1.it巡回監査のチェック項目にカスタマイズについてzishin.yk-planning.com/media/pdf/pdf747.pdf ·...
TRANSCRIPT
1
IT巡回監査個別チェック項目カスタマイズマニュアル
1.IT巡回監査のチェック項目にカスタマイズについて
①IT巡回監査活用スケジュール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P02
②チェック項目カスタマイズのコツ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P02
③カスタマイズ可能なチェックの種類・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P03
④共通チェックと個別チェック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P03
⑤共通チェックの確認方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P04
2.チェック項目のカスタマイズ方法(基本操作)
①カスタマイズメニュー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P05
②カスタマイズメニューの共通機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P05
③事前チェック、基本項目チェック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P05
④残高チェック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P06
⑤仕訳チェック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P08
⑥消費税詳細チェック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P10
3.覚えておきたい個別カスタマイズ手法(応用操作)
①チェック項目の複写登録(チェック項目の新規登録の際に有効)・・・・・・・・・・P12
②共通チェック除外+チェク項目の複写登録(不要なチェックを削減する際に有効)・・P12
③過去比較による異常値チェック(推移表などで異常値を検証している企業に有効)・・P13
④摘要・補助科目・部門の入力漏れチェック(入力ミスが多い企業に有効)・・・・・・P14
⑤債権債務の消込チェック(入力ミスが多い企業に有効)・・・・・・・・・・・・・・P14
⑥内訳管理設定+残高チェック(補助・部門レベルのチェックをしたい場合に有効)・・P15
⑦重複仕訳チェックの条件変更 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P17
4.その他
①証憑チェックの実施対象外設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P18
②登録済みの個別チェック項目の一括確認・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P18
2
1.IT巡回監査のチェック項目にカスタマイズについて
IT巡回監査のチェック項目は、初期設定から追加・削除・変更といったカスタマイズが可能で
す。IT巡回監査ではチェック項目に登録された条件に沿ってチェックを実施しているため、チェ
ック項目をカスタマイズして、精度を上げる事も活用をするための重要なポイントです。
①IT巡回監査活用スケジュール
IT巡回監査の活用を進めるうえでのポイントは、『担当者が安心してIT巡回監査に毎月の監査
を任せられるか』です。安心して任せるためには、IT巡回監査が何をチェックしてくれているか
を理解して、担当者が納得できるチェック項目にカスタマイズする必要があります。そこでIT巡
回監査を活用スケジュールとして以下の流れを推奨します。
初
年度
1 カ
月目
2 カ
月目
3 カ
月目
4 カ
月目
5 カ
月目
6 カ
月目
7 カ
月目
8 カ
月目
9 カ
月目
10 カ
月目
11 カ
月目
12 カ
月目
従来 監査
実施 実施 実施 実施
IT 監査
実施 実施 実施 実施 実施 実施 実施 実施 実施 実施 実施 実施
②チェック項目カスタマイズのコツ
チェック項目カスタマイズのコツは、上記スケジュールで実施する期間に、カスタマイズ項目を
洗い出す事です。カスタマイズ項目の洗い出しは、必要なチェック項目の登録だけでなく、不要な
チェック項目の削減を行う事も意識して行ってください。
具体的な登録方法は、本マニュアルの2~3を参照ください。
■必要なチェック項目を追加検討する際のポイント
・ITチェックにかからず、担当者の監査で判明した項目(仕訳)は必ず記録しておく
(仕訳の場合は、科目・金額・摘要などを取引内容が解る情報を記録)
・チェック条件は、出来る限り詳細に設定する
(チェックの範囲が広いと不要なチェックが多くなってしまう)
■不要なチェック項目を削減検討する際のポイント
・毎回ITチェックにかかり、毎回『問題なし』を選択している項目(仕訳)を記録
(仕訳の場合は、科目・金額・摘要などを取引内容が解る情報を記録)
①3 カ月程度は IT 巡回監査と従来監査を平行して実施 ②IT 監査にかからなかった仕訳があれば、チェック項目に登録検討 ③不要なチェックの除外検討は随時実施 ④4カ月以降は IT 監査のみ実施 ⑤決算時に 1 年分再チェックを実施 ⑥IT 監査にかからなかった仕訳があれば、チェック項目に登録検討
3
③カスタマイズ可能なチェックの種類
IT巡回監査では6つのチェックが実施されます。証憑チェック以外はチェック項目のカスタマ
イズが可能です。
チェック種類 概要
事前チェック 仕訳インポート前のチェック、会計データチェックに入る前の確認事項を通知
残高チェック 残高試算表レベルのチェック、条件を設定して自動チェックが可能
仕訳チェック 仕訳レベルのチェック、条件を設定して自動チェックが可能
消費税チェック 課税区分の残高レベルのチェックと仕訳レベルのチェック、仕訳レベルのチェック
は条件を指定して自動チェックが可能
証憑チェック 証憑書番号の欠番をチェック、チェック自体を実施対象外に設定可能
基本項目チェック 会計データチェック後の、事後処理を通知
④共通チェック項目と個別チェック項目
IT巡回監査のチェック項目には、事務所共通のチェック項目と企業個別のチェック項目があり
ます。共通のチェック項目は全社に適用され、管理者権限がある方しかカスタマイズはできませ
ん。個別チェック項目は設定した企業のみ適用され、誰でもカスタマイズができます。
IT巡回監査は共通チェック項目+個別チェック項目の内容で実施されます。
管理者のみカスタマイズ可能 誰でもカスタマイズ可能
4
⑤共通チェック項目の確認方法
個別チェック項目を検討する前に、共通チェック項目にどのようなチェック項目が登録されてい
るか、確認しましょう。
■確認方法
①財務維新メニュー〔マスタ管理〕-〔監査マスタ〕-〔個別チェック項目〕から確認したいチェ
ック種類メニューを選択(選択する企業はどれでも可)
②〔F9 共通設定〕をクリック(消費税チェックは〔F5 共通設定〕)
③共通チェック項目がプレビュー画面に表示
5
2.チェック項目のカスタマイズ方法(基本操作)
①カスタマイズメニュー
カスタマイズメニューは〔マスタ管理〕-〔監査マスタ〕-〔共通チェック項目〕〔個別チェック項
目〕から開くことができます。また、個別チェック項目はIT巡回監査の各チェック実施画面のフ
ァンクションメニュー〔チェック追加〕からカスタマイズと再チェックを行う事もできます。
②カスタマイズメニューの共通機能
〔F02 印刷〕・・・・登録済みのチェック項目一覧を表示、印刷できます
〔F04 グループ〕・・・どのチェックグループで実施すべきか設定できます
〔F05 チェック順変〕・・登録したチェック項目の表示順を変更できます
〔F06 チェック月〕・・・チェックを実施する月を指定することができます
〔F07 複写〕・・・・登録済みのチェック項目の設定を複写することができます(個別のみ)
〔F08 検索〕・・・・登録済みのチェック項目を検索することができます
〔F09 共通設定〕・・共通チェック項目に登録されている内容を確認できます(個別のみ)
〔F10 共通除外〕・・共通チェック項目をチェック対象外に設定できます(個別のみ)
〔F11 中止〕・・・・修正中のチェック項目を保存せずに破棄します
〔F12 終了〕・・・・カスタマイズメニューを終了します
※個別のみ→個別チェック項目登録時のみ選択可能
③事前チェック・基本項目チェック
事前チェック・基本項目チェックは確認事項を通知するだけの機能なので、チェック項目名称と
検出時メッセージを入力するだけです。
6
④残高チェック
残高チェックでは、合計残高試算表レベルで発生金額や残高をチェックすることができます。チェ
ック方法は対象月単月の試算表数値のみでチェックするか過去の試算表の数値と対象月の数値を比
較してチェックをする 2 パターンがあります。
チェック項目の登録には、①基本情報・②検出時メッセージ・③対象科目・④チェック内容の4つ
を設定する必要があります。
①基本情報
②検出時メッセージ
③対象科目 ④チェック内容
7
①基本情報
〔チェック項目名称〕
登録するチェック項目の名称を入力します
〔チェック実施区分〕
自動チェックの実施区分を選択します
『チェックしない』を選択すると、チェック項目の通知のみとなります
〔対象科目存在区分〕
チェック対象となる科目自体が存在するべきか、存在しなくても問題ないか選択します
基本は『存在しなくても良い』を選択してください
『存在するべき』を選択した場合は、対象科目が存在しなかった時のメッセージを設定します
②検出時メッセージ
IT巡回監査で該当チェック項目が検出された際に表示するメッセージです
検出された際の検証のポイントや実施内容など、出来る限り具体的に入力してください
③対象科目
チェックを実施する対象科目を選択します
『関与先科目指定』と『内訳指定』(補助科目等)は個別チェック登録のみ表示されます
よくある問合せで、『標準科目指定』と『関与先科目指定』の違いを聞かれますが、個別チェッ
ク登録を行う際は『関与先科目指定』から対象科目を選択してください
④チェック内容
自動チェックの条件を設定します
〔チェック期間〕
当月・・・チェック月の数値を指定した金額と比較してチェック
他月比較・チェック月の数値と過去の実績数値と比較してチェック(12 ヵ月前まで指定可)
〔金額条件〕
対象項目(借方・貸方・残高・変動)と比較金額(比較項目)と比較条件(同じ・異なる・
以上・以下)を設定します
※対象項目の変動金額はその月の増減金額
〔相違度の指定〕
比較条件に『同じ』以外を選択した時のみ指定可能です
指定した金額条件からの許容範囲を指定できます
〔最低抽出金額〕
チェック対象を金額で絞る事ができます。
金額が少ない場合は、チェック対象外にしたいという場合に設定してください
8
⑤仕訳チェック
仕訳チェックでは、仕訳レベルで取引金額や摘要などの情報をチェックすることができます。
残高チェック同様に、チェック項目の登録には、①基本情報・②検出時メッセージ・③対象科目・
④チェック内容の4つを設定する必要があります。
残高チェックと内容が同じものは、説明を省略します。
①基本情報
②検出時メッセージ
③対象科目
④チェック内容
9
①基本情報
〔対象仕訳存在区分〕
存在するべき・・・・設定した条件に該当する仕訳が存在していなければチェックします
存在しなくても良い・設定した条件に該当する仕訳が存在していればチェックします
④チェック内容
〔キーワード条件〕
チェックしたい取引を示すキーワードを登録します(複数登録可)
※登録したキーワードのどれかが、一部でも該当する取引はチェックにかかります
条件に当てはまりながらも、チェックから外したい取引は、除外ワードを設定することに
よりチェック対象外にすることができます
〔空欄抽出〕
入力漏れのチェックをしたい場合に設定します(摘要・補助・部門)
〔対象範囲〕
特殊な設定を行う際に利用しますので、原則以下の通りに設定してください
『データ範囲→当月』『単位→仕訳単位』『曜日→指定しない』
〔金額条件〕
対象項目(借方・貸方・借方貸方)と比較金額と比較条件(同じ・異なる・以上・以下)を
設定します
※対象項目の『借方貸方』は対象科目の借方金額と貸方金額両方が対象
10
⑥消費税詳細チェック
消費税詳細チェックでは仕訳を科目基準・取引内容基準・前期実績基準の 3 つの基準にかけてチ
ェックをすることができます。科目基準と取引内容基準がカスタマイズ可能です。
消費税詳細チェックは必ず個別カスタマイズが必要です。科目基準→取引内容基準の順番にカス
タマイズしてください。
・消費税詳細チェックのカスタマイズ方法※必須
勘定科目基準では、企業の勘定科目別に想定される課税区分を設定します。設定の際に前期 1
年間の課税区分別の科目集計表が手元にあると、設定がスムーズです。
※財務維新では〔IT巡回監査〕-〔補助帳票〕-〔消費税集計表〕から出力可能
取引内容基準では、該当する取引を示すキーワードと想定される課税区分を設定します。実施
前に登録するのではなく、実施しながら随時追加して内容を充実させていきます
①カスタマイズメニューを開く
〔マスタ管理〕-〔監査マスタ〕-〔個別チェック項目登録〕-〔消費税チェック項目登録〕
または〔消費税チェック画面〕-〔F6 詳細チェック〕-〔F9 チェック修正〕
科目基準
取引内容基準
11
②消費税集計表などを確認しながら、勘定科目別に想定される課税区分を選択
※出来る限り『混在』を少なくするのがコツ
※初期設定は、共通チェック項目を基に選択される
③消費税詳細チェックを実施(毎月)
検出理由の『キーワード無』に注目
※『キーワード無』は現在の設定では判断できなかった取引でカスタマイズ対象となる
④取引内容基準に設定
※科目別に取引内容基準の設定はできません
⑤再チェックを実施
『制服』を含む課税取引がチェック結果から消える
12
3.覚えておきたい個別カスタマイズ手法(応用操作)
①チェック項目の複写登録(チェック項目の新規登録の際に有効)
個別チェック項目のカスタマイズでは〔F7 複写〕から登録済みのチェック項目の設定を複写す
ることができます。複写後、対象科目やメッセージ、チェック内容などを変更して登録できます。
まずは、登録したいチェックと似たチェック項目が他にないか確認してください。
複写例
・過去の実績と比較してチェックしたい(残高)
→『保険料の変動確認』
・仕訳を金額でチェックしたい(仕訳)
→『金額の大きい経費の確認』『固定資産とすべきものの確認』
・仕訳をキーワード条件でチェックしたい(仕訳)
→『報酬の支払確認』
・指定した条件の仕訳が存在しているかチェックしたい(仕訳)
→『源泉の納付確認』
②共通チェック除外+チェク項目の複写登録(不要なチェックを削減する際に有効)
共通チェックが必要以上にかかってしまう企業に有効です。
一度共通チェック項目をチェック対象外にして、その後同じチェック項目を個別チェック項目に
複写してその企業に合った条件に変更します。
設定例【仕訳チェックでの除外ワード設定】
①決算報酬の仕訳を金額の大きい経費の確認から除外したい
②〔F9 チェック追加〕などから個別カスタマイズ画面を開く
③〔F10 共通除外〕から『金額の大きい経費の確認』を除外
13
③過去比較による異常値チェック(推移表などで異常値を検証している企業に有効)
月次監査の際に、推移表などを見て異常値の検証をしている場合に有効です。
(科目間違い、桁間違いを見つけたいなど)
残高チェックで先月や前年同月とチェック月の数字の増減チェックを実施できます。
設定例【残高チェックによる先月との増減額チェック】
④〔F7 複写〕から『金額の大きい経費の確認』の設定を複写
⑤キーワード条件の『除外ワード』に除外対象取引 のキーワード設定するなど条件変更を実施
⑥登録して再チェックを実施して対象取引が除外された事を確認
販管費科目の発生金額が先月実績より 30%以上増減したらチェック
①比較条件と合わせて相違度を指定する
②『抽出最低金額』を指定すると、金額的 重要性が低い科目を除外できます
※画像の設定では、月次発生金額 10 万円 未満の科目はチェック対象から外れます
14
④摘要・補助科目・部門の入力漏れチェック(入力ミスが多い企業に有効)
管理している項目が空欄(未選択)の仕訳を抽出することができます。
設定例【仕訳チェックによる補助科目の選択忘れチェック】
⑤債権債務の消込チェック(入力ミスが多い企業に有効)
設定例【残高チェックによる買掛金の決済金額チェック】
売掛金仕訳の補助が設定されていない仕訳をチェック
①対象科目と『空欄抽出』条件を設定し登録
②チェックを実施して、思った条件の仕訳がチェックにかかっているか確認 ※仕訳をダブルクリックすると伝票情報が確認できます
債務の過去の発生金額とチェック月の決済金額を比較してチェック ※内訳設定を行うと、補助科目単位などでチェックができます
①借方と貸方を比較するように設定し登録
②チェックを実施
15
⑥内訳管理設定+残高チェック(補助・部門レベルのチェックをしたい場合に有効)
財務維新では、仕訳データの情報を基に科目別の内訳残を管理することができます。内訳管理設
定を行うと、残高チェックで内訳項目を指定したチェック項目が登録できるようになります。残高
チェック等で使用しない場合には、設定する必要はありません。
※内訳管理は各科目につき『補助科目・取引先・部門・摘要グループ』のどれかひとつのみ可能
・PL の内訳管理
PL 数値の内訳管理は、BS と違いその年度の発生金額の情報のみで残高が作れるため、簡単に行
えます。PL は補助科目や部門を内訳登録し、過去実績との増減チェックなどが行えます。
設定例【残高チェックによる部門別の増減チェック】
①部門情報を財務維新に登録 ※〔マスタ管理〕-〔関与先情報登録〕‐〔F8 検索〕から設定する企業を選択
②『仕訳内検索』を実行するとインポート済みの仕訳情報から部門名を検索可能
③設定が終わった後は『登録』を必ずクリック
16
④必要な科目の内訳設定を実施 ※〔関与先情報〕‐〔関与先科目登録〕から科目登録画面を起動
⑤対象科目を選択し〔F8 修正〕をクリック
⑥内訳管理を『不要』→『部門』に変更
その他の内訳管理項目について 補助・・・会計ソフトの補助科目別に管理可能、『内訳』ボタンから補助科目名を登録 取引先・・会計ソフトの取引先別に管理可能、『内訳』ボタンから取引先名を登録 摘要 Gr・・財務維新の摘要グループ別に管理可能、別メニューから摘要グルーピングを実施 ※摘要グループとは財務維新の中で自由に作れる内訳です
詳細は経営計画マニュアルの『経費分析』を参照
⑦『登録』をクリックして終了
⑧残高チェックを実施して内訳が表示される事を確認
⑨チェック対象科目の『内訳指定』から部門が指定可能
17
・BS の内訳管理
BS 数値の内訳管理では、仕訳の期間集計だけでは残高の集計ができないため、一時点の内訳の
残高情報が必要となります。内訳管理を行うと、PL と同様に残高チェックで内訳を対象にするこ
とができます。※詳細は『内訳管理マニュアル』を参照ください。
BS に関しては、『補助・取引先・部門』のどれかひとつを内訳として管理できます。
※BS の内訳管理手順のイメージ
①導入作業を終える
②前期決算時点の内訳残高をインポート(または入力)
③当期の仕訳データをインポート
④当期から内訳管理残高管理が可能
⑦重複仕訳チェックの条件変更
仕訳チェックでの重複仕訳確認として、似た仕訳があるとチェックにかかる事があります。初期
設定ですと、取引金額 50,000 円以上で『日付』『科目』『金額』『部門』が同じ仕訳が存在するとチ
ェックにかかります。
重複仕訳のチェック条件は仕訳チェックの『個別チェック項目』登録画面から変更できます。
18
4.その他
①証憑チェックの実施対象外設定
IT巡回監査では、証憑チェックが必要ない場合にチェック対象外にすることができます。
・手順
〔マスタ管理〕-〔監査マスタ〕-〔チェック項目設定〕から『証憑チェックをしない』を選択
②登録済みの個別チェック項目の一括確認
登録済みの個別チェック項目の一覧を出力することができます。
・手順
〔マスタ管理〕-〔監査マスタ〕-〔チェック項目一覧表〕から出力可能