブ)ケーブルを Apollo のフロントパネルの Hi-Z イ

ンプット端子に接続するとチャンネルは自動的に Hi-Z インプットに切り

替わります。

ライン・インプット(ライン・インプット(ライン・インプット(ライン・インプット(ApolloApolloApolloApollo 16161616))))

Console の 16 アナログ・ラインインプットは、Apollo 16 が持つ A/D 変

換の 16 チャンネルを反映しています。Apollo 16 にはプリアンプ・チャン

ネルはありません。

プリアンプ

コントロール

チャンネル

インサート

Aux& Cue

センド

Flex

ルーティング

アサイン

モニター

ミックス

コントロール

インプット

ラベル

チャンネルインプット・ストリップ

Apollo Software Manual 30 Chapter 3: Console Overview

デジタル・インプットデジタル・インプットデジタル・インプットデジタル・インプット

ApolloApolloApolloApollo

Console の 8 ADAT と 2 S/PDIF (ステレオ L/R)は、アナログ・インプットと同じように動作します。これらは、

アナログ・インプットのみが持つ、プリアンプやリファレンスレベル・セッティングを備えていない点が異なりま

す。

Apollo Twin

Apollo Twin のデジタル TOSLink インプットは、ADAT、または S/PDIF を接続することができます。

Console のインプットは、接続しているデジタル・インプットの種類を反映するように切り替えられます

(デジタル・インプットの選択は、Console セッティング・ウィンドウで設定可能)。これらは、アナログ・イ

ンプットでのみ使用可能なプリアンプやリファレンスレベル・セッティングを備えていない以外、アナロ

グ・インプットと同様に機能します。

Apollo 16

Console は、2 AES/EBU インプット(ステレオ左右)を備えています。 MADI インプットは Console で使用す

ることはできません。

VirtualVirtualVirtualVirtual InputsInputsInputsInputs

Console の virtual input チャンネルは、Apolloのハードウェアを反映していません。その代わり、Apolloの

デバイスドライバーによって DAW アウトプットからのシグナルを受取り、DAW アウトプット上にリアルタイ

ム UAD プロセッシングを行うことがます。この機能は、ライブで UAD プラグインをバーチャルインストゥ

ルメントに適用している時に I/O バッファーリングのレイテンシーを減らすことができ、とても役立ちます。.

Apollo Software Manual 31 Chapter 3: Console Overview

UAD UAD UAD UAD プラグイン・インサートについてプラグイン・インサートについてプラグイン・インサートについてプラグイン・インサートについて

UAD パワードプラグインを選択し、リアルタイム UAD プロセッシングを行うには、各インプットも

しくは AUX ストリップ内に UAD プラグインをインサートしてしてください。

Console の各チャンネル・ストリップごとに 4 つのインサートを使用することができます。したがって、

各インプット当たり、4 台までの UAD プラグインを DSP リソースの範囲内でシリアルに接続してチ

ェイン(スタック)することが可能です。

インサート ディスプレイ

チャンネルストリップ プリセット

インサート Rec/Mon インジケーター

(クリックしてスイッチ)

使用中のプラグイン (クリックしてエディット)

インサートスロット1 – 4

無効のプラグイン

(グレーの背景)

オフのプラグイン

(赤い背景)

未使用のスロット (クリックしてアサイン)

レコード/モニター

インジケーター

チャンネルインサート エフェクト・スイッチ

チャンネル・インサート

UnisonUnisonUnisonUnison インサートインサートインサートインサート

Unison 対応の UAD プラグインはプリアンプオプションの上にある専用の

Unison インサートスロットに読み込んだ時に Apollo の Unison テクノロジーが

有効になります。(右のように赤く囲まれます)

注:注:注:注: プリアンプ・チャンネル上のオーディオは、チャンネル・インサートの前に(オンにプリアンプ・チャンネル上のオーディオは、チャンネル・インサートの前に(オンにプリアンプ・チャンネル上のオーディオは、チャンネル・インサートの前に(オンにプリアンプ・チャンネル上のオーディオは、チャンネル・インサートの前に(オンに

なっていれば)なっていれば)なっていれば)なっていれば)Unison Unison Unison Unison インサートでプロセッシングされます。インサートでプロセッシングされます。インサートでプロセッシングされます。インサートでプロセッシングされます。

Unison インサートは、Apollo プリアンプ・チャンネルでのみ使用可能です。Unison イ

ンサートは標準のインサートと同じように操作することができます。

Unison インサート

Apollo Software Manual 32 Chapter 3: Console Overview

ConsoleConsoleConsoleConsole セッティングについてセッティングについてセッティングについてセッティングについて

Apollo と Console のグローバル・パラメータは、

Console のセッティング・ウィンドウで設定するこ

とができます。

Console Console Console Console セッティング・パネルセッティング・パネルセッティング・パネルセッティング・パネル

Console セッティング・ウィンドウ内のコントロール

は関連する機能に応じて配置されています。関

連するコントロールの各セットは一つのパネル内

に含まれています。

5 つのパネルを Console セッティング・ウィンドウ

で使用できます。:

Console セッティング・ウィンドウの

ハードウェア・パネル

Hardware Hardware Hardware Hardware –––– Apollo ハードウェア・デバイスのセットアップに関する設定

Core Audio Core Audio Core Audio Core Audio –––– Flex ドライバーと、カスタム・ドライバーI/O マッピングに関する設定

Display Display Display Display –––– Console 内にアイテムをどのように、どの程度表示するかを設定

PlugPlugPlugPlug----Ins Ins Ins Ins –––– Console 内で使用する UAD プラグインに関連した設定

MIDI MIDI MIDI MIDI –––– Console 内で使用するタップテンポ等の MIDI コントロールに関する設定

Console Console Console Console セッティングへのアクセスセッティングへのアクセスセッティングへのアクセスセッティングへのアクセス

Console セッティング・ウィンドウは、以下の方法のいずれかを使用して開くことができます。:

• Choose 画面> アプリケーションメニュー > Setting

• Mac OS X メニューバーの UA アイコンをクリックしドロップダウンメニューから Console Settings を選

Mac OS X メニューバーからConsole セッティングへのアクセス

• View Column の一番下にある“SETTINGS”をクリック

• ショートカット“コマンド + カンマ(⌘ + . )を使用する

Apollo Software Manual 33 Chapter 3: Console Overview

インサート・エフェクトについてインサート・エフェクトについてインサート・エフェクトについてインサート・エフェクトについて

Insert Effects セッティングは、Console でリアルタイム UAD プロセッシングを使用した場合に DAW でレコ

ーディング(プリント)するかどうかについて設定するために使用します。

• アクティブな場合、Console のインプットはプロセッシングされた音(ウェット)をレコーディングします。

UAD プロセッシングされたシグナルが聞こえ、レコーディングされます。

• インサート・エフェクトがアクティブでない場合、Console のインプットはプロセッシングされない音(ドライ)を

レコーディングします。UAD プロセッシングされたシグナルが聞こえますが、レコーディングされません。

重要:重要:重要:重要:使用中のインサートエフェクト・セッティングに関係なく、Console の Unison インサートの

UAD プラグイン・プロセッシングと AUX インサートは常に DAW にルーティングされます。

(Unison と AUX のプロセッシングは、常にレコーディングされます)

インサートエフェクト・スイッチの機能インサートエフェクト・スイッチの機能インサートエフェクト・スイッチの機能インサートエフェクト・スイッチの機能 実際のモニターミックスのドライ/ウェットに関係なくインサートエフェクト・スイッチは、Console からのイン

プットをレコーディングする際に、リアルタイム UAD プロセッシングを適用する、しないを決定します。

これは、プラグインのインサートの前(ドライ)、またはプラグインのインサートエフェクト後(ウェット)で

Console のインプットを DAW にルーティングすることで可能となります。

エフェクトをレコーディングエフェクトをレコーディングエフェクトをレコーディングエフェクトをレコーディング インサートエフェクトがレコード状態になっている場合、Apollo ハードウェアのインプット・

シグナルは、DAW にルーティングされる前に インサートされた UAD プラグインによっ

てプロセッシングを受けます。

このモードでは、Console インプットは、リアルタイム UAD プロセッシングを適用した後に

ウェット・シグナルが DAW のインプットにルーティングされます。

注:注:注:注: このセッティングは、リアルタイム UAD プロセッシングを“ウェット”レコーディングするために使用します。

エフェクトをモニターするエフェクトをモニターするエフェクトをモニターするエフェクトをモニターする

インサート・エフェクトがモニター側に設定されている場合、Apollo ハードウェアのイ

ンプット・シグナルは、UAD プラグインがインサートされる前に DAW にルーティング

されます。

このモードでは、すべての Console インプットは、モニターで リアルタイム UAD プロセッ

シングが適用されていてもインサート前に DAW のインプットにルーティングされます。

注:注:注:注: このセッティングは、リアルタイム UAD プロセッシングを適用せず“ドライ”レコーディングするために使用します。

個々のチャンネルのインサート・エフェクト個々のチャンネルのインサート・エフェクト個々のチャンネルのインサート・エフェクト個々のチャンネルのインサート・エフェクト インサート・エフェクトの状態は、チャンネルごとにウェット、ドライ・レコーディングを設定可能です。詳細に

ついては、チャンネルインサート・エフェクトを参照してください。

グローバル・インサートエフェクトグローバル・インサートエフェクトグローバル・インサートエフェクトグローバル・インサートエフェクト すべてのチャンネルへのインサートエフェクトを切り替えるグローバル設定は、個々のチャンネルへの設

定を上書きします。詳細については、グローバル・インサートエフェクトを参照してください。

Apollo Software Manual 34 Chapter 3: Console Overview

CueCueCueCue についてについてについてについて

Cue ミックス・バスは、メイン・モニターミックスとは別に固有のミックスを作成するために使用できます。

Cue は、一般的に他の部屋や、オーディオ機材、またはメインモニター・ミックスとは異なるヘッドフォンミッ

クスを演奏者が使用するなど、他のアプリケーションに別ミックスをルーティングするために使用されます。

メインのモニターステレオ・ミックスバスと 2つの AUX ステレオ・ミックスバスに加えて、シグナルパスの

様々な目的に合わせて使用可能な 4 系統のステレオ Cue ミックスバス(Apollo Twin は 2 系統)を作

成することができます。

CueCueCueCue ラベルラベルラベルラベル

下記のように Cue ラベルは、各 Apollo デバイスによって異なります。

ApolloApolloApolloApollo とととと ApolloApolloApolloApollo 16161616 –––– Apollo と Apollo 16 で Cue は、CUE 1、CUE 2、CUE 3、CUE 4 のラベルが付いています。

ApolloApolloApolloApollo TwinTwinTwinTwin –––– Apollo Twin の Cue は、HP (ヘッドフォン)と LINE 3/4 (ラインアウト 3 と 4)ラベルが付き、デバイ

スで使用可能なハードウェア・アウトを反映します。

CueCueCueCue コンポーネントコンポーネントコンポーネントコンポーネント

完全な Cue システムは、Cue ミックスバス、Cue センド、 Cue アウトで構成されます。

CueCueCueCue ミックスバスミックスバスミックスバスミックスバス –––– Cue ミックスバスは、個々のオーディオ・シグナルが合計されたステレオ・ミックス

です。シグナルは、Cue センド・コントロールを経由して Cue ミックスバスにルーティングされ、Cue ア

ウト・コントロールから Cue ミックスバスに戻ります。

CueCueCueCue SendsSendsSendsSends –––– Cue センドは、 Cue ミックスバスで使用する個々のチャンネルを調節します。各インプッ

ト・チャンネルと AUX リターンは、アクティブな Cue ミックスバスごとに個々のレベル、パン****、ミュート・

コントロールを備えています。これらはメイン・モニターミックスの調整に影響を受けないよう、すべての

Cue センドは、プリ・フェーダー、プリ・ミュートです。

****注:注:注:注: 2 2 2 2 つのインプット・チャンネルがステレオリンクされている場合、つのインプット・チャンネルがステレオリンクされている場合、つのインプット・チャンネルがステレオリンクされている場合、つのインプット・チャンネルがステレオリンクされている場合、 Cue Cue Cue Cue センドはステレオペアになりセンドはステレオペアになりセンドはステレオペアになりセンドはステレオペアになり

ます。ます。ます。ます。

CueCueCueCue アウトアウトアウトアウト –––– Cue ミックスバスは、Apollo の使用できるハードウェア・アウトにシグナルをルーティングするた

めのマトリックスである Cue アウトプット・ウィンドウを介してリターンされます。

CueCueCueCue モニタリングモニタリングモニタリングモニタリング–––– 使用可能な Cue アウト、またはモニターアウト・オプションを介してメイン・モニタ

ーアウトのソースとして選択することができ、すべての Cue ミックスバスをメイン・モニタースピーカ

ーで聞くことが可能になります。 CueCueCueCue カウントカウントカウントカウント

デフォルトでは、2系統(Apollo 16は4系統)の Cue がConsoleに表示されます。 最大4系統の Cue

は、Console セッティング・ウィンドウの中のハードウェア・パネルで Cue バスのカウントを増やすことで

Apollo で使用可能となります。

Apollo Software Manual 35 Chapter 3: Console Overview

センドについてセンドについてセンドについてセンドについて

Apollo は、Console 内で設定し、調整可能なステレオ・ミックスバスを最大7系統(Apollo Twin は5系統)を備え

ています。

ステレオバスは、モニター、AUX 、Cue ミックスに使用します。各 Apollo のインプットは、ステレオミ

ックス・バスのそれぞれに独立したレベル、パン、ミュート・コントロールを備えています。

ステレオ・ミックスバスステレオ・ミックスバスステレオ・ミックスバスステレオ・ミックスバス

メイン・モニターミックスに加えて、以下のステレオ・ミックスバスを使用可能です。 AUXAUXAUXAUX

2 系統のミックスバスは、例えば、リバーブやディレイのようなタイムベースで(UAD リソースを節約

するために)共有するエフェクトでリアルタイム・モニタリングに使用する際に使います。AUX ミック

スは、各インプットの 2 系統の AUX センドコントロールを調整することができます。

デフォルトでは、 AUX センドはポスト・フェーダー、ポスト・ミュートです。AUX センドは、プリ・フェー

ダーとプリ・ミュートで切り替えることができます。Aux プリ / Aux ポストファンクション・スイッチは、そ

れぞれの AUX バス・リターン・ストリップに位置しています。 CuesCuesCuesCues

Cue バスは、メイン・モニターミックスとは異なるミックスを作るためのものです。Cue は、通常、メイン・モニ

ターミックスから他の機材への個々のチャンネル、またはミックスをルーティングするため、異なるヘッドフォ

ン・ミックスを聞きたいパフォーマーのために使用します。

Cue ミックスは、各インプットと、 UAX ストリップ上で Cue センドを通して調整することができます。メイン・モ

ニターミックスの調整に影響を受け内容、 Cue センドの全ては、プリ・フェーダー、プリ・ミュートです。

注:注:注:注: デフォルトでは、2 系統(Apollo 16 は 4 系統)の Cue が Console に表示されます。

最大 4 系統の Cue は、Console セッティング・ウィンドウの中のハードウェア・パネルで

Cue バスのカウントを増やすことで Apollo で使用可能となります。

Apollo Software Manual 36 Chapter 3: Console Overview

ミックスバス・リターンミックスバス・リターンミックスバス・リターンミックスバス・リターン

ステレオミックスバス・リターンは、使用可能なアウトにミックスをルーティングすることができます。 AUXAUXAUXAUX

AUX ミックスは、AUX リターンにルーティングされます。Cue センドは、AUX リターンで Cue ミックス・

バスに AUX エフェクトをルーティングするために使用することができます。

Cue

Cue ミックスは、モニターコントロール・セクションで選択されたものを聞くことができます。Cue は、Cue ア

ウトプット・ウィンドウのマトリックスで使用可能な Apollo のアウトプットにルーティングすることができます。

モニター・アウトプットを、モニター・ミックスの代わりに Cue ミックスに切り替えることが可能です。

センドへのアクセスセンドへのアクセスセンドへのアクセスセンドへのアクセス

センドの確認、調整を行うために、オーバービュー、センド・ビューからアクセスすることができます。

注:注:注:注: センドは、インプット、インサート・ビューには表示されません。

オーバービュー・ビューオーバービュー・ビューオーバービュー・ビューオーバービュー・ビュー

以下に示すように、インプット・センドの状態に関するオーバービューは、各インプット・チャンネル・スト

リップに表示されます。このオーバービューをクリックすると、センド・ポップオーバーを開き、センドを調整

することができます。Console ウィンドウの上下に十分な高さがある場合は、個々 のセンド・ノブが所定の位置に表示さ

れます。

センド・ポップオーバーをクリックすると開く

チャンネルセンドレベル・インジケーター

チャンネルセンドミュート・インジケーター(バス名の上の四角形)

チャンネルセンドフェーダー・インジケーター

センドバス名とカラー

オーバービュー・ビュー内の各インプットチャンネル・ストリップにあるセンドを表示

Apollo Software Manual 37 Chapter 3: Console Overview

センド・ビューセンド・ビューセンド・ビューセンド・ビュー

センド・ビューでは、1 系統のセンドをすべてのチャンネルで表示することができます。表示されたセンド

は、ビュー・コラムの“SHOW”ボタンで選択することができます。センド・ビューは、より詳細なコントロー

ルを行うためにロングスロー・フェーダーを提供しています。

ヒント:ヒント:ヒント:ヒント: センド・コントロールの解像度を上げるには、Console ウィンドウの縦方向のサイズを大きく、また

はビュー・コラムで“SHOW MONITOR”ボタンを無効にしてください。

センド・ビューでは、同じセンドがすべてのインプットに表示されます。“SHOW”ボタンをクリックすると別のセ

ンドを表示させることができます。

すべてのセンドを表示するすべてのセンドを表示するすべてのセンドを表示するすべてのセンドを表示する

すべてのセンドを同時に表示するには、コンピューターのオプション・キーを押しながらセンドビューの

“SHOW”ボタンのどれかをクリックしてください。

オプション+“SHOW”ボタンのクリックですべてのセンドを表示

Apollo Software Manual 38 Chapter 3: Console Overview

ALT ALT ALT ALT モニタリングについてモニタリングについてモニタリングについてモニタリングについて

Apollo は、 ALT (オルタネイト)モニタリング機能を備えています。ALT モニタリングは、モニタースピーカ

ーを交互にコントロールする場合に使用でき、ミックスが異なるスピーカー・セットでどのように聴こえるか比

較する場合に便利です。最高で 2 ペアの ALT モニターを使用することができます。(Apollo Twin は 1 ペア)

ALT モニタリングは、ALT カウント セッティングを“0”以外の値に増やすことによって、Console セッティン

グ・ウィンドウ内のハードウェアセッティング・パネルで有効にすることができます。

ALT ALT ALT ALT モニターの接続モニターの接続モニターの接続モニターの接続

注:注:注:注: ALT チャンネル・アウトプットのアサインを変更することはできません。

ApolloApolloApolloApollo とととと ApolloApolloApolloApollo 16161616 –––– ALT 1 モニター・シグナルは、ライン・アウトプット 1-2 にルーティングされ、ALT

2 モニター・シグナルは、ライン・アウトプット 3-4 にルーティングされます。

ApolloApolloApolloApollo TwinTwinTwinTwin –––– ALT モニター・シグナルは、Apollo Twin のライン・アウトプット 3-4 にルーティングされま

す。

ALT ALT ALT ALT モニター・トリムモニター・トリムモニター・トリムモニター・トリム

ALT アウトプットの各ペアには、それぞれにトリム(ゲイン)セッティングを備えており、

メインモニター・スピーカーのボリューム・レベルとのボリューム・レベルの違いをオフ

セットするために使用することができます。

スピーカーを適切なボリュームで比較することができるようにモニター・レベルを

調節するためにこのオフセットは使用します。 ALT トリムは、 コントロールルー

ム・コラムに配置されています。

ALT ALT ALT ALT モニター・セレクトモニター・セレクトモニター・セレクトモニター・セレクト

ALT モニターは、モニター・コラムの OUTPUT セレクターで選択します。ここに

表示される ALT アウトプット・スイッチの数は ALT カウント でのセッティングに

よって変わります。

ALT ALT ALT ALT モニター・ボリュームとミュートモニター・ボリュームとミュートモニター・ボリュームとミュートモニター・ボリュームとミュート

モニターレベル・ノブは、ALT モニターとメインモニターのアウトプット・ボリュームの調節とミュートを行うことができます。

ALT トリム

ALT

レベル

ALT の値

ALT 2 (Apollo と Apollo 16)

モニター アウトプット オプション

ALT ALT ALT ALT モニター・ノブのカラーモニター・ノブのカラーモニター・ノブのカラーモニター・ノブのカラー

右に示すようにモニターレベル・ノブの周囲のリングの色は、アクテ

ィブな ALT の選択状況を示します。

グリーン:グリーン:グリーン:グリーン: メインモニター・アウトプット

オレンジ:オレンジ:オレンジ:オレンジ: ALT 1 アウトプットがアクティブ

黄色:黄色:黄色:黄色: ALT 2 アウトプットがアクティブ

ALT セレクター

Apollo Software Manual 39 Chapter 3: Console Overview

Console Console Console Console セッションについてセッションについてセッションについてセッションについて

セッション・コントロールは、セッション・プリセットファイルとして Console の完全な設定を管理するため

の方法です。Console セッション・ファイルを保存すると、現在の Console の設定をディスクに書き込み

ます。

その後、セッションファイルが再度ロードされると、Console はその間に行われた変更と関係なくまった

く同じ状態に戻されます。

注:注:注:注: モニター・セッティング、ハードウェア・セッティング、Console インプット・ラベルは、グローバル・

パラメーターなので、セッションファイルには保存されません。

セッション・コラム (最上位のセッションとフォルダ)

サブフォルダー・コラム (サブフォルダ内のセッション)

クローズ・ボタン

セッションファイル

セッションの選択 (青)

選択したサブフォルダ

(青)

現在のセッション (グレー)

その他のサブフォルダ

(選択するとコンテンツを表示)

ファンクション・ボタン

新しい

セッションのロード

既存の セッションのロード

現在の

セッションのセーブ

新しい

ファイル の作成

選択したセッションのロード

セッション・マネージャーのポップオーバー

Apollo Software Manual 40 Chapter 3: Console Overview

Flex Flex Flex Flex ドライバーについてドライバーについてドライバーについてドライバーについて

Apollo の強力な Flex ドライバー機能は、Core Audio ドライバー・レベルでの I/O ルーティングのバー

チャル・マッピング、チャンネル数、ラベリングを可能とします。Flex ドライバーの詳細については、124

ページの“Core Audio パネル” を参照してください。

重要:重要:重要:重要: I/O ルーティングのカスタムドライバーは、 ドライバーの I/O 数を変更します。ドライバー I/O の

アサインを変更する前にすべてのオーディオ・アプリケーションを終了してください。

カスタムカスタムカスタムカスタム I/OI/OI/OI/O マップマップマップマップ –––– Flex Driver を使用すると、任意の DAW を使用している時に、I/O ルーティン

グに究極の柔軟性を提供し、すべての Core Audio インプット/アウトプットに Apollo の ドライバーのイ

ンプット/アウトプットをマッピングし直すことができます。

I/OI/OI/OI/O 名のカスタマイズ名のカスタマイズ名のカスタマイズ名のカスタマイズ ––––Apollo の I/O 用ドライバー・ラベルには、カスタムでネーミングすることができ、

DAW のインプットとアウトプットの名称を変更することができます。 Flex ドライバー を使用すると、

DAW 内の チャンネルのインプット、アウトプットのセレクターは、例えば“Input 1”の代わりに“Neve 1073"

のようにネーミングが可能です。

カスタムチカスタムチカスタムチカスタムチャンネル数ャンネル数ャンネル数ャンネル数 –––– いくつかの DAW では、使用できる I/O チャンネル数が制限されます。Flex ド

ライバーを使用すると Apollo の I/O 数が DAW で使用できる I/O の最大チャンネル数を超えていても、ど

の I/O が DAW にルーティングされているか正確に指定することができます。

カスタムカスタムカスタムカスタム I/OI/OI/OI/O プリセットプリセットプリセットプリセット –––– カスタマイズした I/O 表を保存し、後にリコールしたり、他のApollo ユーザーと共有す

るためのプリセットとしてロードすることができます。

CoreCoreCoreCore AudioAudioAudioAudio パネルパネルパネルパネル –––– Core Audio パネルは、Flex ドライバーのソフトウェア・インターフェイスです。これは

Apollo の I/O の名称変更、再マッピング、保存することができるエリアです。

Flex Driver の機能は、Core Audio セッティング・パネルで設定することができます。

Apollo Software Manual 41 Chapter 3: Console Overview

ポップオーバー・ウィンドウポップオーバー・ウィンドウポップオーバー・ウィンドウポップオーバー・ウィンドウ

メインウィンドウに表示されない Console 機能の一部は、

ポップオーバー・ウィンドウによって表示されます。

ポップオーバーは、その枠外のどのエリアでもクリックすること

で自動的にウィンドウを閉じる特別なウィンドウです。

注:注:注:注: ポップオーバー・ウィンドウの大きさを調整すること

はできません。

ポップオーバーを閉じるには、ポップオーバーの外側の任意の場所をクリック、ウィンドウの右上にある

“X”スイッチを押す、コンピューター・キーボードの“ESC”キーを押してください。

ポップオーバー・ウィンドウを使用して以下の機能にアクセスすることができます。:

Cue アウトプット・アサイン チャンネル・プリセット

リネーム/リンク・チャンネルインプット Console セッション・プリセット

センド(Aux & Cue) Flex ルート・アサイン

インサート・アサイン Flex ドライバー・アサイン

プラグイン・インサート Flex ドライバー I/O プリセット

複数回のアンドゥ複数回のアンドゥ複数回のアンドゥ複数回のアンドゥ / / / / リドゥリドゥリドゥリドゥ

Console は、すべてのエディット操作の複数回アンドゥ / リドゥをサポートしています。セッションが開い

ている間、エディットした内容をアンドゥ / リドゥを繰り返し行うことができます。

• エディット操作を後ろ方向へ元に戻すには、Edit メニュー の Undo を選択するか、ショート

カット“コマンド + Z” をタイプしてください。

• エディット操作を前方向へ再度実行には、Edit メニュー の Redo を選択するか、ショートカット

“コマンド+シフト + Z” をタイプしてください。

アンドゥアンドゥアンドゥアンドゥ / / / / リドゥ・キャッシュリドゥ・キャッシュリドゥ・キャッシュリドゥ・キャッシュ

エディットした内容は、アンドゥ / リドゥ・キャッシュに保存されます。キャッシュがクリアされるまで特定

のセッション内で行った編集をアンドゥ / リドゥを行うことができます。

これらの操作によってアンドゥ / リドゥのキャッシュをクリアすることができます。:

• Console を終了する

• 異なる Console セッションをロードする

重要:重要:重要:重要: アンドゥ / リドゥ・キャッシュをクリアした後、アンドゥ / リドゥ操作を行うことはできません。

Apollo Software Manual 42 Chapter 3: Console Overview

キーボード・フォーカスとコントロールキーボード・フォーカスとコントロールキーボード・フォーカスとコントロールキーボード・フォーカスとコントロール

多くの Console の機能は、マウスを使用せずにコントロールすることができます。画面上のエレメント

がキーボードのフォーカスを受けている時、これらはすぐにコンピューターのQWERTY キーボードでナ

ビゲートすることができます。 フォーカスインジケーターフォーカスインジケーターフォーカスインジケーターフォーカスインジケーター

Consoleのキーボード・フォーカスはキーボード・コントロールのターゲットとなる画面のエレメントをまとめ

たオレンジ色のハイライト・ボックスで表示されます。 フォーカス・ナビゲーションフォーカス・ナビゲーションフォーカス・ナビゲーションフォーカス・ナビゲーション

エレメント間のフォーカスは、コンピューターの TAB キーによって変更、またはマウスで画面の別のエリ

アをクリックして行うことができます。 フォーカス・コントロールフォーカス・コントロールフォーカス・コントロールフォーカス・コントロール

フォーカスしたアイテムは、上下左右の矢印キー、またはリターン、エンター・キーを使用して選択するこ

とができます。

典型的なフォーカスの表示。左側の PRESET コラムはフォーカスされ、コラム内をキーボー

ドmp上下矢印キーでナビゲートすることができます。TAB キーを使用すると2つのコラム間

を交互にフォーカスすることができます。

Apollo Software Manual 43 Chapter 3: Console Overview

ConsoleConsoleConsoleConsole のコントロールを調整するのコントロールを調整するのコントロールを調整するのコントロールを調整する

Console は、パラメーターを調整するために一般的なソフトウェア・コントロール技術を使用します。

2- 段階スイッチ:段階スイッチ:段階スイッチ:段階スイッチ: クリックして状態を切替えます。

ノブ:ノブ:ノブ:ノブ: クリック+ドラッグで調整、またはコントロール・ショートカットを使用。 ロータリー・コントロール(UAD プ

ラグインではノブ)は、直線、円形、相対円形のコントロール・モードに対応しています。CONTROL MODES プリファ

レンスは、Console セッティング・ウィンドウ内のDISPLAY パネルで設定することができます。

フェーダー:フェーダー:フェーダー:フェーダー: クリック+ドラッグで調整、またはコントロール・ショートカットを使用。

ドロップ・メニュー:ドロップ・メニュー:ドロップ・メニュー:ドロップ・メニュー: ドロップ・メニューの内容を表示するにはクリックし、その後ドロップ・メニュー内の項

目を選択するためにクリックします。

UAD UAD UAD UAD パワードプラグイン:パワードプラグイン:パワードプラグイン:パワードプラグイン: ほとんどの UAD プラグインのコントロールは上記のコントロールと同じ方法

を使用します。しかし、いくつかのプラグインにはあきらかに見慣れない特別なコントロールを備えている

ことがあります。すべての特別なコントロールについては、UAD プラグイン・マニュアルの各プラグイン

の項に記載されています。

コントロールのショートカットコントロールのショートカットコントロールのショートカットコントロールのショートカット

以下のキーボード・ショートカットに加えて、他のいくつかのショートカットによって Console コントロール

の調節をシンプルに行うために使用することができます。::

ファイン・コントロール:ファイン・コントロール:ファイン・コントロール:ファイン・コントロール: 連続したコントロール(ノブやフェーダー)は、コントロールを調整しながらシフト・

キーを押すことでより細かい値での調整を可能とします。

スクロール・ホィール:スクロール・ホィール:スクロール・ホィール:スクロール・ホィール: 連続したコントロール(ノブやフェーダー)は、コンピューター・インプットデバイスの

スクロール機能(マウスのスクロール・ホィール等)を使用して調整することができます。コントロールの

上にカーソルを置き、パラメーター値を変更するためにスクロール・ホィールを回してください。

すべてを調整:すべてを調整:すべてを調整:すべてを調整: オプション・キーを押しながら任意のコントロールを調整すると、すべてのインプット(ま

たは AUX リターン)の同様のコントロールを同時に調整することができます。そのコントロールが最小

値、または最大値に至るまで、その相対的な差を維持します。

デフォルト値に戻す:デフォルト値に戻す:デフォルト値に戻す:デフォルト値に戻す: コマンド・キーを押しながらコントロールをクリックするとデフォルト値に戻ります。コマン

ド+オプション+クリックで同じ種類のコントロールはすべてデフォルト値に戻ります。

すべてをミュートすべてをミュートすべてをミュートすべてをミュート////ソロ:ソロ:ソロ:ソロ: オプション・キーを押しながらクリックするとすべてのチャンネルのミュート/ソロを

同時に切り替えることができます。

ドロップ・メニュー:ドロップ・メニュー:ドロップ・メニュー:ドロップ・メニュー: メニューをシングル・クリック後に表示されます。メニューを表示するためにマウスのボ

タンを押したままにする必要はありません。

Apollo Software Manual 44 Chapter 3: Console Overview

ショートカットショートカットショートカットショートカット

Console は、以下の表に記載されているキーボード・ショートカットに対応しています。

ショートカット名ショートカット名ショートカット名ショートカット名 キーボード・コマンドキーボード・コマンドキーボード・コマンドキーボード・コマンド 説明説明説明説明

新しいセッション コマンド-N 新しいデフォルトのセッションを作成

セッションを開く コマンド-O ディスクからセッションファイルをロード

セッションの保存 コマンド-S 使用中のセッションファイルを保存

名前をつけて保存 コマンド-シフト-S 使用中のセッションファイルを新規保存

アプリケーションを隠す コマンド-H ビューからアプリケーションを隠す

終了 コマンド-Q Console アプリケーションの終了

オーバービュー コマンド-1 OVERVIEW ビューに切替え

インプット コマンド-2 INPUTS ビューに切替え

インサート コマンド-3 INSERTS ビューに切替え

センド コマンド-4 SENDS ビューに切替え

インプットの表示/非表示 コマンド-I(英字の i) “Inputs modifier”の表示/非表示

ナビゲーション

のフォーカス

タブ オレンジの線で囲まれた部分を矢印キーによってフォーカス、

コントロール、ナビゲート

エレメントのナビゲーション 上下左右の矢印 矢印キーでフォーカスしたエレメントを選択

ダイアログをキャンセル ESC (エスケープ) プラグイン・アサイン、プリセットの選択、名前をつけて保存

等のダイアログ機能をキャンセル

ダイアログを確認 リターン、またはエンター プラグイン・アサイン、プリセットの選択、名前をつけて保存

等のダイアログ機能を行う

セッティング・ウィンドウ コマンド-, ( カ ン マ ) Console セッティング・ウィンドウを開く

エディットのアンドゥ コマンド-z 最後に行った機能を元に戻す(複数回のアンドゥも可)

エディットのリドゥ t コマンド-シフト-Z 最後に行った実行を元に戻す(複数回のリドゥも可)

Apollo Software Manual 45 Chapter 3: Console Overview

各各各各 Apollo Apollo Apollo Apollo デバイスの違いデバイスの違いデバイスの違いデバイスの違い

Apollo、Apollo 16、Apollo Twin は異なるハードウェア機能を持っており、Console ソフトウェアは、

それらの違いを自動的に認識し反映します。表示される Console のインターフェイスは、接続され

ている Apollo ハードウェアによって異なります。Console の昨日の違いは、具体的に本マニュア

ルに記載されています。

注:注:注:注: 特に断りのない限り、このマニュアルでの“Apollo”はすべて Apollo インターフ

ェイスを指しています。

各 Apollo オーディオインターフェイスの特定の違いを以下の表に示します。

各各各各 ApolloApolloApolloApollo モデルの主な機能の違いモデルの主な機能の違いモデルの主な機能の違いモデルの主な機能の違い

Apollo ApolloApolloApolloApollo 16161616 ApolloApolloApolloApollo TwinTwinTwinTwin

8 アナログ・ラインインプット

(1~4 はマイク/ライン/Hi-Z 切替え) 16 アナログ・ラインインプット

2 アナログ・インプット(1 はマイク

/ライン/Hi-Z 切替え、2 はマイク/

10 デジタル・インプット(S/PDIF & ADAT) 2 デジタル・インプット(AES/EBU) 最高 8 デジタル・インプット

(S/PDIF または ADAT)

14 アナログ・アウトプット(8 ライン、ス

テレオ・モニター 2 ステレオ・ヘッドフォン)

18 アナログ・アウトプット

(16 ライン、ステレオ・モニター)

6 アナログ・アウトプット(ステレオ・

モニター、ステレオ・ヘッドフォン、ラ

4 ステレオ Cue ミックスバス 2 ステレオ Cue ミックスバス

チャンネル・インプットは任意のアウトプットにルーティングされ、必要に応じて

アウトプットをモニタリングするためにミラーリングすることができます。

チャンネル・インプットは、モニター、

ヘッドフォン、ライン3-4 にルーティン

固定モニターリファレンス・レベル 選択可能なモニターオペレーティングレベル

チャンネル 5–6、7–8 のラインインプット

リファレンスレベルはペアで切り替えるこ

チャンネル 1-16 のラインインプット

リファレンスレベルは個々に切り替え

ラインアウト 3–4 のリファレンスレ

ベルはペアで切り替えることができ

8 専用バーチャル I/O チャンネル 8 専用バーチャル I/O チャンネル