技術書典 出展レポート
TRANSCRIPT
技術書典とは?(おさらい)IT系のハードウェア/ソフトウェアの技術的な情報を扱った同人誌を頒布する即売会
2016/6/25に秋葉原の通運会館で開催(第1回目)
11:00~17:00まで開催。来場者1400名(1300+関係者100名)応募者から主催者が選定。50サークル+企業参加10
ぴよまるソフトゥエア(長野谷)、応募して当選
TechBooster+達人出版会
戦果
1冊2,000円の本が75冊売れた来場者のレベルが高かった
(理解度が高く午前中は指名買い) 後半はデモしながら押し売り
紙メディアにせず、CD-Rによる電子ブック頒布だったので、利益率を確保できた
AS本を作るプロジェクト実は、ネタ元はあった「某企業の社内セミナー資料」
しかし、説明を別途行うことが前提の資料と、説明を行えない「書籍」では、説明の量がちがう!!!
入門者向けに書く本:作るのが難しい(本当)
日数が足りないので、入門者向け本をあきらめる
以前、Pagesだけで本を作りかけたが、ページ挿入/削除が行いにくく、途中で頓挫した比較的簡単な操作で本らしいものを作れる「Markdown」エディタを使うことに → URLリンクを活かせる
本を作る上での困難単体の文章、記事を作るのは簡単だが、全体像がなかなかつかみにくい(行き当たりばったり)
「書きたい内容」と「書かなくてはならない内容」の乖離
本のファイルフォーマットを決めきれなかった → HTMLでいいんじゃね?(楽) → iPhone, iPadで読めないのはダメなんじゃね?(周囲) → ePub? PDF? どれを選んだらいいのかわかんない!
紙の本からなくしたものノンブル(苦労する割に意味がない、ビューワーで数値でノンブルを表示しているのでコンテンツ側に番号を振る意味がない)
目次(表紙に機能を集約。コラム的なものは表紙に掲載せず、めくって探す楽しみ的なものを入れてみた)
止むを得ず、見出し行がページ末尾に来た場合には、強制的に改ページするタグを入れたが、すべてに対応できたわけではなかった → あきらめた!
索引は時間的に真っ先にあきらめた。PDFなんで検索してもらおう!
予想外だったこと論理的に正しい構成にすると、たいくつで眠くなる
「書籍」だと思って作りはじめたが、かなり「雑誌」的な構成にしないと読みづらかった
参考書的な内容とコラム的な内容の文章を2冊の本に分けた → 大成功! これを思いつかないと作れなかった
部分的にPDF書き出しするだけでは全体像を把握できず、1冊分PDFに書き出して連結しないとわからなかった(ビルド作業)
必殺技! 自動処理!指定フォルダ以下のMarkdown書類とPages書類をすべて検出して、PDFに書き出すAppleScriptを作成
MacDownにPDF書き出し機能はない(ASから使えない)が、強引にメニューを操作することで、強引にPDF書き出し
書き出したPDFは1ファイルのPDFに合成
進捗の推移
0
7,000,000
14,000,000
21,000,000
28,000,000
0
50,000
100,000
150,000
200,000
050
100150200250300350
ファイルサイズ
文字数
ページ数
0
1,000,000
2,000,000
3,000,000
4,000,000
0
25,000
50,000
75,000
100,000
020406080
100120
Book1 Book2
ぴよまるソフトウェアブース
DVD-Rドライブを4台、Macを3台持ち込んで量産体制を確立
後半はプロジェクターでデモを行いつつ販売
隣りのブースとは密着状態。テーブルクロスを貸したり、飲み物や食べ物を差し入れしたりして、トラブルを防止
絶賛発売中!(1/3)AppleScriptの詳細な歴史OSバージョンごとの違いなどの資料充実!
https://piyomarusoft.booth.pm
環境依存しないScriptの書き方から、Cocoaの呼び出し方、クラウド系のREST APIの呼び出しまで最新事情にフォーカスした読み物系の本
全148ページ(PDF)
絶賛発売中!(2/3)AppleScriptの詳細な参考書プログラマ向けの簡素な入門編「最速マスター」ほぼすべての予約語で用例サンプルを掲載
全483ページ(PDF)
iOSとの連携、OfficeやFMのスクリプト内での書き方クリックするとエディタに転送されるサンプル多数掲載
https://piyomarusoft.booth.pm