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20121225 NO. 189 TOEI NEWS PAGE, 1 >師走の気忙しさに国政選挙も加わって、慌ただ しい年の瀬になりました。自民党の圧勝に終わっ た政局はまだまだ不透明ですが、行く年の無事に 感謝して、来る年に大きな期待を寄せながら、残 りの日々を過ごします。 私が社長に就いて10年目に入りました。事業 主の下で育ったとは云え、私が職業人としてスタ ートを切ったのは40歳なかば、創業者の娘が引 き継いだとあっては、どこまでも半人前の感があ ることを否めません。社の内外を問わず、自身の 葛藤も含め、継承することの難しさと闘い続けて います。 女性企業家が増えているといっても、事業主全 体に占める割合は20%にも及びません。女性の 場合、経営者となった経緯で最も多いのが、夫君 の死後に突然就任したケースです。そんな先輩社 長のひとりは、「覚悟を決めて社長になったら、 振り返っている時間も、自分の力量を嘆いている 余裕もないのよ。忘れてならないのは、社長は笑 顔で頑張ること」と、背中を押してくれました。 お目にかかる度に、「笑顔で頑張っている?辛い 顔なんか見せたら駄目よ」と叱咤されてきまし た。そして先日、「ほんとに辛かった。誰にも言 えなかったけど、リーマンショックの後の経営は 厳しかった。この歳で、限界を超える頑張りを試 されたわ」と、珍しく涙目で本音を口にされまし た。辛いのが自分だけでないと知るだけで力にな るのも変な話ですが、元気をもらった気がしまし た。 私にも、更に挑戦を求める外圧があることを、 感謝して受け止めようと決意しています。 「社長は、できないと言われたら、それでもや れとは言わないんですね」と聞かれて、「仕事を 頼んで、やれないと断られたら頼まないわね。や らなければならない仕事が其処に在って、会社に とって重要だと考えれば、やれる方法を探すのが 仕事、頑張ってくれる別の人に託すことができれ ば、新しい発見もある。できないと答えた人を振 り返っている余裕がない時も多い」と、答えまし た。キツイなと自分を思う。 これまでは、昨日まではと、仕事の領域や質に 限界を定めてしまった人の周りでは、進歩どころ か後退が始まると思っています。会社のために何 が必要とされているか、どうしたらやれるか・・ 年齢や性別も関係なく、仕事の領域を超えて挑戦 する人にはたくさんのチャンスを提供したいと考 えています。小さな企業が大きな試練と闘うと き、危機感を持った鋭い目を、あらゆる可能性に 挑戦する強い実行力を、必要としています。会社 が発展することが、自分自身の生活向上の手段だ と、本気で取り組んでくれる仲間を必要としてい ます。 みんなの中に眠っている潜在的な能力に自分で 限界を決めてしまうのはやめましょう。可能性 は、挑戦を続ける限り拡がっていきます。そのス ピードはまちまちで、結果もさまざまです。導入 後20年を迎えようとする業績評価による給与シ ステムも、もっともっと公正さを高めていこうと 検討を始めています。努力目標の設定があること を、もう1度考えてみましょう。貴方の努力目標 は、自分自身に勇気を与えてくれていますか。 ݶք Λ ΊͳͰ දऔక Ԭ ه೦Λ >12月20日、みんなのスケジュールを表示するサイボ ーズに、『赤飯の日』という書き込みを見つけました。い つの間にか定着した創業記念日の赤飯弁当。好きな人も嫌 いな人も、この日は、全社員が同じ赤飯弁当を食べて、会 社の誕生日を祝っています。 創業してから50回、49年目記念日です。2度の期の 改訂があったせいで、期の数字と年数が少しずれています が、創業者の自宅から始まった小さな会社は、来年の12 月20日、半世紀を生きぬいた企業の仲間入りを目指して います。後継者不在で消えていく企業の多い中、次の30 年を視野に入れて、創業記念日を祝いました。 25 ߦߦԬ ฤਓ Ԭ هޙ>今年最後の発刊となりました。7 月にスケジュールが崩れてしまい、 後半は偶数月の発刊となった今年の トーエイニュースでしたが、なんと か無事にやりきれた感があります。 来年は通常通りに戻し、1月から発 刊していきます。 今年もありがとうございました。 良いお年をお迎えください。

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2012年12月25日 NO. 189

TOEI NEWS PAGE, 1

>師走の気忙しさに国政選挙も加わって、慌ただしい年の瀬になりました。自民党の圧勝に終わった政局はまだまだ不透明ですが、行く年の無事に感謝して、来る年に大きな期待を寄せながら、残りの日々を過ごします。

私が社長に就いて10年目に入りました。事業主の下で育ったとは云え、私が職業人としてスタートを切ったのは40歳なかば、創業者の娘が引き継いだとあっては、どこまでも半人前の感があることを否めません。社の内外を問わず、自身の葛藤も含め、継承することの難しさと闘い続けています。女性企業家が増えているといっても、事業主全

体に占める割合は20%にも及びません。女性の場合、経営者となった経緯で最も多いのが、夫君の死後に突然就任したケースです。そんな先輩社長のひとりは、「覚悟を決めて社長になったら、振り返っている時間も、自分の力量を嘆いている余裕もないのよ。忘れてならないのは、社長は笑顔で頑張ること」と、背中を押してくれました。お目にかかる度に、「笑顔で頑張っている?辛い顔なんか見せたら駄目よ」と叱咤されてきました。そして先日、「ほんとに辛かった。誰にも言えなかったけど、リーマンショックの後の経営は厳しかった。この歳で、限界を超える頑張りを試されたわ」と、珍しく涙目で本音を口にされました。辛いのが自分だけでないと知るだけで力になるのも変な話ですが、元気をもらった気がしました。私にも、更に挑戦を求める外圧があることを、

感謝して受け止めようと決意しています。

「社長は、できないと言われたら、それでもやれとは言わないんですね」と聞かれて、「仕事を頼んで、やれないと断られたら頼まないわね。やらなければならない仕事が其処に在って、会社にとって重要だと考えれば、やれる方法を探すのが仕事、頑張ってくれる別の人に託すことができれば、新しい発見もある。できないと答えた人を振り返っている余裕がない時も多い」と、答えました。キツイなと自分を思う。これまでは、昨日まではと、仕事の領域や質に

限界を定めてしまった人の周りでは、進歩どころか後退が始まると思っています。会社のために何が必要とされているか、どうしたらやれるか・・年齢や性別も関係なく、仕事の領域を超えて挑戦する人にはたくさんのチャンスを提供したいと考えています。小さな企業が大きな試練と闘うとき、危機感を持った鋭い目を、あらゆる可能性に挑戦する強い実行力を、必要としています。会社が発展することが、自分自身の生活向上の手段だと、本気で取り組んでくれる仲間を必要としています。

みんなの中に眠っている潜在的な能力に自分で限界を決めてしまうのはやめましょう。可能性は、挑戦を続ける限り拡がっていきます。そのスピードはまちまちで、結果もさまざまです。導入後20年を迎えようとする業績評価による給与システムも、もっともっと公正さを高めていこうと検討を始めています。努力目標の設定があることを、もう1度考えてみましょう。貴方の努力目標は、自分自身に勇気を与えてくれていますか。

限界を決めないで代表取締役社長 畝岡 洋子

創立記念日を迎えて>12月20日、みんなのスケジュールを表示するサイボーズに、『赤飯の日』という書き込みを見つけました。いつの間にか定着した創業記念日の赤飯弁当。好きな人も嫌いな人も、この日は、全社員が同じ赤飯弁当を食べて、会社の誕生日を祝っています。創業してから50回、49年目記念日です。2度の期の

改訂があったせいで、期の数字と年数が少しずれていますが、創業者の自宅から始まった小さな会社は、来年の12月20日、半世紀を生きぬいた企業の仲間入りを目指しています。後継者不在で消えていく企業の多い中、次の30年を視野に入れて、創業記念日を祝いました。

隔月25 日発行 発行人 畝岡 洋子 編集人 畝岡 智哉

編集後記>今年最後の発刊となりました。7月にスケジュールが崩れてしまい、後半は偶数月の発刊となった今年のトーエイニュースでしたが、なんとか無事にやりきれた感があります。来年は通常通りに戻し、1月から発刊していきます。今年もありがとうございました。

良いお年をお迎えください。

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2012年12月25日 NO. 189

TOEI NEWS PAGE, 2

McDonald’s SPI審査を受けて

取締役 畝岡 達哉

技術部 大内 隆之

>経営理念について考える事から始まり、その後、各部署の分析等を経て、だいぶ社内の問題点が明らかになってきました。具体的な解決策や改善策を考える『アクションプラン』はこれからといったところです。今の時点でメンバーが共通認識している全体的

に言える大きな問題点は、『クロージングが疎か』であるという点で、例えば、既に販売が望めない結果が出ているサンプル機や、今や誰も経緯を知らない中古の機械を何年も倉庫に預けてたりといった事。これは、しっかりクロージングをしなかったが為に、無駄な倉庫料を何年も払い続けていたという例です。また、ある機械の問題点をメーカーに問い合わ

せをしたが、回答が無かったり、的外れな回答であったりする事があります。その後のプッシュが甘く、そのうち自然消滅状態になり、結果的に問題がいつまで経っても解決しない...これもクロージングが疎かであった一例と言えます。皆さんも一度、色々な面で完結していない仕事が無いか考えてみて下さい。話は変わりますが、基本的に、この経営計画会

議での決定事項は、会社の決定事項とお考え頂き、決定事項はリーダー会を通した指示であったり、各部署への直接の指示だったりします。時として賛同し難い事項もあるかもしれません。そこはひとつ会社を良くするための事とご理解頂き、ご協力願えればと思います。

営業部 田島 直宗

>現在、経営計画会議では、社内の様々な問題点の改善にについて協議しております。先ずは、各部署の棚卸。棚卸では、各部署の利点、改善点。盛りだくさんです。改善点を無くして、利点をもっと伸ばさないと売上・利益の成長は見込めません。直近では、改善点を中心に話し合いを進めております。会議の中では、コミュニケーションという言葉

が多く上がってきます。コミュニケーションを調べてみると『表情やメディアを通じて情報を共有する事。』と記載されておりました。しかし、私は 

『聞くこと・伝えること』と考えます。簡単な事と思いますが、私は、実に難しい事だと考えております。当社は、厨房機器の販売とメンテナンス業です

が、機械と商売しているのでありません。取扱製品が厨房機器なだけです。商売は、人と人との繋がりです。それは、お客様も社内も同様です。人と人の繋がりをもっともっと強化して成長出来るように頑張って行きましょう。

技術部 高橋 晶

>大量の情報が溢れかえる日々。重要且つ緊急性の高い案件を正確にフォーカスせねばなりません。ターゲットが決まったら思考する事に集中し、身動きできない時間を最短に済ませ、早い意思決定を行い行動に移す。そして時間を余らせて各案件の処置と是正、改善にエネルギーを費やし、仕事の受け手が本当に必要とする情報と環境を整備する。これを実践してきたと自負していますが、「その結果を確認する=各案件をクロージングする事。」が出来ていなかった事実を経営計画会議の討論で自覚した時、正直落ち込みました。クロージングが出来ていれば優先してフォーカスすべき案件が自然と見えていたはずだから。また、最高級のコンピューターシステムを導入していても、判断し、決断を下し、結果を確認するのは人間の仕事。人と人との関わりがあって仕事は成り立つ。「コミュニケーションが大切。」言葉に出す事は簡単だが、「我々は相手を想い仕事を共有出来ているのか?」。自問自答しています。私が技術部に配属されて5年が経ちました。最

近、チームメンバーとの密度の濃い会話が増えています。彼らは事あるごとに貴重で面白い情報を残してゆく。そしてその情報量は日々増えています。 メンバー同士が意見交換し自発的に思考する姿。その結果を資料化に成功した時、スタッフの眼は最高に輝いています。「親はなくとも子は育つ。」彼らは確実に成長し、既に私の手を離れつつあります。特に擁護の必要は全くありません(笑)。経営計画会議のメンバーとして、自部門でひと

つ手の空いた高橋が自身で掲げる課題。思考するターゲットの矛先変更。もうひとつふたつ大きな組織レベルでの改善と改革へと目線をシフトさせ行動に移す。人との関わりを大事にし、各案件のクロージングを確実に行う。語ったからには実行あるのみ!

会社を良くする為に

>SPI2012(サプライヤー・パフォーマンス・インデックス)は、マクドナルド、フランチャイジー、そしてサプライヤーが円滑にコミュニケーションをとり、相互の期待や要請を明確にしておくためのビジネスプランです。今年1年間、トーエイ工業がサプライヤーとしてマクドナルドの期待を満たすパフォーマンスができていたのか?8カテゴリー、19項目について本部の評価を受けました。各項目について、自己評価とギャップがないか?ミーティングで確認をしながら進められました。特に、★ビジネスプランのなかで、「マニトワ製氷機導入に関して強力なサポートを受けた」と、嬉しいコメントをいただきました!来年は早々にリモート式のテスト導入がスタート、メーカーサイドでは日本語ディスプレイの開発も進んでいます。次回SPIでは、導入後の★サービスサポート、店舗での対応についても、直営、FC店舗、その他ス

タッフにアンケートが実施され、評価を受けることになります。初回から“店舗の期待以上の結果”と“本部の期待以上の遂行能力”でよろしくお願いします。

人と人との繋がり

正確なクロージングを

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2012年12月25日 NO. 189

TOEI NEWS PAGE, 3

Barista Camp取締役 畝岡 智哉

技術部 出口 雅夫

>6月より経営計画会議が発足されました。各部署が抱えている問題点の洗い出しから、改善案を詳細に分析し、計画書(アクションプラン)として策定しています。また収益性と成長性から見た当面テーマ、中長期のテーマへの落とし込み作業をこの新しい会議体で行っています。デフレ脱却が叫ばれている中、どうやって利益

を出し、企業価値を高めるか、そのことが問われています。我々フード業界は流れが早く、常に新しい厨房機器が毎年入ってきます。インピンジャーや圧力フライヤーだけで成り立

っていた時代は過ぎ、新しい事にチャレンジし立ち止まる事なく前進して行く為にも、我々社員全員のレベルアップが不可欠です。技術部で言えば、お客様に対し、安心と信頼を

届ける為に技術力向上は必須です。それには社内社外研修の機会を増やし、技術力の維持向上を、メーカーとの信頼関係の構築を、目に見える形で、業務改善していきたい。まだまだ若い会議体です。慎重かつ大胆に、方

向性を見極めながら議論し、未来のトーエイ工業があるべき姿に、それがトーエイ工業に関わる全ての皆様の生活の砦であるように。

営業部 野田 篤

>会議の中では、SWOT分析・事業の方向性、それらを踏まえた今後の各部署での取り組み事項等など協議しております。SWOT分析は会社全体・各部署ごとの強み・

弱みの洗い出しや業界・競合先の外的環境の変化や動向分析。事業の方向性は当面期限を決めて取組む事・早急に改善や廃止をしなければならない事項の決定や、中・長期で取組む事業の策定が主な協議事項です。例えば、営業部では滞留商品やサンプル機器で

す。現在まで30社以上の海外メーカーと取り引きをしてきたトーエイ工業は、数多くの業務用厨房機器をお客様に届けてきました。それは今後も継続していきます。但し、取扱商品も昔と変化、既に販売

を止めた・販売をしていない滞留商品や部品の在庫、お客様へ提案したサンプル商品の数々など、明確にクロージングが出来ていないものが沢山あります。日々の営業活動においてもクロージングしきれていない案件が多々あり、今期はクロージンを短期で出来る営業部の取組みのひとつとして活動していきたいと思います。

管理部 本郷 哲史

>皆様、こんにちは。いつもさわやか本郷です。2012年ももう少しで終了です。この1年はどんな年だったでしょうか?20代の頃は全く思いもしなかったのですが、最近は年が変わるごとに今年何をしたのか?来年は何ができるか?について、仕事でもプライベートでも考えるようになってきました。今年で40歳になったので、意識せずに健康に生きる年数を逆算するようになってきたかもしれません。仕事についてなにができるのか、トーエイ工業

の組織の中にいる上で、一人ができることは限られてきます。でも一人が『きっかけ』を作ることはできます。結果的にきっかけを作るだけで大きく組織が動く事もあると思います。では今トーエイ工業で『きっかけ』をもし作れば、大きく効率のあがる良い仕事へつながっていくでしょうか...?仕事のなかで役割を分担しつつ効率を求め、組

織化して生産性をあげていく事は当然のやり方です。でも役割分担でまかなえる仕事だけではないのも現実です。現実と向き合うために、経営計画会議はあると思っています。『きっかけ』を作ったり、見逃さないようにしながら、今を精査して将来へつなげていく事がこの会議の『動き』となると信じてます。『きっかけ』とはなにか考えてみます。それは

大それたことではない気がして仕方ありません。例えば、普段話さない他部署の人と仕事で疑問の思う事を聞いてみたら新しく発見があるかもしれません。それを誰か見ていて話が膨らむかもしれません。殻をかぶって難しくしているのはむしろ自分自身で、ちょっとした意識の変化がその『きっかけ』につながっていく気がします。自分は2Fにいます。男性は中歓迎、女性は大歓迎です。いつでも話をしに来てください。自分も行きます。

>11月26日から3日間、日本国内では4回目となるバリスタキャンプが開催されました。 昨年までは小諸にある丸山珈琲を会場に開催されていましたが、スペース的な事情から今年は初めて東京で会場を借りての開催となりました。2009年から行われているこのキャンプですが、年々スポンサーが増えたり、参加者の幅が広がった

りと改めてフリッツ・ストームのカリスマ性を感じさせられます。今回は講師(兼参加者)としてWBC2012で2位となったファブリシオがメキシコから参加したり、台湾からバリスタが参加したりと国際色も豊かになってきます。コロンビアコーヒー協会からの講師参加や、日本国内開催では初めてnuovaSIMONELLI社からピエールジョルジョも講師参加しました。競技会に参加するためのチームワーク構築の重要性や情報収集方法の解説は、競技会のみならずどのよ

うな場面でも活かしていける、とてもおもしろい講義内容でした。最終日の恒例となったコンペティションでは、3日間で学んだ事をそれぞれが思い思いに表現して成果をみせてくれました。

「きっかけ」は作るもの

決まったら実行へ

立ち止まらずに

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2012年12月25日 NO. 189

TOEI NEWS PAGE, 4

海外渉外部 津田 圭祐

>12月2日(日)〜12月6日(木)までマニトワアイス杭州工場にて行なわれた技術者トレーニングに車取主任、人見部員と共に参加させて頂きました。懸念されていた反日の雰囲気は我々の行動範囲では皆無で、私にとっては今回が3回目の中国出張となりましたが2年前に初めて訪中した折より、さらに発展を遂げていました。メールのみのやり取りだった

技術者のウィル•ヨークやグレッグ•マクドゥーガル、そしてカスタマーサービスの方々と初めてお会いする事もできたので、今後の円滑なコミュニケーションに生きると信じています。新参者にも関わらず、滞在中は温かい対応を頂きました。その他ディストリビューターからもお話を伺う事が出来ました。特に東南アジアでは気候の関係から水冷式が主体とのことでした。反対にオーストラリアでは深刻な水不足から水冷式は法律で禁じられています。トレーニング自体も朝から晩

まで内容が濃く、頂いた資料の内容も良いと感じました。正確に取捨選択を行い、徐々に案内して行く次第です。

技術部 人見 壌児

>初めての海外出張だったので、どの様な感じの研修になるのか楽しみにしていました。想像以上に本格的な研修でした。初期型のアイスマシンから今現在販のインディゴシリーズまでの紹介、トラブルシューティング、冷媒システムに付いて、細かく説明頂きました。長年マニトワのアイスマシン

を扱っている、その他アジアディストリビューターも一緒に研修しているにも関わらず、分かりやすく丁寧な研修でした。自分のアイスマシンへの技術は決して自信を持てる程のものではありませんが、3日間この研修で勉強した経験を無駄にせず、社内外の技術者とたくさん情報交換ができたら幸いです。これからも、アイスマシンだ

けでは無く、お客様が安心して使えるマシンを検査できる様に

技術を究めたいと思います。よろしくお願いします。

技術部 車取 剛

>中国杭州にてマニトワのアジアディストリビューターを集めた技術トレーニングに出張してきました。トレーニング内容としては、過去モデルから最新種インディゴシリーズで、特にインディゴでの構造、深いレベルでのコントローラーの取り扱い方法、トラブルシューティングなども聞く事が出来ました。以前私が代理店、パートナー

様に研修を行なった際には、トラブルに関する情報があまりにも少なく、簡単に判断出来る部分しか説明できませんでした。今回のトレーニングでは、どの部分において故障が起きているのか?またどのタイミングで発生したかなどの情報がコントローラー内に履歴として残される機能の紹介を教えてもらいました。その情報を元に不良個所が断定しやすく早急な対応が出来る構造になっていることがわかりました。今回の出張で得られた内容と

今現在までに起こった(ている)事など情報収集し資料配信したいと思っています。再見!

顔を合わせて

>正直、雑感と言われると何を書いていいかわからないのですが、最近あったことしか書くことがないのでその事を書きます。11月に母校である蒲田高校の文化祭に行ってきました。私がいた時にはまだ完成していなかった校舎が建ててあり、綺麗になっていました。新しい校舎の外見は校舎の色だけが変わっており、中は改築されていました。昔よりも快適になっていて驚きもありましたが、やっぱり「新しい校舎で卒業したかったなぁ」という気持ちもあり在校生の人達が羨ましか

ったです。笑書く事がないので別の話題でいきます。年明け

の1月14日に成人式があります。地元が品川区なので高校の友人とは会えないのですが、中学の友人に会えるのはとても楽しみです。同窓会があるようなので参加しますが、忘れられていたらどうしようと今からドキドキしています。とりあえず、準備にとても時間がかかるので成人式に遅刻しないように頑張ります。次は営業部の高野さんへお願い致します。

リレー雑感

メンテナンス部 柴田 里穂

初参加

内容豊富に