4. pc端末サービスの利用方法13 p c端末 4.4. windows...

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10 4. PC 端末サービスの利用方法 4.1. PC 端末サービス 教育用コンピュータシステムではパーソナルコンピュータ (PC) 端末約 1,400 台を学術情報メディアセンター南館マルチメ ディア演習室、オープンスペースラボラトリ(OSL)および各 学部のサテライトなど学内 26 箇所に設置しています。これらの PC 端末では Windows 7 が利用できます。また、Windows 7 に インストールしている Virtual Box という仮想化ソフトウェアを利 用して Linux も利用できます。 各利用者のファイルはメディアセンター南館内に設置されて いるファイルサーバに格納されており、ネットワークを介して、 PC 端末から各自のファイルや設定が利用できます。各自のファ イルは特別な設定をしない限り、他の利用者にアクセスされる ことはありません。 また、サテライトや OSL などにはネットワークに接続された レーザプリンタが設置されており、最寄りの PC 端末から印刷す ることができます。 ◆サテライト 各学部に設置されている端末室です。学部での授業などに利 用されています。開室時間や利用可能な利用者の条件などは学 部により異なっています。サテライトの配置などは付録 -6. を参 照してください。 ◆オープンスペースラボラトリ (OSL) メディアセンター南館 1 階、メディアセンター北館 2 階、附 属図書館 3 階、吉田南総合図書館 2 階、桂キャンパス船井交流 センターに設置されている PC 端末室です。これらは授業では利 用されず、自習用に利用できます。 メディアセンター南館には大学院生がティーチング・アシス タント (TA) として勤務しており、利用者の皆さんからの質問な どに対応しています。 ◆マルチメディア演習室 メディアセンター南館 2 階、3 階に設けられた PC 端末やプレ ゼンテーション用プロジェクタを有する演習室です。全学共通 科目を中心に情報教育の授業などに利用されています。

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4. PC 端末サービスの利用方法

4.1. PC 端末サービス 教育用コンピュータシステムではパーソナルコンピュータ

(PC) 端末約 1,400 台を学術情報メディアセンター南館マルチメ

ディア演習室、オープンスペースラボラトリ(OSL)および各

学部のサテライトなど学内 26箇所に設置しています。これらの

PC 端末ではWindows 7 が利用できます。また、Windows 7 に

インストールしているVirtual Box という仮想化ソフトウェアを利

用して Linux も利用できます。

 各利用者のファイルはメディアセンター南館内に設置されて

いるファイルサーバに格納されており、ネットワークを介して、

PC 端末から各自のファイルや設定が利用できます。各自のファ

イルは特別な設定をしない限り、他の利用者にアクセスされる

ことはありません。

 また、サテライトやOSL などにはネットワークに接続された

レーザプリンタが設置されており、最寄りの PC 端末から印刷す

ることができます。

◆サテライト

 各学部に設置されている端末室です。学部での授業などに利

用されています。開室時間や利用可能な利用者の条件などは学

部により異なっています。サテライトの配置などは付録 -6. を参

照してください。

◆オープンスペースラボラトリ (OSL)

 メディアセンター南館 1 階、メディアセンター北館 2階、附

属図書館 3 階、吉田南総合図書館 2 階、桂キャンパス船井交流

センターに設置されている PC 端末室です。これらは授業では利

用されず、自習用に利用できます。

 メディアセンター南館には大学院生がティーチング・アシス

タント (TA) として勤務しており、利用者の皆さんからの質問な

どに対応しています。

◆マルチメディア演習室

 メディアセンター南館 2 階、3 階に設けられた PC端末やプレ

ゼンテーション用プロジェクタを有する演習室です。全学共通

科目を中心に情報教育の授業などに利用されています。

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PC端末

4.2. PC 端末の利用を始める

この他、操作でわからないことがあるときは、メディアセンター南館OSL にいる TAにお尋ねください。

起動処理が始まります。②

・ カチッと1回押して、 すぐはなす…クリック・ カチカチッと二回押す …ダブルクリック

クリックとは?

ディスプレイ

キーボード マウス

PC本体

ここを押して電源を入れます

電源ランプ電源ON 緑電源OFF 消灯

右クリック

左クリックログイン画面が表示されるまで、

しばらくお待ちください。

PCの電源を入れます。

ユーザー名とパスワードを入力しログオンします。

ユーザー名には ECS-ID を入力します。

「a0XXXXXX」という 8桁のものです。 ※「X」には数字が入ります。

パスワードには ECS-ID に対応するものを入力してください。

ECS-ID の有効化はこのボタンから可能です。

全学生共通ポータルを開くことができます。※Web の閲覧や各種ソフトウェアの利用は  このボタンからはできません。

入力が終わったら「ログオン」を押してください。

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① 自分で起動したアプリケーションを全て終了します。

② [スタート]→[シャットダウン]でシャットダウン を選択して[OK]を押してください。

③ これで利用終了の操作は完了です。

4.3. PC 端末の利用を終了する

注意 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 ・ログオンしたまま立ち去らないでください。 他の人に悪用される恐れがあります。

 ・終了時に、電源ボタンを押して電源を切ってはいけません。

  正常なシャットダウン処理が行われず、データの保存が行われません。

 ・一定時間操作をしない場合、画面に何も表示されなくなり、Windows のロックがかかります。

  ロック状態でしばらく放置するとログオフを行います。注意してください。

 ・PC端末の利用をを終了する際には、シャットダウンが完了したことを確認してください。シャットダウンに失敗

していることがあります。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

混雑時や他の利用者が待っているときは

[ 再起動 ] を選択してください。

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PC端末

4.4. Windows 7 って何ができるの?

タスクバーです。

スタートボタンです。

ここから色々なアプリケーションを使うことができます。

情報セキュリティ e-Learningの受講へ進みます。詳しくは「3.4.

情報セキュリティ e-Learning の受講」を参照してください。

全学共通ポータルサイトのトップページへ進みます。詳しくは

「7. 全学生共通ポータルを使ったログイン」を参照してください。

情報環境機構のよくある質問のWebページが表示されま

す。操作中に困ったら参考にしてください。

学生用メールサービスが利用できます。

詳しくは 「8. 学生用メールサービスの利用方法」を参照してください。

Linux のログイン画面が出ます。詳しくは「4.5. Linux って何が

できるの?」を参照してください。

ファイルの保存ができます。

詳しくは「4.4.1. ファイルの保存」を参照してください。

マイドキュメントの使用容量が分かります。

ここからプリントジョブの確認 / 削除ができます。

※クリックするとECS-ID でのログイン画面が表示されます。

ここからあなたの印刷枚数確認ができます。

※クリックするとECS-ID でのログイン画面が表示されます。

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最小化

ウィンドウが小さくなリタスクバーに移動します。

最大化

ウィンドウが画面いっぱいに広がります。

閉じる

ウィンドウを閉じます。

削除したいファイルを入れます。タスクトレイです。

外部機器が接続されているとこのようなアイコンが出ます。

詳しくは「4.6. USB 機器の使い方」を参照してください。

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PC端末

4.4.1. ファイルの保存 

 ファイルを保存するときは以下の場所に保存してください。

・ M ドライブ([マイコンピュータ]→[Home Directory (M:)])

・ デスクトップのマイドキュメント

  (マイドキュメントとM ドライブは同じものです)

・外部記憶メディア(フラッシュメモリ等)

 教育用コンピュータシステムでは、利用者が作成した各種の

ファイルを保存する場所として、ネットワーク上のディスクを用

意しています。このディスクはデスクトップの「マイドキュメン

ト」と「M ドライブ」を指します。ネットワーク上のディスク

にファイルを保存することにより、どの PC 端末を利用しても、

同じファイルを取り扱えます。ただし、ご利用いただけるファイ

ルのサイズは 300MBに制限しています。詳しくは「4.7.1. 使用

量の制限」をご覧ください。

 C ドライブ等上記以外の場所にファイルを保存した場合、

シャットダウンすると消えてしまいます。

注意 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

Windows 7 では英語、日本語以外のファイル名をつけないで

ください。ファイルの操作ができなくなる場合があります。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

4.4.2. サテライトでの印刷

 サテライトにはレーザープリンタが用意されており、利用者が

各種アプリケーションソフトから印刷できるようになっていま

す。

 教育用コンピュータシステムのプリンタは、印刷時に紙の左

下隅に ECS-ID が自動的に印刷されるようになっています。また、

利用可能な印刷枚数は年間 200 枚です。詳しくは「4.7.2. 使用

量の制限」の「プリンタ出力枚数」をご覧ください。

 プリンタを利用するには以下のようにします。

1. アプリケーションのメニューなどから[印刷プレビュー]で

 出力結果を確認します。

2. [印刷]を実行して印刷ダイアログを出します。

3. プリンタ名を「prXXY-XXX-JP」に設定します(X の部分には

 数字、Y の部分には英字が入ります。英数字は各端末室によっ

 て異なります)。

4. [印刷]ボタンをクリックします。

• 何も設定をしない場合、両面印刷になります。 片面印刷した

い場合は、ページ設定を行ってください。

4.4.3. OSL での印刷

 OSL にはレーザープリンタが用意されており、利用者が各種

アプリケーションソフトから印刷できるようになっています。

 OSL での印刷には IC カード化された学生証が必要です。

 プリンタを利用するには以下の手順に従ってください。

1. アプリケーションのメニューなどから[印刷プレビュー]

で出力結果を確認します。

2. [印刷]を実行して印刷ダイアログを出します。

3. プリンタ名が「Auth-by-Card-Printer」になっていることを

確認します。

4. [印刷]ボタンをクリックします。

5. プリンタの節電ボタンが緑色に点灯している場合は、節電

ボタンを押します。

6. プリンタに設置されてある、ICカードリーダにカードを

近づけます。液晶モニタの表示が「ICカードヲチカヅケ

テクダサイ」から「シヨウデキマス」に変わると印刷が開

始されます。

• 何も設定をしない場合、両面印刷になります。 片面印刷した

い場合は、ページ設定を行ってください。

• OSL およびサテライトでは用紙・トナー切れに気がついた方に

用紙・トナーを補充していただいています。

 用紙およびトナーの管理は各部局(主に学部等の事務室)が行っ

ていますので、ご面倒ですが各自で取りに行き、補充や交換を

行ってください。メディアセンター南館OSL では TA席まで取

りに来てください。

• プリンタの故障などを発見したときは、すみやか にメディア

センター南館OSL の TAまでご連絡ください。

注意 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 プリンタは毎日多くの学生が利用する大切な機器ですが、

一部の心ない利用者による乱用が目立ちます。むやみに大

量の印刷をしないなど、利用マナーを守るようお願いしま

す。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

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注意 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 教育用コンピュータシステムを利用した授業を受講している方

については、印刷枚数の制限を越えると授業中の印刷ができなく

なります。計画的なご利用を心がけていただくようお願い致しま

す。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥※ICカードをお持ちでない場合

ICカード化された学生証をお持ちでない場合、以下の方法で

印刷できます。

1. アプリケーションのメニューなどから[印刷プレビュー]で

 出力結果を確認する。

2. [印刷]を実行して印刷ダイアログを出す。

3. プリンタ名を「Auth-Free-Printer-XXXX」に設定します(XXXX

 の部分は英字で各端末室によって異なります)。

4. [印刷]ボタンをクリックする。

4.4.4. PDF ファイルを作る

 Word などの各種アプリケーションで作成したデータを PDF に

するためには以下の手順で行ってください。

1. アプリケーションのメニューなどから[印刷]を実行して印刷

 ダイアログを出す。

2.印刷したいページの範囲を指定する。

3. プリンタ名を「CubePDF」に設定する。

4. 「印刷」ボタンや「OK」ボタンをクリックする(アプリケーショ

ンによって異なります。画像はWord2010 のもの)。

5. 「CubePDF」のダイアログが表示されるので、「...」のボタン

 で保存先を選んで、適当なファイル名を付けてください。

6.「変換」ボタンをクリックします。

7.保存したPDFファイルを開いて、出力結果を確認してください。

注意 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

  PDF 形式の文書から一部を抽出して PDF ファイルを作る

 場合も Adobe Reader で同様の操作を行ってください。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

4.4.5. Web の閲覧

 Web は、テキスト、画像、音声など様々な形態の情報資源を

公開・閲覧できる世界規模の情報システムです。今や世界中の多

くの個人や団体がWeb 上で情報を提供しており、これらの情報

を検索するサービスなどを利用すれば、誰でも情報を得ることが

できます。

 これらWeb 上の情報資源は一般的に、Web ブラウザを通し

て閲覧します。教育用コンピュータシステムのWindows 7 で

は、Web ブラウザとしてMicrosoft Internet Explorer (IE) および

Mozilla Firefox を導入しています。

 IE は画面左下の[スタート]→[すべてのプログラム]→[Web

閲覧]→[Internet Explorer]、もしくはデスクトップ上のアイコ

ンのクリックで起動できます。

 Firefox は[スタート]→[すべてのプログラム]→[Web 閲覧]

→[Mozilla Firefox]で起動できます。

 Web ブラウザを起動すると、情報環境機構教育用コンピュー

タシステムWeb サイトのトップページが表示されます。[アド

レス]欄に表示されている「

」という文字列は、このページを指す名前です。こ

のような名前は URL と呼ばれます。[アドレス]欄に URL を入

力すると、その名前が指すWeb サイトを閲覧することができま

す。また画面上には、クリックすることで別のWeb サイトへジャ

ンプする「リンク」があります。リンクをクリックすることによ

り、参照されているWeb サイトを閲覧することができます。

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PC端末

4.4.6. アプリケーションソフトの紹介

 教育用コンピュータシステムのWindows 7 には、多くの便利

なアプリケーションソフトがインストールされています。利用可

能なソフトウェアは画面左下の[スタート]ボタンからプログラ

ムメニューをたどることで起動することができます。

 なお、すべての PC 端末に必ずしも同じアプリケーションが導

入されているわけではありませんのでご注意ください。契約ラ

イセンス数の都合上、全 PC 端末にインストールできないソフト

ウェアや、一部のサテライトでのみ提供されているソフトウェア

が存在しています。

 以下、インストールされているソフトの一部を紹介します。

Microsoft Office 2010

・Word:ワープロソフト

・Excel:表計算ソフト

・PowerPoint:プレゼンテーション用ソフト

・Access :データベース管理ソフト

LibreOffice

・Writer:ワープロソフト

・Calc:表計算ソフト

・Impress:プレゼンテーション用ソフト

・Draw:描画ソフト

・Math:数式エディタ

Linux

・Vine Linux 6

Web ブラウザ

・Internet Explorer

・Firefox

・Lynx

マルチメディアソフト

・IrfanView: 画像閲覧・調整・形式変換ソフト

・Dynamic Draw:図表の作成に向いたドローソフト

・Windows Media Player:音声動画再生ソフト

・Quick Time:音声動画再生ソフト

・Real Player:音声動画再生ソフト

文書処理ツール

・pLaTeX, dviout:TeX のコンパイラ、ビューア

・GhostScript, GhostView :PS/PDF 印刷・ファイル作成ソフト

・EasyTeX,TexWorks:

TeX の入力とコマンドの実行を簡単にするためのソフト

・Adobe Reader :PDF 閲覧ソフト

・CubePDF :仮想プリンタとして使う PDF 作成ツール

専門アプリケーション

・Maple:数式処理システムソフト

・SPSS:統計解析ソフト

・R :統計計算とグラフィクスのための言語 ・環境

・Mandara:地理情報分析支援システムソフト

テキストエディタ

Windows に標準的に入っている「メモ帳」のほか、以下のもの

を導入しています。

・TeraPad :基本的な機能のテキストエディタ

・Vim:Windows 版 vi

・Meadow:Windows 版 emacs

・秀丸:高機能のテキストエディタ

・サクラエディタ:テキストエディタ

プログラミング支援

・Microsoft Visual C++ Express Edition:C++ の開発環境

・Microsoft Visual C# Express Edition:C# の開発環境

・Microsoft Visual Basic Express Edition:Basic の開発環境

・Eclipse:Java の開発環境

・Perl:Perl のインタプリタ

・Python:Python のインタプリタ

・Ruby:Ruby のインタプリタ

ユーティリティ

・Type Trainer:タイピング練習ソフト

・Lhaplus:圧縮解凍ソフト

通信アプリケーション

・WinSCP:ファイル転送ソフト

・TeraTerm:ターミナルソフト

OSL でのみ、以下のアプリケーションが利用できます。

Adobe Web Premium CS4

・Adobe Illustrator CS4:ベクトルグラフィックソフト

・Adobe Photoshop CS4:画像編集ソフト

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4.5. Linux って何ができるの?

GNOME 端末文書の複製・削除などのファイル操作や、プリンタへの出力、色々なソフトを起動することができます。画面左上の [アプリケーション ]→ [システムツール]→ [GNOME端末]から起動できます。

Windows 7 と Linux の併用教育用コンピュータシステムでは、Linux も他のアプリケーションウィンドウと同様に扱うことができます。ここを右クリック、もしくは右上の最小化を押すことでWindows に戻ることがでます。

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PC端末

emacs代表的なテキストエディタです。

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「このシステムを今すぐシャットダウンしますか?」というダイ

アログが出てきますので、一番右の [ シャットダウン ] を選択し

て終了してください。

注意 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 この操作ではWindows はシャットダウンしません。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

4.5.3. GNOME 端末の起動

 コマンドを入力できる GNOME 端末を起動するには、

メニューバーの アイコンをクリックするか、[ アプリケー

ション ] → [ システムツール ] → [ 端末 ] を選択します。

4.5.4. 印刷

paper.txt というテキストファイルを印刷する場合、GNOME端末

等から

lpr paper.txt

と入力します。これにより各サテライトに設置されているプリン

タに出力されます。

ポストスクリプト形式のファイル(例えば paper.ps)も、

lpr paper.ps

と入力してください。

 この方法で印刷できない場合は、

lpr -P PRXXY-XXX-JP-PS paper.txt

と入力してください(Xは数字、Yは英字)。 部屋によって異

なります。プリンタ上部に貼ってあるテープを参考に入力してく

ださい。

上の例の場合、「PR18A-211」なので

lpr -P PR18A-211-JP-PS paper.txt

と入力することによって近くのプリンタから印刷ができます。

 なお、Linux からの印刷もWindows 7 からの印刷と合わせて

印刷枚数がカウントされます。

(「4.7.1. 使用量の制限」の「プリンタ出力枚数」を参照してくだい。)

 教育用コンピュータシステムではWindows 環境のほかに、UNIX 系 OS (Linux) の利用環境を提供しています。仮想化ソフト

ウェアである Oracle VM VirtualBox を起動することで Windows

上で Linux を使うことができます。

4.5.1. Linux を起動する1. Windows 7 の デスクトップにある

「Linux」 をダブルクリックします。

また、画面左下の[スタート]→[すべ

てのプログラム]→[Linux]→[Linux]

からも起動できます。

2. しばらくすると、次のような画面が出ます。ユーザ名に ECS-

ID を入力して [ ログイン ] ボタンを押してください。続いてパ

スワードを入力する画面が表示されますので、パスワードを入

力して [ ログイン ] ボタンを押してください。

Information ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  

 利用者が認証を受けてOS のサービスを受ける手続きは、

Windows ではログオン (log on) と、Linux などではログイ

ン(login)と言います。終了する操作もそれぞれログオフ(log

off)、ログアウト (logout) と呼びます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

4.5.2. Linux を終了する

画面左上のメニューから[システム] →[シャットダウン]を

選択してください。

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PC端末

4.5.5. Web の閲覧

 Linux 上でのブラウザとして firefox が利用できます。firefox

を起動するには、GNOME端末から次のように入力してください。

 また、画面左上の、[アプリケーション]→[インターネット]

→[Fx ウェブブラウザ (firefox)]からも起動できます。

注意 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 

 Linux上の操作で誤ったファイルのアクセス権限を設定すると、

 他のユーザにファイルを読み書きされてしまう可能性がありま

 すので、十分注意してください。(初期設定では他のユーザに

 ファイルを読み書きされることはありません。)

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

注意 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 

Linux の初期設定ファイル(「. 」ドットで始まるもの)の修正

を行う必要があるときは、慎重に行ってください。

これに誤りがあると、ログインできなくなります。もしログ

インできなくなったときは、Webサイトの問い合わせフォーム

( )から相談してくださ

い。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

4.5.6. Windows 7 と Linux を併用する

 教育用コンピュータシステムでは仮想化ソフトウェアを利用し

ているため、Linux も他のアプリケーションウィンドウと同様に

扱うことができます。右上の最小化を押して Windows に戻るこ

とができます。

4.5.7. Linux 上で USB メモリを扱う

Linux から USB メモリ上のファイルにアクセスするためには、以

下の手順に従う必要があります。

◆ USB メモリの接続

1. USB ポートに USB メモリをさします。すでにUSB メモリがさ

さっている場合は一度抜き再びさしてください。

2. Windows 側で自動起動のウィンドウが現れますが、これを無

視します。クリックしてはいけません。

3. Linux ウィンドウ右下の アイコンを右クリックします。

4. USB メモリの名前をクリックします。

5. 少し待つと Nautilus ファイル・マネージャが自動的に立ち上

がりUSB メモリの中身を表示します。

◆ USB メモリの取り外し

デスクトップに表示された USB メモリのアイコンを右クリック

し、「ドライブの安全な取り外し」を選択してください。

※ Windows と Linux の両方で同時に USB メモリを扱うことは

できません。

4.5.8. Windows 7 と Linux でファイルをやりとりする

 Windows 7 の Home Directory (M:) にある「Linux」というフォ

ルダ ( M:¥ Linux¥ home) を通じてWindows と Linux でファイル

を相互に参照できます。

◆Windows 7 側

M:¥ Linux に移動してください。

[ コンピューター ] → [Home Directory(M:)] → [Linux] → [home]

◆ Linux 側

Linux のホームディレクトリは

/home/ecsfsX/ecs/a0XXX/a0XXXXXX

になります。ホームディレクトリの下の「Windows」に移動す

ると Windows 側のM:¥ Linux ¥home にあるファイルを参照す

ることができます。

/home/ecsfsX/ecs/a0XXX/a0XXXXXX/Windows

注意 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

Windows 7 上で日本語のファイル名をつけたファイルは、UNIX 上ではファイル名が英数字になる場合があります。

また、テキストファイルの漢字コードと改行コードはWindows 7 ではシフト JIS コード /CR+LF、 UNIX では UTF-8/LFを使っているので、注意してください。Linux での漢字コードは nkf コマンドで確認します。

例:

UTF-8

(これは、foo.tex ファイルの漢字コードが UTF-8 コードであ

ることを示しています。)

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 教育用コンピュータシステムの Linux にて利用できるアプリ

ケーション一覧と、Linux の基本操作については以下のサイトに

書かれています

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4.6. USB 機器の使い方4.6.1. USB 機器を利用しよう

 USB とは Universal Serial Bus の略で、パソコンと周辺機器を

結ぶデータ転送路の規格のひとつです。USB に対応した機器を使

うことで、簡単な操作で大容量のデータを外部記憶メディアに保

存できたり、様々な種類のリムーバブルディスクを読み込んだり

することができます。ここでは、Windows 7 対応のプラグ・ア

ンド・プレイ式(ドライバのインストールが不要)の USB 大容

量記憶媒体の使用の方法を説明します。

 プラグ・アンド・プレイ式の USB 機器であればほぼ同様の操

作で使用できます。

4.6.2. USB ポートに機器を接続する

 PC 端末の前面にあるUSB ポートに機器を接続します。

機器をポートに繋ぎ、しばらくすると上のような自動再生画面が

表示されます。

4.6.3. USB ポートから機器を取り外す

 機器を使い終わっても、すぐに機器を USB ポートから抜いて

はいけません。USB 機器が故障したり、データが破損する原因と

なります。以下の手順に従って USB 機器を停止させてから抜い

てください。

1. 取り外したいUSB 機器の名前を確認します。「コンピューター」

で確認できます。

2. タスクトレイの アイコンを右クリックし、コンテキストメニューを出します。

3. 取り出したいUSB 機器の取り出しを行います。

 次のような表示が出れば安全に USB 機器を取り外すことがで

きます。USB ポートからUSB 機器を抜いてください。

 以上が USB 機器の基本的な利用方法です。お使いのUSB 機器

についてわからないことがあれば、その USB 機器のマニュアル

を参照してください。

注意 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 

・セキュリティ保護をかけたUSB メモリは教育用コンピュータシ

ステムの PC 端末ではご利用になれない場合がありますので、

十分注意してください。

・持ち込んだUSB 機器についての不具合は利用者個々の責任にお

いて解決してください。

・ドライバのインストールが必要な USB 機器もありますが、「ド

ライバを入れて欲しい」という要望については必ずしも応えら

れるとは限りませんのでご了承ください。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

4.6.4. USB フラッシュメモリを使おう

 USB メモリは小型で記憶容量も大きく、比較的安価です。教育

用コンピュータシステムの PC 端末では外部メディアとしてUSB

で接続するフラッシュメモリ(USB メモリ)のご利用をおすすめ

しています。

注意 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 

 USB メモリの忘れ物が多くなっています。保存している

データを失うだけでなく、情報漏洩につながる恐れもあり

ますので、十分注意してください。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

4.6.5. USB 機器の貸出について

 メディアセンター南館 OSL では、USB に接続して利用できる

スキャナの貸出を行っています。写真や文章などをスキャンして

PC に取り込みたいときに利用することができます。貸出を希望

する場合は南館OSL 東側の TAに申し出てください。また、USB

フラッシュメモリや SD・メモリースティック等のカードリーダ

も、TAに申請することで借りることができます。

注意 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 

 貸出物品は共有のものです。なるべく多くの方が利用できるよ

う、借りた物品はすみやかに返却するようにしてください。

 また、貸し出した USB フラッシュメモリは必ず返却してくだ

さい。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

USB flash

drive

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PC端末

4.7. 利用者の方へのお願い 教育用コンピュータシステムは大学における教育目的のために

提供されているものです。適正な利用につとめてください。

 また、教育用コンピュータシステムでは限られた機材や経費を

多くの利用者の方々に共同で利用していただいています。そのた

め使用量や使用方法に以下のような制限を設けていますのでご協

力ください。

4.7.1. 使用量の制限

◆プリンタ出力枚数

 一人当たり年間で 200 枚に出力枚数を制限しています。年間

の出力枚数は 4月 1 日から翌年 3 月 31 日までを 1 年としてカ

ウントしています。教育用コンピュータシステムの PC端末のデ

スクトップにある「印刷枚数確認」をダブルクリックし、ECS-ID

とパスワードを入力してログインボタンを押すと印刷枚数が表示

されます。

 プリンタは多くの利用者が使用します。他の利用者に配慮して

できるだけプリンタの利用時間、枚数を減らすようお願いします。

 教育用コンピュータシステムではプリンタを効果的に利用する

ための情報を

で提供しています。

◆ファイルの使用量

 保存可能な利用者のファイル(Home Directory(M:) に格納され

ます)は 300Mバイトに制限しています。教育用コンピュータ

システム PC端末のデスクトップにある「個人使用量確認」をク

リックすると、ファイルの使用量が表示されます。大幅に超過し

て使用された場合には、利用を停止することがあります。

 本システムの PC 端末は USB インタフェースにより、フラッ

シュメモリなどを接続してご利用いただけます。制限量を超えた

ファイルをご利用になりたい場合や自分のパソコンとの間でファ

イルを移動したい場合などにご活用ください。

◆多重ログオンの禁止

 複数の PC 端末を同時に利用する多重ログオンはセキュリティ

管理上望ましくありませんので認めていません。

4.7.2. 教育用コンピュータシステムからの情報

 教育用コンピュータシステムに関する情報は次のWeb サイト

で公開しています。

教育用コンピュータシステムを利用される皆様は、このWeb サ

イトを常時チェックするようにしてください。

 ここには、システム停止などの案内や重要なお知らせを掲載

しています。また、各種サービスの利用方法を掲載したドキュ

メントや、利用者サポートのための FAQ(Frequently Asked

Questions: よくある質問とその答え)、問い合わせフォームなど

を用意しています。

4.7.3. OSL やサテライトでの制限事項 OSL やサテライトは多くの利用者が集まる場所です。皆がと

もに快く利用できるようにご協力をお願いします。OSL やサテ

ライトでは静粛にする、混雑時はゆずり合うなどの基本的なマ

ナーを守ってください。

 OSL やサテライトでは飲食物の持込や消しゴムの使用をご遠

慮いただいています。これは PC 端末などの機器が飲み物や食べ

物によって故障したり汚れたりすることを防ぐためですので、ご

協力ください。

4.7.4. サテライトの運用規則について

 各サテライトが設置されている学部等により、サテライトの開

室時間や利用可能な利用者などは異なっています。サテライトの

ご利用に際しては各学部などにご確認ください。