2018 corporate brochure unilever japan · 企業行動原則...
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![Page 1: 2018 Corporate Brochure Unilever Japan · 企業行動原則 ユニリーバでは、誠実を旨とし、事業に 関連する人々の権利を尊重しながら行動 することで社会的評価を得](https://reader030.vdocuments.net/reader030/viewer/2022021702/5cb9995f88c993af7a8c166a/html5/thumbnails/1.jpg)
ユニリーバのビジョン
よりよい明日を創るために1日に25億回誰かがどこかでユニリーバの製品を使用していますそれは私たちが皆さまと出会い暮らしを変える 25億回のチャンスです小さな積み重ねがいつか未来を創る大きな力になることを信じてユニリーバは今日も小さくて大きな変化を世界中で積み重ねています
はじまりは一つの石鹸からユニリーバの歴史は 1880年代に生ま
れた一つの石鹸「サンライト」から始ま
りましたこの石鹸は衛生的な習慣が
まだ根づいていなかった当時の英国に
「きれいになる」「きれいな家に住む」と
いう新しい喜びを届け人々の暮らしを
大きく変えました
石鹸のように小さなものにも暮らし
を変えよりよい明日を創る力がある
創始者ウィリアムヘスケスリーバ卿の
信念は今もユニリーバのビジョンに受
け継がれています
サステナビリティを暮らしのldquoあたりまえrdquoに私たちは毎日よりよい未来を創っていきます
心もからだも元気で美しくより充実した日々を送りたい方のために
優れたブランドとサービスをお届けします
ユニリーバは皆さまとともに小さな行動を積み重ねることが
世界を変える大きな力になると信じています
私たちは環境負荷を減らし社会に貢献しながら
ビジネスを成長させることをめざします
企業行動原則 ユニリーバでは誠実を旨とし事業に
関連する人々の権利を尊重しながら行動
することで社会的評価を得ていますこの
評価は社員およびブランドと同様にユ
ニリーバの重要な資産ですそれを支えて
いるのが世界共通の行動規範である
「企業行動原則」ですその中では日々
の業務において誠実を旨とし消費者の
皆さまや社員株主ビジネスパートナー
に対しその権利を尊重すること環境社会
に対する責任を果たすことなどが明確に
規定されています
ユニリーバの全社員が「企業行動原則」
にしたがって日々の業務を遂行するよ
う全社員を対象にしたトレーニングや監
査を定期的に実施していますまた違反
が疑われるケースについて社員が匿名で
通報相談できる「ホットライン」も設置
されています
ユニリーバのロゴ ユニリーバのロゴは 25個の小さなアイコンで描かれていますその一つひとつ
がユニリーバの事業やブランド大切に
している価値観をあらわしています
代表取締役 社長 兼 CEO髙橋 康巳
04
日本での事業展開
ユニリーバの一員として世界で愛されるブランドを日本の皆さまへ日本の消費者の皆さまの暮らしを見つめパーソナルケアホームケアリフレッシュメントのブランドをお届けしています
日本のユニリーバグループユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社
本社 153-8578 東京都目黒区上目黒 2-1-1 中目黒 GTタワー
代表 代表取締役 社長 兼 CEO 髙橋 康巳
社員数 約500名 2017年12月現在グループ会社含む
ユニリーバジャパン株式会社 ユニリーバジャパンビバレッジ株式会社ユニリーバジャパンサービス株式会社 ユニリーバジャパンホールディングス株式会社
主要な事業所本社(東京)ユニリーバジャパン研究開発センター(神奈川)相模原工場静岡工場
本社
04
(製品パッケージは 2018年3月現在のものです)
日本の暮らしを見つめ新しい価値を提案 グローバルな研究開発体制から生まれる先端技術や経験を活かし日本の消費者の皆さまのニーズにお応えするだけではなく暮らしを変える革新的な製品をお届けしてまいります
ユニリーバジャパンの製品開発
より深い消費者理解と先端技術が生む製品 ユニリーバは繊細な感性を持つ日本
の消費者の皆さまにご満足いただくため
先端技術を投入して製品開発を進めてい
ますさまざまなニーズにお応えすること
はもちろんさらに新しい価値を提案す
るため私たちは調査研究を重ね一
般消費者によるモニター調査や専門的な
評価検査を経て最高のものを皆さまに
お届けしていますまたお客様相談室に
寄せられたご意見ご要望をその日のう
ちにマネジメントや社内の各部署にレ
ポート処方やパッケージ広告にいたる
まで企業全体でお客様の声を共有し
改良開発に努めています
07
ラックス ヘアケアシリーズ輝く美しい髪のために「ラックス」のヘアケア製品は世界に先駆け オーガニックオイル 1を配合した贅沢な処方の
て日本で最初に誕生しました以来多くの日 「ラックスプレミアムボタニフィーク」きしみ
本人女性の声に耳を傾け女性たちが求める髪 にくくなめらかな洗い上がりのノンシリコーン
の輝き指通り香りを実現できる製品づくり シャンプー「ラックス ルミニーク」など多彩な
を追求してきました「ラックススーパーリッチ シリーズを展開しています
シャイン」をはじめ 100アンデス産のピュア 1保湿成分アンデスローズヒップオイル
すべての女性が自分の美しさに気づくきっ
かけをつくることそれがダヴの使命です日本
でも本物の美しさを実感していたただけるよ
うな本物のケアを追求しています 2018年春
には自然の恵みを凝縮したボタニカルオイル
2を配合し肌と髪の本来のうるおいを引き出
ダヴ 本物の美しさを本物のケアから
す「ダヴ ボタニカル セレクション」を発売高機
能なボタニカル製品を求める女性に高く評価
されています
男性用化粧品ブランドとして売上世界 NO13
を誇る AXEは日本上陸以来本格的な香りが手
軽に楽しめる製品としてメンズグルーミング市
場の拡大に貢献してきました 2018年春には日
本の若い男性に自分だけのスタイルを見つけて
いただけるようラインアップを拡充自然でさり
AXE Find Your Magic
げないスタイルをつくる「AXE BLACK」に加え
洗練されたスタイルをつくる「AXE GOLD」が登
場しました
2 ボディウォッシュアルガンオイルホホバオイルグレープシードオイルアボカドオイルアプリコットオイル保湿成分フェイスケアアルガンオイルホホバオイルアボカドオイルアプリコットオイル保湿成分ヘアケアダメージプロテクションアルガンオイル補修保湿成分 つややかストレートホホバオイル保湿成分
3 ユーロモニター調べ ビューティーパーソナルケア 2015年版同社が定義する男性用化粧品カテゴリーの AxeLynxEgo(
Umbrella Brand Name)の合計総小売金額 2014年
リプトン見方が変われば世界が変わる
日本のリプトン ティーバッグはレインフォレ るきっかけをくれるものリプトンは紅茶を通じ
ストアライアンス認証茶園の茶葉を 100使用 てみんなが笑顔になれるよう願っています
しています日本人の嗜好や水質に合わせて厳
選されたおいしい紅茶を楽しみながら環境保
全や茶園で働く人々の生活向上を支援していた
だけます紅茶は人とつながり毎日を楽しくす
カスタマーとの協働
カスタマーとともに築くユニリーバの信頼店頭は消費者の皆さまがユニリーバ製品と出会う場所優れた品質価値を提供することはもちろん求められる形で製品をお届けするためカスタマーとともにさまざまな取り組みを続けています
効率的な生産物流 ユニリーバの製品が消費者の皆さまの
お手元に届くまでには生産や物流など
多くのカスタマーが関わっていますユニ
リーバはこのようなカスタマーと協力
し調達生産物流の非効率や無駄を
徹底的に省いていますまた IT技術を
活用して販売状況をすばやく正確に把
握分析して消費者が 欲しいものを
欲しいときに欲しいだけ 購入できる環
境づくりを目指しています
より分かりやすく魅力的な売り場づくり
ユニリーバではブランドの世界観や
製品特長を店頭で体験していただくた
め店頭イベントやデモンストレーション
など多彩な店頭活動をご提供していま
すまたカスタマーと協働してお買い
物をされる人 (々ショッパー)のニーズと
それぞれの店舗の状況に合った売り場づ
くりを提案していますそれにより売り
場への満足度を高めるとともに店舗の
売上や集客力アップの一助としていただ
いています
08
ユニリーバはカスタマーとともに消費者と製品のよりよい出会いのためにさまざまな取り組みを続けています
TPMで高い生産効率信頼性品質
を実現
TPMとは Total
nanceのことで経営陣を含む全員が参
加して人物設備の効率をぎりぎりま
で高め企業の体質改善をはかっていま
す
厳しい品質基準
全ての生産工場でユニリーバの厳しい品
質基準と消費者安全保証体制を適用し
ています
ldquo欲しいものをいだけ rdquoを実現する調達生産物流
カスタマーとの取り組み
ユニリーバ
消費者供給
小売業物流 卸売業
欲しいときに欲し
Productive Mainte-
迅速な需要予測
IT技術を活用した迅速な需要予測を生産
物流に反映させています
カスタマーサービス部
物流経理ITなど各分野のエキスパー
トがカスタマーの皆様のご要望やご相
談に迅速に質の高いサービスでお応え
しています
ショッパーの視点に立った売り場づくりのご提案
カスタマーとの協働
ニーズに合った売場の実現を目指しカ
スタマーと協働各店の状況とそこで
お買い物をされる人 (々ショッパー)のニ
ーズを把握した魅力的な売場づくりの
ご提案を行っています
店頭活動のご提案
店頭は消費者の皆さまが私たちの製品
ブランドと直接出会う場所です製品
特長をわかりやすく伝えるとともにブ
ランドの世界観を体験していただけるよ
うな店頭活動をご提案しサポートして
います
組織と人材開発
すべての社員がいきいきと働き成長できる組織へユニリーバはすべての社員が自分らしくいきいきと働き能力を最大限発揮することがビジネス成長の基盤だと考えています
ビジョンを実現する人材組織 ダイバーシティ ampインクリュージョン(多様性の
受容)はユニリーバの重要なビジネス戦略の一
つです多様な人材が自分らしくいきいきと働け
る組織であることは社員一人ひとりが能力を最
大限発揮し 190カ国の消費者の皆さまの多様な
ニーズや環境社会の課題に対応して企業として
の成長を実現するために欠かせないものだからで
すそのためさまざまな個性を持つ社員がお互
いに信頼しあい補いあい刺激しあって相乗効
果を生める組織づくりを進めるとともに社員の
成長がビジネス成長につながるような人材育成
活用を行っています
その一環として世界各国でジェンダーダイ
バーシティへの取り組みを進めていますユニリ
ーバの製品の主な購買者使用者は女性です女
性管理職を増やし重要な意思決定の場でのジェ
ンダーバランスを図ることはビジネス上の優先
課題なのです私たちの目標は 2020年までに世
界全体で女性管理職比率を 50にすること世界
共通の「企業行動原則」や公正な人事評価制度を
基盤に多様な働き方を可能にする制度の導入や
メンタリングネットワーキングなどの取り組みを
行っていますまた男性とともにジェンダー平等
をめざす UN Womenの連帯ムーブメント「HeForShe」
に賛同し社外にも働きかけています
女性管理職比率(課長職以上)
グローバル 47
日本 37
09
1 2017年12月現在 2 2018年1月現在
1
2
世界共通の人事評価制度
業務遂行に必要な資格と能力によって
のみ社員を採用雇用昇進させることを
「企業行動原則」に掲げそれに基づいた
人事評価制度を導入しています社員の
業績や資格能力は社員本人と上司の話
し合いと多角的なフィードバックで公正に
評価します性別国籍年齢など業務に
関係のない属性で評価することは一切あ
りませんこうした枠組みが世界中で共有
されていることで国を越えた人材育成
活用が可能になっています
いつでもどこでも自分の未来を考えられる「UFLP365」
ユニリーバジャパンの新卒採用「
(ユニリーバフューチャーリ
ーダーズプログラム 365)では大学 1年生
から既卒 3年以内の方までを対象にいつ
UFLP365」
でも世界中どこからでも応募できる通年
採用を実施しています入社後にはすべ
ての社員が人生の目的や自らの強みを見
つめ直しライフプランの一環としてキャ
リアプランを明文化共有する機会を設け
ていますそれに加えてグローバルのプ
ログラムやカリキュラムを活用し社員の
教育能力開発を体系的にサポート若い
うちから責任ある仕事を任せることで早
い段階で管理職になれるような人材育成
を行っています
いつでもどこでも働ける新しい働き方「WAA」
働き方の多様性を広げることですべて
の社員がそれぞれのライフスタイルを継続
して楽しみながら生産性を上げられるよ
うにしています日本では社員が働く場所
時間を自由に選べる新しい働き方「 WA A」
(Work from Anywhere and Anytime)を導
入しましたこの制度では上司に申請す
れば理由を問わず会社以外の場所でも
勤務できますまた平日の 6時~21時の間
で自由に勤務時間や休憩時間を決められ
ます全社員が対象で 1期間や日数の制
限もありません導入以来多くの社員に
活用されています
LGBT2への取り組み
世界共通の「企業行動原則」で性自認
や性的指向による差別も禁じるとともに
匿名で相談できる窓口を設けています日
本でも LGBT向けプログラムとして「ユニ
リーバプライドジャパン」を立ち上げ
福利厚生制度の同性パートナーへの拡大
アライコミュニティによる活動などを進め
ています LGBT向けの取り組みを評価す
る日本初の指標である「 PRIDE指標」では
2年連続で最高評価の「ゴールド」を受賞
しました
1 工場を除く2 LGBTとはレズビアン(Lesbian)ゲイ( Gay)バイ
セクシュアル( Bisexual)トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をと
った言葉で性的マイノリティの総称の1つです性的マイノリティ(性的指
向性自認に関するマイノリティ)には LGBT以外の多様なアイデンティティ
を持つ方もおられます
ユニリーバとユニリーバジャパンの歴史
グローバルに生まれ日本で育って50年世界最大級の消費財メーカーユニリーバグループの一員として日本の文化と生活に根差した製品で日本の毎日の暮らしとともに成長してきました
1880年代英国でユニリーバの前身リーバブラザーズが「サンライト」という石鹸を発売清潔や衛生への意識がまだ低かったビクトリア時代の英国に「からだをきれいにする」「家をきれいにする」という新しい習慣を生み根づかせていきました
1930年代1930年リーバブラザーズとオランダのマーガリンユニの合併によりユニリーバが誕生します
1940年代第二次世界大戦によってユニリーバの国や地域を越えたビジネスを分断されましたしかし研究開発に力を注ぐとともにそれぞれの国や地域で高い独立性を持ちながらその地の消費者のニーズに応える製品を作りつづけました
1950年代世界経済が急速に復興する中アフリカ諸国に市場を開拓さらに科学技術の発展に伴って研究所を各地に設置し研究開発に積極的に取り組むようになります1955年には初めてテレビCMを放映し人気を博しました
1960年代活気づく世界経済とますます豊かになる暮らしを追い風にビジネスの拡大と多角化をめざしてさまざまな分野に挑戦1960年代半ばにはビジネスの再編成を行いこれによって国や地域を越えてブランドを育てることができるようになりました
1970年代1971年には「リプトン」ブランドが加わり世界最大級の紅茶メーカーになったほか消費者ニーズを先取りするブランドを相次いで誕生させますまた包装運輸などの分野でもビジネスの構築をはかりました
1980年代1980年代の初めプラスチック包装運輸など多角化していたビジネスを消費財の分野へ集中させることを決意しますブランドを通して消費者に輝きをお届けする-ユニリーバは世界最大級の消費財メーカーとして新しいスタートを切りました
1880年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代1964年(昭和39年)
1966年(昭和41年)
1970年代
1972年(昭和47年)
1974年(昭和49年)
1976年(昭和51年)
1977年(昭和52年)1980年代
1980年(昭和55年)
1981年(昭和56年)
1982年(昭和57年)
1984年(昭和59年)
1986年(昭和61年)
1987年(昭和62年)
3月ユニリーバと豊年精油(株)の合弁により豊年リーバ(株)を設立
1月初めての製品「ブラックホワイトピックラード」を発売9月マーガリンの「ラーマ」を販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の輸入販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の国産製造開始
4月「サンシルク」を発売しヘアケア製品分野へ進出
3月社名変更により日本リーバインダストリーズ(株)に改称
4月クリームクレンザー「ジフ」を発売ホームケア製品分野へ進出11月本社を渋谷に移転
11月除菌クリーナー「ドメスト」を発売
2月社名変更により日本リーバ(株)となる
9月ヘアケア製品「ティモテ」を発売
4月柔軟仕上げ剤「ファーファ」を発売7月新たにニッポンリーバBVと日本リーバ株式会社の2社体制を確立その企業体を日本リーバと総称する
7月チーズブローポンズと合併し「ポンズ」「ヴァセリン」を加えてスキンケア製品分野へ進出
10
1990年代ビジネスの核を消費財に絞り込むことで
コアブランドが成長また世界で環境問題や食の安全
に対する意識が高まる中自然環境の保全や食の安全を
守るための持続可能なビジネスに向けての取り組みも
始めました
2000年代新しい世紀を迎え世界最大級の消費財
メーカーとしての姿を確立それとともに衛生食環
境経済発展の支援を中心にした取り組みをさらに進
めました
2010年代「よりよい明日を創るために」という新ビジ
ョンのもと2010年に「ユニリーバサステナブルリ
ビングプラン」を発表成長とサステナビリティの両立
をめざしています
1989年(平成元年)
1990年代
1996年(平成8年)
1997年(平成9年)
1998年(平成10年)
1999年(平成11年)
2000年代
2000年(平成12年)
2001年(平成13年)
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2007年(平成19年)
2009年(平成21年)
2010年代
2011年(平成23年)
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
4月「ラックス」ブランドをヘアケア市場に拡大10月ヘアケアブランド「ラックス スーパーリッチ」を発売
1月宇都宮に日本リーバ イノベーションセンターをオープン3月制汗デオドラント「レセナ」発売
9月相模原工場がTPM優秀賞を受賞
2月「ポンズダブルホワイト」発売
2月固形洗浄料洗顔料「ダヴ」発売3月相模原工場がISO9002を取得9月ヘアケアブランド「モッズヘア」発売
4月相模原工場がISO14001を取得7月「リプトン」と「ブルックボンド」の紅茶事業を統合しBBLジャパン(株)にニッポンリーバBVを日本リーバ株式会社に統合
9月「ダヴ」ブランドをヘアケア市場にも拡大
5月本社を中目黒に移転
9月静岡工場がISO14001を取得
12月日本リーバ サプライチェーンがTPM特別賞を受賞静岡工場がTPM優秀賞を受賞
6月日本リーバ株式会社をユニリーバジャパン株式会社に社名変更BBLジャパン株式会社をユニリーバジャパンビバレッジ株式会社に社名変更
3月男性用のフレグランスボディスプレー「アックス」を発売
10月ユニリーバジャパンホールディングス株式会社がユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社等4社を100子会社とする持株会社制に移行しました計4社を「ユニリーバジャパン」と総称しています
4月すべての自社工場でゼロランドフィルを達成10月研究開発拠点を神奈川に移転し「ユニリーバジャパン研究開発センター」をオープン
4月プレミアムアイスクリームブランド「ベンジェリーズ」の旗艦店を表参道にオープン9月「リプトン イエローラベル」などに使用する茶葉を100レインフォレストアライアンス認証に切替
4月ヘアケアブランド「ティモテ」を再発売 3月日本での設立50周年
4月ヘアケアブランド「クリア」を発売
11月日本国内で使用する電力を100自然エネルギーに切替 1
1)日本国内の全事業所(本社研究所自社工場全国の営業所リプトンおよびベンampジェリーズ直営店)で使用する電力をグリーン電力証書を利用して100自然エネルギーに切替詳しくはユニリーバジャパンのウェブサイトをご覧ください
httpswwwunilevercojp
![Page 2: 2018 Corporate Brochure Unilever Japan · 企業行動原則 ユニリーバでは、誠実を旨とし、事業に 関連する人々の権利を尊重しながら行動 することで社会的評価を得](https://reader030.vdocuments.net/reader030/viewer/2022021702/5cb9995f88c993af7a8c166a/html5/thumbnails/2.jpg)
企業行動原則 ユニリーバでは誠実を旨とし事業に
関連する人々の権利を尊重しながら行動
することで社会的評価を得ていますこの
評価は社員およびブランドと同様にユ
ニリーバの重要な資産ですそれを支えて
いるのが世界共通の行動規範である
「企業行動原則」ですその中では日々
の業務において誠実を旨とし消費者の
皆さまや社員株主ビジネスパートナー
に対しその権利を尊重すること環境社会
に対する責任を果たすことなどが明確に
規定されています
ユニリーバの全社員が「企業行動原則」
にしたがって日々の業務を遂行するよ
う全社員を対象にしたトレーニングや監
査を定期的に実施していますまた違反
が疑われるケースについて社員が匿名で
通報相談できる「ホットライン」も設置
されています
ユニリーバのロゴ ユニリーバのロゴは 25個の小さなアイコンで描かれていますその一つひとつ
がユニリーバの事業やブランド大切に
している価値観をあらわしています
代表取締役 社長 兼 CEO髙橋 康巳
04
日本での事業展開
ユニリーバの一員として世界で愛されるブランドを日本の皆さまへ日本の消費者の皆さまの暮らしを見つめパーソナルケアホームケアリフレッシュメントのブランドをお届けしています
日本のユニリーバグループユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社
本社 153-8578 東京都目黒区上目黒 2-1-1 中目黒 GTタワー
代表 代表取締役 社長 兼 CEO 髙橋 康巳
社員数 約500名 2017年12月現在グループ会社含む
ユニリーバジャパン株式会社 ユニリーバジャパンビバレッジ株式会社ユニリーバジャパンサービス株式会社 ユニリーバジャパンホールディングス株式会社
主要な事業所本社(東京)ユニリーバジャパン研究開発センター(神奈川)相模原工場静岡工場
本社
04
(製品パッケージは 2018年3月現在のものです)
日本の暮らしを見つめ新しい価値を提案 グローバルな研究開発体制から生まれる先端技術や経験を活かし日本の消費者の皆さまのニーズにお応えするだけではなく暮らしを変える革新的な製品をお届けしてまいります
ユニリーバジャパンの製品開発
より深い消費者理解と先端技術が生む製品 ユニリーバは繊細な感性を持つ日本
の消費者の皆さまにご満足いただくため
先端技術を投入して製品開発を進めてい
ますさまざまなニーズにお応えすること
はもちろんさらに新しい価値を提案す
るため私たちは調査研究を重ね一
般消費者によるモニター調査や専門的な
評価検査を経て最高のものを皆さまに
お届けしていますまたお客様相談室に
寄せられたご意見ご要望をその日のう
ちにマネジメントや社内の各部署にレ
ポート処方やパッケージ広告にいたる
まで企業全体でお客様の声を共有し
改良開発に努めています
07
ラックス ヘアケアシリーズ輝く美しい髪のために「ラックス」のヘアケア製品は世界に先駆け オーガニックオイル 1を配合した贅沢な処方の
て日本で最初に誕生しました以来多くの日 「ラックスプレミアムボタニフィーク」きしみ
本人女性の声に耳を傾け女性たちが求める髪 にくくなめらかな洗い上がりのノンシリコーン
の輝き指通り香りを実現できる製品づくり シャンプー「ラックス ルミニーク」など多彩な
を追求してきました「ラックススーパーリッチ シリーズを展開しています
シャイン」をはじめ 100アンデス産のピュア 1保湿成分アンデスローズヒップオイル
すべての女性が自分の美しさに気づくきっ
かけをつくることそれがダヴの使命です日本
でも本物の美しさを実感していたただけるよ
うな本物のケアを追求しています 2018年春
には自然の恵みを凝縮したボタニカルオイル
2を配合し肌と髪の本来のうるおいを引き出
ダヴ 本物の美しさを本物のケアから
す「ダヴ ボタニカル セレクション」を発売高機
能なボタニカル製品を求める女性に高く評価
されています
男性用化粧品ブランドとして売上世界 NO13
を誇る AXEは日本上陸以来本格的な香りが手
軽に楽しめる製品としてメンズグルーミング市
場の拡大に貢献してきました 2018年春には日
本の若い男性に自分だけのスタイルを見つけて
いただけるようラインアップを拡充自然でさり
AXE Find Your Magic
げないスタイルをつくる「AXE BLACK」に加え
洗練されたスタイルをつくる「AXE GOLD」が登
場しました
2 ボディウォッシュアルガンオイルホホバオイルグレープシードオイルアボカドオイルアプリコットオイル保湿成分フェイスケアアルガンオイルホホバオイルアボカドオイルアプリコットオイル保湿成分ヘアケアダメージプロテクションアルガンオイル補修保湿成分 つややかストレートホホバオイル保湿成分
3 ユーロモニター調べ ビューティーパーソナルケア 2015年版同社が定義する男性用化粧品カテゴリーの AxeLynxEgo(
Umbrella Brand Name)の合計総小売金額 2014年
リプトン見方が変われば世界が変わる
日本のリプトン ティーバッグはレインフォレ るきっかけをくれるものリプトンは紅茶を通じ
ストアライアンス認証茶園の茶葉を 100使用 てみんなが笑顔になれるよう願っています
しています日本人の嗜好や水質に合わせて厳
選されたおいしい紅茶を楽しみながら環境保
全や茶園で働く人々の生活向上を支援していた
だけます紅茶は人とつながり毎日を楽しくす
カスタマーとの協働
カスタマーとともに築くユニリーバの信頼店頭は消費者の皆さまがユニリーバ製品と出会う場所優れた品質価値を提供することはもちろん求められる形で製品をお届けするためカスタマーとともにさまざまな取り組みを続けています
効率的な生産物流 ユニリーバの製品が消費者の皆さまの
お手元に届くまでには生産や物流など
多くのカスタマーが関わっていますユニ
リーバはこのようなカスタマーと協力
し調達生産物流の非効率や無駄を
徹底的に省いていますまた IT技術を
活用して販売状況をすばやく正確に把
握分析して消費者が 欲しいものを
欲しいときに欲しいだけ 購入できる環
境づくりを目指しています
より分かりやすく魅力的な売り場づくり
ユニリーバではブランドの世界観や
製品特長を店頭で体験していただくた
め店頭イベントやデモンストレーション
など多彩な店頭活動をご提供していま
すまたカスタマーと協働してお買い
物をされる人 (々ショッパー)のニーズと
それぞれの店舗の状況に合った売り場づ
くりを提案していますそれにより売り
場への満足度を高めるとともに店舗の
売上や集客力アップの一助としていただ
いています
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ユニリーバはカスタマーとともに消費者と製品のよりよい出会いのためにさまざまな取り組みを続けています
TPMで高い生産効率信頼性品質
を実現
TPMとは Total
nanceのことで経営陣を含む全員が参
加して人物設備の効率をぎりぎりま
で高め企業の体質改善をはかっていま
す
厳しい品質基準
全ての生産工場でユニリーバの厳しい品
質基準と消費者安全保証体制を適用し
ています
ldquo欲しいものをいだけ rdquoを実現する調達生産物流
カスタマーとの取り組み
ユニリーバ
消費者供給
小売業物流 卸売業
欲しいときに欲し
Productive Mainte-
迅速な需要予測
IT技術を活用した迅速な需要予測を生産
物流に反映させています
カスタマーサービス部
物流経理ITなど各分野のエキスパー
トがカスタマーの皆様のご要望やご相
談に迅速に質の高いサービスでお応え
しています
ショッパーの視点に立った売り場づくりのご提案
カスタマーとの協働
ニーズに合った売場の実現を目指しカ
スタマーと協働各店の状況とそこで
お買い物をされる人 (々ショッパー)のニ
ーズを把握した魅力的な売場づくりの
ご提案を行っています
店頭活動のご提案
店頭は消費者の皆さまが私たちの製品
ブランドと直接出会う場所です製品
特長をわかりやすく伝えるとともにブ
ランドの世界観を体験していただけるよ
うな店頭活動をご提案しサポートして
います
組織と人材開発
すべての社員がいきいきと働き成長できる組織へユニリーバはすべての社員が自分らしくいきいきと働き能力を最大限発揮することがビジネス成長の基盤だと考えています
ビジョンを実現する人材組織 ダイバーシティ ampインクリュージョン(多様性の
受容)はユニリーバの重要なビジネス戦略の一
つです多様な人材が自分らしくいきいきと働け
る組織であることは社員一人ひとりが能力を最
大限発揮し 190カ国の消費者の皆さまの多様な
ニーズや環境社会の課題に対応して企業として
の成長を実現するために欠かせないものだからで
すそのためさまざまな個性を持つ社員がお互
いに信頼しあい補いあい刺激しあって相乗効
果を生める組織づくりを進めるとともに社員の
成長がビジネス成長につながるような人材育成
活用を行っています
その一環として世界各国でジェンダーダイ
バーシティへの取り組みを進めていますユニリ
ーバの製品の主な購買者使用者は女性です女
性管理職を増やし重要な意思決定の場でのジェ
ンダーバランスを図ることはビジネス上の優先
課題なのです私たちの目標は 2020年までに世
界全体で女性管理職比率を 50にすること世界
共通の「企業行動原則」や公正な人事評価制度を
基盤に多様な働き方を可能にする制度の導入や
メンタリングネットワーキングなどの取り組みを
行っていますまた男性とともにジェンダー平等
をめざす UN Womenの連帯ムーブメント「HeForShe」
に賛同し社外にも働きかけています
女性管理職比率(課長職以上)
グローバル 47
日本 37
09
1 2017年12月現在 2 2018年1月現在
1
2
世界共通の人事評価制度
業務遂行に必要な資格と能力によって
のみ社員を採用雇用昇進させることを
「企業行動原則」に掲げそれに基づいた
人事評価制度を導入しています社員の
業績や資格能力は社員本人と上司の話
し合いと多角的なフィードバックで公正に
評価します性別国籍年齢など業務に
関係のない属性で評価することは一切あ
りませんこうした枠組みが世界中で共有
されていることで国を越えた人材育成
活用が可能になっています
いつでもどこでも自分の未来を考えられる「UFLP365」
ユニリーバジャパンの新卒採用「
(ユニリーバフューチャーリ
ーダーズプログラム 365)では大学 1年生
から既卒 3年以内の方までを対象にいつ
UFLP365」
でも世界中どこからでも応募できる通年
採用を実施しています入社後にはすべ
ての社員が人生の目的や自らの強みを見
つめ直しライフプランの一環としてキャ
リアプランを明文化共有する機会を設け
ていますそれに加えてグローバルのプ
ログラムやカリキュラムを活用し社員の
教育能力開発を体系的にサポート若い
うちから責任ある仕事を任せることで早
い段階で管理職になれるような人材育成
を行っています
いつでもどこでも働ける新しい働き方「WAA」
働き方の多様性を広げることですべて
の社員がそれぞれのライフスタイルを継続
して楽しみながら生産性を上げられるよ
うにしています日本では社員が働く場所
時間を自由に選べる新しい働き方「 WA A」
(Work from Anywhere and Anytime)を導
入しましたこの制度では上司に申請す
れば理由を問わず会社以外の場所でも
勤務できますまた平日の 6時~21時の間
で自由に勤務時間や休憩時間を決められ
ます全社員が対象で 1期間や日数の制
限もありません導入以来多くの社員に
活用されています
LGBT2への取り組み
世界共通の「企業行動原則」で性自認
や性的指向による差別も禁じるとともに
匿名で相談できる窓口を設けています日
本でも LGBT向けプログラムとして「ユニ
リーバプライドジャパン」を立ち上げ
福利厚生制度の同性パートナーへの拡大
アライコミュニティによる活動などを進め
ています LGBT向けの取り組みを評価す
る日本初の指標である「 PRIDE指標」では
2年連続で最高評価の「ゴールド」を受賞
しました
1 工場を除く2 LGBTとはレズビアン(Lesbian)ゲイ( Gay)バイ
セクシュアル( Bisexual)トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をと
った言葉で性的マイノリティの総称の1つです性的マイノリティ(性的指
向性自認に関するマイノリティ)には LGBT以外の多様なアイデンティティ
を持つ方もおられます
ユニリーバとユニリーバジャパンの歴史
グローバルに生まれ日本で育って50年世界最大級の消費財メーカーユニリーバグループの一員として日本の文化と生活に根差した製品で日本の毎日の暮らしとともに成長してきました
1880年代英国でユニリーバの前身リーバブラザーズが「サンライト」という石鹸を発売清潔や衛生への意識がまだ低かったビクトリア時代の英国に「からだをきれいにする」「家をきれいにする」という新しい習慣を生み根づかせていきました
1930年代1930年リーバブラザーズとオランダのマーガリンユニの合併によりユニリーバが誕生します
1940年代第二次世界大戦によってユニリーバの国や地域を越えたビジネスを分断されましたしかし研究開発に力を注ぐとともにそれぞれの国や地域で高い独立性を持ちながらその地の消費者のニーズに応える製品を作りつづけました
1950年代世界経済が急速に復興する中アフリカ諸国に市場を開拓さらに科学技術の発展に伴って研究所を各地に設置し研究開発に積極的に取り組むようになります1955年には初めてテレビCMを放映し人気を博しました
1960年代活気づく世界経済とますます豊かになる暮らしを追い風にビジネスの拡大と多角化をめざしてさまざまな分野に挑戦1960年代半ばにはビジネスの再編成を行いこれによって国や地域を越えてブランドを育てることができるようになりました
1970年代1971年には「リプトン」ブランドが加わり世界最大級の紅茶メーカーになったほか消費者ニーズを先取りするブランドを相次いで誕生させますまた包装運輸などの分野でもビジネスの構築をはかりました
1980年代1980年代の初めプラスチック包装運輸など多角化していたビジネスを消費財の分野へ集中させることを決意しますブランドを通して消費者に輝きをお届けする-ユニリーバは世界最大級の消費財メーカーとして新しいスタートを切りました
1880年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代1964年(昭和39年)
1966年(昭和41年)
1970年代
1972年(昭和47年)
1974年(昭和49年)
1976年(昭和51年)
1977年(昭和52年)1980年代
1980年(昭和55年)
1981年(昭和56年)
1982年(昭和57年)
1984年(昭和59年)
1986年(昭和61年)
1987年(昭和62年)
3月ユニリーバと豊年精油(株)の合弁により豊年リーバ(株)を設立
1月初めての製品「ブラックホワイトピックラード」を発売9月マーガリンの「ラーマ」を販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の輸入販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の国産製造開始
4月「サンシルク」を発売しヘアケア製品分野へ進出
3月社名変更により日本リーバインダストリーズ(株)に改称
4月クリームクレンザー「ジフ」を発売ホームケア製品分野へ進出11月本社を渋谷に移転
11月除菌クリーナー「ドメスト」を発売
2月社名変更により日本リーバ(株)となる
9月ヘアケア製品「ティモテ」を発売
4月柔軟仕上げ剤「ファーファ」を発売7月新たにニッポンリーバBVと日本リーバ株式会社の2社体制を確立その企業体を日本リーバと総称する
7月チーズブローポンズと合併し「ポンズ」「ヴァセリン」を加えてスキンケア製品分野へ進出
10
1990年代ビジネスの核を消費財に絞り込むことで
コアブランドが成長また世界で環境問題や食の安全
に対する意識が高まる中自然環境の保全や食の安全を
守るための持続可能なビジネスに向けての取り組みも
始めました
2000年代新しい世紀を迎え世界最大級の消費財
メーカーとしての姿を確立それとともに衛生食環
境経済発展の支援を中心にした取り組みをさらに進
めました
2010年代「よりよい明日を創るために」という新ビジ
ョンのもと2010年に「ユニリーバサステナブルリ
ビングプラン」を発表成長とサステナビリティの両立
をめざしています
1989年(平成元年)
1990年代
1996年(平成8年)
1997年(平成9年)
1998年(平成10年)
1999年(平成11年)
2000年代
2000年(平成12年)
2001年(平成13年)
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2007年(平成19年)
2009年(平成21年)
2010年代
2011年(平成23年)
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
4月「ラックス」ブランドをヘアケア市場に拡大10月ヘアケアブランド「ラックス スーパーリッチ」を発売
1月宇都宮に日本リーバ イノベーションセンターをオープン3月制汗デオドラント「レセナ」発売
9月相模原工場がTPM優秀賞を受賞
2月「ポンズダブルホワイト」発売
2月固形洗浄料洗顔料「ダヴ」発売3月相模原工場がISO9002を取得9月ヘアケアブランド「モッズヘア」発売
4月相模原工場がISO14001を取得7月「リプトン」と「ブルックボンド」の紅茶事業を統合しBBLジャパン(株)にニッポンリーバBVを日本リーバ株式会社に統合
9月「ダヴ」ブランドをヘアケア市場にも拡大
5月本社を中目黒に移転
9月静岡工場がISO14001を取得
12月日本リーバ サプライチェーンがTPM特別賞を受賞静岡工場がTPM優秀賞を受賞
6月日本リーバ株式会社をユニリーバジャパン株式会社に社名変更BBLジャパン株式会社をユニリーバジャパンビバレッジ株式会社に社名変更
3月男性用のフレグランスボディスプレー「アックス」を発売
10月ユニリーバジャパンホールディングス株式会社がユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社等4社を100子会社とする持株会社制に移行しました計4社を「ユニリーバジャパン」と総称しています
4月すべての自社工場でゼロランドフィルを達成10月研究開発拠点を神奈川に移転し「ユニリーバジャパン研究開発センター」をオープン
4月プレミアムアイスクリームブランド「ベンジェリーズ」の旗艦店を表参道にオープン9月「リプトン イエローラベル」などに使用する茶葉を100レインフォレストアライアンス認証に切替
4月ヘアケアブランド「ティモテ」を再発売 3月日本での設立50周年
4月ヘアケアブランド「クリア」を発売
11月日本国内で使用する電力を100自然エネルギーに切替 1
1)日本国内の全事業所(本社研究所自社工場全国の営業所リプトンおよびベンampジェリーズ直営店)で使用する電力をグリーン電力証書を利用して100自然エネルギーに切替詳しくはユニリーバジャパンのウェブサイトをご覧ください
httpswwwunilevercojp
![Page 3: 2018 Corporate Brochure Unilever Japan · 企業行動原則 ユニリーバでは、誠実を旨とし、事業に 関連する人々の権利を尊重しながら行動 することで社会的評価を得](https://reader030.vdocuments.net/reader030/viewer/2022021702/5cb9995f88c993af7a8c166a/html5/thumbnails/3.jpg)
代表取締役 社長 兼 CEO髙橋 康巳
04
日本での事業展開
ユニリーバの一員として世界で愛されるブランドを日本の皆さまへ日本の消費者の皆さまの暮らしを見つめパーソナルケアホームケアリフレッシュメントのブランドをお届けしています
日本のユニリーバグループユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社
本社 153-8578 東京都目黒区上目黒 2-1-1 中目黒 GTタワー
代表 代表取締役 社長 兼 CEO 髙橋 康巳
社員数 約500名 2017年12月現在グループ会社含む
ユニリーバジャパン株式会社 ユニリーバジャパンビバレッジ株式会社ユニリーバジャパンサービス株式会社 ユニリーバジャパンホールディングス株式会社
主要な事業所本社(東京)ユニリーバジャパン研究開発センター(神奈川)相模原工場静岡工場
本社
04
(製品パッケージは 2018年3月現在のものです)
日本の暮らしを見つめ新しい価値を提案 グローバルな研究開発体制から生まれる先端技術や経験を活かし日本の消費者の皆さまのニーズにお応えするだけではなく暮らしを変える革新的な製品をお届けしてまいります
ユニリーバジャパンの製品開発
より深い消費者理解と先端技術が生む製品 ユニリーバは繊細な感性を持つ日本
の消費者の皆さまにご満足いただくため
先端技術を投入して製品開発を進めてい
ますさまざまなニーズにお応えすること
はもちろんさらに新しい価値を提案す
るため私たちは調査研究を重ね一
般消費者によるモニター調査や専門的な
評価検査を経て最高のものを皆さまに
お届けしていますまたお客様相談室に
寄せられたご意見ご要望をその日のう
ちにマネジメントや社内の各部署にレ
ポート処方やパッケージ広告にいたる
まで企業全体でお客様の声を共有し
改良開発に努めています
07
ラックス ヘアケアシリーズ輝く美しい髪のために「ラックス」のヘアケア製品は世界に先駆け オーガニックオイル 1を配合した贅沢な処方の
て日本で最初に誕生しました以来多くの日 「ラックスプレミアムボタニフィーク」きしみ
本人女性の声に耳を傾け女性たちが求める髪 にくくなめらかな洗い上がりのノンシリコーン
の輝き指通り香りを実現できる製品づくり シャンプー「ラックス ルミニーク」など多彩な
を追求してきました「ラックススーパーリッチ シリーズを展開しています
シャイン」をはじめ 100アンデス産のピュア 1保湿成分アンデスローズヒップオイル
すべての女性が自分の美しさに気づくきっ
かけをつくることそれがダヴの使命です日本
でも本物の美しさを実感していたただけるよ
うな本物のケアを追求しています 2018年春
には自然の恵みを凝縮したボタニカルオイル
2を配合し肌と髪の本来のうるおいを引き出
ダヴ 本物の美しさを本物のケアから
す「ダヴ ボタニカル セレクション」を発売高機
能なボタニカル製品を求める女性に高く評価
されています
男性用化粧品ブランドとして売上世界 NO13
を誇る AXEは日本上陸以来本格的な香りが手
軽に楽しめる製品としてメンズグルーミング市
場の拡大に貢献してきました 2018年春には日
本の若い男性に自分だけのスタイルを見つけて
いただけるようラインアップを拡充自然でさり
AXE Find Your Magic
げないスタイルをつくる「AXE BLACK」に加え
洗練されたスタイルをつくる「AXE GOLD」が登
場しました
2 ボディウォッシュアルガンオイルホホバオイルグレープシードオイルアボカドオイルアプリコットオイル保湿成分フェイスケアアルガンオイルホホバオイルアボカドオイルアプリコットオイル保湿成分ヘアケアダメージプロテクションアルガンオイル補修保湿成分 つややかストレートホホバオイル保湿成分
3 ユーロモニター調べ ビューティーパーソナルケア 2015年版同社が定義する男性用化粧品カテゴリーの AxeLynxEgo(
Umbrella Brand Name)の合計総小売金額 2014年
リプトン見方が変われば世界が変わる
日本のリプトン ティーバッグはレインフォレ るきっかけをくれるものリプトンは紅茶を通じ
ストアライアンス認証茶園の茶葉を 100使用 てみんなが笑顔になれるよう願っています
しています日本人の嗜好や水質に合わせて厳
選されたおいしい紅茶を楽しみながら環境保
全や茶園で働く人々の生活向上を支援していた
だけます紅茶は人とつながり毎日を楽しくす
カスタマーとの協働
カスタマーとともに築くユニリーバの信頼店頭は消費者の皆さまがユニリーバ製品と出会う場所優れた品質価値を提供することはもちろん求められる形で製品をお届けするためカスタマーとともにさまざまな取り組みを続けています
効率的な生産物流 ユニリーバの製品が消費者の皆さまの
お手元に届くまでには生産や物流など
多くのカスタマーが関わっていますユニ
リーバはこのようなカスタマーと協力
し調達生産物流の非効率や無駄を
徹底的に省いていますまた IT技術を
活用して販売状況をすばやく正確に把
握分析して消費者が 欲しいものを
欲しいときに欲しいだけ 購入できる環
境づくりを目指しています
より分かりやすく魅力的な売り場づくり
ユニリーバではブランドの世界観や
製品特長を店頭で体験していただくた
め店頭イベントやデモンストレーション
など多彩な店頭活動をご提供していま
すまたカスタマーと協働してお買い
物をされる人 (々ショッパー)のニーズと
それぞれの店舗の状況に合った売り場づ
くりを提案していますそれにより売り
場への満足度を高めるとともに店舗の
売上や集客力アップの一助としていただ
いています
08
ユニリーバはカスタマーとともに消費者と製品のよりよい出会いのためにさまざまな取り組みを続けています
TPMで高い生産効率信頼性品質
を実現
TPMとは Total
nanceのことで経営陣を含む全員が参
加して人物設備の効率をぎりぎりま
で高め企業の体質改善をはかっていま
す
厳しい品質基準
全ての生産工場でユニリーバの厳しい品
質基準と消費者安全保証体制を適用し
ています
ldquo欲しいものをいだけ rdquoを実現する調達生産物流
カスタマーとの取り組み
ユニリーバ
消費者供給
小売業物流 卸売業
欲しいときに欲し
Productive Mainte-
迅速な需要予測
IT技術を活用した迅速な需要予測を生産
物流に反映させています
カスタマーサービス部
物流経理ITなど各分野のエキスパー
トがカスタマーの皆様のご要望やご相
談に迅速に質の高いサービスでお応え
しています
ショッパーの視点に立った売り場づくりのご提案
カスタマーとの協働
ニーズに合った売場の実現を目指しカ
スタマーと協働各店の状況とそこで
お買い物をされる人 (々ショッパー)のニ
ーズを把握した魅力的な売場づくりの
ご提案を行っています
店頭活動のご提案
店頭は消費者の皆さまが私たちの製品
ブランドと直接出会う場所です製品
特長をわかりやすく伝えるとともにブ
ランドの世界観を体験していただけるよ
うな店頭活動をご提案しサポートして
います
組織と人材開発
すべての社員がいきいきと働き成長できる組織へユニリーバはすべての社員が自分らしくいきいきと働き能力を最大限発揮することがビジネス成長の基盤だと考えています
ビジョンを実現する人材組織 ダイバーシティ ampインクリュージョン(多様性の
受容)はユニリーバの重要なビジネス戦略の一
つです多様な人材が自分らしくいきいきと働け
る組織であることは社員一人ひとりが能力を最
大限発揮し 190カ国の消費者の皆さまの多様な
ニーズや環境社会の課題に対応して企業として
の成長を実現するために欠かせないものだからで
すそのためさまざまな個性を持つ社員がお互
いに信頼しあい補いあい刺激しあって相乗効
果を生める組織づくりを進めるとともに社員の
成長がビジネス成長につながるような人材育成
活用を行っています
その一環として世界各国でジェンダーダイ
バーシティへの取り組みを進めていますユニリ
ーバの製品の主な購買者使用者は女性です女
性管理職を増やし重要な意思決定の場でのジェ
ンダーバランスを図ることはビジネス上の優先
課題なのです私たちの目標は 2020年までに世
界全体で女性管理職比率を 50にすること世界
共通の「企業行動原則」や公正な人事評価制度を
基盤に多様な働き方を可能にする制度の導入や
メンタリングネットワーキングなどの取り組みを
行っていますまた男性とともにジェンダー平等
をめざす UN Womenの連帯ムーブメント「HeForShe」
に賛同し社外にも働きかけています
女性管理職比率(課長職以上)
グローバル 47
日本 37
09
1 2017年12月現在 2 2018年1月現在
1
2
世界共通の人事評価制度
業務遂行に必要な資格と能力によって
のみ社員を採用雇用昇進させることを
「企業行動原則」に掲げそれに基づいた
人事評価制度を導入しています社員の
業績や資格能力は社員本人と上司の話
し合いと多角的なフィードバックで公正に
評価します性別国籍年齢など業務に
関係のない属性で評価することは一切あ
りませんこうした枠組みが世界中で共有
されていることで国を越えた人材育成
活用が可能になっています
いつでもどこでも自分の未来を考えられる「UFLP365」
ユニリーバジャパンの新卒採用「
(ユニリーバフューチャーリ
ーダーズプログラム 365)では大学 1年生
から既卒 3年以内の方までを対象にいつ
UFLP365」
でも世界中どこからでも応募できる通年
採用を実施しています入社後にはすべ
ての社員が人生の目的や自らの強みを見
つめ直しライフプランの一環としてキャ
リアプランを明文化共有する機会を設け
ていますそれに加えてグローバルのプ
ログラムやカリキュラムを活用し社員の
教育能力開発を体系的にサポート若い
うちから責任ある仕事を任せることで早
い段階で管理職になれるような人材育成
を行っています
いつでもどこでも働ける新しい働き方「WAA」
働き方の多様性を広げることですべて
の社員がそれぞれのライフスタイルを継続
して楽しみながら生産性を上げられるよ
うにしています日本では社員が働く場所
時間を自由に選べる新しい働き方「 WA A」
(Work from Anywhere and Anytime)を導
入しましたこの制度では上司に申請す
れば理由を問わず会社以外の場所でも
勤務できますまた平日の 6時~21時の間
で自由に勤務時間や休憩時間を決められ
ます全社員が対象で 1期間や日数の制
限もありません導入以来多くの社員に
活用されています
LGBT2への取り組み
世界共通の「企業行動原則」で性自認
や性的指向による差別も禁じるとともに
匿名で相談できる窓口を設けています日
本でも LGBT向けプログラムとして「ユニ
リーバプライドジャパン」を立ち上げ
福利厚生制度の同性パートナーへの拡大
アライコミュニティによる活動などを進め
ています LGBT向けの取り組みを評価す
る日本初の指標である「 PRIDE指標」では
2年連続で最高評価の「ゴールド」を受賞
しました
1 工場を除く2 LGBTとはレズビアン(Lesbian)ゲイ( Gay)バイ
セクシュアル( Bisexual)トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をと
った言葉で性的マイノリティの総称の1つです性的マイノリティ(性的指
向性自認に関するマイノリティ)には LGBT以外の多様なアイデンティティ
を持つ方もおられます
ユニリーバとユニリーバジャパンの歴史
グローバルに生まれ日本で育って50年世界最大級の消費財メーカーユニリーバグループの一員として日本の文化と生活に根差した製品で日本の毎日の暮らしとともに成長してきました
1880年代英国でユニリーバの前身リーバブラザーズが「サンライト」という石鹸を発売清潔や衛生への意識がまだ低かったビクトリア時代の英国に「からだをきれいにする」「家をきれいにする」という新しい習慣を生み根づかせていきました
1930年代1930年リーバブラザーズとオランダのマーガリンユニの合併によりユニリーバが誕生します
1940年代第二次世界大戦によってユニリーバの国や地域を越えたビジネスを分断されましたしかし研究開発に力を注ぐとともにそれぞれの国や地域で高い独立性を持ちながらその地の消費者のニーズに応える製品を作りつづけました
1950年代世界経済が急速に復興する中アフリカ諸国に市場を開拓さらに科学技術の発展に伴って研究所を各地に設置し研究開発に積極的に取り組むようになります1955年には初めてテレビCMを放映し人気を博しました
1960年代活気づく世界経済とますます豊かになる暮らしを追い風にビジネスの拡大と多角化をめざしてさまざまな分野に挑戦1960年代半ばにはビジネスの再編成を行いこれによって国や地域を越えてブランドを育てることができるようになりました
1970年代1971年には「リプトン」ブランドが加わり世界最大級の紅茶メーカーになったほか消費者ニーズを先取りするブランドを相次いで誕生させますまた包装運輸などの分野でもビジネスの構築をはかりました
1980年代1980年代の初めプラスチック包装運輸など多角化していたビジネスを消費財の分野へ集中させることを決意しますブランドを通して消費者に輝きをお届けする-ユニリーバは世界最大級の消費財メーカーとして新しいスタートを切りました
1880年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代1964年(昭和39年)
1966年(昭和41年)
1970年代
1972年(昭和47年)
1974年(昭和49年)
1976年(昭和51年)
1977年(昭和52年)1980年代
1980年(昭和55年)
1981年(昭和56年)
1982年(昭和57年)
1984年(昭和59年)
1986年(昭和61年)
1987年(昭和62年)
3月ユニリーバと豊年精油(株)の合弁により豊年リーバ(株)を設立
1月初めての製品「ブラックホワイトピックラード」を発売9月マーガリンの「ラーマ」を販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の輸入販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の国産製造開始
4月「サンシルク」を発売しヘアケア製品分野へ進出
3月社名変更により日本リーバインダストリーズ(株)に改称
4月クリームクレンザー「ジフ」を発売ホームケア製品分野へ進出11月本社を渋谷に移転
11月除菌クリーナー「ドメスト」を発売
2月社名変更により日本リーバ(株)となる
9月ヘアケア製品「ティモテ」を発売
4月柔軟仕上げ剤「ファーファ」を発売7月新たにニッポンリーバBVと日本リーバ株式会社の2社体制を確立その企業体を日本リーバと総称する
7月チーズブローポンズと合併し「ポンズ」「ヴァセリン」を加えてスキンケア製品分野へ進出
10
1990年代ビジネスの核を消費財に絞り込むことで
コアブランドが成長また世界で環境問題や食の安全
に対する意識が高まる中自然環境の保全や食の安全を
守るための持続可能なビジネスに向けての取り組みも
始めました
2000年代新しい世紀を迎え世界最大級の消費財
メーカーとしての姿を確立それとともに衛生食環
境経済発展の支援を中心にした取り組みをさらに進
めました
2010年代「よりよい明日を創るために」という新ビジ
ョンのもと2010年に「ユニリーバサステナブルリ
ビングプラン」を発表成長とサステナビリティの両立
をめざしています
1989年(平成元年)
1990年代
1996年(平成8年)
1997年(平成9年)
1998年(平成10年)
1999年(平成11年)
2000年代
2000年(平成12年)
2001年(平成13年)
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2007年(平成19年)
2009年(平成21年)
2010年代
2011年(平成23年)
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
4月「ラックス」ブランドをヘアケア市場に拡大10月ヘアケアブランド「ラックス スーパーリッチ」を発売
1月宇都宮に日本リーバ イノベーションセンターをオープン3月制汗デオドラント「レセナ」発売
9月相模原工場がTPM優秀賞を受賞
2月「ポンズダブルホワイト」発売
2月固形洗浄料洗顔料「ダヴ」発売3月相模原工場がISO9002を取得9月ヘアケアブランド「モッズヘア」発売
4月相模原工場がISO14001を取得7月「リプトン」と「ブルックボンド」の紅茶事業を統合しBBLジャパン(株)にニッポンリーバBVを日本リーバ株式会社に統合
9月「ダヴ」ブランドをヘアケア市場にも拡大
5月本社を中目黒に移転
9月静岡工場がISO14001を取得
12月日本リーバ サプライチェーンがTPM特別賞を受賞静岡工場がTPM優秀賞を受賞
6月日本リーバ株式会社をユニリーバジャパン株式会社に社名変更BBLジャパン株式会社をユニリーバジャパンビバレッジ株式会社に社名変更
3月男性用のフレグランスボディスプレー「アックス」を発売
10月ユニリーバジャパンホールディングス株式会社がユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社等4社を100子会社とする持株会社制に移行しました計4社を「ユニリーバジャパン」と総称しています
4月すべての自社工場でゼロランドフィルを達成10月研究開発拠点を神奈川に移転し「ユニリーバジャパン研究開発センター」をオープン
4月プレミアムアイスクリームブランド「ベンジェリーズ」の旗艦店を表参道にオープン9月「リプトン イエローラベル」などに使用する茶葉を100レインフォレストアライアンス認証に切替
4月ヘアケアブランド「ティモテ」を再発売 3月日本での設立50周年
4月ヘアケアブランド「クリア」を発売
11月日本国内で使用する電力を100自然エネルギーに切替 1
1)日本国内の全事業所(本社研究所自社工場全国の営業所リプトンおよびベンampジェリーズ直営店)で使用する電力をグリーン電力証書を利用して100自然エネルギーに切替詳しくはユニリーバジャパンのウェブサイトをご覧ください
httpswwwunilevercojp
![Page 4: 2018 Corporate Brochure Unilever Japan · 企業行動原則 ユニリーバでは、誠実を旨とし、事業に 関連する人々の権利を尊重しながら行動 することで社会的評価を得](https://reader030.vdocuments.net/reader030/viewer/2022021702/5cb9995f88c993af7a8c166a/html5/thumbnails/4.jpg)
04
日本での事業展開
ユニリーバの一員として世界で愛されるブランドを日本の皆さまへ日本の消費者の皆さまの暮らしを見つめパーソナルケアホームケアリフレッシュメントのブランドをお届けしています
日本のユニリーバグループユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社
本社 153-8578 東京都目黒区上目黒 2-1-1 中目黒 GTタワー
代表 代表取締役 社長 兼 CEO 髙橋 康巳
社員数 約500名 2017年12月現在グループ会社含む
ユニリーバジャパン株式会社 ユニリーバジャパンビバレッジ株式会社ユニリーバジャパンサービス株式会社 ユニリーバジャパンホールディングス株式会社
主要な事業所本社(東京)ユニリーバジャパン研究開発センター(神奈川)相模原工場静岡工場
本社
04
(製品パッケージは 2018年3月現在のものです)
日本の暮らしを見つめ新しい価値を提案 グローバルな研究開発体制から生まれる先端技術や経験を活かし日本の消費者の皆さまのニーズにお応えするだけではなく暮らしを変える革新的な製品をお届けしてまいります
ユニリーバジャパンの製品開発
より深い消費者理解と先端技術が生む製品 ユニリーバは繊細な感性を持つ日本
の消費者の皆さまにご満足いただくため
先端技術を投入して製品開発を進めてい
ますさまざまなニーズにお応えすること
はもちろんさらに新しい価値を提案す
るため私たちは調査研究を重ね一
般消費者によるモニター調査や専門的な
評価検査を経て最高のものを皆さまに
お届けしていますまたお客様相談室に
寄せられたご意見ご要望をその日のう
ちにマネジメントや社内の各部署にレ
ポート処方やパッケージ広告にいたる
まで企業全体でお客様の声を共有し
改良開発に努めています
07
ラックス ヘアケアシリーズ輝く美しい髪のために「ラックス」のヘアケア製品は世界に先駆け オーガニックオイル 1を配合した贅沢な処方の
て日本で最初に誕生しました以来多くの日 「ラックスプレミアムボタニフィーク」きしみ
本人女性の声に耳を傾け女性たちが求める髪 にくくなめらかな洗い上がりのノンシリコーン
の輝き指通り香りを実現できる製品づくり シャンプー「ラックス ルミニーク」など多彩な
を追求してきました「ラックススーパーリッチ シリーズを展開しています
シャイン」をはじめ 100アンデス産のピュア 1保湿成分アンデスローズヒップオイル
すべての女性が自分の美しさに気づくきっ
かけをつくることそれがダヴの使命です日本
でも本物の美しさを実感していたただけるよ
うな本物のケアを追求しています 2018年春
には自然の恵みを凝縮したボタニカルオイル
2を配合し肌と髪の本来のうるおいを引き出
ダヴ 本物の美しさを本物のケアから
す「ダヴ ボタニカル セレクション」を発売高機
能なボタニカル製品を求める女性に高く評価
されています
男性用化粧品ブランドとして売上世界 NO13
を誇る AXEは日本上陸以来本格的な香りが手
軽に楽しめる製品としてメンズグルーミング市
場の拡大に貢献してきました 2018年春には日
本の若い男性に自分だけのスタイルを見つけて
いただけるようラインアップを拡充自然でさり
AXE Find Your Magic
げないスタイルをつくる「AXE BLACK」に加え
洗練されたスタイルをつくる「AXE GOLD」が登
場しました
2 ボディウォッシュアルガンオイルホホバオイルグレープシードオイルアボカドオイルアプリコットオイル保湿成分フェイスケアアルガンオイルホホバオイルアボカドオイルアプリコットオイル保湿成分ヘアケアダメージプロテクションアルガンオイル補修保湿成分 つややかストレートホホバオイル保湿成分
3 ユーロモニター調べ ビューティーパーソナルケア 2015年版同社が定義する男性用化粧品カテゴリーの AxeLynxEgo(
Umbrella Brand Name)の合計総小売金額 2014年
リプトン見方が変われば世界が変わる
日本のリプトン ティーバッグはレインフォレ るきっかけをくれるものリプトンは紅茶を通じ
ストアライアンス認証茶園の茶葉を 100使用 てみんなが笑顔になれるよう願っています
しています日本人の嗜好や水質に合わせて厳
選されたおいしい紅茶を楽しみながら環境保
全や茶園で働く人々の生活向上を支援していた
だけます紅茶は人とつながり毎日を楽しくす
カスタマーとの協働
カスタマーとともに築くユニリーバの信頼店頭は消費者の皆さまがユニリーバ製品と出会う場所優れた品質価値を提供することはもちろん求められる形で製品をお届けするためカスタマーとともにさまざまな取り組みを続けています
効率的な生産物流 ユニリーバの製品が消費者の皆さまの
お手元に届くまでには生産や物流など
多くのカスタマーが関わっていますユニ
リーバはこのようなカスタマーと協力
し調達生産物流の非効率や無駄を
徹底的に省いていますまた IT技術を
活用して販売状況をすばやく正確に把
握分析して消費者が 欲しいものを
欲しいときに欲しいだけ 購入できる環
境づくりを目指しています
より分かりやすく魅力的な売り場づくり
ユニリーバではブランドの世界観や
製品特長を店頭で体験していただくた
め店頭イベントやデモンストレーション
など多彩な店頭活動をご提供していま
すまたカスタマーと協働してお買い
物をされる人 (々ショッパー)のニーズと
それぞれの店舗の状況に合った売り場づ
くりを提案していますそれにより売り
場への満足度を高めるとともに店舗の
売上や集客力アップの一助としていただ
いています
08
ユニリーバはカスタマーとともに消費者と製品のよりよい出会いのためにさまざまな取り組みを続けています
TPMで高い生産効率信頼性品質
を実現
TPMとは Total
nanceのことで経営陣を含む全員が参
加して人物設備の効率をぎりぎりま
で高め企業の体質改善をはかっていま
す
厳しい品質基準
全ての生産工場でユニリーバの厳しい品
質基準と消費者安全保証体制を適用し
ています
ldquo欲しいものをいだけ rdquoを実現する調達生産物流
カスタマーとの取り組み
ユニリーバ
消費者供給
小売業物流 卸売業
欲しいときに欲し
Productive Mainte-
迅速な需要予測
IT技術を活用した迅速な需要予測を生産
物流に反映させています
カスタマーサービス部
物流経理ITなど各分野のエキスパー
トがカスタマーの皆様のご要望やご相
談に迅速に質の高いサービスでお応え
しています
ショッパーの視点に立った売り場づくりのご提案
カスタマーとの協働
ニーズに合った売場の実現を目指しカ
スタマーと協働各店の状況とそこで
お買い物をされる人 (々ショッパー)のニ
ーズを把握した魅力的な売場づくりの
ご提案を行っています
店頭活動のご提案
店頭は消費者の皆さまが私たちの製品
ブランドと直接出会う場所です製品
特長をわかりやすく伝えるとともにブ
ランドの世界観を体験していただけるよ
うな店頭活動をご提案しサポートして
います
組織と人材開発
すべての社員がいきいきと働き成長できる組織へユニリーバはすべての社員が自分らしくいきいきと働き能力を最大限発揮することがビジネス成長の基盤だと考えています
ビジョンを実現する人材組織 ダイバーシティ ampインクリュージョン(多様性の
受容)はユニリーバの重要なビジネス戦略の一
つです多様な人材が自分らしくいきいきと働け
る組織であることは社員一人ひとりが能力を最
大限発揮し 190カ国の消費者の皆さまの多様な
ニーズや環境社会の課題に対応して企業として
の成長を実現するために欠かせないものだからで
すそのためさまざまな個性を持つ社員がお互
いに信頼しあい補いあい刺激しあって相乗効
果を生める組織づくりを進めるとともに社員の
成長がビジネス成長につながるような人材育成
活用を行っています
その一環として世界各国でジェンダーダイ
バーシティへの取り組みを進めていますユニリ
ーバの製品の主な購買者使用者は女性です女
性管理職を増やし重要な意思決定の場でのジェ
ンダーバランスを図ることはビジネス上の優先
課題なのです私たちの目標は 2020年までに世
界全体で女性管理職比率を 50にすること世界
共通の「企業行動原則」や公正な人事評価制度を
基盤に多様な働き方を可能にする制度の導入や
メンタリングネットワーキングなどの取り組みを
行っていますまた男性とともにジェンダー平等
をめざす UN Womenの連帯ムーブメント「HeForShe」
に賛同し社外にも働きかけています
女性管理職比率(課長職以上)
グローバル 47
日本 37
09
1 2017年12月現在 2 2018年1月現在
1
2
世界共通の人事評価制度
業務遂行に必要な資格と能力によって
のみ社員を採用雇用昇進させることを
「企業行動原則」に掲げそれに基づいた
人事評価制度を導入しています社員の
業績や資格能力は社員本人と上司の話
し合いと多角的なフィードバックで公正に
評価します性別国籍年齢など業務に
関係のない属性で評価することは一切あ
りませんこうした枠組みが世界中で共有
されていることで国を越えた人材育成
活用が可能になっています
いつでもどこでも自分の未来を考えられる「UFLP365」
ユニリーバジャパンの新卒採用「
(ユニリーバフューチャーリ
ーダーズプログラム 365)では大学 1年生
から既卒 3年以内の方までを対象にいつ
UFLP365」
でも世界中どこからでも応募できる通年
採用を実施しています入社後にはすべ
ての社員が人生の目的や自らの強みを見
つめ直しライフプランの一環としてキャ
リアプランを明文化共有する機会を設け
ていますそれに加えてグローバルのプ
ログラムやカリキュラムを活用し社員の
教育能力開発を体系的にサポート若い
うちから責任ある仕事を任せることで早
い段階で管理職になれるような人材育成
を行っています
いつでもどこでも働ける新しい働き方「WAA」
働き方の多様性を広げることですべて
の社員がそれぞれのライフスタイルを継続
して楽しみながら生産性を上げられるよ
うにしています日本では社員が働く場所
時間を自由に選べる新しい働き方「 WA A」
(Work from Anywhere and Anytime)を導
入しましたこの制度では上司に申請す
れば理由を問わず会社以外の場所でも
勤務できますまた平日の 6時~21時の間
で自由に勤務時間や休憩時間を決められ
ます全社員が対象で 1期間や日数の制
限もありません導入以来多くの社員に
活用されています
LGBT2への取り組み
世界共通の「企業行動原則」で性自認
や性的指向による差別も禁じるとともに
匿名で相談できる窓口を設けています日
本でも LGBT向けプログラムとして「ユニ
リーバプライドジャパン」を立ち上げ
福利厚生制度の同性パートナーへの拡大
アライコミュニティによる活動などを進め
ています LGBT向けの取り組みを評価す
る日本初の指標である「 PRIDE指標」では
2年連続で最高評価の「ゴールド」を受賞
しました
1 工場を除く2 LGBTとはレズビアン(Lesbian)ゲイ( Gay)バイ
セクシュアル( Bisexual)トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をと
った言葉で性的マイノリティの総称の1つです性的マイノリティ(性的指
向性自認に関するマイノリティ)には LGBT以外の多様なアイデンティティ
を持つ方もおられます
ユニリーバとユニリーバジャパンの歴史
グローバルに生まれ日本で育って50年世界最大級の消費財メーカーユニリーバグループの一員として日本の文化と生活に根差した製品で日本の毎日の暮らしとともに成長してきました
1880年代英国でユニリーバの前身リーバブラザーズが「サンライト」という石鹸を発売清潔や衛生への意識がまだ低かったビクトリア時代の英国に「からだをきれいにする」「家をきれいにする」という新しい習慣を生み根づかせていきました
1930年代1930年リーバブラザーズとオランダのマーガリンユニの合併によりユニリーバが誕生します
1940年代第二次世界大戦によってユニリーバの国や地域を越えたビジネスを分断されましたしかし研究開発に力を注ぐとともにそれぞれの国や地域で高い独立性を持ちながらその地の消費者のニーズに応える製品を作りつづけました
1950年代世界経済が急速に復興する中アフリカ諸国に市場を開拓さらに科学技術の発展に伴って研究所を各地に設置し研究開発に積極的に取り組むようになります1955年には初めてテレビCMを放映し人気を博しました
1960年代活気づく世界経済とますます豊かになる暮らしを追い風にビジネスの拡大と多角化をめざしてさまざまな分野に挑戦1960年代半ばにはビジネスの再編成を行いこれによって国や地域を越えてブランドを育てることができるようになりました
1970年代1971年には「リプトン」ブランドが加わり世界最大級の紅茶メーカーになったほか消費者ニーズを先取りするブランドを相次いで誕生させますまた包装運輸などの分野でもビジネスの構築をはかりました
1980年代1980年代の初めプラスチック包装運輸など多角化していたビジネスを消費財の分野へ集中させることを決意しますブランドを通して消費者に輝きをお届けする-ユニリーバは世界最大級の消費財メーカーとして新しいスタートを切りました
1880年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代1964年(昭和39年)
1966年(昭和41年)
1970年代
1972年(昭和47年)
1974年(昭和49年)
1976年(昭和51年)
1977年(昭和52年)1980年代
1980年(昭和55年)
1981年(昭和56年)
1982年(昭和57年)
1984年(昭和59年)
1986年(昭和61年)
1987年(昭和62年)
3月ユニリーバと豊年精油(株)の合弁により豊年リーバ(株)を設立
1月初めての製品「ブラックホワイトピックラード」を発売9月マーガリンの「ラーマ」を販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の輸入販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の国産製造開始
4月「サンシルク」を発売しヘアケア製品分野へ進出
3月社名変更により日本リーバインダストリーズ(株)に改称
4月クリームクレンザー「ジフ」を発売ホームケア製品分野へ進出11月本社を渋谷に移転
11月除菌クリーナー「ドメスト」を発売
2月社名変更により日本リーバ(株)となる
9月ヘアケア製品「ティモテ」を発売
4月柔軟仕上げ剤「ファーファ」を発売7月新たにニッポンリーバBVと日本リーバ株式会社の2社体制を確立その企業体を日本リーバと総称する
7月チーズブローポンズと合併し「ポンズ」「ヴァセリン」を加えてスキンケア製品分野へ進出
10
1990年代ビジネスの核を消費財に絞り込むことで
コアブランドが成長また世界で環境問題や食の安全
に対する意識が高まる中自然環境の保全や食の安全を
守るための持続可能なビジネスに向けての取り組みも
始めました
2000年代新しい世紀を迎え世界最大級の消費財
メーカーとしての姿を確立それとともに衛生食環
境経済発展の支援を中心にした取り組みをさらに進
めました
2010年代「よりよい明日を創るために」という新ビジ
ョンのもと2010年に「ユニリーバサステナブルリ
ビングプラン」を発表成長とサステナビリティの両立
をめざしています
1989年(平成元年)
1990年代
1996年(平成8年)
1997年(平成9年)
1998年(平成10年)
1999年(平成11年)
2000年代
2000年(平成12年)
2001年(平成13年)
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2007年(平成19年)
2009年(平成21年)
2010年代
2011年(平成23年)
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
4月「ラックス」ブランドをヘアケア市場に拡大10月ヘアケアブランド「ラックス スーパーリッチ」を発売
1月宇都宮に日本リーバ イノベーションセンターをオープン3月制汗デオドラント「レセナ」発売
9月相模原工場がTPM優秀賞を受賞
2月「ポンズダブルホワイト」発売
2月固形洗浄料洗顔料「ダヴ」発売3月相模原工場がISO9002を取得9月ヘアケアブランド「モッズヘア」発売
4月相模原工場がISO14001を取得7月「リプトン」と「ブルックボンド」の紅茶事業を統合しBBLジャパン(株)にニッポンリーバBVを日本リーバ株式会社に統合
9月「ダヴ」ブランドをヘアケア市場にも拡大
5月本社を中目黒に移転
9月静岡工場がISO14001を取得
12月日本リーバ サプライチェーンがTPM特別賞を受賞静岡工場がTPM優秀賞を受賞
6月日本リーバ株式会社をユニリーバジャパン株式会社に社名変更BBLジャパン株式会社をユニリーバジャパンビバレッジ株式会社に社名変更
3月男性用のフレグランスボディスプレー「アックス」を発売
10月ユニリーバジャパンホールディングス株式会社がユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社等4社を100子会社とする持株会社制に移行しました計4社を「ユニリーバジャパン」と総称しています
4月すべての自社工場でゼロランドフィルを達成10月研究開発拠点を神奈川に移転し「ユニリーバジャパン研究開発センター」をオープン
4月プレミアムアイスクリームブランド「ベンジェリーズ」の旗艦店を表参道にオープン9月「リプトン イエローラベル」などに使用する茶葉を100レインフォレストアライアンス認証に切替
4月ヘアケアブランド「ティモテ」を再発売 3月日本での設立50周年
4月ヘアケアブランド「クリア」を発売
11月日本国内で使用する電力を100自然エネルギーに切替 1
1)日本国内の全事業所(本社研究所自社工場全国の営業所リプトンおよびベンampジェリーズ直営店)で使用する電力をグリーン電力証書を利用して100自然エネルギーに切替詳しくはユニリーバジャパンのウェブサイトをご覧ください
httpswwwunilevercojp
![Page 5: 2018 Corporate Brochure Unilever Japan · 企業行動原則 ユニリーバでは、誠実を旨とし、事業に 関連する人々の権利を尊重しながら行動 することで社会的評価を得](https://reader030.vdocuments.net/reader030/viewer/2022021702/5cb9995f88c993af7a8c166a/html5/thumbnails/5.jpg)
日本の暮らしを見つめ新しい価値を提案 グローバルな研究開発体制から生まれる先端技術や経験を活かし日本の消費者の皆さまのニーズにお応えするだけではなく暮らしを変える革新的な製品をお届けしてまいります
ユニリーバジャパンの製品開発
より深い消費者理解と先端技術が生む製品 ユニリーバは繊細な感性を持つ日本
の消費者の皆さまにご満足いただくため
先端技術を投入して製品開発を進めてい
ますさまざまなニーズにお応えすること
はもちろんさらに新しい価値を提案す
るため私たちは調査研究を重ね一
般消費者によるモニター調査や専門的な
評価検査を経て最高のものを皆さまに
お届けしていますまたお客様相談室に
寄せられたご意見ご要望をその日のう
ちにマネジメントや社内の各部署にレ
ポート処方やパッケージ広告にいたる
まで企業全体でお客様の声を共有し
改良開発に努めています
07
ラックス ヘアケアシリーズ輝く美しい髪のために「ラックス」のヘアケア製品は世界に先駆け オーガニックオイル 1を配合した贅沢な処方の
て日本で最初に誕生しました以来多くの日 「ラックスプレミアムボタニフィーク」きしみ
本人女性の声に耳を傾け女性たちが求める髪 にくくなめらかな洗い上がりのノンシリコーン
の輝き指通り香りを実現できる製品づくり シャンプー「ラックス ルミニーク」など多彩な
を追求してきました「ラックススーパーリッチ シリーズを展開しています
シャイン」をはじめ 100アンデス産のピュア 1保湿成分アンデスローズヒップオイル
すべての女性が自分の美しさに気づくきっ
かけをつくることそれがダヴの使命です日本
でも本物の美しさを実感していたただけるよ
うな本物のケアを追求しています 2018年春
には自然の恵みを凝縮したボタニカルオイル
2を配合し肌と髪の本来のうるおいを引き出
ダヴ 本物の美しさを本物のケアから
す「ダヴ ボタニカル セレクション」を発売高機
能なボタニカル製品を求める女性に高く評価
されています
男性用化粧品ブランドとして売上世界 NO13
を誇る AXEは日本上陸以来本格的な香りが手
軽に楽しめる製品としてメンズグルーミング市
場の拡大に貢献してきました 2018年春には日
本の若い男性に自分だけのスタイルを見つけて
いただけるようラインアップを拡充自然でさり
AXE Find Your Magic
げないスタイルをつくる「AXE BLACK」に加え
洗練されたスタイルをつくる「AXE GOLD」が登
場しました
2 ボディウォッシュアルガンオイルホホバオイルグレープシードオイルアボカドオイルアプリコットオイル保湿成分フェイスケアアルガンオイルホホバオイルアボカドオイルアプリコットオイル保湿成分ヘアケアダメージプロテクションアルガンオイル補修保湿成分 つややかストレートホホバオイル保湿成分
3 ユーロモニター調べ ビューティーパーソナルケア 2015年版同社が定義する男性用化粧品カテゴリーの AxeLynxEgo(
Umbrella Brand Name)の合計総小売金額 2014年
リプトン見方が変われば世界が変わる
日本のリプトン ティーバッグはレインフォレ るきっかけをくれるものリプトンは紅茶を通じ
ストアライアンス認証茶園の茶葉を 100使用 てみんなが笑顔になれるよう願っています
しています日本人の嗜好や水質に合わせて厳
選されたおいしい紅茶を楽しみながら環境保
全や茶園で働く人々の生活向上を支援していた
だけます紅茶は人とつながり毎日を楽しくす
カスタマーとの協働
カスタマーとともに築くユニリーバの信頼店頭は消費者の皆さまがユニリーバ製品と出会う場所優れた品質価値を提供することはもちろん求められる形で製品をお届けするためカスタマーとともにさまざまな取り組みを続けています
効率的な生産物流 ユニリーバの製品が消費者の皆さまの
お手元に届くまでには生産や物流など
多くのカスタマーが関わっていますユニ
リーバはこのようなカスタマーと協力
し調達生産物流の非効率や無駄を
徹底的に省いていますまた IT技術を
活用して販売状況をすばやく正確に把
握分析して消費者が 欲しいものを
欲しいときに欲しいだけ 購入できる環
境づくりを目指しています
より分かりやすく魅力的な売り場づくり
ユニリーバではブランドの世界観や
製品特長を店頭で体験していただくた
め店頭イベントやデモンストレーション
など多彩な店頭活動をご提供していま
すまたカスタマーと協働してお買い
物をされる人 (々ショッパー)のニーズと
それぞれの店舗の状況に合った売り場づ
くりを提案していますそれにより売り
場への満足度を高めるとともに店舗の
売上や集客力アップの一助としていただ
いています
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ユニリーバはカスタマーとともに消費者と製品のよりよい出会いのためにさまざまな取り組みを続けています
TPMで高い生産効率信頼性品質
を実現
TPMとは Total
nanceのことで経営陣を含む全員が参
加して人物設備の効率をぎりぎりま
で高め企業の体質改善をはかっていま
す
厳しい品質基準
全ての生産工場でユニリーバの厳しい品
質基準と消費者安全保証体制を適用し
ています
ldquo欲しいものをいだけ rdquoを実現する調達生産物流
カスタマーとの取り組み
ユニリーバ
消費者供給
小売業物流 卸売業
欲しいときに欲し
Productive Mainte-
迅速な需要予測
IT技術を活用した迅速な需要予測を生産
物流に反映させています
カスタマーサービス部
物流経理ITなど各分野のエキスパー
トがカスタマーの皆様のご要望やご相
談に迅速に質の高いサービスでお応え
しています
ショッパーの視点に立った売り場づくりのご提案
カスタマーとの協働
ニーズに合った売場の実現を目指しカ
スタマーと協働各店の状況とそこで
お買い物をされる人 (々ショッパー)のニ
ーズを把握した魅力的な売場づくりの
ご提案を行っています
店頭活動のご提案
店頭は消費者の皆さまが私たちの製品
ブランドと直接出会う場所です製品
特長をわかりやすく伝えるとともにブ
ランドの世界観を体験していただけるよ
うな店頭活動をご提案しサポートして
います
組織と人材開発
すべての社員がいきいきと働き成長できる組織へユニリーバはすべての社員が自分らしくいきいきと働き能力を最大限発揮することがビジネス成長の基盤だと考えています
ビジョンを実現する人材組織 ダイバーシティ ampインクリュージョン(多様性の
受容)はユニリーバの重要なビジネス戦略の一
つです多様な人材が自分らしくいきいきと働け
る組織であることは社員一人ひとりが能力を最
大限発揮し 190カ国の消費者の皆さまの多様な
ニーズや環境社会の課題に対応して企業として
の成長を実現するために欠かせないものだからで
すそのためさまざまな個性を持つ社員がお互
いに信頼しあい補いあい刺激しあって相乗効
果を生める組織づくりを進めるとともに社員の
成長がビジネス成長につながるような人材育成
活用を行っています
その一環として世界各国でジェンダーダイ
バーシティへの取り組みを進めていますユニリ
ーバの製品の主な購買者使用者は女性です女
性管理職を増やし重要な意思決定の場でのジェ
ンダーバランスを図ることはビジネス上の優先
課題なのです私たちの目標は 2020年までに世
界全体で女性管理職比率を 50にすること世界
共通の「企業行動原則」や公正な人事評価制度を
基盤に多様な働き方を可能にする制度の導入や
メンタリングネットワーキングなどの取り組みを
行っていますまた男性とともにジェンダー平等
をめざす UN Womenの連帯ムーブメント「HeForShe」
に賛同し社外にも働きかけています
女性管理職比率(課長職以上)
グローバル 47
日本 37
09
1 2017年12月現在 2 2018年1月現在
1
2
世界共通の人事評価制度
業務遂行に必要な資格と能力によって
のみ社員を採用雇用昇進させることを
「企業行動原則」に掲げそれに基づいた
人事評価制度を導入しています社員の
業績や資格能力は社員本人と上司の話
し合いと多角的なフィードバックで公正に
評価します性別国籍年齢など業務に
関係のない属性で評価することは一切あ
りませんこうした枠組みが世界中で共有
されていることで国を越えた人材育成
活用が可能になっています
いつでもどこでも自分の未来を考えられる「UFLP365」
ユニリーバジャパンの新卒採用「
(ユニリーバフューチャーリ
ーダーズプログラム 365)では大学 1年生
から既卒 3年以内の方までを対象にいつ
UFLP365」
でも世界中どこからでも応募できる通年
採用を実施しています入社後にはすべ
ての社員が人生の目的や自らの強みを見
つめ直しライフプランの一環としてキャ
リアプランを明文化共有する機会を設け
ていますそれに加えてグローバルのプ
ログラムやカリキュラムを活用し社員の
教育能力開発を体系的にサポート若い
うちから責任ある仕事を任せることで早
い段階で管理職になれるような人材育成
を行っています
いつでもどこでも働ける新しい働き方「WAA」
働き方の多様性を広げることですべて
の社員がそれぞれのライフスタイルを継続
して楽しみながら生産性を上げられるよ
うにしています日本では社員が働く場所
時間を自由に選べる新しい働き方「 WA A」
(Work from Anywhere and Anytime)を導
入しましたこの制度では上司に申請す
れば理由を問わず会社以外の場所でも
勤務できますまた平日の 6時~21時の間
で自由に勤務時間や休憩時間を決められ
ます全社員が対象で 1期間や日数の制
限もありません導入以来多くの社員に
活用されています
LGBT2への取り組み
世界共通の「企業行動原則」で性自認
や性的指向による差別も禁じるとともに
匿名で相談できる窓口を設けています日
本でも LGBT向けプログラムとして「ユニ
リーバプライドジャパン」を立ち上げ
福利厚生制度の同性パートナーへの拡大
アライコミュニティによる活動などを進め
ています LGBT向けの取り組みを評価す
る日本初の指標である「 PRIDE指標」では
2年連続で最高評価の「ゴールド」を受賞
しました
1 工場を除く2 LGBTとはレズビアン(Lesbian)ゲイ( Gay)バイ
セクシュアル( Bisexual)トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をと
った言葉で性的マイノリティの総称の1つです性的マイノリティ(性的指
向性自認に関するマイノリティ)には LGBT以外の多様なアイデンティティ
を持つ方もおられます
ユニリーバとユニリーバジャパンの歴史
グローバルに生まれ日本で育って50年世界最大級の消費財メーカーユニリーバグループの一員として日本の文化と生活に根差した製品で日本の毎日の暮らしとともに成長してきました
1880年代英国でユニリーバの前身リーバブラザーズが「サンライト」という石鹸を発売清潔や衛生への意識がまだ低かったビクトリア時代の英国に「からだをきれいにする」「家をきれいにする」という新しい習慣を生み根づかせていきました
1930年代1930年リーバブラザーズとオランダのマーガリンユニの合併によりユニリーバが誕生します
1940年代第二次世界大戦によってユニリーバの国や地域を越えたビジネスを分断されましたしかし研究開発に力を注ぐとともにそれぞれの国や地域で高い独立性を持ちながらその地の消費者のニーズに応える製品を作りつづけました
1950年代世界経済が急速に復興する中アフリカ諸国に市場を開拓さらに科学技術の発展に伴って研究所を各地に設置し研究開発に積極的に取り組むようになります1955年には初めてテレビCMを放映し人気を博しました
1960年代活気づく世界経済とますます豊かになる暮らしを追い風にビジネスの拡大と多角化をめざしてさまざまな分野に挑戦1960年代半ばにはビジネスの再編成を行いこれによって国や地域を越えてブランドを育てることができるようになりました
1970年代1971年には「リプトン」ブランドが加わり世界最大級の紅茶メーカーになったほか消費者ニーズを先取りするブランドを相次いで誕生させますまた包装運輸などの分野でもビジネスの構築をはかりました
1980年代1980年代の初めプラスチック包装運輸など多角化していたビジネスを消費財の分野へ集中させることを決意しますブランドを通して消費者に輝きをお届けする-ユニリーバは世界最大級の消費財メーカーとして新しいスタートを切りました
1880年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代1964年(昭和39年)
1966年(昭和41年)
1970年代
1972年(昭和47年)
1974年(昭和49年)
1976年(昭和51年)
1977年(昭和52年)1980年代
1980年(昭和55年)
1981年(昭和56年)
1982年(昭和57年)
1984年(昭和59年)
1986年(昭和61年)
1987年(昭和62年)
3月ユニリーバと豊年精油(株)の合弁により豊年リーバ(株)を設立
1月初めての製品「ブラックホワイトピックラード」を発売9月マーガリンの「ラーマ」を販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の輸入販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の国産製造開始
4月「サンシルク」を発売しヘアケア製品分野へ進出
3月社名変更により日本リーバインダストリーズ(株)に改称
4月クリームクレンザー「ジフ」を発売ホームケア製品分野へ進出11月本社を渋谷に移転
11月除菌クリーナー「ドメスト」を発売
2月社名変更により日本リーバ(株)となる
9月ヘアケア製品「ティモテ」を発売
4月柔軟仕上げ剤「ファーファ」を発売7月新たにニッポンリーバBVと日本リーバ株式会社の2社体制を確立その企業体を日本リーバと総称する
7月チーズブローポンズと合併し「ポンズ」「ヴァセリン」を加えてスキンケア製品分野へ進出
10
1990年代ビジネスの核を消費財に絞り込むことで
コアブランドが成長また世界で環境問題や食の安全
に対する意識が高まる中自然環境の保全や食の安全を
守るための持続可能なビジネスに向けての取り組みも
始めました
2000年代新しい世紀を迎え世界最大級の消費財
メーカーとしての姿を確立それとともに衛生食環
境経済発展の支援を中心にした取り組みをさらに進
めました
2010年代「よりよい明日を創るために」という新ビジ
ョンのもと2010年に「ユニリーバサステナブルリ
ビングプラン」を発表成長とサステナビリティの両立
をめざしています
1989年(平成元年)
1990年代
1996年(平成8年)
1997年(平成9年)
1998年(平成10年)
1999年(平成11年)
2000年代
2000年(平成12年)
2001年(平成13年)
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2007年(平成19年)
2009年(平成21年)
2010年代
2011年(平成23年)
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
4月「ラックス」ブランドをヘアケア市場に拡大10月ヘアケアブランド「ラックス スーパーリッチ」を発売
1月宇都宮に日本リーバ イノベーションセンターをオープン3月制汗デオドラント「レセナ」発売
9月相模原工場がTPM優秀賞を受賞
2月「ポンズダブルホワイト」発売
2月固形洗浄料洗顔料「ダヴ」発売3月相模原工場がISO9002を取得9月ヘアケアブランド「モッズヘア」発売
4月相模原工場がISO14001を取得7月「リプトン」と「ブルックボンド」の紅茶事業を統合しBBLジャパン(株)にニッポンリーバBVを日本リーバ株式会社に統合
9月「ダヴ」ブランドをヘアケア市場にも拡大
5月本社を中目黒に移転
9月静岡工場がISO14001を取得
12月日本リーバ サプライチェーンがTPM特別賞を受賞静岡工場がTPM優秀賞を受賞
6月日本リーバ株式会社をユニリーバジャパン株式会社に社名変更BBLジャパン株式会社をユニリーバジャパンビバレッジ株式会社に社名変更
3月男性用のフレグランスボディスプレー「アックス」を発売
10月ユニリーバジャパンホールディングス株式会社がユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社等4社を100子会社とする持株会社制に移行しました計4社を「ユニリーバジャパン」と総称しています
4月すべての自社工場でゼロランドフィルを達成10月研究開発拠点を神奈川に移転し「ユニリーバジャパン研究開発センター」をオープン
4月プレミアムアイスクリームブランド「ベンジェリーズ」の旗艦店を表参道にオープン9月「リプトン イエローラベル」などに使用する茶葉を100レインフォレストアライアンス認証に切替
4月ヘアケアブランド「ティモテ」を再発売 3月日本での設立50周年
4月ヘアケアブランド「クリア」を発売
11月日本国内で使用する電力を100自然エネルギーに切替 1
1)日本国内の全事業所(本社研究所自社工場全国の営業所リプトンおよびベンampジェリーズ直営店)で使用する電力をグリーン電力証書を利用して100自然エネルギーに切替詳しくはユニリーバジャパンのウェブサイトをご覧ください
httpswwwunilevercojp
![Page 6: 2018 Corporate Brochure Unilever Japan · 企業行動原則 ユニリーバでは、誠実を旨とし、事業に 関連する人々の権利を尊重しながら行動 することで社会的評価を得](https://reader030.vdocuments.net/reader030/viewer/2022021702/5cb9995f88c993af7a8c166a/html5/thumbnails/6.jpg)
ラックス ヘアケアシリーズ輝く美しい髪のために「ラックス」のヘアケア製品は世界に先駆け オーガニックオイル 1を配合した贅沢な処方の
て日本で最初に誕生しました以来多くの日 「ラックスプレミアムボタニフィーク」きしみ
本人女性の声に耳を傾け女性たちが求める髪 にくくなめらかな洗い上がりのノンシリコーン
の輝き指通り香りを実現できる製品づくり シャンプー「ラックス ルミニーク」など多彩な
を追求してきました「ラックススーパーリッチ シリーズを展開しています
シャイン」をはじめ 100アンデス産のピュア 1保湿成分アンデスローズヒップオイル
すべての女性が自分の美しさに気づくきっ
かけをつくることそれがダヴの使命です日本
でも本物の美しさを実感していたただけるよ
うな本物のケアを追求しています 2018年春
には自然の恵みを凝縮したボタニカルオイル
2を配合し肌と髪の本来のうるおいを引き出
ダヴ 本物の美しさを本物のケアから
す「ダヴ ボタニカル セレクション」を発売高機
能なボタニカル製品を求める女性に高く評価
されています
男性用化粧品ブランドとして売上世界 NO13
を誇る AXEは日本上陸以来本格的な香りが手
軽に楽しめる製品としてメンズグルーミング市
場の拡大に貢献してきました 2018年春には日
本の若い男性に自分だけのスタイルを見つけて
いただけるようラインアップを拡充自然でさり
AXE Find Your Magic
げないスタイルをつくる「AXE BLACK」に加え
洗練されたスタイルをつくる「AXE GOLD」が登
場しました
2 ボディウォッシュアルガンオイルホホバオイルグレープシードオイルアボカドオイルアプリコットオイル保湿成分フェイスケアアルガンオイルホホバオイルアボカドオイルアプリコットオイル保湿成分ヘアケアダメージプロテクションアルガンオイル補修保湿成分 つややかストレートホホバオイル保湿成分
3 ユーロモニター調べ ビューティーパーソナルケア 2015年版同社が定義する男性用化粧品カテゴリーの AxeLynxEgo(
Umbrella Brand Name)の合計総小売金額 2014年
リプトン見方が変われば世界が変わる
日本のリプトン ティーバッグはレインフォレ るきっかけをくれるものリプトンは紅茶を通じ
ストアライアンス認証茶園の茶葉を 100使用 てみんなが笑顔になれるよう願っています
しています日本人の嗜好や水質に合わせて厳
選されたおいしい紅茶を楽しみながら環境保
全や茶園で働く人々の生活向上を支援していた
だけます紅茶は人とつながり毎日を楽しくす
カスタマーとの協働
カスタマーとともに築くユニリーバの信頼店頭は消費者の皆さまがユニリーバ製品と出会う場所優れた品質価値を提供することはもちろん求められる形で製品をお届けするためカスタマーとともにさまざまな取り組みを続けています
効率的な生産物流 ユニリーバの製品が消費者の皆さまの
お手元に届くまでには生産や物流など
多くのカスタマーが関わっていますユニ
リーバはこのようなカスタマーと協力
し調達生産物流の非効率や無駄を
徹底的に省いていますまた IT技術を
活用して販売状況をすばやく正確に把
握分析して消費者が 欲しいものを
欲しいときに欲しいだけ 購入できる環
境づくりを目指しています
より分かりやすく魅力的な売り場づくり
ユニリーバではブランドの世界観や
製品特長を店頭で体験していただくた
め店頭イベントやデモンストレーション
など多彩な店頭活動をご提供していま
すまたカスタマーと協働してお買い
物をされる人 (々ショッパー)のニーズと
それぞれの店舗の状況に合った売り場づ
くりを提案していますそれにより売り
場への満足度を高めるとともに店舗の
売上や集客力アップの一助としていただ
いています
08
ユニリーバはカスタマーとともに消費者と製品のよりよい出会いのためにさまざまな取り組みを続けています
TPMで高い生産効率信頼性品質
を実現
TPMとは Total
nanceのことで経営陣を含む全員が参
加して人物設備の効率をぎりぎりま
で高め企業の体質改善をはかっていま
す
厳しい品質基準
全ての生産工場でユニリーバの厳しい品
質基準と消費者安全保証体制を適用し
ています
ldquo欲しいものをいだけ rdquoを実現する調達生産物流
カスタマーとの取り組み
ユニリーバ
消費者供給
小売業物流 卸売業
欲しいときに欲し
Productive Mainte-
迅速な需要予測
IT技術を活用した迅速な需要予測を生産
物流に反映させています
カスタマーサービス部
物流経理ITなど各分野のエキスパー
トがカスタマーの皆様のご要望やご相
談に迅速に質の高いサービスでお応え
しています
ショッパーの視点に立った売り場づくりのご提案
カスタマーとの協働
ニーズに合った売場の実現を目指しカ
スタマーと協働各店の状況とそこで
お買い物をされる人 (々ショッパー)のニ
ーズを把握した魅力的な売場づくりの
ご提案を行っています
店頭活動のご提案
店頭は消費者の皆さまが私たちの製品
ブランドと直接出会う場所です製品
特長をわかりやすく伝えるとともにブ
ランドの世界観を体験していただけるよ
うな店頭活動をご提案しサポートして
います
組織と人材開発
すべての社員がいきいきと働き成長できる組織へユニリーバはすべての社員が自分らしくいきいきと働き能力を最大限発揮することがビジネス成長の基盤だと考えています
ビジョンを実現する人材組織 ダイバーシティ ampインクリュージョン(多様性の
受容)はユニリーバの重要なビジネス戦略の一
つです多様な人材が自分らしくいきいきと働け
る組織であることは社員一人ひとりが能力を最
大限発揮し 190カ国の消費者の皆さまの多様な
ニーズや環境社会の課題に対応して企業として
の成長を実現するために欠かせないものだからで
すそのためさまざまな個性を持つ社員がお互
いに信頼しあい補いあい刺激しあって相乗効
果を生める組織づくりを進めるとともに社員の
成長がビジネス成長につながるような人材育成
活用を行っています
その一環として世界各国でジェンダーダイ
バーシティへの取り組みを進めていますユニリ
ーバの製品の主な購買者使用者は女性です女
性管理職を増やし重要な意思決定の場でのジェ
ンダーバランスを図ることはビジネス上の優先
課題なのです私たちの目標は 2020年までに世
界全体で女性管理職比率を 50にすること世界
共通の「企業行動原則」や公正な人事評価制度を
基盤に多様な働き方を可能にする制度の導入や
メンタリングネットワーキングなどの取り組みを
行っていますまた男性とともにジェンダー平等
をめざす UN Womenの連帯ムーブメント「HeForShe」
に賛同し社外にも働きかけています
女性管理職比率(課長職以上)
グローバル 47
日本 37
09
1 2017年12月現在 2 2018年1月現在
1
2
世界共通の人事評価制度
業務遂行に必要な資格と能力によって
のみ社員を採用雇用昇進させることを
「企業行動原則」に掲げそれに基づいた
人事評価制度を導入しています社員の
業績や資格能力は社員本人と上司の話
し合いと多角的なフィードバックで公正に
評価します性別国籍年齢など業務に
関係のない属性で評価することは一切あ
りませんこうした枠組みが世界中で共有
されていることで国を越えた人材育成
活用が可能になっています
いつでもどこでも自分の未来を考えられる「UFLP365」
ユニリーバジャパンの新卒採用「
(ユニリーバフューチャーリ
ーダーズプログラム 365)では大学 1年生
から既卒 3年以内の方までを対象にいつ
UFLP365」
でも世界中どこからでも応募できる通年
採用を実施しています入社後にはすべ
ての社員が人生の目的や自らの強みを見
つめ直しライフプランの一環としてキャ
リアプランを明文化共有する機会を設け
ていますそれに加えてグローバルのプ
ログラムやカリキュラムを活用し社員の
教育能力開発を体系的にサポート若い
うちから責任ある仕事を任せることで早
い段階で管理職になれるような人材育成
を行っています
いつでもどこでも働ける新しい働き方「WAA」
働き方の多様性を広げることですべて
の社員がそれぞれのライフスタイルを継続
して楽しみながら生産性を上げられるよ
うにしています日本では社員が働く場所
時間を自由に選べる新しい働き方「 WA A」
(Work from Anywhere and Anytime)を導
入しましたこの制度では上司に申請す
れば理由を問わず会社以外の場所でも
勤務できますまた平日の 6時~21時の間
で自由に勤務時間や休憩時間を決められ
ます全社員が対象で 1期間や日数の制
限もありません導入以来多くの社員に
活用されています
LGBT2への取り組み
世界共通の「企業行動原則」で性自認
や性的指向による差別も禁じるとともに
匿名で相談できる窓口を設けています日
本でも LGBT向けプログラムとして「ユニ
リーバプライドジャパン」を立ち上げ
福利厚生制度の同性パートナーへの拡大
アライコミュニティによる活動などを進め
ています LGBT向けの取り組みを評価す
る日本初の指標である「 PRIDE指標」では
2年連続で最高評価の「ゴールド」を受賞
しました
1 工場を除く2 LGBTとはレズビアン(Lesbian)ゲイ( Gay)バイ
セクシュアル( Bisexual)トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をと
った言葉で性的マイノリティの総称の1つです性的マイノリティ(性的指
向性自認に関するマイノリティ)には LGBT以外の多様なアイデンティティ
を持つ方もおられます
ユニリーバとユニリーバジャパンの歴史
グローバルに生まれ日本で育って50年世界最大級の消費財メーカーユニリーバグループの一員として日本の文化と生活に根差した製品で日本の毎日の暮らしとともに成長してきました
1880年代英国でユニリーバの前身リーバブラザーズが「サンライト」という石鹸を発売清潔や衛生への意識がまだ低かったビクトリア時代の英国に「からだをきれいにする」「家をきれいにする」という新しい習慣を生み根づかせていきました
1930年代1930年リーバブラザーズとオランダのマーガリンユニの合併によりユニリーバが誕生します
1940年代第二次世界大戦によってユニリーバの国や地域を越えたビジネスを分断されましたしかし研究開発に力を注ぐとともにそれぞれの国や地域で高い独立性を持ちながらその地の消費者のニーズに応える製品を作りつづけました
1950年代世界経済が急速に復興する中アフリカ諸国に市場を開拓さらに科学技術の発展に伴って研究所を各地に設置し研究開発に積極的に取り組むようになります1955年には初めてテレビCMを放映し人気を博しました
1960年代活気づく世界経済とますます豊かになる暮らしを追い風にビジネスの拡大と多角化をめざしてさまざまな分野に挑戦1960年代半ばにはビジネスの再編成を行いこれによって国や地域を越えてブランドを育てることができるようになりました
1970年代1971年には「リプトン」ブランドが加わり世界最大級の紅茶メーカーになったほか消費者ニーズを先取りするブランドを相次いで誕生させますまた包装運輸などの分野でもビジネスの構築をはかりました
1980年代1980年代の初めプラスチック包装運輸など多角化していたビジネスを消費財の分野へ集中させることを決意しますブランドを通して消費者に輝きをお届けする-ユニリーバは世界最大級の消費財メーカーとして新しいスタートを切りました
1880年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代1964年(昭和39年)
1966年(昭和41年)
1970年代
1972年(昭和47年)
1974年(昭和49年)
1976年(昭和51年)
1977年(昭和52年)1980年代
1980年(昭和55年)
1981年(昭和56年)
1982年(昭和57年)
1984年(昭和59年)
1986年(昭和61年)
1987年(昭和62年)
3月ユニリーバと豊年精油(株)の合弁により豊年リーバ(株)を設立
1月初めての製品「ブラックホワイトピックラード」を発売9月マーガリンの「ラーマ」を販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の輸入販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の国産製造開始
4月「サンシルク」を発売しヘアケア製品分野へ進出
3月社名変更により日本リーバインダストリーズ(株)に改称
4月クリームクレンザー「ジフ」を発売ホームケア製品分野へ進出11月本社を渋谷に移転
11月除菌クリーナー「ドメスト」を発売
2月社名変更により日本リーバ(株)となる
9月ヘアケア製品「ティモテ」を発売
4月柔軟仕上げ剤「ファーファ」を発売7月新たにニッポンリーバBVと日本リーバ株式会社の2社体制を確立その企業体を日本リーバと総称する
7月チーズブローポンズと合併し「ポンズ」「ヴァセリン」を加えてスキンケア製品分野へ進出
10
1990年代ビジネスの核を消費財に絞り込むことで
コアブランドが成長また世界で環境問題や食の安全
に対する意識が高まる中自然環境の保全や食の安全を
守るための持続可能なビジネスに向けての取り組みも
始めました
2000年代新しい世紀を迎え世界最大級の消費財
メーカーとしての姿を確立それとともに衛生食環
境経済発展の支援を中心にした取り組みをさらに進
めました
2010年代「よりよい明日を創るために」という新ビジ
ョンのもと2010年に「ユニリーバサステナブルリ
ビングプラン」を発表成長とサステナビリティの両立
をめざしています
1989年(平成元年)
1990年代
1996年(平成8年)
1997年(平成9年)
1998年(平成10年)
1999年(平成11年)
2000年代
2000年(平成12年)
2001年(平成13年)
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2007年(平成19年)
2009年(平成21年)
2010年代
2011年(平成23年)
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
4月「ラックス」ブランドをヘアケア市場に拡大10月ヘアケアブランド「ラックス スーパーリッチ」を発売
1月宇都宮に日本リーバ イノベーションセンターをオープン3月制汗デオドラント「レセナ」発売
9月相模原工場がTPM優秀賞を受賞
2月「ポンズダブルホワイト」発売
2月固形洗浄料洗顔料「ダヴ」発売3月相模原工場がISO9002を取得9月ヘアケアブランド「モッズヘア」発売
4月相模原工場がISO14001を取得7月「リプトン」と「ブルックボンド」の紅茶事業を統合しBBLジャパン(株)にニッポンリーバBVを日本リーバ株式会社に統合
9月「ダヴ」ブランドをヘアケア市場にも拡大
5月本社を中目黒に移転
9月静岡工場がISO14001を取得
12月日本リーバ サプライチェーンがTPM特別賞を受賞静岡工場がTPM優秀賞を受賞
6月日本リーバ株式会社をユニリーバジャパン株式会社に社名変更BBLジャパン株式会社をユニリーバジャパンビバレッジ株式会社に社名変更
3月男性用のフレグランスボディスプレー「アックス」を発売
10月ユニリーバジャパンホールディングス株式会社がユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社等4社を100子会社とする持株会社制に移行しました計4社を「ユニリーバジャパン」と総称しています
4月すべての自社工場でゼロランドフィルを達成10月研究開発拠点を神奈川に移転し「ユニリーバジャパン研究開発センター」をオープン
4月プレミアムアイスクリームブランド「ベンジェリーズ」の旗艦店を表参道にオープン9月「リプトン イエローラベル」などに使用する茶葉を100レインフォレストアライアンス認証に切替
4月ヘアケアブランド「ティモテ」を再発売 3月日本での設立50周年
4月ヘアケアブランド「クリア」を発売
11月日本国内で使用する電力を100自然エネルギーに切替 1
1)日本国内の全事業所(本社研究所自社工場全国の営業所リプトンおよびベンampジェリーズ直営店)で使用する電力をグリーン電力証書を利用して100自然エネルギーに切替詳しくはユニリーバジャパンのウェブサイトをご覧ください
httpswwwunilevercojp
![Page 7: 2018 Corporate Brochure Unilever Japan · 企業行動原則 ユニリーバでは、誠実を旨とし、事業に 関連する人々の権利を尊重しながら行動 することで社会的評価を得](https://reader030.vdocuments.net/reader030/viewer/2022021702/5cb9995f88c993af7a8c166a/html5/thumbnails/7.jpg)
カスタマーとの協働
カスタマーとともに築くユニリーバの信頼店頭は消費者の皆さまがユニリーバ製品と出会う場所優れた品質価値を提供することはもちろん求められる形で製品をお届けするためカスタマーとともにさまざまな取り組みを続けています
効率的な生産物流 ユニリーバの製品が消費者の皆さまの
お手元に届くまでには生産や物流など
多くのカスタマーが関わっていますユニ
リーバはこのようなカスタマーと協力
し調達生産物流の非効率や無駄を
徹底的に省いていますまた IT技術を
活用して販売状況をすばやく正確に把
握分析して消費者が 欲しいものを
欲しいときに欲しいだけ 購入できる環
境づくりを目指しています
より分かりやすく魅力的な売り場づくり
ユニリーバではブランドの世界観や
製品特長を店頭で体験していただくた
め店頭イベントやデモンストレーション
など多彩な店頭活動をご提供していま
すまたカスタマーと協働してお買い
物をされる人 (々ショッパー)のニーズと
それぞれの店舗の状況に合った売り場づ
くりを提案していますそれにより売り
場への満足度を高めるとともに店舗の
売上や集客力アップの一助としていただ
いています
08
ユニリーバはカスタマーとともに消費者と製品のよりよい出会いのためにさまざまな取り組みを続けています
TPMで高い生産効率信頼性品質
を実現
TPMとは Total
nanceのことで経営陣を含む全員が参
加して人物設備の効率をぎりぎりま
で高め企業の体質改善をはかっていま
す
厳しい品質基準
全ての生産工場でユニリーバの厳しい品
質基準と消費者安全保証体制を適用し
ています
ldquo欲しいものをいだけ rdquoを実現する調達生産物流
カスタマーとの取り組み
ユニリーバ
消費者供給
小売業物流 卸売業
欲しいときに欲し
Productive Mainte-
迅速な需要予測
IT技術を活用した迅速な需要予測を生産
物流に反映させています
カスタマーサービス部
物流経理ITなど各分野のエキスパー
トがカスタマーの皆様のご要望やご相
談に迅速に質の高いサービスでお応え
しています
ショッパーの視点に立った売り場づくりのご提案
カスタマーとの協働
ニーズに合った売場の実現を目指しカ
スタマーと協働各店の状況とそこで
お買い物をされる人 (々ショッパー)のニ
ーズを把握した魅力的な売場づくりの
ご提案を行っています
店頭活動のご提案
店頭は消費者の皆さまが私たちの製品
ブランドと直接出会う場所です製品
特長をわかりやすく伝えるとともにブ
ランドの世界観を体験していただけるよ
うな店頭活動をご提案しサポートして
います
組織と人材開発
すべての社員がいきいきと働き成長できる組織へユニリーバはすべての社員が自分らしくいきいきと働き能力を最大限発揮することがビジネス成長の基盤だと考えています
ビジョンを実現する人材組織 ダイバーシティ ampインクリュージョン(多様性の
受容)はユニリーバの重要なビジネス戦略の一
つです多様な人材が自分らしくいきいきと働け
る組織であることは社員一人ひとりが能力を最
大限発揮し 190カ国の消費者の皆さまの多様な
ニーズや環境社会の課題に対応して企業として
の成長を実現するために欠かせないものだからで
すそのためさまざまな個性を持つ社員がお互
いに信頼しあい補いあい刺激しあって相乗効
果を生める組織づくりを進めるとともに社員の
成長がビジネス成長につながるような人材育成
活用を行っています
その一環として世界各国でジェンダーダイ
バーシティへの取り組みを進めていますユニリ
ーバの製品の主な購買者使用者は女性です女
性管理職を増やし重要な意思決定の場でのジェ
ンダーバランスを図ることはビジネス上の優先
課題なのです私たちの目標は 2020年までに世
界全体で女性管理職比率を 50にすること世界
共通の「企業行動原則」や公正な人事評価制度を
基盤に多様な働き方を可能にする制度の導入や
メンタリングネットワーキングなどの取り組みを
行っていますまた男性とともにジェンダー平等
をめざす UN Womenの連帯ムーブメント「HeForShe」
に賛同し社外にも働きかけています
女性管理職比率(課長職以上)
グローバル 47
日本 37
09
1 2017年12月現在 2 2018年1月現在
1
2
世界共通の人事評価制度
業務遂行に必要な資格と能力によって
のみ社員を採用雇用昇進させることを
「企業行動原則」に掲げそれに基づいた
人事評価制度を導入しています社員の
業績や資格能力は社員本人と上司の話
し合いと多角的なフィードバックで公正に
評価します性別国籍年齢など業務に
関係のない属性で評価することは一切あ
りませんこうした枠組みが世界中で共有
されていることで国を越えた人材育成
活用が可能になっています
いつでもどこでも自分の未来を考えられる「UFLP365」
ユニリーバジャパンの新卒採用「
(ユニリーバフューチャーリ
ーダーズプログラム 365)では大学 1年生
から既卒 3年以内の方までを対象にいつ
UFLP365」
でも世界中どこからでも応募できる通年
採用を実施しています入社後にはすべ
ての社員が人生の目的や自らの強みを見
つめ直しライフプランの一環としてキャ
リアプランを明文化共有する機会を設け
ていますそれに加えてグローバルのプ
ログラムやカリキュラムを活用し社員の
教育能力開発を体系的にサポート若い
うちから責任ある仕事を任せることで早
い段階で管理職になれるような人材育成
を行っています
いつでもどこでも働ける新しい働き方「WAA」
働き方の多様性を広げることですべて
の社員がそれぞれのライフスタイルを継続
して楽しみながら生産性を上げられるよ
うにしています日本では社員が働く場所
時間を自由に選べる新しい働き方「 WA A」
(Work from Anywhere and Anytime)を導
入しましたこの制度では上司に申請す
れば理由を問わず会社以外の場所でも
勤務できますまた平日の 6時~21時の間
で自由に勤務時間や休憩時間を決められ
ます全社員が対象で 1期間や日数の制
限もありません導入以来多くの社員に
活用されています
LGBT2への取り組み
世界共通の「企業行動原則」で性自認
や性的指向による差別も禁じるとともに
匿名で相談できる窓口を設けています日
本でも LGBT向けプログラムとして「ユニ
リーバプライドジャパン」を立ち上げ
福利厚生制度の同性パートナーへの拡大
アライコミュニティによる活動などを進め
ています LGBT向けの取り組みを評価す
る日本初の指標である「 PRIDE指標」では
2年連続で最高評価の「ゴールド」を受賞
しました
1 工場を除く2 LGBTとはレズビアン(Lesbian)ゲイ( Gay)バイ
セクシュアル( Bisexual)トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をと
った言葉で性的マイノリティの総称の1つです性的マイノリティ(性的指
向性自認に関するマイノリティ)には LGBT以外の多様なアイデンティティ
を持つ方もおられます
ユニリーバとユニリーバジャパンの歴史
グローバルに生まれ日本で育って50年世界最大級の消費財メーカーユニリーバグループの一員として日本の文化と生活に根差した製品で日本の毎日の暮らしとともに成長してきました
1880年代英国でユニリーバの前身リーバブラザーズが「サンライト」という石鹸を発売清潔や衛生への意識がまだ低かったビクトリア時代の英国に「からだをきれいにする」「家をきれいにする」という新しい習慣を生み根づかせていきました
1930年代1930年リーバブラザーズとオランダのマーガリンユニの合併によりユニリーバが誕生します
1940年代第二次世界大戦によってユニリーバの国や地域を越えたビジネスを分断されましたしかし研究開発に力を注ぐとともにそれぞれの国や地域で高い独立性を持ちながらその地の消費者のニーズに応える製品を作りつづけました
1950年代世界経済が急速に復興する中アフリカ諸国に市場を開拓さらに科学技術の発展に伴って研究所を各地に設置し研究開発に積極的に取り組むようになります1955年には初めてテレビCMを放映し人気を博しました
1960年代活気づく世界経済とますます豊かになる暮らしを追い風にビジネスの拡大と多角化をめざしてさまざまな分野に挑戦1960年代半ばにはビジネスの再編成を行いこれによって国や地域を越えてブランドを育てることができるようになりました
1970年代1971年には「リプトン」ブランドが加わり世界最大級の紅茶メーカーになったほか消費者ニーズを先取りするブランドを相次いで誕生させますまた包装運輸などの分野でもビジネスの構築をはかりました
1980年代1980年代の初めプラスチック包装運輸など多角化していたビジネスを消費財の分野へ集中させることを決意しますブランドを通して消費者に輝きをお届けする-ユニリーバは世界最大級の消費財メーカーとして新しいスタートを切りました
1880年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代1964年(昭和39年)
1966年(昭和41年)
1970年代
1972年(昭和47年)
1974年(昭和49年)
1976年(昭和51年)
1977年(昭和52年)1980年代
1980年(昭和55年)
1981年(昭和56年)
1982年(昭和57年)
1984年(昭和59年)
1986年(昭和61年)
1987年(昭和62年)
3月ユニリーバと豊年精油(株)の合弁により豊年リーバ(株)を設立
1月初めての製品「ブラックホワイトピックラード」を発売9月マーガリンの「ラーマ」を販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の輸入販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の国産製造開始
4月「サンシルク」を発売しヘアケア製品分野へ進出
3月社名変更により日本リーバインダストリーズ(株)に改称
4月クリームクレンザー「ジフ」を発売ホームケア製品分野へ進出11月本社を渋谷に移転
11月除菌クリーナー「ドメスト」を発売
2月社名変更により日本リーバ(株)となる
9月ヘアケア製品「ティモテ」を発売
4月柔軟仕上げ剤「ファーファ」を発売7月新たにニッポンリーバBVと日本リーバ株式会社の2社体制を確立その企業体を日本リーバと総称する
7月チーズブローポンズと合併し「ポンズ」「ヴァセリン」を加えてスキンケア製品分野へ進出
10
1990年代ビジネスの核を消費財に絞り込むことで
コアブランドが成長また世界で環境問題や食の安全
に対する意識が高まる中自然環境の保全や食の安全を
守るための持続可能なビジネスに向けての取り組みも
始めました
2000年代新しい世紀を迎え世界最大級の消費財
メーカーとしての姿を確立それとともに衛生食環
境経済発展の支援を中心にした取り組みをさらに進
めました
2010年代「よりよい明日を創るために」という新ビジ
ョンのもと2010年に「ユニリーバサステナブルリ
ビングプラン」を発表成長とサステナビリティの両立
をめざしています
1989年(平成元年)
1990年代
1996年(平成8年)
1997年(平成9年)
1998年(平成10年)
1999年(平成11年)
2000年代
2000年(平成12年)
2001年(平成13年)
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2007年(平成19年)
2009年(平成21年)
2010年代
2011年(平成23年)
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
4月「ラックス」ブランドをヘアケア市場に拡大10月ヘアケアブランド「ラックス スーパーリッチ」を発売
1月宇都宮に日本リーバ イノベーションセンターをオープン3月制汗デオドラント「レセナ」発売
9月相模原工場がTPM優秀賞を受賞
2月「ポンズダブルホワイト」発売
2月固形洗浄料洗顔料「ダヴ」発売3月相模原工場がISO9002を取得9月ヘアケアブランド「モッズヘア」発売
4月相模原工場がISO14001を取得7月「リプトン」と「ブルックボンド」の紅茶事業を統合しBBLジャパン(株)にニッポンリーバBVを日本リーバ株式会社に統合
9月「ダヴ」ブランドをヘアケア市場にも拡大
5月本社を中目黒に移転
9月静岡工場がISO14001を取得
12月日本リーバ サプライチェーンがTPM特別賞を受賞静岡工場がTPM優秀賞を受賞
6月日本リーバ株式会社をユニリーバジャパン株式会社に社名変更BBLジャパン株式会社をユニリーバジャパンビバレッジ株式会社に社名変更
3月男性用のフレグランスボディスプレー「アックス」を発売
10月ユニリーバジャパンホールディングス株式会社がユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社等4社を100子会社とする持株会社制に移行しました計4社を「ユニリーバジャパン」と総称しています
4月すべての自社工場でゼロランドフィルを達成10月研究開発拠点を神奈川に移転し「ユニリーバジャパン研究開発センター」をオープン
4月プレミアムアイスクリームブランド「ベンジェリーズ」の旗艦店を表参道にオープン9月「リプトン イエローラベル」などに使用する茶葉を100レインフォレストアライアンス認証に切替
4月ヘアケアブランド「ティモテ」を再発売 3月日本での設立50周年
4月ヘアケアブランド「クリア」を発売
11月日本国内で使用する電力を100自然エネルギーに切替 1
1)日本国内の全事業所(本社研究所自社工場全国の営業所リプトンおよびベンampジェリーズ直営店)で使用する電力をグリーン電力証書を利用して100自然エネルギーに切替詳しくはユニリーバジャパンのウェブサイトをご覧ください
httpswwwunilevercojp
![Page 8: 2018 Corporate Brochure Unilever Japan · 企業行動原則 ユニリーバでは、誠実を旨とし、事業に 関連する人々の権利を尊重しながら行動 することで社会的評価を得](https://reader030.vdocuments.net/reader030/viewer/2022021702/5cb9995f88c993af7a8c166a/html5/thumbnails/8.jpg)
ユニリーバはカスタマーとともに消費者と製品のよりよい出会いのためにさまざまな取り組みを続けています
TPMで高い生産効率信頼性品質
を実現
TPMとは Total
nanceのことで経営陣を含む全員が参
加して人物設備の効率をぎりぎりま
で高め企業の体質改善をはかっていま
す
厳しい品質基準
全ての生産工場でユニリーバの厳しい品
質基準と消費者安全保証体制を適用し
ています
ldquo欲しいものをいだけ rdquoを実現する調達生産物流
カスタマーとの取り組み
ユニリーバ
消費者供給
小売業物流 卸売業
欲しいときに欲し
Productive Mainte-
迅速な需要予測
IT技術を活用した迅速な需要予測を生産
物流に反映させています
カスタマーサービス部
物流経理ITなど各分野のエキスパー
トがカスタマーの皆様のご要望やご相
談に迅速に質の高いサービスでお応え
しています
ショッパーの視点に立った売り場づくりのご提案
カスタマーとの協働
ニーズに合った売場の実現を目指しカ
スタマーと協働各店の状況とそこで
お買い物をされる人 (々ショッパー)のニ
ーズを把握した魅力的な売場づくりの
ご提案を行っています
店頭活動のご提案
店頭は消費者の皆さまが私たちの製品
ブランドと直接出会う場所です製品
特長をわかりやすく伝えるとともにブ
ランドの世界観を体験していただけるよ
うな店頭活動をご提案しサポートして
います
組織と人材開発
すべての社員がいきいきと働き成長できる組織へユニリーバはすべての社員が自分らしくいきいきと働き能力を最大限発揮することがビジネス成長の基盤だと考えています
ビジョンを実現する人材組織 ダイバーシティ ampインクリュージョン(多様性の
受容)はユニリーバの重要なビジネス戦略の一
つです多様な人材が自分らしくいきいきと働け
る組織であることは社員一人ひとりが能力を最
大限発揮し 190カ国の消費者の皆さまの多様な
ニーズや環境社会の課題に対応して企業として
の成長を実現するために欠かせないものだからで
すそのためさまざまな個性を持つ社員がお互
いに信頼しあい補いあい刺激しあって相乗効
果を生める組織づくりを進めるとともに社員の
成長がビジネス成長につながるような人材育成
活用を行っています
その一環として世界各国でジェンダーダイ
バーシティへの取り組みを進めていますユニリ
ーバの製品の主な購買者使用者は女性です女
性管理職を増やし重要な意思決定の場でのジェ
ンダーバランスを図ることはビジネス上の優先
課題なのです私たちの目標は 2020年までに世
界全体で女性管理職比率を 50にすること世界
共通の「企業行動原則」や公正な人事評価制度を
基盤に多様な働き方を可能にする制度の導入や
メンタリングネットワーキングなどの取り組みを
行っていますまた男性とともにジェンダー平等
をめざす UN Womenの連帯ムーブメント「HeForShe」
に賛同し社外にも働きかけています
女性管理職比率(課長職以上)
グローバル 47
日本 37
09
1 2017年12月現在 2 2018年1月現在
1
2
世界共通の人事評価制度
業務遂行に必要な資格と能力によって
のみ社員を採用雇用昇進させることを
「企業行動原則」に掲げそれに基づいた
人事評価制度を導入しています社員の
業績や資格能力は社員本人と上司の話
し合いと多角的なフィードバックで公正に
評価します性別国籍年齢など業務に
関係のない属性で評価することは一切あ
りませんこうした枠組みが世界中で共有
されていることで国を越えた人材育成
活用が可能になっています
いつでもどこでも自分の未来を考えられる「UFLP365」
ユニリーバジャパンの新卒採用「
(ユニリーバフューチャーリ
ーダーズプログラム 365)では大学 1年生
から既卒 3年以内の方までを対象にいつ
UFLP365」
でも世界中どこからでも応募できる通年
採用を実施しています入社後にはすべ
ての社員が人生の目的や自らの強みを見
つめ直しライフプランの一環としてキャ
リアプランを明文化共有する機会を設け
ていますそれに加えてグローバルのプ
ログラムやカリキュラムを活用し社員の
教育能力開発を体系的にサポート若い
うちから責任ある仕事を任せることで早
い段階で管理職になれるような人材育成
を行っています
いつでもどこでも働ける新しい働き方「WAA」
働き方の多様性を広げることですべて
の社員がそれぞれのライフスタイルを継続
して楽しみながら生産性を上げられるよ
うにしています日本では社員が働く場所
時間を自由に選べる新しい働き方「 WA A」
(Work from Anywhere and Anytime)を導
入しましたこの制度では上司に申請す
れば理由を問わず会社以外の場所でも
勤務できますまた平日の 6時~21時の間
で自由に勤務時間や休憩時間を決められ
ます全社員が対象で 1期間や日数の制
限もありません導入以来多くの社員に
活用されています
LGBT2への取り組み
世界共通の「企業行動原則」で性自認
や性的指向による差別も禁じるとともに
匿名で相談できる窓口を設けています日
本でも LGBT向けプログラムとして「ユニ
リーバプライドジャパン」を立ち上げ
福利厚生制度の同性パートナーへの拡大
アライコミュニティによる活動などを進め
ています LGBT向けの取り組みを評価す
る日本初の指標である「 PRIDE指標」では
2年連続で最高評価の「ゴールド」を受賞
しました
1 工場を除く2 LGBTとはレズビアン(Lesbian)ゲイ( Gay)バイ
セクシュアル( Bisexual)トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をと
った言葉で性的マイノリティの総称の1つです性的マイノリティ(性的指
向性自認に関するマイノリティ)には LGBT以外の多様なアイデンティティ
を持つ方もおられます
ユニリーバとユニリーバジャパンの歴史
グローバルに生まれ日本で育って50年世界最大級の消費財メーカーユニリーバグループの一員として日本の文化と生活に根差した製品で日本の毎日の暮らしとともに成長してきました
1880年代英国でユニリーバの前身リーバブラザーズが「サンライト」という石鹸を発売清潔や衛生への意識がまだ低かったビクトリア時代の英国に「からだをきれいにする」「家をきれいにする」という新しい習慣を生み根づかせていきました
1930年代1930年リーバブラザーズとオランダのマーガリンユニの合併によりユニリーバが誕生します
1940年代第二次世界大戦によってユニリーバの国や地域を越えたビジネスを分断されましたしかし研究開発に力を注ぐとともにそれぞれの国や地域で高い独立性を持ちながらその地の消費者のニーズに応える製品を作りつづけました
1950年代世界経済が急速に復興する中アフリカ諸国に市場を開拓さらに科学技術の発展に伴って研究所を各地に設置し研究開発に積極的に取り組むようになります1955年には初めてテレビCMを放映し人気を博しました
1960年代活気づく世界経済とますます豊かになる暮らしを追い風にビジネスの拡大と多角化をめざしてさまざまな分野に挑戦1960年代半ばにはビジネスの再編成を行いこれによって国や地域を越えてブランドを育てることができるようになりました
1970年代1971年には「リプトン」ブランドが加わり世界最大級の紅茶メーカーになったほか消費者ニーズを先取りするブランドを相次いで誕生させますまた包装運輸などの分野でもビジネスの構築をはかりました
1980年代1980年代の初めプラスチック包装運輸など多角化していたビジネスを消費財の分野へ集中させることを決意しますブランドを通して消費者に輝きをお届けする-ユニリーバは世界最大級の消費財メーカーとして新しいスタートを切りました
1880年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代1964年(昭和39年)
1966年(昭和41年)
1970年代
1972年(昭和47年)
1974年(昭和49年)
1976年(昭和51年)
1977年(昭和52年)1980年代
1980年(昭和55年)
1981年(昭和56年)
1982年(昭和57年)
1984年(昭和59年)
1986年(昭和61年)
1987年(昭和62年)
3月ユニリーバと豊年精油(株)の合弁により豊年リーバ(株)を設立
1月初めての製品「ブラックホワイトピックラード」を発売9月マーガリンの「ラーマ」を販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の輸入販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の国産製造開始
4月「サンシルク」を発売しヘアケア製品分野へ進出
3月社名変更により日本リーバインダストリーズ(株)に改称
4月クリームクレンザー「ジフ」を発売ホームケア製品分野へ進出11月本社を渋谷に移転
11月除菌クリーナー「ドメスト」を発売
2月社名変更により日本リーバ(株)となる
9月ヘアケア製品「ティモテ」を発売
4月柔軟仕上げ剤「ファーファ」を発売7月新たにニッポンリーバBVと日本リーバ株式会社の2社体制を確立その企業体を日本リーバと総称する
7月チーズブローポンズと合併し「ポンズ」「ヴァセリン」を加えてスキンケア製品分野へ進出
10
1990年代ビジネスの核を消費財に絞り込むことで
コアブランドが成長また世界で環境問題や食の安全
に対する意識が高まる中自然環境の保全や食の安全を
守るための持続可能なビジネスに向けての取り組みも
始めました
2000年代新しい世紀を迎え世界最大級の消費財
メーカーとしての姿を確立それとともに衛生食環
境経済発展の支援を中心にした取り組みをさらに進
めました
2010年代「よりよい明日を創るために」という新ビジ
ョンのもと2010年に「ユニリーバサステナブルリ
ビングプラン」を発表成長とサステナビリティの両立
をめざしています
1989年(平成元年)
1990年代
1996年(平成8年)
1997年(平成9年)
1998年(平成10年)
1999年(平成11年)
2000年代
2000年(平成12年)
2001年(平成13年)
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2007年(平成19年)
2009年(平成21年)
2010年代
2011年(平成23年)
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
4月「ラックス」ブランドをヘアケア市場に拡大10月ヘアケアブランド「ラックス スーパーリッチ」を発売
1月宇都宮に日本リーバ イノベーションセンターをオープン3月制汗デオドラント「レセナ」発売
9月相模原工場がTPM優秀賞を受賞
2月「ポンズダブルホワイト」発売
2月固形洗浄料洗顔料「ダヴ」発売3月相模原工場がISO9002を取得9月ヘアケアブランド「モッズヘア」発売
4月相模原工場がISO14001を取得7月「リプトン」と「ブルックボンド」の紅茶事業を統合しBBLジャパン(株)にニッポンリーバBVを日本リーバ株式会社に統合
9月「ダヴ」ブランドをヘアケア市場にも拡大
5月本社を中目黒に移転
9月静岡工場がISO14001を取得
12月日本リーバ サプライチェーンがTPM特別賞を受賞静岡工場がTPM優秀賞を受賞
6月日本リーバ株式会社をユニリーバジャパン株式会社に社名変更BBLジャパン株式会社をユニリーバジャパンビバレッジ株式会社に社名変更
3月男性用のフレグランスボディスプレー「アックス」を発売
10月ユニリーバジャパンホールディングス株式会社がユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社等4社を100子会社とする持株会社制に移行しました計4社を「ユニリーバジャパン」と総称しています
4月すべての自社工場でゼロランドフィルを達成10月研究開発拠点を神奈川に移転し「ユニリーバジャパン研究開発センター」をオープン
4月プレミアムアイスクリームブランド「ベンジェリーズ」の旗艦店を表参道にオープン9月「リプトン イエローラベル」などに使用する茶葉を100レインフォレストアライアンス認証に切替
4月ヘアケアブランド「ティモテ」を再発売 3月日本での設立50周年
4月ヘアケアブランド「クリア」を発売
11月日本国内で使用する電力を100自然エネルギーに切替 1
1)日本国内の全事業所(本社研究所自社工場全国の営業所リプトンおよびベンampジェリーズ直営店)で使用する電力をグリーン電力証書を利用して100自然エネルギーに切替詳しくはユニリーバジャパンのウェブサイトをご覧ください
httpswwwunilevercojp
![Page 9: 2018 Corporate Brochure Unilever Japan · 企業行動原則 ユニリーバでは、誠実を旨とし、事業に 関連する人々の権利を尊重しながら行動 することで社会的評価を得](https://reader030.vdocuments.net/reader030/viewer/2022021702/5cb9995f88c993af7a8c166a/html5/thumbnails/9.jpg)
組織と人材開発
すべての社員がいきいきと働き成長できる組織へユニリーバはすべての社員が自分らしくいきいきと働き能力を最大限発揮することがビジネス成長の基盤だと考えています
ビジョンを実現する人材組織 ダイバーシティ ampインクリュージョン(多様性の
受容)はユニリーバの重要なビジネス戦略の一
つです多様な人材が自分らしくいきいきと働け
る組織であることは社員一人ひとりが能力を最
大限発揮し 190カ国の消費者の皆さまの多様な
ニーズや環境社会の課題に対応して企業として
の成長を実現するために欠かせないものだからで
すそのためさまざまな個性を持つ社員がお互
いに信頼しあい補いあい刺激しあって相乗効
果を生める組織づくりを進めるとともに社員の
成長がビジネス成長につながるような人材育成
活用を行っています
その一環として世界各国でジェンダーダイ
バーシティへの取り組みを進めていますユニリ
ーバの製品の主な購買者使用者は女性です女
性管理職を増やし重要な意思決定の場でのジェ
ンダーバランスを図ることはビジネス上の優先
課題なのです私たちの目標は 2020年までに世
界全体で女性管理職比率を 50にすること世界
共通の「企業行動原則」や公正な人事評価制度を
基盤に多様な働き方を可能にする制度の導入や
メンタリングネットワーキングなどの取り組みを
行っていますまた男性とともにジェンダー平等
をめざす UN Womenの連帯ムーブメント「HeForShe」
に賛同し社外にも働きかけています
女性管理職比率(課長職以上)
グローバル 47
日本 37
09
1 2017年12月現在 2 2018年1月現在
1
2
世界共通の人事評価制度
業務遂行に必要な資格と能力によって
のみ社員を採用雇用昇進させることを
「企業行動原則」に掲げそれに基づいた
人事評価制度を導入しています社員の
業績や資格能力は社員本人と上司の話
し合いと多角的なフィードバックで公正に
評価します性別国籍年齢など業務に
関係のない属性で評価することは一切あ
りませんこうした枠組みが世界中で共有
されていることで国を越えた人材育成
活用が可能になっています
いつでもどこでも自分の未来を考えられる「UFLP365」
ユニリーバジャパンの新卒採用「
(ユニリーバフューチャーリ
ーダーズプログラム 365)では大学 1年生
から既卒 3年以内の方までを対象にいつ
UFLP365」
でも世界中どこからでも応募できる通年
採用を実施しています入社後にはすべ
ての社員が人生の目的や自らの強みを見
つめ直しライフプランの一環としてキャ
リアプランを明文化共有する機会を設け
ていますそれに加えてグローバルのプ
ログラムやカリキュラムを活用し社員の
教育能力開発を体系的にサポート若い
うちから責任ある仕事を任せることで早
い段階で管理職になれるような人材育成
を行っています
いつでもどこでも働ける新しい働き方「WAA」
働き方の多様性を広げることですべて
の社員がそれぞれのライフスタイルを継続
して楽しみながら生産性を上げられるよ
うにしています日本では社員が働く場所
時間を自由に選べる新しい働き方「 WA A」
(Work from Anywhere and Anytime)を導
入しましたこの制度では上司に申請す
れば理由を問わず会社以外の場所でも
勤務できますまた平日の 6時~21時の間
で自由に勤務時間や休憩時間を決められ
ます全社員が対象で 1期間や日数の制
限もありません導入以来多くの社員に
活用されています
LGBT2への取り組み
世界共通の「企業行動原則」で性自認
や性的指向による差別も禁じるとともに
匿名で相談できる窓口を設けています日
本でも LGBT向けプログラムとして「ユニ
リーバプライドジャパン」を立ち上げ
福利厚生制度の同性パートナーへの拡大
アライコミュニティによる活動などを進め
ています LGBT向けの取り組みを評価す
る日本初の指標である「 PRIDE指標」では
2年連続で最高評価の「ゴールド」を受賞
しました
1 工場を除く2 LGBTとはレズビアン(Lesbian)ゲイ( Gay)バイ
セクシュアル( Bisexual)トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をと
った言葉で性的マイノリティの総称の1つです性的マイノリティ(性的指
向性自認に関するマイノリティ)には LGBT以外の多様なアイデンティティ
を持つ方もおられます
ユニリーバとユニリーバジャパンの歴史
グローバルに生まれ日本で育って50年世界最大級の消費財メーカーユニリーバグループの一員として日本の文化と生活に根差した製品で日本の毎日の暮らしとともに成長してきました
1880年代英国でユニリーバの前身リーバブラザーズが「サンライト」という石鹸を発売清潔や衛生への意識がまだ低かったビクトリア時代の英国に「からだをきれいにする」「家をきれいにする」という新しい習慣を生み根づかせていきました
1930年代1930年リーバブラザーズとオランダのマーガリンユニの合併によりユニリーバが誕生します
1940年代第二次世界大戦によってユニリーバの国や地域を越えたビジネスを分断されましたしかし研究開発に力を注ぐとともにそれぞれの国や地域で高い独立性を持ちながらその地の消費者のニーズに応える製品を作りつづけました
1950年代世界経済が急速に復興する中アフリカ諸国に市場を開拓さらに科学技術の発展に伴って研究所を各地に設置し研究開発に積極的に取り組むようになります1955年には初めてテレビCMを放映し人気を博しました
1960年代活気づく世界経済とますます豊かになる暮らしを追い風にビジネスの拡大と多角化をめざしてさまざまな分野に挑戦1960年代半ばにはビジネスの再編成を行いこれによって国や地域を越えてブランドを育てることができるようになりました
1970年代1971年には「リプトン」ブランドが加わり世界最大級の紅茶メーカーになったほか消費者ニーズを先取りするブランドを相次いで誕生させますまた包装運輸などの分野でもビジネスの構築をはかりました
1980年代1980年代の初めプラスチック包装運輸など多角化していたビジネスを消費財の分野へ集中させることを決意しますブランドを通して消費者に輝きをお届けする-ユニリーバは世界最大級の消費財メーカーとして新しいスタートを切りました
1880年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代1964年(昭和39年)
1966年(昭和41年)
1970年代
1972年(昭和47年)
1974年(昭和49年)
1976年(昭和51年)
1977年(昭和52年)1980年代
1980年(昭和55年)
1981年(昭和56年)
1982年(昭和57年)
1984年(昭和59年)
1986年(昭和61年)
1987年(昭和62年)
3月ユニリーバと豊年精油(株)の合弁により豊年リーバ(株)を設立
1月初めての製品「ブラックホワイトピックラード」を発売9月マーガリンの「ラーマ」を販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の輸入販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の国産製造開始
4月「サンシルク」を発売しヘアケア製品分野へ進出
3月社名変更により日本リーバインダストリーズ(株)に改称
4月クリームクレンザー「ジフ」を発売ホームケア製品分野へ進出11月本社を渋谷に移転
11月除菌クリーナー「ドメスト」を発売
2月社名変更により日本リーバ(株)となる
9月ヘアケア製品「ティモテ」を発売
4月柔軟仕上げ剤「ファーファ」を発売7月新たにニッポンリーバBVと日本リーバ株式会社の2社体制を確立その企業体を日本リーバと総称する
7月チーズブローポンズと合併し「ポンズ」「ヴァセリン」を加えてスキンケア製品分野へ進出
10
1990年代ビジネスの核を消費財に絞り込むことで
コアブランドが成長また世界で環境問題や食の安全
に対する意識が高まる中自然環境の保全や食の安全を
守るための持続可能なビジネスに向けての取り組みも
始めました
2000年代新しい世紀を迎え世界最大級の消費財
メーカーとしての姿を確立それとともに衛生食環
境経済発展の支援を中心にした取り組みをさらに進
めました
2010年代「よりよい明日を創るために」という新ビジ
ョンのもと2010年に「ユニリーバサステナブルリ
ビングプラン」を発表成長とサステナビリティの両立
をめざしています
1989年(平成元年)
1990年代
1996年(平成8年)
1997年(平成9年)
1998年(平成10年)
1999年(平成11年)
2000年代
2000年(平成12年)
2001年(平成13年)
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2007年(平成19年)
2009年(平成21年)
2010年代
2011年(平成23年)
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
4月「ラックス」ブランドをヘアケア市場に拡大10月ヘアケアブランド「ラックス スーパーリッチ」を発売
1月宇都宮に日本リーバ イノベーションセンターをオープン3月制汗デオドラント「レセナ」発売
9月相模原工場がTPM優秀賞を受賞
2月「ポンズダブルホワイト」発売
2月固形洗浄料洗顔料「ダヴ」発売3月相模原工場がISO9002を取得9月ヘアケアブランド「モッズヘア」発売
4月相模原工場がISO14001を取得7月「リプトン」と「ブルックボンド」の紅茶事業を統合しBBLジャパン(株)にニッポンリーバBVを日本リーバ株式会社に統合
9月「ダヴ」ブランドをヘアケア市場にも拡大
5月本社を中目黒に移転
9月静岡工場がISO14001を取得
12月日本リーバ サプライチェーンがTPM特別賞を受賞静岡工場がTPM優秀賞を受賞
6月日本リーバ株式会社をユニリーバジャパン株式会社に社名変更BBLジャパン株式会社をユニリーバジャパンビバレッジ株式会社に社名変更
3月男性用のフレグランスボディスプレー「アックス」を発売
10月ユニリーバジャパンホールディングス株式会社がユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社等4社を100子会社とする持株会社制に移行しました計4社を「ユニリーバジャパン」と総称しています
4月すべての自社工場でゼロランドフィルを達成10月研究開発拠点を神奈川に移転し「ユニリーバジャパン研究開発センター」をオープン
4月プレミアムアイスクリームブランド「ベンジェリーズ」の旗艦店を表参道にオープン9月「リプトン イエローラベル」などに使用する茶葉を100レインフォレストアライアンス認証に切替
4月ヘアケアブランド「ティモテ」を再発売 3月日本での設立50周年
4月ヘアケアブランド「クリア」を発売
11月日本国内で使用する電力を100自然エネルギーに切替 1
1)日本国内の全事業所(本社研究所自社工場全国の営業所リプトンおよびベンampジェリーズ直営店)で使用する電力をグリーン電力証書を利用して100自然エネルギーに切替詳しくはユニリーバジャパンのウェブサイトをご覧ください
httpswwwunilevercojp
![Page 10: 2018 Corporate Brochure Unilever Japan · 企業行動原則 ユニリーバでは、誠実を旨とし、事業に 関連する人々の権利を尊重しながら行動 することで社会的評価を得](https://reader030.vdocuments.net/reader030/viewer/2022021702/5cb9995f88c993af7a8c166a/html5/thumbnails/10.jpg)
世界共通の人事評価制度
業務遂行に必要な資格と能力によって
のみ社員を採用雇用昇進させることを
「企業行動原則」に掲げそれに基づいた
人事評価制度を導入しています社員の
業績や資格能力は社員本人と上司の話
し合いと多角的なフィードバックで公正に
評価します性別国籍年齢など業務に
関係のない属性で評価することは一切あ
りませんこうした枠組みが世界中で共有
されていることで国を越えた人材育成
活用が可能になっています
いつでもどこでも自分の未来を考えられる「UFLP365」
ユニリーバジャパンの新卒採用「
(ユニリーバフューチャーリ
ーダーズプログラム 365)では大学 1年生
から既卒 3年以内の方までを対象にいつ
UFLP365」
でも世界中どこからでも応募できる通年
採用を実施しています入社後にはすべ
ての社員が人生の目的や自らの強みを見
つめ直しライフプランの一環としてキャ
リアプランを明文化共有する機会を設け
ていますそれに加えてグローバルのプ
ログラムやカリキュラムを活用し社員の
教育能力開発を体系的にサポート若い
うちから責任ある仕事を任せることで早
い段階で管理職になれるような人材育成
を行っています
いつでもどこでも働ける新しい働き方「WAA」
働き方の多様性を広げることですべて
の社員がそれぞれのライフスタイルを継続
して楽しみながら生産性を上げられるよ
うにしています日本では社員が働く場所
時間を自由に選べる新しい働き方「 WA A」
(Work from Anywhere and Anytime)を導
入しましたこの制度では上司に申請す
れば理由を問わず会社以外の場所でも
勤務できますまた平日の 6時~21時の間
で自由に勤務時間や休憩時間を決められ
ます全社員が対象で 1期間や日数の制
限もありません導入以来多くの社員に
活用されています
LGBT2への取り組み
世界共通の「企業行動原則」で性自認
や性的指向による差別も禁じるとともに
匿名で相談できる窓口を設けています日
本でも LGBT向けプログラムとして「ユニ
リーバプライドジャパン」を立ち上げ
福利厚生制度の同性パートナーへの拡大
アライコミュニティによる活動などを進め
ています LGBT向けの取り組みを評価す
る日本初の指標である「 PRIDE指標」では
2年連続で最高評価の「ゴールド」を受賞
しました
1 工場を除く2 LGBTとはレズビアン(Lesbian)ゲイ( Gay)バイ
セクシュアル( Bisexual)トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をと
った言葉で性的マイノリティの総称の1つです性的マイノリティ(性的指
向性自認に関するマイノリティ)には LGBT以外の多様なアイデンティティ
を持つ方もおられます
ユニリーバとユニリーバジャパンの歴史
グローバルに生まれ日本で育って50年世界最大級の消費財メーカーユニリーバグループの一員として日本の文化と生活に根差した製品で日本の毎日の暮らしとともに成長してきました
1880年代英国でユニリーバの前身リーバブラザーズが「サンライト」という石鹸を発売清潔や衛生への意識がまだ低かったビクトリア時代の英国に「からだをきれいにする」「家をきれいにする」という新しい習慣を生み根づかせていきました
1930年代1930年リーバブラザーズとオランダのマーガリンユニの合併によりユニリーバが誕生します
1940年代第二次世界大戦によってユニリーバの国や地域を越えたビジネスを分断されましたしかし研究開発に力を注ぐとともにそれぞれの国や地域で高い独立性を持ちながらその地の消費者のニーズに応える製品を作りつづけました
1950年代世界経済が急速に復興する中アフリカ諸国に市場を開拓さらに科学技術の発展に伴って研究所を各地に設置し研究開発に積極的に取り組むようになります1955年には初めてテレビCMを放映し人気を博しました
1960年代活気づく世界経済とますます豊かになる暮らしを追い風にビジネスの拡大と多角化をめざしてさまざまな分野に挑戦1960年代半ばにはビジネスの再編成を行いこれによって国や地域を越えてブランドを育てることができるようになりました
1970年代1971年には「リプトン」ブランドが加わり世界最大級の紅茶メーカーになったほか消費者ニーズを先取りするブランドを相次いで誕生させますまた包装運輸などの分野でもビジネスの構築をはかりました
1980年代1980年代の初めプラスチック包装運輸など多角化していたビジネスを消費財の分野へ集中させることを決意しますブランドを通して消費者に輝きをお届けする-ユニリーバは世界最大級の消費財メーカーとして新しいスタートを切りました
1880年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代1964年(昭和39年)
1966年(昭和41年)
1970年代
1972年(昭和47年)
1974年(昭和49年)
1976年(昭和51年)
1977年(昭和52年)1980年代
1980年(昭和55年)
1981年(昭和56年)
1982年(昭和57年)
1984年(昭和59年)
1986年(昭和61年)
1987年(昭和62年)
3月ユニリーバと豊年精油(株)の合弁により豊年リーバ(株)を設立
1月初めての製品「ブラックホワイトピックラード」を発売9月マーガリンの「ラーマ」を販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の輸入販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の国産製造開始
4月「サンシルク」を発売しヘアケア製品分野へ進出
3月社名変更により日本リーバインダストリーズ(株)に改称
4月クリームクレンザー「ジフ」を発売ホームケア製品分野へ進出11月本社を渋谷に移転
11月除菌クリーナー「ドメスト」を発売
2月社名変更により日本リーバ(株)となる
9月ヘアケア製品「ティモテ」を発売
4月柔軟仕上げ剤「ファーファ」を発売7月新たにニッポンリーバBVと日本リーバ株式会社の2社体制を確立その企業体を日本リーバと総称する
7月チーズブローポンズと合併し「ポンズ」「ヴァセリン」を加えてスキンケア製品分野へ進出
10
1990年代ビジネスの核を消費財に絞り込むことで
コアブランドが成長また世界で環境問題や食の安全
に対する意識が高まる中自然環境の保全や食の安全を
守るための持続可能なビジネスに向けての取り組みも
始めました
2000年代新しい世紀を迎え世界最大級の消費財
メーカーとしての姿を確立それとともに衛生食環
境経済発展の支援を中心にした取り組みをさらに進
めました
2010年代「よりよい明日を創るために」という新ビジ
ョンのもと2010年に「ユニリーバサステナブルリ
ビングプラン」を発表成長とサステナビリティの両立
をめざしています
1989年(平成元年)
1990年代
1996年(平成8年)
1997年(平成9年)
1998年(平成10年)
1999年(平成11年)
2000年代
2000年(平成12年)
2001年(平成13年)
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2007年(平成19年)
2009年(平成21年)
2010年代
2011年(平成23年)
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
4月「ラックス」ブランドをヘアケア市場に拡大10月ヘアケアブランド「ラックス スーパーリッチ」を発売
1月宇都宮に日本リーバ イノベーションセンターをオープン3月制汗デオドラント「レセナ」発売
9月相模原工場がTPM優秀賞を受賞
2月「ポンズダブルホワイト」発売
2月固形洗浄料洗顔料「ダヴ」発売3月相模原工場がISO9002を取得9月ヘアケアブランド「モッズヘア」発売
4月相模原工場がISO14001を取得7月「リプトン」と「ブルックボンド」の紅茶事業を統合しBBLジャパン(株)にニッポンリーバBVを日本リーバ株式会社に統合
9月「ダヴ」ブランドをヘアケア市場にも拡大
5月本社を中目黒に移転
9月静岡工場がISO14001を取得
12月日本リーバ サプライチェーンがTPM特別賞を受賞静岡工場がTPM優秀賞を受賞
6月日本リーバ株式会社をユニリーバジャパン株式会社に社名変更BBLジャパン株式会社をユニリーバジャパンビバレッジ株式会社に社名変更
3月男性用のフレグランスボディスプレー「アックス」を発売
10月ユニリーバジャパンホールディングス株式会社がユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社等4社を100子会社とする持株会社制に移行しました計4社を「ユニリーバジャパン」と総称しています
4月すべての自社工場でゼロランドフィルを達成10月研究開発拠点を神奈川に移転し「ユニリーバジャパン研究開発センター」をオープン
4月プレミアムアイスクリームブランド「ベンジェリーズ」の旗艦店を表参道にオープン9月「リプトン イエローラベル」などに使用する茶葉を100レインフォレストアライアンス認証に切替
4月ヘアケアブランド「ティモテ」を再発売 3月日本での設立50周年
4月ヘアケアブランド「クリア」を発売
11月日本国内で使用する電力を100自然エネルギーに切替 1
1)日本国内の全事業所(本社研究所自社工場全国の営業所リプトンおよびベンampジェリーズ直営店)で使用する電力をグリーン電力証書を利用して100自然エネルギーに切替詳しくはユニリーバジャパンのウェブサイトをご覧ください
httpswwwunilevercojp
![Page 11: 2018 Corporate Brochure Unilever Japan · 企業行動原則 ユニリーバでは、誠実を旨とし、事業に 関連する人々の権利を尊重しながら行動 することで社会的評価を得](https://reader030.vdocuments.net/reader030/viewer/2022021702/5cb9995f88c993af7a8c166a/html5/thumbnails/11.jpg)
ユニリーバとユニリーバジャパンの歴史
グローバルに生まれ日本で育って50年世界最大級の消費財メーカーユニリーバグループの一員として日本の文化と生活に根差した製品で日本の毎日の暮らしとともに成長してきました
1880年代英国でユニリーバの前身リーバブラザーズが「サンライト」という石鹸を発売清潔や衛生への意識がまだ低かったビクトリア時代の英国に「からだをきれいにする」「家をきれいにする」という新しい習慣を生み根づかせていきました
1930年代1930年リーバブラザーズとオランダのマーガリンユニの合併によりユニリーバが誕生します
1940年代第二次世界大戦によってユニリーバの国や地域を越えたビジネスを分断されましたしかし研究開発に力を注ぐとともにそれぞれの国や地域で高い独立性を持ちながらその地の消費者のニーズに応える製品を作りつづけました
1950年代世界経済が急速に復興する中アフリカ諸国に市場を開拓さらに科学技術の発展に伴って研究所を各地に設置し研究開発に積極的に取り組むようになります1955年には初めてテレビCMを放映し人気を博しました
1960年代活気づく世界経済とますます豊かになる暮らしを追い風にビジネスの拡大と多角化をめざしてさまざまな分野に挑戦1960年代半ばにはビジネスの再編成を行いこれによって国や地域を越えてブランドを育てることができるようになりました
1970年代1971年には「リプトン」ブランドが加わり世界最大級の紅茶メーカーになったほか消費者ニーズを先取りするブランドを相次いで誕生させますまた包装運輸などの分野でもビジネスの構築をはかりました
1980年代1980年代の初めプラスチック包装運輸など多角化していたビジネスを消費財の分野へ集中させることを決意しますブランドを通して消費者に輝きをお届けする-ユニリーバは世界最大級の消費財メーカーとして新しいスタートを切りました
1880年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代1964年(昭和39年)
1966年(昭和41年)
1970年代
1972年(昭和47年)
1974年(昭和49年)
1976年(昭和51年)
1977年(昭和52年)1980年代
1980年(昭和55年)
1981年(昭和56年)
1982年(昭和57年)
1984年(昭和59年)
1986年(昭和61年)
1987年(昭和62年)
3月ユニリーバと豊年精油(株)の合弁により豊年リーバ(株)を設立
1月初めての製品「ブラックホワイトピックラード」を発売9月マーガリンの「ラーマ」を販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の輸入販売開始
3月化粧石鹸「ラックス」の国産製造開始
4月「サンシルク」を発売しヘアケア製品分野へ進出
3月社名変更により日本リーバインダストリーズ(株)に改称
4月クリームクレンザー「ジフ」を発売ホームケア製品分野へ進出11月本社を渋谷に移転
11月除菌クリーナー「ドメスト」を発売
2月社名変更により日本リーバ(株)となる
9月ヘアケア製品「ティモテ」を発売
4月柔軟仕上げ剤「ファーファ」を発売7月新たにニッポンリーバBVと日本リーバ株式会社の2社体制を確立その企業体を日本リーバと総称する
7月チーズブローポンズと合併し「ポンズ」「ヴァセリン」を加えてスキンケア製品分野へ進出
10
1990年代ビジネスの核を消費財に絞り込むことで
コアブランドが成長また世界で環境問題や食の安全
に対する意識が高まる中自然環境の保全や食の安全を
守るための持続可能なビジネスに向けての取り組みも
始めました
2000年代新しい世紀を迎え世界最大級の消費財
メーカーとしての姿を確立それとともに衛生食環
境経済発展の支援を中心にした取り組みをさらに進
めました
2010年代「よりよい明日を創るために」という新ビジ
ョンのもと2010年に「ユニリーバサステナブルリ
ビングプラン」を発表成長とサステナビリティの両立
をめざしています
1989年(平成元年)
1990年代
1996年(平成8年)
1997年(平成9年)
1998年(平成10年)
1999年(平成11年)
2000年代
2000年(平成12年)
2001年(平成13年)
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2007年(平成19年)
2009年(平成21年)
2010年代
2011年(平成23年)
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
4月「ラックス」ブランドをヘアケア市場に拡大10月ヘアケアブランド「ラックス スーパーリッチ」を発売
1月宇都宮に日本リーバ イノベーションセンターをオープン3月制汗デオドラント「レセナ」発売
9月相模原工場がTPM優秀賞を受賞
2月「ポンズダブルホワイト」発売
2月固形洗浄料洗顔料「ダヴ」発売3月相模原工場がISO9002を取得9月ヘアケアブランド「モッズヘア」発売
4月相模原工場がISO14001を取得7月「リプトン」と「ブルックボンド」の紅茶事業を統合しBBLジャパン(株)にニッポンリーバBVを日本リーバ株式会社に統合
9月「ダヴ」ブランドをヘアケア市場にも拡大
5月本社を中目黒に移転
9月静岡工場がISO14001を取得
12月日本リーバ サプライチェーンがTPM特別賞を受賞静岡工場がTPM優秀賞を受賞
6月日本リーバ株式会社をユニリーバジャパン株式会社に社名変更BBLジャパン株式会社をユニリーバジャパンビバレッジ株式会社に社名変更
3月男性用のフレグランスボディスプレー「アックス」を発売
10月ユニリーバジャパンホールディングス株式会社がユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社等4社を100子会社とする持株会社制に移行しました計4社を「ユニリーバジャパン」と総称しています
4月すべての自社工場でゼロランドフィルを達成10月研究開発拠点を神奈川に移転し「ユニリーバジャパン研究開発センター」をオープン
4月プレミアムアイスクリームブランド「ベンジェリーズ」の旗艦店を表参道にオープン9月「リプトン イエローラベル」などに使用する茶葉を100レインフォレストアライアンス認証に切替
4月ヘアケアブランド「ティモテ」を再発売 3月日本での設立50周年
4月ヘアケアブランド「クリア」を発売
11月日本国内で使用する電力を100自然エネルギーに切替 1
1)日本国内の全事業所(本社研究所自社工場全国の営業所リプトンおよびベンampジェリーズ直営店)で使用する電力をグリーン電力証書を利用して100自然エネルギーに切替詳しくはユニリーバジャパンのウェブサイトをご覧ください
httpswwwunilevercojp
![Page 12: 2018 Corporate Brochure Unilever Japan · 企業行動原則 ユニリーバでは、誠実を旨とし、事業に 関連する人々の権利を尊重しながら行動 することで社会的評価を得](https://reader030.vdocuments.net/reader030/viewer/2022021702/5cb9995f88c993af7a8c166a/html5/thumbnails/12.jpg)
1990年代ビジネスの核を消費財に絞り込むことで
コアブランドが成長また世界で環境問題や食の安全
に対する意識が高まる中自然環境の保全や食の安全を
守るための持続可能なビジネスに向けての取り組みも
始めました
2000年代新しい世紀を迎え世界最大級の消費財
メーカーとしての姿を確立それとともに衛生食環
境経済発展の支援を中心にした取り組みをさらに進
めました
2010年代「よりよい明日を創るために」という新ビジ
ョンのもと2010年に「ユニリーバサステナブルリ
ビングプラン」を発表成長とサステナビリティの両立
をめざしています
1989年(平成元年)
1990年代
1996年(平成8年)
1997年(平成9年)
1998年(平成10年)
1999年(平成11年)
2000年代
2000年(平成12年)
2001年(平成13年)
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2007年(平成19年)
2009年(平成21年)
2010年代
2011年(平成23年)
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
4月「ラックス」ブランドをヘアケア市場に拡大10月ヘアケアブランド「ラックス スーパーリッチ」を発売
1月宇都宮に日本リーバ イノベーションセンターをオープン3月制汗デオドラント「レセナ」発売
9月相模原工場がTPM優秀賞を受賞
2月「ポンズダブルホワイト」発売
2月固形洗浄料洗顔料「ダヴ」発売3月相模原工場がISO9002を取得9月ヘアケアブランド「モッズヘア」発売
4月相模原工場がISO14001を取得7月「リプトン」と「ブルックボンド」の紅茶事業を統合しBBLジャパン(株)にニッポンリーバBVを日本リーバ株式会社に統合
9月「ダヴ」ブランドをヘアケア市場にも拡大
5月本社を中目黒に移転
9月静岡工場がISO14001を取得
12月日本リーバ サプライチェーンがTPM特別賞を受賞静岡工場がTPM優秀賞を受賞
6月日本リーバ株式会社をユニリーバジャパン株式会社に社名変更BBLジャパン株式会社をユニリーバジャパンビバレッジ株式会社に社名変更
3月男性用のフレグランスボディスプレー「アックス」を発売
10月ユニリーバジャパンホールディングス株式会社がユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社等4社を100子会社とする持株会社制に移行しました計4社を「ユニリーバジャパン」と総称しています
4月すべての自社工場でゼロランドフィルを達成10月研究開発拠点を神奈川に移転し「ユニリーバジャパン研究開発センター」をオープン
4月プレミアムアイスクリームブランド「ベンジェリーズ」の旗艦店を表参道にオープン9月「リプトン イエローラベル」などに使用する茶葉を100レインフォレストアライアンス認証に切替
4月ヘアケアブランド「ティモテ」を再発売 3月日本での設立50周年
4月ヘアケアブランド「クリア」を発売
11月日本国内で使用する電力を100自然エネルギーに切替 1
1)日本国内の全事業所(本社研究所自社工場全国の営業所リプトンおよびベンampジェリーズ直営店)で使用する電力をグリーン電力証書を利用して100自然エネルギーに切替詳しくはユニリーバジャパンのウェブサイトをご覧ください
httpswwwunilevercojp