a-blog cmsのインポート機能を使いこなす

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a-blog cmsインポート機能使いこなす Seiko Kuchida :: ウェビングスタジオ 2016.05.21(Sat)

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a-blog cmsのインポート機能を 使いこなす

Seiko Kuchida :: ウェビングスタジオ 2016.05.21(Sat)

口田 聖子(うぇびん)

Webエンジニア CMSアドバイザー

エバンジェリストになりました

沖縄合宿をお休みしたので

札幌から研究発表します

インポート機能、便利ですよね

a-blog cmsのインポート

• SQLインポート

•データの完全復元

• YAMLインポート

•コンフィグのみ

•エントリー含む

• CSVインポート

•エントリー

•ユーザー

• SQLインポート

•データの完全復元

• YAMLインポート

•コンフィグのみ

•エントリー含む

• CSVインポート

•エントリー

•ユーザー

a-blog cmsのインポート

今日の話題

YAMLの インポートって

差分インポートが できるって

知ってましたか?

差分インポートとは

インポートデータが一部のみの場合 既存サイトのデータは

その内容のみ更新される

編集設定のみ 書かれたYAML

全般設定

編集設定

モジュールID

差分インポートとは

既存サイトに同名のデータがない場合 新規追加される

モジュールID:2-2の 設定のみ書かれたYAML

ID:1

ID:2-2

ID:2

ID:3

使いこなすとこうなる!ハズ

• 過去案件の設定を部分的に使い回し

• 編集設定を利用したいCSSフレームワークに一瞬で対応させる

• よく使うモジュールIDだけをパッケージ化

管理画面のフォームから都度入力する手間が省ける

膨大なYAMLから どうやって

必要なデータだけ 抜き出せばいいのか

コンフィグの リセットを 使うといいですよ

アップルップル 山本さん

コンフィグのリセットとは

• 新規インストール・子ブログ追加のときはSite・Blogテーマの標準データが自動インポートされる

• しかしブログのコンフィグをリセットするとデータがない状態となる

データがない状態のときは /private/config.system.yaml に書かれた設定を参照しています

データがない状態だと

• まったく管理ページを更新していない状態でエクスポート▶ YAMLファイルがほぼ空

• 管理ページのどれかを一度でも更新してエクスポート▶ 更新したYAMLデータだけが追加される

ブログのエクスポートの場合は、完全に空ではなくレイアウトブロックに必要な、最低限のデータだけは残っています

数十行くらいなので簡単に除去できます

ということは…

• 子ブログを作る

• コンフィグをリセット

• 今後、使いたい設定だけ更新

• YAMLデータをエクスポート

この手順で差分データを作れる!

おおぉ

実例 ❶「コンフィグ」内の設定の場合

新規子ブログを作る

コンフィグリセット

ユニットグループだけ更新

コンフィグをエクスポート

YAMLファイルを見ると…

「unit_group」の 設定だけ

抜き出せば 差分データが完成

差分データのテスト

• 編集設定を適当に変更する

•テキストタグの設定に「ああああ」を入れたり

•ユニットグループのクラス名に「abc」を入れたり

• 差分データをコンフィグからインポートする

• ユニットグループだけが正しいデータに更新されれば成功

実例 ❷「コンフィグ」以外の設定の場合

新規子ブログを作る

コンフィグリセット

モジュールIDをひとつだけ追加

ブログのエクスポート

YAMLファイルを見ると…

モジュールID関連の 設定だけ

抜き出せば 差分データが完成

差分データのテスト

• 差分データを /mente/bin/ に入れる

• 新規ブログを作り、メンテナンスモードから「Site2015」をインポートする

• 続いて、差分データをインポートする

• Site2015のモジュールIDの一覧に新しいモジュールIDが追加されていれば成功

余談

YAMLファイルの構造は データベース構造と

全く同じです

データベースの知識があればYAMLを参考に

SQLでもっと便利な 一括変更も可能です

enjoya-blog cms!

ありがとうございました

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