2012-i 3e+1 アイディアプランコンテスト ver.1.0
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3E+1 アイディアプランコンテスト
3E+1 総合研究所
山本泰弘 1
• 1. 提案を一言で表すと...
• 2. 序:背景と文脈
• 3. 起:現状の課題
• 4. 承:懸念されるシナリオ
• 5. 転:解決策の提案
• 6. 結:想定される効果・リスク・コスト
• 7. 末:実行計画
0. 目次
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1. 提案を一言で表すと...
起業独立を
現実的に目指す
ビジネスプランコンテストを
開いてみないか!!
福澤諭吉いわく―― “学問は、実践して世の中を変えて初めて意味がある。 その実践で一身独立してこそ、文明人ってぇもんよ!”(超意訳) 3
2. 序:背景と文脈
• ①日本は、新たな時代へ向け社会を「更新」していかなければならない。 ――「低炭素社会」、「プラチナ社会」、「スマートシティ」... 担い手を“どこかの人たち”に任せきりにしていないか?
• ②筑波研究学園都市は、時代を先駆する使命を持って生まれた。 ――確かに科学技術は最強。しかし「社会技術」は?
• ③筑波大学は、起業家が多い大学である。 ――2009年時点で、1位・東大125、2位・筑波76、3位・阪大75、4位・早稲田74
• ④時代は、起業家を求めている。 “稼ぎまくる企業”に限らず、NPO法人、社内新事業、サイドビジネス、社会起業... ――ただ、「何が何でも起業する“剛腕”」と「その他」の二極化でいいの?
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2. 序:背景と文脈
• ⑤筑波大生は、“ビジネスは東京”とばかり思っていないか? ――つくばは数年住むだけ、課外活動はお遊び、東京での就活が運命を左右
• ⑥よくある“ビジコン”って、どんだけ本気なの? ――“よく考えた ほめてつかわす”・“社会人さまが学生を鍛えてやんよ”でいいのか?
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• キーワード①「まちづくり」 ――発展途上のつくばは、まちに対して、アイディアを試してみることができる
• キーワード②「3E」 ――筑波研究学園都市挙げて、2030年に環境都市を実現する動き。 ただしビジネスライクな進歩はまだまだ。
• キーワード③ 「学生起業都市つくば」 ――Facebook上のまちづくりコミュニティ 「Co-Create Tsukuba」で、 経験者主導により学生の起業を支援するプロジェクト。
• キーワード④「アイディアの実現」 ――学生からのアイディアが、近年実現している! 教員プレゼンバトル、ごきげんファーム、cafe ALDOR、高性能自転車試乗会...
• その他・・・ 「IMAGINE THE FUTURE」の提唱と実績 2011年12月、政府による「国際戦略総合特区」認定
2. 序:背景と文脈
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3. 起:現状の課題
• ①筑波大生が社会づくりにいまひとつ関われていない。
• ②ビジネスや政策のアイディアを発掘し、開花させることができるはず。
• ③それを実行するのは「よほど特殊な人」のみに限られている 。
• ④現状の起業支援制度は「大学での研究シーズを活かしたものに限る」として、特殊な人しか使えない...。
• ⑤普通の筑波大生でも、“こうすればいいのに”という思いつきを発表し、後押しされ、実現のチャンスをつかむチャンスを設けたい!
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4. 承:懸念されるシナリオ
• ①筑波大は世の中に対して特に影響を与えない“単なる学校”。 ――社会と関わりなく研究活動・学生生活
• ②ほぼすべての学生が“いわゆる就活”一辺倒に。 ――4-6年でつくばを“通過”。単純な労働者として買いたたかれる
• ③“こうすればいいのに”という課題・ビジネスチャンスが放置。 ――非効率な社会が続く
• ④大多数の平凡な学生と、わずかな“剛腕学生”の二極化。
• ⑤“「新構想大学」・「IMAGINE THE FUTURE.」とか言ってるけど、 実際ただの大学と変わらないよねー”
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5. 転:解決策の提案
• ①アイディアを実現するプランのコンテストをやろう!
• ②「ビジネス・地域活動としての独立」を目標として狙おう。
• ③企画発表の時点で終わるのではなく、継続的な後押しを。
• ④「稼げる筑波大生/筑波大学」を目指そう。
• ⑤世の中をよくするビジネスを生み出そう。
• そして―― “IMAGINE THE FURUTE.”の実現に挑もう。
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6. 結:想定される効果
• ①より広い人々に「起業―アイディアを実現する―体験」を味わってもらえる。
• ②つくばの人々が、チームとして起業に参画する機会ができる。
• ③起業が、特殊・孤高なものではなくなる。
• ④(すでにある枠組みに流されるのではなく、)
自分たちの力で世の中にアプローチする人材が育つ。
• ⑤筑波大が、研究学園都市が、そして日本が徐々によくなる。
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6. 結:想定されるリスク・コスト
• ①応募・参加・協力してくれる人がどれほどいるか? ――応募数がわずか、協力の打診断られるetc.
• ②結局一過性のものに陥ってしまわないか?
• ③もともとのアイディアの質をどれだけ高められるか? ――完成したアイディアは結局非現実的なものだった...orz
• ④チームとしての連携を開拓・維持できるか? ――“協力者になった気がするけどいまどうなってるの?”
• ⑤このシナリオは“心からおもしろい!”か??
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7. 末:実行計画
• ①4,5月:雙峰祭に「学研企画」として申請、T-ACT申請 運営メンバー・協力者募集 広報媒体作成
• ②6月~:応募説明会、エントリー受付
• ③8,9月:エントリー者向け学習会
• ④10月:雙峰祭で成果発表
• (⑤12月:日本最大級の環境博覧会「エコプロダクツ2012」)
• 2013年~:さらに強化したアイディアプランコンテスト実施
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7. 末:実行計画
• 協力者候補
• Co-Create Tsukuba 「学生起業都市つくば」プロジェクト
• 人間安全保障講座
• つくば3Eフォーラム
• つくば院生ネットワーク(学園祭学術企画振興)
• brast
• T-ACTフォーラム(T-ACT→“B-ACT”)
• 紫峰会、茗渓会、MTGF、TSUKUBA FUTURESHIP
• 実業界で活躍するOBOGの方々
• ベンチャー志向就活情報サイト 13
参考文献・事例(案)
• 齋藤孝『座右の諭吉』 • 堀井秀之『問題解決のための「社会技術」』
• NPO法人ETIC. 社会起業支援セミナー • 筑波大学産学連携推進センター 起業家教育講座
• 一般に行われているビジネスプランコンテストの事例研究 • 他大学の起業支援の取り組みの事例研究 • ビジネスプランコンテスト・起業支援についての先行研究把握
• つくば院生ネットワーク • ごきげんファーム(NPO法人つくばアグリチャレンジ) • Spice up cafe ALDOR
• 「義を見てせざるは勇無きなり」 • 「道徳なき経済は害悪であり、経済なき道徳は寝言である。」