『情報の文明学』のまとめ①
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梅棹忠雄(1999)『情報の文明学』のメモです。TRANSCRIPT
『情報の文明学』のまとめ ①放送人の誕生と成長
Bukky
エネルギー放出の論理的基礎(p.20)
テレビ・ラジオ制作のエネルギッシュさ
=創造されたもの
になってる??
エネルギー放出の論理的基礎(p.20)
放送されてしまえばおしまい
→何日も何週間も努力する必要ある??
「ひきあう」に値する?
エネルギー放出の論理的基礎(p.20)
「ひきあう」
≠経済的意味
=社会的・倫理的な意味
「現代という時代においては、効果を持たない消耗というものは許されないのだ。なにかを消費するのは、すべて何かを生産することに役にたつ、という前提にたつときだけ正当化されるのである。」(p.21)
自己崩壊をふせぐもの(p.23)
「放送人の社会的存立を保証する論理の回路は、けっきょくは文化性をもってこなければ完結しないのである。」(p.24)
聖職の産業化(p.25)
放送人≒学校の先生
創造したものの社会的効果が分かりにくい
いい学校への進学率≒視聴率
教師の社会的存立←文化性の確信
企業とプライド(p.26)
「もともと時間というものは、一日全部を売りきったところで二十四時間しかないのだから、時間を売る会社がめちゃくちゃおおきくなれるわけはない。それはいわば、永遠の中小企業である。」(p.26)
「放送というものは、効果がよくわからないからもてるのである。」(p.27)
教化者と伝達者(p.27)
新聞人 放送人
社会の教化者 情報の伝達者
世論の指導者 産業人
評論家的
偉大なアマチュア産業(p.32)
新聞記者 放送人
専門的職業 アマチュア
職人性
「やってみたらだれでもできるかわりに、いくらやってもたいした特殊技能にはならない、というのが放送人の仕事である。」(p.32-33)
フロンティーアのあかるさ(p.33)
「かれらは、職場においても個人生活においても、人生を楽しむ方法をよくしっているようにみえる。かれらの生活をめぐる雰囲気は、都会的、文化的、合理的である。」(p.33)