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様式 A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山) 科目にかかわる情報 科目の 基本 情報 授業科目 (欧文) 応用物理 I Applied Physics I 単位 一般・専門の別・ 学習の分野 専門・自然科学系基礎・ 共通 授業形態・学期 講義・通年 対象学生 ME-3 S-3 C-3 必修・履修・ 履修選択・選択の別 必修 教員に かかわ る情報 担当教員・所属 佐藤誠・一般科目 片山敏和・非常勤 研究室等の連絡先 佐藤 一般科目棟3階(内線:8186)[email protected] 片山 友朋会館1階,非常勤講師室(内線 8592) 連絡担当 佐藤 一般科目棟3階(内線:8186)[email protected] 科目の 学習・ 教育内 容にか かわる 情報 基礎となる学問分野 数物系科学/物理/ 物理一般 学習・教育目標 A(A-1) 授業の概要 前半は,高校の教科書を使って,見かけの力や万有引力を取り扱う。 後半では,2階の微分方程式で表された運動方程式を解くことにより運 動を解析する。 学習目的 物理学は自然科学の中で最も基礎的な学問の一つであり, 様々な工学 技術の分野に物理学の成果や手法が応用されている。したがって, 各専 門分野を学ぶ際には, 物理学の基礎を十分に理解しておく必要がある。 到達目標 . 円運動について理解し,関連する問題が解けること。 . 慣性力の概念を理解すること。 . 単振動や万有引力に関連する簡単な問題が解けること。 . 微分方程式の形で運動方程式をたてることができ,さらにその解を求 めることができること。 履修に かかわ る情報 と履修 のアド バイス 履修上の注意 本科目は必修科目のため,3学年課程修了のためには履修が必須であ る。 技術者教育 プログラムとの関連 本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の 深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野の 知識を修得し,説明できること」である。本科目は大学相当の内容を含 む科目で,技術者教育プログラムの履修認定に関係する。 履修のアドバイス 授業だけでは理解できない。必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排 除する。 基礎・ 関連科 目にか かわる 情報 基礎科目 物理 I(1年),物理Ⅱ(2),基礎数学 I(1),基礎数学 II(1),微分 積分 I(2) 関連科目 微分積分(3年),数理科学 I(4),応用物理 II(4)

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Page 1: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

応用物理 I

Applied Physics I単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門・自然科学系基礎・

共通授業形態・学期 講義・通年

対象学生

M-3E-3S-3C-3

必修・履修・

履修選択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 佐藤誠・一般科目 / 片山敏和・非常勤

研究室等の連絡先

佐藤 一般科目棟3階(内線:8186):[email protected]片山 友朋会館1階,非常勤講師室(内線 8592)

連絡担当 佐藤 一般科目棟3階(内線:8186):[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野数物系科学/物理/

物理一般学習・教育目標 A(A-1)

授業の概要

前半は,高校の教科書を使って,見かけの力や万有引力を取り扱う。

後半では,2階の微分方程式で表された運動方程式を解くことにより運

動を解析する。

学習目的

物理学は自然科学の中で最も基礎的な学問の一つであり, 様々な工学

技術の分野に物理学の成果や手法が応用されている。したがって, 各専

門分野を学ぶ際には, 物理学の基礎を十分に理解しておく必要がある。

到達目標

1. 円運動について理解し,関連する問題が解けること。

2. 慣性力の概念を理解すること。

3. 単振動や万有引力に関連する簡単な問題が解けること。

4. 微分方程式の形で運動方程式をたてることができ,さらにその解を求

めることができること。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意本科目は必修科目のため,3学年課程修了のためには履修が必須であ

る。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野の

知識を修得し,説明できること」である。本科目は大学相当の内容を含

む科目で,技術者教育プログラムの履修認定に関係する。

履修のアドバイス

授業だけでは理解できない。必ず,予習,復習を必要とする。試験前

の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

除する。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目物理 I(1年),物理Ⅱ(2),基礎数学 I(1),基礎数学 II(1),微分

積分 I(2)

関連科目 微分積分Ⅱ(3年),数理科学 I(4),応用物理 II(4)

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様式 B 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)

授業にかかわる情報

授業の方法

板書を中心に授業を進めるが,理解を深めるためにできるだけ学生に質問をす

る。物理概念の理解に重きを置いた授業を行う。小テスト,課題レポートを課し,

学生の理解度を確認しながら授業を進める。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週~3週

4週~5週

6週~7週

8週

9週

10~11週

12~13週

14~15週

前期ガイダンス

円運動,問題集

慣性力と遠心力,問題集

単振動,問題集

前期中間試験(上記の範囲)

前期中間試験の返却と解説,万有引力

万有引力,問題集

位置,速度,加速度(微分・積分を用いて)

運動方程式(微分・積分を用いて)

(前期末試験:前期中間以降の範囲)

16週

17~19週

20週

21~22週

23週

24週

25週

26週

27~29週

30週

前期末試験の返却と解説・後期ガイダンス

運動方程式(微分・積分を用いて)

運動量

見かけの力

後期中間試験

中間試験の返却と解説

学習到達度試験(1/12(木))

質点の回転運動

剛体のつり合いと重心,剛体の回転運動

(学年末試験)

学年末試験の返却と解説

教科書,教材等教科書:物理 II(数研出版),原康夫著 基礎物理学(学術図書)

参考書:リードα物理 I・II(数研出版)

成績評価方法

4回の定期試験成績を70%(均等評価),平素の演習,小テスト,レポートな

どを30%とする。成績不振者には補講と再試験を課して,60点を上限に定期

試験の成績を置換する。学習到達度試験成績は学年末試験に30%の重みで加え

る。

受講上のアドバイス

関係式を暗記しても役に立たない。自らの手で問題を解き,悩むことが理解の早

道である。私語をして,他人の授業の妨げになると判断されるときは退室しても

らうことがある。

遅刻の回数が多い場合は,警告を行った後,欠席扱いとすることがある。

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様式 A 機械工学入門(佐藤)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械工学入門

First step to Mechanical Engineering単位 1

一般・専門の別・

学習の分野専門・機械とシステム 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 M―1必修・履修・

履修選択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 佐藤紳二・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学科棟1階(佐藤:内線:8257)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/機械工学 学習・教育目標 (A)

授業の概要

産業の基盤をなすものは機械工業であり,今日の文明はそれによって

支えられている。その機械に関する学問が機械工学であるが,この機械

工学の基礎知識について身近な製品等を通じて解説する。

学習目的基礎知識についての解説のみならず,機械工学分野を中心とした各人

の関心事について調査,報告を求める。

到達目標

1. 機械工学全般の基礎知識の習得

2. 各人課題を持ち,自ら調査・研究を行う姿勢を身につける。

3. 分野の異なる関連基礎知識の必要性を理解する。

4. 機械工学と社会との関連について考える。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意学年の課程修了のためには,本科目の履修(欠席時間数が所定授業時

間数の3分の1以下であること)が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化」である。

履修のアドバイスまず工学について興味・関心をもつこと,そして,TV・新聞報道等

に注意をはらうことが大切。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 基礎数学Ⅰ(1年),物理Ⅰ(1)

関連科目機械工学実験実習Ⅰ(1年)

上級学年で学ぶすべての機械関連専門科目

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様式 B 機械工学入門(佐藤)

授業にかかわる情報

授業の方法教科書を中心に授業を進めますが,毎回,前週の新聞・TV報道で関心を持っ

た工学に関連する事項について2~3名の学生に報告していただきます。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2・3週

4週

5・6週

7週

8週

9~12週

13~15週

主として板書を中心とするが,機械工学卒業生の進路として考えられる職業・

仕事に対して関心を示してもらえるように授業を進める。

また,下記の授業計画の通り,比較的興味を引き易い教科書の4・5章から始

めて(6章は時間の関係で省略)きあきき,その後1章に戻る順序で進める。

● 卒業後の進路を含めたガイダンス。自己紹介

● 動力を発生する機械(水車・タービン,内燃機関)

● いろいろな機械(運搬機械,水力・空力機械)

● 機械に用いる材料の種類

● 前期中間試験

● 前期中間試験の返却と解答解説

● 機械に用いる材料(炭素鋼,合金鋼,鉄鋼以外の金属材料,非金属材料)

● 機械と設計(機械に作用する力と運動方程式)

(前期末試験)

16週

17~19週

20~22週

23週

24週

25週

26・27週

28・29週

30週

● 前期末試験の返却と解答解説

● 材料と作用する荷重(応力とひずみ,安全率,はり)

● ねじ・軸と関連機械要素,伝動用機械要素

● 後期中間試験

● 後期中間試験の返却と解答解説

● ばね・ブレーキ・管と関連機械要素

● 機械工作法Ⅰ(鋳造・溶接)

● 機械工作法Ⅱ(塑性加工・切削加工),計測と品質管理

(後期末試験)

● 後期末試験の返却と解答解説

教科書,教材等教科書:小町 弘,吉田 裕著「絵とき機械工学のやさしい知識」(オーム社)

参考書:三輪修三著「ものがたり機械工学史」(オーム社)

成績評価方法4回の定期試験を同等に評価(70%)。各自が関心を持つ事項について調査

し,レポートにして提出したものと口頭発表についての評価(30%)。

受講上のアドバイス工学分野だけでなく社会問題にも関心を持ち,自ら調査・理解する姿勢が大切。

1 単位時間の半分を遅刻した場合には欠課とする。

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様式 A 情報リテラシー(加藤)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

情報リテラシー

Information literacy単位 1

一般・専門の別・

学習の分野専門・情報と計測・制御 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 M-1必修・履修・

履修選択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 加藤学・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学科棟1階(内線:8251)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野総合領域/情報学/情報

学基礎学習・教育目標 (C)

授業の概要

新聞,雑誌,書籍,テレビ,ラジオ,インターネットなど我々は膨大

な情報に囲まれて生活をしている。本科目では,膨大な情報量の中から

必要な情報の収集,評価,活用する際に必要となる知識や考え方につい

て学習し,氾濫する情報との付き合い方について学習する。

学習目的 情報を入手し活用する際に必要となる知識・考え方を習得する。

到達目標

1.必要な情報の性質や範囲を見極め,効果的・効率的に入手できる。

2.情報,情報源を批判的に評価し,自分自身の知識に加えられる。

3.取得した情報を管理し,目的のために効果的に利用できる。

4.情報利用にかかわる経済的,法的,社会的問題の多くを理解し,情

報を倫理的にかつ法律に則って利用できる。

5.津山高専情報倫理ガイドラインを理解し実践できる。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意学年の課程修了のためには本科目の履修(欠席時間数が所定授業時間

数の3分の1以下)が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(C)情報技術の修得」である

が,付随的には「(A)技術に関する基礎知識の深化」にも関与する。

履修のアドバイス なし

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 なし

関連科目専門学科HR(1 年),情報処理(3),数値計算(5),

卒業研究(5)など

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様式 B 情報リテラシー(加藤)

授業にかかわる情報

授業の方法

板書とスライドを使って授業を進める。必要に応じて,新聞,雑誌,テレビな

どから具体的な事柄を取り上げる。また,理解が深まるよう演習やレポートを課

す。情報を取得する方法として本校図書館や情報センターの各種サービスについ

ても解説し,授業においても積極的に利用する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~3週

4~5週

6~7週

8週

9~11週

12~15週

ガイダンス〔科目の位置付け,学習内容,方法〕

情報センター利用方法①〔電子メール,Windows 基礎〕

情報の概念〔情報の性質,情報伝達の方法〕

情報の大きさ〔情報の表現方法,データ量,身の回りの情報量〕

(前期中間試験)

前期中間試験の返却と解答解説

情報収集の方法と整理方法〔情報源の種類,情報の収集,情報の加工と保存〕

情報加工に関して配慮すべき事項〔著作権,肖像権,工業所有権〕

(前期末試験)

16週

17~18週

19~22週

23週

24~26週

27~28週

29週

30週

前期末試験の返却と解答解説,

情報センター利用方法②〔MS-Word,MS-Excel の基礎〕

ネットワークの仕組み〔LAN,インターネット〕

ネットワークを利用する上での注意

〔不正アクセス,有害情報,ネチケット,マナー,ネット犯罪〕

(後期中間試験)

後期中間試験の返却と解答解説

セキュリティを守る技術〔個人情報,暗号化〕

情報社会の現状と今後〔健康への影響,利便性と弊害〕

情報センター利用方法③〔MS-Word,MS-Excel の基礎〕

(学年末試験)

後期末試験の返却と解答解説

教科書,教材等教科書:

参考書:ネットワーク社会における情報の活用と技術 (実教出版)

成績評価方法4回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する(50%)。また,課題のレ

ポート提出(50%)。

受講上のアドバイス

普段から新聞,雑誌,テレビのニュースなどを通じて幅広い分野の情報を入手

し,同じ事柄に対する新聞,雑誌,報道番組での取り扱いの違いに注意を払う。

インターネット以外の情報源,例えば図書館で利用可能なものを積極的に利用す

ること。1 単位時間の半分を遅刻した場合には欠課とする。

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様式 A 工業材料(北條)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

工業材料

Engineering Materials単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門・材料と構造 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 M-2必修・履修・

履修選択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 北條智彦・機械工学科

研究室等の連絡先 北條研究室:機械・電気電子工学科棟1階(内線:8253)

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野工学 / 機械工学 / 機械材

料・材料力学学習・教育目標 (A)

授業の概要

材料はあらゆる工業技術の根幹をなすものの一つで, それゆえ材料に

関する知識を深化し, 応用できる能力を身につけることは, 機械技術者

にとって必須である。金属材料,特に鉄鋼材料を中心に具体的な材料の

性質や用途について解説する。

学習目的

金属の結晶構造や組織と性質など,材料を理解する上で必要な材料一

般に共通する理論を学習する。それらの理論を用いて実用材料に生じる

諸現象を理解する能力を養う。実用材料について種類, 性質, 用途などを

学習することによって製品開発や設計製作などの際に, 最適材料を選択

できる能力を養う。

到達目標

1.結晶構造や組織と性質など材料に関する基礎的な事項が説明でき

る。

2.実用材料に生じる諸現象を理解する能力を養う。

3.実用材料の種類, 性質, 用途などについて理解する。

4.設計製作の際に, 目的に応じた最適材料を選択できる。

5.材料に起因する事故に対して考察できる能力を養う。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意 必修科目は,第 2 学年の課程修了のために履修が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化」である。

履修のアドバイス材料に関する理論を主に学習するので, やや難解な箇所もあるが, 復

習を十分して欲しい。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目機械工学入門(1年),化学Ⅰ・Ⅱ(2年・3),機械工学実験実習Ⅰ(1),

機械設計製図Ⅰ(1)など

関連科目

機械工学実験実習Ⅱ・Ⅲ(2年・3), 機械工作法Ⅰ・Ⅱ(2年・4),

機械設計製図Ⅱ・Ⅲ(2年・3), 機械設計法Ⅰ・Ⅱ(3年・4),材料力

学Ⅰ・Ⅱ(3),材料力学Ⅲ(4)など

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様式 B 工業材料(北條)

授業にかかわる情報

授業の方法板書を中心に行うが, サンプルを提示したり, 材料に関する新聞や諸雑誌の記

事を教材に使用たりして, 理解を助けるとともに材料に関する興味を持たせる。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~4週

5~7週

8週

9~15週

前期は主に金属材料の特性と鉄鋼に関する基礎知識について学習する。

ガイダンス 〔工業材料と機械〕

金属の通性〔結晶構造:結晶構造,格子欠陥(転位),結晶構造と金属の性質の

関係,金属の変形:展性と延性,金属の結晶と塑性変形,加工硬化と再結晶〕

合金と平衡状態図〔合金とその通性:相,合金,固溶体と金属間化合物,純金属

の凝固,潜熱,状態図:状態図とその見方(全率固溶体),てこの関係,偏析,

共晶反応とその組織〕

(前期中間試験)

定期試験の返却と解答解説,鉄と鋼〔製銑法と製鋼法,鉄―炭素系平衡状態図と

組織,共析反応,鋼の降伏点現象と標準組織の機械的性質〕

(前期末試験)

16~22週

23~24週

25~28週

29週

30週

後期は鉄鋼を中心とした実用材料の種類, 性質, 用途などを学習する。

定期試験の返却と解答解説,鉄と鋼〔熱処理:焼なまし,焼ならし,焼入れ・焼

もどしなど,炭素鋼:一般構造用圧延鋼材,機械構造用鋼,冷延鋼板:高強度冷

延鋼板,複合組織鋼板,鉄の粉末冶金〕,構造用合金鋼〔低合金高張力鋼,快削

鋼,焼入れ焼戻し状態で使う合金鋼〕

(後期中間試験)

定期試験の返却と解答解説,工具材料〔工具鋼,高速度鋼,サーメット,切削工

具用セラミックスなど〕

鉄鋼の防食とステンレス鋼,耐熱材料,鋼の表面硬化〔 高周波焼入れ, 浸炭, 窒

化〕,鋳鉄〔普通鋳鉄, 可鍛鋳鉄, 球状黒鉛鋳鉄〕

非鉄金属〔銅,アルミニウム,チタンなど〕,非金属材料〔プラスチック〕

(学年末試験)

定期試験の返却と解答解説,まとめ

教科書,教材等

教科書:門間改三「大学基礎 機械材料」(実教出版)

参考書:門田和雄「絵ときでわかる機械材料」(オーム社)

新日本製鉄(株)「鉄と鉄鋼がわかる本」(日本実業出版社)

大久保重雄「熱処理のおはなし」((財)日本規格協会)

成績評価方法4回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する(70%)。試験には, 教科書,

ノートの持ち込みを許可しない。課題(30%)。

受講上のアドバイス

身の回りには, 次々に新しい材料が開発され, 新聞やテレビなど一般のマスコ

ミにもよく登場しているので, これらのニュースをよく見ていると, 材料に対す

る興味が湧き, 理解しやすい。また,15 分以上の遅刻,早退は欠課扱いとする。

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様式 A 材料力学Ⅰ(塩田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

材料力学Ⅰ

Strength of Materials Ⅰ単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門・材料と構造 授業形態・学期 講義・前期

対象学生 M-3必修・履修・履修

選択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 塩田祐久・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学棟1階 (内線8252)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野工学/機械工学/材料力

学学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要

材料の機械的性質を基に,外力を受ける部材の変形,部材内部に生じ

る応力およびそれらの相互関係を数式によって理解させる。また,使用

する数式の前提条件や適用範囲も十分認識させる。

学習目的

材料力学の基本的な考え方を理解することで,デザイン基礎能力を修

得する。また,部材の応力や変形を数式によって理解することにより必

要十分な部材寸法を決定できる能力を修得する。

到達目標

1.材料力学に関する基本的な考え方を理解する。

2.部材の変形と応力およびそれらの相互関係を数式によって理解する。

3.演習やレポート,小テストを通じて理解を深化させる。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

本科目は,履修が必須である。また本科目は「授業時間外の学習を必

修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講

するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習に

ついては担当教員の指示に従うこと。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,「情

報と計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステム」に関する専門技術

分野の知識を習得し,説明できること」であるが,付随的には「A-1」

にも関与する。本科目は大学相当の内容を含む科目で,技術者教育プロ

グラム履修認定に関連する。

履修のアドバイス 微分積分や力学に関する基本的な箇所を復習しておくこと。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 機械工学入門(1年),物理Ⅰ(1),応用物理Ⅰ(3)

関連科目材料力学Ⅱ(3年),材料力学Ⅲ(4),機械設計法Ⅰ(3)Ⅱ(4),

応用機械設計(5),卒業研究(5),材料強度学(専2)など

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様式 B 材料力学Ⅰ(塩田)

授業にかかわる情報

授業の方法

板書を中心に,基礎科目との関連に注意しながら授業を進める。また,出来る

だけモデルの提示に心がけ,具体的な解説を行う。さらに,理解が深まるよう学

習の進度に合わせて演習指導を行い,適宜レポートを課す。

開講週授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容〔項目〕

(指示事項)

1~3週

4,5週

6週

7週

8週

9週

10 週

11 週

12 週

13 週

14 週

15 週

・ガイダンス,応力とひずみの定義

・応力とひずみの計算

・応力ひずみ線図,弾性係数

・許容応力と安全率

(中間試験)

・中間試験の返却と解説,種々の棒の

変形量

・棒の自重による応力とひずみ

・熱応力と熱変形

(期末前試験)

・トラスの応力と変位

・不静定の問題

(期末試験)

・垂直応力とせん断応力(2回)

・許容応力と安全率(2回)

・応力と変形量に関する例題

・自重の例

・熱応力の例

・トラスの例

・不静定の例

教科書,教材等 教科書:渥美 光,鈴木幸三,三ヶ田賢次「材料力学ⅠSI 版」(森北出版)

成績評価方法

試験は,2回の定期試験だけでなく,期末前試験(1回)を通常授業で行う。こ

れら3回の試験の結果をそれぞれ同等に評価する(70%)。また授業時間外の

課題(通常10回)を30%とする。

試験はノートの持込を許可しない。再試験を行うことがある。

受講上のアドバイス

必要に応じて復習しながら授業を進めるが,予習・復習と,講義に関連する演習

問題を自ら解く積極性が大切である。授業時間の半分を過ぎて入室した場合,遅

刻として扱う。

Page 11: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 材料力学Ⅱ(塩田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

材料力学Ⅱ

Strength of Materials Ⅱ単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門・材料と構造 授業形態・学期 講義・後期

対象学生 M-3必修・履修・履修

選択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 塩田祐久・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学棟1階 (内線8252)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野工学/機械工学/材料力

学学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要

材料の機械的性質を基に,外力を受ける部材の変形,部材内部に生じ

る応力およびそれらの相互関係を数式によって理解させる。また,使用

する数式の前提条件や適用範囲も十分認識させる。

学習目的

材料力学の基本的な考え方を理解することで,デザイン基礎能力を修

得する。また,部材の応力や変形を数式によって理解することにより必

要十分な部材寸法を決定できる能力を修得する。

到達目標

1.はりの曲げ変形における基礎仮定を理解する。

2.曲げモーメントとせん断力について理解し,計算できる。

3.はりの断面と曲げ応力について理解し,計算できる。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

本科目は,履修が必須である。また本科目は「授業時間外の学習を必

修とする科目」である。1単位あたり授業時間として15単位時間開講

するが,これ以外に30単位時間の学習が必修となる。これらの学習に

ついては担当教員の指示に従うこと。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,「情

報と計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステム」に関する専門技術

分野の知識を習得し,説明できること」であるが,付随的には「A-1」

にも関与する。本科目は大学相当の内容を含む科目で,技術者教育プロ

グラム履修認定に関連する。

履修のアドバイス 微分積分や力学に関する基本的な箇所を復習しておくこと。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 機械工学入門(1年),物理Ⅰ(1),応用物理Ⅰ(3)

関連科目材料力学Ⅰ(3年),材料力学Ⅲ(4),機械設計法Ⅰ(3)Ⅱ(4),

応用機械設計(5),卒業研究(5),材料強度学(専2)など

Page 12: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 材料力学Ⅱ(塩田)

授業にかかわる情報

授業の方法

板書を中心に,基礎科目との関連に注意しながら授業を進める。また,出来る

だけモデルの提示に心がけ,具体的な解説を行う。さらに,理解が深まるよう学

習の進度に合わせて演習指導を行い,適宜レポートを課す。

開講週授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容〔項目〕

(指示事項)

1週

2週

3~7週

8週

9週

10,11 週

12,13,14 週

15 週

・材料力学Ⅰの期末試験の返却と解答

解説

・はりと曲げの基礎事項

・はりの基本パターンにおけるせん断

力図と曲げモーメント図

(中間試験)

・中間試験の返却と解答解説

・断面一次モーメント,断面二次モー

メント,主軸

・はりの断面係数と曲げ応力,はりの

設計と断面の形

(学年末試験)

・後期末試験の答案返却と試験解説

・はりにおける反力

・種々のはりにおけるBMDとSFD

(5回)

・SFDとBMDの復習

・断面二次モーメントの計算(2回)

・曲げ応力の計算

教科書,教材等 教科書:渥美 光,鈴木幸三,三ヶ田賢次「材料力学ⅠSI 版」(森北出版)

成績評価方法

2回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する(70%)。授業時間外の課題

10回(30%)。

試験はノートの持込を許可しない。再試験を行うことがある。

受講上のアドバイス

必要に応じて復習しながら授業を進めるが,予習・復習と,講義に関連する演習

問題を自ら解く積極性が大切である。授業時間の半分を過ぎて入室した場合,遅

刻として扱う。

Page 13: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式A 材料力学Ⅲ(塩田)

科目にかかわる情報

授業科目 材料力学Ⅲ 単位 2

科目の (欧文) Strength of Materials Ⅲ

基本 一般・専門の別・

情報 学習の分野 専門・材料と構造 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 M-4 必修・履修・履修 必修

選択・選択の別

教官に 担当教員・所属 塩田祐久・機械工学科

かかわ

る情報 研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学棟1階 (内線8252)

E-mail:[email protected]

工学/機械工学/材料力

基礎となる学問分野 学 学習・教育目標 A(A-2)

科目の 材料力学Ⅰにおいて修得した基礎理論を不静定問題や,ねじり,

学習・ 衝撃,組合せ応力問題などに発展させ,かつ,それらを具体的な

教育内 授業の概要 問題に応用することにより,各種の外力を受ける部材の変形や部

容にか 材内部に生じる応力およびそれらの相互関係を数式によって理解

かわる させる。

情報 材料力学の基本的な考え方を理解することで,デザイン基礎能力

学習目的 を修得する。また,部材の応力や変形を数式によって理解するこ

とにより必要十分な部材寸法を決定できる能力を修得する。

1.材料力学に関する基本的な考え方を理解する。

到達目標 2.部材の変形と内部応力およびそれらの相互関係を数式によっ

て理解する。

3.演習やレポート,小テストを通じて理解を深化させる。

履修に 履修上の注意 学年の課程修了のためには履修が必須である。

かかわ

る情報 本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎

と履修 技術者教育プロ 知識の深化,A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギ

のアド グラムとの関連 ーと流れ」,「情報と計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステ

バイス ム」に関する専門技術分野の知識を習得し,説明できること」で

あるが,付随的には「A-1」にも関与する。

教科書は,材料力学Ⅰ(3年)と同じものを使用する。

履修のアドバイス

基礎・ 機械工学入門(1年),基礎数学Ⅰ(1),微分積分Ⅰ(2),

関連科 基礎科目 工業力学(3),材料力学Ⅰ(3)

目にか

かわる 材料力学Ⅰ ,Ⅱ(3年),機械設計法Ⅰ(3),Ⅱ(4),

情報 関連科目 機械設計製作(4),機械応用設計Ⅱ(5),卒業研究(5),

材料強度学(専2)など

Page 14: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式B 材料力学Ⅲ(塩田)

授業にかかわる情報

板書を中心に,基礎科目との関連に注意しながら授業を進める。また,

授業の方法 出来るだけモデルの提示に心がけ,具体的な解説を行う。さらに,理解が

深まるよう学習の進度に合わせて演習指導を行い,適宜レポートを課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週 ・ガイダンス1,たわみ式の導出

2~4週 ・片もちはりのたわみ[集中荷重,等分布荷重,モーメントM0,三角形

前 分布荷重,複数の集中荷重が作用する場合]

期 5~7週 ・両端支持はりのたわみ[集中荷重,等分布荷重,三角形分布荷重,

モーメントM0,M1が作用する場合],面積モーメント法

8週 (中間試験)

授 9週 ・前期中間試験の返却と解答解説,両端固定はり[等分布荷重,集中荷重,

業 10週 ・三角形分布荷重が作用する場合]

計 11週 ・一端固定他端支持はり[集中荷重,分布荷重が作用する場合]

画 12週 ・連続はりの理論と三モーメントの定理

13週 ・集中荷重,等分布荷重の作用する連続はり

14週 ・平等強さのはり[片持ちはり]

15週 ・平等強さのはり[両端支持はり],重ね板ばね,組合せはりの応力

(前期末試験)

16~18週 ・前期末試験の返却と解答解説,ガイダンスⅡ,

せん断応力による垂直ひずみと垂直応力,弾性係数間の関係,

後 はり断面のせん断応力分布

期 19~21週 ・丸棒のねじり式の導出,丸棒のねじり,

動力軸のねじり,軸の強さとこわさ

22週 (後期中間試験)

23~27週 ・後期中間試験の返却と解答解説,二軸応力とせん断応力が作用する場合

の任意点の応力とひずみ,モールの応力円,軸荷重と曲げモーメントを

受ける棒,曲げとねじりを受ける軸

28~29週 ・ひずみエネルギー,マクスウェルの定理。カスティリアノの定理とその

応用

(学年末試験)

30週 ・後期末試験の答案返却と試験解説

教科書,教材等 教科書:渥美 光,鈴木幸三,三ヶ田賢次「材料力学Ⅰ SI 版」(森北出版)

4回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する(70%)

成績評価方法 演習,小テスト,レポートなど(30%)

試験はノートの持込を許可しない。再試験を行うことがある。

必要に応じて復習しながら授業を進めるが,予習・復習と,講義に関連

受講上のアドバイス する演習問題を自ら解く積極性が大切である。

授業時間を15分を過ぎて入室した場合,遅刻として扱う。

Page 15: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 工業力学(橋本)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

工業力学

Engineering Mechanics単位 1

一般・専門の別・

学習の分野専門・運動と振動 授業形態・学期 講義・前期

対象学生 M-3必修・履修・履修選

択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 橋本淳・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学科棟 1 階(内線:8250)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野工学/応用物理学・工学基

礎/工学基礎学習・教育目標 A(A-1)

授業の概要

工学の基礎の一つである力学は,機械工学科への入門としての重要な基礎

科目であるため,静力学および動力学を中心に工業力学を体系的に学ぶ。直

線・回転運動や摩擦など広範囲の現象を扱い,これらの現象に理論をあて

はめて数値計算する能力を養うことに重点を置く。

学習目的物理学を基礎にして, 機械の静的および動的な運動を, 工学的に解析

できる能力を身につける。

到達目標

1. 機械の運動を静的に解析できる。

2. 機械の運動を動的に解析できる。

3. 演習やレポートを通じて理解を深化させる。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意 課程修了のためには履修が必須となります。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化, A-1:工学に関する基礎知識として, 自然科学の幅広い分野の知識

を修得し, 説明できること」である。本科目は大学相当の内容を含む科

目で,技術教育プログラム履修認定に関連する。

履修のアドバイス工業力学は機械工学の力学の基礎であり,さらに機械力学へと発展す

るため,理解を深めることが必要である。

基礎・

関 連 科

目 に 関

わ る 情

基礎科目 物理Ⅰ(1年),物理Ⅱ(2)

関連科目 応用物理Ⅰ(3年),機械力学(5)

Page 16: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 工業力学(橋本)

授業にかかわる情報

授業の方法

本科目は時間割編成上,前期のみで開講する。板書を中心に授業を進めるが,

多くの演習を通して理解を深め,力学の基礎が十分身に付くように配慮する。また,

応用力を養うためにレポートを課し,理解度を確かめるために小テストを実施す

る。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~4週

5~7週

8週

9週

10週

11~13週

14週

15週

ガイダンス,力の合成と分解,力のモーメント

力のつりあい,重心

質点の運動,直線運動,平面運動〔放物線運動, 円運動〕

(前期中間試験)

前期中間試験の答案返却と解答解説,相対運動

慣性モーメントの基礎

剛体の平面運動

衝突

仕事,エネルギ,動力

(前期末試験)

教科書,教材等

教科書:青木弘・木谷晋「工業力学」(森北出版)

参考書:入江敏博「詳解 工業力学」(理工学社), 井上安之助・庄司不二男「工

業力学演習」(産業図書)いずれも図書館所蔵

成績評価方法

2回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する(80%)。試験には,教科

書, ノートの持ち込みを許可しない。レポートと小テスト(20%)。また,成績

が60点未満の学生に対して再試験を行うことがあり,定期試験と再試験の平均

点を試験分として再計算し,成績が60点を超えれば60点とする。前期末で成

績不振である者については,学年末までに再試験を行う。

受講上のアドバイス

科目「物理Ⅰ」と重複する個所が多い。専門科目のうちの力学に関する最初の

科目なので難解に感じるが,十分復習することで理解することができる。遅刻と

みなす時間は授業時間の 1/2 までとし、以降は欠課とみなす。

Page 17: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式A 熱力学Ⅰ(福田)

科目にかかわる情報

科目の 授業科目 熱力学Ⅰ 単位 2

基本 (欧文) Thermodynamics Ⅰ

情報 一般・専門の別・

学習の分野 専門・エネルギーと流れ 授業形態・学期 講義・前期

対象学生 M-4 必修・履修・ 必修

履修選択・選択の別

教員に 担当教員・所属 福田昌准・機械工学科

かかわ 研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟1階(内線:8256)

る情報 E-mail:[email protected]

基礎となる学問分野 工学/機械工学/熱工学 学習・教育目標 A(A-2)

科目の エネルギー形態の基本である熱エネルギーと仕事つまり力学的

学習・ 授業の概要 エネルギーについて,これらと物質の性質との関係,エネルギー

教育内 相互間の変換およびこれらの工業面への適用について解説する。

容にか 熱エネルギーに関する基本的知識を身に付けるとともに,工業

かわる 学習目的 面への適用やエネルギーの有効利用について理解を深める。

情報

1.熱力学の第一法則および第二法則を理解する。

到達目標 2.理想気体の状態変化を説明でき,物質の性質と仕事や熱量

との関係を理解する。

履修に 本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単

かかわ 履修上の注意 位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に3

る情報 0単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教

と履修 員の指示に従うこと。

のアド 必修科目であり,課程修了には履修が必須となる。

バイス 技術者教育 本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎

プログラムとの関連 知識の深化,A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギ

ーと流れ」,「情報と計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステ

ム」に関する専門技術分野の知識を修得し,説明できること」で

ある。

熱力学は,材料力学,流体力学(工学),機械力学などととも

履修のアドバイス に機械工学の基礎となる重要な力学の一つである。

基礎・ 微分積分Ⅰ(2年),物理Ⅱ(2)

関連科 基礎科目

目にか

かわる 熱力学Ⅱ(4 年),流体工学Ⅰ・Ⅱ(4),熱機関(5),流体機

情報 関連科目 械(5),伝熱工学(5),エネルギーシステム工学(専 1),流体力

学(専2)

Page 18: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式B 熱力学Ⅰ(福田)

授業にかかわる情報

授業は板書を中心に進め,出来るだけ具体的に解説を行う.また多くの

授業の方法 演習問題(主に過去の試験問題)を通して基礎理論の理解を深めるととも

に応用力が培えるように配慮する。

開講週 授業時間内の学習内容〔項目〕 授業時間外の学習内容〔項目〕

(指示事項) (指示事項)

1週 ● 講義の概要〔ガイダンス,〕

2週・3週 ● 熱力学で扱う物理量〔温度, ● 熱力学で扱う物理量に関する課

熱,比熱,圧力,仕事〕 題

4週・5週 ● 熱力学の第一法則,熱と仕事 ● 仕事とPV線図に関する課題

前 内部エネルギーとエンタルピー ● 内部エネルギーとエンタルピー

期 に関する課題

授 6週・7週 ● 理想気体〔理想気体の状態式 ● 総合課題(1)

業 気体定数〕,問題演習1

計 8週 (前期中間試験)

画 9週~ 12 週 ● 前期中間試験の答案返却と試 ● 理想気体の状態変化に関する課

験解説,理想気体の状態変化 題(2回)

〔等温・等圧・等積・断熱・ポ

リトロープ変化〕

13 週 ● 気体の混合

14 週・15 週 ● 熱力学の第二法則,不可逆過 ● 総合課題(2)

熱機関の熱効率

問題演習2

(前期末試験)

(答案返却と解説は,後期「熱力

学Ⅱ」の最初に行う)

教科書:小山敏行「熱力学きほんの「き」」(森北出版)

教科書,教材等 過去の試験問題を演習用に配布する。

参考書:斉藤孟「工業熱力学の基礎」(サイエンス社)など

2回の定期試験の成績を同等に評価し(定期試験70%),これに演習

成績評価方法 と時間外の学習成果(課題)(30%)を加えた総合評価とする。

試験には教科書,ノートの持ち込みは許可しない。

再試験は行わないが,定期試験後の「特別補習」での小試験や課題の成

績を総合評価に反映させる。

欠課および遅刻は演習点に反映させる。

授業には必ず出席するよう心掛け,他の教科で身に付けた知識と関連さ

せて学習し,意欲的に新しい知識の吸収に努めること。

受講上のアドバイス 授業の理解を深めるために授業中に行う演習や与えられた課題には,各

自で自発的に取り組むこと。

定期試験前に補習を行う。積極的に参加し理解を深めること。

15分を越える遅刻は,欠課とみなす。

Page 19: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式A 熱力学Ⅱ(福田)

科目にかかわる情報

科目の 授業科目 熱力学Ⅱ 単位 2

基本 (欧文) Thermodynamics Ⅱ

情報 一般・専門の別・

学習の分野 専門・エネルギーと流れ 授業形態・学期 講義・後期

対象学生 M-4 必修・履修・ 必修

履修選択・選択の別

教員に 担当教員・所属 福田昌准・機械工学科

かかわ 研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟1階(内線:8256)

る情報 E-mail:[email protected]

基礎となる学問分野 工学/機械工学/熱工学 学習・教育目標 A(A-2)

科目の エネルギー形態の基本である熱エネルギーと仕事つまり力学的

学習・ 授業の概要 エネルギーについて,これらと物質の性質との関係,エネルギー

教育内 相互間の変換およびこれらの工業面への適用について解説する。

容にか 熱エネルギーに関する基本的知識を身に付けるとともに,工業

かわる 学習目的 面への適用やエネルギーの有効利用について理解を深める。

情報

1.エントロピーの性質を知り計算できる。

到達目標 2.種々のガスサイクルを説明でき,熱効率を理解する。

3.蒸気の性質を理解し,蒸気表や蒸気線図が使える。

履修に 本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単

かかわ 履修上の注意 位あたり授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に3

る情報 0単位時間の学習が必修となる。これらの学習については担当教

と履修 員の指示に従うこと。

のアド 必修科目であり,課程修了には履修が必須となる。

バイス 技術者教育 本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎

プログラムとの関連 知識の深化,A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギ

ーと流れ」,「情報と計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステ

ム」に関する専門技術分野の知識を修得し,説明できること」で

ある。

熱力学は,材料力学,流体力学(工学),機械力学などととも

履修のアドバイス に機械工学の基礎となる重要な力学の一つである。

基礎・ 微分積分Ⅰ(2年),物理Ⅱ(2),熱力学Ⅰ(4)

関連科 基礎科目

目にか

かわる 流体工学Ⅰ・Ⅱ(4年),熱機関(5),流体機械(5),伝熱工

情報 関連科目 学(5),エネルギーシステム工学(専 1),流体力学(専2)

Page 20: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式B 熱力学Ⅱ(福田)

授業にかかわる情報

授業は板書を中心に進め,出来るだけ具体的に解説を行う.また多くの

授業の方法 演習問題(主に過去の試験問題)を通して基礎理論の理解を深めるととも

に応用力が培えるように配慮する。

開講週 授業時間内の学習内容〔項目〕 授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項) (指示事項)

授 1週・2週 ● 「熱力学Ⅰ」の答案返却と ● カルノーサイクルに関する課題

業 試験解説,ガイダンス,カル

計 後 ノーサイクル

画 期 3週~5週 ● エントロピー〔エントロピー ● エントロピー計算に関する課題

の性質と計算,エントロピー ● 有効エネルギーとTS線図に関

線図〕,有効エネルギー する課題

6週・7週 ● ガスサイクル1〔熱効率, ● 総合課題(1)

内燃機関の概要〕

問題演習1,

8週 (後期中間試験)

9週~ 11 週 ● 後期中間試験の答案返却と ● 内燃機関のサイクルに関する課

試験解説,ガスサイクル2 題

〔オットーサイクル,ディー

ゼルサイクルなど〕

12 週~ 14 週 ● 蒸気〔蒸気の性質,蒸気表と ● 蒸気の性質と状態変化に関する

蒸気線図〕,蒸気サイクル 課題

問題演習2 ● 総合課題(2)

(後期末試験)

15 週 ● 後期末試験の答案返却と試験

解説

教科書:小山敏行「熱力学きほんの「き」」(森北出版)

教科書,教材等 過去の試験問題を演習用に配布する。

参考書:斉藤孟「工業熱力学の基礎」(サイエンス社)など

2回の定期試験の成績を同等に評価し(定期試験70%),これに演習

成績評価方法 と時間外の学習成果(課題)(30%)を加えた総合評価とする。

試験には教科書,ノートの持ち込みは許可しない。

再試験は行わないが,定期試験後の「特別補習」での小試験や課題の成

績を総合評価に反映させる。

欠課および遅刻は演習点に反映させる。

授業には必ず出席するよう心掛け,他の教科で身に付けた知識と関連さ

せて学習し,意欲的に新しい知識の吸収に努めること。

受講上のアドバイス 授業の理解を深めるために授業中に行う演習や与えられた課題には,各

自で自発的に取り組むこと。

定期試験前に補習を行う。積極的に参加し理解を深めること。

15分を越える遅刻は,欠課とみなす。

Page 21: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 流体工学I(加藤)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

流体工学I

Fluid Engineering I単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門・エネルギーと流れ 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 M-4必修・履修・

履修選択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 加藤学・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学科棟1階(内線:8251)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/機械工学/流体工学 学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要

流体工学は,水その他の流体を対象に主として実験的手法により解析

する水力学と理論的手法によって解明する流体力学を一つの体系にまと

めたものである。できる限り数式を多用せずに現象の物理的意味を明確

にすることに重点を置いて解説する。

学習目的静止流体力学・動水力学の基礎事項を理解し,これらを応用して関連

した問題を解析するための基礎能力を修得する。

到達目標

1.静止流体力学の基礎事項および問題解析能力を身につける。

2.動水力学に関する基礎事項および問題解析能力を身につける。

3.管路系内の流れを理解し,管路の諸損失を計算できる。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あた

り授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の

学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

学年の課程修了のためには本科目の履修(欠席時間数が所定授業時間数

の3分の1以下)が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化、A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,

「情報と計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステム」に関する

専門技術分野の知識を修得し,説明できること」である。

履修のアドバイス可能な限り身近な例を挙げて解説するので,あまり細かい数式の導出

にとらわれすぎず,物理的意味を深く理解するように心掛ける方が良い。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目基礎数学Ⅰ,Ⅱ(1年),物理Ⅰ(1),物理Ⅱ(2),工業力学(3)

など

関連科目流体工学Ⅱ(4年),熱力学Ⅰ,Ⅱ(4),流体機械(5),熱機関(5)

流体力学(専2)など

Page 22: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 流体工学I(加藤)

授業にかかわる情報

授業の方法

板書を中心に教科書に沿って授業を進め,できるだけ具体的に解説を行う。ま

た毎回,課題を出して授業時間外での追加学習を求める。(学習教科書に載って

ない項目は,課題問題を提示する。)

開講週授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容〔項目〕

(指示事項)

1週

2・3週

4・5週

6・7週

8週

9~11週

12~15週

前期ガイダンス,流体の特性とそ

の取り扱い方

静止流体の力学

〔流体に働く力と応力,圧力,重力

場にある静止流体,相対的静止状態

における力学〕

流れとそれを表す方法

〔流線の方程式,連続の式,オイラ

ーの運動方程式〕,

ベルヌーイの定理

(前期中間試験)

前期中間試験の返却と解答解説,運

動量の法則とその応用

管路の諸損失と管路系内の流れ

(前期末試験)

流体の特性に関する課題

静止流体力学に関する課題

(2回)

連続の式・オイラーの運動方程式

に関する課題

ベルヌーイの定理に関する課題

運動量の法則とその応用に関す

る課題

管路系内の流れに関する課題

教科書,教材等教科書:児島忠倫ほか「エース 流体の力学」(朝倉書店)

参考書:

成績評価方法

2回の定期試験の結果を同等に評価する(70%)。各中間試験には教科書・

ノートの持込を許可しないが,前期末試験と学年末試験ではノートのみ持込を許

可する。授業時間外の学習成果(7回のレポート提出)(30%)。

受講上のアドバイス

予習・復習を十分にするとともに演習問題にも積極的に取り組むこと。授業時

間外に復習や課題への取組を必ず行い,レポート等を提出すること。1 単位時間

の半分を遅刻した場合には欠課とする。

Page 23: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 流体工学Ⅱ(加藤)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

流体工学Ⅱ

Fluid Engineering II単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門・エネルギーと流れ 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 M-4必修・履修・

履修選択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 加藤学・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学科棟1階(内線:8251)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/機械工学/流体工学 学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要

流体工学は,水その他の流体を対象に主として実験的手法により解析

する水力学と理論的手法によって解明する流体力学を一つの体系にまと

めたものである。できる限り数式を多用せずに現象の物理的意味を明確

にすることに重点を置いて解説する。

学習目的静止流体力学・動水力学の基礎事項を理解し,これらを応用して関連

した問題を解析するための基礎能力を修得する。

到達目標

1.相似則•次元解析に関する基礎事項および各種無次元数を理解する。

2.理想流体の力学に関する基礎事項および問題解析能力を身につける。

3.物体周りの流れに関する基礎事項および問題解析能力を身につける。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

本科目は「授業時間外の学習を必修とする科目」である。1単位あた

り授業時間として15単位時間開講するが,これ以外に30単位時間の

学習が必修となる。これらの学習については担当教員の指示に従うこと。

学年の課程修了のためには本科目の履修(欠席時間数が所定授業時間数

の3分の1以下)が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化、A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,

「情報と計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステム」に関する

専門技術分野の知識を修得し,説明できること」である。

履修のアドバイス可能な限り身近な例を挙げて解説するので,あまり細かい数式の導出

にとらわれすぎず,物理的意味を深く理解するように心掛ける方が良い。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目基礎数学Ⅰ,Ⅱ(1年),物理Ⅰ(1),物理Ⅱ(2),工業力学(3)

など

関連科目流体工学Ⅰ(4年),熱力学Ⅰ,Ⅱ(4),流体機械(5),熱機関(5)

流体力学(専2)など

Page 24: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 流体工学Ⅱ(加藤)

授業にかかわる情報

授業の方法

板書を中心に教科書に沿って授業を進め,できるだけ具体的に解説を行う。ま

た毎回,課題を出して授業時間外での追加学習を求める。(学習教科書に載って

ない項目は,課題問題を提示する。)

開講週授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容〔項目〕

(指示事項)

16・17週

18~22週

23週

24~26週

27・28週

29週

30週

前期期末試験の返却と解答解説,後

期ガイダンス,相似則と次元解析

管内の流れ

〔管内の層流・乱流〕

(後期中間試験)

後期中間試験の返却と解答解説,理

想流体の力学

境界層と物体まわりの流れ

高速気体の流れ

(学年末試験)

学年末試験の答案返却と解答解説

相似則・次元解析に関する課題

(2回)

管内に流れに関する課題

(2回)

理想流体の力学に関する課題

(2回)

物体まわりの流れに関する課題

高速気体の流れに関する課題

教科書,教材等教科書:児島忠倫ほか「エース 流体の力学」(朝倉書店)

参考書:

成績評価方法

2回の定期試験の結果を同等に評価する(70%)。各中間試験には教科書・

ノートの持込を許可しないが,前期末試験と学年末試験ではノートのみ持込を許

可する。授業時間外の学習成果(8回のレポート提出)(30%)。

受講上のアドバイス

予習・復習を十分にするとともに演習問題にも積極的に取り組むこと。授業時

間外に復習や課題への取組を必ず行い,レポート等を提出すること。1 単位時間

の半分を遅刻した場合には欠課とする。

Page 25: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 制御工学Ⅰ(吉富)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

制御工学Ⅰ

Control Engineering Ⅰ単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門 ・ 情報と計測・制御 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 M-4必修・履修・履修選

択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 吉富秀樹・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:専攻科棟2階(内線:8206)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野工学/機械工学/機械力

学・制御学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要

制御工学Ⅰでは,比較的やさしく理解しやすい古典制御理論に絞って,

フィードバック制御の基礎事項を学ぶ。制御系を構成するためには,制

御動作が制御対象にどのように影響を与えるのかを知る必要があり,伝

達関数によって現象をモデル化し,応答特性を評価する方法を学ぶ。

学習目的

あらゆる現象をラプラス変換による伝達関数を用いてモデル化する能

力を習得する。また,基本的なフィードバック制御系の特性を評価する

能力を習得する。

到達目標

1. ラプラス変換を基礎にした伝達関数を理解する。

2. 伝達関数とブロック線図による現象のモデル作成を理解する。

3. 制御系の周波数応答特性を評価ができる。

4. 制御系の安定性を評価できる。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意学年の課程修了のために履修(欠席時間数が所定授業時間数の3分の1

以下)が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,「情

報と計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステム」に関する専門

技術分野の知識を修得し,説明できること」である。

履修のアドバイス

古典制御理論の知識は必要欠くことのできない常識の一つであり,さ

らにメカトロニクス,制御工学Ⅱ,応用制御工学へと発展するため,理

解を深めることが必要である。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 機械工学入門(1年),工業力学(3),機構学(3)など

関連科目制御工学Ⅱ(5年),メカトロニクス(5),制御機器特論(専1),

応用制御工学(専2)など

Page 26: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 制御工学Ⅰ(吉富)

授業にかかわる情報

授業の方法

板書を中心に授業を進め,ラプラス変換,伝達関数,フィードバック制御系の

特性,周波数応答特性,フィードバック制御系の安定性などの内容について詳し

く解説する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~5週

6~7週

8週

9週

10~11週

12~13週

14~15週

前期は制御系の伝達関数表現,後期は制御系の特性と安定性について学習す

る。

ガイダンス,概要〔自動制御とは〕

信号の伝達〔構成要素,等価変換,微分・積分,電気回〕

ラプラス変換の基礎〔順変換,逆変換〕

(前期中間試験)

前期中間試験の返却と解答解説,ラプラス変換の応用〔最終値の定理と初期〕

伝達関数〔基本形,1次遅れ要素,2次遅れ要素等〕

現象のモデル化〔直流電動機,質量・ばね・ダンパ系〕

フィードバック制御系の特性〔基本特性,定常特性,過渡特性〕

(前期末試験)

16週

17週

18~22週

23週

24週

25~27週

28~29週

30週

前期末試験の返却と解答解説,周波数応答とは〔複素数の表現〕

周波数応答〔ベクトル軌跡(ナイキスト線図)〕

周波数応答〔ボード線図〕

(後期中間試験)

後期中間試験の返却と解答解説,制御系の安定性〔ナイキストの安定判別法〕

制御系の安定性〔ナイキストの安定判別法,位相余裕,ゲイン余裕〕

特性補償〔特性補償,遅れ補償法,進み補償法〕

(学年末試験)

学年末試験の返却と解答解説

教科書,教材等

教科書:中野道雄・美多勉著「制御基礎理論」(昭晃堂)

参考書:竹田宏・苫米地宣裕・松坂知行著「入門制御工学」(朝倉書店)

:杉江俊治・藤田政之著「フィードバック制御入門」(コロナ社)

成績評価方法

4回の定期試験の結果を同等に評価する(100%)。なお,定期試験が 60 点未満

の者に対し再試験を行う場合がある。この場合の成績評価は,定期試験 70%+再

試験 30%とするが 60 点を限度とする。試験の持込可能物品はその都度指示する。

受講上のアドバイス

遅刻については,授業開始後15分以上経過した時点で再度出席確認し、その

時に不在であればその日の授業時間全部を欠課扱いとする。

演習問題を通して理解を深めるが,毎回の予習・復習が大切である。

Page 27: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 電気工学(山本)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気工学

Electrical Engineering単位 1

一般・専門の別・

学習の分野専門・情報と計測・制御 授業形態・学期 講義・後期

対象学生 M-3必修・選択必修・

選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 山本隆一・非常勤

研究室等の連絡先友朋会館1階非常勤講師室(内線:8592)

連絡教員:機械工学科・加藤学(内線:8251)

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気工学/電気基礎 学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要本科目では,機械技術者のための電気工学として,直流回路とコンデ

ンサを中心に基礎となるテーマを取り上げて説明する。

学習目的本科目では,機械技術者として必要と考えられる電気工学全般の基礎

的な知識について,その理解を深める。

到達目標

1. 直流回路に関する基礎的な考え方を理解し,基本的な直流回路

の計算ができる。

2. コンデンサの構造と役割について理解できる。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意 この科目は履修が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,「情報と

計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステム」に関する専門技術分野の知

識を修得し,説明できること」である。

履修のアドバイス基本的な内容は応用物理Ⅰで使用する教科書にも載っているので、そ

ちらも参考にすることが望ましい。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 2年次までの数学と物理

関連科目応用物理Ⅰ(3年),応用物理Ⅱ(4),機械工学実験実習Ⅳ(4),メカ

トロニクス(5),制御工学Ⅱ(5),電気エネルギー工学(専2)

Page 28: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 電気工学(山本)

授業にかかわる情報

授業の方法

板書を中心に授業を進める。理論の詳細についての解説は避け,基本的で大切

な事項についての解説を行う。また必要に応じ,まず現象に対する理解を深め,

その上で電気の諸量の計算ついて学習できるように工夫する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2,3週

4,5,6週

7週

8週

9週

10,11週

12~14週

15週

前半は直流回路,後半はコンデンサについて学習する。

全体ガイダンス,前半のガイダンス

電流と電圧〔電流・電圧・抵抗,起電力とは,電気回路の構成,オームの法

則,直・並列の抵抗回路〕

直流回路の基礎〔直流回路の計算,電圧の配分と直流電圧計・電流計,いろ

いろな回路の定理〕

電力

(中間試験)

答案の返却と解説,後半のガイダンス,電荷〔電荷とは,電荷どうしに働く

力〕

コンデンサの構造,静電容量

直列,並列につながれたコンデンサ,静電気の利用

(期末試験)

期末試験の答案返却と試験解説

教科書,教材等教科書:加地正義ほか「初めて学ぶ電気電子の基礎」(オーム社)

参考書:応用物理Ⅰの教科書

成績評価方法2回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する(90%)。演習・レポート

など(10%)。定期試験には自筆ノートの持込を許可する。

受講上のアドバイス

回路の計算ができることも重要だが,電気工学の基本的な考え方を理解するこ

とに勤めて欲しい。実験との関連を意識して学習するように心掛けること。授業

時間の半分を過ぎて入室した場合,遅刻として扱う。

Page 29: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 情報処理(村上)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

情報処理

Information Processing単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門・情報と計測・制御 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 M-3必修・履修・

履修選択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 村上雄大・非常勤

研究室等の連絡先 非常勤講師室

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野

工学/機械工学/情報と

計測・制御

プログラミング言語

学習・教育目標 C(C-1)

授業の概要

現在機械工学において,計算機を利用した構造解析や数値シミュレー

ションは必要不可欠な手法となっている。本科目ではプログラミング言

語として C 言語を取り上げ,その基礎的使用方法,記述する文法,テキ

ストデータの読み取りと書き込みについて解説し,演習を行う。

学習目的C 言語の基本文法(分岐,判断,繰り返しなど)を理解し,機械技術者

の解析手段として,プログラミング言語を使用する基礎能力を習得する。

到達目標

1. C 言語プログラムを作成,実行,計算結果の出力をし,計算機を解析

手段として用いる基礎能力を習得する。

2. 良い結果が得られない場合,プログラムを見直して問題点を見つけ出

し,その適切な解決をはかる能力を養う。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意 必修科目は,第 3 学年の課程修了のために履修が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(C)情報技術の修得,C-1:

機械・制御システム技術者に必要な情報技術を修得し,活用できること」

であるが,付随的には(A-1)にも関与する。本科目は大学相当の内

容を含む科目で,技術者教育プログラム履修認定に関連する。

履修のアドバイス

プログラムの制御手法(分岐や判断,繰り返し)の概念をしっかりと

理解することが大切である。この概念は,他言語でも変わらない。また,

5 年時の数値計算においては,本科目での基礎力が必要とされるので,し

っかりと演習に取り組んでおくこと。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 情報リテラシー(1年)

関連科目機械工学実験実習 IV,V(4・5),数値計算(5),卒業研究(5)な

ど。

Page 30: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 情報処理(村上)

授業にかかわる情報

授業の方法

計算機の構造などについては基本的な事項に留め,主に C 言語について教科書

に従って文法講義とプログラムの作成(演習)を行う。理解度の確認のため,試

験とは別にレポートを作成・提出する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

3週

4週

5~6週

7週

8週

9~10週

11~12週

13~14週

15週

・ガイダンス(講義概要)

・C 言語の概要

・フローチャート

・表示(ソースプログラムの作成,コンパイル,文字列の表示)

・加減乗除,型

・変数の定義・代入・参照,変数の型と値

・条件,分岐処理1(if 文)

(前期中間試験)

・条件,分岐処理2(if~else 文,switch 文,case,default,break)

・繰り返し処理 1(for 文)

・繰り返し処理 2(while 文)

・繰り返し処理 2(do while 文)

(前期末試験)

16~18週

19~21週

21~22週

23週

24~26週

27~29週

30週

・関数の宣言・定義・呼び出し,関数の引数と戻り値

・配列の定義・代入・参照,要素・大きさ,添字

・構造体

(後期中間試験)

・ポインタ

・テキストデータの読み取りと書き込み

(学年末試験)

・定期試験の返却と解答解説,まとめ

教科書,教材等

教科書:

黒瀬能聿監修,福田良之介著「やさしく学べる C 言語」(森北出版)

参考書:

林 晴比古著「新 C 言語入門 ビギナー編」(ソフトバンククリエイティブ)

斎藤奈保子,渡部由利,宮本英美著「はじめて学ぶ C言語入門」(実教出版)

成績評価方法

4 回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する(70%)。試験にはノートの

持ち込みを許可する場合がある。レポート(適宜)(30%)。レポートの提出が遅

れた場合は減点する。

受講上のアドバイス

本科目の目標を達成するには,自らの手でプログラムを作成・実行し,問題点

の探求と解決を試みることが必要不可欠である。実用的な科目であり,就職,進

学後も利用できるため,充分な復習(演習)を行うこと。また,15 分以上の遅

刻,早退は欠課扱いとする。

Page 31: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 機械工作法Ⅰ(大野)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械工作法Ⅰ

Manufacturing Technology Ⅰ単位 1

一般・専門の別・

学習の分野専門 ・ 設計と生産 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 M―2必修・履修・

履修選択・選択必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 大野 威徳・機械工学科

研究室等の連絡先機械・電気電子工学科棟1階(内線:8254)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野工学/機械工学/生産工

学・加工学学習・教育目標 (A)

授業の概要

機械工作とは機械を生産するための技術であり,本授業では鋳造,溶

接,塑性加工について工作実習と関連させながら授業を進める。加工法

のみならず,「設計・生産」という立場からも広く考え,生産と経済と

の関係などとも関連付けることを心がける。

学習目的基礎知識の解説のみならず,実際の生産プロセスにおける各工作法の

役割についても説明し,それぞれを実践的に活用する手法を学ぶ。

到達目標

1.工作法のうち鋳造・溶接・塑性加工に関する基礎知識を習得する。

2.分野の異なる関連基礎知識の必要性を理解する。

3.工学に関する文献などの調査・要約の仕方を学ぶ。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意 機械工学科第二学年の課程修了には本科目の履修が必須となる。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識

の深化」である。

履修のアドバイス

工場災害や経済動向などを含め,インターネットや新聞報道などにも

注意すること。また、工作実習と対応させながら興味・関心をもつこと

が重要である。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 機械工学入門(1),工業材料(2年)

関連科目機械工学実験実習Ⅰ(1年),機械工作法Ⅱ(4),

工作機械(5)

Page 32: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 機械工作法Ⅰ(大野)

授業にかかわる情報

授業の方法教科書とパワーポイント、板書きを中心として授業を進める。また、定期的に

工作法に関連する事項についてレポート課題を課し,報告書の提出を求める。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2・3週

4・5週

6・7週

8週

9週

10・11週

12・13週

14・15週

前期前半は主として板書を中心とした講義を行う。

● ガイダンス,1年生で習った工作実習内容についての復習

● 鋳造とは? 歴史と最新の技術の紹介

● 鋳造法Ⅰ

● 鋳造法Ⅱ

(前期中間試験)

● 中間試験の返却と解答解説

● 鋳造法Ⅲ

● 溶接法Ⅰ

● 溶接法Ⅱ

(前期末試験)

16週

17・18週

19・20週

21・22週

23週

24週

25・26週

27・28週

29週

30週

● 前期末試験の返却と解答解説

● 溶接法Ⅲ

● 非破壊検査法

● 溶接設計法

(後期中間試験)

● 後期中間試験の返却と解答解説

● 塑性加工法Ⅰ

● 塑性加工法Ⅱ

● 安全工学

● 学年末試験の答案返却と解説

教科書,教材等

教科書:尾崎龍夫ほか3名著「基礎機械工学シリーズ5 機械製作法1」

(朝倉書店)

参考書:佐藤邦彦著「溶接・接合工学概論」(理工学社)

成績評価方法

学期末試験の結果(70%)と授業時間外の課題レポートおよび演習問題(3

0%)により成績を評価する。また試験の不合格者のうち,必要と判断される者

を対象に再試験を行うことがある。なお、遅刻は 10 回につき 1 時限分欠課した

ものと原則みなす。

受講上のアドバイス

「工作法」は,機械を設計・製造する技術者の基本的な素養として,技術用語

の理解や工作の原理・特徴の理解は必修である。設計と製造,それぞれの関係を

念頭におき学習を進めてほしい。

Page 33: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 機械設計法Ⅰ(北條)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械設計法Ⅰ

Design of Machine Elements Ⅰ単位 1

一般・専門の別・

学習の分野専門・設計と生産 授業形態・学期 講義・後期

対象学生 M-3必修・履修・履修選

択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 北條智彦・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学科棟1階(内線:8254)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野

工学/機械工学/設計工

学・機械機能要素・トライ

ボロジー

学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要

機械設計とは人間が必要とする機能を一つの機械システムに具体化す

る知的な作業過程であると同時に広い知識を柔軟な考え方でまとめ総合

する技術でもある。機械設計とは何かを考えることを主題とし,機械を

設計するための基本的考え方や方法について解説するとともに機械を構

成する代表的な機械要素(ねじ・軸)を例にその設計法を解説する。

学習目的

機械設計の基本的な考え方を理解することで,デザイン基礎能力を修

得する。また,工業力学や材料力学の知識を機械要素設計に応用する能

力を修得する。

到達目標

1. 機械設計に関する基本的な考え方が説明できる。

2. 機械設計の手順や設計に考慮すべき事項が説明できる。

3. 機械要素(ねじ・軸)の機能・原理を理解し,機械要素の選択

や規格運用ができる。

4. 力学の知識を設計解導出の手段として活用できる。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意 必修科目は履修が必修である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-2:「設計と生産」に関する専門技術分野の知識を修得し,説

明できること」である。本科目は大学相当の内容を含む科目で,技術者

教育プログラム履修認定に関連する。

履修のアドバイス機械要素設計については,継続して機械設計法Ⅱ(4年)で教授する。

教科書は同じものを使用する。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目機械工学入門(1年),工業材料(2),機械設計製図Ⅰ~Ⅲ(1~3),

工業力学(3)・材料力学Ⅰ・Ⅱ(3),機構学(3)など

関連科目機械設計法Ⅱ(4年),設計製作課題演習(4),材料力学Ⅲ(4),機

械設計技術(4,5),応用機械設計(5),応用設計工学(専1)など

Page 34: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 機械設計法Ⅰ(北條)

授業にかかわる情報

授業の方法

1週1単位時間の授業だが,時間割編成上,後期2単位時間で開講する。板書

を中心に,設計に必要とされる力学との関連に注意しながら授業を進める。また,

理解が深まるよう学習の進度にあわせて,演習指導をする。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

3週

4週

5週

6週

7週

8週

9週

10週

11週

12週

13週

14週

15週

後期中間までは機械設計の考え方や手法,学年末までは機械要素設計について

学習する。

ガイダンス1,機械と機械要素〔機械の定義,機械要素〕

機械設計の要点〔設計のための3つの行動パターン,よい機械・よい設計〕

設計のプロセスと設計支援技術〔機械設計の手順,コンピュータ援用技術〕

設計の工夫〔標準化,生産しやすい設計,信頼性設計〕

前期中間試験の返却と解答解説,強度・剛性設計〔設計の検討課題,荷重の

作用形式と時間変化,材料の機械的性質,引張試験,弾性と塑性〕

設計時に考慮すべき材料強度〔静荷重・繰返荷重に対する強度,環境や疲労

による破壊,材料強度に関する設計の注意点,剛性設計,強度設計,安全率〕

精度と精度設計〔精密さと正確さ,精度の3要素,独立の原則,機能的互換

性,寸法公差およびはめあい,幾何公差,表面性状〕

(後期中間試験)

前期末試験の返却と解答解説,ガイダンス2,機械要素としてのねじ〔ねじ

の機能〕,ねじ基本〔ねじ展開モデル、ねじ山の形状,ねじの表し方〕

ねじの原理と力学〔斜面の原理,締付トルク,ねじ山の形状と摩擦,ねじの

効率,ねじ山の形状とねじの性能,ねじの自立条件〕

ねじの強度設計〔ねじの太さ,有効断面積,機械的性質,ねじのかみあい長

さ,ねじ部品とねじの緩み止め〕

後期中間試験の返却と解答解説,機械要素としての軸〔動力伝達システム,

軸の種類,軸の設計,動力とトルク〕

軸の強度と剛性〔ねじりや曲げを受ける軸,軸の材料〕,回転軸の危険速度,

軸と回転部品の接合と軸継手〔キーなど,軸継手〕

(学年末試験)

学年末試験の返却と解答解説,まとめ

教科書,教材等

教科書:塚田忠夫ほか「機械設計法」(森北出版)。教科書は,必要最小限な項目

のみを記述しているので,その他参考書を参照して自ら関連項目の知識を深める

ことを勧める。

参考書: JIS ハンドブック「機械要素」(日本規格協会)など図書館に多数所蔵。

成績評価方法4回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する(70%)。試験には,教科

書・ノートの持込を許可しない。演習(30%)。再試験は実施しない。

受講上のアドバイス

予習・復習を十分すること。本来,機械設計は「総合」に重きを置く分野であ

るので,他の科目で学習した知識と関連させて学習するよう心掛けること。

遅刻,早退は 15 分までとし,これを越えるときは欠席と見なす。

Page 35: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 機械設計法Ⅱ(小西)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械設計法Ⅱ

Design of Machine Elements Ⅱ単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門・設計と生産 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 M-4必修・履修・履修選

択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 小西大二郎・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学科棟1階(内線:8258)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野

工学/機械工学/設計工

学・機械機能要素・トライ

ボロジー

学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要

機械設計とは人間が必要とする機能を一つの機械システムに具体化す

る作業過程である。機械を設計するための基本的考え方や方法について

解説するとともに機械を構成する代表的な機械要素を例にその設計法を

解説する。特に軸受,歯車,クラッチ・ブレーキの項目ではトライボロ

ジー(摩擦,摩耗,潤滑を取り扱う技術)との関連に注意して説明する。

学習目的

機械要素設計の基本的な考え方を理解することで,デザイン基礎能力

を修得する。また,工業力学や材料力学の知識を機械要素設計に応用す

る能力を修得する。

到達目標

1.要素設計の立場から,機械設計に関する基本的な考え方が説明でき

る。

2.主な機械要素の種類・働き・規格と設計方法について説明ができる。

3.力学の知識を設計解導出の手段として活用できる。

4.機械の“動く”部分をうまく制御,利用するトライボロジーの技術

が設計においてどのように活用されているか説明できる。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意 必修科目は履修が必修である

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-2:「設計と生産」に関する専門技術分野の知識を修得し,説

明できること」である。

履修のアドバイス 教科書は機械設計法Ⅰ(3年)で使用したものと同じものを使用する。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目

機械工学入門(1年),工業材料(2),機械設計製図Ⅰ~Ⅲ(1~3),

工業力学(3)・材料力学Ⅰ、Ⅱ(3),機構学(3),機械設計法Ⅰ(3)

など

関連科目

設計製作課題演習(4年),材料力学Ⅲ(4),機械設計技術(4,5),

応用機械設計(5),機械工学実験実習Ⅴ(5),応用設計工学(専1)な

Page 36: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 機械設計法Ⅱ(小西)

授業にかかわる情報

授業の方法板書を中心に,設計に必要とされる力学との関連に注意しながら授業を進め

る。また,理解が深まるよう学習の進度にあわせて,適宜演習指導をする。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~4週

5~7週

8週

9~15週

・ ガイダンス,軸受の種類と特徴〔軸と軸受,摩擦低減の原理,すべり軸

受と転がり軸受,すべり軸受の原理〕

・ すべり軸受〔構造と形式,潤滑機構と潤滑油,すべり軸受の設計〕

・ 転がり軸受〔構造と種類,呼び番号,転がり軸受の選定(転がり疲れと

定格寿命),転がり軸受の組合せ,転がり軸受の使い方,潤滑方法と速度

限界〕

(前期中間試験)

・ 前期中間試験の返却と解答解説,歯車〔歯車伝動の特徴,インボリュート

歯車,標準歯車と転位歯車,静かな歯車の工夫,標準平歯車の強度(曲

げ強さと面圧強さ),歯車の種類と用途,高い減速比を得る装置(歯車列)〕

(前期末試験)

16~22週

23週

24~26週

27,28週

29週

30週

・ 前期末試験の返却と解答解説,ベルトとチェーンによる伝動〔巻き掛け伝

動の種類と特徴,平ベルトによる伝動,Vベルトによる伝動,歯付きベ

ルトによる伝動,チェーンによる伝動,ベルト伝動による無段変速装置〕

(後期中間試験)

・ 後期中間試験の返却と解答解説,クラッチ,ブレーキおよびつめ車〔クラ

ッチ,ブレーキ,つめおよびつめ車〕

・ ばね〔ばねの種類,円筒コイルばね,重ね板ばねとその他のばね,トー

ションバー〕

・ 管,管継手,弁〔管の種類と用途,管の選択方法,管継手,弁の種類と用途〕

(学年末試験)

学年末試験の返却と解説,まとめ

(理解を深めるため,授業進度を考えながら適当な時期に演習を課す。)

教科書,教材等

教科書:塚田忠夫ほか「機械設計法」(森北出版)。教科書は,必要最小限な項目

を記述しているので,その他参考書を参照して自ら関連項目の知識を深めること

を勧める。

参考書:JIS ハンドブック「機械要素」(日本規格協会)などを参照することを

薦める。その他参考書は図書館に多数あるので必要に応じて参照すること。

成績評価方法定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する(70%)。試験には,電卓以外の

持込を許可しない。演習・レポート(30%)。再試験は実施しない。

受講上のアドバイス

本来,機械設計は「総合」に重きを置く分野であるので,他の教科で学習した

知識と関連させて学習するよう心掛けること。遅刻は 25 分までとし,これを越え

るときは欠席と見なす。

Page 37: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式A 機構学(山口)

科目にかかわる情報

授業科目 機構学 単位 1

科目の (欧文) Mechanism

基本 一般・専門の別・ 専門・設計と生産 講義・後期

情報 学習の分野 授業形態・学期

対象学生 M-3 必修・履修・ 必修

履修選択・選択の別

教員に 担当教員・所属 山口大造・機械工学科

かかわ 研究室等の連絡先 研究室:機械・電気電子工学科棟 1 階(内線:8255)

る情報 E-mail:[email protected]

工学/機械工学/設計工

基礎となる学問分野 学・機械機能要素・トラ 学習・教育目標 A(A-2)

イボロジー

科目の 内燃機関や工作機械は複雑な構造をしているが,それを分解し

学習・ 授業の概要 てみると実はリンクや歯車,カムなどの簡単な要素により成り立

教育内 っている。機構学では,これら構成要素の種類,特徴,組合せ,

容にか また各要素間における相対運動の解析手法について解説する。

かわる 機械構成要素の特徴を理解し,要素間の相対運動を記述,解析

情報 学習目的 する能力を身につける。

1. 機械運動の基本的考え方を理解する。

到達目標 2. 変位,速度,加速度の求め方を修得する。

3. 機械装置の構成要素(リンク,摩擦伝導装置,歯車,カム)

の特徴を理解する。

4. 設計製作の基礎となる構成要素間の運動を記述出来る。

履修に 履修上の注意 学年の課程修了のためには履修が必須である。

かかわ 技術者教育 本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基

る情報 プログラムとの関連 礎知識の深化,A-2:専門技術分野の知識を修得し,説明でき

と履修 ること」である。本科目は大学相当の内容を含む科目で,技術者

のアド 教育プログラムの履修認定に関係する。また,課程修了のために

バイス は履修が必須である。

数学や物理の基礎知識を必要とする。また,作図により解答す

履修のアドバイス る問題が多いため,毎回,定規,三角定規,コンパス等を準備し

ておくこと。

基礎・ 基礎数学 I,II(1 年),微分積分 I,II(2,3),物理 I(1),工

関連科 基礎科目 業力学(3)など。

目にか

かわる 機械設計法 I,II(3,4 年),機械力学(5),機械設計製図 I,II,III

情報 関連科目 (1 ~ 3),応用機械設計(5)など。

Page 38: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式B 機構学(山口)

授業にかかわる情報

1 週 1 単位時間の授業だが,後期 2 単位時間で開講する。板書を中心に

授業の方法 授業を進めるが,できるだけ具体例を元にして説明を行う。また,授業に

対する理解を深めるため,適宜演習問題やレポートを課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週 ●ガイダンス,機械と機構

(次回までに物理 I,特に質点の運動について良く復習しておくこと)

2週 ●機械運動の基礎・質点の力学・機構の力学〔機械の運動と瞬間中心〕

3~4週 ●機械運動の基礎〔速度の求め方〕

●機械運動の基礎〔分速度,相対速度,速度の求め方〕

授 5~6週 ●機械運動の基礎〔加速度の求め方〕

業 7週 ●リンク装置〔四節回転連鎖,スライダクランク連鎖,両スライダクラン

計 ク連鎖,スライダてこ連鎖〕

後 8週 (後期中間試験)

9週 ●定期試験の返却と解答解説,摩擦伝導装置〔転がり接触〕

10週 ●摩擦伝導装置〔楕円車,摩擦車〕

11~12週 ●歯車装置〔歯形の条件,滑り速度,歯形に関する記号と用語,インボリ

ュート〕

13~14週 ●カム装置〔カムの種類,カム線図とカムの輪郭,板カムの作図〕

(後期末試験)

15週 ●定期試験の返却と解答解説

教科書:森田均著「機構学」(サイエンス社)又は同等の本

教科書,教材等

2 回の定期試験の結果を同等に評価する(80%)。試験には,電卓,作

成績評価方法 図用具のみ持ち込みを許可する。8 回程度の演習課題(20%)。 状況に

応じて,再試験を実施する場合がある。ただし,その場合にはすべての演

習課題・追加課題の期日までの提出,および補習への出席が成されている

必要がある。また,再試験は定期試験の点数に対し,最大 60 点でしか置

き換えを行わない。

隔週授業であるので,予習・復習が大切である。毎回,次回の内容につ

いて予告するので,該当箇所に目を通し,必要ならば基礎科目の復習を行

受講上のアドバイス っておくこと。また,自ら手を動かすことによって,作図・計算を行って

みることが大切である。講義で説明のあった問題を必ず一度は自分でも取

り組んでみること。1 単位時間の半分を遅刻した場合には欠課とする。

Page 39: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 機械設計製図Ⅰ(吉富)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械設計製図Ⅰ

Machine Design and Drawing Ⅰ単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門・設計と生産 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 M-1必修・履修・履修選

択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 吉富秀樹:機械工学科

研究室等の連絡先研究室:専攻科棟2階(内線:8206)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野

工学/機械工学/設計工

学・機械機能要素・トライ

ボロジー

学習・教育目標 (A)

授業の概要

製図法の基礎と機械製図に関する規則や JIS 規格ならびに図学におけ

る各種投影法等の基礎について解説するとともに,これらを修得し,理

解を深めるための作図演習を行う。

学習目的

製図法の基礎と機械製図に関する規則や JIS 規格ならびに各種投影法

等の基礎について理解し,作図演習によってこれらを製図に応用する能

力を修得する。

到達目標

1.機械製図法の基礎とこれに関する規則や JIS 規格を理解し,これら

を基に簡単な立体の製図が行える。

2.各種投影法の基礎を理解し,これらを活用できる。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

学年の課程修了のために履修(欠席時間数が所定授業時間数の3分の1

以下)が必須である。

製図道具および三角定規を毎時間用意しておくこと。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の深

化」である。

履修のアドバイス

機械設計製図はもの作りの基本である。正確に修得しなければ,機械

技術者にはなり得ない。そのためには,確実に身に付くまで繰り返し教

科書を参照して,作図を行うこと。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 機械工学入門(1年)

関連科目

機械工学実験実習Ⅰ(1年),機械工学実験実習Ⅱ(2),

機械設計製図Ⅱ(2),機械設計製図Ⅲ(3),

応用機械設計(5)など

Page 40: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 機械設計製図Ⅰ(吉富)

授業にかかわる情報

授業の方法

製図法の基礎と機械製図に関する規則や JIS 規格ならびに図学における各種

投影法等の基礎について解説し,また,理解が深まるよう学習の進度にあわせて

授業時間内で作図演習指導をする。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~4週

5週

6~8週

9~11週

12週

13~15週

ガイダンス,製図用具およびドラフターの使い方,製図室の利用上の注意

製図の規格,図面の種類,図面に用いる文字と線,作図演習課題1〔教科書

の製図例1:A3用紙〕,作図演習課題2〔教科書の製図例2:A3用紙〕

基礎的な図形の描き方〔線分の等分,角の2等分,正三角形,正六角形,円

弧のつなぎ方,円弧の長さ,円周長さ〕

円錐曲線,インボリュート曲線,サイクロイド曲線,作図演習課題3〔教科

書の製図例3の改/(楕円,インボリュート,サイクロイド):A3用紙〕

投影図のかき方〔投影法,第三角法〕,作図演習課題4〔教科書の図 1-42:

A4用紙〕,作図演習課題5〔教科書の第1章課題3の⑤:A4用紙〕

図学/立体〔正四面体,正八面体,角錐,曲面体〕

立体的な図示法〔等角図,キャビネット図〕,展開図〔角柱,円柱〕

(前期末試験)

16週

17週

18~19週

20~21週

22~23週

24~29週

30週

前期末試験の返却と解答解説,製作図〔組立図,部品図など〕

製作図の書き方と検図,質量計算,作図演習課題6〔教科書の第2章問題1

の製品質量計算:レポート用紙〕

図形の表わし方〔主投影図,補助投影図,部分投影図,局所投影図,回転投

影図〕,作図演習課題7〔(教科書の第2章課題1の①:A4用紙〕

断面図示〔断面図,断面図の種類,ハッチング〕,作図演習課題8〔教科書

の第2章課題2:A4用紙〕

断面図示しないもの,特別な図示方法,線・図形の省略,作図演習課題9〔教

科書の第2章課題3の①:A3用紙〕

寸法記入法,作図演習課題10〔教科書の製図例8:A3用紙〕

(後期末試験)

後期末試験の返却と解答解説

教科書,教材等教科書:「機械製図」(実教出版),岩井実ほか「第三角法図学」(森北出版)

参考書:JIS ハンドブック「機械要素」(日本規格協会)図書館に所蔵 など

成績評価方法

定期試験は前期末試験と後期末試験の2回実施し,この2回の試験の平均点

(50%)と作図演習課題(50%)を総合して評価する。また,作図演習課題

が一部でも未提出の場合は不合格とする。

受講上のアドバイス

遅刻については,授業開始後15分以上経過した時点で再度出席確認し、その

時に不在であればその日の授業時間全部を欠課扱いとする。また,機械製図にお

いては,線の形や太さをはっきりと使い分けることが重要です。

Page 41: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 機械設計製図Ⅱ(福田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械設計製図Ⅱ

Machine Design and Drawing Ⅱ単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門・設計と生産 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 M-2必修・履修・

履修選択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 福田昌准・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学科棟1階(内線:8256)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野

工学/機械工学/設計工

学・機械機能要素・トライ

ボロジー

学習・教育目標 (A)

授業の概要

寸法公差・はめあい・幾何公差・普通公差や表面性状の規則と製図法

について解説するとともに作図・演習によってこれらを習得する。さら

に機械部品のスケッチのしかた,ねじや軸・軸継手,軸受、軸封等の機

械要素の製図法や JIS 規格を学習する。

学習目的

もの作りに重要な要素となる寸法公差,はめあい,幾何公差,普通公

差や表面性状,ねじ・軸・軸継手・軸受・密封装置の各機械要素につい

て理解し,JIS 規格が使え,製図法を習得することが目的である。

到達目標

1. 寸法公差・はめあい・幾何公差・普通公差や表面性状等の規則

と製図法を理解し,これらを機械製図に正しく適用できること。

2. ねじや軸・軸継手・軸受等の機械要素の製図法や JIS 規格が理

解でき,これらに関する機械製図が正しく行えること。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意 必修科目であり,課程修了には履修が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A) 技術に関する基礎知識の深

化」である。

履修のアドバイス なし

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 機械設計製図Ⅰ(1 年),機械工学入門(1),機械工学実験実習Ⅰ(1)

関連科目

工業材料(2年),機械設計製図Ⅲ(3),機械工学実験実習Ⅱ(2)

機械設計法Ⅰ(3),機械設計法Ⅱ(4),応用機械設計(5)など

Page 42: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 機械設計製図Ⅱ(福田)

授業にかかわる情報

授業の方法

製図規則や機械要素の製図法について解説を行う。出来るだけ多くの問題演習

を通して基礎知識の理解を深めるとともに,作図演習により知識の定着が出来る

ように配慮する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週~4 週

5 週~7 週

8 週~12 週

13 週~15 週

● ガイダンス,寸法公差とはめあい,問題演習 1

〔寸法の許容限界,はめあいの種類,寸法公差記号,穴基準はめあいと軸基

準はめあい〕

● 製図 1〔軸受〕

● 幾何公差と普通公差,表面性状,スケッチ,材料記号,質量計算

〔幾何公差の示し方,データム,普通公差,表面粗さ,表面性状の図示方法〕

● 製図2〔やり形片口スパナ〕,問題演習2

(前期末試験)

16 週~19 週

20 週~23 週

24 週・25 週

26 週~28 週

29 週

30 週

● 後期末試験の答案返却と試験解説

ねじ〔ねじの基本,ねじ製図,ボルト・ナット・小ねじ・止めねじ,座金〕

● 製図3〔ボルト・ナット〕

● 軸と軸継手〔軸およびキー・ピン,フランジ形軸継手,自在軸継手,クラッ

チ〕,問題演習3

● 製図4〔フランジ形たわみ軸継手〕

● 軸受〔滑り軸受,転がり軸受,密封装置〕,問題演習4

(後期末試験)

●後期末試験の答案返却と試験解説

教科書,教材等

教科書:「機械製図」(実教出版)

第2章 製作図(93~124 頁),第1章 製作図のあらまし(50~54 頁)

第4章 機械要素の製図(143~185 頁)

成績評価方法

製図作品(40%),定期試験(40%),問題演習(課題も含む)(20%)で

総合評価する。製図作品が1つでも未提出であれば,総合評価は不合格となる。

年2回の定期試験には,教科書とノートの持ち込みは許可しない。

定期試験の再試験は行わない。

欠課および遅刻は演習点に反映させる。

講上のアドバイス

機械製図の読み書きを確実に身に付けるには,日頃の地道な努力の積み重ねし

かない。製図例等を参考にしながら丁寧な作図を心がけるとともに,常に実際の

ものをイメージしながら作図に取り組むこと。

15分を越える遅刻は,欠課とみなす。

Page 43: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 機械設計製図Ⅲ(佐藤)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械設計製図Ⅲ

Machine Design and Drawing Ⅲ単位 3

一般・専門の別・

学習の分野専門・設計と生産 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 M-3必修・履修・

履修選択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 佐藤紳二・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学科棟1階(内線:8257)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野

工学/機械工学/設計工

学・機械機能要素・トライ

ボロジー

学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要

機械要素(歯車,プーリ・スプロケット,ばね,溶接継手,管・管継

手・バルブ)の製図法や規格を解説したのち,CAD による作図演習を行

う。その後,手巻きウィンチの設計計算や設計手順について解説し,実

際に設計計算および CAD による製作図の作成を行う。

学習目的

各機械要素の製図法と規格を理解し,これを作図演習で修得する。ま

た設計計算から製作図作成までの一連の作業を行うことでデザイン基礎

能力を修得するとともに CAD による作図能力を修得する。

到達目標

1. 機械要素の製図法と規格および CAD の基礎知識を習得し,

CAD により正しく機械製図が行える。

2. 機械設計製図の手順を理解し,実践できる。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意学年の課程修了のためには,本科目の履修(欠席時間数が所定授業時

間数の3分の1以下であること)が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化、A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,

「情報と計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステム」に関する

専門技術分野の知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には

「C-1」にも関与する。本科目は大学相当の内容を含む科目で,技術

者教育プログラム履修認定に関連する。

履修のアドバイス

機械製図の読み描きを確実に身につけるには,日頃の地道な努力の積

み重ねしかない。CAD を用いた製図においても,実際のもの作りを念頭

に置いて,実物をイメージしながら作図に取り組むこと。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目機械設計製図Ⅰ(1年),機械工学実験実習Ⅰ(1),機械設計製図Ⅱ

(2),機械工学実験実習Ⅱ(2)

関連科目

機械工学実験実習Ⅲ(3年),機械設計法Ⅰ(3),機械工学実験実習

Ⅳ(4),設計製作課題演習(4),機械設計法Ⅱ(4),応用機械設計(5)

など

Page 44: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 機械設計製図Ⅲ(佐藤)

授業にかかわる情報

授業の方法

各機械要素について,板書を中心とした解説の後,CAD による作図演習を行

う。その後,手巻きウィンチの設計計算について,板書を中心に計算方法と手順

について解説し,各自で設計計算書を作成する。次にこの設計計算書を基に各自,

CAD による製作図の作成演習を行う。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

3~8週

9週

10~15週

前期ガイダンス,歯車〔歯車の基礎,歯車製図,平歯車,はすば歯車とやま

ば歯車,かさ歯車,ウォームギア〕

プーリ・スプロケット〔Vベルト伝動,歯付きベルト伝動〕,ばね製図

CAD による作図演習〔平歯車,かさ歯車〕

溶接継手〔溶接継手の種類,溶接部の記号表示〕,管・管継手・バルブ

CAD による作図演習〔溶接加工部を含む軸受,バルブの部品図〕

(定期試験は実施しない。)

16週

17週

18週

19~30週

後期ガイダンス,手巻きウィンチの設計計算〔機構の決定,ワイヤーロープ・

巻胴・歯車の設計〕

手巻きウィンチの設計計算〔歯車,軸の設計〕

手巻きウィンチの設計計算〔軸受,ハンドル,ブレーキ各部の設計〕

CAD による作図演習〔手巻きウィンチの組立図〕

(定期試験は実施しない。)

教科書,教材等教科書:「機械製図」(実教出版)

参考書:JIS ハンドブック「機械要素」(日本規格協会)図書館に所蔵 など

成績評価方法

設計計算書における設計手順,計算方法,計算結果の正確さや妥当性と体裁

(30%)

作図演習作品5枚における製図通則や規格,製図方法の正確さや妥当性と体裁

(70%)MMM

成績評価の配分は上記の通りであるが、上記提出物が一部でも未提出の場合は

本科目の評価点を不合格とする。

受講上のアドバイス

機械製図は作図することによって身に付く。作図演習を中心とした復習を十分

すること。また、成績評価方法に記述された提出物が一部でも未提出の場合は学

年成績が不合格となるので注意すること。

なお,遅刻については,各時間の半分を経過するまでは遅刻として扱うが,そ

れ以降は欠課として扱う。

Page 45: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 機械創造演習Ⅰ(福田/北條/山口)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械創造演習Ⅰ

Mechanical Creative Practice Ⅰ単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門 ・ 実験・実習 授業形態・学期 演習・通年

対象学生 M-2必修・履修・

履修選択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 福田,北條,山口・機械工学科

研究室等の連絡先

福田研究室:機械・電気電子工学棟 1 階 E-mail:[email protected]

北條研究室:講義棟 1 階 E-mail:[email protected]

山口研究室:機械・電気電子工学棟 1 階 E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野

工学/機械工学/機械材料・材料力学

工学/総合工学/リサイクル工学/機械

工学/機械力学・制御

学習・教育目標 (A)

授業の概要

各自のアイデアを取り入れた物づくり,既製品の分解により構造や構

成材料,使用材料の性質を調べることを通して,機械工学への興味・関

心を深め,物を創造する楽しさや自主的に課題を達成できたときの喜び

を体験する。

学習目的

材料学,機構学および環境工学の3分野に関する演習を行うことによ

って,自主的に問題を発見し,解決できる能力を養うとともに,その内

容を的確に他者に説明できる能力を養う。

到達目標1. 自ら課題を発見し,かつ解決できる能力を身につける

2. 成果を発表することによって発表能力を養成する。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

授業時間以外の自発的学習を含む科目であり,週1単位時間の授業時

間に対して2単位が設定されている。課題達成には時間外での自発的な

学習が必要となる。必修科目であり,課程修了には履修が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の深

化」であるが,付随的には「(D)課題解決能力の育成」,「(F)コ

ミュニケーション能力,プレゼンテーション能力の育成」にも関与する。

履修のアドバイス課題は時間割以外の時間にも取り組まないと達成できない内容となっ

ている。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目

機械工学入門(1年),機械工学実験実習Ⅰ(1),機械設計製図Ⅰ

(1)

関連科目

工業材料(2年),機械工学実験実習Ⅱ(2),同Ⅲ(3),機械設計

製図Ⅱ(2),同Ⅲ(3),機械創造演習Ⅱ(3),機械工作法Ⅰ(2),

同Ⅱ(4),機構学(3),設計製作課題演習(4),環境工学(5),

卒業研究(5)

Page 46: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 機械創造演習Ⅰ(福田/北條/山口)

授業にかかわる情報

授業の方法

材料系,環境系および機構系の3分野に関する物づくり,資料調査などの課

題を与えて課題達成方法を指導助言し,自発的な学習を促す。1クラスを3班

に分け,各分野を10週ずつ行う。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

3週

4,5週

6週

7週

8, 9週

10週

11週

12週

13週

14週

15週

1.身の回りの材料調べ[材料系]

ガイダンス

試料準備

試料加工

観察準備 〔研磨作業など〕

組織観察 〔金属顕微鏡, 電子顕微鏡による観察〕

EPMA による元素分析

文献調査,レポート作成

発表

2.車輪走行ロボットの製作[機構系]

ガイダンス,MINDSTORMS の概要とプログラム学習(1)

プログラム学習(2)と基本ロボットの組立

プログラム演習,課題

プログラム学習(3)

車輪走行ロボットの製作とプログラム作成

16~18週

19週

20週

21週

22, 23週

24~27週

28, 29週

30週

車輪走行ロボットの製作とプログラム作成続き

発表とデモンストレーション

レポート作成

3.リサイクル法と廃棄製品の分解・分別ならびに組立[環境系]

ガイダンス,各種リサイクル法の概略説明とビデオ学習

リサイクルの現状調査

分解,分別,組立

レポート作成

発表

教科書,教材等教科書:必要に応じてプリント,教材配布

参考書:門間改三「大学基礎 機械材料」(実教出版)

成績評価方法課題への取り組み・作品の完成度・独創性(60%),口頭発表(20%),レ

ポート(20%)で総合評価する。欠課と遅刻は,取り組み点に反映させる。

受講上のアドバイス

受け身の姿勢では,課題を達成できないし,問題解決能力は身に付かない。

積極的な姿勢で課題に取り組むこと。

15分を越える遅刻は,欠課とみなす。

Page 47: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式A 機械創造演習 II(吉富/小西/橋本)

科目にかかわる情報

授業科目 機械創造演習 II 単位 2

科目の (欧文) Mechanical Creative Practice II

基本 一般・専門の別・ 専門・実験・実習 授業形態・学期 演習・通年

情報 学習の分野

対象学生 M-3 必修・履修・ 必修

履修選択・選択の別

教員に 担当教員・所属 吉富秀樹,小西大二郎,橋本淳・機械工学科

る情報 研究室等の連絡先 研究室:専攻科棟 2 階(内線:8206),機械・電気電子工学科棟 1

階(内線:8258),同左(内線:8250)

E-mail:[email protected][email protected]

[email protected]

工学/機械工学全般

基礎となる学問分野 特にメカトロニクス,材 学習・教育目標 A(A-3)

料,力学,熱工学

科目の メカトロニクス,力学,熱工学分野におけるものづくり活動を

学習・ 授業の概要 通し,構想力,創造力や実践力の育成,研究・調査能力の養成,

教育内 プレゼンテーション技術の訓練を行う。

容にか 工学的課題に対し,自ら問題点を発見し解決する能力,独創性,

かわる 学習目的 実践力を養う。さらに,自らが得た結論,調査結果等を取りまと

情報 め,報告,ディスカッションする能力を養う。

1.ものづくりを通し,構想力,実践力を身につけること。

到達目標 2.問題点の発見,適切な手法によるその解決能力を習得すること。

3.教員,学友とのディスカッションにより,共に課題達成を目指

すコミュニケーション能力を身につけること。

4.自らの実施結果や調査結果を簡潔に報告するプレゼンテーショ

ン能力を習得すること。

履修に 本科目は授業時間以外の自発的学習を含む科目であり,週 1 単

かかわ 履修上の注意 位時間の授業時間数に対して,2 単位が設定されている。したが

る情報 って,課題達成には時間外での自発的な学習時間が必要である。

と履修 また,課程修了のためには履修が必須である。

のアド 技術者教育 本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基

バイス プログラムとの関連 礎知識の深化,A-3:実験・実習をとおして,技術に関する基

礎知識の理解を深めるとともに,関連した技能や手法を修得し,

説明できること」であるが,付随的には(D-1),(F-2)に

も関与する。本科目は大学相当の内容を含む科目で,技術者教育

プログラムの履修認定に関連する。

履修のアドバイス 工作機械等の取り扱い,整理整頓には最大の注意を払うこと。

基礎・ 機械工学入門(1 年),機械工学実験実習(1 ~ 5),機械創造演習 I

関連科 基礎科目 (2),機械設計製図(1 ~ 3),工業材料(2),機構学(3),材料

目にか 力学 I,II(3),工業力学(3),電気工学(3)

かわる 材料力学 III(4 年),熱力学 I,II(4),制御工学 I,II(4,5),

関連科目 計測工学(5),電気磁気学(4),設計製作課題演習(4),メカト

情報 ロニクス(5),応用機械設計(5),卒業研究(5)など。

Page 48: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式B 機械創造演習 II(吉富/小西/橋本)

授業にかかわる情報

これまでの学習成果を基礎にしながら,三つのものづくり課題に取り組

授業の方法 む。各課題を達成するにあたり,その実施手法,結果の考察に基づく改善,

独創的アイデアの提案を,自発的な調査・検討により実践する。調査には

図書館利用に加え,インターネットでの資料検索,また学外での調査など

幅広く試みる。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

(本科目では三班に分かれ,交代で三つの課題に 9 週ずつ取り組む)

前 1 週 ・総合ガイダンス

-課題1:メカトロニクス分野・ライントレースロボットの製作-

2 ~ 6 週 ・メカトロニクス分野ガイダンス,電子回路の講義

授 ・ブレッドボードによる電子回路製作,各自の調査課題の提示

業 7 ~ 9 週 ・LEGO ブロックによるロボット基本モデルの製作,各自のアイデアに

計 よる改良,発表準備

画 10 週 ・報告書作成と発表

11 週 ・調査及び報告書作成日(行事日程によっては設定しない)

-課題2:力学分野・強靱なはりの製作-

(はりモデルは厚紙で製作するので,カッターナイフ,はさみ,木工用ボ

ンド,定規などを持参のこと)

12 週 ・力学分野ガイダンス,はりの断面性能と力学の基礎

13 ~ 14 週 ・H形断面のはりの強さ【課題1】はりの製作と負荷実験

15 ~ ・強靭なはりの製作【課題2】強靭なはりのアイデア創出と製作,コンテ

スト,報告書の作成,発表準備(事例調査・研究)

~ 19 週

20 週 ・事例調査・研究のプレゼンテーション(発表)

後 21 週 ・調査及び報告書作成日(行事日程によっては設定しない)

-課題 3:熱工学分野・スターリングエンジンカーの製作-

(身近な材料でスターリングエンジンカーを製作する)

22 週 ・熱工学分野ガイダンス,スターリングエンジンの基礎

23 ~ 26 週 ・エンジン主要部品の製作と組立

27 ~ 29 週 ・エンジン動作調整と車両製作,改良

30 週 ・コンテストと発表

教科書,教材等 教科書:各課題の実施手引書

成績評価方法 課題(作品)の達成度,独創性,報告書(80%),口頭発表(20%)。遅

刻の成績への反映は,各テーマのガイダンスで説明する。

本科目は自発的学習科目であり,課題を達成するための調査,ディスカ

受講上のアドバイス ッションをできるだけ行ってほしい。また,優れた技術者になるためには

自分の手で「もの」に触り,時には分解したり実験したりして経験を積む

ことが必要である。1単位時間の半分を遅刻した場合には欠課とする。

Page 49: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 機械工学実験実習Ⅰ(井上)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械工学実験実習Ⅰ

Mechanical Engineering Experiment and

Practice I

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門 ・ 実験・実習 授業形態・学期 実験・通年

対象学生 M-1必修・選択必修・

選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 井上浩行・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:電子制御・情報工学科棟 1 階(内線 8259)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野工学 / 機械工学 / 生産工

学・加工学学習・教育目標 (A)

授業の概要

品物を製作する上で必要な各種工作機械(旋盤,立フライス,万能フ

ライス,平面研削盤),鋳造,溶接,手仕上げ(ケガキ,卓上ボール盤,

バンドソー,弓のこ,ヤスリ),計測(ノギス,マイクロメータ)などの

基礎的な技能,技術を習得する.さらに,材料実験を通じて品物を構成

する機械材料に対する理解を深める。

学習目的

実際に一人一人が手を動かして工作機械の操作,計測などを行うこと

によって,基礎技術を習得するとともに実験の遂行能力および実験結果

に対する考察能力を養う。

到達目標

1. 作業を安全に行うための心得を体得する。

2. 各種工作機械の技能,技術の基礎を習得する。

3. 課題と結果を簡潔に表現,報告する能力を習得する。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意本科目は実技を主とする科目であるので,学年の課程修了のためには

履修(欠席時間数が所定授業の5分の1以下)・修得が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化」であるが,付随的には「(D)課題解決能力の育成」にも関与する。

履修のアドバイス本科目の内容は機械工作の基礎であり,本科目で習得した技能・技術

は2年生以降においても大いに活用する。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 機械工学入門(1年),機械設計製図 I(1)

関連科目

工業材料(2年),機械工学実験実習Ⅱ~V(2~5),

機械創造演習Ⅰ,Ⅱ(2,3),設計製作課題演習(4),

機械工作法Ⅰ,Ⅱ(2,4),機械設計製図Ⅱ,Ⅲ(2,3),応用機械設計(5)

Page 50: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 機械工学実験実習Ⅰ(井上)

授業にかかわる情報

授業の方法

クラスを 4 グループに分け,7テーマを巡回して実施する。テーマは次のよう

に4つに分ける。A.計測,旋盤。B.特殊機械,材料実験。C.仕上げ。D.

鋳造,溶接。以下に示す授業計画は第 1 グループの例である。

実際に一人一人が手を動かして工作機械の操作,計測などを行うことによって

基礎技術を体得する。テーマごとに報告書の提出を課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

3週

4週

5~9週

10~12週

13~15週

7テーマの実験実習を実施する。

ガイダンスと安全教育〔心構え,報告書のまとめ方〕(全グループ共通)

情報リテラシー,情報センター利用説明・各種設定(全グループ共通)

Word,Excel の使い方(全グループ共通)

実験実習A(第 2Gr.:10~15 週,第 3Gr.:16~21 週,第 4Gr.:22~27 週)

計測〔ノギス,マイクロメータなどの使用方法〕

旋盤〔操作の基本と基礎,丸棒の段付き削り,プラグとリングの製作

(荒削り,仕上げ削り,寸法公差,穴あけ,中ぐり)〕

実験実習B(第 2Gr.:16~21 週,第 3Gr.:22~27 週,第 4Gr.:4~9 週)

特殊機械〔特殊機械の基本と基礎,平行台作製(立フライス),シャルピー

試験片作製(万能フライス,平面研削盤),エンドミルによる切削加工(立

フライス)〕

材料実験〔材料の基礎知識,材料組織の観察,引張試験〕

16~21週

22~24週

25~27週

28~30週

実験実習C(第 2Gr.:22~27 週,第 3Gr.:4~9 週,第 4Gr.:10~15 週)

仕上げ〔めねじとおねじの製作(穴あけ,タップ立て,リーマ仕上げ,ダイ

スおねじ切り,切断,ヤスリ掛け)〕

実験実習D(第 2Gr.:4~9 週,第 3Gr.:10~15 週,第 4Gr.:16~21 週)

鋳造〔押さえ金具の造形(型込,アルミの熔解,鋳込み,後処理)〕

溶接〔アーク溶接(機器の説明,ビード練習,重ね溶接)〕

報告書の整理および実習工場の清掃(全グループ共通)

教科書,教材等

指導書:実験実習指導書,門間改三「大学基礎 機械材料」(実教出版)

参考書:福田力也「工作機械入門」(理工学社),米津栄「機械工作法I」(朝倉

書店)など(図書館の蔵書)

成績評価方法安全に対する取り組み姿勢(40%),作品の完成度,報告書(60%)。なお,

作品ならびに報告書が一つでも提出されなければ成績評価は不可となる。

受講上のアドバイス

実習は必ず自分で行い,感覚を身体で覚えるように努力することが大切であ

る。工作機械の取り扱い方を誤ると事故を招く可能性があるため取り組み態度,

服装には注意すること。報告書の提出期限は特別の指示がない限り各テーマが終

了した一週間後とする。提出期限は厳守すること。実技を伴う科目であるので遅

刻や欠課をしないこと。やむを得ず欠課した場合は速やかに担当教員に連絡を取

ること。15分を越える遅刻は欠課とみなす。

Page 51: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 機械工学実験実習Ⅱ(山口)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械工学実験実習Ⅱ

Mechanical Engineering Experiments

and Practice Ⅱ

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門 ・ 実験・実習 授業形態・学期 実験・通年

対象学生 M-2必修・選択必修・

選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 山口大造・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学科棟 1 階(内線 8255)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野工学/機械工学/生産工

学・加工学学習・教育目標 (A)

授業の概要

1年時よりも高度な作品を作ることにより, 品物を製作する上で必要

な旋盤, 鋳造や溶接などの技能, 技術をさらに習熟させる。また,CADに

よる製図技術を身につけることにより,実践的な設計・製図が行える基

礎能力を習得する。

学習目的

実習テーマに取組むことで,品物を製作するのに必要なより高度な機

械加工技術を習得するとともに,CAD による基本的な製図技術を習得す

る。さらに, 報告書を提出することにより, 技術者として物事を簡潔に

表現する能力を習得する。

到達目標

1. 旋盤の技能, 技術をさらに習得する。

2. NC 旋盤による加工手順を理解する。

3. 鋳造の技能, 技術をさらに習得する。

4. 溶接の技能, 技術をさらに習得する。

5. CAD による製図技術を習得する。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意本科目は実技を主とする科目であるので,学年の過程修了のためには

履修(欠席時間数が所定授業時間数の5分の1以下)・修得が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化」であるが,付随的には「(D)課題解決能力の育成」にも関与する。

履修のアドバイス設計製作課題演習や卒業研究で新たな機械や装置を設計し,製作する

ための技能, 技術を習得する。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目

機械工学実験実習Ⅰ(1年),機械設計製図Ⅰ(1),

機械工作法Ⅰ(2),機械設計製図Ⅱ(2),

工業材料(2),機械創造演習Ⅰ(2)など

関連科目

機械設計製図Ⅲ(3年),機械工学実験実習Ⅲ(3),

機械創造演習Ⅱ(3),機械工作法Ⅱ(4),設計製作課題演習(4),

機械工学実験実習Ⅳ(4),応用機械設計(5),

機械工学実験実習Ⅴ(5)など

Page 52: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 機械工学実験実習Ⅱ(山口)

授業にかかわる情報

授業の方法

クラスを4グループに分けて4テーマの実習(旋盤,NC旋盤,鋳造・溶接,

CAD)を巡回して実施する。以下に示す授業計画は第1グループの例である。

各テーマにおいては,より高度な技能,技術を体得するため実習工場の設備利用

で製作可能な実験実習課題を設定している。工作機械の取り扱いと運用方法につ

いては,教育研究支援センターからの教育支援のもと,課題への取り組みの中で

適宜指導する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~7週

8週

9週

10週

11~12週

13週

14週

15週

4テーマの実習〔旋盤,NC旋盤,鋳造・溶接,CAD〕を実施する。

ガイダンス,安全教育〔実習の心構え,報告書の書き方についての説明(全グル

ープ共通)〕

旋盤(第1Gr.:2~8週,第2Gr.:9~15週,第3Gr.:16~22週,第4Gr.:23~29週)

豆ジャッキの作製〔実習内容の説明,実習〕

報告書の整理

NC旋盤(第1Gr.:9~15週,第2Gr.:16~22週,第3Gr.:23~29週,第4Gr.:2~8週)

実習内容の説明,プログラムの説明,加工図面の作成

仕上げ加工,溝加工,ねじ切り加工

プログラミング

プログラムチェック

切削加工

報告書の整理

16~18週

19・20週

21週

22週

23~24週

25週

26~28週

29週

30週

鋳造・溶接(第1Gr.:16~22週,第2Gr.:23~29週,第3Gr.:2~8週,第4Gr.:9~15週)

ブラケットの造形〔実習内容の説明,実習〕

実習内容の説明,アーク溶接〔隅肉溶接〕

TIG 溶接,MAG 溶接

報告書の整理

CAD(第1Gr.:23~29週,第2Gr.:2~8週,第3Gr.:9~15週,第4Gr.:16~22週)

実習内容の説明,CADの基本操作

部品のスケッチ

図面の作成

報告書の整理

清掃

教科書,教材等指導書:別途配布する

参考書:機械技術研究会編集「初学者のための機械工作法」(理工学社)

成績評価方法

作品の完成度と報告書の評価(60%),安全に対する取り組み姿勢(40%),

ただし,作品ならびに報告書が一つでも提出されていなければ成績評価は不可と

なる。

受講上のアドバイス

実技を伴う科目であるので遅刻や欠課をしないこと。15分を越える遅刻は欠

課とみなす。実験実習中は事故防止の上で取り組み姿勢や服装に注意すること。

報告書の提出期限は特別の指示がない限り各テーマが終了した一週間後とする。

Page 53: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 機械工学実験実習Ⅲ(加藤)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械工学実験実習Ⅲ

Mechanical Engineering

Experiments and PracticeⅢ

単位 3

一般・専門の別・

学習の分野専門 ・ 実験・実習 授業形態・学期 実験・通年

対象学生 M-3必修・履修・

履修選択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 加藤学・機械工学科

研究室等の連絡先加藤研究室:機械・電気電子工学科棟1階(内線:8251),工場管

理室,教育研究支援センター

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野工学 / 機械工学 / 生産工

学・加工学学習・教育目標 A(A-3)

授業の概要

機械工学の使命は,人類にとって有用な機器を設計,製作することで

ある。この意味で機械製作技術は機械工学の根幹をなし,機械製作技術

に関する技能・知識を体得しておくことは機械技術者として必修である。

実験実習課題としてマシンバイスを取り上げ,設計製図から機械加

工・組立・検査までの総合実習を行う。

学習目的

構想力や構想したものを図面,作品で表現する能力を養う。加えて,

決められた時間内に,課題の設計・製作ができることを目標に設計・製

図,製作が自発的に行える基礎実践力を養う。

到達目標

1. 修得した技能,技術,知識を総合活用して課題に取り組める。

2. 制限条件の下,製作を考慮しながら図面や作業計画が作成できる。

3. 作業計画に基づき適切な機械製作方法の選択・運用ができる。

4. マシンバイスの機能を理解した上で性能評価ができる。

5. 技術者として物事を報告書等に簡潔に表現できる。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意本科目は実技を主とする科目であるので,学年の課程修了のためには

履修(欠席時間数が所定授業時間数の5分の1以下)・修得が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-3:「設計と生産」に関する専門技術分野の知識を修得し,説

明できること」であるが,付随的には「D-2」にも関与する。本科目

は大学相当の内容を含む科目で,技術者教育プログラム履修認定に関連

する。

履修のアドバイス本科目では,これまで学習した機械工学実験実習や設計製図に関する

基礎的な技術・知識の活用が求められる実験実習の内容としている。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目機械工学実験実習Ⅰ,Ⅱ(1,2年),工業材料(2),機械設計製図

Ⅰ~Ⅲ(1~3),機械設計法Ⅰ(3),材料力学Ⅰ,Ⅱ(3)

関連科目設計製作課題演習(4年),機械工作法Ⅱ(4),機械工学実験実習Ⅳ,

Ⅴ(4,5),卒業研究(5)

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様式 B 機械工学実験実習Ⅲ(加藤)

授業にかかわる情報

授業の方法

基本的な機械製作技術を体得するため実習工場の設備利用で製作可能な実験

実習課題を設定している。機械製作技術や具体的な機械加工機器の取り扱いと運

用方法について,教育研究支援センターからの教育支援のもと課題取組みの中で

適宜指導する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~5週

6~15週

・ ガイダンスと安全教育〔実習の心構え,内容の説明と課題提示〕

(実験実習課題は2名1組で取り組むので,互いに協調しながら作業を進めるこ

と。)

・ マシンバイスの設計〔課題:課題研究,製作図面と作業計画の作成〕

・ マシンバイスの製作実習〔機械加工実習:各種工作機械を用いた部品加工,

主な作業は旋盤作業,フライス盤作業,穴あけ作業,研削盤作業,けがき作

業 など〕

(マシンバイス製作のための機械使用計画を示すが,製作の順序・工程は自ら考

えながら作品を製作すること。)

16~18週

19~21週

22,23週

24~26週

27~30週

・ マシンバイスの製作実習〔MC(マシニングセンター)実習〕

・ マシンバイスの製作実習〔CAD 実習〕

・ マシンバイスの製作実習〔調整,組立〕

・ マシンバイスの検査〔検査と実験:製作バイスの性能評価〕

・ 報告書の整理など

以上の授業計画は標準的な作業の流れを示している。一度に使用できる工作機

械台数に制限があるので,各自の作業順序は配布するテキストを参照すること。

(週ごとに日報の提出,単元ごとに報告書の提出を義務づける。)

教科書,教材等

教科書:配布する自作テキストなど

参考書:塚田忠夫ほか「機械設計法」(森北出版),桑田浩志 編「JIS使い方

シリーズ 機械製図マニュアル 2000年版」(日本規格協会)他

成績評価方法

作品の完成度と報告書(70%),日報と安全への取り組み姿勢(30%)。た

だし,作品ならびに報告書が一つでも提出されなければ成績評価は不可とする。

遅刻の成績への反映は受講ガイダンスで説明する。

受講上のアドバイス

実技を伴う科目であるので遅刻や欠課をしないこと。実験実習は必ず自分で

行い,感覚を体で覚えるように努めることが肝要である。工作機械の操作法を誤

ると事故を招く危険性があるため,不真面目な学習態度は厳禁とする。単なる実

習に終わることなく自発的・積極的に勉学して欲しい。

実験実習作業は共同実験実習者と協力しながら行うものであるので,極力欠課

をしないこと。授業開始より10分を超えて遅刻した場合には欠課とする。

Page 55: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 機械工学実験実習Ⅳ(塩田/大野/橋本/加藤/北條)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械工学実験実習Ⅳ

Mechanical Engineering Experiment

and Practice IV

単位 3

一般・専門の別・

学習の分野専門・実験・実習 授業形態・学期 実験・通年

対象学生 M-4必修・履修・

履修選択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 塩田祐久,大野威徳,橋本淳,加藤学,北條智彦・機械工学科

研究室等の連絡先

研究室:講義棟1階(塩田:内線 8252,北條:8253),機械・電気電子

工学科棟 1 階(大野:内線 8254,橋本:内線 8250,加藤:8251,)

E-mail:[email protected][email protected]

[email protected][email protected]

[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/機械工学 学習・教育目標 A(A-3)

授業の概要

本科目では,座学で学んだ専門科目の知識を実験的及び解析的に確認

する。実験装置の準備・操作,データ収集・整理,解析・考察,討論,

報告書の作成など,一連のプロセスを行い各テーマの内容を理解する。

学習目的実験と解析を通じて機械工学の基礎技術の理解を深化させる。報告書

を作成することにより,結果と考察を簡潔に表現,報告する能力を養う。

到達目標

1. 実験及び解析データを適切に整理し,必要な文献調査,考察が行

え,適切かつ簡潔な報告書の作成が行えること。

2. 共同実験者との議論・協議による結論の導出,報告書作成および

口頭試問等を通じてコミュニケーション能力を習得すること。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意本科目は実技を主とする科目であるので,学年の課程修了のためには

履修(欠席時間数が所定授業の5分の1以下)・修得が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-3:実験・実習をとおして,技術に関する基礎知識の理解を深

めるとともに,関連した技能や手法を修得し,説明できること」である

が,付随的には「C-2,D-1,F-1」にも関与する。

履修のアドバイス 座学による専門科目との関連を意識して実験実習に臨むこと。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目工業材料Ⅰ,Ⅱ(1,2年),機械工作法Ⅰ(2),工業力学(3),

材料力学Ⅰ(3),機械工学実験実習Ⅰ~Ⅲ(1~3)

関連科目機械工作法Ⅱ(4年),材料力学Ⅱ(4),計測工学(4),

電気工学(4),機械工学実験実習Ⅴ(5),卒業研究(5)

Page 56: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 機械工学実験実習Ⅳ(塩田/大野/橋本/加藤/北條)

授業にかかわる情報

授業の方法

クラスを 4 グループに分け,5テーマ(工作実験,材料実験,工学解析実験,

電気工学実験,プログラミング実習)を巡回して実施する。以下に示す授業計画

は第 1 グループの例である。

テーマごとに報告書の提出を課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~6週

7~11週

12~16週

4テーマの実験実習を実施する。

ガイダンス〔実験実習の心構え,報告書のまとめ方(全グループ共通)〕

工学解析実験(第 2Gr.:17~21 週,第 3Gr.:22~26 週,第 4Gr.:2~6 週)

「はり」の問題を課題として,解析技術の基礎を習得する。

工作実験(第 2Gr.:12~16 週,第 3Gr.:17~21 週,第 4Gr.:22~26 週)

切削抵抗の測定,工作機械の精度検査及び静剛性試験,振動実験

材料実験(第 2Gr.:22~26 週,第 3Gr.:2~6 週,第 4Gr.:7~11 週)

引張試験,衝撃試験,ひずみ測定,金相学実験

17~21週

22~26週

27~30週

電気工学実験(第 2Gr.::2~6 週,第 3Gr.:7~11 週,第 4Gr.:12~16 週)

リレーシーケンス制御,メカトロラボ実験,キルヒホッフの法則の検証,ホ

イートストンブリッジの組み立てと抵抗測定

プログラミング演習

(第 2Gr.:7~11 週,第 3Gr.:12~16 週,第 4Gr.:17~21 週)

C 言語, FORTRAN 等のプログラミングによる機械工学の問題演習

報告書の整理(全グループ共通)

教科書,教材等教科書:別途配布する実験実習指導書

参考書:基礎及び関連科目の教科書,報告書作成の手引き(津山高専機械工学科)

成績評価方法

各テーマにおいて,報告書(70%),口頭試問(30%)とし4テーマの平

均により成績評価を行う。ただし,全報告書の提出を必須とする。報告書の提出

期限は特別の指示がない限り,各テーマが終了した2週間後とする。遅刻の成績

への反映は,各テーマのガイダンスで説明する。

受講上のアドバイス

実技を伴う科目であるので遅刻や欠課をしないこと。座学での学習内容と本

科目の実験内容との関係を意識して,実験および報告書作成を行うこと。結果の

記述のみで考察が不足する報告書は必ず再提出になるので,担当教員の中間チェ

ックを受けること。報告書の提出期限を厳守すること。授業開始より10分を超

えて遅刻した場合には欠課とする。

Page 57: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 設計製作課題演習(機械工学科教員全員)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

設計製作課題演習

Design and Manufacturing Exercises単位 4

一般・専門の別・

学習の分野専門 ・ 実験・実習 授業形態・学期 演習・通年

対象学生 M-4必修・履修・

履修選択・選択の別必修

教員にかかわる情報

担当教員・所属 機械工学科全教員

研究室等の連絡先 担当教員研究室:

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/機械工学 学習・教育目標 D(D-1)

授業の概要

これまでの学習成果や学内・外で得た知識,技術および情報をもとに

物作りを中心とした総合学習を行う。指導教官の指示を受けながら,課

題解決のために,計画・調査・設計・製作を主体的に行うと同時に,そ

の発表会を実施する。さらに,英文による自己 PR 文を作成する。

学習目的与えられた課題を自発的に解決することにより,感動と同時に取り組

む姿勢,グループ作業の大切さを知る。

到達目標

1.与えられた課題の下で継続的に計画し,実施する能力を身につける。

2.必要な情報を収集する能力と,収集した種々の学問,技術の総合応

用能力を身につける。

3.与えられた課題を解決するための創造力,構想力および構想したも

のを図,文章,式,プログラム等で表現する能力を習得する。

4.得た知見を口頭発表し,報告書にまとめることができるコミュニケ

ーション能力を修得する。

5.課題にグループ作業で取り組むチームワーク力を身につける。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

本科目は授業時間以外の自発的学習を含む科目であり,週2単位時間

の時間数に対して4単位が設定されている。したがって,授業時間以外

の自己学習が必要である。また,学年の課程修了のためには本科目の履

修(欠席時間数が所定授業時間数の3分の1以下)が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(D)課題解決能力の育成、D

-1:学内外で得た科学・技術に関する知識や種々の情報を用い,問題

を明確にとらえ,複数の解決策を考え出し,それらの解決策を多面的に

評価し,適切な解決策や方法を見つけ,示せること」であるが,付随的

には「A-3」,「C-1」,「F-1」にも関与する。

履修のアドバイス 積極的な姿勢で課題に取り組むことが大切。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 これまでに学習した機械工学に関連する全科目

関連科目機械工学実験実習Ⅳ(4年),Ⅴ(5),応用機械設計(5),卒業研究

(5)

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様式 B 設計製作課題演習(機械工学科教員全員)

授業にかかわる情報

授業の方法

与えられた課題に対し、グループでの討議と物作りが中心となる。

課題は2段階で設定し,第1次課題は前期末までにクリアするものとし,その

後,学年末までに第2次の課題とプレゼンテーション・まとめに取り組む。

また,提出課題として,設計書・製作図に加えて,学年末には英文による自己

PR 文を作成する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~3週

4~7週

8~14週

15週

担当教官により進め方についての方針は異なるが,概略は以下のようになる。

● ガイダンス,第1・2次の課題内容とスケジュール説明,配属。

● 担当教官指導の下に,各種メディアを用いての第1次課題に対する情報収集,

文献調査,アイディア創出,実施計画の立案から作業日誌の作成。

● 各種情報を基に,第1次の課題を達成するための基本設計の実施。

製作図の作成。

● 製作図面を基にした作品の製作

● 第1次課題のコンテスト実施

16~17週

18~19週

20~23週

24週

25~26週

27週

28~30週

● 第2次課題に対する情報収集,文献調査,アイディア創出,実施計画の立案

から作業日誌の作成。

● 第2次課題を達成するための基本設計の実施。

製作図の作成。

● 製作図面を基にした作品の製作

● 第2次課題のコンテストの実施

● プレゼンテーション準備

● プレゼンテーション

● 設計書・製作図の仕上げと英文による自己 PR 文の作成

教科書,教材等教科書:これまでに使用した教科書等

参考書:担当教官が指示する文献,資料

成績評価方法アイディア,設計書,製作図,作品の完成度ならびにプレゼンテーション内容

(80%)。日報(20%)。

受講上のアドバイス

創造する楽しさを知り,感動して欲しい。そのためには自主的な行動が必要で

ある。

なお,遅刻の扱いについては,各担当教員の指示によるものとする。

Page 59: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 応用数学Ⅰ(松田)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

応用数学Ⅰ

Applied MathematicsⅠ単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門・自然科学系基礎・

共通授業形態・学期 講義・前期

対象学生 M-4必修・履修・履修選

択・選択の別履修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 松田 修・一般科目(理)

研究室等の連絡先 研究室:管理・一般棟3階(内線8198)[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野数物系科学/数学/

数学一般学習・教育目標 A(A-1)

授業の概要

応用数学Ⅰでは確率論と統計学の初歩を学ぶ。確率論では統計処理で

重要な分布(二項分布,ポアソン分布,正規分布)の理論と中心極限定

理を理解する。統計学では相関を扱う。そこでは最小2乗法による回帰

直線の方程式を学ぶ。

学習目的確率の定義と意味を理解すること。

統計量の意味を理解すること。

到達目標

1. 確率と代表的な確率分布の理解と計算法の修得。

2. 中心極限定理の理解。

3. 回帰直線と相関係数の理解と修得。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意 なし。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野の

知識を修得し,説明できること」である。

履修のアドバイス

確率や統計で出てきた数値の信頼性という問題はとても深い。したが

って単なる計算で終わらず,得られた数値の持つ意味を深く考えるよう

にして欲しい。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 基礎数学Ⅰ,Ⅱ(1年),微分積分Ⅰ(2),微分積分Ⅱ(3)

関連科目 応用物理Ⅱ(4年),計測工学(4)

Page 60: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 応用数学Ⅰ(松田)

授業にかかわる情報

授業の方法板書を中心に内容の理解を重視し,またより深く理解するためにできるだけ多

くの演習を課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~3週

5~6週

7週

8~9週

10~11週

12~15週

・ガイダンス

・確率の定義と性質,条件付き確率と乗法定理

・事象の独立と反復試行,ベイズの定理,いろいろな確率の問題

(前期中間試験)

・答案の返却と解説,1次元データ,2次元データ

・確率変数と確率分布

・多次元確率変数と標本分布

(前期末試験)

教科書,教材等 教科書:高遠 節夫 他著,新訂 確率統計(大日本図書)

成績評価方法

2回の定期試験(同等に評価し50%)とその他の試験,演習,レポート,授

業への取り組み方など(50%)の合計で評価する。成績等によっては,再試験

を行うこともある。再試験は80点を上限として本試験と同様に評価する。

試験には,教科書・ノート等の持ち込みを許可しない。また,前期末で成績不振である

ものについては,学年末までに再試験を行う。

受講上のアドバイス

講義を良く聴き,教科書を丁寧に読むことが大切である。また問題も時間をじ

っくりかけて自分の力で解くことで真の力がつく。授業開始 10 分までを遅刻と

し,遅刻の回数が多い場合は,警告を行った後,欠課扱いとすることもある。

Page 61: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 応用数学Ⅱ (渡利/最上)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

応用数学Ⅱ

Applied MathematicsⅡ単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門・自然科学系基礎・

共通授業形態・学期 講義・通年

対象学生 4年全学科必修・履修・

履修選択・選択の別履修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 渡利正弘・専門共通, 最上 勲・非常勤

研究室等の連絡先渡利:管理・一般科目棟3階(内線 8191)E-mail:[email protected]

最上:友朋会館 1 階,非常勤講師室(内線:8812)

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野数物系科学/数学/基礎

解析学学習・教育目標 A(A-1)

授業の概要

微分方程式解法の有力な道具の一つとしてラプラス変換を解説する。

次にベクトル関数の微分積分を展開し,その関連事項について解説する。

有限区間で定義された関数を三角級数で表現するのがフーリエ級数論

で,定義域を無限区間に拡張したとき,フーリエ係数がフーリエ変換へ,

フーリエ級数がフーリエ積分へと変形されていく様子をみる。

学習目的

工学の基礎的な問題を解決するために必要な数学の知識,計算技術お

よび応用能力をラプラス変換,ベクトル解析,フーリエ級数及びフーリ

エ変換を通して習得する。

到達目標

1.ラプラス変換を理解する。

2.ベクトル関数の微分積分を展開し,その関連事項を理解する。

3.フーリエ級数とフーリエ変換を理解する。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意 なし

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野

の知識を修得し,説明できること」である。

履修のアドバイス

3年生までの数学,特に,三角関数,空間のベクトル,行列式,微分

法(偏微分を含む),積分法(重積分を含む)の既習内容をしっかり確認

しておくこと。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目基礎数学Ⅰ,Ⅱ(1年),基礎線形代数(2),微分積分Ⅰ,Ⅱ(2,

3),線形数学(3)

関連科目

応用物理Ⅱ(4年),制御工学(4,5),伝熱工学(5),回路システム

(4),電気回路(4),画像工学(5),情報通信工学(5),電磁気学特

論(専1),回路網解析(専2),など

Page 62: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 応用数学Ⅱ (渡利/最上)

授業にかかわる情報

授業の方法板書を中心に授業を進め厳密な理論の追求に偏することなく,内容の理解を重

視する。また,その理解をより深めるために演習を課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2・3週

4週

5・6週

7週

8週

9週

10・11週

12・13週

14週

15週

前期ガイダンス,ラプラス変換の定義と例

基本的性質,ラプラス変換の表

逆ラプラス変換,演習

常微分方程式への応用,たたみこみ

線形システムの伝達関数とデルタ関数,演習

(前期中間試験)

中間試験答案の返却と解説,空間のベクトル,外積

ベクトル関数,曲線,曲面

演習,スカラー場とベクトル場,勾配

発散と回転

演習

(前期末試験)

16週

17・18週

19・20週

21週

22週

23週

24週

25週

26・27週

28週

29週

30週

前期末試験答案の返却と解説,後期ガイダンス

線積分,グリーンの定理

面積分,発散定理

ストークスの定理

演習

(後期中間試験)

中間試験答案の返却と解説,周期2πのフーリエ級数

一般の周期関数のフーリエ級数

複素フーリエ級数,偏微分方程式への応用,演習

フーリエ変換と積分定理,フーリエ変換の性質と公式

偏微分方程式への応用,スペクトル,演習

(後期末試験)

後期末試験答案の返却と解説

教科書,教材等教科書:高遠 他著 新訂 応用数学,新訂 応用数学問題集(大日本図書)

参考書:矢野・石原 著 ベクトル解析,応用解析(裳華房)

成績評価方法

4回の定期試験の結果(同等に評価し70%)と演習・レポート(30%)の合計により

評価する。なお,成績によっては,再試験を行うこともある。再試験は80点を上限として

本試験と同様に評価する。試験には,教科書・ノート等の持ち込みを許可しない。

受講上のアドバイス

必要に応じて復習しながら講義を進めるが,3年生までの数学を折に触れて復

習しておくこと。毎回の予習復習が重要なのは言うまでもない。遅刻の回数が多

い場合は,警告を行った後,欠席扱いとすることもある。

Page 63: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 電気磁気学(山本(隆))

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気磁気学

Electromagnetics単位 1

一般・専門の別・

学習の分野専門・情報と計測・制御 授業形態・学期 講義・前期

対象学生 M-4必修・履修・

履修選択・選択の別必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 山本隆一・非常勤

研究室等の連絡先

非常勤講師室・友朋会館1階(内線 8592)

連絡教員:加藤学,機械・電気電子工学科棟 1 階(内線:8251)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/電気工学/電気基礎 学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要

本科目では,機械技術者のための電気磁気学として,直流電動機およ

び交流電動機を基礎的テーマとして取り上げ,説明する。電気に関する

技術の基礎を理解するとともに,機械工学と電気および磁気学は車の両

輪である認識を深める。

学習目的本科目では,機械技術者として必要と考えられる電気磁気学全般の基

礎的な知識について,その理解を深める。

到達目標

1. 電気と磁気に関する基礎的な事項について説明ができる。

2. 直流電動機の動作原理について理解している。

3. 交流回路・三相交流回路に関する基礎的な考え方を理解し,基

本的な交流回路の計算ができる。

4. 交流電動機の動作原理について理解している。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意 課程修了のためには履修が必須である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,「情報と

計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステム」に関する専門技術分野の知

識を修得し,説明できること」である。

履修のアドバイス

電気工学,創造物理実験,物理Ⅱ,応用物理Ⅰの内容をしっかりと理

解しておくことが望ましい。また,ベクトル,複素数など基礎数学の内

容も必要とされるので復習しておくことが望ましい。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 3年次までの数学と物理,電気工学(3年)

関連科目応用物理Ⅱ(4年),機械工学実験実習Ⅳ(4),メカトロニクス(5),

制御工学Ⅱ(5),電気エネルギー工学(専2)

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様式 B 電気磁気学(山本(隆))

授業にかかわる情報

授業の方法

前期 2 単位時間で開講する。板書を中心に授業を進める。理論の詳細について

の解説は避け,基本的で大切な事項についての解説を行う。また必要に応じ,ま

ず現象に対する理解を深め,諸量の計算ついて学習できるように工夫する。視覚

的に理解できるように図を多く取り入れた教科書を使用する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~3週

4~7週

8週

9~10週

11~12週

13~15週

前半は電磁気の基礎と直流電動機について学習する。後半は交流回路と交流電動

機について学習する。

全体のガイダンス,前半のガイダンス

磁気〔磁石による磁界のでき方,磁気回路の構成〕

電磁力と電磁誘導〔コイルに起電力を生ずるには,直流モータ〕

(前期中間試験)

答案の返却と解説,後半のガイダンス

交流の波形〔直流と交流,正弦波交流の発生と表し方,位相とは,交流のベ

クトルや複素数による表現〕

交流の基本回路〔交流電流を妨げるもの,周波数とリアクタンスの関係〕

交流回路の計算〔交流回路の基本計算,回路の特殊な現象,電力と力率〕

三相交流〔三相交流とは,三相結線の種類,三相交流回路の基本計算,三相

交流回路の電力と測定,回転磁界と誘導電動機〕

(前期末試験)

教科書,教材等 教科書:加地正義ほか「初めて学ぶ電気電子の基礎」(オーム社)

成績評価方法2 回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する(90%)。演習・レポートな

ど(10%)。定期試験には自筆ノートの持込を許可する。

受講上のアドバイス

電気および磁気学の基本的な考え方を理解することに勤めて欲しい。実験との

関連を意識して学習するように心掛けること。

授業時間の半分を過ぎて入室した場合,遅刻として扱う。

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様式 A 機械工作法Ⅱ(大野)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械工作法Ⅱ

Manufacturing Technology Ⅱ単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門・設計と生産 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 M-4必修・履修・

履修選択・選択必修

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 大野威徳・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学科棟1階(内線:8254)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野工学/機械工学/生産工

学・加工学学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要

生産技術は人々の暮らしや経済活動に対して大きな役割を担い,その巧

拙により企業経営などに重大な損害をもたらすこともある。授業では除去

加工(工作機械を用いての加工)を主として扱い,機械工学を学ぶ技術者

の基本的な素養として各種工作法およびその原理・特徴,さらには工作機

械の基礎理論を学ぶ。さらに,実験実習で得た知識をもとに,加工技術と

それらの意義についても概説する。

学習目的

「良いものを安く作る」ことは機械技術者に与えられた一つの命題であ

る。このため,各種工作法の基本特性に関する知識に基づき,適切で合理

的な工程計画が立案できる能力が求められる。機械加工に際して,適切で

合理的なもの作りの手段が選択でき,さらに適切な工作条件が設定できる

能力を身に付ける。

到達目標

1. 各種工作法を工作物の形状変化の視点から分類整理できる。

2. 生産技術における工作機械の役割と意義が説明できる。

3. 除去加工の現象論を理解した上で,そのモデルが説明できる。

4. 除去加工の基本特性に関する知識に基づき,工作機械や加工条件

選択の指針が示せる。

5. 加工中のトラブル(例えば,仕上面性状の悪化,びびり振動の発

生など)に対して,合理的な解決手段の指針が示せる。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意 機械工学科第四学年の課程修了には本科目の履修が必須となる。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の深

化,A―2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,「情報と

計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステム」に関する専門技術分野の

知識を修得し,説明できること」である。

履修のアドバイス なし

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目機械工作法Ⅰ(2年),工業材料(2),

機械工学実験実習Ⅰ~Ⅲ(1~3)

関連科目機械工学実験実習Ⅳ(4年),工作機械(5),品質管理(5),

精密加工学(専1)

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様式 B 機械工作法Ⅱ(大野)

授業にかかわる情報

授業の方法プロジェクタと黒板を用い,実験実習で学習した事項との関連に注意しながら

授業を進める。また,理解が深まるよう学習の進度にあわせて演習課題を課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1 週

2,3 週

4,5 週

6,7 週

8,9 週

10 週

11~12 週

14,15 週

・ ガイダンス,機械加工技術の進歩とその意義〔工作機械の歴史,加工エネル

ギー,加工法の種類と分類〕

・ 切削加工法1:加工の3要素と形状創成〔運動転写と圧力転写〕,工作機械の

機能と特徴〔工作機械の条件,基本運動,汎用機から複合機まで〕

・ 切削加工法2:切削工具〔切削工具用材料とその選択指標〕,切削油剤

・ 切削加工の現象論〔切削という現象,切削の様式,2次元切削モデル,切り

くず形態,切削比・せん断角とせん断ひずみ,構成刃先〕

・ 切削加工の基礎1〔切削抵抗に関する基礎的関係,単一せん断面理論〕

(前期中間試験)

・ 前期中間試験の返却と解答,切削加工の基礎2〔せん断角に関する理論と実

験式〕

・ 切削加工の基礎3〔切削熱と切削温度,加工精度〕

(前期末試験)

16~18 週

19~21 週

22 週

23,24 週

25 週

26 週

27,28 週

29 週

30 週

・ 前期末試験の返却と解答,切削加工の基礎4〔切削仕上面粗さ,加工変質

層〕,生産技術としての切削〔工具損耗,V-T線図,切削条件の選定〕

・ 切削工具と切削作業〔バイト,穴あけ加工工具,フライス,ねじ切り用工

具,歯切り用工具,鋸,やすり・きさげ〕

・ 特殊な切削法,砥粒加工と砥粒〔砥粒加工の特徴,固定砥粒と遊離砥粒〕

・ 研削加工法1〔研削加工の特徴,研削砥石,研削盤〕

(後期中間試験)

・ 後期中間試験の返却と解答,研削加工法2〔研削作業,研削液,砥石のド

レッシング,砥石のバランス,研削作業の安全対策〕

・ 研削加工法3〔研削加工の基礎,砥石の自生作用〕,研削加工法4〔研削抵

抗,研削仕上げ面の粗さ,研削焼けと加工変質層〕

・ 研磨加工法〔ホーニングと超仕上げ,ラッピング,ポリッシング,粒の衝

突による加工〕,特殊加工法〔熱的除去加工,化学的・電気化学的除去加工〕

・ 学年末試験の答案返却と試験解説

教科書,教材等教科書:中山一雄・上原邦雄「新版 機械加工」(朝倉書店)

参考書:図書館に多くあるので,適宜参照すること。

成績評価方法

学期末試験の結果(70%)と授業時間外の課題レポートおよび演習問題(3

0%)により成績を評価する。また試験の不合格者のうち,必要と判断される者

を対象に再試験を行うことがある。なお、遅刻は 10 回につき 1 時限分欠課した

ものと原則みなす。

受講上のアドバイス

「工作法」は,機械を設計・製造する技術者の基本的な素養として,技術用語

の理解や工作の原理・特徴の理解は必修である。設計と製造,それぞれの関係を

念頭におき学習を進めてほしい。

Page 67: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 応用物理Ⅱ(佐藤/佐々井)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

応用物理Ⅱ

Applied Physics Ⅱ単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門・自然科学系基礎・

共通授業形態・学期 講義と実験・通年

対象学生 M-4必修・履修・

履修選択・選択の別履修選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属前期:佐藤誠・一般科目

後期:佐々井祐二・専門共通科目

研究室等の連絡先佐藤 管理・一般科目棟3階(内線:8186):[email protected]

佐々井 管理・一般科目棟3階(内線:8199):[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野数物系科学/物理/

物理一般学習・教育目標 A(A-1)

授業の概要

前期では講義を行い,応用物理Ⅰでは取り扱わなかった力学の部分に

焦点を当てる。後期では実験を行い,今までに履修してきた物理の理解

を深める。

学習目的

物理学は自然科学の中で最も基礎的な学問の一つであり,様々な工学

技術の分野に物理学の成果や手法が応用されている。したがって,各専

門分野を学ぶ際には,物理学の基礎を十分に理解しておく必要がある。

到達目標

1. 実験室系と重心系で運動状態を表すことができること。

2. 剛体の運動に関して,微分方程式を使って表現でき,また解析できる

こと。

3. 基礎的な実験器具の取り扱い・実験方法・測定値の計算・報告書の書

き方を修得する。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意 なし

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・到達目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科目の幅広い分野の

知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には「A-3」にも

関与する。

履修のアドバイス 3年生までに履修した物理や数学を折に触れて復習しておくこと。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目物理Ⅰ(1年),物理Ⅱ(2),応用物理Ⅰ(3),工業力学(3),3年

次までの数学

関連科目 数理科学Ⅰ(4年),応用数学Ⅰ・Ⅱ(4)

Page 68: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 応用物理Ⅱ(佐藤/佐々井)

授業にかかわる情報

授業の方法

前期は講義であり,板書を中心に授業を進めるが,理解を深めるためにできる

だけ学生に質問をする。後期は実験であり,目的・理論・使用器具を事前レポー

トとして書いておき予習した上で実験を遂行していく。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~4週

5~7週

8週

9週

10~11週

12~13週

14~15週

● 前期ガイダンス

● 2体系の重心と運動量

● 角運動量保存則

● 前期中間試験

● 前期中間試験の返却と解説

● 剛体の運動方程式

● 剛体の慣性モーメント

● 平面上での剛体の運動

(前期末試験)

16週

17~27週

28~30週

● 前期末試験の返却と解説・後期ガイダンス

● ずれ弾性率,2球の衝突もしくは月ロケット,音の振動数,光の速度,回折

格子,波動もしくは電場と電位,プランク定数,フランク・ヘルツの実験,

放射線計測,γ線逆二乗テスト,霧箱実験

再実験

教科書,教材等教科書:前期 柴田他「初歩から学ぶ基礎物理学 力学Ⅱ」(大日本図書)

後期 応用物理研究室著「応用物理実験書」

成績評価方法

前期:2回の定期試験を70%,演習・レポートを30%とする。成績不振者に

は補講,再試験を課し,60点を上限に定期試験の成績を置換する。

後期:実験報告書(50%)。事前レポートの作成などの実験への取組(50%)。

最終的な評価は(前期の点数+後期の点数)÷2とする。

受講上のアドバイス

本科目は原子力コア人材育成関連科目である。

前期は,3年生までの基本的な数学を修得していないと理解することが難しいの

で,折に触れて復習しておくこと。特に,微分,積分,ベクトルの演算。

後期は,目的・理論・使用器具の部分を事前に書いてきて実験に臨むこと。

遅刻の回数が多い場合は,警告を行った後,欠席扱いとすることがある。

Page 69: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 機械工学演習(山口/佐藤)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械工学演習

Mechanical Engineering Practice単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門 ・ 設計と生産 授業形態・学期 演習・通年

対象学生 M-4必修・選択必修・

選択の別履修選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 山口大造,佐藤紳二・機械工学科

研究室等の連絡先

研究室:機械・電気電子工学科棟 1 階(山口:内線 8255,佐藤(紳):内

線 8257)

E-mail: [email protected][email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野

工学/機械工学/機械材

料・材料力学・加工学・設

計工学・機械機能要素・流

体工学・熱工学・機械力

学・制御

学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要機械工学において基礎となる科目の演習問題に取り組む。出題する演

習問題は,基礎的なものから,応用力を必要とするものを準備する。

学習目的具体的な工学の演習問題に数多く取り組み,機械工学の基礎となる力

学の理解を深め,またそれを応用して工学の問題を解く能力を習得する。

到達目標

1.工業材料,製図,工作法,機構学・機械要素設計に関する基礎的

な事項を理解している。

2.材料力学,流体力学,熱力学,制御工学,機械力学に関する基礎

的な諸問題を解くことができる。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意 なし

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,「情

報と計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステム」に関する専門技術

分野の知識を習得し,説明できること」である。

履修のアドバイス本科目では,演習問題を解くことが中心となるため,就職試験,資格

試験,専攻科,大学への編入試験の対策にもつながる。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目工業材料(2年),機械設計製図Ⅰ~Ⅲ(1~3),機械工作法Ⅰ(2),

工業力学(3),材料力学Ⅰ,Ⅱ(3),機構学(3)

関連科目

材料力学Ⅲ(4),流体工学Ⅰ,Ⅱ(4),熱力学Ⅰ,Ⅱ(4),機械工

作法Ⅱ(4),制御工学Ⅰ,Ⅱ(4,5),流体機械(5),熱機関(5),

伝熱工学(5),機械力学(5),流体力学(専2)など

Page 70: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 機械工学演習(山口/佐藤)

授業にかかわる情報

授業の方法

本科目は演習を中心に行うが,必要に応じて解説を行う。演習問題を出題する

場合は,各自問題を解いた後に提出する。解答の解説は原則として学生が行う。

各自問題を解くと共に,板書して説明ができるように理解を深めること。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

3・4週

5・6週

7・8週

9・10週

11・12週

13~15週

ガイダンス,製図

製図

工業材料

工作法

材料力学

機械力学

機構学・機械要素設計

制御工学

16~19週

20~23週

24~26週

27・28週

29・30週

流体力学

熱力学

材料力学

機械力学

総合演習

教科書,教材等 参考書:基礎科目で用いたテキストなど

成績評価方法分野ごとに行われる小テスト(70%),演習問題の提出及び解答の解説(3

0%)。

受講上のアドバイス

本科目は講義で学んだことを応用する場である。自ら考え,自らの手で問題解

決を図る努力をすること。わからないところは友人,教員に積極的に質問し,十

分かみ砕いた上で再度問題に挑戦してみること。各時限の半分を越える遅刻は当

該時限を欠課とみなす。

Page 71: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 機械工学総論(機械工学科)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械工学総論

General Aspects of Mechanical

Engineering

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門・設計と生産 授業形態・学期 講義・通年

対象学生 M-4必修・履修・

履修選択・選択の別履修選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 機械工学科

研究室等の連絡先

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野工学 / 機械工学 / 材料力

学・工業力学学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要

普通科高校からの第4年次編入学生が入学後の専門科目の学習に支障

を来さない学力を身につけることを目的にした科目である。具体的には,

3年の必修科目の中から機械工学の基礎である工業力学と材料力学に重

点をおいて講義と演習を行う。

学習目的機械工学の基礎である工業力学と材料力学に関する知識を理解するこ

とで,工学現象の理解や問題解決のための基礎能力を修得する。

到達目標

1. 機械工学に関する基本的な考え方を理解する。

2. 材料力学と工業力学の基礎事項を理解する。

3. 演習を通じて理解を深化させる。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意 普通科高校からの第4年次編入学生を受講対象とする科目。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,「情

報と計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステム」に関する専門技術

分野の知識を修得し,説明できること」である。

履修のアドバイス

工業力学と材料力学は,機械工学の基礎となる力学系科目で,編入学

後の学習の基礎固めとなる教科である。これら教科の理解は機械技術者

となるためには必修である。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目高校での物理や数学,物理Ⅰ(2年),Ⅱ(3),微分積分Ⅰ(2),Ⅱ

(3),材料力学Ⅰ(3),工業力学(3),機械設計法Ⅰ(3)など

関連科目機械設計法Ⅱ(4年),設計製作課題演習(4),応用機械設計(5),

卒業研究(5)など

Page 72: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 機械工学総論(機械工学科)

授業にかかわる情報

授業の方法板書を中心に授業を進めるが,演習をまじえながら出来るだけ具体的に解説す

るよう心がける。また,理解が深まるよう演習やレポートを課す。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~4週

5~15週

本年度は開講しない。

ガイダンス

機械工学の基本〔機械材料,機械と設計,機械を作る技術,いろいろな機械〕

材料力学の基礎

〔応力とひずみ,応力ひずみ線図,弾性係数,自重による棒の応力〕

〔組み合わせ棒の応力,熱応力,簡単なトラス,断面一次モーメントと図心〕

(前期中間試験)

〔断面二次モーメント,はりの種類,はりのせん断力と曲げモーメント〕

〔せん断力図と曲げモーメント図,曲げ応力,はりの強さと断面形状〕

〔はりのたわみ曲線,片持ちはりのたわみ〕

(前期末試験)

16~30週 工業力学の基礎

〔力の釣り合い〕

〔点の運動,運動と力〕

〔剛体の運動〕

(後期中間試験)

〔摩擦〕

〔運動量,角運動量〕

〔仕事・エネルギー・動力〕

〔簡単な機械〕

(学年末試験)

定期試験の返却と解答解説

教科書,教材等

教科書:渥美光,鈴木幸三,三ヶ田賢次「材料力学Ⅰ SI版」(森北出版)

青木弘,木谷晋「工業力学」(森北出版)

参考書:

成績評価方法4回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する(70%)。試験には,教科

書・ノートの持込を許可しない。演習,レポート(30%)。

受講上のアドバイス

必要に応じて復習しながら授業を進めるが,予習・復習が大切である。また,

分からないことがあれば,その場で質問すること。1 単位時間の半分を遅刻した

場合には欠課とする。

Page 73: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 学外実習A(機械工学科全教員)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

学外実習A

Outdoor Practice A単位 1

一般・専門の別・

学習の分野専門・実験・実習 授業形態・学期 その他・夏季休業

対象学生 M-4必修・履修・

履修選択・選択の別選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 機械工学科全教員・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:

E-mail:

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/機械工学 学習・教育目標 F(F-1)

授業の概要

実際の実務の現場で実習を行うことによって,社会のニーズを肌で感

じ,技術者としての素地を高めるとともに,報告書の作成・プロジェク

ター等を用いての成果発表を通してプレゼンテーション能力を高める。

学習目的

企業での実習を通して,学校の授業では得られない実践的な技術に触

れるとともに,指導者との意見交換や報告書の作成を通じてコミュニケ

ーション能力やプレゼンテーション能力を高める。

到達目標

1. 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め,まとめる能力を身

につけている。

2. 得られた成果について,的確に口頭発表できる能力を身につけ

ている。

3. 質疑に対して適切に応答することのできるコミュニケーション

能力を修得している。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

実習期間中は障害保険および賠償責任保険に必ず加入すること。実習

証明書と学外実習報告書の提出ならびに報告会での実習内容の発表が必

須である。選択科目(自発的学習科目を除く)のうち認定できる単位数

は,専門科目については学外実習 A またはBを含めて6単位以内である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(F)コミュニケーション能力,

プレゼンテーション能力の育成,F-1:日本語による発表や討論・記述を

とおして,自分の考えを相手に表現できること」であるが,付随的には

「F-2」,「H-1」にも関与する。

履修のアドバイス実習終了後に実習報告書の提出と報告会があることを当初から念頭に

おいて実習に取り組むこと。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 これまでの全専門科目

関連科目 長期インターンシップ(専1)

Page 74: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 学外実習A(機械工学科全教員)

授業にかかわる情報

授業の方法

夏季休業期間を利用して学外の企業等で実習を行う。実習終了後,実習報告書

を提出し,別途定める日程で開催される報告会で実習内容を発表する。事前の指

示事項・報告書の作成・プレゼンテーションについては各自配属された指導教員

の指導下で行う。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

(2時間)

5日間

(30時間)

(8時間)

(2時間)

実習期間は夏季休業中であり,詳細な日程は受け入れ先によって異なる.大ま

かな日程は以下の通り.

(実習前)

ガイダンス(履修に関する詳細説明が全学科共通の日程で実施されるので必

ず参加すること。)

受入先企業一覧の掲示

派遣先の決定および指導教員の決定

指導教員による事前指導

学外における実習

(実習後)

指導教員への報告および発表準備,報告書作成

学外実習報告会

学外実習報告書提出

教科書,教材等指導書:

参考書:

成績評価方法

1日の履修時間の上限を8時間とし30時間以上の履修が必要である。これを

前提として以下の評価を行う。実習報告書(60%),プレゼンテーション内容

(40%)で評価する。履修時間が不足するとき27時間以上履修している場合

には学内措置を実施することがある。詳細はガイダンスで説明する。

受講上のアドバイス

実習中は,学生らしい服装をし,初日と最終日は整った服装(スーツなど)で

出社すること。また,社内規律,作業内規等の規律に従うこと。実習期間中はこ

まめにメモを取ること。その日の実習内容をまとめておかないと,報告書の作成

ができないので注意すること。

Page 75: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 学外実習B(機械工学科全教員)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

学外実習B

Outdoor Practice B単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門・実験・実習 授業形態・学期 その他・夏季休業

対象学生 M-4必修・履修・

履修選択・選択の別選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 機械工学科全教員・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:

E-mail:

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/機械工学 学習・教育目標 F(F-1)

授業の概要

実際の実務の現場で実習を行うことによって,社会のニーズを肌で感

じ,技術者としての素地を高めるとともに,報告書の作成・プロジェク

ター等を用いての成果発表を通してプレゼンテーション能力を高める。

学習目的

企業での実習を通して,学校の授業では得られない実践的な技術に触

れるとともに,指導者との意見交換や報告書の作成を通じてコミュニケ

ーション能力やプレゼンテーション能力を高める。

到達目標

1. 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め,まとめる能力を身

につけている。

2. 得られた成果について,的確に口頭発表できる能力を身につけ

ている。

3. 質疑に対して適切に応答することのできるコミュニケーション

能力を修得している。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

実習期間中は障害保険および賠償責任保険に必ず加入すること。実習

証明書と学外実習報告書の提出ならびに報告会での実習内容の発表が必

須である。選択科目(自発的学習科目を除く)のうち認定できる単位数

は,専門科目については学外実習 A またはBを含めて6単位以内である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(F)コミュニケーション能力,

プレゼンテーション能力の育成,F-1:日本語による発表や討論・記述を

とおして,自分の考えを相手に表現できること」であるが,付随的には

「F-2」,「H-1」にも関与する。

履修のアドバイス実習終了後に実習報告書の提出と報告会があることを当初から念頭に

おいて実習に取り組むこと。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 これまでの全専門科目

関連科目 長期インターンシップ(専1)

Page 76: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 学外実習B(機械工学科全教員)

授業にかかわる情報

授業の方法

夏季休業期間を利用して学外の企業等で実習を行う。実習終了後,実習報告書

を提出し,別途定める日程で開催される報告会で実習内容を発表する。事前の指

示事項・報告書の作成・プレゼンテーションについては各自配属された指導教員

の指導下で行う。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

(2時間)

10日間

(60時間)

(8時間)

(2時間)

実習期間は夏季休業中であり,詳細な日程は受け入れ先によって異なる.大ま

かな日程は以下の通り.

(実習前)

ガイダンス(履修に関する詳細説明が全学科共通の日程で実施されるので必

ず参加すること。)

受入先企業一覧の掲示

派遣先の決定および指導教員の決定

指導教員による事前指導

学外における実習

(実習後)

指導教員への報告および発表準備,報告書作成

学外実習報告会

学外実習報告書提出

教科書,教材等指導書:

参考書:

成績評価方法

1日の履修時間の上限を8時間とし60時間以上の履修が必要である。これを

前提として以下の評価を行う。実習報告書(60%),プレゼンテーション内容

(40%)で評価する。履修時間が不足するとき54時間以上履修している場合

には学内措置を実施することがある。詳細はガイダンスで説明する。

受講上のアドバイス

実習中は,学生らしい服装をし,初日と最終日は整った服装(スーツなど)で

出社すること。また,社内規律,作業内規等の規律に従うこと。実習期間中はこ

まめにメモを取ること。その日の実習内容をまとめておかないと,報告書の作成

ができないので注意すること。

Page 77: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A シナジーゼミナールⅡ(加藤)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

シナジーゼミナールⅡ

Synergy Seminar Ⅱ単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門・その他 授業形態・学期 講義・-

対象学生 全学科4,5年必修・履修・

履修選択・選択の別選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 加藤学・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学科棟1階(内線:8251)

E-mail: [email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 学習・教育目標 A

授業の概要

多様なメニューの中から自主的に履修し,主に外部で開講される科目

で本校の教育課程では履修できないがその延長線上にある専門に関連し

た領域に関する学習をする。

学習目的

自分の専門知識の基盤の上に立ってより高度に,あるいはより広範囲

に学習を展開することで関連領域の技術に関する基礎知識を習得し,複

眼的視野と複合領域への対応能力を育成する。

到達目標 1. 受け入れ機関の発行するシラバスなどを参照すること。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

科目の詳細や本校の教育課程との関連,具体的な出願・履修方法,関

連機関のシラバスの閲覧などは担当教員・教務係に事前に問い合わせす

ること。所定の期日までに,担当教員の了解(選考を行うことがある。)

を得て選択科目履修願など出願・履修に必要な書類を提出すること。

選択科目(自発的学習科目を除く。)の内,教務委員会で認定される単

位数は,専門科目については学外実習AまたはBを含む6単位以内(一

般科目については4単位以内)である。」関連機関の履修規則などを順守

すること。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化」である。

履修のアドバイス

内外の施設で開講される科目を履修・授講することで学習を進めるの

で受け入れ機関の規則や受講科目の時間割など制限事項を十分確認する

こと。単なる単位の獲得だけを目的としたような履修は厳に慎むこと。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目

関連科目

Page 78: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B シナジーゼミナールⅡ(加藤)

授業にかかわる情報

授業の方法

外部の教育機関(社会にある教育資産・マルチメディア教材を活用した学習形

態を含む。)と連携し,内外の施設で開講される科目を履修・授講することで学

習を進める。

開講週授業時間内の学習内容〔項目〕

(指示事項)

授業時間外の学習内容〔項目〕

(指示事項)

開講期間や学習内容は受け入れ機

関の発行するシラバスなどを参照す

ること。

教科書,教材等 教科書,参考書:受け入れ機関の発行するシラバスなどを参照すること。

成績評価方法

評価方法や配分などは受け入れ機関の発行するシラバスなどを参照すること。

合格した者は,担当教員に申し出るとともに学年末試験の最終日までに教務係

へ単位修得証明書を添付し単位取得申請を行うこと。履修した科目に関する単位

認定は教務委員会で審議する。なお,履修時間が不足するときは学内措置を実施

することがある。

受講上のアドバイス

社会にある教育資産・マルチメディア教材を有効に活用・連携し,自分の専門

を軸足にした「シナジー効果」(シナジーは「相乗作用」を意味する英語で,二

つ以上の事柄などが相互に作用し合い,ひとつの効果や機能を高めること。)の

発生や「知の総合化」を期待する。ただし,学習のコアである本校の教育課程に

沿って無理なく学習できるよう学習計画を綿密にすること。

Page 79: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 機械管理・取扱者(山口)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械管理・取扱者

Management and Handling of Machinery

Hazardous Materials

単位 1

一般・専門の別・

学習の分野専門・設計と生産 授業形態・学期 その他・通年

対象学生2~5年全学科

(電気電子工学科は除く)

必修・履修・

履修選択・選択の別選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 山口大造・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学科棟1階(内線8255)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野工学 / プロセス工学 /

反応工学・プロセス工学学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要

一定数以上の危険物を取り扱う各種製造所, 貯蔵所または取扱所では,

対応した有資格者を配置することが求められている。本科目では,本学

の教育課程と照らし合わせて関連性の認められる,「乙種危険物取扱者

試験」「一般毒物劇物取扱者試験」について,合格を目指して自主的学

習を進める。

学習目的資格試験の合格を目指して学習することにより, 各種危険物,もしくは

毒物・劇物などに対する取り扱いに習熟する。

到達目標1. 乙種危険物取扱者試験(第 1~6 類のいずれか)もしくは一般毒

物劇物取扱者試験の合格。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

本科目は資格関連科目であり, 選択科目として認定される6単位以内

に該当する。所定の期日までに, 履修願を提出すること。また, 単位の取

得には単位審査申請の手続きが必要である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の深

化, A-2:「材料と構造」, 「運動と振動」, 「エネルギーと流れ」, 「情報

と計測・制御」, 「設計と生産」, 「機械とシステム」に関する専門技術

の分野の知識を修得し, 説明できること」である。

履修のアドバイス

乙種危険物取扱者試験(第 1~6 類)もしくは一般毒物劇物取扱者試験

のいずれか 1 つ以上を合格した場合について,1 単位のみを認定する。

基礎関連

科目にか

かわる情

基礎科目 化学Ⅰ(2年), 化学Ⅱ(3),物理Ⅱ(2)

関連科目 環境科学(専1年), 工学倫理(専1)

Page 80: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 機械管理・取扱者(山口)

授業にかかわる情報

授業の方法

国家試験なので, 試験の概要と学習の方法を助言し, 自主的学習を促す。自主

的学習を進めるうち, 不明な個所が生ずれば, その都度質問を受ける。受験手続

きと受験に関わるアドバイスを行う。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~14週

15週

ガイダンス

〔認定対象資格の概要, 学習の仕方〕

自主的学習

〔[教科書, 教材等]欄の掲げたような参考書を用いて学習〕(適宜質問を

受け付ける)

受験申請手続きの指導

(合格した場合は単位取得申請の手続きを指導する。)

(第1回試験)

16~29週

30週

自主的学習

〔第1回試験の不合格者は[教科書, 教材等]欄の掲げたような参考書を用い

て学習〕(適宜質問を受け付ける)

受験申請手続きの指導

(合格した場合は単位取得申請の手続きを指導する。)

(第2回試験)

教科書,教材等

参考書:狩野利行「乙種第4類危険物取扱者合格教本」新星出版, 工藤政孝「本

試験形式!乙種 12356 類危険物取扱者模擬テスト」弘文社, 東矢憲了「これだけは

マスター!基礎固め毒物劇物取扱者試験―基礎知識の整理と出題問題の解説」弘

文社 など。

成績評価方法

認定対象試験に合格した者は,担当教員に申し出るとともに学年末試験の最終

日までに教務係へ単位取得申請を行い,教務委員会で審議し,単位が認定された

場合の評価は合格とする。

受講上のアドバイス

授業で学習しない部分も自主的な学習で乗り越えなければならない。目的を自

覚し, 不断の努力を必要とする。その学習努力と成果に対して単位を与える。受

け身の姿勢では学習できない。

Page 81: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 機械設計(佐藤)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

機械設計

Mechanical Design単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門・設計と生産 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 E以外各学科4~5年必修・履修・

履修選択・選択の別選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 佐藤紳二・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学科棟1階(内線:8257)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野

工学/機械工学/設計工

学・機械機能要素・トライ

ボロジー

学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要

機械設計技術者3級合格という具体的な目標を設定し,試験実施科目

について基礎事項を解説,学習の仕方等を指導し,また受験手続きの指

導と受験のアドバイスを行う。

学習目的機械設計技術者試験3級に合格するとともに,機械設計に関する基礎

事項を修得する。

到達目標1. 機械設計技術者3級試験に合格する。

2. 機械設計に関する各科目の基礎事項をバランス良く理解する。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

所定の期日までに,選択科目履修願を提出すること。また本科目は資

格取得による科目であり,単位の取得には単位取得申請手続きを行うこ

とが必要である。選択科目(自発的学習科目を除く。)の内,単位審査委

員会で認定できる単位数は,専門科目については学外実習AまたはBを

含む6単位以内(一般科目については4単位以内)である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化、A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,

「情報と計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステム」に関する

専門技術分野の知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には

「D-1」にも関与する。

履修のアドバイス 説明会に出席して履修に関する注意事項を良く理解すること。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 これまでの全専門科目

関連科目 応用機械設計(M5年),設計工学(S5),制御工学(C4)など

Page 82: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 機械設計(佐藤)

授業にかかわる情報

授業の方法問題演習を中心に各自の能力に応じて自主的に学習を行う。また受験手続きの

指導と受験のアドバイスを行う。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1~3週

4・5週

6~8週

9~11週

12・13週

14・15週

ガイダンス,機構学・機械要素設計に関する例題解説と演習

機械力学に関する例題解説と演習

流体工学に関する例題解説と演習

熱力学に関する例題解説と演習

制御工学に関する例題解説と演習

工業材料に関する例題解説と演習

16週

17・18週

19・20週

21~23週

24~29週

30週

受験手続きの指導と受験に向けてのアドバイス

工作法に関する例題解説と演習

材料力学に関する例題解説と演習

機械製図に関する例題解説と演習

本年度の機械設計技術者3級試験で実施された各科目の問題について解説

単位審査申請に関する指導

教科書,教材等教科書:必要に応じてプリント配布

参考書:「機械設計技術者資格試験問題集」(日本機械設計工業会)

成績評価方法

機械設計技術者3級試験に合格した者は,担当教員に申し出るとともに学年末

試験の最終日までに教務係へ単位取得申請を行うこと。教務委員会で単位認定を

審議し,合・否で評価する。

受講上のアドバイス

機械設計に関する各科目の基礎事項をバランス良く理解することが重要であ

る。目標をしっかり自覚し,不断の努力を要する。受け身の姿勢では資格試験に

合格できない。

Page 83: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A ディジタル設計(佐藤)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

ディジタル設計

Digital design単位 1

一般・専門の別・

学習の分野専門・設計と生産 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 E以外各学科3~5年必修・履修・

履修選択・選択の別選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 佐藤紳二・機械工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学科棟1階(内線:8257)

E-mail: [email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野

工学/機械工学/設計工

学・機械機能要素・トライ

ポロジー

学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要

CAD 利用技術者試験2級合格という具体的な目標を設定し,試験実施

科目について基礎事項を解説,学習の仕方等を指導し,また受験手続き

の指導と受験のアドバイスを行う。

学習目的CAD 利用技術者試験2級に合格するとともに,製図および CAD に関

する基礎事項を習得する。

到達目標

1. CAD 利用技術者試験2級に合格する。

2. CAD システムの基本的な機能を理解する。

3. 製図の基礎事項に関する知識を習得する。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

所定の期日までに,選択科目履修願を提出すること。また本科目は資

格取得による科目であり,単位の取得には単位取得申請手続きを行うこ

とが必要である。選択科目(自発的学習科目を除く。)の内,単位審査委

員会で認定できる単位数は,専門科目については学外実習AまたはBを

含む6単位以内(一般科目については4単位以内)である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,「情報

と計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステム」に関する専門技術分野の

知識を修得し,説明できること」であるが,付随的には「D-1」にも

関与する。

履修のアドバイス 説明会に出席して履修に関する注意事項を良く理解すること。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 機械設計製図Ⅰ(1年),機械設計製図Ⅱ(2),機械設計製図Ⅲ(3)

関連科目 機械工作法Ⅰ(2年),機械設計法Ⅰ(3)

Page 84: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B ディジタル設計(佐藤)

授業にかかわる情報

授業の方法問題演習を中心に各自の能力に応じて自主的に学習を行う。また受験手続きの

指導と受験のアドバイスを行う。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1~3週

4~8週

9~15週

●ガイダンス,試験の概要など

●CAD システムの基本機能(2次元 CAD の基礎,3次元 CAD の基礎,CAD

による作図機能など)

●CAD システムのハードウェアおよびソフトウェア(コンピュータの基礎,周

辺機器,OS,アプリケーションなど)

16~20週

21~25週

26~30週

●ネットワークと情報セキュリティ(ネットワーク,LAN,インターネット,情

報セキュリティなど)

●製図の基礎(基本的な規格,投影法,投影図,断面図,寸法記入など)

●いろいろな図形(円や三角形,立体図形の基礎,立体の展開など)

教科書,教材等教科書:必要に応じてプリント配布

参考書:各種受験用参考書,予想問題集

成績評価方法

CAD 利用技術者試験2級に合格した者は,担当教員に申し出るとともに学年

末試験の最終日までに教務係へ単位取得申請を行うこと。教務委員会で単位認定

を審議し,合・否で評価する。

受講上のアドバイス

CAD の使い方や設計製図の知識を習得するだけでなく,CAD 利用を中心とし

たコンピュータやネットワークの基礎事項をしっかり理解しておくことも必要

である。

Page 85: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A 電気工事士(植月)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

電気工事士

Technician for Electrical

Distribution

単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門

電気・電子授業形態・学期 その他・通年

対象学生 全学科1〜4年必修・履修・履修選

択・選択の別選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 植月唯夫・電気電子工学科

研究室等の連絡先研究室:機械・電気電子工学科棟2階(内線8263)

E-mail:uetsuki@tsuyama−ct.ac.jp

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野工学/電気電子工学/電

力工学,電気機器工学学習・教育目標 A(A−2)

授業の概要

電気工事の欠陥による災害の発生を防止するために、電気工事士法によ

って一定の範囲の電気工作物について電気工事の作業に従事する者の資

格が定められている。この資格を目指して自主学習する。

学習目的第二種電気工事士の合格を目指して学習することにより電気工事に必要

なスキル・知識を身につける。

到達目標 第二種電気工事士の試験の合格

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

所定の期日までに選択科目履修願を提出すること。また,単位の取得

には単位取得申請手続きが必要である。選択科目(自発的学習科目は除

く)のうち,単位審査委員会で認定する単位数は,専門科目については

学外実習を含む6単位以内であるので,注意すること。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の

深化,A−2:「電気・電子」に関する専門技術分野の知識を修得し,説

明できること」である。

履修のアドバイス 受講上のアドバイスを参照

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目

関連科目電気電子基礎Ⅰ(1年),電気電子工学入門(1),電気電子工学実験

Ⅰ(1),電気電子基礎Ⅱ(2)

Page 86: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 B 電気工事士(植月)

授業にかかわる情報

授業の方法 最初に概要説明を行うが,後は自主的に学習する。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

30週

ガイダンス,試験の概要説明

各自参考書やインターネットで情報収集や自己学習を進めること

長期休業中に実技講習会を実施することがある

試験は上期と下期の 2 回行われる。

(どちらかを受験、両方は受けれない)

上期試験

筆記試験 H24 年 6 月 3 日(日)

(筆記試験の合格者 → 技能試験)

技能試験 H23 年 7 月 28,29 日(土,日)

下期試験

筆記試験 H23 年 10 月 6 日(土)

(筆記試験の合格者 → 技能試験)

技能試験 H23 年 12 月 8 日(土)

教科書,教材等教科書:

参考書:各種受験用参考書,ホームページなど

成績評価方法第二種電気工事士試験に合格した者は担当教員に届けるとともに単位取得申

請をすること。

受講上のアドバイス

電気設備工事になくてはならない資格である。また,将来独立する場合にも有

利な資格である。

筆記試験に合格して技能試験に不合格となった者は、翌年の筆記試験を免除さ

れる。

実技講習会が実施される場合は,積極的に参加すること。

Page 87: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式 A ディジタル技術Ⅰ(趙)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

ディジタル技術Ⅰ

Digital TechniqueⅠ単位 1

一般・専門の別・

学習の分野専門・情報と計測・制御 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 2~5年全学科必修・履修・履修選

択・選択の別選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 趙 菲菲・電子制御工学科

研究室等の連絡先研究室:電子制御・情報工学科棟2階 (内線:8274)

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野

工学/機械工学/知能機械

学・機械システム

総合領域/情報学/計算機

システム・ネットワーク

学習・教育目標 A(A-2)

授業の概要ディジタル技術者の必要性と業務ならびに種別,試験の概要,提示参

考書を元に各自が自発的にする学習の仕方等の解説。

学習目的

工学に必要な制御部門ならびに情報部門に関するディジタル技術の基

礎的な知識を持ち制御装置や情報処理装置の基本原理や簡単な応用技術

の原理を理解し,設計,試験および運用,応用などの実務ができるよう

になること。

到達目標 1. ディジタル技術検定試験2級の情報部門あるいは制御部門合格

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

所定の期日までに選択科目履修願を指導教員のサインを受領のうえ提

出すること。また,本科目は資格取得による科目であり,単位の取得に

は単位取得申請手続きを行うことが必要である。選択科目(自発的学習科

目を除く)の内,教務委員会で認定できる単位数は,学外実習 A または B

を含む 6 単位以内(一般は 4 単位以内)である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(A)技術に関する基礎知識の深

化,A-2:「材料と構造」,「運動と振動」,「エネルギーと流れ」,「情報

と計測・制御」,「設計と生産」,「機械とシステム」に関する専門技

術分野の知識を修得し,説明できること」である。

履修のアドバイス

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目物理Ⅰ(2年),情報処理Ⅰ(2),電気回路(3),電子回路(アナログ,

ディジタル)(4),制御工学Ⅰ(4)

関連科目 ディジタル技術Ⅱ(2年~5年)

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様式 B ディジタル技術Ⅰ(趙)

授業にかかわる情報

授業の方法

ディジタル技術検定 2 級用の模擬問題解説集あるいは最新既出問題・解説集およ

び入手可能な過去問題を参考にし,必要分野の学習を補間する自学自習を計画し,

自主的に実行する。火曜日の 7,8 限の資格関連科目の時間を主に利用すること。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2週

30週

ディジタル技術とは何か,ディジタル技術者の必要性と業務ならびに種別,試験

の概要,学習の仕方等を解説する。

ディジタル技術検定 2 級用の模擬問題解説集あるいは最新既出問題・解説集を参

考にし,必要分野の学習を補間する自学自習を計画し,自主的に実行するよう指

示する。

受験申請手続きを指示し,受験のアドバイスをおこなう。

合否結果の報告を受け,合格者に単位取得申請の手続きを指導する。

6 月下旬および 11 月下旬に試験が実施される。

教科書,教材等

教科書:

参考書:文部科学省認定ディジタル技術検定試験2級模擬問題解説集,2級最新既出

問題・解説集<附>1級既出問題集 (株)LCR

成績評価方法

文部科学省認定ディジタル技術検定 2 級(情報部門あるいは制御部門)試験に合

格した者は,担当教員に申し出るとともに学年末試験の最終日までに教務委員会

へ単位取得申請を行うこと。教務委員会で単位認定を審議し、合・否で評価する。

受講上のアドバイス

授業でまだ学習していない部分も自主的な学習で理解する。目的を自覚し,不

断の努力を必要とする。その学習努力に裏打ちされた成果に対して単位を与え

る。

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様式A 情報処理基礎 (情報工学科全教員)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

情報処理基礎

Fundamentals for Information

Processing

単位 1

一般・専門の別・

学習の分野

専門

情報・制御授業形態・学期 その他・通年

対象学生 全学科2~5年必修・履修・

履修選択・選択の別選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 情報工学科全教員

研究室等の連絡先 研究室:大平栄二 情報工学科棟2階(内線8282)他

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 総合領域/情報学 学習・教育目標 C(C-1)

授業の概要

本科目は,ITパスポート試験,またはCG検定(CGクリエイター検

定,CGエンジニア検定,Webデザイナー検定,画像処理エンジニア

検定,マルチメディア検定)エキスパートという具体的な目標を設

定することで,学生の自主的な学習への取り組みを促すものであ

る。

学習目的

資格取得を目指すことによって,情報処理技術に関する基礎知識

を高めるとともに,資格取得により大きな達成感を得ることを目的

としている。

到達目標

1.ITパスポート試験,またはCG検定(CGクリエイター検定,CG

エンジニア検定,Webデザイナー検定,画像処理エンジニア検定,

マルチメディア検定のうち1つ)エキスパートに合格すること。

2.自主的に学習する習慣を身につけること。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

所定の期日までに選択科目履修願を提出すること。また,本科目

は資格取得による科目であり,単位の取得には単位取得申請手続き

を行うことが必要である。選択科目(自発的学習科目を除く)の内,

教務委員会で認定できる単位数は,学外実習AまたはBを含む6単位

以内である。また,単位取得申請手続きが行える資格数は1つに限

り,2つ以上の資格を取得しても取得できる単位数は1である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(C)情報技術の修得,

C-1:電気・電子・情報技術者に必要な情報技術を修得し,活用で

きること」である。

履修のアドバイス

特定の科目を履修していなくても,粘り強く自主的な学習を積み

上げていけば資格取得試験に合格する可能性があるので,資格取得

に強い意志があれば履修申請をすれば良い。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 情報関連科目

関連科目 情報関連科目

Page 90: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式B 情報処理基礎(情報工学科全教員)

授業にかかわる情報

授業の方法

最初に試験の概要,学習の進め方等を解説し,その後は指導教員の指導

のもとに,自主的に学習を進めていく。

受験に際しては指導教員がアドバイスし,合格すると教務委員会に単位

認定の申請を行う。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

前期

1週

2~15週

・情報技術者とは何か,試験の概要,学習の仕方等のガイダンスを行う。

・担当教員の指導のもとに,ITパスポート試験,またはCG検定(CGクリエ

イター検定,CGエンジニア検定,Webデザイナー検定,画像処理エンジニア

検定,マルチメディア検定)エキスパート資格取得のための問題演習を中

心に各自の能力に応じて自主的に学習を進めていく。また,定められた時

間には適宜質問を受け付けるとともに指導を行う。

[企業活動と法務に関する情報技術の基礎知識,経営戦略やシステム戦略

に関する情報技術の基礎知識,システム開発技術やソフトウェア開発技術

の基礎知識,プロジェクトマネージメントやシステムマネージメントに関

する基礎知識,情報技術の基礎理論,アルゴリズムとプログラミングに関

する基礎知識,ディジタルの基礎,インターネットの基礎,座標変換に関

する基礎知識,CG理論に関する基礎知識,画像処理に関する基礎知識など]

後期

16~29週

30週

・担当教員の指導のもとに,ITパスポート試験,またはCG検定(CGクリエ

イター検定,CGエンジニア検定,Webデザイナー検定,画像処理エンジニア

検定,マルチメディア検定)エキスパート資格取得のための問題演習を中

心に各自の能力に応じて自主的に学習を進めていく。また,定められた時

間には適宜質問を受け付けるとともに指導を行う。

[コンピュータのハードウェアおよびソフトウェアに関する基礎知識,情

報システムの要素技術(ヒューマンインタフェース,マルチメディア,デ

ータベース,ネットワーク,セキュリティなど)の基礎知識,レンダリン

グに関する基礎知識,CGシステムに関する基礎知識,Webサイトを実現する

技術,知的財産権に関する基礎知識など]

・受験申請手続きを指示し,受験のアドバイスを行う。

・合否結果の報告を受け,合格した場合は単位取得申請の手続きを指導す

る。

教科書,教材等教科書:なし

参考書:過去の試験問題等を必要に応じて各自で購入する。

成績評価方法

ITパスポート試験,またはCG検定(CGクリエイター検定,CGエンジニア

検定,Webデザイナー検定,画像処理エンジニア検定,マルチメディア検定

のうち1つ)エキスパートに合格した者は,担当教員に申し出るとともに

学年末試験の最終日までに教務係へ単位取得申請を行うこと。教務委員会

で単位認定を審議し,合否で評価する。

受講上のアドバイス

授業でまだ学習していない部分も自主学習で補充しなければならない。

毎日の積み重ねの努力を必要とする。その学習努力と成果に対して単位を

与える。

Page 91: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式A 情報処理技術Ⅰ (情報工学科全教員)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

情報処理技術Ⅰ

Technology for Information

Processing I

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野

専門

情報・制御授業形態・学期 その他・通年

対象学生 全学科2~5年必修・履修・

履修選択・選択の別選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 情報工学科全教員

研究室等の連絡先 研究室:大平 情報工学科棟2階(内線8282)他

E-mail:[email protected]

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 総合領域/情報学 学習・教育目標 C(C-1)

授業の概要

本科目は,基本情報技術者試験という具体的な目標を設定するこ

とで,学生の自主的な学習への取り組みを促すものである。

学習目的

資格取得を目指すことによって,情報処理技術を高めるととも

に,資格取得により大きな達成感を得ることを目的としている。

到達目標

1.基本情報技術者試験に合格すること。

2.自主的に学習する習慣を身につけること。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

所定の期日までに選択科目履修願を提出すること。また,本科目

は資格取得による科目であり,単位の取得には単位取得申請手続き

を行うことが必要である。選択科目(自発的学習科目を除く)の内,

教務委員会で認定できる単位数は,学外実習AまたはBを含む6単位

以内である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(C)情報技術の修得,

C-1:電気・電子・情報技術者に必要な情報技術を修得し,活用で

きること」である。

履修のアドバイス

特定の科目を履修していなくても,粘り強く自主的な学習を積み

上げていけば資格取得試験に合格する可能性があるので,資格取得

に強い意志があれば履修申請をすれば良い。

基礎・

関連科

目にか

かわる

情報

基礎科目 情報関連科目

関連科目 情報関連科目

Page 92: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式B 情報処理技術Ⅰ(情報工学科全教官)

授業にかかわる情報

授業の方法

最初に試験の概要,学習の進め方等を解説し,その後は指導教員の指導

のもとに,自主的に学習を進めていく。

受験に際しては指導教員がアドバイスし,合格すると教務委員会に単位

認定の申請を行う。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週

2~15週

・情報技術者とは何か,試験の概要,学習の仕方等のガイダンスを行う。

・担当教員の指導のもとに,基本情報技術者試験資格取得のための問題演

習を中心に各自の能力に応じて自主的に学習を進めていく。また,定めら

れた時間には適宜質問を受け付けるとともに指導を行う。

[コンピュータ科学基礎,コンピュータシステム,システムの開発と運

用,ネットワーク技術,データベース技術,セキュリティと標準化,情報

化と経営,監査]

16~29週

30週

・担当教員の指導のもとに,基本情報技術者試験資格取得のための問題演

習を中心に各自の能力に応じて自主的に学習を進めていく。また,定めら

れた時間には適宜質問を受け付けるとともに指導を行う。

[ハードウエア,ソフトウエア,アルゴリズム,データ構造及びデータベ

ース,通信ネットワーク,情報処理技術,プログラム設計,プログラム開

発]

・受験申請手続きを指示し,受験のアドバイスを行う。

合否結果の報告を受け,合格した場合は単位取得申請の手続きを指導す

る。

教科書,教材等

教科書:なし

参考書:過去の試験問題等を必要に応じて各自で購入する。

成績評価方法

基本情報技術者試験に合格した者は,担当教員に申し出るとともに学年

末試験の最終日までに教務係へ単位取得申請を行うこと。教務委員会で単

位認定を審議し,合否で評価する。

受講上のアドバイス

授業でまだ学習していない部分も自主学習で補充しなければならない。

毎日の積み重ねの努力を必要とする。その学習努力と成果に対して単位を

与える。

Page 93: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式A ものづくりの技術(全学科担当教員)

科目にかかわる情報

科目の

基本

情報

授業科目

(欧文)

ものづくりの技術

Manufacturing Science and

Technology

単位 2

一般・専門の別・

学習の分野専門・実験 授業形態・学期 その他・通年

対象学生 2~5年の全学生必修・履修・

履修選択・選択の別選択

教員に

かかわ

る情報

担当教員・所属 全学科担当教員・全学科

研究室等の連絡先

科目の

学習・

教育内

容にか

かわる

情報

基礎となる学問分野 工学/機械工学 学習・教育目標 D(D-1)

授業の概要

各種ロボコン,プロコン,ソーラーカー,エコカー等に参加するための

ものづくりに関して,そのテーマに対して任意のチームで設計・製作・完

成までの経過や,種々の問題点を議論し解決する。したがって,授業とい

う形態をとらず,指導教員の指導のもとで主として時間外に自発的に活動

する。

学習目的与えられたテーマに対する企画・立案・設計・プレゼンテーションなど

の各種能力を育成する。

到達目標

1.創造することによる学習効果を理解し,多角的見地からものづくりに

関連する問題を解決できる。

2.種々の工作機械・装置・道具や工具などが使用できる。

3.目標とするものを完成できる。大会があるものについては,参加して

その成果を公表できる。

履修に

かかわ

る情報

と履修

のアド

バイス

履修上の注意

所定の期日までに,選択科目履修願を指導教員のサイン等を受領の上提

出すること。また,本科目は資格取得による科目と同様に,単位の取得に

は単位取得申請手続きを行うことが必要である。単位審査委員会で認定で

きる単位数は,学外実習AまたはBを含む6単位以内である。

技術者教育

プログラムとの関連

本科目が主体とする学習・教育目標は「(D)課題解決能力の育成,

D-1:学内外で得た科学・技術に関する知識や種々の情報を用い,問題

を明確にとらえ,複数の解決策を考え出し,それらの解決策を多面的に評

価し,適切な解決策や方法を見つけ,示せること」であるが,付随的には

(A-3),(C-1),(F-1)にも関与する。

履修のアドバイス

指導教員は,対象となるテーマにより部活の指導教員であったり,専門

学科の教員であったりするので注意すること。また,活動にあたっては,

危険を伴う作業もあるので,必ず指導教員の指示を受けること。

基礎・

関連科

かわる

情報

基礎科目 これまで学んだ専門全学科の全科目

関連科目

Page 94: 様式A 応用物理Ⅰ(佐藤/片山)...必ず,予習,復習を必要とする。試験前 の暗記ではどうにもならない科目である。理解につながらない暗記を排

様式B ものづくりの技術(全学科担当教員)

授業にかかわる情報

授業の方法

基本的には,学生個々あるいはチームの自発学習なので,指導教員の指導の

もとに,主として正規の時間外に活動する。各種大会に参加することも授業の

一環である。

開講週 内容〔項目〕(指示事項)

1週 ものづくりの対象の決定とガイダンス

2~6週 企画・立案・設計

7~15週 製作・作成・検討

大会参加等実演・公表

16~26週 製作・作成・検討

大会参加等実演・公表

27~30週 報告書の作成・提出

口頭発表(競技会等の参加に替えることもある)

教科書,教材等教科書:これまでに使用した教科書など

参考書:指導教員の指示する文献や書籍など

成績評価方法

学年末試験の最終日までに教務係へ単位取得申請(単位認定願に指導教員

所見書,活動日誌を添えて提出)を行うこと。教務委員会で審議し単位が認

定された場合の評価は85点とする。

受講上のアドバイス

指導教員は,直接出席を採ることができないので,活動記録(日誌)が

唯一の出席確認の判断材料となる。活動した場合には忘れずに記帳すること。

また,大会参加等だけの場合には,単位を認められないこともあるので注意

すること。