2014.11.14 四国情報通信懇談会ICT研究交流フォーラム ビッグデータ・オープンデータ技術勉強会
コミュニティによるボトムアップ から考えるオープンデータ
もくじ
Ø CODE for IKOMAのご紹介
Ø CODE for IKOMAの活動 活用しているツール
Ø 生駒市との協働プロジェクト 市民を巻き込むための工夫 アイデアソンの結果から
奈良県生駒市 人口約12万人
生駒山上遊園地
宝山寺
高山竹林園・茶筅
CODE for IKOMAのご紹介
CODE for JAPANの理念に賛同し 2014年1月 CODE for IKOMA立ち上げ
市民活動団体として活動
キーパーソン
関 治之 氏との出会い
CODE for IKOMAを 立ち上げたきっかけ
被災地支援をしようとした際 地域で公開されている データが少なかった
立ち上げ時は1名だったが CODE for IKOMAのFacebookページ
などを活用し仲間が集まる
CODE for IKOMA コアメンバー
Ø 電機メーカー / システム開発関係 Spending.jp生駒市版
Ø 元電機メーカー / システム開発関係 ウエアラブル等、IoT最新技術
Ø WEB制作会社 / WEB解析士 生粋の生駒人
Ø 奈良先端科学技術大学院大学 准教授 ユビキタスコンピューティング Ø フリーランスWEBデザイナー
“行動 for 生駒”です!
IT
CODE for IKOMAの活動
5374.jp 生駒市版
http://ikoma.5374.jp/
5374で使用するデータの元は 各市町村で配布されているゴミ収集日程表
5374のデータ
csvで管理されている
Ø area_days.csv ゴミ収集エリアと収集日の情報 Ø description.csv ゴミの区分の情報(燃えるゴミ等) Ø target.csv 何が捨てられるのかの情報(区分ごと)
メンテナンスを楽にするためにも ぜひ、csv等でデータをください
5374を地域で活用してもらうために
イベントのお土産として配布
税金はどこへ行った?生駒市版
http://ikoma.spending.jp/
世界各国で税金の見える化が行われている 日本では161自治体 ※2014.11現在
「税金はどこへ行った?」では、 予算書の情報に基づいて可視化が
行われている
税金はどこへ行った?のデータ
csvで管理されている オープンデータ5段階の星が 多いデータ形式での 提供が望まれる
税金はどこへ行った?の今後
自治体ごとに項目が異なるため 自治体間の比較が困難
→自治体の戦略が可視化されるはず
過去のデータも蓄えて 年度比較をしたり動向を見たりしたい
マッピングパーティー
・2014.5.17 マッピングパーティー開催 (商店街と街バルがテーマ)
マッピングパーティーとは
街歩きをして、 OpenStreetMapに地域のデータを登録 登録したデータは、誰でも自由に使える オープンデータとなる
街歩きではフィールドワーク用の紙地図・ GPS端末・スマホアプリを活用
現地で入力できる情報はスマホから入力 紙地図にメモした情報は戻ってから集計
約半日で、生駒駅周辺の情報が充実 新しい建物の情報も加わり最新の情報に
After Before
OSMデータの活用
OpenStreetMapに登録したデータから、指定した部分を抜き出すことができるAPI
場所・オブジェクトの種別・タグ内容・近接度などにより検索できる
オープンデータを地域の活性化に 役立てるためには、公開しただけではダメ
地域の人といかに連携し、 使ってもらうかを考える必要がある
地域の人達のためにITやオープンデータを 活用していくコミュニティ
それが Code for X
CODE for IKOMA コンセプト
課題 抽出
解決方法 検討
データ 活用検討
アプリ等 開発
運用
アイデアソン
ハッカ ソン
生駒市がCODE for IKOMAの 想いに賛同してくださり協働が実現!
平成26年度 生駒市の主要施策 「子育てしやすく、だれもが成長できるまち」
CODE for IKOMAの活動
リアルな声を聞かせて下さい!
「iko mam
a papaアプ
リ
開発プロジェ
クト」始動!
プロセス
課題抽出 データ開示・作成
アプリアイデア
アプリ開発
• 子育てに関する課題・魅力抽出 • データを自らつくる、地域にあれば開示依頼 • 地域課題解決アプリのアイデア出し • アプリ開発(ハッカソン)
リアルな声を聞かせて下さい!
iko mama papaアプリ開発プロジェクト
リアルな声を聞かせて下さい!
iko mama papaアプリ開発プロジェクト
2014.10.18(土) アイデアワークショップvol.1 生駒市コミュニティーセンター
子育てに関する課題・魅力抽出
http://codograph.net/
リアルな声を聞かせて下さい!
iko mama papaアプリ開発プロジェクト
2014.12.20(土) マッピングパーティー 生駒市内複数地域
自ら必要なデータをつくる
リアルな声を聞かせて下さい!
iko mama papaアプリ開発プロジェクト
2015.2.21(土) アイデアワークショップvol.2 生駒市コミュニティーセンター
課題解決アプリについてアイデア出し
リアルな声を聞かせて下さい!
iko mama papaアプリ開発プロジェクト
2015.3.1(日) ハッカソン 奈良先端科学技術大学院大学
課題解決アプリの開発・優秀作品の表彰
2014.10.18(土) アイデアワークショップ vol.1
vol.1のテーマ
子育てに関する課題・魅力の抽出
「こんな情報があったらいいな」 がキーワード
参加者数 40名弱
このうち9割 が生駒市民
参加者属性 生駒でとがっている人達
子育て支援
WEBデザイナー
障害児支援
パパ 子育て
Iko mama弁当
アイデア数 約150
一人あたり 4アイデア 以上
アンケート
今日のワークショップは 満足のいく内容でしたか?
6段階評価で 5.4 の評価
※大変満足・満足・まあ満足・やや不満・不満・大変不満
スピードストーミング (ペアブレストで意見交換)
ハイライト法 (人気のアイデアを抽出)
例えば、こんなアイデア
移住生駒市民のコミュニティ情報
おすすめ散策コース
子どもの発達に心配があるときの相談所
こんな病気流行ってるよ情報
予防接種リマインダー
生駒市民の市民力の高さを感じる一日でした!
2014.11.1
アイデアワーク
ショップの様子が
読売新聞社会面
(関西版)に掲載
高評価の理由を考える
テーマに合致した参加者
当事者目線同士の議論で 豊富なアイデア創出
「地域と泥臭く関わること」
生駒市市民活動推進センター ららポート
ららポート
CODE for IKOMA
子育てNPO
プロボノ
障害児支援
生駒市副市長
CODE for IKOMA
アーティスト
美容師
自治会
建築
スイーツ
図書館
「市民のニーズ」に合わせた情報公開 ×
ITを使った課題解決
プロセスの循環が地域の好循環へ
ありがとうございました
一人じゃできないことを みんなでやろう