2014年秋号 〔季刊〕 no.57 医療法人社団若鮎 院長コラム:「火...

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院長コラム:「火と水と氷の島 アイスランド」―驚きの出会いが待っていた―

わかあゆ

以前からの夢だったアイスランドに向かって9月26日、夫婦で高知龍馬空港から旅立った。羽田からロンドンのヒースロー空港へ約12時間30分の旅、ヒースローからアイスランド航空で約3時間、レイキャビックのホテルには現地時間の夜中の12時に到着した。入浴しようとバスタブにお湯を満たすとイオウの匂いがする。出てくるお湯が温泉だった。アイスランドは人口約27万、面積は北海道と四国を合わせたくらい、火山の噴火で有名です。翌日はレイキャビック周辺の観光、アイスラン

ド在住の日本女性、「山本さゆさん」が現地ガイドを務めてくれました。グトルフォスの滝、ストロックル間欠泉を見た。北米プレートとユーラシアプレートがぶつかる地球の割れ目「ギャウ」、地球の殻(カラ)に入ったひび割れが彼方まで広がっていた。夜はラム(子羊)料理だったが、パサパサして口に合わなかった。午後11時にツアー添乗員から「星が出ていますよ、オーロラを見に行きましょう」と電話があった。眠い目をこすりながら街はずれの暗い海辺まで行った。暗い空に緑色が見えて帯状になりカーテンのように揺れていた。少しぼやけてはいたがオーロラだった。翌日はアイスランドの北部観光、バスの中で現

地ガイドの「山本さゆさん」が「私は高知県の出身でアメリカからアイスランドに来た。16年間アイスランドに居住している」との自己紹介でした。驚いた私たちはバスを降りてゴーザフォスの滝を観光している時に、山本さんに「私たちは高知から来ました」と話しかけたら、

医療法人 社団 若鮎

2014年秋号〔季刊〕No.57

「エッ!高知はどこですか?」と聞かれた。家内が「高知市から少し離れた越知という小さな町です」と答えると、「エー!私は寺村です」と一層驚いて答える。「エッ!寺村、仁淀川町の寺村ですか?」、「郵便局の近くに母親が住んでいます」と言う。アイスランドで高知の寺村出身の方と芋ケンピ

・ ・ ・ ・

やラーメン屋・ ・ ・ ・ ・

の話など越知、寺村、仁淀川の話で盛り上がりました。アイスランドで高知の地元を語り合えるとは夢にも思わなかった。4日目はレイキャビックの市内観光。午後からは

世界最大級の温泉プール・ブルーラグーン(アイスランド版露天風呂)に入湯、見渡す限りの青い乳白色の温泉、客も多い。長湯に弱い私でもぬる湯に手足を伸ばして波間にゆらゆらと漂っていた。やっと30分以上入っていたが、我慢できずに飛び出した。5日目は氷河観光、ラングヨークトル氷河を雪上

車で登った。ものすごい風と寒さに氷河を身近に感じたが、記念写真を撮って早々に退散した。溶岩の滝、ヨーロッパ最大級の湧出量を誇る温泉、フィヨルドなどを見ながらホテルへ、バスタブに温泉をためアイスランドのビールを飲みながら温まった。夕食は街のレストランで小さなロブスターを食べた。この旅で食事はあまり美味い物に出会えなかったが、スープはどこも美味しかった。「私!寺村」が耳に残っている。

神の滝にて山本さゆさんと地球の割れ目「ギャウ」

北島病院では、10月1日より地域包括ケア病床を開設いたしました。一 般 病 床  45床地域包括ケア病床  5床

◎地域包括ケア病床とは・・・

入院治療後、病状が安定した患者様に対して、リハビリや退院支援など、効率的かつ密度の高い医療を提供するために、厳しい施設基準をクリアし、国から許可を得た『在宅復帰支援のための病床です』◎入院の対象は・・・

急性期の治療が終了した患者様で、在宅復帰へ向けて経過観察やリハビリ・在宅復帰支援が必要な方が対象となります。具体的には1.当院にてもう少し経過観察が必要になる方2.在宅復帰へ向けて積極的なリハビリが必要な方3.在宅での療養準備が必要な方

ただし、該当病床に入室後、最長60日以内での退院が原則となります。上記のような患者様のために、当院では「地域包括ケア病床」を用意し、安心して退院していただけるよう努めております。なお、『地域包括ケア病床』へ転床して頂く場合、主治医が判断し、患者様・ご家族様 にご提案させて頂きます。◎在宅支援のために・・・

在宅復帰をスムーズに行うために、「在宅復帰支援計画」に基づいて、主治医、看護師、薬剤師、管理栄養士、リハビリスタッフ、在宅復帰支援担当者(医療ソーシャルワーカー)等が協力して、効率的かつ積極的に患者様のリハビリや在宅相談及び在宅準備を行っていきます。◎ご相談・お問い合わせ

地域包括ケア病床についてのお問い合わせやご相談は『看護師長』または『地域連携室』までお尋ねください。

地域包括ケア病床を開設しました。

わかあゆ

私の楽しみは「二人の子どもと過ごす時間」と、言いたいところですが、元気いっぱいの子どもたちと過ごす毎日は、楽しく充実している半面ストレスも少なからずあり、正直まだ楽しみとは言い難い状態です。そんな私の癒しは、「本を読むこと」です。早朝、

少し早起きをして、一人でお茶やコーヒーを飲みながら本を読む時間は、心が落ち着く幸せなひとときです。本といっても、その中には漫画も含まれ、ジャンルも様々。「読書」と呼ぶには程遠いので、「本を読むこと」と言っています。本は時間や場所を選ばず、いつでも読み始められる

のが一番の良いところ。早朝は、家の中も外も静かで、本を読むには最適な時間帯です。本を開き、さあ読み始めようという時に、寝室から「おかあさ~ん」と子どもの泣く声が聞こえてくることもしばしばありますが、そんな時はしおりを挟んで中断。本を読むことは、子どもを中心に回っている現在の生活にぴったりと合っているように思います。私は、色々な本を沢山読むというより、気に入った

本を何度も読むことが多いです。何度繰り返して読ん

でもその度に発見があったり、以前と同じように感動したり…内容の面白さは元より、同じ本を読んでも、自分の年齢やそのときの境遇によって内容や登場人物の心情などの捉え方が変わっていて、自分自身の変化を発見できるのも楽しいものです。近頃は、週末に子どもと一緒に図書館に行くのも楽

しみになっています。地元の図書館が改築される予定と聞いたので、どんな図書館になるのか、期待を膨らませています。いつか私のお気に入りの本ばかり集めたミニ書斎を

作りたい!家のどの場所を使おうかしらと、(主人に内緒で)企てています。

わかあゆ

日本病院機能評価更新を経験して

地域連携室 医療相談員 徳弘陽子私私私私のののの楽楽楽楽ししししみみみみ

北島病院 事務長 本山 彰

平成26年9月9日・10日に病院機能評価の更新を終了しました。受審に当たっての準備は、昨年の7月に東京で開催された受審病院説明会からスタートしました。その中で今回からは、新しいバージョンの第3世代Ver1.0になること、受審項目は前回の6領域から4領域と少なくなること、ケアプロセスを重視した内容になることなどの説明を受けました。私の長い医療機関職歴の中で機能評価受審の経験はなく、どのように準備を進めていけばいいのか非常に不安でした。説明を受けた後は、当院が今までに目指してきた方向性に間違いはなく、サーベーヤー(評価調査者)の方々に当院のありのままの取り組みを理解して頂くための準備をすれば良いのだと解りました。そうはいっても、病院機能評価機構の求める基

準は非常に高度であり、全部署が一体となっての取り組みや各部署との連日の打ち合わせなどの作業は、時には夜遅くまでかかることもありました。受審最終日の講評では、全体的に良い評価を得られ、災害対策については高評価を頂けました。講評を聞いた職員全員の心は安堵と嬉しさで一杯になると同時に、当院が進めてきた病院方針の在り方を再確認することになりました。今回の受審を終えて、私も北島病院の一員に成れたかと感じています。10月17日に、「中間的な結果報告」が届きました。改善策を再度提出する必要のあるC評価はなく、後は12月初旬の最終判定結果を待つばかりです。

~2年前に果たせなかった夢の『青の洞窟』へ~10月11日から18日まで、ミラノ・ヴェネ

チア・フィレンツェ・ナポリ・ローマなどのイタリア北部の5都市を巡る旅に行ってきました。世界最大のゴシック建築といわれる大聖堂(ド

ゥオモ)やルネサンス期の彫刻品や美術品等のみごとな芸術品を見ることができ、水上都市ヴェネチアでは、憧れのゴンドラ遊覧とガラス工房見学を体験しました。フィレンツェでは皮革工房を見て、そしていよいよナポリからカプリ島へ。祈るような気持で、小舟に乗り、さあ青の洞窟

内へ。『わぁー』息をのむほど美しい青の世界に歓声が上がりました。あっという間でしたが、満足感でいっぱいでした。そのあとはヴェスヴィオ火山の噴火で埋もれてしまった古代ポンペイ遺跡を見学しました。最終日は、ローマ市内観光、あいにく「トレビ

の泉」は工事中でしたが、「スペイン広場」「真実の口」などどこも観光客で一杯でした。慌ただしい日程では

ありましたが、どこをみても芸術作品さながらのすばらしさでした。

わかあゆ

10月23日(木)佐川町総合文化センターにおいてソフトバレー大会を開催しました。今回は珍プレーに送られる「MV珍」賞を新設

し、楽しさ倍増の大会でした。順位は以下の通りです。優勝:どい部屋第二位:やまぼうし&うらら敗者復活1位:チーム照敗者復活2位:透析&薬剤部

企画室展示のご案内介護老人保健施設ライブリーハウス輝1階の企画室にて

「若鮎職員旅行写真展」を開催中です。旅行内容や旅行地の紹介、写真などを展示して

おりますので、ぜひご覧下さい。

ソフトバレー大会

社会福祉法人仁淀川ふくし会が建設しておりました、特別養護老人ホーム「わかきの桜」29床ショートスティ「わかきの桜」11床グループホーム「やっこそう」1ユニット(9名)を開設する運びとなりました。下記日程にて、内覧会を開催致しますので、是非お立

ち寄りください。平成26年11月29日(土)内覧会 11:00~12:30 お餅投げ 12:30~内覧会会場

高知県高岡郡佐川町乙3127番地1特別養護老人ホーム 「わかきの桜」グループホーム 「やっこそう」

イタリア北部職員旅行

2014年 秋号No.57わかあゆ ホップ ステップ ジャンプ

■発行責任者医療法人社団若鮎北島病院 理事長 北島清彰 ■編集責任者事業推進部 事業部長 片岡温子■編集場所高知県高岡郡越知町越知甲1662番地TEL(0889)26-0432 FAX(0889)26-3600IP(050)5537-1504E-mail:wakaayu@lime.ocn.ne.jpURL:http://www.kitajima-hp.com

仁淀川福祉会内覧会のご案内

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