小便器セット ptk-u506v:100v式 安全に関するご注意...
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1
施工説明書
安全に関するご注意 2
施工前の確認事項・準備・注意 8(使用工具) 9
部品の確認 10
施工方法 13
標準施工図 4
※ナビダイヤルは、PHS・IP電話などご利用になれない場合があります。� TEL 0562-31-0793 をご利用ください。
●商品・施工方法についてのお問い合わせ�お客さま相談センター商品相談窓口�
ナビダイヤル�TEL 0570-017173受付時間�平日� 「9:00~19:00」�
土日・祝日�「10:00~18:00」対応�(夏期、年末年始の休みは除く)�
このたびは当社商品をお買い求めいただき、誠にありがとうございました。●この施工説明書をよく読み、正しく本商品を施工してください。●施工後は必ず正常に作動することをご確認ください。●お客さまに必ず本書と取扱説明書をお渡しください。
もくじ
小便器セット PTK-U506V:100V式PTK-U506A:アクエナジー式
1. 墨打ち� 13
14
15
18
22
25
26
27
28
2. 壁・床固定用アンカーの打ち込み�
3.フレームの取付け�
4. 排水管の取付け�
5. 架橋ポリエチレン管の取付け�
6. 巾木、底目地の取付け�
7. 前板の取付け�
8. 手すりの取付け�
9. 甲板の取付け�
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・�
・・・・・・・・・�
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・�
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・�
・・・・・・・・・・・�
3012. 水勢調節・クリーニング�
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・�
・・・・・・・・・・・・・・・・・・�
・・・・・・・・・・・・・�
11. 漏水チェック� 30
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・�
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・�
2910. 電源接続�・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・�
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・�
各部の名称 7
【図は2連タイプで手すり付タイプを設置した場合】
2
安全に関するご注意
小便器セットを安全に取り付け、使用時の事故を回避するための注意事項をあげさせていただきます。施工前に、この項目をよくお読みいただき、事故のないように正しく取り付けてください。
安全のために守ってください!
警告�交流100V以外の電源は使用しないでください。電気工事は必ず有資格者が行い、D種接地工事を行ってください。また漏電遮断器を設置してください。※火災や感電、故障などの原因になります。
ぬれた手でVVFケーブル棒端子、ジョイントボックスなどに触らないでください。またこれらに水をかけないでください。※火災や感電、故障の原因になります。 ぬれ手禁止�
取付壁面・床について、所定の強度があることをご確認ください。また、フレームの固定はゆるみのないようにしてください。※機器が倒れ、ケガをする恐れがあります。 指示実行�
地方条例に基づく飲料水以外の自家製井戸水や温泉水などは使用しないでください。※機械の内部腐食により、感電や火災が発生したり、水質による皮膚炎などの原因になります。
屋外や浴室、シャワールームなどの湿気の多いところには設置しないでください。※火災や感電、故障の原因になります。
指示実行�
禁止�
禁止�
(用語および記号の説明)
警告 「取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う危険な状態が生じることが想定されます。」
・・・・・
「取扱いを誤った場合に、使用者が軽傷を負うか又は物的損害のみが発生する危険な状態が生じることが想定されます。」
注意 ・・・・・
「注意しなさい!」(上記の『警告』『注意』と併用して注意をうながす記号です。必ずお読みになり、記載事項をお守りください。)
・・・・・
この表示は、してはいけない「禁止」の記号です。・・・・・
この表示は、必ず実行していただく「強制」の記号です。・・・・・
禁止�
指示実行�
3
安全に関するご注意
注意�
施工後の漏水点検を必ず行ってください。※漏水の原因になります。
陶器は割れものです。●施工前に輸送中の破損がないことを確認してください。●施工後に施工段階での破損がないことを確認してください。※破損部でケガをしたり、漏水の原因になります。
施工の際は長そで、安全メガネ、革手袋などの保護具をご使用ください。※鉄板切断部やビスの先端、ドリルの切り屑などでケガをする恐れがあります。
給排水管の接続は確実に行ってください。接続には配管用シールテープやヘルメシールなどのシール材を必ず使用してください。※漏水により室内浸水の原因になります。
指示実行�
指示実行�
指示実行�
指示実行�
4
標準施工図
■標準施工図
【1連】�
(手すり付)�
1200
160
60
3 3ソフトシール� ソフトシール�
5~30底目地� 底目地�
ソフトシール�
5~30(5~55)� (5~55)�[5~55]� [5~55]�
【電気工事】�1次側電源 VVF1.6-2C
160
WLWL
WL WL
WL
FL
3
350
420
170 400 170(195)� (195)�[245]� [245]�
1145(電源端子台)�
( ):900タイプの場合�
[ ]:900タイプの場合�( ):800タイプの場合�
1200
160
60
3 3ソフトシール� ソフトシール�
5~55底目地�
5~55底目地�
ソフトシール�
【電気工事】�1次側電源 VVF1.6-2C
160
WLWL
WL WL
WL
FL
3
350
420
195(245)�
195(245)�
400
1200
260
160
1145(電源端子台)�
W
L R
L・R:器具芯~壁�
連数�
1
【セット品番】�
PTK-U506(750)
PTK-U506(800)
PTK-U506(900)
750~800
800~900
900~1000
375~400
400-425-450 160mm手すり対応可能�
450-475-500
奥行寸法� 備考�対応間口�(W)��
L・R:器具芯~壁�
MIN-標準-MAX
5
標準施工図
( ):165-Tタイプの場合�[ ]:175-Tタイプの場合�
1200
160
60
3 3ソフトシール� ソフトシール�
5~55底目地�
5~55底目地�
ソフトシール�
1次側電源 VVF1.6-2C【電気工事】�
160
WLWL
WL
WL
FL
3
350
WL
420
400 350 400195(220)�[270]�
195(220)�[270]�
(400)�[400]�
160
260
1200
1145(電源端子台)�
( ):155タイプの場合�[ ]:165タイプの場合�< >:175タイプの場合�
1200
160
60
3 3ソフトシール� ソフトシール�
5~55
底目地�
5~55
底目地�
ソフトシール�
【電気工事】�1次側電源 VVF1.6-2C
160
WLWL
WL
WL
FL
3
350
WL
170(195)�[220]�<270>�
350(350)�[400]�<400>�
170(195)�[220]�<270>�
420
400 400
1145(電源端子台)�
【2連】�
(手すり付)�
P:器具間ピッチ�
連数�
2
【セット品番】�
PTK-U506(150)
PTK-U506(155)
PTK-U506(165)
1500-1600
1550-1650
1650-1750
375-400-425 750
750
800
400-425-450160mm
手すり対応可能�425-450-475
PTK-U506(175) 1750-1800 800475-500-525
奥行寸法� 備考�対応間口�(W)��
L・R:器具芯~壁�
MIN-標準-MAX
P:器具間ピッチ�
MIN-標準-MAX
W
L P R L・R:器具芯~壁�
6
標準施工図
( ):230タイプの場合�1200
16060
3 3ソフトシール� ソフトシール� ソフトシール�
5~55
底目地�
5~55
底目地�
【電気工事】�1次側電源 VVF1.6-2C
160
WLWL
WL
WL
FL
3
350
WL
420
400 400170(195)�
170(195)�
400350 350
1145(電源端子台)�
1200
160
60
3 3ソフトシール� ソフトシール� ソフトシール�
5~55
底目地�
5~55
底目地�
1次側電源 VVF1.6-2C【電気工事】�
160
WLWL
WL
WL
FL
3
350
WL
400 400195 195400350 350
260
160
420
1145(電源端子台)�
【3連】�
(手すり付)�
P:器具間ピッチ�
連数�
3
【セット品番】�
PTK-U506(225)
PTK-U506(230)
2250-2350
2300-2400
375-400-425 750
750400-425-450160mm
手すり対応可能�
奥行寸法� 備考�対応間口�(W)��
L・R:器具芯~壁�
MIN-標準-MAX
P:器具間ピッチ�
MIN-標準-MAX
W
L P P R L・R:器具芯~壁�
7
■各部の名称 (図は2連セット、手すり付仕様の図です。)
各部の名称
小便器�
小便器�
排水管�
ゴムジョイント�
通気管チーズ�
巾木�
底目地�
底目地�
甲板�
給水管�
給水管�
ソフトシール�
※手すり付タイプ� の場合�
※図は手すり付� タイプ�
※図は手すり付タイプ�
手すり�前板(点検パネル)�
前板(点検パネル)�
前板(点検パネル)�
前板(コアパネル)�
前板(コアパネル)�
給水管ヘッダー�
※図は2連タイプ�
8
施工前の確認事項・準備・注意
1.取付壁面について
●取付壁に十分な強度があること。
・コンクリート壁→アンカー固定が可能であること。(コンクリート強度:圧縮強度2.06×103N/cm2以上)・LGS下地 WS-65 ピッチ455mm以下・その他の壁→上記と同等以上の強度を有するもの。
●仕上済の壁・床に墨を打つ場合は、後で消せるようにチョーク墨などをご使用ください。
2.床について
●アンカー固定が可能であること。(コンクリート強度:圧縮強度2.06×103N/cm2以上)●鉄筋コンクリートかぶり厚35mm以上。●出幅木は商品と干渉します。
3.給排水について
●製品との接続は異種金属接続用継手を使用すること。※赤水が発生したり、漏水する恐れがあります。
●給水は必ず上水道に接続すること。
※建築施工業者様とお打ち合わせください。
●図の位置に立ち上がっていることを確認してください。
指示実行�
・コンクリート壁→製品に、あと施工アンカー(本体打込式)を同梱しています。・その他の壁→施工部材を別途現場でご用意ください。
150
130
120
(排水管位置)�
内に立ち上がっていること。�「設備側給、排水管位置」�(給水管位置)�
150
150
180
150
200
130
120200
250
500
330
250
9
4.使用工具、副資材
●一般水道工事に使う工具以外に、下記の工具、部材をご用意ください。
・振動ドリル・ダストポンプ(アンカー下穴用)・ドリル刃:コンクリート用φ12mm,8.5mm・充電ドライバー・電気ドリル刃:鉄板用 ※電気ドリル刃のサイズは使用するビスの径に適合するものを用意してください。・モンキーレンチまたはレンチセット(ナット締め用)・水平器(フレーム設置調節用)・ショートドライバー(+)(-)・ハンマー、アンカー打込棒(アンカー打込用)・ジグソーまたは丸のこ(ジグソーブレード:鉄工用)(甲板切断用)・金切はさみ:圧延鋼鈑用(垂直切り式、板厚0.8mm以上切断可能なもの)(巾木切断用)・樹脂管カッター(径32以上)・取付壁面に応じたビス、アンカーなど(フレーム固定用、サドルバンド固定用)
施工前の確認事項・準備・注意
10
部品の確認
フレーム�
床固定部材�
壁固定部材�
フランジ�
フランジ用�アダプター�
ガスケット�
フランジ用�スペーサー�
(10mm)
全ねじボルト M8
排水プレート�補強材�
底目地固定�プレート�
PTK-U506(750)
品番�底目地固定プレートあり�
底目地固定プレートなし�
(図はPTK-U506 2連セットを示しています)�【フレーム、配管類】�
PTK-U506(800)PTK-U506(900)
PTK-U506(150)
PTK-U506(155)PTK-U506(165)PTK-U506(175)
PTK-U506(225)
PTK-U506(230)
手すり固定プレート�
(手すり付の場合)�A�S�S�Y
品番�
A�S�S�Y
・ナットM8 8個�
・スペーサー�
10mm
×12枚�
×12枚�
×12枚�
5mm
1mm
・あと施工アンカー�(本体打込式)4本�
・六角ボルト全ねじ� M8×L80 6本�
・フランジ用スペーサー�10mm
・十字穴付きタッピングねじ 40本�
・大型ワッシャーM8 8個�
・M6ワッシャー、スプリングワッシャー 8式�
・両面テープ 2巻�
・圧着端子 2式�
・ドリルねじ 20本�
・十字穴付き� M6六角ボルト 8本�
・面ファスナー 10組�
・前板固定金具 12個� ・あと施工アンカー�(芯棒打込式)2本�
同梱部材�
注 意�※別途ご用意いただく壁固定用ねじ以外は同梱のねじ、アンカーを使用してください。� それ以外のねじは使用しないでください。�
11
部品の確認
配管サポート金物�
ヘッダー�固定金物�
給水管ヘッダー�
※この金具は使用しません。� 廃棄してください。�
給水管(径13)��
結束バンド�
結束バンド�
給水管(径13)��
1m
2m
クランプ�
ジョイント�ボックス�
VVFケーブル(2連以上)�
(100V式の場合)�
ゴムジョイント�給水管�(径20)�
アダプタ�
給水管用アダプター�サドルバンド�(13用、4個)�
サドルバンド�
(20用、1個)�
給水管用アダプター�
配管サポート金物�
保温筒�
U-ボルト�
U-ボルト�
U-ボルト�
給水管�
(図は2連タイプ)�
排水管(下流)�
排水管(上流)�
ゴムジョイント用�ロックウールセット�
針金�テープ�
ロックウール�
アルミガラスクロス�
注 意�※梱包箱のシールに、3連の場合は「A」、「B」、「C」と、2連の場合は「A」、「B」と� 表示してあります。�※「A」:排水管上流、「B」:排水管中流、「C」:排水管下流を表します。間違わないよう� に施工してください。�
【耐火仕様の場合】�
【耐火仕様の場合】�
550mm
240mm
(1100mm)�(1500mm)�
12
部品の確認
甲板�
巾木�
小便器�
※図は手すり� 付タイプ�
※手すり付タイプの場合�
※図は手すり� 付タイプ�
手すり�
前板�(点検パネル)�
前板�(点検パネル)�
前板�(点検パネル)�
前板�(コアパネル)�
前板�(コアパネル)�
底目地�
底目地�
バックハンガー�
バックハンガー�
ワッシャー�
ワッシャー�
スプリング�ワッシャー�
スプリング�ワッシャー�
十字穴付�M6六角ボルト�
十字穴付�M6六角ボルト�
【仕上材】�
ソフトシール�
13
施工方法
1.墨打ち図の位置に墨打ちを行ってください。※仕上済の壁・床に墨を打つ場合は後で消せるようにチョーク墨などをご使用ください。 注意
以下、施工内容は「2連タイプ」にて記載しています。特に表記のない場合「1連タイプ」および「3連タイプ」の施工は図面を参照して「2連タイプ」にならって行ってください。
壁固定部材高さ�
フレーム高さ�
フレーム前面�
器具芯墨�
器具芯墨�
墨�
標準寸法�
器具芯墨は間口中芯墨を中心に所定の器具�ピッチ寸法(750または800)を左右均等�に振り分けてください。�
間口中芯墨�
1170(壁固定部材高さ)�
1185(フレーム高さ)�
149135
床固定部材前端位置�
(750),(8
00)�
14
【床側】(1)床固定部材固定位置に合わせて、振動ドリ
ルφ8.5にて仕上厚+30mmの深さの穴をあけます。
※ダストポンプを使用し、下穴内の切り屑を必ず除去してください。十分な固定強度が確保できず、ユニットが倒れケガをする恐れがあります。
施工方法
指示実行�
ダストポンプ(別途)�あと施工アンカー�(芯棒打込式)�
芯棒�ナット�
床固定部材固定位置�
壁固定部材アンカー下穴位置�
あと施工アンカー�(本体打込式)�
アンカー打込棒�
ダストポンプ(別途)�
器具芯墨�
壁固定部材の真中の下穴と器具芯の墨を�合わせて穴あけ位置を決めてください。�
壁固定部材�
2.壁(コンクリート壁の場合)・床固定用アンカーの打ち込み
(2)ナットをねじ込んだ状態で、 あと施工アンカー(芯棒打込式)を下穴に挿入し、芯棒が本体の頂部に接するまでハンマーで打込みます。
(3)ナットを取り外します。
指示実行�
(1)壁固定部材の下穴に合わせて、振動ドリルφ12にて仕上厚+40mmの深さの穴をあけます。
(2) あと施工アンカー(本体打込式)を下穴に挿入し、アンカー打込棒で打込みます。
【壁側】本商品は、コンクリート壁用の、あと施工アンカー(本体打込式)を同梱しています。その他の壁の場合は、取付壁面に適したビス、アンカーを別途用意してください。
※ダストポンプを使用し、下穴内の切り屑を必ず除去してください。十分な固定強度が確保できず、ユニットが倒れケガをする恐れがあります。
床固定部材�前端墨位置�
器具芯墨位置�
床固定部材�
15
施工方法
3.フレームの取付け
墨位置に合わせて、床固定部材をアンカーで床に固定します。
器具芯墨�
間口中芯墨�
墨位置�
器具芯�
壁固定部材の真中の下穴�が器具芯の墨位置に合っ�ている事を確認してくだ�さい。�
壁固定部材�
壁固定部材�
器具芯墨�
器具芯墨�
間口中芯墨�
床固定部材�墨位置�
1、壁固定部材の取付け
墨位置にしたがい、壁にフレーム固定用の壁固定部材を取り付けます。※ビス固定の場合は壁固定部材にビス径に適合した下穴をあけてください。
底目地固定プレートおよび手すり固定プレートが付く場合は、フレームの下穴に合わせて所定の位置に付属のタッピングねじで取り付けます。※手すり固定プレートは図の向きで取り付けてください。
2、床固定部材の取付け
底目地固定プレート�
底目地固定プレート�
手すり固定プレート�
3、底目地プレート、手すり固定プレートの取付け
16
施工方法
器具芯墨�
床固定部材�
耐火仕様の場合、給水管を仮置きする。�
フレーム�
※仮置き�
壁固定部材�
レベル調整�ボルト�
ロックナット�
ドリルねじ�
フレーム�
前に出ない�こと�
スペーサー�
スペーサー�
スペーサー�
フレーム�
4、フレームの取付け
(4)水平器でフレームのたおれがない事を確認します。
(5)上部を付属のドリルねじ(2本)で固定します。
水平器�
フレーム�
ドリルねじ�
垂直を確認�
149mm
(1)フレームを壁固定部材および床固定部材に合わせて仮置きします。(2)フレーム下部のレベル調整ボルトでフレームの高さを調節しながら、レベル調整ボルトの近く
にスペーサーを入れます。※調節後、ロックナットを必ず締め付けてください。
(3)フレーム下部を付属のドリルねじ(2本)で固定します。
耐火仕様の場合
耐火仕様の場合、給水管をフレームの内側に仮置きします。
17
施工方法
耐火仕様の場合(給水管の取付け)
耐火仕様の場合、給水管をフレームに固定します。
①フレームに配管サポート金物を付属のタッピングねじで取り付けます(下穴あり)。
②U-ボルトで給水管を固定します。
配管サポート金物�
③給水管に保温筒を巻き付けます。
U-ボルト�
給水管�器具芯�
65mm
器具芯右に�95mm
U-ボルト�
「給水管固定位置」�
保温筒�
18
施工方法
4.排水管の取付け
排水管�
※仮組み�
ゴムジョイント�
上流側矢印マーク�
排水管(下流)�
排水管(上流)�
直管�
上流排水芯~下流排水芯寸法�に合っていることを確認する�
(1)排水管(上流)・排水管(下流)をいったんフレームの外でゴムジョイントで接続し、上流排水芯~下流排水芯寸法と合っているか確認します。※ゴムジョイントには流れ方向矢印マークがありますので、上流、下流を正しくマークの通りに接続してください。※排水管はゴムジョイントに確実に差し込ください。
上流� 下流�
確実に奥まで差し込む�
(2)ゴムジョイントを外し、排水管(上流)・排水管(下流)をそでぞれフレームの中に仮置きします。
(3)フレームに配管サポート金物をタッピングねじで取り付けます(下穴あり)。※このとき排水勾配が上流から下流へとなるように配管サポート金物の取付位置に注意してください(下図参照)。
注�
注�
配管サポート金物�
排水管�
(仮置き)�
次ページに続く�
19
施工方法
「配管サポート金物取付位置およびフレーム側下穴詳細」�
2連�
3連�
1連�
2連�
3連�
1連�
左側が下流の場合�右側が下流の場合�
排水�
排水�
排水�
排水�
排水�
排水�
20
施工方法
アドバイス�※ゴムジョイントの接続は、排水管(下流)から行うと作業がしやすくなります。
(7)フランジを排水管に接着し、フレームにボルトで固定します。※フランジは傾いたりしないように正しく取り付けてください。※フランジ固定ボルトには10mmスペーサーを必ず入れてください。※小便器に付属の施工説明書とはフランジの取付方向が異なりますので注意してください。
(6)排水管が逆勾配になっていないことを確認してU-ボルトを本締めし、ゴムジョイントの固定バンドを締め付けます。※固定バンドは印が見える位置まで締め込んでください。※排水管の壁からの寄り寸法が70mmであることを確認してください。
固定バンド�※固定バンドは印が� 見える位置まで締� め込んでください。�
フランジ�
「U-ボルト固定時のポイント」�
U-ボルト�
U-ボルト�
フランジ用�スペーサー(10mm)�
長穴�
ゴムジョイント�
全ねじボルト M8
排水管(上流)�
排水管�(下流)�
W.L
70
スペーサーは必ず入れて�ください。�
注意�
U-ボルトを長穴の後方いっぱいにしますと、壁からの寄り寸法が70mmとなります。�※実際に測定して70mmを確認してください。�
排水管とフランジは接着前に必ず仮取付けして、正しく取り付くことを確認してください。
(4)排水管(上流)・排水管(下流)にそれぞれフランジを仮取付けします。※この時点では絶対に接着しないでください。
(5)排水管を配管サポート金物にU-ボルトで仮取付けし、ゴムジョイントで接続します。
次ページに続く�
●耐火仕様の場合、ゴムジョイントを付属のロックウールセットで耐火被覆をしてください。 (次ページ参照)
21
施工方法
【耐火仕様の場合】
ゴムジョイント�
排水管�
ロックウール�
針金�
アルミガラスクロス�
①ゴムジョイント部にロックウールを巻き付けます。�
②針金でしばります。�
③アルミガラスクロスを巻き付け、テープで止めます。�
巻き付ける�
テープ�
22
施工方法
5.架橋ポリエチレン管の取付け
※完全に差し込まれていないと漏水します。�
●PEX管と給水管アダプターとの接続は、ゆっくりと� まっすぐに差し込んでください。�
●PEX管を給水管アダプターから抜く場合は、モンキーレンチ(推奨サイズ:250㎜)等の� 工具でリリース部を押して、PEX管を抜くことができます。�
※注意:プライヤーはPEX管にキズをつける恐れがありますので使用しないでください。�※リリース部左右を均一に押さないと、PEX管は抜けません。�
注意�
指示実行�
PEX管を給水管アダプターに差し込んだ後、確認窓いっぱいにPEX管が見えることを必ず確認してください。また、PEX管を引っぱって抜けないことを確認してください。�
PEX管�給水管�アダプター�
確認窓�
リリース部(白)
ここを左右均一になるように�モンキーレンチで押してください
給水管アダプター�
PEX管�
モンキーレンチ�
(250㎜)
PEX管�
■架橋ポリエチレン管(以下PEX管)施工の注意事項�
●PEX管を切断する際は、樹脂管カッターで直角に切断して� ください。�
●PEX管を曲げる場合は、最小曲げ半径150mmとして� ください。�
●PEX管の切断は2㎜以内とし、面取りはしないでください。�
※面取りをすると、面取りした際の削りカスで漏水する可能性があります。�※PEX管の斜め切りが5㎜以上になりますと、漏水しますので絶対にしないでください。�※保温材部を切断するときは、管を傷つけないように注意してください。�※保温材部を切断するときは、カッターナイフでの切断はしないでください。�
●切断時のヒゲ、バリなどは取り除いてください。また、切断部がつぶれてしまった場合や� 段切りになってしまった場合、ゴミやドロが付着した場合などは再切断してください。�
・段切り ・ノコギリでの切断 ・ヒゲ、バリ
150R以上�
樹脂管カッター
PEX管
直角 PEX管�
2㎜
面取り
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施工方法
(3)設備側給水管側のフレームにヘッダー固定金物を取り付け、給水管に向かってヘッダーを取り付けます。(2連タイプ、3連タイプの場合)
(4)給水ヘッダーをクランプで給水ヘッダーと同梱のトラスねじ、スプリングワッシャー、ナットで給水ヘッダー固定金物に取り付けます。(2連タイプ、3連タイプの場合)
(1)フレームに給水管用アダプターを付属のタッピングねじで取り付けます(下穴あり)。
給水管アダプター�
(2)フレームの排水プレートの上部に排水プレート補強材を付属のタッピングねじで取り付けます。 排水プレート�
補強材�
排水プレート�
給水ヘッダー�
※同梱されているこの� 金物は使用しません。� 廃棄してください。�
給水ヘッダー�固定金物�
クランプ�
設備側給水管�
※連立しない(1連)場合、設備側給水管にアダプターを取り付けます。
シールテープ�
設備側給水管�
アダプター�
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(5)PEX管を現場合わせで長さを決め切断します。※PEX管は少し余裕を持たせ、短く切りすぎないように注意してください。
(6)PEX管をアダプターと給水ヘッダー間にそれぞれ差し込み接続し、PEX管の保温材両端を結束バンドで締め付けます。
(7)PEX管(2m)をサドルバンドで後壁に固定します。(ビスは取付壁に合うものを別途手配してくださ。)
(8)設備側給水管にアダプターを取り付けます。(2連タイプ、3連タイプの場合)
(9)アダプターと給水ヘッダー間の長さに合わせPEX管を切断し、差し込んで接続します。(2連タイプ、3連タイプの場合)
(10)PEX管の両端を結束バンドで締め付けます。(2連タイプ、3連タイプの場合)
(11)必要に応じてPEX管(径20)をサドルバンドで固定します。(2連タイプ、3連タイプの場合)
アドバイス�
※PEX管は先にヘッダー側に差し込んでください。作業がしやすくなります。
施工方法
差し込む�差
し込む�
差し込む�
差し込む�
差し込む�
結束バンド�
※連立しない(1連)場合� PEX管�
(1m)�
(1m)�
PEX管�
(2m)�
設備側�給水管�
PEX管�(径13)�
結束バンド�
サドルバンド�
PEX管(径20)�
シールテープ�
②�
設備側給水管�
アダプター�
差し込む�
給水ヘッダー�
①�
結束バンド�
サドルバンド(径20用)�
※必要に応じて使用する�
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施工方法
6.巾木、底目地の取付け
巾木、底目地を壁突き合わせで両面テープで貼り付けます。●巾木の貼付け方①金切りバサミで巾木を間口寸法-2mmに切断(養生シートを切断部のみ剥がしてください)します。②フレームに両面テープを接着面のホコリや油分等をふきとって貼り付けます。③巾木をフレームに貼付し、巾木の養生シートを剥がします。●底目地の貼付け方①底目地の養生シートを剥がします。底目地の養生シートを剥がします。底目地の養生シートを剥がします。底目地の養生シートを剥がします。底目地の養生シートを剥がします。②フレームまたは底目地固定プレートに両面テープを接着面のホコリや油分等をふきとって貼り付けます。③底目地の壁側の面に両面テープを貼り付けます。④底目地をフレームまたは底目地固定プレートおよび壁面に貼付します。
底目地�
底目地� 1連� 1200mm×1枚�
1200mm×2枚�
1200mm×2枚�
2連�
3連�
巾木�
巾木�
※間口寸法-2mmに切断�
両面テープ�
両面テープ�
フレーム�
底目地固定プレート�
両面テープはフレームまたは�底目地固定プレートの端に合�わせて貼り付ける。�(左右共)�
底目地の壁側の面に両面�テープを貼る。�
養生シートをはがす�
※給排水の接続、通気管の接続が終わっていることを確認してください。
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施工方法
7.前板(コアパネル)、(点検パネル)の取付け
印:固定金具位置�
※図は下流側に手すりが付く場合� 前板(点検パネル)�
前板(点検パネル)�
広い�
狭い�
前板(点検パネル)裏面�
※前板の上下向きに注意してください。�
前板(コアパネル)�
フレームに引っ掛ける�
前板固定金具�
引っ掛ける�
上�
※固定金具:2ケ所�
※固定金具�・手すりなしの場合:2ケ所�・手すり付きの場合:下1ケ所�
※固定金具�・手すりなしの場合:4ケ所�・手すり付きの場合:2ケ所�
(1)前板の裏に前板固定金具を付属のタッピングねじで取り付けます。(下穴あり)(2)前板の養生シートを剥がします。(3)前板(コアパネル)を位置合わせをしながら、前板裏面の固定金具をフレームに引っ掛けて取
り付けます。(4)同様に左右および中央の前板を位置合わせをしながら、前板裏面の固定金具をフレームに引っ
掛けて取り付けます。※固定金具は、手すり付きタイプの場合、手すり固定位置と干渉するため、数が変わります。
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施工方法
8.手すりの取付け(手すり付きの場合)
(1)現場で手すりを組み立てます。(手すりに付属の説明書を参照)
(2)前板(点検パネル)の手すり取付用下穴を介してフレームに手すりを付属の十字穴付き六角ボルト、スプリングワッシャー、ワッシャーで固定します。
(3)ワン座をスライドさせて、フランジ部にかぶせます。
(3)前板(コアパネル)下穴を介してフレームにバックハンガーを付属の十字穴付き六角ボルトM6、スプリングワッシャー、ワッシャーで固定します。※バックハンガーに同梱のワッシャーは使用しません。すててください。
(4)小便器を、センサー一体型ストール小便器に付属の施工説明書にしたがって取り付けます。
バックハンガー�
※バックハンガーに同梱のワッシャー� はすててください。�
陶器�
※小便器に付属の施工説明書に� 従って取り付けてください。�
手すり�
ワン座�
フランジ部�
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施工方法
9.甲板の取付け
(2)甲板の側面と背面(後壁面側)にソフトシールを張り付けます。(3)面ファスナー(25mm角)をあららじめ勘合させた状態でフレームに張り付けます。(4)面ファスナーのはく離紙をはがし、甲板を位置を合わせながらフレーム上に置き、面ファスナー
の上を軽く叩き接着固定します。※接着面のホコリや油分等をふきとってから張り付けてください。
間口寸法-6mm
甲板�
養生テープを�貼ること�
⑤面ファスナーの上を軽く叩いて� 接着固定させる。�
①面ファスナーを� フレームに張る�
③はく離紙をはがす�
②あらかじめ面ファス� ナーを嵌合させる�
④甲板を置く�
ソフトシール�
(1)甲板を間口寸法-6mmで切断します。※養生テープを貼って切断してください。※切断後、軸付砥石などで仕上げるときれいに仕上がります。
いずれか一方�
1連の場合�
2連の場合�
3連の場合�
面ファスナー貼付位置�
いずれか一方� いずれか一方�
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施工方法
10.電源接続(100V式の場合)
●200Vには接続しないでください。●必ずアースを接続してください。●アース工事は電気設備技術基準等、関連する法令・規則等にしたがって、必ず「法的有資格者(電気工事士)」によるD種接地工事(100Ω以下)を行ってください。
※故障や漏電時に感電の恐れがあります。
指示実行�
禁止�
●小便器内部の配線や電源コードの切断・圧着は絶対に行わないでください。●小便器内部の配線や電源コードを補修する必要がある場合は、現場で加工せず専用補修部品と交換してください。
※感電や火災の原因となります。
1次側電源 VVF1.6-2C【電気工事】�
FV FVFV
VVF用ジョイントボックス�
VVFケーブル�
一次側電源ケーブル�
電源接続ハーネス�
(別途)�
小便器�センサー�
※壁固定部材に面ファスナー� で固定してください。�
VVFケーブル�
VVFケーブル�
真中の穴は使用しません�
差込コネクター�
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11.漏水チェック
(1)通水し、漏水のないことを確認してください。※通水の際は2名以上の人員を配置し、異常がある場合は直ちに元バルブを閉められるようにしてください。また、必ず通水試験を行うことを関係者に連絡し、了解をとってください。別のところでも工事を行っていて、配管が接続されていないこともあります。※通水開始直後は、工事に伴い配管中に混入したゴミが流出してくる可能性があります。ストレーナーやバルブの止水面に付いたゴミは除去してください。
(2)電源も誤接続がないことを確認してから通電してください。(100V式の場合)
施工方法
12.水勢調節・クリーニング
漏水チェック後、水勢調節・クリーニングを行ってください。※調節は付属の小便器施工説明書の通りに行ってください。
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【MEMO】
32 PTU-0025(09014)