日本語弁論大会を見学して

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日本語弁論大会を見学して 干場 悟(HOSHIBA SATORU平成 27 3 28 () 今回日本語弁論大会の見学をさせていただきどうもありがとうございました。私にとって は初めての経験で色々な事を知ることが出来ました。さて、見学をして感じた事柄を幾つ か述べさせていただきたいと思います。 1. 会場のプロジェクターの設定がマッチせず、画像の下の部分が日本語弁論大会の垂れ 幕に重なって非常に見難いものになっています。画像の配置を再考してはいかがでし ょうか?また最近のプロジェクターは横長の動画を再生出来る機種もあります。また コンピューター場の操作で、下のロゴに重ならないように調整することも可能です。 2. スピーチの制限時間を知らせるベルの音は、目覚まし時計同様の強烈な音声で、演説 者のみならず、観衆もどきりと感じました。この対策をしっかりと立てる必要があり ます。柔らかな音に変更すればどうでしょうか?又せっかくプロジェクターを使うの ですから、ステージの後方に残り時間○秒という表示出来るものが工夫されれば良い と思いますが・・・。演説者に残り時間がわかるように、観衆の後方に大きなストッ プウォッチのようなものを設置するなど、何らかの方法があると思います。 3. 司会の方は二名いらっしゃいましたが、原稿を棒読みされている印象は免れません。 ネパリ語と日本語のバイリンガルの解説でしたが、二人が必要なのでしょうか?飛行 機内のアナウンスは一人のスタッフが数ケ国語で話して終えています。この方が自然 ではないでしょうか?聞く所によると、司会者も日本語の教師と聞きます。原稿にと らわれず、もう少し臨機応変な司会が必要かと思います。 4. シニア部門のスピーチで一人の方が、ほとんど話せないほど緊張されていたのですが、 司会者は、こうした危機を何事もなかったように、演説者に恥を欠かせないように進 めていくのが基本だと思います。 5. 今回の司会の方々は、常に下を向いてお話をされていたようです。審査委員の紹介の 時も頭を上げることもなく、盲状態で棒読みでした。これは、審査員の方々に対して も非常に失礼ではないでしょうか? 6. 聴衆者が少ないようですが、開催に向けて、在住日本人や日本人旅行者に PR を図る案 として日本人客が多く集まる宿やレストラン等にチラシを配布してはいかがでしょう か? 7. 更に、規模をより確かなもの、そして国際的なものにするには、欧米人にも、活動を 見てもらえば良いと思います。事情が許せば、一部の日本語教師又は学生が側につい て逐一演説者の内容を小声で通訳していけば、万全でしょう。また今回は日本語とネ パール語の二ヶ国語で解説がありましたが、これに英語を加えるのも良いでしょう。

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Post on 15-Nov-2015

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第34回日本語弁論大会はカトマンズで開催されました。この弁論大会のコメントはJALTAN本部への送信しています。

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  • HOSHIBA SATORU

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    11. Sanjay Shrestha

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