平成28年度予算の概要をお知らせします ·...

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- 7 - 平成 28 年 4 月後半号

 当市の平成 28年度一般会計予算は約 244億円です。このままでは、額が大きすぎてなかなか実感が湧きません。そこで、一般会計予算を 3,000 分の1にスケールダウンし、サラリーマン家庭の家計に置き換え、昨年度と比較しました。毎年4月から翌年3月までの1年間を区切りとしています。龍ケ崎家は会社員のお父さん、お母さん(共働き)、子ども2人、お母さんの両親と同居という設定です。

龍ケ崎家の家計簿 一般会計予算を家計に例えると…

平成 28年度龍ケ崎市予算書は、市公式サイトおよび市庁舎1階市民情報コーナー・中央図書館・コミュニティセンター図書室で閲覧できます。

 その他予算の状況や主要事業などについて、市公式サイト「行政情報」→「財政・各種計画・行政改革」→「予算・決算・財政情報」に掲載していますのでご覧ください。

区分 H 27 H 28

預金(基金)残高 141万円 128 万円ローン(市債)残高 826万円 830 万円

平成27年度 平成28年度 平成27年度 平成28年度

収入 支出

 龍ケ崎家の家計は、昨年(平成 27年度)と比べて、21万円増の予算を立てました。収入では、景気が上向きで勤務先の業績が良好なので、基本給やボーナスアップを見込んでいます。支出では、車庫の新築、ごみ処理機器の修理代などの臨時の出費を見込んでいます。足りない分は、昨年より 12万円多い 31万円を貯金から取り崩して補う予定です。預金残高は 13万円減、ローン残高が4万円増となり借金が多い状況が続きます。今後も教育や子育て、医療、介護にお金がかかる見込みなので、家計を引き締め、がんばりたいと思います。

428万円

103万円

164万円

19万円

77万円

ローン借入市債

預金解約基金繰入

ボーナス地方交付税

諸手当国・県支出金

基本給市税・譲与税など

791 万円 791 万円812 万円 812 万円

436万円

110万円

161万円

74万円

31万円

生活資金の不足分で 12万円アップ

車庫の新築や庭のリフォームにローンを組むが3万円減

ごみ処理機器の修理代・家族の健康診断費用を見込んで8万円アップ

業績回復を見込んで7万円アップ

勤務先の業績回復を見込んで8万円アップ

173万円

311万円

64万円

52万円

94万円

97万円

180万円

312万円

72万円

55万円

108万円

85万円

ローンの支払いが順調に進んで 12万円減

子どもがスポーツの習い事をはじめて 14万円アップ

両親やお父さんの医療費を見込んで1万円アップ

車庫の新築をする予定で7万円アップ

教育費教育費

ローン支払公債費

家のリフォーム土木費

医療費・養育費など民生費

生活費総務費 ・議会費消防費など

ごみの処分健康診断など衛生費

平成 28年度予算の概要をお知らせします

平成 28 年 4 月後半号 - 6 -

平成 28 年度予算の概要をお知らせします■問い合わせ:財政課財政グループ☎内線 358

 3月に開かれた定例市議会で、平成 28年度予算が可決されましたので、その概要をお知らせします。 平成 28年度は、当市のまちづくりの基本方向を示す最上位計画「ふるさと龍ケ崎戦略プラン」の最終年度であり、これまで進めてきた取り組みを着実なものとし、さらに地域の特性に応じた地方創生の取り組みを本格化させる年です。このような観点から、平成 28年度予算は、「住んでみたいと感じるまちづくり」に留意した予算としました。

 平成 28 年度の当初予算は、一般会計が前年比6億 4,000 万円(2.7%)増の 243 億 5,600 万円、公共下水道事業特別会計が前年比 6,120 万円(2.8%)増の 22億 8,120 万円など、当初予算の総額では前年比7億 8,240 万円(1.9%)増の 417億 370 万円となりました(表①)。※一般会計歳入のうち、地方消費税交付金の税率引き上げ分(約5億 5,200 万円)については、全額が社会保障関係費に充当されます

当初予算の総額は 417 億 370 万円。前年に続き 400 億円台

平成 28 年度の主な事業(一部を紹介します)

●常磐線佐貫駅駅名改称関連事業【1,773 万円】「龍ケ崎市駅」への改称関連事業費●道の駅整備事業【1,722 万円】牛久沼の景観を生かした道の駅整備の基本計画の策定、地質調査の実施など

●シティセールスプロモーション支援事業【2,000 万円】地域資源を活用した魅力づくり、情報発信の強化

●市民窓口ステーションの開設【1,450 万円】休日・夜間の市役所機能の補完機関として、ショッピングセンターサプラ内に開設

●主要交差点等への防犯カメラの設置【1,265 万円】主要交差点や公共施設に防犯カメラを設置し、防犯体制を強化

●防災行政無線遠隔制御器設置【42万円】警察との連携強化により、速やかな情報発信を実現

●たつのこフィールド照明塔建設工事【3億 3,624 万円】夜間の利用を可能にし、スポーツを「する」「みる」機会を拡充

●都市公園整備【4,256 万円】児童公園の遊具設置、龍ヶ岡公園のステージおよび親水施設の改修工事を実施

●佐貫排水区雨水貯留施設整備工事【2億2,360万円】局地的な集中豪雨などによる浸水被害リスクを軽減するため、雨水貯留施設を整備

●駅前こどもステーションの開設【2,699 万円】仕事と子育ての両立支援や子育て中の親同士の交流の場として、佐貫駅東口に開設

● ICT機器(電子黒板・タブレット端末)の導入【360万円】学力向上や情報活用能力育成のため、馴柴小学校と川原代小学校に ICT機器を導入

●不妊治療助成の拡充【900万円】助成回数・金額を増やし、新たに不育症の治療や男性の不妊治療にも助成の対象を拡大

にぎわいの創出と定住促進 安心・安全な生活環境づくり

公共施設・インフラの整備

教育・子育て環境の充実

会計別 平成 28 年度 平成 27 年度 比較 増減率

一般会計 243億 5,600 万 237 億 1,600 万 6億 4,000 万 2.7%

特別会計

国民健康保険事業 90億 3,500 万 90億 7,900 万 △ 4,400 万 △ 0.5%公共下水道事業 22億 8,120 万 22億 2,000 万 6,120 万 2.8%農業集落排水事業 6,470 万 6,190 万 280 万 4.5%介護保険事業 47億 1,350 万 46億 7,000 万 4,350 万 0.9%

障がい児支援サービス事業 3,720 万 3,640 万 80万 2.2%後期高齢者医療事業 11億 9,210 万 11億 1,550 万 7,660 万 6.9%介護サービス事業 2,400 万 2,250 万 150 万 6.7%特別会計合計 173億 4,770 万 172 億 530 万 1億 4,240 万 0.8%総計 417億 370 万 409 億 2,130 万 7億 8,240 万 1.9%

表① 予算総括表 (単位:円)

平成 28年度予算の概要をお知らせします

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