リリース7 - dell emc japan · cliからのログ収集の実行 ... emc e-lab interoperability...

32
EMC ® VNX シリーズ リリース 7.0 VNX用ESRS IP ClientおよびConnect Home付属VNX用問題解決ロード マップ P/N 300-011-836 リビジョン A02 EMCジャパン株式会社 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-1-1新宿マインズタワー http://japan.emc.com お問い合わせは http://japan.emc.com/contact

Upload: trinhnhu

Post on 03-Jun-2018

238 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

EMC®VNX™シリーズリリース 7.0

VNX™用ESRS IP ClientおよびConnect Home付属VNX™用問題解決ロードマップ

P/N 300-011-836

リビジョン A02

EMCジャパン株式会社〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-1-1新宿マインズタワー

http://japan.emc.comお問い合わせは

http://japan.emc.com/contact

Copyright © 2011 - EMC Corporation.不許複製。

September 2011 発行

EMC Corporationは、この資料に記載される情報が、発行日時点で正確であるとみなしています。この情報は予告なく変更されることがあります。

このドキュメントの情報は「現状のまま」提供されます。EMC Corporationは、このドキュメントに記載されている情報についていかなる種類の表現または保証もいたしかねます。また、特に、特定の目的のための、市販性または適合性の暗黙の保証を否定します。

この資料に記載される、いかなるEMCソフトウェアの使用、複製、頒布も、当該ソフトウェアライセンスが必要です。

製品ラインに関する最新版の安全規格情報については、EMC Powerlinkの[テクニカル ドキュメントおよびアドバイザリ]セクションを参照してください。

EMC製品名の最新のリストについては、EMC.comサイトの「EMC Corporation Trademarks」を参照してください。

他のすべての名称ならびに製品についての商標は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

2 VNXの問題解決ロードマップ7.0

目次

序文.....................................................................................................................................................5

第 1 章 : はじめに.........................................................................................................................7

特定のVNXドキュメントの参照.......................................8

第 2 章 : 構成..................................................................................................................................9

VNX for Blockおよび従来型システム................................10

VNXおよびVNX for Fileのインストール..............................11

VG2/VG8のインストール............................................11

第 3 章 : レポート作成..............................................................................................................13

VNX用EMC Secure Remote Support IP Client ........................14

担当者情報.......................................................14

存在する問題の詳細...............................................14

新しい問題に関する詳細...........................................15

VNX for Block構成情報............................................16

VNX for File 構成情報 ...........................................16

VNX for Fileの問題 情報 .........................................18

自動的なログ収集と転送......................................19

構成ファイル................................................20

Unisphere からのログ収集および自動転送の実行 ...............20

CLIからのログ収集の実行.....................................21

自動的な収集と転送ツールの無効化............................21

CLIオプションを使用したスクリプト処理の実行.................24

第 4 章 : トラブルシューティング...........................................................................................27

EMC E-Lab Interoperability Navigator.............................28

VNXの問題解決ロードマップ7.0 3

問題の報告.......................................................28

自動的な収集と転送ツールのエラー メッセージ......................29

EMCトレーニングおよびプロフェッショナル サービス.................29

索引..................................................................................................................................................31

4 VNXの問題解決ロードマップ7.0

目次

序文

製品ラインのパフォーマンスと機能を継続的に改善および強化するための努力の一環として、EMCではハードウェアおよびソフトウェアの新規バージョンを定期的にリリースしています。 そのため、このドキュメントで説明されている機能の中には、現在お使いのソフトウェアまたはハードウェアのバージョンによっては、サポートされていないものもあります。 製品機能の最新情報については、お使いの製品のリリース ノートを参照してください。

製品が正常に機能しない、またはこのマニュアルの説明どおりに動作しない場合には、EMCの担当者にお問い合わせください。

VNXの問題解決ロードマップ7.0 5

注意事項の表記法

EMCでは、特別な注意を要する事項に次の表記法を使用します。

注: 非常に重要であるが、けがや業務上の損失/データ損失には関係しない内容を示します。

業務上の損失/データ損失の可能性を警告する内容を示します。

回避しないと軽傷または中程度の傷害を招くおそれがある危険な状況を示します。

回避しないと重傷または死亡を招くおそれがある危険な状況を示します。

回避しないと重傷または死亡を招く危険な状況を示します。

情報の入手方法

EMCのサポート情報、製品情報、ライセンス情報は、次の場所で入手できます。

製品情報:ドキュメント、リリース ノート、ソフトウェアの更新、またはEMC製品、ライセンス、サービスに関する情報については、http://Support.EMC.comにあるEMC Online Support Webサイトをご覧ください(登録が必要です)。

トラブルシューティング:EMCオンライン サポートのWebサイトにアクセスします。ログインした後、該当する[Support by Product]ページを検索してください。

テクニカル サポート:テクニカルサポートおよびサービス リクエストについては、EMCオンライン サポートのWebサイトにあるEMCカスタマー サービスを参照してください。ログインした後、該当する[Support by Product]ページを検索し、[ライブ チャット]または[サービス リクエストの作成]のいずれかを選択します。EMCOnline Supportを通してサービス要求を開始するには、有効なサポート契約が必要です。有効なサポート契約の入手方法の詳細や、アカウントに関する質問については、EMC販売担当者にお問い合わせください。

注: お客様の個別のシステム問題に担当者がすでに割り当てられている場合を除き、特定のサ

ポート担当者へのお問い合わせはご遠慮ください。

ご意見

マニュアルの精度、構成および品質を向上するため、お客様のご意見をお待ちしております。

本書についてのご意見を以下のメール アドレスにお送りください。

[email protected]

6 VNXの問題解決ロードマップ7.0

序文

第 1 章

はじめに

EMC VNXの使用中に起こった技術的な問題解決に役立てるため、このドキュメントにある「問題解決ロードマップ」をEMCは推奨します。ロードマップはVNXドキュメントを使用してどのように問題を解決すべきかを特定します。ロードマップでは、EMCカスタマーサービスまたはサード パーティ サービス プロバイダにリモート接続するために構成する必要がある内容について説明しています。これはまた、EMCカスタマー サービス(またはサード パーティ サービス プロバイダ)に援助を求めて問い合わせする場合に、最適の結果が得られるように、問題をどのようにドキュメント化し、報告すべきか説明します。

トピックは次のとおりです。

トピック :

● 特定のVNXドキュメントの参照(8ページ)

VNXの問題解決ロードマップ7.0 7

特定のVNXドキュメントの参照

クリティカルではない技術的な問題(本番を停止させない)を解決するためには、次のEMC®VNX™関連ドキュメントを推奨します。

注: 本番が停止するようなクリティカルな問題に際しては、EMCカスタマー サービスに直ちにご連絡ください。

● リリース ノート:リリース ノートには新しい機能、システム要件、VNXソフトウェアインストールまたはアップグレードについての予防措置に関する情報が含まれています。また、現在の問題の一覧も含まれています。リリース ノートのコピーにはVNXプロダクト キットが含まれており、またEMCオンライン サポートからも入手できます。

● EMCオンライン サポート:EMC VNX カスタマー向け資料一式は、EMCオンライン サポートWebサイト(http://Support.EMC.com)から入手できます。ログイン後、適切な[Support by Product]ページを見つけ、特定の製品に関する必要なテクニカル ドキュメントへのリンクを見つけます。

次のGUIベースのVNX管理アプリケーションの1つに関連する問題については、アプリケーションのオンライン ヘルプに追加ガイドラインがあります。

● EMC Unisphere™● Unisphere Service Manager

● VNXインストール ユーティリティ

● ファイル/ユニファイド用のVNX Installation Assistant

● Celerraユーザー管理

• Celerra Data Moverセキュリティ設定

• Celerraホーム ディレクトリ管理

• Active DirectoryユーザーとコンピュータのCelerra UNIXプロパティ ページ拡張機能

• Celerra UNIXユーザー属性移行ツール

• Celerra UNIXユーザー管理

8 VNXの問題解決ロードマップ7.0

はじめに

第 2 章

構成

問題解決のサポートを得るためにEMC Customer Serviceまたはサードパーティ サービス プロバイダに接続できるようにリモート接続を構成する必要があります。この章では、システムのタイプに基づいてリモート接続の構成に使用するソフトウェアと関連ドキュメントを説明します。

トピック :

● VNX for Blockおよび従来型システム(10ページ)● VNXおよびVNX for Fileのインストール(11ページ)● VG2/VG8のインストール(11ページ)

VNXの問題解決ロードマップ7.0 9

VNX for Blockおよび従来型システム

VNX for Blockおよび従来型システム(CX、CX3、CX4、AX4-5シリーズ)では、問題解決サポートを得るためにVNX用ESRS(EMC Secure Remote Support)IP Client通信インフラストラクチャを使用してEMCカスタマーサービスまたはサード パーティ サービス プロバイダに接続するように、リモート接続を構成できます。

注: VNX、VNX for Block、VNX for Fileの各システムでは、ESRS IP Clientがリモート接続およびコールホーム エージェントとして優先されます。

リモート接続を設定するには、次の手順およびリソースを使用します。

1. ご使用のシステム(VNX5100、VNX5300、VNX5500、VNX5700、NX7500)のインストールガイドの情報を読み、VNX for Blockシステムをネットワークに物理的に接続します。各VNXインストール ガイドでは、VNX Installation Toolbox CDに収録されているUnisphere Installation UtilityソフトウェアとVNX用ESRS IP Clientソフトウェアのインストールについても指示されます。従来型システムに関する同様の詳細については、CLARiX Interactive Installation Guide CDを参照してください。

注: VNX Installation Toolbox CDのVNX用ESRS IP ClientソフトウェアはCLARiX InteractiveInstallation Guide CDのCLARiX用ESRS IP Clientソフトウェアを置き換えるものであるため、CLARiX用ESRS IP Clientの代わりにVNX用ESRS IP Clientソフトウェア使用してください。

2. Unisphere Initialization Utilityソフトウェアとオンライン ヘルプを使用してVNXfor Blockコンポーネント(HBAなど)を登録し、IPアドレスをストレージ プロセッサに割り当て、ホストを接続します。従来型システムに関する同様の詳細については、CLARix Interactive Installation Guide CDを参照してください。

3. VNX用EMC Secure Remote Support IP Clientの要件とインストールを使用して、VNX用ESRS IP Clientソフトウェアをモニタ ステーションにインストールします。このドキュメントは、VNX用ESRS IP Clientについて説明しています。また、CLIユーティリティregtoolとその使用法についても説明しています。

4. VNX用ESRS IP Clientソフトウェアとオンライン ヘルプを使用して、モニタ ステーションによるVNX for Blockと従来型システムの両方へのリモート アクセスを設定します。

注: VNX用ESRS IP Client通信インフラストラクチャを使用せずにEMCカスタマーサービスまたはサード パーティ サービス プロバイダに接続するようにメール ホームを設定する場合は、サービスに連絡する必要があります。ダイヤルアップ モデムを使用したリモート接続は推奨されません。このようなリモート接続のセットアップではRPQプロセスが必要となります。VNX forBlockシステムと従来型システムでは、FTPを使用したリモート接続はサポートされていません。モニタ ステーション上に自動的にインストールできるESRS通信インフラストラクチャの使用をお勧めします。

10 VNXの問題解決ロードマップ7.0

構成

VNXおよびVNX for Fileのインストール

VNXおよびVNX for Fileをインストールする場合は、問題解決のサポートを得るためにEMCカスタマーサービスまたはサード パーティ サービス プロバイダに接続できるように、VNX用ESRS(EMCセキュア リモート サポート)IP Client、メール、またはFTPを使用したリモート接続を構成できます。

注: VNX、VNX for Block、VNX for Fileの各システムでは、ESRS IP Clientがリモート接続およびコールホーム エージェントとして優先されます。

リモート接続を設定するには、次の手順およびリソースを使用します。

1. ご使用のプラットフォーム(VNX5300、VNX5500、VNX5700、VNX7500)に対応するインストール ガイドを参照し、ネットワークに物理的に接続します。各インストール ガイドでは、VNX Installation Toolbox CDに収録されているVNX Installation AssistantソフトウェアとVNX用ESRS IP Clientソフトウェアのインストールについても指示があります。

2. VNX Installation Assistantソフトウェアとオンライン ヘルプを使用してメール ホーム接続(ファイル用SMTPサーバのIPアドレス)を有効化/設定します。関連サポートオンライン ヘルプの「Configure Connect Home email」では、メール ホーム接続の変更とConnect Homeの管理の両方にUnisphereを使用することが説明されています。詳細については、「Configuring Events and Notifications on VNX for File」テクニカル モジュールも参照してください。「VNX Installation Assistantの準備ガイド」には、VNX用EMC ESRS IP Clientをインストールして設定する指示があります。

3. Connect Homeを管理するにはUnisphereのオンライン ヘルプを使用します。ConnectHomeを使用して、モニタ ステーションのHTTPS、メール、FTP、モデムをリモート アクセス用に構成します。この目的でVNX for File CLIを使用することもできます。

4. VNX用EMC Secure Remote Support IP Clientの要件とインストールを使用して、VNX用ESRS IP Clientソフトウェアをモニタ ステーションにインストールします。このドキュメントは、VNX用ESRS IP Clientについて説明しています。また、CLIユーティリティregtoolとその使用法についても説明しています。

5. VNX用ESRS IP Clientソフトウェアとオンライン ヘルプを使用して、モニタ ステーションによるファイル システムへのリモート アクセスを構成します。

注: ダイヤルアップ モデムを使用したリモート接続はサポートされていますが、推奨されません。このようなリモート接続を設定するにはRPQプロセスが必要となります。モニタ ステーション上に自動的にインストールできるESRS通信インフラストラクチャの使用をお勧めします。

VG2/VG8のインストール

VG2/VG8ゲートウェイのインストールと構成は、広範なトレーニングを受けたEMCまたはEMCパートナーの担当者のみが実施します。これには、問題解決のサポートを得るためにEMCカスタマーサービスまたはサード パーティ サービス プロバイダに接続できるようにリモート接続を設定する作業が含まれます。

VNXおよびVNX for Fileのインストール 11

構成

注: VG2/VG8ゲートウェイ構成ではリモート接続およびオートコール ソリューションとしてESRSIP Gateway 2.0以降がサポートされていますが、ESRS Gateway 1.xはサポートされていません。

12 VNXの問題解決ロードマップ7.0

構成

第 3 章

レポート作成

問題解決を急ぐには、EMCカスタマー サービス サポート担当者または、サード パーティ サービス プロバイダに連絡をするときに、次の情報を提供する準備をしてください。

トピック :

● VNX用EMC Secure Remote Support IP Client(14ページ)● 担当者情報(14ページ)● 存在する問題の詳細(14ページ)● 新しい問題に関する詳細(15ページ)● VNX for Block構成情報(16ページ)● VNX for File 構成情報(16ページ)● VNX for Fileの問題 情報(18ページ)

VNXの問題解決ロードマップ7.0 13

VNX用EMC Secure Remote Support IP Client

モニタ ステーションにVNX用のESRS(EMCセキュア リモート サポート)IP Client(これ以降、このドキュメント中ではVNX用のESRS IP Clientと呼ぶ)ソフトウェアをインストールすると、エラー イベントのために指定するVNX for Blockシステムおよび従来型システム(CX、CX3、CX4、AX4-5シリーズ)の操作をモニタし、エラー イベントをサービス プロバイダに自動的に通知します。また、監視対象のブロック用のVNXシステムおよび従来型システムに安全に接続するためにサービス プロバイダが使用する経路を提供します。

VNX for Fileについては、Control Stationが、関連するシステムのためのConnectHome通知を生成します。VNX用のESRS IP Clientソフトウェアをインストールすると、モニタ ステーションへ接続し、サービス プロバイダーにConnectHome通知を送るControl Stationを指定することを可能にします。このソフトウェアは、サービス プロバイダが安全に、関連するControl Stationを通して特定のVNX for Fileシステムに接続するために使用するパスを提供します。VNX用のESRS IP Clientソフトウェアをインストールすると、指定されたControl Station上のConnectHome情報が自動的に構成されます。モニタ ステーションHTTPSオプションを有効にすると、メール、FTPおよびモデム オプションは無効になります。この場合VNX用ESRS IP Client通信インフラストラクチャが送信メカニズムとして使用されます。

VNX用のESRS IP Clientソフトウェアのインストール中に、技術的な問題に回答し、ステータス情報を提供することができる御社の担当者に対して必要な情報を提供します。VNX用ESRS IP Clientの詳細についてはVNX用EMC Secure Remote Support IP Clientの要件とインストールを参照してください。

担当者情報

次の担当者情報を提供する必要があります。

● 会社名

● お客様のお名前

● 電話番号およびメール アドレス

● サイトID番号

● 御社の技術的な質問およびステータス情報の担当者(名前、電話番号、メール アドレス)

存在する問題の詳細

● 存在するケースIDの提供(判明している場合)。

14 VNXの問題解決ロードマップ7.0

レポート作成

新しい問題に関する詳細

● システム上で受け取っている正確なエラーについてEMCナレッジ ベースを探しましたか。

注: ナレッジベースを検索する前に、解決方法を迅速に見つけるためにVNX for Fileシステムでnas_checkupを実行してください。

● 追跡システムで関連づけを希望するこの問題のための内部参照番号をお持ちですか。

● システムは動作していたことがありますか。それとも新しくインストールしたものですか。

● ソフトウェアが正常に動作していた条件。

● この機能を使用するのは初めてですか。

● この機能を使用して問題が発生したのは初めてですか。

● この問題が以前にも発生していた場合、どれくらい前に起こりましたか。また、どのような状況で発生しましたか。

● 問題が発生する直前に、VNXまたは環境(SAN、ストレージ、LANを含む)に対して、何か変更を加えましたか。

● その問題を解決するために、すでに何か行いましたか。テストの結果すべてを提供ください。

● システムはどんなエラー メッセージあるいは問題の徴候を示していますか。システム環境の完全なビューを再現することを手助けするため、問題が起こった場合には、すべての対応する数(コード)および表示されたすべてのメッセージ(たとえばWindowsNTのイベント ビューア アラート)を提供してください。

● その問題は特定のVNX特徴、機能、またはシステム コンポーネントと関連があると分かっていますか。

● VNX上には本番データがありますか。

● その問題につながる正確なイベントの詳細説明。

(ソフトウェアが正しく動作していないことにいつ気づきましたか。そのとき、これは特定のイベントと関連していましたか。)

● 問題を再現可能ですか。

● 実行しているソフトウェアの機能。

● 何名のユーザがこの問題を抱えていますか。そのユーザは同じネットワーク グループ上にいますか。

● VNX アーキテクチャーの現在の導入構成は何ですか。VNX for File構成情報(16ページ)はシステム構成情報について説明します。EMCはVNX for Fileの問題解決を急ぐ必要があり、この情報を得るためのコマンドまたはロケーションを提供します。VNX forBlock構成情報(16ページ)はシステム構成情報について説明します。EMCはVNX for

新しい問題に関する詳細 15

レポート作成

Blockの問題解決を急ぐ必要があり、この情報を得るためのコマンドまたはロケーションを提供します。

● 一般ストレージ環境情報の提供。VNX for File構成情報(16ページ)は情報について説明します。EMCは問題解決を急ぐ必要があり、この情報を得るためのコマンドまたはロケーションを提供します。

● サポート情報およびログを収集します。サポート情報およびログ情報を収集する詳細については、問題情報(18ページ)を参照ください。

注: 「VNX Systemの操作」は、VNXシステム ログの情報を提供しています。

VNX for Block構成情報

表 1(16ページ) は、VNX for Block構成情報を一覧表示します。EMCは問題解決を急ぐ必要があり、この情報を得るためのコマンドまたはロケーションを提供します。

表 1. VNX for Blockストレージ環境情報

ロケーションまたはコマンドストレージ環境情報

Unisphereで [システム リスト] タブをクリックします。

VNX for Block製品ID、シリアル番号、およびVNXOperatingEnvironmentソフトウェア バージョン

naviseccliから次のように入力します。

getall [-host]

Unisphereから[システム]を選択し、 [プロパティ] をクリックします。

VNX for File 構成情報

表 2(16ページ) は VNX for File 構成情報を一覧表示します。EMCは問題解決を急ぐ必要があり、この情報を得るためのコマンドまたはロケーションを提供します。

表 2. VNX for Fileストレージ環境情報

ロケーションまたはコマンドストレージ環境情報

Unisphere から [システムリスト] タブをクリックします。

VNX ID、シリアルナンバー、および VNX for File コード ソフトウェア バージョン

16 VNXの問題解決ロードマップ7.0

レポート作成

表 2. VNX for Fileストレージ環境情報 (続き)

ロケーションまたはコマンドストレージ環境情報

CLIから次のように入力します。VNX for File コードソフトウェアバージョン

nas_version -l

そして、次のように入力します。

server_version ALL

Unisphereからシステムを選択し、次に[システム > ハードウェア > Data Mover] の順に選択します。DataMoverの名前を選択し、[プロパティ]をクリックします。DataMoverのバージョンが[バージョン] フィールドに表示されます。

VNX for FileはVNX for Blockと一緒に構成されるか、EMC Symmetrix® またはVNX for Blockディスクアレイに接続されているか、VNXキャビネットを目視で検査してください。

バックエンド ストレージ

ファイル共有プロトコル(NFS、CIFS、またはマルチプロトコル)

SANファブリックコンポーネントのタイプと接続性

LANインフラストラクチャ コンポーネントと接続性

問題に適用できるものとして、次の情報を提供してください。

Windows Usermapperホストには、次のコマンド シンタクスを使用します。

外部Usermapperリリース レベル

usrmap_svc -s -H <usrmap_home_dir>

-c usrmap.cfg -v

ここで:

<usrmap_home_dir> = Usermapperファイルが存在するディレクトリ

LinuxまたはSolaris Usermapperホストには、次のように入力します。

usrmap_control -v

VNX for File 構成情報 17

レポート作成

表 2. VNX for Fileストレージ環境情報 (続き)

ロケーションまたはコマンドストレージ環境情報

Control Station上で VNX for File ソフトウェア バージョンを表示するには、次のように入力します。

内部Usermapperリリース レベル

nas_version -l

または

server_version -ALL

管理PC上のCelerra MMCソフトウェアから [スタート] ➤ [プログラム] ➤ [Celerra

MMCスナップインのリリースレベル

ツール] ➤ [Celerra CIFS管理について] を選択します。

ツールのためのControl Station上のReadmeテキスト、またはツールを実行し、出力テキストをチェックします。

VNX ツール(EMCユーティリティ)リリース レベル

UNIXマシン上で、次のように入力します。クライアントOSリリース レベル

uname -a

サービス パック 情報を表示するには、Windowsシステムから、 [スタート] ➤ [実行] を選択し、 [Winver] を起動します。

Windowsアプリケーションについては、リリース レベルは一般に [ヘルプ] ➤ [詳細] 機能から入手できます。

クライアントアプリケーションおよびリリース レベル

Data Moverパラメータには、次のコマンド シンタクスを使用します。

調整可能なパラメータ

cat /nas/server/slot_ <x> /param

ここで:

<x> = Data Moverの数。

グローバル VNX for File パラメータには、次のように入力します。

cat /nas/site/slot_param

VNX for Fileの問題 情報

Unisphere または VNX for File で問題が発生した場合には、サービス プロバイダまたはEMCに問い合わせる前に、ログ収集を直ちに実行してください。収集スクリプトを早期に実行するほど、問題を修正するのに役立つ多くのコマンド出力、ログ、ダンプ ファイルを収集できます。

18 VNXの問題解決ロードマップ7.0

レポート作成

問題に関する情報を収集する場合のタスクは、次のとおりです。

● Unisphere からのログ収集および自動転送の実行(20ページ)

● CLIからのログ収集の実行(21ページ)

CLIオプションを使用したスクリプト処理の実行(24ページ) は、 VNX for File スクリプト操作を実行するためのコマンド オプションの詳細を提供しています。

自動的なログ収集と転送

自動的な収集と転送ツールはシステム エラーやコール ホームを発行するように構成された VNX for File のその他の問題をトラブルシューティングし、解決するのに役立ちます。 VNX for File サービスの実行中、コール ホームを引き起こしたイベントに関するコマンド出力、ログ、ダンプ ファイルを収集することが必要となった場合、収集スクリプトがバックグラウンドで自動的に実行されます。Data Moverパニックおよびレプリケーション セッションの障害を含むイベントの例。

注: システムをインストールするとき、およびアップグレードするときはスクリプトが実行されないため、これらの操作中に発生したイベントは収集されません。

このツールでは、問題の分析に必要な圧縮されたログのアーカイブ ファイルを作成し、/nas/var/emcsupportに書き込みます。また、このツールでは、Data Moverパニックが発生したときのダンプもサポート資料とともに収集されます。Data Moverパニック ダンプは、ディレクトリ/nas/var/dumpに格納されます。 ログおよびファイルの収集後、転送スクリプトが有効である場合には、事前構成した転送モード(たとえばモニタリングステーションHTTPS)を使用して、収集データがツールによって自動的にEMCへ転送されます。 デフォルトでは、転送機能は無効です。

ログ収集のアーカイブには最大460 MBが使用され、最大2つのData Moverパニック ダンプが作成されます。構成ファイルで指定されたログおよびダンプが上限に達すると、最も古いログが削除されて新しいログ用のスペースとして使用されます。ただし、古いダンプはそのまま残されるため、ダンプ ディレクトリから手動で削除する必要があります。

Data Moverパニック ダンプが/nas/var/dumpに正常に転送されると、ダンプ パーティションが自動的にクリアされます。ダンプ領域に2つのダンプがすでに存在する場合は、不要なダンプが手動で削除されるまで/nas/var/dumpにダンプを抽出できないことを示すメッセージがsys_logに記録されます。

ダンプが 事前構成した転送モード でEMCカスタマー サービスに転送されるたびに、システム ログにエントリーが作成されます。ツールを手動で起動した場合は、コマンド出力と他の重要なメッセージが/nas/log/sys_logに記録されます。

注: ダンプを識別するシリアル番号の文字列全体が構成ファイルで使用されていると、ダンプの転送場所がsys_logでトランケートされる可能性があります。この場合、システム ログから完全な転送場所が通知されなくても、ログに記録されたとおりに転送は正常に行われています。CLI(コマンド ライン インタフェース)から実行される自動的な収集と転送ツールを起動するには、 管理者またはrootユーザー権限が必要です。EMCカスタマー サポートの担当者から、ツールを実行してシステムの問題を診断し、解決するよう依頼される場合もあります。

VNX for Fileの問題 情報 19

レポート作成

構成ファイル

マスター スクリプトを初めて実行すると、構成ファイル/nas/site/automaticcollection.cfgが作成されます。このファイルには、プロセスの収集および転送を管理する各種パラメータを設定する行が含まれます。たとえば、ファイルの転送元の場所が判別され、および FTPが転送モードに構成されている場合 、自動転送機能が有効な場合は、ファイル転送用のユーザー名とパスワードが自動的に設定されます。構成ファイルが変更されても、自動収集スクリプトによって再作成されることはありません。この場合、デフォルトの構成ファイルに戻すには、編集した構成ファイルの名前を変更するか、またはシステムから削除します。

EMCでは、ツールを無効化するか 転送モード 構成に関連するファイルの部分を変更する以外は、構成ファイルでデフォルト値を使用することを強くお勧めします。このようにしない場合は、ツールによって必要以上のControl Stationリソースが消費されることがあります。

構成ファイルでは、次の情報が管理されます。

● 自動転送機能の無効化。

● /nas/var/dumpディレクトリに保持されるダンプ数。デフォルトは、2です。

● ツールの現在のバージョン。

● Control Stationから同時に実行できる転送数。デフォルトは、2です。

● ファイルの 構成済み転送モード 用のホストIPアドレス またはURL 。

● 構成済み転送モードとしてのFTP ファイルを手動で転送するためにツールを使用する管理者のユーザー名とパスワード。

● 構成済み転送モードとしてのFTP ファイルのFTP用のリモート ディレクトリ

Unisphere からのログ収集および自動転送の実行

ログ収集および自動転送のツールは VNX for File でサポートされている機能です。

ログ収集はデフォルトで有効です。何らかのイベントが生成された場合には、システムは自動的にログおよびダンプを収集し、圧縮します。サポート資料、ログ、およびダンプは、Control Stationでローカルに保存されます。ログ収集はオンデマンドで開始することも可能です。この場合、ログ情報のみが収集されます。

オン デマンド ログ コレクションを開始するには、次の手順に従います。

1. [システム]を選択します。

2. [サービス タスク] から [ログ収集の管理] を選択します。

3. 表示されるダイアログ ボックスの [収集] をクリックします。

ログおよびファイルが収集された後、収集されたデータが自動的にEMCに転送できるようにシステムを構成することが可能です。自動転送オプションはデフォルトでは無効になっ

20 VNXの問題解決ロードマップ7.0

レポート作成

ています。自動転送を有効にした場合、システムはControl Stationから、サポートする収集したログおよびダンプを事前構成済みの FTPまたはモニタリング ステーションHTTPSのような転送 モード に自動で転送します。

自動転送を有効にするには、次の手順に従います。

1. [システム]を選択します。

2. [サービス タスク] から [ログ収集の管理] を選択します。

3. 表示されるダイアログ ボックスの [自動転送の有効化] を選択し [適用] をクリックします。

CLIからのログ収集の実行

EMCカスタマー サポート担当者から、Control Stationで自動収集スクリプトを実行するよう依頼される場合があります。

ログ収集スクリプトを実行してサポート資料ファイルを作成するには、次を実行します。

1. nasadminとしてControl Stationにログインし、rootにスイッチ(su)します。

2. スクリプトを実行するには、次のように完全パスを入力します。

Select /nas/tools/automaticcollection -getlogs

3. スクリプトは VNX for File サポート情報が圧縮された ファイルにコンパイルされ、/nas/var/logディレクトリに保存されます。 ファイルは次のような名前となります。

support_materials_ <シリアル番号> 。 <yymmdd_hhss> .zip

ここで:

<シリアル番号> = VNX for File のシリアル番号。

<yymmdd_hhss> = スクリプトが実行された日付および時間。

サポート資料ファイルを作成したら、サービス プロバイダまたはEMCカスタマー サービス センターに連絡し、ファイルを分析用に送付する方法について指示を受けてください。CLIオプションを使用したスクリプト処理の実行(24ページ) は、各種スクリプト操作を実行するためのCLIオプションの使用方法を説明しています。

自動的な収集と転送ツールの無効化

自動的な収集と転送ツールを完全に無効にするには、次のように入力します。

$/nas/tools/automaticcollection -disable -all

また、viなどのテキスト エディタを使用して構成ファイル/nas/site/automaticcollection.cfgを編集し、「OFF」という語を含む行のコメントを解除することによって、ツール全体を無効にする方法もあります。

VNX for Fileの問題 情報 21

レポート作成

以下は構成ファイル出力の例です。

出力

[nasadmin@bulls-cs ~]$ cat /nas/site/automaticcollection.cfg

# This is the configuration file for automaticcollection.

# Anything after the # character on that line is ignored. Blank

# lines are also ignored. Whitespace at the begining and end of each

# line is also ignored.

# To get back to the default configuration file, simply remove this

22 VNXの問題解決ロードマップ7.0

レポート作成

出力

# file (or rename it, of course), and a new one will be created the

# next time automaticcollection runs. You may change this file if you wish,

# and if you do so, automaticcollection will not recreate it.

# However, you will not receive any updates to this file should you

# choose to upgrade your control station software later.

# Don't modify the following line unless instructed by authorized

# service personnel.

# OFF

# Current version number

VERSION 2

# Uncomment the following line to disable the transfer feature.

# Disable

# Uncomment the following line to control the number of copies of

# panic dumps you would like to keep in /nas/var/dump directory.

# We strongly suggest to keep the default value. デフォルトは、2です。

# MaxCopyDump 2

# Uncomment the following line to control the number of simultaneous

# transfer you will allow from the Control Station. The default is

# 2, and it should not go any lower.

# MaxTransfer 2

# The following configurations are used by the transfer process.

# Please do not modify these unless instructed by authorized service

# personnel.

host ftp.emc.com

user anonymous

pass [email protected]

VNX for Fileの問題 情報 23

レポート作成

出力

# Modify the following line to specify the remote directory where

# the materials should be stored. The default is on the FTP server

# /incoming/APM00055108049 directory.

remote_directory /incoming/APM00055108049

CLIオプションを使用したスクリプト処理の実行

このセクションでは、自分でまたはEMCカスタマー サービスの依頼で呼び出すかどうかにかかわらず、利用可能なオプションについて説明します。このツールを使用するには、管理者権限が必要です。したがって、このツールを使用する前に、 nasadminとしてControlStationにログインしていることをご確認ください。

コマンド オプション

自動的な収集と転送ツールのコマンド オプションのリストを表示するには、次のように入力します。

$/nas/tools/automaticcollection -help

表 3(24ページ)に、自動的な収集と転送ツールのコマンド オプションと説明を示します。

表 3. 自動的な収集と転送ツールのコマンド オプション

概要オプション

オプションの一覧を表示します。-help

収集スクリプトを実行し、転送スクリプトが有効になっている場合は、実行が完了した時点でログを転送します。

-getlogs

サポートリクエスト番号などの追加情報をファイル名に含めます。

-filename <filename>

最新のダンプを抽出し、転送スクリプトが有効になっている場合は、ダンプの転送スクリプトを実行します。

-retrievedump

ダンプを取得するスロット番号を示します。-slot

ダンプをローカル ディレクトリに書き込みます。-local

24 VNXの問題解決ロードマップ7.0

レポート作成

表 3. 自動的な収集と転送ツールのコマンド オプション (続き)

概要オプション

ログの転送スクリプトを実行します。スクリプトは/nas/var/logに収集されたすべてのログのタイムスタンプを確認し、このパーティションで最新のログセットを転送します。

-transferlogs

現在の構成を表示します。-config

転送スクリプトをオフにします。-disable

転送スクリプトをオンにします。-enable

転送スクリプトの状態を確認します。-info

ユーザーの例

自動的な収集および転送ツールで使用頻度が高いと思われる機能の例を次に説明します。

● ログ ファイルおよびダンプのEMCカスタマー サービスへの自動転送を有効にするには、次のように入力します。

$/nas/tools/automaticcollection -enable

● 以前に有効になっていたログ ファイルおよびダンプの自動転送を無効にするには、コマンド プロンプトで次のように入力します。

$/nas/tools/automaticcollection -disable

● 自動的な収集と転送ツールを完全にオフにするには、コマンド プロンプトで次のように入力します。

$/nas/tools/automaticcollection -disable -all

EMCカスタマー サービスとサポート プロバイダの例

EMCカスタマー サービスまたは認定されたサポート プロバイダから指示された場合に実行する可能性がある機能の例は次のとおりです。

● ログの収集スクリプトを実行するには、コマンド プロンプトで次のように入力します。

$/nas/tools/automaticcollection -getlogs

● ダンプの転送スクリプトを実行するには、コマンド プロンプトで次のように入力します。

$/nas/tools/automaticcollection -retrievedump -slot <slot ID>

VNX for Fileの問題 情報 25

レポート作成

● ログの転送スクリプトを実行するには、コマンド プロンプトで次のように入力します。

$/nas/tools/automaticcollection -transferlogs

● 現在の構成を表示するには、コマンド プロンプトで次のように入力します。

$/nas/tools/automaticcollection -config

● 転送スクリプトの状態を確認するには、コマンド プロンプトで次のように入力します。

$/nas/tools/automaticcollection -info

26 VNXの問題解決ロードマップ7.0

レポート作成

第 4 章

トラブルシューティング

製品ラインのパフォーマンスと機能を継続的に改善および強化するための努力の一環として、EMCではハードウェアおよびソフトウェアの新規バージョンを定期的にリリースしています。そのため、このドキュメントで説明されている機能の中には、現在お使いのソフトウェアまたはハードウェアのバージョンによっては、サポートされていないものもあります。製品機能の最新情報については、お使いの製品のリリース ノートを参照してください。

製品が正常に機能しない、またはドキュメントの説明どおりに動作しないなどの場合には、EMCカスタマー サポートの担当者にお問い合わせください。

次のようなトピックが含まれています。

トピック :

● EMC E-Lab Interoperability Navigator(28ページ)● 問題の報告(28ページ)● 自動的な収集と転送ツールのエラー メッセージ(29ページ)● EMCトレーニングおよびプロフェッショナル サービス(29ページ)

VNXの問題解決ロードマップ7.0 27

EMC E-Lab Interoperability Navigator

EMC E-Lab™ Interoperability Navigatorは検索可能なWebベースのアプリケーションで

す。このアプリケーションから、EMC相互運用性サポート マトリックスにアクセスできます。これは、EMC Online Support Webサイト(http://Support.EMC.com)から入手できます。ログイン後、該当する[Support by Product]ページを探し、[Tools]を見つけて[E-Lab Interoperability Navigator]をクリックします。

問題の報告

EMCに報告された問題は、EMCカスタマー サポート担当者に送られ、必要であれば地域を担当するEMCサポート チームに連絡を取り、オン サイト サポートの手配がされます。EMCカスタマー サービス センターは問題解決への取り組みを継続し、問題を解決する一方で、地域を担当するEMCサポート チームを通して定期的にステータスのアップデートを提供します。

追加の問題情報を送ります。

最初の問題報告を行った後に、問題に関する追加情報をEMCカスタマー サービスに送信するには、次を使用してください。

● メール — この問題の担当となったEMCカスタマー サービスのサポート担当者のメール アドレスにお問い合わせください。

● FTP — EMCが分析のために使用する、たとえばシステム ログ ファイルのような巨大データの送信はFTPを使用してください。FTPを使用して、システムから取り出したファイルをEMCのような宛先へアップするか、宛先サーバから取得できるようにファイルをローカル システム ディレクトリにファイルを置きます。ファイルの転送準備について話し合うために、EMCカスタマー サービスにお問い合わせください。

● モデム — EMCサポート センターまたは認定されたサービス プロバイダにイベントファイルを送信するには、付属のシリアル モデムを使用してください。

送信時は、問題のケースID およびこのケースに割り当てられたサポート担当者の氏名を含めてください。サポート情報およびログの収集は、問題の解決に役立ちます。サポート情報およびログ情報を収集する詳細については、 問題情報(18ページ) を参照ください。

追加のステータス更新を受け取るか、問題のエスカレーションには、地域のEMCカスタマー サービス担当者にお問い合わせください。

28 VNXの問題解決ロードマップ7.0

トラブルシューティング

自動的な収集と転送ツールのエラー メッセージ

VNX for Fileのために 、すべての新しいイベント メッセージ、アラート メッセージ、ステータス メッセージによって、問題の状況のトラブルシューティングに役立つ詳細情報と推奨されるアクションが提供されます。

メッセージの詳細を表示するには、次のいずれかの方法を使用します。

● Unisphereソフトウェア:

• イベント、アラート、ステータス メッセージを右クリックして選択し、[EventDetails]、[Alert Details]、[Status Details]を表示します。

● VNX for file CLI:

• nas_message -info <message_id>コマンドを使用して特定のエラーに関する詳細情報を取得します。

● 「Celerra Network Server Error Messages Guide」

• このガイドで、それ以前のリリースのメッセージ形式でのメッセージに関する情報を見つけます。

● EMCオンライン サポートwebサイト :

エラー メッセージの簡単な説明のテキストまたはメッセージIDを使用して、EMCオンライン サポートwebサイトでKnowledgebaseを検索します。 http://Support.EMC.com にログインした後、 [サポート] に進みます。

EMCトレーニングおよびプロフェッショナル サービス

EMCカスタマー エデュケーション コースは、インフラストラクチャに対する投資全体の効果を最大限に高めるために、自社の環境内でEMCストレージ製品群を連携させる方法について学ぶのに役立ちます。EMCカスタマー エデュケーションの利点は、世界各国に設置された便利な最新のラボで、オンライン トレーニングや実地トレーニングを受けられることです。EMCカスタマー トレーニング コースは、EMCのエキスパートによって開発および提供されています。コースおよび登録の情報については、EMC Online Support Webサイト(http://Support.EMC.com)をご覧ください。

EMCプロフェッショナル サービスは、システムの効率的な導入を支援します。コンサルタントがお客様のビジネス、ITプロセス、およびテクノロジーを評価し、所有する情報を最大限に活かせる手法をお勧めします。ビジネス プランから導入まで、ITスタッフを酷使したり新たな人材を採用したりせずに、必要な各種サポートを受けることができます。詳細についてはEMCカスタマー サポート担当者にお問い合わせください。

自動的な収集と転送ツールのエラー メッセージ 29

トラブルシューティング

30 VNXの問題解決ロードマップ7.0

トラブルシューティング

索引

E

EMC E-Lab Navigator 28EMCカスタマー サービス

FTP 28メール送信 28問題のレポート作成 13

ESRS IP ClientEMCカスタマーサービスへのConnect Home通知の送信 11EMCカスタマー サービスへのエラー イベントの送信 10

F

FTPEMCカスタマー サービスへファイルを送信 28

カスタマー サービスFTP 28メール送信 28問題のレポート作成 13

クリティカルでない問題の解決 8

自動収集および転送ツール構成 20

自動的な収集および転送ツールCLIからの実行 24コマンド例 25ユーザー コマンド例 25

自動的な収集と転送ツールコマンド オプション 24説明 19無効化 21問題のレポート作成 19

ストレージ環境情報問題報告 16

追加の問題情報の送信FTP 28

メールEMCとのコンタクト 28

問題解決クリティカルでない問題のための 8

問題の解決リリース ノート 8

問題の追加情報の送信サポート担当者の氏名およびケースID 28メール送信 28問題のケースID 28

問題のレポート作成担当者情報の提供 14追加情報の送信 28ログの自動的な収集および転送 19

VNXの問題解決ロードマップ7.0 31

問題のレポート作成(続く)ログ ファイルの収集 19

リモート接続VG2/VG8ゲートウェイのインストール 11VNX for Blockおよび従来のシステム 10VNXおよびVNX for File 11

リリース ノート問題解決 8

ログ ファイル自動的な収集および転送 19問題のレポート作成 19

32 VNXの問題解決ロードマップ7.0

索引