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73 第7章 整備スケジュールと整備手法の検討 7-1 整備スケジュール 1.まちづくりのシナリオ ステップ ステップ1:準備期 (平成 16~平成 28 年度) ステップ2:発展期 (平成 29~平成 34 年度(北陸新幹線金沢・敦賀間開業)) ステップ3:成熟期 (北陸新幹線金沢・敦賀間開業後5年を目途) 整備項目 ① 芦原温泉駅周辺整備基本計画の策定(H16~H17 年度) ② パーク&ライド駐車場の整備(東口:H20.3、西口:H21.12) ③ 西口アクセス道路の一部区間の整備 ④ JR芦原温泉駅周辺地区景観まちづくり協議会の設立(H26.11) ⑤ aキューブ及び金津本陣にぎわい広場のオープン(H27.4) ⑥ 芦原温泉駅周辺整備基本計画の改定(H28 年度) ① 新幹線駅舎の整備 ② 東西自由通路、幹在連絡通路の整備 ③ 西口及び東口駅前広場の整備、アクセス道路の整備(一部無電柱化 を含む)、自転車駐輪場の整備 ④ 県道芦原温泉停車場線、県道芦原温泉停車場中川線の改良(無電柱 化を含む) ⑤ 交流拠点エリアのうち、賑わい空間及びaキューブ北側街区におけ る都市機能の導入、土地活用検討街区における計画検討 ⑥ 駅前商店街エリアにおけるリノベーションの推進 ① 在来線駅舎の移設(予定) ② 東口アクセス道路を補完する道路の検討 ③ 土地活用検討街区(交流拠点エリア内)における都市機能の導入 ④ うるおいエリア(回遊動線の沿道、竹田川河川敷)の形成 ⑤ 道路沿道など駅周辺部の土地利用の再編、魅力ある景観の形成 整備 イメージ ②P&R 駐車場 ⑤aキューブ、 金津本陣 にぎわい広場 ②東西自由通路 幹在連絡通路 ③東口アクセス道路 ①新幹線駅舎 ③西口アクセス道路 (一部無電化を含⑤賑わい空間の機能導入 ⑤駅周辺部の土地利用再編 魅力ある景観形成 ③土地活用検討街区 の機能導入 ④うるおいエリア ②P&R 駐車場 ③西口アクセス道路 (一部) ③西口広場 自転車駐輪場 ③東口広場 自転車駐輪場 ④県道芦原温泉停車場線、 県道芦原温泉停車場中川線 の改良(無電柱化を含む) ⑥商店街リノベーション ①在来線駅舎移設 (予定) ②東口アクセス道路 を補完する道路 ⑤aキューブ北側 街区の機能導入 ⑤土地活用検討街区 の計画検討 無電柱化

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    第7章 整備スケジュールと整備手法の検討

    7-1 整備スケジュール

    1.まちづくりのシナリオ

    ステップ ステップ1:準備期 (平成 16~平成 28 年度)

    ステップ2:発展期 (平成 29~平成 34 年度(北陸新幹線金沢・敦賀間開業))

    ステップ3:成熟期 (北陸新幹線金沢・敦賀間開業後5年を目途)

    整備項目

    ① 芦原温泉駅周辺整備基本計画の策定(H16~H17 年度)

    ② パーク&ライド駐車場の整備(東口:H20.3、西口:H21.12)

    ③ 西口アクセス道路の一部区間の整備

    ④ JR芦原温泉駅周辺地区景観まちづくり協議会の設立(H26.11)

    ⑤ aキューブ及び金津本陣にぎわい広場のオープン(H27.4)

    ⑥ 芦原温泉駅周辺整備基本計画の改定(H28 年度)

    ① 新幹線駅舎の整備

    ② 東西自由通路、幹在連絡通路の整備

    ③ 西口及び東口駅前広場の整備、アクセス道路の整備(一部無電柱化

    を含む)、自転車駐輪場の整備

    ④ 県道芦原温泉停車場線、県道芦原温泉停車場中川線の改良(無電柱

    化を含む)

    ⑤ 交流拠点エリアのうち、賑わい空間及びaキューブ北側街区におけ

    る都市機能の導入、土地活用検討街区における計画検討

    ⑥ 駅前商店街エリアにおけるリノベーションの推進

    ① 在来線駅舎の移設(予定)

    ② 東口アクセス道路を補完する道路の検討

    ③ 土地活用検討街区(交流拠点エリア内)における都市機能の導入

    ④ うるおいエリア(回遊動線の沿道、竹田川河川敷)の形成

    ⑤ 道路沿道など駅周辺部の土地利用の再編、魅力ある景観の形成

    整備

    イメージ

    ②P&R 駐車場

    ⑤aキューブ、

    金津本陣

    にぎわい広場

    ②東西自由通路

    幹在連絡通路

    ③東口アクセス道路

    ①新幹線駅舎

    ③西口アクセス道路

    (一部無電柱化を含む)

    ⑤賑わい空間の機能導入

    ⑤駅周辺部の土地利用再編

    魅力ある景観形成

    ③土地活用検討街区

    の機能導入

    ④うるおいエリア

    ②P&R 駐車場

    ③西口アクセス道路

    (一部)

    ③西口広場

    自転車駐輪場

    ③東口広場

    自転車駐輪場

    ④県道芦原温泉停車場線、

    県道芦原温泉停車場中川線

    の改良(無電柱化を含む)

    ⑥商店街リノベーション

    ①在来線駅舎移設

    (予定)

    ②東口アクセス道路

    を補完する道路

    ⑤aキューブ北側

    街区の機能導入

    ⑤土地活用検討街区

    の計画検討

    無電柱化

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    2.整備スケジュール(案)

    平成 16~平成 28 年度 平成 29~平成 34 年度(北陸新幹線金沢・敦賀間開業) 北陸新幹線金沢・敦賀間開業後5年を目途

    まちづくりのステップ

    鉄道施設 北陸新幹線

    並行在来線

    交通基盤

    施設

    東西自由通路・幹在連絡通路

    西 口

    駅前広場

    アクセス道路 (一部無電柱化を含む)

    パーク&ライド駐車場

    自転車駐輪場

    東 口

    駅前広場

    アクセス道路

    アクセス道路を

    補完する道路

    パーク&ライド駐車場

    自転車駐輪場

    県道芦原温泉停車場線、県道芦原温泉

    停車場中川線(県事業) (無電柱化を含む)

    都市機能

    交流拠点

    エリア

    ロータリー隣接の

    賑わい空間

    aキューブ及び

    金津本陣にぎわい広場

    aキューブ北側街区

    土地活用検討街区

    駅前商店街エリア

    うるおい

    エリア

    回遊動線の沿道

    竹田川河川敷

    都市景観 街並み形成

    規制・誘導による街並み形成

    整備のあり方の検討~施設計画等の検討

    整備のあり方の検討~施設計画等の検討

    空き店舗や空き家のリノベーションの継続実施

    整備のあり方の検討~施設計画等の検討

    継続活用・機能強化

    北陸新幹線金沢・

    敦賀間開業

    一部区間の工事

    供用

    (在)駅舎移設工事(予定)

    (新)駅舎工事

    第3セクター設立に向けた準備・調整

    残区間の工事

    設計~駅広工事(部分供用有り)

    供用 東西自由通路等工事

    供用

    供用

    追加整備の必要性の検討

    施設等整備 完成

    道路改良

    施設計画等の検討

    完成予定施設等整備

    都市計画決定(自由通路・

    駅広・

    アクセス道路を予定)

    駅広工事 供用

    道路工事 供用

    設置工事 供用

    設置工事 供用

    完了

    追加整備の必要性の検討

    整備の必要性の検討

    完成予定

    【準備期(ステップ1)】 計画策定~一部実施~計画改定

    【発展期(ステップ2)】 駅周辺整備の進捗(金沢・敦賀間開業までに必要不可欠な事業の実施)

    駅周辺整備基本計画の策定(平成16~17年度)

    施設等整備

    駅周辺整備基本計画の改定(平成28年度)

    【成熟期(ステップ3)】 駅周辺の更なる機能性の向上

    平成 24 年 6月 金沢・敦賀間(フル規格)認可

    完成予定

    平成 21 年 12 月 駅西口駐車場供用

    平成 20 年 3月 駅東口駐車場供用

    平成 27 年 4月 オープン

    施設等整備

    平成 26 年 11 月 景観まち協設立

    施設等整備 完成予定 施設計画等の検討

  • 75

    7-2 整備手法の検討

    1.交通基盤施設の整備手法

    ・西口及び東口で予定している駅前広場等の交通基盤施設については、既に一部区間の工事を終

    えている西口アクセス道路と同様、直接買収方式による整備とする。

    ・なお、下記の交通基盤施設に関しては都市計画決定が必要である。

    2.都市機能の導入手法

    ・都市機能の導入にあたっては、想定される導入機能、土地所有者(現在または予定)を踏まえる

    と、実施主体を公共、民間、公民連携の3つに分けることができる。

    ・このうち、公民連携については、民設民営(PFI、定期借地権など)、公設民営(DBO、指定

    管理者制度など)などのPPP手法(パブリック・プライベート・パートナーシップ)の導入も視

    野に取り組むことが考えられる。

    ・また、民間が主体となる場合は国庫補助の適用に向けた支援などの公共による後方支援、さら

    に、公共が主体となる場合は市民参画による施設計画の検討など、公共と民間の協働による取

    り組みが望まれる。

    想定される導入機能 土地所有者 実施主体

    ①ロータリー隣接の賑わい空間 観光案内機能、交流機能 公共(予定) 公民連携

    ②aキューブ及び金津本陣にぎ

    わい広場、aキューブ北側街区

    交流機能、市民活動拠点

    機能、地域情報発信機能 公共(現在) 公民連携

    ③土地活用検討街区 休息機能、集客機能 民間(現在) 民間もしくは

    公民連携

    ④駅前商店街エリア 飲食・物販機能 民間(現在) 民間

    ⑤回遊動線の沿道 飲食・物販機能 民間(予定) 民間

    ⑥竹田川河川敷 散策・休憩機能 公共(現在) 公共

    東口広場

    東口アクセス道路

    東西自由通路

    西口広場

    西口アクセス道路

    賑わい

    空間

  • 76

    第8章 実現に向けた課題整理

    1.新幹線関連計画との整合・調整

    ・平成 34 年度末の北陸新幹線金沢・敦賀間の開業に向けて、新幹線に関連する諸計画が運営主

    体であるJR西日本、建設主体である鉄道・運輸機構によって検討されている。

    ・本市が主体となって計画及び整備を行う自由通路や駅前広場等については、新幹線関連計画

    との整合が必要不可欠であるため、引き続き両者との調整を密に取りながら、整備推進に向

    けて取り組む必要がある。

    2.都市計画決定に向けた協議・調整

    ・本計画に位置付けた骨格的な交通基盤施設(自由通路、駅前広場、アクセス道路)は、その整

    備にあたり都市施設として都市計画決定する必要がある。

    ・整備スケジュールから都市計画決定は平成 29 年度中を目標とし、今後、具体的な位置・規

    模及び施設内容の確定に向けて、関係機関等(鉄道・運輸機構、福井県、公安委員会、JR西

    日本、その他交通事業者等)との協議・調整を進める必要がある。

    3.第3セクター設立に向けた準備・調整

    ・新幹線開業後は並行在来線が第3セクターへ移管されることになる。第3セクターの運営体

    制及びこれに要する経費・負担割合については、県をはじめとする構成団体と開業までに十

    分な調整を行う。

    ・また、新幹線開業後の第3セクターによる在来線駅舎の移設については、これに要する経費

    等を踏まえ、JR西日本、県などと慎重に協議を進める必要がある。

    4.まちづくり推進上の課題

    (1)地域住民・民間によるまちづくりへの取り組み

    ・駅西口における『賑わい及び交流の拠点づくり』や『歩行者回遊の動線づくり』では、住民

    や商業者を含む民間の積極的な取り組みが必要と考えられる。

    ・このため、中心市街地活性化の取り組みの一環として、本市さらには嶺北北部地域が有する

    広範なまちづくりの課題の中で、関係団体や市民団体等が中心となって、ハード・ソフト両

    面からまちづくりに取り組む必要がある。

  • 77

    (2)交通基盤施設の継続検討

    ・東口アクセス道路を補完する廃線敷を活用した市道や、東西のパーク&ライド駐車場につい

    ては、北陸新幹線金沢・敦賀間開業までの発展期における駅周辺の土地利用や人の流れなど

    の変化に注視しながら、整備の必要性について継続的に検討を進める必要がある。

    (3)新幹線駅舎や交通基盤施設のデザイン等の具体化

    ・平成 28 年 12 月 22 日、鉄道・運輸機構に対して新幹線駅舎デザインコンセプトに関する要望

    書を提出した。今後、同コンセプトを基に鉄道・運輸機構から複数案の駅舎デザインが提案

    され、そのうち1つを本市が選定することになる。

    ・新幹線駅舎のデザインは、本市や嶺北北部地域の玄関口として、市民や圏域住民が誇りを持

    って受け入れられるデザインとすることが求められるため、選定にあたっては、幅広い方々

    の意見を集約できる手法を取り入れる必要がある。なお、その際は、駅前広場やアクセス道

    路などのデザインについても意見が伺えるよう、段取りを進めることが望まれる。

    (4)駅周辺の土地利用・景観誘導施策の具体化

    ・西口、東口いずれにおいても本市、更には嶺北北部地域の玄関口にふさわしい土地活用を行

    うとともに、新幹線駅舎や交通基盤施設のデザインと調和した景観形成を進める必要がある。

    ・このため、都市計画マスタープランなどと整合がとれた土地利用計画を立案するとともに、

    平成 26 年 11 月に設立された「JR 芦原温泉駅周辺地区 景観まちづくり協議会」が主体とな

    った街並み形成を支援する必要がある。

    5.合意形成上の課題

    (1)関係権利者の意向調査と受け皿の整備

    ・直接買収方式により整備を行う交通基盤施設や、民有地を対象とした都市機能の導入を実現

    するためには、土地所有者などの関係権利者の合意形成が必要不可欠である。

    ・このため、関係権利者のニーズを把握するとともに、代替地が必要となる場合は、その確

    保・斡旋を行うなど、関係権利者の受け皿をしっかり整える必要がある。

    (2)市民参加による具体化に向けた検討

    ・今回の計画改定や並行して進められた「あわら市地域ブランド創出事業」では、地域住民を

    含めた市民参加による検討が進められ、市民からは積極的な意見・要望が多く聞かれた。

    ・今後、駅周辺整備(交通基盤施設整備、都市機能導入、景観形成等)の具体化または実現化

    に向けては、今回と同様に一般市民を交えた検討の場を設けると同時に、やる気のある市民

    を中心とした部会等を立ち上げ、市民主導で取り組むシステムをつくることが望まれる。

    (3)圏域全域へのまちづくり機運の高まり

    ・北陸新幹線芦原温泉駅周辺は、その駅勢圏や交通ターミナル機能から、あわら市の玄関口で

    あるだけでなく嶺北北部地域の玄関口である。

    ・このため、駅周辺整備にあたっては広く圏域住民にアピールし、圏域全域でのまちづくり機

    運を高める必要がある。

  • 77

    参 考 資 料

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    参考資料1.委員長報告

    平成 29 年 3 月 23 日

    あわら市長 橋本 達也 様

    芦原温泉駅周辺整備基本計画改定委員会

    委員長 川上 洋司

    芦原温泉駅周辺整備基本計画【改定版】の策定について(報告)

    芦原温泉駅周辺整備基本計画改定委員会及び改定ワーキング部会は、平成 28 年度に各4回の

    会議を開催し、協議を重ねた結果、以下のとおり基本計画を改定しましたので報告いたします。

    1.交通施設計画について

    (1)新幹線駅舎は、JR 西日本及び鉄道・運輸機構が示すとおり、現駅舎の北側(金沢より)に

    計画する。

    (2)在来線駅舎は、金沢・敦賀間開業時においては現駅舎を利用することとし、その後の橋上

    移設については、福井県、JR 西日本等関係機関と継続的に協議を進める。

    (3)東西自由通路は、新幹線駅舎の南端(福井より)に計画し、その幅員は 4.5mを基本とする

    が、駅舎の詳細の位置が決定した際に幅員 6.0mを視野に再度検討する。また、現駅舎を

    利用する間は、両駅舎を幅員 2.5mの連絡通路で結び、乗り換えの利便性に配慮する。

    (4)西口広場は、広域ターミナル拠点としての機能強化を図るため、現広場北側の市営駐車場

    を活用して拡張する。なお、広域的な賑わい・交流拠点に位置づけられることから、交通

    結節機能のみならず、賑わい・景観機能の強化や充実もあわせて実現できるレイアウトと

    する。

    (5)西口アクセス道路は、主要観光地であるあわら温泉街方面との連絡を考慮し、新たに芦原

    温泉駅と県道水口牛ノ谷線を結ぶ形で計画する。

    (6)東口広場は、東口方面からの日常的な利用、西口広場の機能補完に対応できるよう、新幹

    線駅正面に計画することとし、既存の道路形態を活かしたレイアウトとする。

    (7)東口アクセス道路は、新幹線口と市道旭・山室線を結ぶ市道 171 号線の拡幅を計画する。

    (8)自転車駐輪場について、西口では駅前広場内もしくは駅前広場隣接部への配置、東口では

    新幹線高架下への配置を基本とする。

    2.都市機能及び都市景観について

    (1)広域的な賑わい・交流拠点に位置づけられる西口に設定した交流拠点エリア、駅前商店街エ

    リア、うるおいエリアについて、各エリアの特性に応じた都市機能の導入を推進する。特

    に、金沢・敦賀間開業までの実現を目指す交流拠点エリア内の賑わい空間及びaキューブ北

    側街区、現時点から実施できる駅前商店街エリアのリノベーションについては、直ちに計

    画の具体化に向けた検討を進める。

  • 79

    (2)都市景観については、景観まちづくりの目標“水と緑と歴史がつながる風景づくり”に基

    づき設定した賑わいゾーン、駅前商店街ゾーン、水と緑のゾーン毎のコンセプトを基本に、

    交通施設や都市機能に係る計画の深度化などにあわせて、景観イメージを具体化する。

    3.整備スケジュールについて

    (1)平成 34 年度末の金沢・敦賀間開業に向けては、鉄道利用者が不自由なく利用するために最

    低限必要となる交通結節機能(新幹線駅舎、自由通路、駅前広場、アクセス道路等)を確

    実に整備するとともに、新幹線開業を契機とした賑わいや交流の創出に向けた都市機能の

    導入(賑わい空間、aキューブ北側街区)を実現する。

    (2)その他の計画についても、金沢・敦賀間開業後5年を目途に実現できるよう、計画の深度

    化を段階的に進める。

    4.実現に向けた課題について

    (1)あわら市が主体となって計画及び整備を行う自由通路や駅前広場等については、JR 西日

    本や鉄道・運輸機構が検討する新幹線関連計画との整合が必要不可欠であるため、引き続

    き両者との調整を密に取りながら、整備推進に向けて取り組む必要がある。

    (2)骨格的な交通基盤施設(自由通路、駅前広場、アクセス道路)の平成 29 年度内の都市計

    画決定に向けて、関係機関等との協議・調整を順次進める必要がある。

    (3)新幹線開業後の第3セクター設立に向けて、運営体制及び経費・負担割合について県をは

    じめとする構成団体と開業までに十分な調整を行う必要がある。また、第3セクターが実

    施することになる在来線駅舎の移設についても、これに要する経費等を踏まえ、JR 西日本、

    福井県などと慎重に協議を進める必要がある。

    (4)東口アクセス道路を補完する廃線敷を活用した市道や、東西のパーク&ライド駐車場につ

    いては、駅周辺の土地利用や人の流れなどの変化に注視しながら、整備の必要性について

    継続的に検討を進める必要がある。

    (5)都市機能の導入や都市景観の形成にあたっては、民間の積極的な関わりが望まれるため、

    関係団体や市民団体等の主体的な取り組みを促し、それを継続的に支援する必要がある。

    (6)交通基盤施設や都市機能に係る計画の具体化や、平成 29 年秋頃に予定される新幹線駅舎

    デザインの選定などにおいては、あわら市民や嶺北北部地域の住民を交えた検討の場を設

    け、圏域住民の意向を計画に反映するとともに、そのような機会を通じて新幹線開業に向

    けたまちづくりの機運を高める必要がある。

  • 80

    参考資料2.芦原温泉駅周辺整備基本計画改定委員会設置要綱および委員等名簿

    芦原温泉駅周辺整備基本計画改定委員会設置要綱

    (委員会の設置)

    第1条 平成 18 年 3 月策定の芦原温泉駅周辺整備基本計画(以下「整備計画」という。)について、施

    設整備及び駅周辺土地利用等の基本計画を改定するにあたり、芦原温泉駅周辺整備基本計画改定委員

    会(以下「委員会」という。)を設置する。

    (委員会の所掌事務)

    第2条 委員会は、次に掲げる事務を行う。

    (1)整備計画の改定に関すること。

    (2)その他整備計画の改定のため、必要な事項に関すること。

    2 委員会は、前項の事務を行うに当たり、あわら市地域ブランド戦略会議等関連事業との調整を図る

    こととする。

    (委員会の組織)

    第3条 委員会は、委員20人以内で組織し、次に掲げる者のうち市長が委嘱又は任命する。

    (1)学識経験者

    (2)関係機関代表

    (3)市関係部局

    (4)オブザーバー

    2 委員の任期は、平成28年度末までとする。ただし、委員が欠けた場合における補欠の委員の任期

    は、前任者の残任期間とする。

    (代理出席)

    第4条 委員は、事故その他やむをえない理由により委員会に出席できないときは、当該委員が代表す

    る団体に属する者を代理人として委員会に出席させることができる。

    (委員長及び副委員長)

    第5条 委員会には、委員長及び副委員長を置く。

    2 委員長は、委員の互選により定め、副委員長は、委員長が指名する。

    3 委員長は、委員会を代表し、会務を総括し、会議の議長となる。

    4 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故あるときは副委員長がその職務を代理する。

    (委員会)

    第6条 委員会は、委員長が必要に応じて招集する。

    2 委員長は、必要があると認めるときは、委員以外の者の出席を求め、その説明又は意見を聴くこと

    ができる。

    (ワーキング部会)

    第7条 委員会の補助機関としてワーキング部会を置く。

    2 ワーキング部会は、委員会で選任したのち委員長が嘱託又は任命する。

    3 ワーキング部会は、委員会の所掌事務について補佐する。

    4 ワーキング部会で検討した事項は、委員会に報告するものとする。

    (庶務)

    第8条 委員会の庶務は、あわら市新幹線推進課において処理する。

    (その他)

    第9条 この要綱に定めるもののほか、委員会の運営に関し必要な事項は、委員長が別に定める。

    附則

    1 この要綱は、平成28年5月30日から施行する。

    2 この要綱は、平成29年3月31日限り、その効力を失う。

  • 81

    委員名簿

    区 分 氏 名 所 属 ・ 役 職 等 備 考

    学識経験者 川上 洋司 福井大学大学院教授 委員長

    藤澤 芳一 ランドスケープアーキテクト 副委員長

    関係機関代表

    達川 昌美 あわら市地区区長会連絡協議会会長

    関 秀親 あわら市商工会会長

    前田 健二 あわら市観光協会会長

    大谷 傳 JR 芦原温泉駅周辺地区 景観まちづくり協議会会長

    笹原 修之 金津本陣まちづくりプラットフォーム会議会長

    八木 康史 芦原温泉駅まちづくりデザイン部会

    あ わ ら 市

    佐藤 雅美 総務部長

    平井 俊宏 財政部長

    川西 範康 経済産業部長

    堀江 与史朗 土木部長

    オブザーバー

    村治 芳昭 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 計画部建築課長

    西村 康之 西日本旅客鉄道㈱ 金沢支社 企画課長

    猪嶋 宏記 福井県総合政策部交通まちづくり課長

    松浦 好孝 福井県三国土木事務所長

  • 82

    ワーキング部会員名簿

    区 分 氏 名 所 属 ・ 役 職 等 備 考

    学識経験者 藤澤 芳一 ランドスケープアーキテクト 部会長

    関 係 機 関

    岡永 昭廣 福井県タクシー協会 坂井支部長

    矢崎 孝明 京福バス㈱ 常務取締役

    高橋 範博 あわら市商工会青年部部長

    奥村 隆司 あわら市観光協会副会長

    津田 香由紀 あわら市観光協会次長

    田端 雅己 東金津土地組合理事長

    川口 恭央 新富繁栄会代表

    企 業 関 係 髙橋 浩一 レンゴー㈱ 総務部長代理兼総務課長

    村上 寛幸 ㈱エイチアンドエフ 総務・企画部課長

    福 井 県

    (総合政策部)

    山田 嘉晴 新幹線建設推進課 用地・技術調整グループ主任

    高木 直茂 交通まちづくり課 まちづくり推進グループ主任

    (土 木 部) 細川 弥 道路建設課 街路・市町道グループ主任

    深水 正康 都市計画課 都市計画・支援グループ主任

    (三国土木事務所) 北川 裕嗣 道路課 三国・あわらグループ主任

    あ わ ら 市

    長谷川 義則 あわら市土木部理事

    小嶋 範久 あわら市総務部政策課長

    後藤 重樹 あわら市財政部財政課長

    能美 雅一 あわら市市民福祉部生活環境課長

    杉本 季佳 あわら市経済産業部観光商工課長

    松永 豊 あわら市土木部建設課長

    事務局

    氏 名 所 属 ・ 役 職

    龍田 雅人 あわら市土木部新幹線推進課長

    山本 紹央 あわら市土木部新幹線推進課長補佐

    上田 真裕 あわら市土木部新幹線推進課主任

    齋藤 祐司 あわら市土木部新幹線推進主事

    小村 学 あわら市土木部新幹線推進主事

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    参考資料3.委員会等の開催経緯

    芦原温泉駅周辺整備基本計画改定 委 員 会

    芦原温泉駅周辺整備基本計画改定

    ワーキング部会

    第1回[平成 28 年 5 月 30 日]

    ・委員会の役割、スケジュール、現計画

    の概略等

    第2回[平成 28 年 11 月 1 日]

    ・新幹線駅舎デザインコンセプト案

    ・改定作業経過報告

    第1回[平成 28 年 7 月 15 日]

    ・部会の役割、スケジュール、現計画の

    概略等

    ・整備課題、基本構想

    第2回[平成 28 年 9 月 27 日]

    ※芦原温泉駅まちづくりデザイン

    部会との合同会議

    【合同会議】

    ・新幹線駅舎デザインコンセプトのアン

    ケート結果

    【ワーキング部会】

    ・駅舎、東西自由通路、駅前広場(西口・

    東口)

    第3回[平成 28 年 12 月 5 日]

    ※芦原温泉駅まちづくりデザイン

    部会との合同会議

    【合同会議】

    ・新幹線駅舎デザインコンセプトの要望

    ・芦原温泉駅周辺将来デザイン市民投票

    の結果

    【ワーキング部会】

    ・東西自由通路、駅前広場(西口・東口)第3回[平成 28 年 12 月 16 日]

    ・新幹線駅舎デザインコンセプトの要望

    ・東西自由通路、駅前広場(西口・東口)

    ・芦原温泉駅周辺将来デザイン市民投票

    の結果 第4回[平成 29 年 2 月 21 日]

    ・駅舎位置、東西自由通路及び駅前広場

    (西口、東口)

    ・各エリア設置、景観方針

    第4回[平成 29 年 3 月 21 日]

    ・最終改定案

    ・パブリックコメントの結果

    パブリックコメント[平成 29 年 2 月 27 日~3月 13 日]

    市長への答申[平成 29 年 3 月 23 日]

  • 芦原温泉駅周辺整備基本計画書【改定】

    発行日 平成29年3月

    編 集 あわら市土木部 新幹線推進課

    Tel 0776-73-8034 Fax 0776-73-5688

    E-mail [email protected]