学食 ビフォーアフター ~学食をよりよくするには~
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学食 ビフォーアフター ~学食をよりよくするには~. 都市計画実習 スマートキャンパス班 最終発表. 指導 教員 :鈴木勉 TA:山本克己. 代表 :西沢昴 副代表:北田春華 資料:立場かおる 印刷:星野奈月. 発表の流れ. 背景・目的. 調査. ヒアリング調査. アンケート調査. 文献調査. 現地調査. ビデオ 調査. 提案・実験 座 席数 の増加. ハイ テーブル. カウンター席. テラス 席. 分析・考察. 今後 の展望. 筑波大学の現状. 時代の変化や学生の行動に 対応できていない部分が見られる。. - PowerPoint PPT PresentationTRANSCRIPT
学食ビフォーアフター~学食をよりよくするには~
1
代表:西沢昴 副代表:北田春華 資料:立場かおる 印刷:星野奈月
都市計画実習 スマートキャンパス班 最終発表
指導教員:鈴木勉 TA:山本克己
発表の流れ
2
背景・目的
分析・考察
今後の展望
提案・実験座席数の増加
カウンター席 テラス席 ハイ
テーブル
調査
文献調査
ヒアリング調査
現地調査
アンケート調査
ビデオ調査
筑波大学の現状
3
時代の変化や学生の行動に対応できていない部分が見られる。
キャンパス改善の余地がうかがえる
筑波大学・キャンパスの課題
ハンプ
シェアドスペース
ペデストリアンデッキ混雑
バスの遅延
ピーク時の混雑
デザイン性の欠如
清潔感の欠如
交通 学食今回は学食に焦点を合わせる
筑波大学の現状 ~学食~
5
ピーク時の混雑
デザイン性の欠如
清潔感の欠如
学食 駐輪場 外灯 教室・実験室 図書館0.00%5.00%10.00%15.00%20.00%25.00%30.00%35.00%40.00%45.00%
整備・充実してほしい施設
整備・充実してほしい施設 40%以上で第 1位
学食に関する問題を取り扱う
目的
6
問題点の解消・改善
食事以外の利用に向けた環境整備
魅力的な空間の創造
学食における・・・
中間までの調査・・・
7
● 文献調査 ・学生生活実態調査(学群)平成 20年度 ・学生生活実態調査(学群)平成 22年度
● ヒアリング調査 ・厚生会< 4月 25日(水) 9: 00-10: 00> ・学内の食堂利用者< 4月 27日 (金 )14: 00-16: 00>
● 現地調査 ・学内の食堂< 4月 17日(火) 11: 25-> ・東京大学< 5月 2日(水) 12: 00-14: 30> ・東洋大学< 5月 2日(水) 15: 00-16: 00>
アンケート調査
8
基本項目利用時間満足度
利用頻度不満点
利用実態
アンケート概要
利用状況問題点特定利用目的
目的
学群生
調査内容 調査対象
アンケート調査 回帰分析
9
満足度と不満要因の関係
満足度 混雑している値段が高い
狭い清潔感がない
1人で食べづらいデザインが悪い
味が悪い雰囲気が良くない営業時間が短い
従属変数 独立変数◇ ステップワイズ法により 95%信頼区間で有意な変数→味が悪い (負の相関 ) 値段が高い (負の相関 )
・・・つまり
味が悪いと思っている人値段が高いと思っている人 満足度が低い
アンケート調査 (すべての学群対象 )
10
混雑している
狭い
1人で食べづらい
味が悪い
営業時間が短い
0% 10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%100%
学食に対する不満
感じる感じない無回答
混雑していると感じている人が 80%を超えている。
アンケート調査
11
利用する32%
利用しない63%
無回答4%
食堂の食事目的以外の利用
食堂を食事目的以外で利用する人は 4割未満
アンケート調査
12
勉強 雑談
ミーティング
休憩・暇つぶし 読書 その
他05101520253035
利用目的
食事以外の利用目的としては勉強、雑談、休憩・暇つぶしが上位
ビデオ調査
13
5月 30日 (水 )~6月 1日 (金 )
10:45~ 13:00のお昼ピーク時前後
ビデオ調査概要
利用状況把握(滞在時間、利用の仕方、グループ数
等 )
目的
3学食堂
調査日時 調査対象
ビデオ調査
14
ビデオ調査 3学食堂
155/30(水 ) 5/31(木 ) 6/1(金 )
0
5
10
15
20
25
人数別グループ数
1人2人3人4人5人6人
1人で 3学食堂を利用している人が最も多い
ビデオ調査
16時間 10:5711:1111:2511:3911:5312:0712:2112:3512:490102030405060708090100
利用率(%)
5/30(水 )
5/31(木 )
6/1(金 )
お昼のピーク時は利用率は 90%近くになる
ビデオ調査
17
1人 2人 3人 4人 5人 6人23:520:000:070:140:210:280:360:43
グループ人数別平均滞在時間(昼休み)
実験前
1人の滞在時間は短い
実験
18
座席数の不足 デッドスペースの存在
ハイテーブルの設置 テラス席の設置
カウンター席の設置
魅力ある空間
実験
19
①3学食堂 カウンター席・ 3学食堂の座席容量を増やす 1人でも使いやすい空間を目指す
実験
20
②3学食堂・テラス席 3学食堂の座席容量を増やす 開放的な空間を作ることで魅力的な空間を目指す
実験
21
③3学食堂・名店街の間のハイテーブル 3学食堂利用者が使用することによる混雑緩和を目指す デッドスペースを活用 休憩場所として利用できる魅力ある空間を目指す
実験分析 実験後アンケート
22
全体 n=88
緩和された27%
緩和されていない
65%
無回答8%
混雑緩和容易になっ
た27%
容易になっていない
66%
無回答7%
席の確保
緩和された38%
緩和されていない
59%
無回答3%
混雑解消 (昼休み )
容易になった38%
容易になってい
ない59%
無回答3%
席の確保 (昼休み )
主に昼休み( 11: 25- 12: 15)に利用 n=46
実験分析 実験後アンケート
23利用しづらい
狭くなった
通行の妨げになった
デザインが悪い
今後利用したくない
利用しやすい
1人で使いやすい
今後も利用したい
0
5
10
15
20
25
30
35
カウンター
実験分析 実験後アンケート
24利用しづらい
狭くなった
通行の妨げになった
デザインが悪い
今後利用したくない
利用しやすい
おしゃれ
開放感がある
今後も利用したい
0
10
20
30
40
テラス
実験分析 実験後アンケート
25利用しづらい
狭くなった
通行の妨げになった
デザインが悪い
今後利用したくない
利用しやすい
おしゃれ
今後も利用したい
0
5
10
15
20
25
30
ハイテーブル
実験分析 デジタルカメラ撮影
・昼食時には満席状態の時間帯もあり、3学エリアの座席容量増加につながった。
・昼食の時間外にも利用者が見られたため、席の需要があるということが確認できる。
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実験分析 ビデオ分析 6月 7日 10:45~ 13:00
45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60ABCDEFGABCDEFGHIJABCDEFGHIJABCDEFGHIJABCDEFGHIJABCDEFGHIJABCDEFABCDEFABCDEFABCDEFABCDEF
1
11時 12時10時
2
8
9
10
11
3
4
5
6
7
27
実験分析 ビデオ分析
水 木 金020406080100120
人数(昼休み)
実験前実験後
28
水 木 金0:00
0:05
0:11
0:17
0:23
平均滞在時間 (昼休み )
実験前実験後
実験後は昼休みの利用人数が減少した。
実験後は昼休みの平均滞在時間が長くなった。
考察Ⅰ.問題点の解消・改善
・統計的には変化が見られなかった。・実際には、設置した座席は利用されていた。・テラス席やハイテーブルは 3学食堂の利用者以外も使用していた。 → 3学食堂のみを対象に分析を行ったので効果が薄い?・座席容量の増加に伴い、平均滞在時間も増加 →ゆっくりと食事ができるようになった? 顧客の状況が変化? (天候、時間割、イベント ?・・・ )・カウンター席の利用が低かった。 →配置が 3食の奥過ぎた ?デザインが悪かった ?・・・ ・・・ 29
考察Ⅱ.食事目的以外の利用方法把握とそれに合わせた環境整備
・テラス、ハイテーブルの設置により、昼食時間以外の休憩、雑談、勉強などをする利用者が増えた。→ デッドスペースの有効利用
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考察Ⅲ.魅力的な空間の創造
・テラス、ハイテーブルは利用しやすい、開放感がある、おしゃれという意見 →魅力的な空間になったのでは?・勉強目的の施設としては図書館 →勉強目的以外 (雑談、休憩 )の人を対象としてテラスやハイテーブルは良い環境を提供できた?
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今後の展望・カウンター、テラス、ハイテーブルの改善
○カウンター デザインを改善、入り口付近への設置○テラス パラソルをつけるなど、日陰をつくる○ハイテーブル イスの種類を工夫、テーブル間や人の動線を考慮
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今後の展望
・学生控え室など他のデッドスペースに学食の客を誘導させて混雑緩和を促す
・ BGMにより回転率をあげる
・体芸食堂への応用 (デッドスペースの活用等 )
・厚生会に成果を提出?
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謝辞こちらの方々から多大な協力を頂き、心より感謝申し上げます。
菊池 信孝 様(筑波大学学生生活課 副課長)高谷 勝行 様(筑波大学学生生活課 専門職員)高橋 義宏 様(筑波大学学生生活課シニアスタッフ)塚本 聖 様(筑波大学学生生活課 専門職員)筒井 祐子 様(筑波大学システム情報工学等支援室 学群教務)3学食堂の店員の皆様
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参考文献・筑波大学キャンパスリニューアル計画http://www.sakura.cc.tsukuba.ac.jp/~shisetsu/05cr.html・東大生協 HPhttp://www.utcoop.or.jp・大学学食ランキングhttp://www.nikkei.com/news/ranking/article/g=96958A96889DE1E7E7EAE3E3E3E2E3E6E3E2E0E2E3E385E2E3E2E2E2http://gakushoku.info/?p=1077http://univlog.jugem.jp/?eid=2221・筑波大学キャンパス・施設紹介http://www.tsukuba.ac.jp/campuslife/campus.html・ BGMの効果及び問題点の研究―知的作業時を中心に- 谷口葉月http://www.art.hyogo-u.ac.jp/hrsuzuki/students/hatuki.pdf・社会的ジレンマ班 第三エリア 学生食堂 混雑改善計画 ~混雑とは、避けられるもの~http://toshisv.sk.tsukuba.ac.jp/jisshu/jisshu1/report/2010/g4_dilemma /・平成22年度 学生生活実態調査(学群)・平成20年度 学生生活実態調査(学群)
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ご清聴ありがとうございました。
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