英語教育を知る58の鍵

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『英語教育を知る58の鍵』 まとめ的な何か bukky

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Page 1: 英語教育を知る58の鍵

『英語教育を知る58の鍵』 まとめ的な何か

bukky

Page 2: 英語教育を知る58の鍵

英語に費やしている時間 (多く見積もって)

• 英語の授業時間数

中学・高校 1時間×週4回×35週×6年

大学 2時間×週2回×35週×2年

合わせて 1120時間=70日

Page 3: 英語教育を知る58の鍵

英語に費やしている時間 (多く見積もって)

授業で実際に英語を使う時間を10分とすると・・・

中学から大学の8年間勉強して

約12日分しか英語を使っていない!

Page 4: 英語教育を知る58の鍵

英語に費やしている時間 (多く見積もって)

例)カナダ オンタリオ州

フランス語の段階別目標

基本 1200時間

中級 2100時間

日本語話者が英語を学ぶのには2.2倍かかる

(日・英の違い>仏・英の違い)

=4000時間以上の学習が必要!

Page 5: 英語教育を知る58の鍵

Can-doリスト

具体的に英語を使って何ができればいいか

× できることを1つ1つ評価

○ 基本的なことばの力を身につけさせる

Page 6: 英語教育を知る58の鍵

ことばの発達

日常言語

BICS (Basic Interpersonal Communications) 規範言語

CALP (Cognitive Academic Language Proficiency)

日常言語を十分に獲得+経験を積み「世界を構築」

→規範言語

日常にかかわりのある表現から学ばせていく

Page 7: 英語教育を知る58の鍵

文法訳読法

• どうして先生は好んでやるのか?

教えるのが楽

大人数でもできる

先生自身が教えられた方法

努力した人が報われるシステム

←学校教育の「勉強のシステム」

大学入試

Page 8: 英語教育を知る58の鍵

Immersion Program

獲得しようとする言語のみの環境につかる

クラッシェンのinput hypothesisの証明

でも、言語の根幹となる文法を教えられないよ

by スウェイン

Page 9: 英語教育を知る58の鍵

オーラルアプローチ

Army Specialized Training Program

(目的)短期間で敵対国の言語を獲得する

要するに、Pattern Practice

旅行に行く前に基本表現(挨拶とか)を繰り返ししゃべって丸暗記する感じ

→学習者は常に受け身・機械的

Page 10: 英語教育を知る58の鍵

ナチュラルアプローチ

言語を学んでいるという意識がないまま

自然に言語獲得させる

Input hypothesis=Comprehensible

(理解可能な)inputを多く与えることが重要

Page 11: 英語教育を知る58の鍵

Acquisition-Learning Hypothesis

Acquisition 習得 無意識の勉強

Learning 学習 意図的に勉強

両者には接点がない・関わり合いがない

Affective filter

情意フィルターを取り除いた状況で教える

Page 12: 英語教育を知る58の鍵

Output Hypothesis

文法能力の発達のためには 人に理解せれるように表出しなければならない corrective feedback clarification request recast prompt Noticing Hypothesis シュミット 文法や表現の習得のためにその遠く帝の事項に 注意が向けられ、意識される必要がある。

Page 13: 英語教育を知る58の鍵

タスク型

• 意味のやり取りに焦点を当てた活動

• 課題としてのゴールを持つ活動

• 自然な言語使用と同等の認知プロセスを要求する活動

→学習者の自立性を重視(learner autonomy)

文法指導はタスクの後

間違い指摘はタスク中

Page 14: 英語教育を知る58の鍵

PPP型

Presentation 提示

Practice 練習

Production 表出活動

演繹的な方法

Page 15: 英語教育を知る58の鍵

Modular Approach

タスク型とPPP型を並行して行う方法

コミュニケーション・モジュール

→徐々に文法モジュール