オイレススライドシフター bcタイプ btc bh/bhs...
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オイレススライドシフター BCタイプ(コンパクトタイプ) BTC BH/BHS BGS/BGSP シャフト 中空シャフト
使用範囲
1.5N{0.15kgf}11.8N{ 1.2kgf}
2.0N{0.20kgf}11.8N{ 1.2kgf}
2.5N{0.25kgf}14.7N{ 1.5kgf}
2.9N{0.30kgf}14.7 N{ 1.5kgf}
3.9N{0.40kgf}16.7N{ 1.7kgf}
4.9N{0.50kgf}16.7N{ 1.7kgf}
許容速度
シール抵抗 Fs / メタルスクレーパ抵抗 Ms
給油条件無給油
グリース定期給油
許容速度0.5m/s{30m/min}1.0m/s{60m/min}
備 考
すべり距離10km毎に給油
Part No.FsMs
BTC16 BTC20 BTC25 BTC30 BTC40 BTC50
※ストロークが1m以上の場合、または許容摩耗量の小さい場合にはグリース給油を必要とします。
構成部品・精度
h1±0.02
TH±0.03
組み合せ高さ
H1±0.02
⑥ ① ② ③ ④⑤
基準面
W±0.05
φdH7
名 称シフトテーブル本体ダストシールガイドシャフトBGSガイドシャフトBGSPシャフトホルダーシャフト固定ボルトグリースニップル
No.①②
③
④⑤⑥
材 質FC250+オイレスメタルNBRS45C+硬質クロムメッキSTKM13A+硬質クロムメッキFCD450 A-M6F(取付穴M6×P0.75)
構成部品
※ガイドシャフトはBGS・BGSP規格シャフト(P.319)又はφdφd e7公差シャフトをご使用ください。
2
307
選定の目安
製品紹介
樹脂系ベアリング
複層系ベアリング
金属系ベアリング
エアベアリング
技術資料
スライドシフター
会社案内
P282-343_スライド.indd 307 2018/06/07 16:12:20
■シフトテーブルの静的許容荷重/動的許容荷重 N {kgf} ■2軸4台の許容モーメント N・m {kgf・m}
許容荷重、許容モーメント
Part No.
許容荷重N{kgf}
許容モーメントN・m{kgf・m}
BTC162,940{300}
981{100}
1,960×L2{200}×L2
1,960×L1{200}×L1
静的
動的
MpMy
Mr
BTC204,120{420}
1,370{140}
2,750×L2{280}×L2
2,750×L1{280}×L1
BTC255,880{600}
1,960{200}
3,920×L2{400}×L2
3,920×L1{400}×L1
BTC308,830{900}
2,940{300}
5,880×L2{600}×L2
5,880×L1{600}×L1
BTC4014,100{1,440}
4,710{ 480}
9,410×L2{960}×L2
9,410×L1{960}×L1
BTC5017,700{1,800}
5,880{ 600}
11,800×L2{1,200}×L2
11,800×L1{1,200}×L1
最大たわみ量ガイドシャフトのたわみ量が0.1mmを超える場合、クリアランスの関係上摺動抵抗が増大することがあります。シャフトのたわみ量は下のグラフを参照に0.1mm以内を目安としてください。
■計算式 WℓEI
: 集中荷重(N{kgf}): スパン(mm): ヤング率(2.06×105N/mm2{2.09×104kgf/mm2}): 断面2次モーメント(mm4)
中実軸 πD464 中空軸 π(D
4-d4)64
■BGS
1軸当たりの荷重WN
{kgf}
98 { 10}
196 { 20}
490 { 50}
981 { 100}
1960 { 200}
4900 { 500}
9810 {1000}
98 { 10}
196 { 20}
490 { 50}
981 { 100}
1960 { 200}
4900 { 500}
9810 {1000}
100 200 500 1000 2000スパンℓ(mm)
100 200 500 1000 2000スパンℓ(mm)
■BGSP
最大たわみ量= Wℓ3
192 E I
最大たわみ量を0.1(mm)とした時のスパンℓと荷重Wの関係
最大たわみ量を0.1(mm)とした時のスパンℓと荷重Wの関係
1軸当たりの荷重WN
{kgf}
φ50
(φD)
φ40
φ30
φ25
φ20
φ16
(φd×φD)
φ35×φ50
φ30×φ40
φ20×φ30
φd
L1
L2Mr
Mp
My
※φdは内径公差
●静的許容荷重:静止または静止に近い速度(0.0017m/s {0.1m/min}以内)で 荷重を受ける時の許容荷重。●動的許容荷重:1.0m/s {60m/min} 以内の速度での許容荷重。
308
選定の目安
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P282-343_スライド.indd 308 2018/06/07 16:12:22
BTC BH BGS/BGSP オイレススライドシフター BCタイプシャフト 中空シャフト
■BTC25 (シフトテーブル)
■BGS25 (ガイドシャフト)
■BH25 (シャフトホルダー)
■BHS25 (シャフトホルダー)
■BTC20 (シフトテーブル)
■BGS20 (ガイドシャフト)
■BH20 (シャフトホルダー)
■BHS20 (シャフトホルダー)
部品図■BTC16 (シフトテーブル)
■BGS16 (ガイドシャフト)
■BH16 (シャフトホルダー)
■BHS16 (シャフトホルダー)
(例)内径 16mm、メタルスクレーパがない場合BTC16
■シフトテーブルPart No.の表示方法
メタルスクレーパについてはP.317を参照してください。メタルスクレーパを取り付ける場合、ダストシールは組み込まれません。
メタルスクレーパ(オプション)無記号:なし MS:両側
BTC - でご指示ください。内径Part No.
■シャフトホルダー
BH でご指示ください。穴径Part No.
MS
(例)外径 16mm、長さ300mmの場合BGS16-300
一本物での最長シャフト長さは3,000mmです。ガイドシャフトについてはP.319を参照してください。
■ガイドシャフト
BGS - でご指示ください。外径Part No.
長さ
BHタイプはP.315を、BHSタイプはP.316を参照してください。
34
基準面
4826
φ25H7
48基準面24
8 32 4-M8ネジ深12
6.3
6.33510
24
82
φ2556
55
1125
35
22
114
2-φ7.8ノック下穴
2-φ9
40基準面
基準面
207 26
4324 32
φ20H7
2-M8ネジ深12
6.3
6.3
1022
30
2-φ5.8ノック下穴
2-φ7
20
313
45
20
52
φ2048
36基準面
基準面
18
(16)
6.5 23
3620 26
φ16H7
2-M6ネジ深9
6.3
6.3
818
25
締付けボルト用穴(M5)
締付けボルト用穴(M5)
締付けボルト用穴(M6)
2-φ4.8ノック下穴
2-φ7
16
3
40
16
42
φ1640
12
BHS16
BGS16 BH16BTC16
BHS20
BH20BGS20BTC20
BHS25
BGS25 BH25BTC25
(例)BHタイプを使用し、穴径 16mmの場合
BH16
2-φ7
2-φ9
2-φ9
(18)
(20)
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P282-343_スライド.indd 309 2018/06/07 16:12:23
■BTC50 (シフトテーブル)
■BGS50 (ガイドシャフト)
■BH50 (シャフトホルダー)
■BHS50 (シャフトホルダー)
■BTC40 (シフトテーブル)
■BGS40 (ガイドシャフト)
■BH40 (シャフトホルダー)
■BHS40 (シャフトホルダー)
部品図■BTC30 (シフトテーブル)
■BGS30 (ガイドシャフト)
■BH30 (シャフトホルダー)
■BHS30 (シャフトホルダー)
60
基準面8648
φ50H7
84基準面
42
12 604-M12ネジ深18
6.3
6.3
40
143
φ50100
6512.590
401570
締付けボルト用穴(M10)
40
4-φ11
2-φ9.8ノック下穴
332 35
53
基準面
7240
φ40H7
70基準面
35
10 504-M10ネジ深15
6.3
6.3
303512.560
35
締付けボルト用穴(M8)
2-φ9.8ノック下穴
22835
133
φ4085
5512.580
4-φ11
38
基準面
5530
φ30H7
60基準面
30
10 40 4-M10ネジ深15
6.3
6.3
4510
28131
φ30
68
65
251045
締付けボルト用穴(M6)
25
2-φ7.8ノック下穴
017 22.5 4-φ9
BHS30
BGS30 BH30BTC30
BHS40
BGS40 BH40BTC40
BHS50
BH50BGS50BTC50
(26)
2-φ11
2-φ14(32)
(32) 2-φ14
2
310
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オイレススライドシフター BFタイプ(フランジタイプ) BTF BH/BHS BGS/BGSP シャフト 中空シャフト
使用範囲
1.5N{0.15kgf}11.8N{ 1.2kgf}
2.0N{0.20kgf}11.8N{ 1.2kgf}
2.5N{0.25kgf}14.7N{ 1.5kgf}
2.9N{0.30kgf}14.7N{ 1.5kgf}
3.9N{0.40kgf}16.7N{ 1.7kgf}
4.9N{0.50kgf}16.7N{ 1.7kgf}
許容速度
シール抵抗 Fs / メタルスクレーパ抵抗 Ms
給油条件無給油
グリース定期給油
許容速度0.5m/s{30m/min}1.0m/s{60m/min}
備 考
すべり距離10km毎に給油
Part No.FsMs
BTF16 BTF20 BTF25 BTF30 BTF40 BTF50
※ストロークが1m以上の場合、または許容摩耗量の小さい場合にはグリース給油を必要とします。
構成部品・精度
名 称シフトテーブルガイドブッシュダストシール固定ボルトグリースニップルガイドシャフトBGSガイドシャフトBGSPシャフトホルダーシャフト固定ボルト
No.①②③④⑤
⑥
⑦⑧
材 質FC250オイレスメタルNBR A-PF1/8(取付穴Rp1/8ネジ)S45C+硬質クロムメッキSTKM13A+硬質クロムメッキFCD450
構成部品
※ガイドシャフトはBGS・BGSP規格シャフト(P.319)又はφdφd e7公差シャフトをご使用ください。
h1±0.02
TH±0.03
組み合せ高さ
H1±0.02
⑤② ①
④
⑥③ ⑦⑧W±0.05
φdH8
2
311
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■シフトテーブルの静的許容荷重/動的許容荷重 N {kgf} ■2軸4台の許容モーメント N・m {kgf・m}
許容荷重、許容モーメント
Part No.
許容荷重N{kgf}
許容モーメントN・m{kgf・m}
BTF16
静的
動的
MpMy
Mr
BTF20 BTF25 BTF30 BTF40 BTF50
最大たわみ量ガイドシャフトのたわみ量が0.1mmを超える場合、クリアランスの関係上摺動抵抗が増大することがあります。シャフトのたわみ量は下のグラフを参照に0.1mm以内を目安としてください。
■計算式
1軸当たりの荷重WN{kgf}
100 200 500 1000 2000スパンℓ(mm)
100 200 500 1000 2000スパンℓ(mm)
■BGSP最大たわみ量を0.1(mm)とした時のスパンℓと荷重Wの関係
最大たわみ量を0.1(mm)とした時のスパンℓと荷重Wの関係
1軸当たりの荷重WN{kgf}
(φd×φD)
φ35×φ50
φ30×φ40
φ20×φ30
4,410{450}
1,470{150}
2,940×L2{300}×L2
2,940×L1{300}×L1
6,180{630}
2,060{210}
4,120×L2{420}×L2
4,120×L1{420}×L1
8,830{900}
2,940{300}
5,880×L2{600}×L2
5,880×L1{600}×L1
13,200{1,350}
4,410{450}
8,830×L2{900}×L2
8,830×L1{900}×L1
21,200{2,160}
7,060{ 720}
14,100×L2{1,440}×L2
14,100×L1{1,440}×L1
26,500{2,700}
8,830{ 900}
17,700×L2{1,800}×L2
17,700×L1{1,800}×L1
WℓEI
: 集中荷重(N{kgf}): スパン(mm): ヤング率(2.06×105N/mm2{2.09×104kgf/mm2}): 断面2次モーメント(mm4)
中実軸 πD464 中空軸 π(D
4-d4)64
●静的許容荷重:静止または静止に近い速度(0.0017m/s {0.1m/min}以内)で 荷重を受ける時の許容荷重。●動的許容荷重:1.0m/s {60m/min} 以内の速度での許容荷重。
最大たわみ量= Wℓ3
192EI
φd
L1
L2 Mr
Mp
My
φ50
(φD)
φ40
φ30
φ25
φ20
φ16
※φdは内径公差
■BGS
98 { 10}
196 { 20}
490 { 50}
981 { 100}
1960 { 200}
4900 { 500}
9810 {1000}
98 { 10}
196 { 20}
490 { 50}
981 { 100}
1960 { 200}
4900 { 500}
9810 {1000}
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P282-343_スライド.indd 312 2018/06/07 16:12:27
BTF BH BGS/BGSP オイレススライドシフター BFタイプシャフト 中空シャフト
(例)内径 16mm、メタルスクレーパがない場合BTF16
■シフトテーブルPart No.の表示方法
メタルスクレーパについてはP.317を参照してください。
(例)BHタイプを使用し、穴径 16mmの場合
BH16
■シャフトホルダー
BH でご指示ください。穴径Part No.メタルスクレーパ(オプション)
無記号:なし MS:両側
BTF - でご指示ください。内径Part No.
MS
(例)外径 16mm、長さ300mmの場合BGS16-300
一本物での最長シャフト長さは2,900mmです。ガイドシャフトについてはP.319を参照してください。
■ガイドシャフト
BGS - でご指示ください。外径Part No.
長さ
BHタイプはP.315を、BHSタイプはP.316を参照してください。
部品図
1125
35
締付けボルト用穴(M6)
2-φ9
22
2-φ7.8ノック下穴
11248
50
26
φ25H8
8040
7.5 65 4-M8ネジ
15
4510
24
6
φ2556
65
2
ザグリ深
1022
30
締付けボルト用穴(M5)
2-φ5.8ノック下穴
2-φ7
20
312
7035
7.5 55
24
1244
40
φ20H8
4-M8ネジ
φ20
20
42
407.555
48ザグリ深
6030
6 48
20 1036
34
φ16H8
4-M6ネジ
φ16
16
42
40
307.545
818
25
締付けボルト用穴(M5)16
2-φ7
2-φ4.8ノック下穴
312
ザグリ深
■BTF25 (シフトテーブル)
■BGS25 (ガイドシャフト)
■BH25 (シャフトホルダー)
■BHS25 (シャフトホルダー)
■BTF20 (シフトテーブル)
■BGS20 (ガイドシャフト)
■BH20 (シャフトホルダー)
■BHS20 (シャフトホルダー)
■BTF16 (シフトテーブル)
■BGS16 (ガイドシャフト)
■BH16 (シャフトホルダー)
■BHS16 (シャフトホルダー)
BHS16
BH16BGS16BTF16
BHS20
BH20BTF20 BGS20
BHS25
BH25BTF25 BGS25
(16)
2-φ7
(18)
2-φ9
(20)2-φ9
313
選定の目安
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金属系ベアリング
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技術資料
スライドシフター
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P282-343_スライド.indd 313 2018/06/07 16:12:28
部品図
84
90
48
φ50H8
13567.5
12.5 1104-M12ネジ
25
ザグリ深
6.3
40
103
φ50100
7512.5100
4070
締付けボルト用穴(M10)
40
4-φ11
2-φ9.8ノック下穴
3
15
28 35
70
75
40
φ40H8
12060
12.5 954-M12ネジ
22
35
103
φ40
6512.590
85
3512.560
締付けボルト用穴(M8)
35
2-φ9.8ノック下穴
225 30
ザグリ深
4-φ11
251045
締付けボルト用穴(M6)
25
2-φ7.8ノック下穴
21456
60
32
φ30H8
9547.5
10 75 4-M10ネジ
18
5010
2810
φ30
3
70
70
ザグリ深
22.5 4-φ9
■BTF50 (シフトテーブル)
■BGS50 (ガイドシャフト)
■BH50 (シャフトホルダー)
■BHS50 (シャフトホルダー)
■BTF40 (シフトテーブル)
■BGS40 (ガイドシャフト)
■BH40 (シャフトホルダー)
■BHS40 (シャフトホルダー)
■BTF30 (シフトテーブル)
■BGS30 (ガイドシャフト)
■BH30 (シャフトホルダー)
■BHS30 (シャフトホルダー)
BHS30
BGS30 BH30BTF30
BHS40
BGS40 BH40BTF40
BHS50
BGS50 BH50BTF50
(24)
2-φ11
(28)
2-φ14
(34)
2-φ14
2
314
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P282-343_スライド.indd 314 2018/06/07 16:12:29
BH オイレス シャフトホルダー(BC/BFタイプ用)
部品図
■BH40 (シャフトホルダー)
■BH25 (シャフトホルダー)
■BH16 (シャフトホルダー)
■BH50 (シャフトホルダー)
■BH30 (シャフトホルダー)
■BH20 (シャフトホルダー)
Part No.の表示方法
(例)穴径 16mmの場合BH16
■BHタイプ
BH でご指示ください。穴径Part No.
40754
φ16
27
M523
208
2-φ7キリφ11座グリ深サ2
22
10015130
65
70
52
M10
2-φ14キリφ20座グリ深サ2
φ50
22
8413110
45
2-φ14キリφ20座グリ深サ2
M8
55
58
φ40
621184
42
41
3816
2-φ11キリφ18座グリ深サ2
M6φ30
551075
37.5
36
3015
M6
2-φ9キリφ14座グリ深サ2
φ25
48864
32
306.3
6.3
6.3
6.3
6.3
6.3
2410
2-φ9キリφ14座グリ深サ2
φ20
M5 締付ボルト締付ボルト
締付ボルト
締付ボルト 締付ボルト
締付ボルト
2
38
16
締付ボルト用穴(M5)
46
20
締付ボルト用穴(M5)
54
24
締付ボルト用穴(M6)67
28
締付ボルト用穴(M6)
82
35
97
40
締付ボルト用穴(M8) 締付ボルト用穴(M10)
315
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P282-343_スライド.indd 315 2018/06/07 16:12:30
BHS オイレス シャフトホルダー(BC/BFタイプ用)
Part No.の表示方法
(例)穴径 16mmの場合BHS16
■BHSタイプ
BHS でご指示ください。穴径Part No.
部品図
■BHS40 (シャフトホルダー)
■BHS25 (シャフトホルダー)
■BHS16 (シャフトホルダー)
■BHS50 (シャフトホルダー)
■BHS20 (シャフトホルダー)
φ50
7025
115
60
75105135
締付ボルト用穴(M10)
4-φ11キリφ18座グリ深サ1
6022
98
45
6590115
φ40締付ボルト用穴(M8)
4-φ11キリφ18座グリ深サ1
φ25
3615
61
30
405575
締付ボルト用穴(M6)
2-φ9キリφ14座グリ深サ1
25
355065
3212
53
φ20
締付ボルト用穴(M5)
2-φ7キリφ11座グリ深サ1
20
254055
2810
45
φ16締付ボルト用穴(M5)
2-φ7キリφ11座グリ深サ1
4218
72
35
456585
φ30
締付ボルト用穴(M6)
4-φ9キリφ14座グリ深サ1
■BHS30 (シャフトホルダー)
締付ボルト
締付ボルト
M5 M5
M6 M6
M8 M10
2
16
81825
2-φ4.8ノック下穴
20
102230
2-φ5.8ノック下穴
22
112535
2-φ7.8ノック下穴
25
251045
2-φ7.8ノック下穴
22.5
35
3512.560
2-φ9.8ノック下穴
30
40
401570
2-φ9.8ノック下穴
35
締付ボルト 締付ボルト
締付ボルト
締付ボルト
316
選定の目安
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樹脂系ベアリング
複層系ベアリング
金属系ベアリング
エアベアリング
技術資料
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BC/BFタイプ適用オプション部品
適用オプション部品寸法表
MS でご指示ください。内径Part No.
■メタルスクレーパ(MS) ■ダストシール(DS)
16202530354050
MS16MS20MS25MS30MS35MS40MS50
22283340455062
4.44.94.93.94.95.35.3
適用シャフト径φd Part No.
メタルスクレーパ(MS)外径 φD
DS16DS20DS25DS30DS35DS40DS50
Part No.22283340455062
外径 φD3556667
長さ L2長さ L1ダストシール(DS)
※圧入穴公差BCタイプ:φDφD Js7、BFタイプ:φDφD H8、適用シャフト径公差φdφd e7~h7とします。
DS でご指示ください。内径Part No.
Part No.の表示方法
単体でご使用の場合
メタルスクレーパ無記号:なし MS:両側
- でご指示ください。内径Part No.
MS(例)BCタイプを使用し、内径 16mm、メタルスクレーパがある場合。 BTC16-MS
BCタイプにメタルスクレーパを取り付ける場合、ダストシールは組み込まれません。
■メタルスクレーパ(MS)●メタルスクレーパ(MS規格)はガイドシャフトに付着した溶接スパッタや、固着したグリース等の排除のためにご使用ください。
●りん青銅のコイルスクレーパを使用しているためガイドシャフトを損傷させません。●BCタイプにメタルスクレーパ(MS)を取り付ける場合、ダストシール(DS)は組み込まれません。
オイレスメタル
a
●ダストシールはシフトテーブルに標準装備されています。
BTCBTF
L2L1
φD
a部詳細
メタルスクレーパ(MS)
ダストシール(DS)
本体
オイレスメタルメタルスクレーパ装着状態( )
317
選定の目安
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BC/BFタイプ据え付け調整方法
●シャフトの抜き方締め付けボルトを外し、スリット部に鋼板片をはさみ、反対側からボルトを締めると、スリットは押し広げられ、シャフトが自由になります。強く押し広げすぎないようご注意ください。●シャフトの固定締め付けボルトを締めることにより、ホルダーのスリット部が締まり、強い固定力が得られます。
●シフトテーブル固定基準面 ●据え付け固定ボルト
①ユニットを組み付けた状態で相手ベース(1)に乗せ、基準側のホルダーを本締めし、従動側を仮締めします。
②相手ベース(2)をユニットに乗せ、基準側テーブルを本締めし、従動側を仮締めします。次に、全ストロークを数回摺動させ、動きが滑らかになった状態(μ≒0.15)で従動側のホルダーを本締めし、さらに全ストロークを数回摺動させ、テーブルを本締めします。
③作動が滑らかにならない場合、相手ベース(1)、(2)に原因がありますので調整(シムはアルミホイルが良い)を行ってください。
グリースニップル
マーク基準面
M6M8M8M10M10M12
BTC16BTC20BTC25BTC30BTC40BTC50
BTF16BTF20BTF25BTF30BTF40BTF50
M5M6M6M8M10M10
M6M8M8M10M12M12
Part No. Part No.固定ボルト 左 図 右 図固定ボルト
■据え付け調整方法
■組み付け調整手順
■シャフトホルダー(BH・BHS)の使用方法
φD φD φd
鋼板片 1~2mm
本締め 仮締め基準側 相手ベース(1) 従動側
本締め 仮締め基準側
相手ベース(2)従動側
318
選定の目安
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複層系ベアリング
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オイレス ガイドシャフト BGS/BGSP
●オイレススライドシフターBTCA、BTSA、BTC、BTF、ガイドユニットBK、BTに適合するガイドシャフトです。●豊富なサイズの標準長さカット品を用意しています。●シャフト径30mm以上のサイズには、軽量化に効果のある中空シャフトも用意しています。●シャフトの端末加工にも各種対応いたします。
種類
Part No.
BGS
BGSP
形 態
中 実
中 空
適応軸径 φ8~φ12φ16~φ50φ30~φ50
材 質
S45C+硬質クロムメッキ処理(メッキ厚15μ以上)
STKM13C+硬質クロムメッキ処理(メッキ厚15μ以上)
用 途
一般
最大長さ1,000mm
2,900mm
2
319
選定の目安
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BGS/BGSP オイレス ガイドシャフト 2
寸法表
L L
■BGS ■BGSP
Part No.の表示方法
BGS - でご指示ください。外径Part No.
長さ 例)外径30mm、長さ1000mmの場合 BGS30-1000
φd
φD
φD
●上記の数値は質量(kg)を示します。●上記以外のシャフト長さのものもあります。詳しくはお問い合わせください。
外径 内径
φD 公差 φd
8101216202530303540405050
203035
標準長さ L (mm)Part No.
BGS8BGS10BGS12BGS16BGS20BGS25BGS30BGS30PBGS35BGS40BGS40PBGS50BGS50P
-0.013
-0.013
-0.016
-0.025
-0.030
-0.030
-0.035
-0.035
-0.040
-0.035
-0.035
-0.040
-0.040
-0.035
-0.035
-0.043
-0.050
-0.060
-0.060
-0.065
-0.065
-0.070
-0.065
-0.065
-0.075
-0.075
300 400 500 600 800 1,000 1,200 1,500
0.120.180.260.470.731.11.70.9
4.42.4
0.631.01.52.21.2
3.91.86.13.2
0.39 0.61 0.88 1.6 2.5 3.8 5.5 3.0 7.5 9.8 4.315.3 7.8
0.200.310.44
1.21.92.81.5
11.8 5.3
1.52.33.31.84.55.92.69.24.8
23.012.0
320
選定の目安
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複層系ベアリング
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BGS オイレス ガイドシャフト
1:片端 2:両端 3:両端異形状
※加工寸法の表示方法は加工種類により異なります。各表示コード記入方法を参照してください。
加工数
加工形状/表示コード記入方法
ℓ L
φd h7
Md
Lℓ2
ℓ1 φd h7
φD
L
Md
ℓW h7 ℓ
LH
W h7 ℓ2 ℓ1
LH
ℓ
W
L
90°
n m
L
W
L
H
ℓ
L
W
H
Lφd2
φd1
h
ℓ
長さB G S D - L - 2 - D N - φd ×ℓPart No.(シャフト径)
形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状
DN 段加工
長さBGS D - L - 2 - ES - Md × ℓPart No.(シャフト径)
形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状
ES 端面ネジ加工
長さBGS D - L - 2 -KY- W × H × ℓ1 × ℓ2Part No.(シャフト径)
形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状
KY キー溝加工
長さBGS D - L - 2 -RM- n × m × φdPart No.(シャフト径)
形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状
RM リング溝加工
長さBGS D - L - 2 - KK- H ×ℓ× WPart No.(シャフト径)
形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状
KK 切り欠き加工
長さBGS D - L - 2 -DS - Md ×ℓ1 × ℓ2Part No.(シャフト径)
形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状
DS 段ネジ加工
長さBGS D - L - 2 - VR- ℓ × W
Part No.(シャフト径)
形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状
VR Vリング溝加工
長さBGS D - L - 2 -KY- W × H ×ℓPart No.(シャフト径)
形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状
KY キー溝加工
長さBGS D - L - 2 - BS - ℓPart No.(シャフト径)
形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状
BS ざぐり穴加工(※1)
KK 切り欠き加工
長さBGS D - L - 2 - KK - H × WPart No.(シャフト径)
形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状
φD
φD
φD
φD
φDφd
φD
φD
φD
φD
321
選定の目安
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樹脂系ベアリング
複層系ベアリング
金属系ベアリング
エアベアリング
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加工形状/表示コード記入方法
シャフト径 φDφd1φd2h
86.53.43.5
1084.54.5
129.55.55.5
161177
201499
1499
251499
301499
35 4017.51111
50201414
■BS(ざぐり穴加工)標準寸法 (単位:mm)シャフト径 φDabc
8875
1210105
1610145
2010175
2510225
30 3515275
40203610
50204110
■DSS・ESS(スパナ掛け加工)標準寸法 (単位:mm)
ネジ加工で細目を指定する場合は、本例のようにネジピッチもご指定ください。
BGS25-250-3-ES-M8×P1.0×12-DS-M12×15×25例1 片側:端面ネジ加工+片側:段ネジ加工
BGS50-400-3-SK-30×50-KY-15×10×40例3 片側:スパナ掛け加工+片側:キー溝加工
BGS20-500-1-BS-20例4 片側:ざぐり穴加工
W L
B ℓ
W L
B
b
ℓ
L
H90°
表示例
SK スパナ掛け加工
長さBGS D - L - 2 - SK - B × ℓ × WPart No.(シャフト径)
形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状
長さBGS D - L - 2 - DSS - Md ×ℓ1×ℓ2Part No.(シャフト径)
形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状
DSS スパナ掛け付段ネジ加工(※2)
長さBGS D - L - 2 - KM- H ×ℓPart No.(シャフト径)
形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状
KM キリモミ加工
長さBGS D - L - 2 - SK - B × W
Part No.(シャフト径)
形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状
SK スパナ掛け加工
長さBGS D - L - 2 -ESS - Md ×ℓ
Part No.(シャフト径)
形状 段加工1:片端 2:両端 3:両端異形状
ESS スパナ掛け付端面ネジ加工(※2)
φD
ac
L
φdh7
ℓ1
ℓ2
Md
a a
ℓ L
Md
b
φ12h7
M8×1(細目)
12 25 M12
15
250
φ50 40
50 400 10
15 h730 φ14
φ20
20
φ9500
9
φD φD
φD
φD
●面取り指示のないものは、C0.5とします。 ●ネジ加工で細目を指定する場合は、加工表示コードにネジピッチも指定してください。(Md×P)
※1:BS(ざぐり穴加工)のd1、d2、hは下記の標準寸法で加工します。BS(ざぐり穴加工)は、中実シャフト(BGS)のみの適用となります。ボルトは六角穴付ボルトをご使用ください。※2:DSS、ESS(スパナ掛け付ネジ加工)のa、b、cは下記の標準寸法で加工します。
φ10h7
φ16h7
10885
15325
BGS30-600-3-DS-M10×30×50-DSS-M16×40×50例2 片側:段ネジ加工+片側:スパナ掛け付段ネジ加工
M165050 500600
27M10 φ
30 15 540
30
φ25
322
選定の目安
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樹脂系ベアリング
複層系ベアリング
金属系ベアリング
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P282-343_スライド.indd 322 2018/06/07 16:12:38
耐久試験データ/作動不良を起こさないために
BTUタイプ<試験条件>機 種 :BTU30-500 積 載 荷 重 :2,940N {300kgf}速 度 :0.42m/s {25m/min}ストローク長さ :460mm摺 動 距 離 :730km(80万サイクル)
<結果>摩耗量 ブッシュ :0.023mm シャフト :0.012mm摩 擦 係 数 :0.16~0.20
Sタイプ<試験条件>機 種 :STF28 4台 GR28-1200 2軸積 載 荷 重 :2,940N {300kgf}速 度 :0.33m/s {20m/min}ストローク長さ :500mm摺 動 距 離 :1,000km
<結果>摩耗量ライナー :0.025mm レール :0.005mm摩 擦 係 数 :0.08~0.14摩 擦 温 度 :32~42℃
BAタイプ<試験条件>機 種:BTCA25-150 1台 BGS25-800 2軸積 載 荷 重:196N {20kgf}速 度:0.50m/s {30m/min}ストローク長さ:600mm摺 動 距 離:1,000km
<結果>摩耗量 ブッシュ:0.055mm シャフト:0.008mm摩 擦 係 数:0.20~0.28
BFタイプ<試験条件>機 種 :BTF40 4台 BGS40-800 2軸積 載 荷 重 :2,940N {300kgf}速 度 :0.42m/s {25m/min}ストローク長さ :460mm摺 動 距 離 :1,000km
<結果>摩耗量 ブッシュ :0.035mm シャフト :0.008mm摩 擦 係 数 :0.10~0.25摩 擦 温 度 :42~85℃
BCタイプ<試験条件>機 種:BTC30 4台 BGS30-1000 2軸積 載 荷 重 :735N {75kgf}モーメント :323N・m {33kgf・m}速 度 :0.25m/s {15m/min}ストローク長さ :500mm摺 動 距 離 :300km(30万サイクル)
<結果>摩耗量 ブッシュ :0.032mm シャフト :0.006mm摩 擦 係 数 :0.12~0.30
ストローク 500mm
STF28
GR28-1200 W=2,940N {300kgf}
1,200mm
ストローク600mm
BGS25-800
W=196N {20kgf}
BTCA25-150
BTC30
ストローク 500mm
BGS30-1000
BH30
W=735N {75kgf}
800mm
ストローク 460mm
BTF40 BH40
BGS40-800 W=2,940N {300kgf}
W=2,940N {300kgf}ストローク 460mm
BTU30-500
耐久試験データ
335
選定の目安
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樹脂系ベアリング
複層系ベアリング
金属系ベアリング
エアベアリング
技術資料
スライドシフター
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P282-343_スライド.indd 335 2018/06/07 16:12:54
スライドシフター技術資料
■駆動源の推力位置が離れている場合
下
上
P
P
推力Pの位置がレール面よりℓ2離れている場合、摩擦係数がμ=0.3のときℓ2/ℓ1>1.67で作動不能となります。許容モーメント荷重を配慮し、ℓ2/ℓ1<1.5の範囲に設定してください。
ℓ2
ℓ1 ℓ
2
ℓ1
■シフトテーブル据え付け位置が離れている場合や駆動源の推力位置が離れている場合
ℓ1
ℓ2
P F1
n
n
F2
P1 P2
2軸平行レールの使用方法でℓ2/ℓ1の比が大きいと、推力Pと抵抗F1・F2で構成する偶力が大きくなり、作動が 〝息をつく〟 ことになります。そこでℓ2 /ℓ1<3にしてください。また推力の位置が中心から離れるにつれ、さらに条件が悪くなります。構造上やむを得ずℓ2/ℓ1>3の場合、推力をP1、P2、とし同期させてください。
■据え付け基盤の精度が不十分な場合
t t
スライドシフター据え付け基盤
水準器 シム
シム
平面度tが0.3を超える場合は、Sタイプの選定を避けてください。 平面度tが0.3を超える場合は、Bタイプを選定し、シャフトホルダーにシムをはさみ調整します。調整後、水準器・ストレートエッジ・スキマゲージなどで確認します。
作動不良を起こさないために
336
選定の目安
製品紹介
樹脂系ベアリング
複層系ベアリング
金属系ベアリング
エアベアリング
技術資料
スライドシフター
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P282-343_スライド.indd 336 2018/06/07 16:12:55
駆動力の設定方法/寿命計算方法駆動力の設定方法
荷重計算式・駆動力計算式
摩擦係数μ 0.17逆吊り横 向正 立取付状態
Sタイプタイプ
0.15 0.30 0.15
その他
L1
L3
A
B D
WC
L1
L3
A
B D
WC
L1
L0
L3
L2
A
B D
WC
駆動力は、シフトテーブルの据え付け状態及びスライドシフターのタイプにより異なります。代表的な荷重のかかり方と駆動力の算出例を下記に示しますので、目安にしてください。駆動力の設定には、
初めに各テーブルに作用する負荷荷重を下記計算式より求め、各シリーズの許容荷重表から、使用するテーブルを選定します。次に、求めた負荷荷重より、駆動力を下記計算式より算出します。
■正立 2軸4台 ■正立 2軸4台
■縦型垂直 2軸4台 ■縦型水平 2軸4台
使
用
形
態
荷重計算式駆動力計算式
使
用
形
態
駆動力計算式
荷重計算式
SタイプA=B=C=D=W/2×L3/L1
E=F=G=H=W/2+W×L2/L0
BタイプA=B=C=D=W/2×L3/L1
E=H=W/4+W/2×L2/L0
F=G=-W/4+W/2×L2/L0
SタイプA=B=C=D=W/2×L2/L0
E=G=W×L3/L1
F=H=O
A=W/4-W/2×L3/L1
B=W/4-W/2×L3/L1
C=W/4+W/2×L3/L1
D=W/4+W/2×L3/L1
駆動力=F、安全率=S(目安として 1.5~2.5)F=(μ1|A|+μ2|B|+μ3|C|+μ4|D|+nFs)×S実質的な駆動力の値を示します。上記計算式は、推力の位置がテーブルの中央にある場合です。
駆動力=F、安全率=S(目安として 1.5~2.5)F=(μ1|A|+μ2|B|+μ3|C|+μ4|D|+nFs+(※nMs)+μ1|E|+μ2|F|+μ3|G|+μ4|H|)×S(※nMs)の値はメタルスクレーパ使用時に加算します。実質的な駆動力の値を示します。ただし、縦型垂直の場合は±W(重量)が加算されます。上記計算式は推力の位置がテーブルの中央にある場合です。
A=W/4+W/2×L2/L0-W/2×L3/L1
B=W/4-W/2×L2/L0-W/2×L3/L1
C=W/4-W/2×L2/L0+W/2×L3/L1
D=W/4+W/2×L2/L0+W/2×L3/L1
BタイプA=B=C=D=W/2×L2/L0
E=F=G=H=W/2×L3/L1
μ=摩擦係数(μ1、μ2……は各テーブルに働く摩擦係数)A~H=各テーブルにかかる荷重n=テーブル台数Fs=シール抵抗(Sタイプ)/作動抵抗(SEタイプ)Ms=メタルスクレーパ抵抗Fs、Msの値は本文を参照ください。 ※STC20・C-STC20・C-STC25・SEタイプの横向・逆吊りでの使用は避
けてください。
L1
L3
D
L0
G
B
A
C
FE
H
W
L2G
C
L0
L1
H
D
B
A
F
EL3
L2 W
337
選定の目安
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樹脂系ベアリング
複層系ベアリング
金属系ベアリング
エアベアリング
技術資料
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P282-343_スライド.indd 337 2018/06/07 16:12:56
スライドシフター技術資料
寿命計算方法
シリーズ摩耗係数 K
BTCA、BTSA1.2×107
その他のシリーズ5×106
衝撃変動荷重荷重係数 fw
なし1.0
あり2.0~3.0
注意オイレススライドシフターは、全シリーズにオイレスベアリングを採用しているため、基本的には無給油で使用できますが、給油をすることで異物の除去ができ、耐久性をさらに向上させることができます。
オイレススライドシフターの寿命は、速度や環境条件などによって左右されるため、下記に示した種々の条件を考慮した寿命計算式を使用し、設計の目安とします。
寿命計算式(N=耐久サイクル数) N=a×K× × ×1
2SWa
Wi/nfc
fw×fv×fe×fℓ
●K=摩耗係数 スライドシフターには、種々のタイプの異なるオイレスベアリングが使用されており、その性能や使用条件の違いにより摩耗係数を設定しています。
●a=許容摩耗量〔mm〕 使用される機械において精度的に許容可能な摩耗量の値を設定してください。 ※BTCA、BTSA=0.15mm以下に設定してください。
●fw=荷重係数 実際の機械に生じる振動や衝撃などの条件を正確に把握することは困難なため、荷重条件を係数化したものです。
走行距離・給油潤滑係数 fℓ
無給油1.0~1.5
10kmごと給油0.3~0.5
1kmごと給油0.2~0.3
●fℓ=潤滑係数 高速運転や異物排除などの場合には、給油により効果が得られます。
1軸あたりのテーブル数接触係数 fc
1台
1.0
2台
0.75~0.85
3台
0.65~0.75
4台
0.6~0.65
●fv=速度係数 速度条件による影響を係数化したものです。
速度条件速度係数 fv
0.0017以下0.25~0.3
0.0017~0.050.3~1.0
0.05~0.51.0~2.0
0.5~12.0~4.0
(単位:m/sec)
●fe=環境係数 雰囲気温度、異物による影響を考慮したものです。
雰囲気温度異物混入環境係数 fe
60℃以下 60~100℃なし
1.0~2.0あり
3.0~6.0なし
3.0~6.0あり
6.0~12.0※100℃以上の場合は給油を必要とします。
●S=ストローク〔m〕
●Wa=許容荷重〔N{kgf}〕 部品表の項をご参照ください。
●Wi=負荷荷重〔N{kgf}〕 荷重計算式により得られた各テーブルにかかる負荷荷重において、最も条件の厳しいもの(許容荷重値に最も近い値)を選びます。
●n=テーブル台数 複数台ご使用の場合、最も条件の厳しいテーブルにて算出して下さい。この場合、n=1となります。
●fc=接触係数 シフトテーブルの台数が複数個になるに従い取付面精度が影響し、均一な荷重分布が得にくくなります。このため、シフトテーブル数による接触状態を考慮したものです。
※BTCA、BTSAは無給油でご使用ください。
338
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縦型垂直2軸4台の計算例(BFタイプ)
使用条件と要求寿命
BTF16
BTF20
BTF25
BTF30
BTF40
BTF50
Part No. 荷 重 区 分 許 容 荷 重
静的許容荷重動的許容荷重静的許容荷重動的許容荷重静的許容荷重動的許容荷重静的許容荷重動的許容荷重静的許容荷重動的許容荷重静的許容荷重動的許容荷重
4,410{ 450}1,470{ 150}6,180{ 630}2,060{ 210}8,830{ 900}2,940{ 300}13,200{1,350}4,410{ 450}21,200{2,160}7,060{ 720}26,500{2,700}8,830{ 900}
① テーブルにかかる荷重計算
N=30万サイクルa=0.1mmS=0.2m
W=300kgfK=5×106
fc =0.85fw=1.0fv =2.0
1軸2台衝撃荷重なし25m/min{0.42m/s}
30℃、異物あり無給油
fe=3.0fℓ=1.0
L0=250mmL1=200mmL2=250mmL3=300mm
A=B=C=D=W/2×L2/L0
E=F=G=H=W/2×L3/L1
上記荷重計算式に各使用条件を代入し、各テーブルに作用する荷重を求めます。
W=負荷荷重=300kgfL0、L1、L2、L3=負荷荷重点と各テーブルとの距離L0=250mm、L1=200mm、L2=250mm、L3=300mm以上の条件により各テーブルにかかる荷重を求めると、A=B=C=D=300/2×250/250=150kgfE=F=G=H=300/2×300/200=225kgfとなります。A、B、C、D、E、F、G、Hの得られた値が、本文に掲載されている許容荷重表にある値の範囲内に収まるシフトテーブルBTF30を選定します。
単純負荷での許容荷重
荷重計算・駆動力の計算・寿命計算
(単位:N{kgf})
●静的許容荷重:静止または静止に近い速度(0.0017m/s{0.1m/min} 以内)で荷重を受ける時の許容荷重。●動的許容荷重:1.0m/s{60m/min}以内の速度での許容荷重。
L0
L3
L2
L1
G
C
HD
B
A
F
E
W
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② 駆動力の計算
F=(μ1A+μ2B+μ3C+μ4D+nFs+nMs+μ1E+μ2F+μ3G+μ4H)×S±W
上記駆動力計算式に各使用条件を代入し、駆動力を設定します。
F=駆動力S=安全率(本例の場合、2に設定)μ1、μ2、μ3、μ4=各テーブルに働く摩擦係数μ1=μ2=μ3=μ4=0.15A、B、C、D、E、F、G、H=各テーブルにかかる荷重A=B=C=D=150kgf E=F=G=H=225kgfn=テーブル台数=4Fs=シール抵抗=0.30kgfMs=メタルスクレーパ抵抗=1.5kgfF=(0.15×150+0.15×150+0.15×150+0.15×150+4×0.30+4×1.5+0.15×225+0.15×225+0.15×225+0.15×225)×2≒464(±300)kgfが得られます。上昇時F1=764kgf下降時F2=164kgf
③ 寿命の計算
N=a×K×(1/2S)×(Wa/Wi)×fc/(fw×fv×fe×fℓ)
上記寿命計算式に各使用条件を代入し、寿命を求めます。
N=寿命=要求寿命(30万サイクル)a=許容摩耗量=0.1mmK=摩耗係数=5×106S=ストローク=0.2mWa=許容荷重=450kgf(BTF30)Wi=負荷荷重=225kgf(許容荷重値に最も近い値:荷重計算式により得られた各負荷荷重において、 最も条件の厳しいものを選びます。)fc=接触係数=0.85(1軸 2台)fv=速度係数=2.0(25m/min {0.42m/s})fw=荷重係数=1.0(衝撃荷重なし)fe=環境係数=3.0(30℃、異物あり)fℓ=潤滑係数=1.0(無給油)N=0.1×5×106×(1/2×0.2)×(450/225)×0.85/(1.0×2.0×3.0×1.0) =354,166が得られ、要求寿命30万サイクルが満たされます。
タイプ取付状態摩擦係数 μ
その他0.15
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