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第2次 健康江田島 21 計画 平成 25 年 3 月 江田島市

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  • 第2次

    健康江田島 21 計画

    平成 25 年 3 月

    江田島市

  • 1

    はじめに

    本市では,これまで平成 20 年 3 月に策定した「第 1

    次健康江田島 21 計画」に基づき,市民の皆様との協働

    により,健康づくりを推進するためのさまざまな取組を

    実施してきました。

    本年度は,この計画策定から 5 年目となることから,

    これまでの取組の成果や目標達成状況等の評価を行い

    ました。成果の出ているものがある一方で,策定時の調

    査結果よりも悪化しているものもあり,問題点や今後の課題が明らかになりま

    した。

    このたび,これらの健康課題や医療改革制度をはじめとする社会状況の変化

    などを踏まえた「第 2 次健康江田島 21 計画」を策定しました。この第 2 次計

    画でも,第 1次計画の重点課題であった「糖尿病・高血圧性疾患等,生活習慣

    病の予防」を積極的に取り組むこととし,増加する生活習慣病の予防と改善に

    力をいれてまいります。

    今後も,市民一人ひとりの健康づくり,地域ぐるみの健康づくりを推進する

    ための取組を実施してまいりますので,皆様のより一層の御理解,御協力をお

    願いいたします。

    最後になりましたが,本計画の策定にあたり多大なご尽力をいただきました

    「江田島市健康づくり推進協議会」の理事の皆様をはじめ,関係団体ワークシ

    ョップ参加団体の皆様,市民アンケート調査に御協力をいただいた市民の皆様,

    並びに関係者の方々に厚く御礼を申し上げます。

    平成 25 年 3 月

    江田島市長 田中 達美

  • 2

  • 3

    【目 次】

    第1章 計画策定にあたって ............................................................... 1

    1 計画策定の趣旨・背景 ............................................................... 1

    2 計画の位置づけ ..................................................................... 1

    3 第2次健康江田島 21計画の目指すもの ~将来像~ .................................... 2

    4 計画推進にあたっての行動指針 ....................................................... 3

    5 計画の期間及び評価 ................................................................. 4

    6 計画の策定体制 ..................................................................... 4

    第2章 目標指標の達成状況 ............................................................... 6

    1 評価の考え方 ....................................................................... 6

    2 全体評価 ........................................................................... 7

    3 分野別評価 ........................................................................ 10

    第3章 市の現状分析 .................................................................... 17

    1 人口 .............................................................................. 17

    2 出生数・死亡数 .................................................................... 18

    3 平均寿命及び健康寿命 .............................................................. 19

    4 要介護認定の状況 .................................................................. 20

    5 死因順位・標準化死亡比・自殺 ...................................................... 21

    6 国民健康保険の状況 ................................................................ 25

    7 後期高齢者医療の状況 .............................................................. 31

    8 健診・検診等の状況 ................................................................ 34

    9 母子保健の状況 .................................................................... 36

    10 市の現状分析からの課題の整理 ...................................................... 41

    第4章 重点課題と施策体系 .............................................................. 43

    1 重点課題と取組の方向性 ............................................................ 43

    2 施策の体系 ........................................................................ 44

    第5章 健康づくり施策 .................................................................. 45

    1 健康管理 .......................................................................... 45

    2 栄養・食生活 ...................................................................... 48

    3 歯・口腔 .......................................................................... 51

    4 運動 .............................................................................. 54

    5 睡眠と心の健康 .................................................................... 57

    6 たばこ ............................................................................ 60

    7 アルコール ........................................................................ 62

  • 4

    第6章 ターゲット別の取組内容 .......................................................... 64

    第7章 計画の推進体制と目標値 .......................................................... 68

    1 計画の推進体制 .................................................................... 68

    2 目標指標の一覧 .................................................................... 70

    資料編 .................................................................................. 75

    1 市民アンケート調査の結果 .......................................................... 75

    2 関係団体ワークショップの結果 ...................................................... 93

    3 庁内ヒアリングの結果 .............................................................. 96

    4 江田島市健康づくり推進協議会設置要綱 ............................................. 100

    5 江田島市健康づくり推進協議会理事名簿 ............................................. 102

  • 1

    第1章 計画策定にあたって

    1 計画策定の趣旨・背景

    わが国は,医学の進歩や生活水準の向上などにより平均寿命が伸び,世界有数の長寿国となって

    います。しかし,一方で,生活習慣病や要介護状態となる人が増加しており,健康づくりを推進す

    ることで,健康寿命(寝たきりや認知症にならない状態で生活できる期間)を伸ばすことが重要と

    なっています。

    このような状況の中,国においては,平成 20 年度からの医療制度改革により,治療を重視した

    医療から疾病予防を重視した保健医療への転換が図られ,医療保険者に対してメタボリックシンド

    ローム※に着目した特定健診・特定保健指導を義務づけるなど新たな生活習慣病対策が展開されて

    きています。さらに「がん対策推進基本計画」の策定(平成 19 年 6 月)や自殺総合対策大綱の策

    定(平成 19 年 6月)により,がん対策や自殺対策のより一層の推進が求められています。現在,「健

    康日本 21」の中間評価,最終評価を踏まえ,第 2次計画が策定されています。

    本市においても,こうした動向を踏まえて,平成 24 年度で終了する第 1 次計画を見直し,市民

    の健康課題に対応した施策を総合的かつ計画的に展開するため,「第 2次健康江田島 21 計画」を策

    定するものです。

    2 計画の位置づけ

    ・本計画は,市民の生涯を通じた主体的な健康づくりを推進するための指針となるほか,健康増進

    法第 8条第 2項に基づく「市町村健康増進計画」として位置づけられます。

    ・本計画は,国の健康日本 21 や県の健康ひろしま 21 を踏まえ,江田島市総合計画を上位計画とし,

    本市の他の関連計画と相互に連携しながら推進するものです。

    ※メタボリックシンドローム:内臓脂肪型肥満に加え,高血糖,高血圧,脂質異常のうちい

    ずれか 2つ以上をあわせもった状態。糖尿病などの生活習慣病に関わるとされている。

    江田島市次世代育成支援行動計画(後期計画) (平成 22~26 年度)

    江田島市障害者計画(後期)(平成 24~28 年度)

    江田島市第 3期障害福祉計画(平成 24~26 年度)

    江田島市地域福祉計画(平成 21~25 年度)

    健康ひろしま 21 (平成 25~34 年度)

    健康日本 21 (平成 25~34 年度)

    江田島市老人福祉計画・第 5期介護保険事業計画 (平成 24~26 年度)

    整合

    ・調整

    整合・調整

    整合・調整

    第2次健康江田島21計画

    整合

    ・調整

    江田島市スポーツ振興計画 (平成 22~26 年度) 整合・調整

    整合・調整

    江田島市総合計画(後期基本計画)(平成 22~26 年度)

  • 3 第2次健康江田島

    本市では,第 1 次計画で,「わたしとみんなの明日のために

    で支え,実現するまち」を将来像として,施策

    総人口が減少する一方で,高齢者の割合は増加し,国や県を上回って少子高齢化が急速に進んでい

    ます。また,死因や医療費の状況から,引き続き生活習慣病予防に力を入れる必要がある

    要介護認定者が増加していることから

    す。

    さらに,市民アンケート調査からは,

    生きがいを持って生活している状況が

    りに取り組めていない若年・壮年層が多いことが課題となっています。

    「いつまでも『健康』で,長生きをしたい」というのは誰

    とは単に「病気ではない状態」ではなく,毎日の生活の中に,生きがいや楽しみがあり,家族や地

    域の仲間とつながりを持つことが大切であると考えられます。

    本計画は,上記の視点を重視した施策

    ら継承し,ヘルスプロモーション

    体,行政等」で支える地域づくりを目指します。

    図 1-1 第 2次健康江田島 21計画の将来像イメージ

    学校・保健医療等

    の行政関係者

    ◇健康づくりのためには,本人(当事者)の努力だけでなく,

    な支援が必要です。また,健康づく

    で,将来像「一人ひとりの健康な毎日をみんなで支え,実現するまち」に向かって進みやすくなります。

    住民の参画

    急な坂道

    健 康

    一人では困難な健康づくり

    2

    健康江田島 21 計画の目指すもの ~将来像~

    で,「わたしとみんなの明日のために 一人ひとりの健康な毎日をみんな

    で支え,実現するまち」を将来像として,施策や事業を推進してきました。しかし

    一方で,高齢者の割合は増加し,国や県を上回って少子高齢化が急速に進んでい

    死因や医療費の状況から,引き続き生活習慣病予防に力を入れる必要がある

    ことから,健康づくりから介護予防につなげる取組が求められていま

    調査からは,現在の健康状態が良好な人ほど,健康づくりに積極的で,

    生きがいを持って生活している状況が見られます。一方で,仕事や家事などが優先され,健康づく

    りに取り組めていない若年・壮年層が多いことが課題となっています。

    』で,長生きをしたい」というのは誰もが想う願いです。

    ではなく,毎日の生活の中に,生きがいや楽しみがあり,家族や地

    つことが大切であると考えられます。

    本計画は,上記の視点を重視した施策や事業の展開を図るため,将来像について,

    ら継承し,ヘルスプロモーション※の理念のもと,「一人ひとり=本人」を「みんな=

    等」で支える地域づくりを目指します。

    計画の将来像イメージ

    健 康

    一人一人一人一人ひとりのひとりのひとりのひとりの

    みんなでみんなでみんなでみんなで支支支支ええええ

    健康づくりのためには,本人(当事者)の努力だけでなく,家族や地域の協力,行政関係者等専門的

    な支援が必要です。また,健康づくりに取り組みやすい環境づくり(坂道の勾配を下げる)をすること

    で,将来像「一人ひとりの健康な毎日をみんなで支え,実現するまち」に向かって進みやすくなります。

    参画

    坂道

    なだらかな坂道

    ※ヘルスプロモーション:自らの健康をコントロー

    ルし,改善していくことで,家族や地域の協力,

    専門職による知識・技術の提供や環境づくりなど

    をとおして健康づくりを進める。

    ~将来像~

    一人ひとりの健康な毎日をみんな

    しかし,この間も年々

    一方で,高齢者の割合は増加し,国や県を上回って少子高齢化が急速に進んでい

    死因や医療費の状況から,引き続き生活習慣病予防に力を入れる必要があるとともに,

    ,健康づくりから介護予防につなげる取組が求められていま

    健康状態が良好な人ほど,健康づくりに積極的で,

    ます。一方で,仕事や家事などが優先され,健康づく

    願いです。そして,『健康』

    ではなく,毎日の生活の中に,生きがいや楽しみがあり,家族や地

    事業の展開を図るため,将来像について,第1次計画か

    の理念のもと,「一人ひとり=本人」を「みんな=家族,関係団

    健康づくりを支援

    する環境づくりで

    なだらかな坂道へ

    ひとりのひとりのひとりのひとりの健康健康健康健康なななな毎日毎日毎日毎日をををを

    ええええ,,,,実現実現実現実現するまちするまちするまちするまち

    将来像

    の協力,行政関係者等専門的

    りに取り組みやすい環境づくり(坂道の勾配を下げる)をすること

    で,将来像「一人ひとりの健康な毎日をみんなで支え,実現するまち」に向かって進みやすくなります。

    ※ヘルスプロモーション:自らの健康をコントロー

    ,改善していくことで,家族や地域の協力,

    専門職による知識・技術の提供や環境づくりなど

    をとおして健康づくりを進める。

  • 3

    4 計画推進にあたっての行動指針

    「一人ひとりの健康な毎日をみんなで支え,実現するまち」に向けて,第1次計画の行動指針を

    引き継ぎ,ヘルスプロモーションの理念のもと,次の 4点を本人・家族・地域住民・行政関係者の

    計画推進にあたっての行動指針とします。

    自分の健康は自分自身で考えないと健康で豊かな人生は実現しません。まずは自分の健康を意

    識して,「自分の健康は自分で守っていく」という意識が大切です。健診の受診だけでなく,食

    生活や運動など生活習慣の改善から心がけることが必要です。

    これまでの健康づくりは病気にならないように知識などの情報提供をして,あとは個人の努力

    に任せているところがありました。しかし,それではなかなか自分の課題が見えなかったり,健

    康づくりも続かなかったりします。

    一人で健康づくりに取り組むより,家族や仲間,地域の人同士で楽しみながら活動することが

    効果的です。時には子どもから高齢者まで幅広い世代が一緒に支え合い,励ましあいながら取り

    組んでいけば,健康で豊かな人生の実現への道のりが楽しく,緩やかになります。

    今の自分が健康であっても,不規則な生活習慣を続けていくと,将来的には病気になる可能性

    は高くなります。今の自分だけをみるのではなく,5年後,10 年後にどんなことがしたいか,ど

    んな自分でいたいかをイメージして,そのイメージに向かって行動することが大切です。ただ運

    動などの健康づくりをしていくことだけにとらわれず,生きがいや将来的な目標を持って取り組

    んでいくことが重要です。

    健康づくりを支える環境として,仲間や地域は重要な存在です。しかし,健康づくりを地域で

    取り組んでいくにしても,地域が元気でまとまりがないと取組が難しいという面もあります。

    人と人のつながりから生まれる地域づくり,健康づくりに取り組みやすい条件を整備していく

    環境づくりなど,健康づくりをきっかけにしたまちづくりの観点も必要です。

    ① 自分の健康を意識しよう!

    ② 一人より,家族やみんなで取り組もう!

    ③ 5 年後,10 年後の自分をイメージして行動しよう!

    ④ 健康づくりをきっかけに地域づくりを進めよう!

    国では,「国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針」の中で,「しなくて

    はならない健康づくり」から「自らやりたくなる楽しい健康づくり」へ,「個人の健康設計に

    おける『こうすべき型』から『こうありたい型』への転換」などの考え方を示しており、上記

    の行動指針と併せて踏まえることが必要となっています。

  • 4

    5 計画の期間及び評価

    本計画は平成 29(2017)年度を目標年度とし,期間は平成 25(2013)年度から平成 29(2017)

    年度までの 5年間とします。目標年度の平成 29(2017)年度に評価を行い,必要に応じて計画・施

    策の見直しを図ります。

    平成 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度

    6 計画の策定体制

    本計画は,20 歳以上の市民を対象としたアンケート調査,関係団体によるワークショップ及び庁

    内ヒアリングを実施し,「江田島市健康づくり推進協議会」の協議を経て策定しました。

    表 1-1 アンケート調査の概要

    調査票の種類 健康江田島21計画調査票

    調査対象者 平成24年7月現在,市内在住の20歳以上の方

    調査数 2,000名 (無作為抽出)

    調査方法 郵送による配布回収

    調査時期 平成24年8月1日~8月24日

    回収数 914名 回収率 45.7%

    有効回収数 909名 有効回収率 45.5%

    表 1-2 関係団体ワークショップの概要

    グループ 参加団体名 参加者数 開催日時

    「地域」

    ワークショップ

    江田島市自治会連合会

    江田島市老人クラブ連合会

    江田島市女性会連合会

    24名

    (4班)

    9月10日(月)

    13:30~15:30

    「運動・休養」

    ワークショップ

    江田島市スポーツ推進委員協議会

    江田島市運動普及推進協議会

    8名

    (1班)

    9月14日(金)

    19:00~21:00

    「栄養・食生活,歯と口腔」

    ワークショップ

    江田島市地域活動栄養士会

    江田島市食生活改善推進協議会

    江田島市母子保健推進員

    江田島市歯科衛生士会

    15名

    (2班)

    9月20日(木)

    14:00~16:00

    第 1 次計画期間

    第 2 次計画期間

    開始 評価

    見直し

    評価

    見直し

  • 5

    表 1-3 庁内ヒアリングの概要

    目 的 平成20年3月策定の第1次健康江田島21計画に基づく行政の取組について,進捗状況,現

    状と課題の把握をすることにより,第2次健康江田島21計画の策定のための基礎資料とする。

    調査対象 保健医療課,子育て支援センター,学校教育課,生涯学習課,総務課,農林水産課,商工観光

    調査時期 平成24年8月31日~9月14日

    表 1-4 江田島市健康づくり推進協議会の概要

    目 的 市民の健康づくりを推進するため,保健・医療・福祉に関する事項を総合的に協議・検討し,

    必要な事業を実施すること。

    構 成 保健・医療・福祉関係機関・団体代表及び行政関係者 合計17名

    開催概要

    第1回 江田島市健康づくり推進協議会

    開催日時 平成24年7月12日 13:30~15:00

    開催場所 江田島市大柿分庁舎 4階(401会議室)

    議題

    (1)「健康江田島21計画」の見直し・策定について

    ア スケジュールについて

    イ ワークショップについて

    ウ 市民アンケート調査について

    (2)その他

    第2回 江田島市健康づくり推進協議会

    開催日時 平成24年11月26日 13:30~15:00

    開催場所 江田島市大柿分庁舎 3階(301会議室)

    議題

    (1)「健康江田島21計画」の見直し・策定について

    ア 市民アンケート調査結果の報告について

    イ ワークショップ結果の報告について

    ウ 次期計画の素案検討について

    (2)その他

    第3回 江田島市健康づくり推進協議会

    開催日時 平成25年2月14日 13:30~15:00

    開催場所 江田島市大柿分庁舎 3階(301会議室)

    議題

    (1)「第2次健康江田島21計画」(案)について

    ア 「第2次健康江田島21計画」のパブリックコメント及び計画書(案)について

    イ 「第2次健康江田島21計画」概要版(案)について

    (2)その他

    表 1-5 パブリックコメントの実施

    目 的

    本計画の内容の充実や,市民の市政への参画を推進するため,「①市の基本的な考え方を

    策定過程で公表し,意見を募集する。」「②提出された意見の概要とそれに対する市の考え方

    を公表する。」ことを目的とする。

    実施時期 平成 24 年 12 月 10 日~12 月 28 日

  • 6

    第2章 目標指標の達成状況

    1 評価の考え方

    (1)第 1次健康江田島 21計画の評価にあたって

    本市では,平成 20年 3 月に策定した「第 1次健康江田島 21 計画」に基づき,市民の健康づく

    りの推進に取り組んできました。

    健康づくりに関する目標指標を中心に,健康づくりの施策等の計画で定めた事項について検証

    し,次期計画の策定の基礎資料とすることを目的に評価を実施しました。

    (2)評価項目と評価の方法

    第 1次健康江田島 21 計画では,健康管理,栄養・食生活,歯・口腔,運動,睡眠と心の健康,

    たばこ,アルコールの 7分野について,34 の目標指標を設定しています。今回,これらの目標指

    標について,「目標値に達した」「目標値に達していないが改善傾向にある」「変わらない」「悪化

    している」の 4段階で評価しました。また,達成状況を検証するために,数値による評価だけで

    なく,市民アンケート調査結果,関係団体ワークショップの結果,庁内ヒアリングの結果等も活

    用しました。

    なお,市民アンケート調査から結果を得る目標指標については,若年層の意見を計画により反

    映させる観点から前回よりも若年層の配布数を増やしており,考慮が必要です。

    表 2-1 判定区分

    判定区分 判定基準

    目標値に達した(A) 設定した目標値について達成できているもの

    目標値に達していないが

    改善傾向にある(B)

    設定した目標値には届かないものの,基準とした実績値(策定

    値)よりも改善しているもの

    変わらない(C) 改善した,あるいは悪化した割合が 1.0%未満内に留まってお

    り,現状維持に留まっているもの

    悪化している(D) 基準とした実績値(策定値)よりも悪化しているもの

  • 7

    目標値に達した

    20.6%

    目標値に

    達していないが

    改善傾向にある

    29.4%

    変わらない

    17.6%

    悪化している

    32.4%

    0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

    2 全体評価

    第 1 次健康江田島 21計画で設定した 7分野,34 の目標指標について評価した結果,「目標値に達

    した」が 20.6%,「目標値に達していないが改善傾向にある」が 29.4%,「変わらない」が 17.6%,

    「悪化している」が 32.4%となっています。

    『改善した』ものと『現状維持・悪化』したものが,半数ずつという結果となっています。

    図 2-1 目標達成状況

    表 2-2 各分野の目標達成状況

    分 野 指標数

    評 価

    目標値に達した

    (A)

    目標値に

    達していないが

    改善傾向にある

    (B)

    変わらない

    (C)

    悪化している

    (D)

    自分の健康状態の把握 9 3 3 2 1

    栄養・食生活 8 0 1 2 5

    歯・口腔 5 2 1 0 2

    運動 2 0 0 0 2

    睡眠と心の健康 4 1 1 1 1

    たばこ 2 0 2 0 0

    アルコール 4 1 2 1 0

    合計 34 7 10 6 11

  • 8

    表 2-3 目標指標一覧

    指標 対象 策定値

    (平成 19 年)

    現状値

    (平成 24 年)

    目標値

    (平成 24 年)

    評価

    区分

    数値の

    出所

    自分の健康状態の把握

    メタボリックシンドロームの内

    容を知っている人の増加 20 歳以上 44.3% 48.8% 80.0% B

    アンケート

    調査

    自分は健康だと感じている人

    の増加(とても健康+健康な

    方)

    20 歳以上 66.1% 72.2% 増やす A アンケート

    調査

    特定健康診査受診率 40~74 歳

    国保被保険者 -

    (平成 23 年)

    29.8% 65.0% B 市資料

    特定保健指導実施率 40~74 歳

    国保被保険者 -

    (平成 23 年)

    25.7% 45.0% B 市資料

    胃がん検診受診率 40 歳以上 (平成 18 年)

    13.3%

    (平成 23 年)

    10.9% 16.0% D 市資料

    肺がん検診受診率 40 歳以上 (平成 18 年)

    15.1%

    (平成 23 年)

    14.5% 18.0% C 市資料

    大腸がん検診受診率 40 歳以上 (平成 18 年)

    18.1%

    (平成 23 年)

    18.7% 21.0% C 市資料

    子宮がん検診受診率 20 歳以上 (平成 18 年)

    15.1%

    (平成 23 年)

    19.2% 18.0% A 市資料

    乳がん検診受診率 40 歳以上 12.2% (平成 23 年)

    25.9% 15.0% A 市資料

    栄養・食生活

    自分の適切な食事内容・量を

    知っている人の増加 20 歳以上 60.5% 58.7% 70.0% D

    アンケート

    調査

    体重管理のために食事の内

    容・量に気をつけている人の

    増加

    20 歳以上 60.1% 54.7% 70.0% D アンケート

    調査

    適正体重を維持している人の

    増加 20 歳以上 43.2% 44.2% 60.0% B

    アンケート

    調査

    朝食を欠食する人の減少

    (時々食べない+食べない)

    男性

    20~39 歳 34.0% 57.0% 15.0% D

    アンケート

    調査

    女性

    20~39 歳 27.7% 27.3% 15.0% C

    アンケート

    調査

    野菜を毎食食べている人の増

    加 20 歳以上 43.0% 38.5% 60.0% D

    アンケート

    調査

    うす味を心がけている人の増

    加 20 歳以上 61.2% 54.9% 70.0% D

    アンケート

    調査

    食事バランスガイドの内容を

    知っている人の増加 20 歳以上 23.9% 23.7% 35.0% C

    アンケート

    調査

  • 9

    指標 対象 策定値

    (平成 19 年)

    現状値

    (平成 24 年)

    目標値

    (平成 24 年)

    評価

    区分

    数値の

    出所

    歯・口腔

    80 歳以上で 20 本以上の自分

    の歯がある人の増加

    80 歳

    (75~84 歳) 26.7% 28.2% 35.0% B

    アンケート

    調査

    60 歳で 24 本以上の自分の歯

    がある人の増加

    60 歳

    (55~64 歳) 48.9% 44.1% 60.0% D

    アンケート

    調査

    年 1 回以上歯科健診を受けて

    いる人の増加 20 歳以上 18.5% 30.1% 30.0% A

    アンケート

    調査

    歯間ブラシ・デンタルフロスな

    どを利用している人の増加 20 歳以上 22.3% 37.6% 30.0% A

    アンケート

    調査

    3 歳児健診でむし歯のない児

    の増加

    3 歳児健診

    受診者 73.2%

    (平成 23 年)

    62.7% 80.0% D 市資料

    運動

    運動をする習慣のある人の増

    加 20 歳以上 35.9% 32.2% 63.0% D

    アンケート

    調査

    週 2 回以上運動している人の

    増加 20 歳以上 26.1% 21.8% 39.0% D

    アンケート

    調査

    睡眠と心の健康

    1 か月にストレスを感じたこと

    がある人の減少(大いに+多

    少)

    20 歳以上 66.7% 68.7% 49.0% D アンケート

    調査

    ストレスを感じた時に相談でき

    る人がいる人の増加 20 歳以上 70.5% 72.3% 80.0% B

    アンケート

    調査

    睡眠で休養がとれていない人

    の減少(あまり+まったく) 20 歳以上 21.7% 21.5% 20.0% C

    アンケート

    調査

    睡眠のために薬やお酒を毎日

    飲む人の減少 20 歳以上 12.4% 9.0% 10.0% A

    アンケート

    調査

    たばこ

    たばこを吸っている人の減少

    男性

    20 歳以上 30.3% 25.7% 25.0% B

    アンケート

    調査

    女性

    20~39 歳 16.9% 12.3% 10.0% B

    アンケート

    調査

    アルコール

    毎日飲酒する人の減少 20 歳以上 21.3% 21.9% 20.0% C アンケート

    調査

    1 日 3 合以上の多量飲酒者の

    減少

    男性

    20~39 歳 12.8% 2.8% 10.0% A

    アンケート

    調査

    男性

    40~64 歳 8.8% 6.4% 5.0% B

    アンケート

    調査

    1 日平均飲酒量が 2 合以上の

    人で現在の量が適量だと思っ

    ている人の減少

    20 歳以上 51.7% 25.0% 20.0% B アンケート

    調査

  • 10

    29.8 25.7

    65.0

    45.0

    0.0

    20.0

    40.0

    60.0

    80.0

    策定値 現状値 目標値(%)

    未実施 未実施

    3 分野別評価

    (1)自分の健康状態の把握

    ① メタボ認知度・健康状態について

    ◇メタボリックシンドロームの内容を知っている人の増加

    改善していますが目標値の達成には至ってい

    ません。しかし,市民アンケート調査では,「内

    容を知っている」「名前は知っている」の回答割

    合を合わせると 9割弱となっており,言葉自体は

    浸透しています。

    ◇自分は健康だと感じている人の増加

    目標を達成できており,市民の主観的健康観は

    向上しています。しかし,関係団体ワークショッ

    プから,一人暮らし高齢者の健康状態を心配する

    声が挙げられ,統計資料からも広島県内において

    も医療費が高い状況が見られるなど,健康を取り

    巻く課題は多くなっています。

    ② 特定健診・特定保健指導について

    ◇特定健康診査受診率,特定保健指導実施率

    目標指標設定時には実績がありませんでした

    が,制度開始以降,受診率,実施率は徐々に向上

    しています。しかし,目標値の達成には至ってい

    ません。市民アンケート調査からも特定健康診

    査・特定保健指導自体の認知度が高いとは言えず,

    内容とその必要性の周知を図っていくことが大

    切です。

    また,特定保健指導の初回支援を兼ねた健診結

    果説明会では,生活習慣の振り返りからの行動変

    容につなげる指導を行っています。受診の利点と

    して,こうした支援を受けられることを伝えてい

    くことも重要です。

    図 2-2 メタボ認知度・健康状態に関する指標

    メタボリックシンドロームの

    内容を知っている人の増加

    自分は健康だと

    感じている人の増加

    図 2-3 特定健診・特定保健指導に関する指標

    特定健診受診率

    の向上

    特定保健指導実施率

    の向上

    44.3

    66.1

    48.8

    72.2 80.0

    0.0

    20.0

    40.0

    60.0

    80.0

    100.0

    策定値 現状値 目標値(%)

    増やす

  • 11

    13.3 15.1

    18.1 15.1

    12.2 10.9

    14.5

    18.7 19.2

    25.9

    16.0 18.0

    21.0

    18.0 15.0

    0.0

    10.0

    20.0

    30.0

    策定値 現状値 目標値(%)

    60.5 60.1

    43.2

    58.7 54.7

    44.2

    70.0 70.0

    60.0

    0.0

    20.0

    40.0

    60.0

    80.0

    策定値 現状値 目標値(%)

    ③ がん検診受診率について

    ◇各種がん検診受診率

    「子宮がん検診」「乳がん検診」の女性を対象とした検診では目標値を達成していますが,そ

    の他のがんでは,現状維持もしくは悪化しています。受診率が向上している「大腸がん検診」「子

    宮がん検診」「乳がん検診」では,一定の年齢に達した人に無料で受診できるクーポン券を配布

    したり,休日にも集団検診を実施するなど受診率向上対策の効果が表れています。また,市民ア

    ンケート調査や関係団体ワークショップから,検診場所が遠いことや時間がかかることなどが受

    診しない理由に挙げられており,健診の利便性の向上を図るための検討が必要です。

    (2)栄養・食生活

    ① 食事内容・適正体重について

    ◇自分の適切な食事内容・量を知っている人の増加

    目標値に対して悪化していますが,市民アンケート調査では「主食+主菜+副菜を揃えるよう

    にしている」が 7割以上,「満腹になるまで食べることが多い」が 4割未満となっています。

    適切な食事内容・量を周知啓発することで,適切な食習慣を身につける人が増加するものと考

    えられます。

    ◇体重管理のために食事の内容・量に気をつけている人の増加,適正体重を維持している人の増加

    「適正体重を維持している人の増加」は,

    やや改善しています。「体重管理のために

    食事の内容・量に気をつけている人の増加」

    は悪化しています。また,市民アンケート

    調査では,BMI※で「肥満」の割合が 4

    分の 1 を占めるため,今後,適切な食事内

    容・量,適正体重等についての周知啓発が

    必要です。

    図 2-4 がん検診受診率に関する指標

    図 2-5 食事内容・適正体重に関する指標

    胃がん検診

    受診率の増加

    肺がん検診

    受診率の増加

    大腸がん検診

    受診率の増加

    子宮がん検診

    受診率の増加

    乳がん検診

    受診率の増加

    自分の適切な

    食事内容・量を

    知っている人の増加

    体重管理のために

    食事の内容・量に

    気をつけている人の増加

    適正体重を

    維持している

    人の増加

    ※BMI:体重(体格)指数のことで,体重÷身長

    ÷身長で算出される。それぞれの身長においてB

    MIが 22 となる体重を適正体重としている。

  • 12

    34.0 27.7

    57.0

    27.3

    15.0 15.0

    0.0

    20.0

    40.0

    60.0

    80.0

    策定値 現状値 目標値(%)

    43.0

    61.2

    23.9

    38.5

    54.9

    23.7

    60.0

    70.0

    35.0

    0.0

    20.0

    40.0

    60.0

    80.0

    策定値 現状値 目標値(%)

    ② 朝食の欠食について

    ◇朝食を欠食する人の減少

    男性で悪化しており,若い世代の男性への働

    きかけが重要です。関係団体ワークショップか

    ら,働いている人は夕食も遅くなりがちである

    と指摘されており,朝食だけでなく,基本的な

    生活習慣全般の見直しが必要です。また,若い

    世代の朝食の欠食は,子どもの朝食の欠食にも

    つながっていくことから,家庭に対して朝食の

    大切さを伝えていくことも重要です。

    特に若い世代では,保健事業や地区活動への

    参加が少ない傾向があり,新たな周知啓発方法

    についても検討が必要です。

    ③ 食習慣について

    ◇野菜を毎食食べている人の増加

    目標値に対して悪化しています。市民アンケート調査では,若い世代ほど野菜を食べている割

    合が低くなっており,朝食の欠食と併せ,食生活の面での改善が必要です。

    ◇うす味を心がけている人の増加

    目標値に対して悪化しています。関係団体ワークショップでは,うす味の大切さはわかっても,

    濃い味を好む人が多いためうす味が浸透しづらいことが課題として挙げられています。食生活改

    善推進員との連携のもと地域全体で,おいしく食べられる工夫等の食生活の改善が必要です。

    ◇食事バランスガイドの内容を知っている人の増加

    ほぼ横ばい傾向となっています。関係団体ワークショップでは,健康的な食生活を啓発してい

    くための手段として「使いづらい」という意見もあり,今後活用していくかどうかを含めて検討

    が必要です。

    図 2-6 朝食の欠食に関する指標

    図 2-7 食習慣に関する指標

    20~39 歳の男性で

    朝食を欠食する人の減少

    20~39 歳の女性で

    朝食を欠食する人の減少

    野菜を毎食

    食べている人の増加

    うす味を

    心がけている人の増加

    食事バランスガイド

    の内容を

    知っている人の増加

  • 13

    26.7

    48.9

    18.5 22.3

    28.2

    44.1

    30.1

    37.6 35.0

    60.0

    30.0 30.0

    0.0

    20.0

    40.0

    60.0

    策定値 現状値 目標値(%)

    73.2

    62.7

    80.0

    0.0

    20.0

    40.0

    60.0

    80.0

    策定値 現状値 目標値

    (%)

    (3)歯・口腔

    ① 成人の歯・口腔の健康について

    ◇60 歳で 24 本以上の自分の歯がある人の増加,80 歳以上で 20 本以上の自分の歯がある人の増加

    「60 歳で 24 本以上の自分の歯がある人の増加」では,悪化傾向が見られますが,「80 歳以上

    で 20 本以上の自分の歯がある人の増加」では改善傾向となっています。特に壮年期からの歯・

    口腔の健康づくりが必要です。

    ◇年 1 回以上歯科健診を受けている人の増加,歯間ブラシ・デンタルフロス※などを利用している人の増加

    いずれも改善傾向となっています。市民アンケート調査では,歯や口の中のことで気になるこ

    とがある割合が6割程度を占めていることから,意識は高まっていると考えられます。本市では,

    乳幼児,妊婦,高齢者など,対象者ごとに歯・口腔に関する健康教育を行っていますが,参加者

    が拡大していかないことが課題となっています。

    ② 子どもの歯・口腔の健康について

    ◇3歳児健診でむし歯のない児の増加

    目標値に対して悪化しています。関係団体ワ

    ークショップでは,仕上げ磨きや間食の食べさ

    せ方など,親への指導が必要であるとの意見が

    挙げられています。1 歳 6 か月児歯科健診,3

    歳 6か月児歯科健診,妊婦歯科健診や育児教室

    での歯科保健に関する指導や,保育園や学校で

    のフッ素洗口,フッ素塗布※など,引き続き子

    どものむし歯予防を推進する必要があります。

    図 2-8 成人の歯・口腔の健康に関する指標

    図 2-9 子どもの歯・口腔の健康に関する指標

    80 歳以上で 20 本以上

    の自分の歯が

    ある人の増加

    60 歳以上で 24 本以上

    の自分の歯が

    ある人の増加

    年 1 回以上歯科健診

    を受けている人の増加

    歯間ブラシ・デンタル

    フロスなどを

    利用している人の増加

    3 歳児健診で

    虫歯のない児の増加

    ※デンタルフロス:歯の間の歯垢や食片を除去し,清掃

    するための、繊維でできた細い糸。

    ※フッ素洗口,フッ素塗布:フッ素洗口はフッ素を溶か

    した水でうがいをすること,フッ素塗布は歯にフッ素

    を塗ることでむし歯予防をすること。

  • 14

    35.9

    26.1 32.2

    21.8

    63.0

    39.0

    0.0

    20.0

    40.0

    60.0

    80.0

    策定値 現状値 目標値(%)

    66.7 70.5 68.7

    72.3

    49.0

    80.0

    0.0

    20.0

    40.0

    60.0

    80.0

    策定値 現状値 目標値(%)

    (4)運動

    ① 運動について

    ◇運動する習慣のある人の増加,週 2回以上運動している人の増加

    いずれも目標値に対して悪化しています。市民

    アンケート調査では,運動習慣がない人の運動し

    ない理由として,若い世代は「時間がない」,「運

    動するより休みたいから」,また高齢者は「仕事

    や家事で十分と思う」という理由が多くなってい

    ます。一方,今後運動を始めたいという割合が高

    く,きっかけがあれば,運動習慣を持つ人が増加

    するものと考えられます。関係団体ワークショッ

    プでは,運動するための施設整備や,ウォーキン

    グについても道路の安全を確保することが求めら

    れており,個人の意識改革と併せて,環境整備を

    図ることが必要です。また,一人では継続しづらいという意見もあり,仲間づくりや組織づくりへ

    の支援が必要です。本市の運動教室等の参加者は,60 代以上が中心となっており,若い世代も参

    加しやすいような仕組みづくりが必要です。

    (5)睡眠と心の健康

    ① ストレスについて

    ◇1か月にストレスを感じたことがある人の減少

    目標値に対して悪化しています。市民アンケ

    ート調査では,特に 40 歳代でストレスを感じ

    ている人が多く,「仕事に関すること」が理由

    に挙げられています。壮年期や職場での心の健

    康づくり対策が重要です。

    ◇ストレスを感じた時に相談できる人の増加

    やや改善しています。市民アンケート調査で

    は,相談相手として「家族」や「友人」の割合

    が高くなっていますが,「相談したいがする人

    がいない」人もおり,高齢になるほど,相談で

    きる人がいる割合が低くなるなど,地域の相談

    窓口の確保が課題となっています。自殺予防週

    間及び月間における広報,こころの健康相談,

    子育て中の親の交流機会の確保など,心の健康については,世代ごとの取組をさらに進めてい

    くことが必要です。

    図 2-10 運動に関する指標

    図 2-11 ストレスに関する指標

    運動をする習慣

    のある人の増加

    週 2 回以上

    運動している人の増加

    1 か月に

    ストレスを感じたこと

    がある人の減少

    ストレスを感じた時に

    相談できる人の増加

  • 15

    21.7

    12.4

    21.5

    9.0

    20.0

    10.0

    0.0

    10.0

    20.0

    30.0

    策定値 現状値 目標値(%)

    30.3

    16.9

    25.7

    12.3

    25.0

    10.0

    0.0

    10.0

    20.0

    30.0

    40.0

    策定値 現状値 目標値(%)

    ② 睡眠について

    ◇睡眠で休養がとれていない人の減少,睡眠のために薬やお酒を毎日飲む人の減少

    「睡眠で休養がとれていない人の減少」は,

    横ばい傾向となっていますが,「睡眠のために

    薬やお酒を毎日飲む人の減少」は改善し,目標

    値を達成しています。市民アンケート調査では,

    健康ではない人ほど,睡眠(休養)がとれてい

    ない傾向が見られます。関係団体ワークショッ

    プから,働いている世代を中心に睡眠時間が一

    定になっていない点や,親の生活に合わせて,

    子どもの就寝時間が遅くなっていることが課

    題として挙げられています。現在実施している

    児童生徒に対する早寝早起きの指導について,

    親への啓発が進むように工夫する必要があります。

    (6)たばこ

    ① たばこについて

    ◇たばこを吸っている人の減少

    男性,女性ともに改善していますが,関係団

    体ワークショップから,若い女性の喫煙が気に

    なるとの意見が挙げられています。市民アンケ

    ート調査では,現在喫煙している人で,「ぜひ

    やめたい」,「本数を減らしたい」「やめたい

    と思っているが,やめられない」と考えている

    人が7割を占め,適切な支援があれば,喫煙者

    をさらに減少することも可能であると考えら

    れます。また,吸い始めた年齢について,10

    歳代が約1/4 を占めており,学校教育等を通じて,たばこの害に関する知識の周知等を図るこ

    とが大切です。受動喫煙の害についても周知が進んでいるため,公共施設等の分煙,禁煙の推

    進が必要です。

    図 2-12 睡眠に関する指標

    図 2-13 たばこに関する指標

    睡眠で休養が

    とれていない人の減少

    睡眠のために

    薬やお酒を

    毎日飲む人の減少

    たばこを吸っている

    男性の減少

    たばこを吸っている

    女性の減少

  • 16

    12.8

    8.8

    2.8

    6.4

    10.0

    5.0

    0.0

    5.0

    10.0

    15.0

    策定値 現状値 目標値(%)

    21.3 21.9 20.0

    0.0

    10.0

    20.0

    30.0

    策定値 現状値 目標値(%)

    51.7

    25.0 20.0

    0.0

    20.0

    40.0

    60.0

    策定値 現状値 目標値(%)

    (7)アルコール

    ① 飲酒について

    ◇毎日飲酒する人の減少

    「毎日飲酒する人の減少」は,横ばい傾向と

    なっています。市民アンケート調査では,ほと

    んど(まったく)飲まない人の割合が,男女と

    もに男性の 60~74 歳を除くすべての年齢層で

    前回よりも高くなっています。今後も,休肝日

    を設けることの推奨や,未成年の飲酒防止に向

    けた啓発等に力をいれながら,上手な飲酒の仕

    方を伝えていく取組が必要です。

    ◇1日 3合以上の多量飲酒者の減少

    20~39 歳では目標を達成できており,40~64

    歳でも改善傾向となっています。関係団体ワー

    クショップでは,適量を守った飲酒であればよ

    いという意見が挙げられていますが,一方で一

    人暮らしの高齢者等では,飲酒量が増えてしま

    うことも課題として挙げられています。

    ◇1日平均飲酒量が 2合以上の人で現在の量が

    適量だと思っている人の減少

    「1 日平均飲酒量が 2合以上の人で現在の量

    が適量だと思っている人の減少」は,改善して

    いますが,目標値には至っていません。

    図 2-14 飲酒習慣に関する指標

    20~39 歳の男性で

    多量飲酒している

    人の減少

    40~64 歳の男性で

    多量飲酒している

    人の減少

    図 2-15 多量飲酒に関する指標

    毎日飲酒する人の減少

    1 日平均飲酒量が 2 合以

    上の人で現在の量が適量

    だと思っている人の減少

    図 2-16 適量飲酒に関する指標

  • 17

    第3章 市の現状分析

    1 人口

    総人口は年々減少しており,平成 17(2005)年以降は 3万人を下回っています。一方で,高齢化

    率は国や県よりも高い割合で推移し,平成 22(2010)年には 35.8%となり,高齢化が進行してお

    り,特に後期高齢者の増加が目立っています。また,平成 2年から平成 22 年の 20年間で年少人口

    が 6.2 ポイント,生産年齢人口が 8.7 ポイント減少し,逆に老年人口が 14.9 ポイント増加してい

    ます。

    図 3-1 総人口等の推移

    ※総人口には年齢不詳を含むため内訳の合計と一致しない場合がある 資料:国勢調査

    図 3-2 年齢 3区分別人口割合の推移

    5,697 4,499 3,565 2,888 2,461

    23,784 21,756 19,411 17,547 14,888

    4,215

    4,700

    4,908 4,520

    4,335

    3,555 3,911

    4,394

    4,984

    5,339 20.9 24.7

    28.8

    31.7 35.8

    0.0

    5.0

    10.0

    15.0

    20.0

    25.0

    30.0

    35.0

    40.0

    0

    5,000

    10,000

    15,000

    20,000

    25,000

    30,000

    35,000

    40,000

    平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年

    37 ,25737 ,25737 ,25737 ,257 34 ,86634 ,86634 ,86634 ,866 32 ,27832 ,27832 ,27832 ,278 29 ,93929 ,93929 ,93929 ,939 27 ,03127 ,03127 ,03127 ,031(人) (%)

    15.3

    12.9

    11.0

    9.6

    9.1

    63.8

    62.4

    60.1

    58.6

    55.1

    20.9

    24.7

    28.8

    31.7

    35.8

    0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

    平成2年

    平成7年

    平成12年

    平成17年

    平成22年

    資料:国勢調査

    年少人口

    (0~14歳)

    (人)

    生産年齢人口

    (15~64歳)

    前期高齢者

    (65~74歳)

    高齢化率

    後期高齢者

    (75歳以上)

    年少人口

    (0~14歳)

    生産年齢人口

    (15~64歳)

    老年人口

    (65歳以上)

  • 18

    図 3-3 高齢化率の国・県との比較

    資料:国勢調査

    2 出生数・死亡数

    出生数,死亡数ともに減少傾向となっていますが,死亡が出生を超過する自然減が続いており,

    総人口の減少につながっています。

    図 3-4 出生数と死亡数の推移

    資料:人口動態統計年報

    20.9

    24.7

    28.8

    31.7

    35.8

    13.4 15.8

    18.5 20.9

    23.9

    12.0 14.5

    17.3 20.1

    23.0

    0.0

    5.0

    10.0

    15.0

    20.0

    25.0

    30.0

    35.0

    40.0

    平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年

    江田島市 広島県 国(%)

    143 157 145 143 136

    484 481 487 460 466

    0

    100

    200

    300

    400

    500

    600

    平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年

    広島県

    江田島市

    出生数 死亡数

  • 19

    3 平均寿命及び健康寿命

    本市の平均寿命は,平成 12(2000)年から平成 17(2005)年にかけて,男女ともに伸びたもの

    の,国や県と比較すると,依然として短くなっており,特に男性では 1 歳以上の差が見られます。

    平成 17(2005)年では男女ともに県内 23 市町中 22 位となっています。

    また,『健康』に暮らせる期間を示す指標である「健康寿命」(日常生活動作が自立している期間)

    について,本市では県と比べると短くなっています。

    表 3-1 平均寿命の国・県との比較

    区 分 平成 12 年 平成 17 年 平成 22 年

    江田島市 男性 76.5 年 77.7 年 ※未公表

    女性 84.2 年 85.4 年 ※未公表

    広島県 男性 77.8 年 79.1 年 80.0 年

    女性 85.1 年 86.3 年 87.4 年

    国 男性 77.7 年 78.8 年 79.6 年

    女性 84.6 年 85.8 年 86.4 年

    ※平成 25(2013)年公表予定

    資料:国勢調査

    表 3-2 平成 22 年健康寿命の県との比較

    区 分 ③による方法

    男性 女性

    江田島市 77.73 年 81.58 年

    広島県 78.38 年 83.53 年

    資料:厚生労働科学 健康寿命研究より(江田島市の数値は広島県が算出した)

    健康寿命の算出には,以下の方法が用いられる。

    ①日常生活に制限のない期間の平均

    ②自分が健康であると自覚している期間の平均

    ③日常生活動作が自立している期間の平均(要介護2以上になるまでの期間の平均)

    このうち,本市の数値は県,及び本市の数値が把握できる③の考え方に基づき算出している。

  • 20

    4 要介護認定の状況

    本市の要支援・要介護認定者数は,年々増加しており,平成 23年 10 月では 1,825 人と高齢者の

    うち概ね 5人に 1人が要支援・要介護認定を受けています。

    そのうち要介護 2以上の認定者数は,平成 23年 10 月で,1,095 人と半数以上を占めています。

    図 3-5 要支援・要介護度別認定者数の推移

    資料:介護保険事業状況報告

    232 219 207 213 215 217

    198 198 231 236 235 226

    236 258 240 254 286 287

    304 309 321 324 348 339

    281 276 280 285 290 289

    259 260 247 255 239 250

    172 181 200 191 203 217

    1,682 1,682 1,682 1,682 1,701 1,701 1,701 1,701 1,726 1,726 1,726 1,726 1,758 1,758 1,758 1,758

    1,816 1,816 1,816 1,816 1,825 1,825 1,825 1,825

    0

    500

    1,000

    1,500

    2,000

    平成21年4月 平成21年10月 平成22年4月 平成22年10月 平成23年4月 平成23年10月

    (人)

    要支援2

    要介護4

    要介護3

    要介護2

    要介護1

    要支援1

    要介護5

  • 21

    5 死因順位・標準化死亡比・自殺

    (1)主要死因の順位

    平成 18(2006)年から平成 22(2010)年にかけて,死因の上位 5 疾病を見ると,本市では,

    過去 5 年間を通じて第 1 位から第 4 位まで「悪性新生物」「脳血管疾患」「心疾患」「肺炎」とな

    っています。

    表 3-3 死因順位の国・県との比較

    区 分 第 1 位 第 2 位 第 3 位 第 4 位 第 5 位

    平成18年

    江田島市 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 不慮の事故

    広島県 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 不慮の事故

    国 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 不慮の事故

    平成19年

    江田島市 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 不慮の事故

    広島県 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 不慮の事故

    国 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 不慮の事故

    平成20年

    江田島市 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 不慮の事故

    広島県 悪性新生物 心疾患 肺炎 脳血管疾患 不慮の事故

    国 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 不慮の事故

    平成21年

    江田島市 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 老衰

    広島県 悪性新生物 心疾患 肺炎 脳血管疾患 老衰

    国 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 老衰

    平成22年

    江田島市 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 不慮の事故

    広島県 悪性新生物 心疾患 肺炎 脳血管疾患 老衰

    国 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 老衰

    資料:人口動態統計年報

    (2)死因別割合 生活習慣病による死亡は,悪性新生物,心疾患(高

    血圧性除く),脳血管疾患を合わせて約 60%を占めて

    います。

    資料:人口動態統計年報

    悪性新生物

    27.0%

    心疾患

    (高血圧性

    除く)

    18.2%脳血管疾患

    12.7%

    その他

    42.1%

    図 3-6 死因別割合(平成 22 年)

  • 22

    0.0 50.0 100.0 150.0 200.0 0.0 50.0 100.0 150.0 200.0 250.0 300.0

    前回(平成12~16年)今回(平成17~21年)

    前回(平成12~16年)今回(平成17~21年)

    (3)標準化死亡比(SMR)※

    男性の標準化死亡比について,前回(平成 12~平成 16 年)から引き続き,「慢性閉塞性肺疾患」

    「喘息」「肝疾患」「不慮の事故」「自殺」等は全国平均よりも死亡率が高くなっています。また,

    「悪性新生物」「糖尿病」「心疾患」「脳血管疾患」などの生活習慣病,及び「不慮の事故」は,

    前回よりも高い値となっています。

    女性の標準化死亡比について,前回大きな値を示した「慢性閉塞性肺疾患」は,低くなってい

    るものの「糖尿病」「高血圧性疾患」「心疾患」「脳血管疾患」「喘息」などとあわせて全国平均よ

    りも高くなっています。

    ※標準化死亡比(SMR):標準とする集団(=全国)に比べてどの程度死亡が多いかを示す値。SMR100=全国平

    均並み,SMR100 より大=全国平均より死亡率が高い,SMR100 より小=全国平均より死亡率が低い。

    総数 前回 106.6

    今回 119.2

    結核 前回 117.6

    今回 36.8

    悪性

    新生物

    前回 111.5

    今回 121.9

    糖尿病 前回 106.0

    今回 146.7

    高血圧

    性疾患

    前回 109.4

    今回 96.0

    心疾患 前回 96.9

    今回 128.9

    脳血管

    疾患

    前回 96.7

    今回 133.9

    大動脈瘤

    及び解離

    前回 80.6

    今回 32.3

    肺炎 前回 59.8

    今回 89.5

    慢性閉塞

    性肺疾患

    前回 160.4

    今回 147.8

    喘息 前回 150.6

    今回 138.1

    肝疾患 前回 150.6

    今回 133.4

    腎不全 前回 113.8

    今回 110.4

    老衰 前回 96.2

    今回 91.5

    不慮の

    事故

    前回 124.4

    今回 160.7

    自殺 前回 129.8

    今回 121.2

    図 3-7 標準化死亡比(SMR)【男性】 図 3-8 標準化死亡比(SMR)【女性】

    総数 前回 101.0

    今回 111.8

    結核 前回 58.0

    今回 64.6

    悪性

    新生物

    前回 96.5

    今回 111.5

    糖尿病 前回 128.6

    今回 159.8

    高血圧

    性疾患

    前回 133.8

    今回 171.1

    心疾患 前回 103.3

    今回 128.8

    脳血管

    疾患

    前回 117.2

    今回 129.4

    大動脈瘤

    及び解離

    前回 54.8

    今回 79.6

    肺炎 前回 65.2

    今回 67.8

    慢性閉塞

    性肺疾患

    前回 266.1

    今回 136.4

    喘息 前回 116.5

    今回 213.1

    肝疾患 前回 98.7

    今回 119.7

    腎不全 前回 103.2

    今回 89.5

    老衰 前回 93.1

    今回 96.7

    不慮の

    事故

    前回 96.7

    今回 83.6

    自殺 前回 70.9

    今回 98.5

    全国平均 全国平均

  • 23

    0.0 50.0 100.0 150.0 200.0

    前回(平成12~16年)今回(平成17~21年)

    次に総数で見ると,「喘息」「糖尿病」「慢性閉塞性肺疾患」「高血圧性疾患」「心疾患」「脳血管

    疾患」「肝疾患」などが高くなっています。

    総数 前回 103.5

    今回 114.8

    結核 前回 97.0

    今回 46.4

    悪性

    新生物

    前回 104.5

    今回 117.2

    糖尿病 前回 117.2

    今回 152.7

    高血圧

    性疾患

    前回 125.3

    今回 145.7

    心疾患 前回 100.0

    今回 128.3

    脳血管

    疾患

    前回 107.7

    今回 130.8

    大動脈瘤

    及び解離

    前回 68.7

    今回 54.5

    肺炎 前回 62.2

    今回 78.3

    慢性閉塞

    性肺疾患

    前回 186.8

    今回 142.1

    喘息 前回 132.6

    今回 180.1

    肝疾患 前回 130.6

    今回 127.4

    腎不全 前回 107.7

    今回 98.2

    老衰 前回 93.8

    今回 95.8

    不慮の

    事故

    前回 112.6

    今回 126.3

    自殺 前回 112.2

    今回 114.8

    図 3-9 標準化死亡比(SMR)【総数】

    全国平均

  • 24

    2 2 0

    5

    10

    15

    20 (人)

    6 5 7

    3 2

    3

    12

    17

    10

    3

    3

    2

    2

    6 5

    4

    3 4

    男性

    女性

    69 10

    52

    2

    (4)自殺者数の推移

    本市の自殺者数は年間数名で推移しています。年代別で見ると,40~60 歳代が多くなっていま

    す。

    表 3-4 自殺者数の推移

    平成 18 年 平成 19 年 平成 20 年 平成 21 年 平成 22 年

    江田島市 7 8 8 10 9

    広島県 652 684 632 668 607

    国 29,887 30,777 28,874 30,649 29,569

    資料:人口動態統計年報

    表 3-5 年齢別性別自殺者数の推移

    合計 0~19 歳 20~30 歳代 40~50 歳代 60 歳代 70 歳代以上

    平成 8 年~

    平成 12 年

    男性 28 2 6 12 6 2

    女性 15 0 3 3 5 4

    平成 13 年~

    平成 17 年

    男性 39 2 5 17 9 6

    女性 10 0 2 3 2 3

    平成 18 年~

    平成 22 年

    男性 32 0 7 10 10 5

    女性 10 0 3 2 2 4

    資料:人口動態調査

    図 3-10 年齢別性別自殺者数の推移

    資料:人口動態調査

    H8-12 H13-17 H18-22 H8-12 H13-17 H18-22 H8-12 H13-17 H18-22 H8-12 H13-17 H18-22 H8-12 H13-17 H18-22

    9

    7

    10

    15

    20

    12 11 11 12

    6

    9 9

    【0~19 歳】 【20~30 歳代】 【40~50 歳代】 【60 歳代】 【70 歳代以上】

  • 6 国民健康保険の状況

    (1)医療費(費用額)の推移

    国民健康保険について,被保険者数は減少しているものの,

    が続いています。

    図 3-11 医療費(費用額)の推移

    (2)一人当たり診療費の推移

    広島県は,一人当たり診療費が高く,平成

    田島市は,広島県平均よりもさらに高い状況

    度では広島県内でワースト 3位となっています。

    図 3-12 一人当たり診療費(診療費を年間平均被保険者数で除して得た額)

    3,307

    262

    8,616

    0

    500

    1,000

    1,500

    2,000

    2,500

    3,000

    3,500

    4,000

    平成21年度 平成

    一般 退職(百万円)

    3,5963,5963,5963,596

    313,458

    275,583

    225,005

    200,000

    250,000

    300,000

    350,000

    400,000

    平成20年度

    (円)

    25

    国民健康保険の状況

    の推移

    国民健康保険について,被保険者数は減少しているものの,医療費(費用額

    の推移

    資料:保健医療課 江田島市国民健康保険事業年報

    (2)一人当たり診療費の推移

    一人当たり診療費が高く,平成 22 年度では全国ワースト 5 位

    田島市は,広島県平均よりもさらに高い状況で推移し,毎年増加傾向となっており,

    位となっています。

    (診療費を年間平均被保険者数で除して得た額)

    資料:保健医療課 江田島市国民健康保険事業年報

    3,219 3,301

    293 288

    8,4688,359

    7,800

    8,000

    8,200

    8,400

    8,600

    8,800

    9,000

    9,200

    9,400

    平成22年度 平成23年度

    退職 年間平均被保険者数(人)

    3,53,53,53,512121212 3,53,53,53,589898989

    338,465 339,156

    281,341 288,234

    229,699 238,476

    平成21年度 平成22年度

    江田島市 広島県 国

    費用額)は,横ばい傾向

    江田島市国民健康保険事業年報

    位となっています。江

    毎年増加傾向となっており,平成 22 年

    (診療費を年間平均被保険者数で除して得た額)

    江田島市国民健康保険事業年報

    339,156

    288,234

    238,476

    年度

    退職

    一般

    広島県

    江田島市

  • 26

    47.4

    50.3

    51.0

    52.6

    49.7

    49.0

    0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

    平成21年

    平成22年

    平成23年

    21.6%

    36.9%

    49.8%

    60.0%

    21.8%

    39.5%

    53.2%

    59.6%

    21.3%

    40.3%

    57.4%59.6%

    0.0%

    10.0%

    20.0%

    30.0%

    40.0%

    50.0%

    60.0%

    70.0%

    虚血性心疾患 糖尿病 脂質異常症 高血圧症

    (3)生活習慣病

    ① 生活習慣病の占める割合

    全レセプト※に占める,悪性新生物を除く生活習慣病の件数は,過去 3 年間増加傾向となって

    おり,平成 23 年で約 5割となっています。また,その内訳として,「高血圧症」「脂質異常症」「糖

    尿病」「虚血性心疾患」の割合が高くなっています。

    図 3-13 全レセプトに対する生活習慣病レセプトの割合(件数)

    資料:広島県国民健康保険団体連合会生活習慣病ハンドブック

    図 3-14 生活習慣病レセプトに占める疾病別割合(件数)

    資料:広島県国民健康保険団体連合会生活習慣病ハンドブック

    ※レセプト:診療報酬請求明細書の通称で,医療費

    や件数等がわかるもの。

    悪性新生物を除く生活習慣病 それ以外

    平成21年 平成22年 平成23年

    (3,121) (3,467)

    (3,125) (3,087)

    (3,182) (3,052)

    (674) (681) (680)

    (1,152) (1,235) (1,284)

    (1,555) (1,661) (1,827) (1,873) (1,863) (1,898)

  • 27

    7.5%

    8.4%

    6.0%

    10.0%

    22.6%

    57.7%

    53.6%

    0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0%

    大動脈疾患

    肝機能障害

    脳血管疾患

    高尿酸血症

    虚血性心疾患

    脂質異常症

    高血圧症

    9.2%

    7.1%

    9.5%

    13.6%

    42.5%

    62.0%

    63.7%

    0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0%

    大動脈疾患

    肝機能障害

    脳血管疾患

    高尿酸血症

    糖尿病

    脂質異常症

    高血圧症

    6.0%

    6.1%

    8.0%

    11.0%

    22.9%

    36.3%

    54.7%

    0.0% 20.0% 40.0% 60.0%

    大動脈疾患

    肝機能障害

    脳血管疾患

    高尿酸血症

    虚血性心疾患

    糖尿病

    脂質異常症

    7.2%

    4.5%

    9.0%

    28.6%

    34.0%

    52.3%

    67.0%

    0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0%

    大動脈疾患

    肝機能障害

    高尿酸血症

    虚血性心疾患

    糖尿病

    脂質異常症

    高血圧症

    ② 生活習慣病の合併状況(平成 23 年 5 月)

    主な生活習慣病レセプトに見られる他の生活習慣病との合併割合を見ると,いずれの疾病にお

    いても,「高血圧症」を合併している割合が高くなっています。

    図 3-15 糖尿病レセプトに見られる合併症の割合 図 3-16 虚血性心疾患レセプトに見られる合併症の割合

    図 3-17 高血圧症レセプトに見られる合併症の割合 図 3-18 脳血管疾患レセプトに見られる合併症の割合

    資料:広島県国民健康保険団体連合会生活習慣病ハンドブック

  • 28

    0

    200

    400

    600

    800

    1,000

    1,200

    1,400

    1 1 2069

    565

    1,1321,295

    0 1 5 28

    238

    352306

    3 2 9 38

    233349

    257

    0 0 1 043 103

    2200 0 1 5 5 11 70 1 5 4 41 94 121

    高血圧症

    脂質異常症

    糖尿病

    虚血性心疾患

    高尿酸血症

    脳血管疾患

    ③ 年齢別に見た生活習慣病の疾病数(平成 23 年 5 月)

    主な生活習慣病の疾病件数を年齢別に見ると,いずれの疾病も 50 歳代から増加しており,特

    に「高血圧症」「脂質異常症」「糖尿病」の件数が急増しています。

    図 3-19 年齢別に見た生活習慣病疾病数

    資料:広島県地域医療費分析システム 生活習慣病医療費の状況(広島県国民健康保険団体連合会)

    (件)

  • 29

    0

    10

    20

    30

    40

    50

    60

    70

    80

    感染症

    新生物

    血液

    内分泌

    精神

    神経系

    眼耳循環器

    呼吸器

    消化器

    皮膚

    筋骨格

    腎・尿路

    妊娠

    周産期

    先天性

    分類なし

    損傷

    平成21年 平成22年 平成23年(件)

    0

    5,000

    10,000

    15,000

    20,000

    25,000

    30,000

    35,000

    40,000

    感染症

    新生物

    血液

    内分泌

    精神

    神経系

    眼耳循環器

    呼吸器

    消化器

    皮膚

    筋骨格

    腎・尿路

    妊娠

    周産期

    先天性

    分類なし

    損傷

    平成21年 平成22年 平成23年(千円)

    平成21年 平成22年 平成23年

    平成21年 平成22年 平成23年

    (4)疾病大分類

    ① 入院

    平成 21年から平成 23年にかけて,入院の件数では「精神」「新生物」「循環器」等が多くなっ

    ています。費用額では,「新生物」「精神」「循環器」が高くなっています。「新生物」「循環器」

    等では,件数に対して費用額が高くなっています。

    図 3-20 疾病大分類別件数(入院)

    資料:広島県国民健康保険団体連合会

    図 3-21 疾病大分類別費用額(入院)

    資料:広島県国民健康保険団体連合会

  • 30

    0

    200

    400

    600

    800

    1,000

    1,200

    1,400

    1,600

    1,800

    感染症

    新生物

    血液

    内分泌

    精神

    神経系

    眼耳循環器

    呼吸器

    消化器

    皮膚

    筋骨格

    腎・尿路

    妊娠

    周産期

    先天性

    分類なし

    損傷

    平成21年 平成22年 平成23年(件)

    0

    5,000

    10,000

    15,000

    20,000

    25,000

    感染症

    新生物

    血液

    内分泌

    精神

    神経系

    眼耳循環器

    呼吸器

    消化器

    皮膚

    筋骨格

    腎・尿路

    妊娠

    周産期

    先天性

    分類なし

    損傷

    平成21年 平成22年 平成23年(千円)

    平成21年 平成22年 平成23年

    平成21年 平成22年 平成23年

    ② 入院外

    平成 21年から平成 23年にかけて,入院外の件数では「循環器」「内分泌」「筋骨格」等が多く

    なっています。費用額では,「循環器」「内分泌」「新生物」「腎・尿路」が高くなっています。「新

    生物」「腎・尿路」等では,件数に対して費用額が高くなっています。

    図 3-22 疾病大分類別件数(入院外)

    資料:広島県国民健康保険団体連合会

    図 3-23 疾病大分類別費用額(入院外)

    資料:広島県国民健康保険団体連合会

  • 31

    7 後期高齢者医療の状況

    (1)医療費(費用額)の状況

    後期高齢者医療について,被保険者数,医療費(費用額)ともに増加傾向となっています。

    図 3-24 医療費(費用額)の推移

    5,507 5,914 6,081

    4,994 5,067 5,093

    0

    1,000

    2,000

    3,000

    4,000

    5,000

    6,000

    0

    1,000

    2,000

    3,000

    4,000

    5,000

    6,000

    7,000

    平成21年度 平成22年度 平成23年度

    医療費 年間平均被保険者数(百万円) (人)

    医療費 年間平均被保険者数

  • 32

    0

    20

    40

    60

    80

    100

    120

    140

    感染症

    新生物

    血液

    内分泌

    精神

    神経系

    眼耳循環器

    呼吸器

    消化器

    皮膚

    筋骨格

    腎・尿路

    先天性

    分類なし

    損傷

    平成21年 平成22年 平成23年(件)

    平成21年 平成22年 平成23年

    0

    10,000

    20,000

    30,000

    40,000

    50,000

    60,000

    70,000

    80,000

    感染症

    新生物

    血液

    内分泌

    精神

    神経系

    眼耳循環器

    呼吸器

    消化器

    皮膚

    筋骨格

    腎・尿路

    先天性

    分類なし

    損傷

    平成21年 平成22年 平成23年(千円)

    平成21年 平成22年 平成23年

    (2)疾病大分類

    ① 入院

    平成 21年から平成 23年にかけて,入院の件数では「循環器」「損傷」「新生物」等が多く,「呼

    吸器」「筋骨格」が増加傾向となっています。費用額では,「循環器」「損傷」「新生物」が高く,

    「損傷」が増加傾向にあります。「新生物」等では,件数に対して費用額が高くなっています。

    図 3-25 疾病大分類別件数(入院)

    資料:広島県国民健康保険団体連合会 総合システム 疾病別診療費一覧表(5月診療分)

    図 3-26 疾病大分類別費用額(入院)

    資料:広島県国民健康保険団体連合会 総合システム 疾病別診療費一覧表(5月診療分)

  • 33

    平成21年 平成22年 平成23年

    平成21年 平成22年 平成23年

    ② 入院外

    平成 21 年から平成 23 年にかけて,入院外の件数,費用額ともに「循環器」「消化器」等が多

    くなっています。「新生物」「腎・尿路」等では,件数に対して費用額が高くなっています。

    図 3-27 疾病大分類別件数(入院外)

    資料:広島県国民健康保険団体連合会 総合システム 疾病別診療費一覧表(5月診療分)

    図 3-28 疾病大分類別費用額(入院外)

    資料:広島県国民健康保険団体連合会 総合システム 疾病別診療費一覧表(5 月診療分)

    0

    500

    1,000

    1,500

    2,000

    2,500

    3,000

    感染症

    新生物

    血液

    内分泌

    精神

    神経系

    眼耳循環器

    呼吸器

    消化器

    皮膚

    筋骨格

    腎・尿路

    先天性

    分類なし

    損傷

    分類なし

    損傷

    平成21年 平成22年 平成23年(件)

    0

    10,000

    20,000

    30,000

    40,000

    50,000

    60,000

    感染症

    新生物

    血液

    内分泌

    精神

    神経系

    眼耳循環器

    呼吸器

    消化器

    皮膚

    筋骨格

    腎・尿路

    先天性

    分類なし

    損傷

    分類なし

    損傷

    平成21年 平成22年 平成23年(千円)

  • 34

    8 健診・検診等の状況

    (1)特定健診受診率

    平成 20 年度から医療保険者に実施が義務づけられた特定健診では,医療保険者ごとに達成す

    べき目標が決められており,江田島市国民健康保険は,平成 24 年度の目標受診率を 65%と設定

    しています。しかし,平成 23 年度で 29.8%と前年度より増加しましたが,目標達成には至って

    いないのが現状です。

    図 3-29 特定健診受診率の推移

    資料:保健医療課資料

    (2)特定保健指導実施率

    特定健診同様,医療保険者には,メタボリックシンドロームのリスク(危険因子)に応じて「動

    機付け支援」「積極的支援」を実施することが義務付けられています。江田島市国民健康保険の

    場合,平成 24 年度の目標実施率を 45%と設定しています。

    平成 23 年度の実施率は 25.7%と前年度よりも増加していますが,目標達成には至っていませ

    ん。

    図 3-30 特定保健指導実施率の推移

    資料:保健医療課資料

    24.3%

    26.7%

    27.7%

    29.8%

    24.0%

    26.0%

    28.0%

    30.0%

    平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度

    15.7%

    28.5%

    21.8%

    25.7%

    0.0%

    10.0%

    20.0%

    30.0%

    平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度

  • 35

    19.9 16.2

    18.4 17.2

    0.0

    10.0

    20.0

    30.0

    平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度

    メタボリックシンドローム該当者(%)

    13.1 12.7 13.3 13.9

    0.0

    10.0

    20.0

    30.0

    平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度

    メタボリックシンドローム予備群(%)

    平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度

    (3)メタボリックシンドロームの該当者割合

    メタボリックシンドロームの該当割合及び予備群割合の推移を見ると,該当者は増減を繰り返

    しながら減少傾向にありますが,予備群は増加の傾向となっています。

    図 3-31 メタボリックシンドロームの該当者及び予備群割合の推移

    資料:保健医療課資料

    (4)がん検診受診率

    がん検診受診率の推移を見ると,特に乳がん検診の受診率が増加傾向にありますが,その他の

    検診については横ばい傾向となっています。

    また,全国,広島県の受診率と比較すると,特に肺がん検診,子宮がん検診の受診率が低くな

    っています。

    図 3-32 がん検診受診率の推移

    資料:地域保健・健康増進事業報告

    9.4 11.2

    13.5 11.6

    6.1

    9.0 11.2

    13.1 14.9

    11.1 10.8

    15.3 16.8

    19.2 21.1

    10.9

    14.5

    18.7 19.2

    25.9

    0.0

    5.0

    10.0

    15.0

    20.0

    25.0

    30.0

    胃がん検診

    肺がん検診

    大腸がん検診

    子宮がん検診

    乳がん検診

    平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度(%)

  • 36

    表 3-6 がん検診受診率の全国,広島県との比較(平成 22 年度)

    江田島市 広島県 全国

    胃がん検診 10.8% 10.8% 9.6%

    肺がん検診 15.3% 16.3% 17.2%

    大腸がん検診 16.8% 15.6% 16.8%

    子宮がん検診 19.2% 28.7% 23.9%

    乳がん検診 21.1% 25.1% 19.0%

    資料:地域保健・健康増進事業報告

    9 母子保健の状況

    (1)妊娠の届出状況 妊娠の届出状況を見ると,概ね早期に届出されています。

    表 3-7 妊娠の届出状況の推移

    届出者数 満 11 週以内 満 12~19 週 満 20~27 週 満 28 週以上 不詳

    平成19年度 158 130 26 1 1 0

    平成20年度 160 132 23 4 1 0

    平成21年度 128 114 11 3 0 0

    平成22年度 165 141 24 0 0 0

    資料:人口動態統計年報

    (2)出生時の母親の年齢 出産時の母親の年齢の状況を見ると,「25~29 歳」「30~34 歳」が多くなっています。

    表 3-8 出生時の母親の年齢の推移

    総数 15 歳未満 15~19歳 20~24 歳 25~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 40~44 歳 45~49 歳

    平成19年度 157 0 4 20 49 60 20 4 0

    平成20年度 145 0 4 20 42 54 22 3 0

    平成21年度 143 0 2 19 53 46 18 5 0

    平成22年度 136 0 6 17 39 46 25 3 0

    資料:人口動態統計年報(平成 22 年)

  • 37

    (3)合計特殊出生率 本市の合計特殊出生率は,回復傾向にあるものの,国や県と比較すると低い水準で推移してい

    ます。

    図 3-33 合計特殊出生率の推移

    資料:人口動態統計年報

    (4)低出生体重児の出生数

    低出生体重児数は,横ばい傾向で推移しており,大半が「2,000~2,500g」となっています。

    出生数に占める割合は 1割弱となっています。

    表 3-9 低出生体重児の出生数の推移

    平成 18 年度 平成 19 年度 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度

    低出生体重児の出生数 12 13 15 13 12

    1,000g未満 0 0 1 3 0

    1,000~1,500g 0 0 3 0 2

    1,500~2,000g 1 4 0 0 1

    2,000~2,500g 11 9 11 10 9

    低出生体重児の占める割合 8.4% 10.2% 10.3% 9.1% 8.8%

    資料:人口動態統計年報

    1.06

    1.18

    1.03

    1.21

    1.35

    1.37

    1.43 1.451.47

    1.55

    1.32 1.341.37 1.37

    1.39

    0.8

    1.0

    1.2

    1.4

    1.6

    平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年