デブサミ2011【17-b-2】agility@scale(アジャイル開発のスケールアップ)実戦編...
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Developers Summit 2011
畑 秀明日本アイ・ビー・エム株式会社ソフトウェア事業 ラショナル事業部クライアント・テクニカル・プロフェッショナルズ
17-B-2
Agility@Scale(アジャイル開発のスケールアップ)実戦編
Developers Summit 2011
中間管理職のリードやサポート
カルチャーや価値観の変更
既存ルールの変更、さらに確立されているルール運用の変更
過去の管理成果物などの再利用
規模の増大や開発チームのやる気を阻害する要因
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Developers Summit 2011
感覚的にやりたくない、という人には
中間管理職が理解したいのはアジャイル自体のメリットではない。アジャイルがどのようにプロジェクトの成功に寄与するか、である。
開発チームの価値観と管理職の価値観の違いを意識。
作戦1:理解してもらうしかない。まずそのための機会と効果的な方法を考えよう。
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Developers Summit 2011
バーンダウンで本当に進捗管理できるのか?自分はガントチャートしか進捗管理できない
複数チームでどうするの?アジャイルって少人数ならいいけど、複数チームとか規模が大きいと使えないんじゃないか?
テーマ2:テクニックの問題;どうやって管理するの?
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ジョージ
Developers Summit 2011
アジャイルのテクニックの有効性に疑問、という人には
掘り下げていくと、アジャイルの管理の本質はウォーターフォールのそれと同じ、つまり管理職の方々の頭にある管理資質と同じであることを解説する。
同調する。
作戦2:ピュア・アジャイルで話をしないで、管理の本質を理解してもらうために、アジャイ
ルとトラディッショナルを対比してみる
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Developers Summit 2011
反復 VS ウォーターフォール
作戦2:ピュア・アジャイルで話をしないで、管理の本質を理解してもらうために、アジャイルとトラディッショナルを対比してみる
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マイルストン-完了基準-振り返りと計画見直し
Developers Summit 2011
作戦2:ピュア・アジャイルで話をしないで、管理の本質を理解してもらうために、アジャイルとトラディッショナルを対比してみる
(何が対応するの?) VS ガントチャート
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Developers Summit 2011
アジャイルのテクニックの有効性に疑問、という人には
作戦3:現在複数チームが失敗を回避するためにどのように工夫しているか議論。
→ アジャイルの実践を発見。具体的なテクニックをとりあげてアジャイルテクニックが突然変異ではないことを示す。
(発展させ)スタンドアップミーティングやプロジェクトファシリテーションを日常の業務に取り入れ、「参加」「実践」してもらう。
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現行の品質保証プロセスはウォーターフォールが前提だ工程毎に基準がある品質保証部(QAer)はいつ参画するの?
リスク査定が「High」になる実績がないので
テーマ3:管理上の仕組みの問題
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ジョージ
Developers Summit 2011
管理上の仕組みの問題には
推奨はアジャイル向けの品質保証プロセスを作ってもらうこと。
品質保証部(QAer)をパイロットに参加させて、その中からアジャイル向けの品質保証プロセスを導出することもお奨め。
作戦4:避けられない。実践重視でしっかり取り組むしかない。
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見えすぎて困る、といわれた時には
正面突破で説得するのは難しい場合が多い。すでに技術論ではなくなっている場合、人間系アプローチによりYESと言ってもらいましょう。
見えなくて困っている人、力の強い人...
作戦5:見えてほしい人を味方にして、見える方向に持って行きましょう。
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新しいものはすべてリスクである。失敗したくない。PMは失敗して学ぶことが多い中間管理職は失敗すると次がない
テーマ5:失敗したくない (管理者としての評価のため)
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ジョージ
Developers Summit 2011
失敗しないために新しいことは絶対しない、という人には
中間管理職のために一肌脱いであげる。自分で全てやる必要はない。適切な役割をうまく巻き込む。
エスカレーション。
作戦6:「さらに上位マネジメントに協力してもらい、新たなチャレンジへの評価リスクをさげてもらう」あるいは「徹底的にリスク
管理をする」
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中間管理職を説得する際の”べからず”集説得のためにアジャイルが万能であるというような無理矢理な誇張をしない
管理職の方々の過去の成功体験を無視したり軽視したりしない
テクニックの善し悪し、アジャイルそのものの善し悪しの議論にはまらない
正面突破だけに徹しない
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Disciplined Agile
Delivery
アジャイルのスケールアップへIBM Rationalがお手伝いします
トレーニング
メンタリング
改善支援サービス
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参考
Agility@Scale e-Book https://www14.software.ibm.com/webapp/iwm/web/signup.do?source=swg-rtl-sd-wp&S_PKG=eb_agile
IBM Rational Agile http://www-01.ibm.com/software/rational/agile/
http://www-01.ibm.com/software/rational/info/agilityatscale/?ca=rhp
Scott Ambler http://www.ambysoft.com/
ディーン・レフィングウェル 「アジャイル開発の本質とスケールアップ」
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Developers Summit 2011
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