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2014/12/22 © Mpression by Macnica Group http://www.m-pression.com
BTS Getting Started
10/100M Ethernet Card Revision 1.1
2014/12/22
10/100M Ethernet Card
2 BTS Getting Started - 10/100M Ethernet Card
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目次
1. はじめに ______________________________________________________________ 3
1.1 開発元 ........................................................................................................................... 3
1.2 本資料について.............................................................................................................. 3
1.3 お問い合わせ先 ............................................................................................................. 3
1.4 事前準備 ....................................................................................................................... 4
1.4.1 BTSソフトウェアのインストール ....................................................................................... 4
2. BTS操作手順 _________________________________________________________ 6
2.1 ハードウェア構成セットアップ .......................................................................................... 6
2.1.1 ハードウェア構成 ............................................................................................................ 6
2.1.2 FPGAサンプル・デザイン ................................................................................................ 7
2.1.3 PC側IPアドレス .............................................................................................................. 8
2.2 BTS ソフトウェアの使用手順 .......................................................................................... 9
2.2.1 BTSソフトウェア起動 ...................................................................................................... 9
2.2.2 EPCQ Reconfig .......................................................................................................... 10
2.2.3 DDR Read/Write ......................................................................................................... 11
2.2.4 Register Access .......................................................................................................... 12
3. 更新履歴 ____________________________________________________________ 13
10/100M Ethernet Card
BTS Getting Started - 10/100M Ethernet Card 3
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1. はじめに
1.1 開発元 株式会社コージェント
〒222-8563 横浜市港北区新横浜 1-5-5
http://www.kogent.co.jp/
1.2 本資料について 本資料は、10/100M Ethernet Cardに付属するサンプル・デザインである Board Test System (以降 BTS と呼
ぶ)の実行フローについて説明します。BTSには以下の機能がございます。
・ DDR3 SDRAMのリード/ライトテスト
・ EPCQ リコンフィギュレーション
・ Avalon-MMレジスタライト
1.3 お問い合わせ先 ご購入頂いた販売代理店、もしくは下記Webのお問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。
MpressionブランドWebサイト内 お問い合わせページ:
http://www.m-pression.com/ja/contact
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1.4 事前準備 BTSを使用する前に、対象 PCに BTS ソフトウェアを対象の PCにインストールしてください。
1.4.1 BTS ソフトウェアのインストール
BTS ソフトのインストール方法について説明します。 win7_64bit フォルダ下の setup.exe を実行します。
( 32bit版をご使用の際は win7_32bit フォルダ下の setup.exe を実行してください。)
・ セットアップウィザード画面が起動します。『次へ』をクリックします。
・ インストールフォルダの選択画面が表示されます。インストール先を指定して『次へ』をクリックします。
図 2
図 1
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・ インストールの確認画面が表示されます。『次へ』をクリックします。
・ 図 4が表示されたら、インストールは完了です。『閉じる』をクリックしてください。
・ インストール後、BTSの起動アイコン “MicrelSystemSample_100Mb”が作成されます。
図 3
図 4
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2. BTS操作手順
2.1 ハードウェア構成セットアップ 本項では BTSを実行するためのセットアップについて説明します。
2.1.1 ハードウェア構成
BTS を使用する際のハードウェア構成を図 5 に示します。Nitro ボードの電源を切った状態で Nitro ボード
の “HSMC PortC (J8)”に本カードの “HSMC (CN2)”を接続します。本ボードの RJ-45 (CN1)とWindows PC
の LAN端子間を LANケーブルで接続します。
LAN ケーブル Windows PC
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Nitro ボード
図 5 ハードウェア構成
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2.1.2 FPGAサンプル・デザイン
Nitroボードで使用するサンプル・デザインについて説明します。
ファイルは “sample_top_10_100_Nitro_BTS_20141219_2.qar”1です。本デザインより生成されるプログラ
ミングファイル(./output_files/sample_top.sof)はNitroボードに搭載されているUSB-Blasterを経由してダウン
ロードしてください。USB-Blaster を差し込むジャンパー位置は Nitroボードのマニュアルを参照してください。
プログラミングファイルをダウンロードした後、Nios IIプログラムが自動的に実行されるようにプログラムコード
を HEX メモリ・ファイル2に変換したファイルをプログラムメモリの初期値としております。左記ファイルが正常に
読み込まれるように、Qsys をリジェネレートした際は自動生成される初期化ファイル3を削除してください。
Nios IIプログラムが自動的に実行されない場合は、別途 ELF ファイル4をダウンロードしてください。
尚、本デザインは動作確認用に開発時の SOF(./output_files/sample_top_master.sof)を格納しております。
図 6にサンプル・デザインのブロック・ダイヤグラムを示します。
1 開発バージョンは Quartus II Update4
2 ./software/MicrelSystemSample/mem_init/sample_top_qsys_program_mem.hex
3 ./sample_top_qsys/synthesis/submodules/sample_top_qsys_program_mem.hex
4 ./software/MicrelSystemSample/MicrelSystemSample.elf
図 6 ブロック・ダイヤグラム
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2.1.3 PC側 IPアドレス
サンプル・デザインにて Nitroボードには“ 192.168.1.4 ”の IPアドレスが割り当てられる為、Nitroボードと接
続される PCについても同一ネットワークに接続されるようにインターネットプロトコルバージョン 4 ( TCP/IPv4 )
のプロバティ画面より IPアドレスを設定します。(図 7参照)
図 7 PC側 IPアドレス設定
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2.2 BTS ソフトウェアの使用手順 本項では、BTS ソフトウェアから EPCQ リコンフィギュレーション、DDR3 SDRAMのライト/リードアクセス、及
びレジスタアクセスする手順について説明します。
2.2.1 BTS ソフトウェア起動
1.4.1項でデスクトップ上に作成された起動アイコン “MicrelSystemSample_100Mb”をダブルクリックすると
BTD ソフトウェアのウィンドウが表示されます。( 図 8 ) 起動した後、本カードの RJ-45 (CN1)に搭載された緑
色 LEDが点灯、且つ橙色 LEDが点滅することを確認してください。
RJ-45の LED を確認した後、図 8赤枠の “Discovery”ボタンをクリックしてください。図 9に示すように
Nitroボードに割り当てられた IPアドレス “ 192.168.1.4 “が表示されることを確認してください。
図 8 起動ウィンドウ
図 9 Nitroボード IP表示
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2.2.2 EPCQ Reconfig
本項では EPCQ リコンフィギュレーション手順について説明します。
BTS ソフトウェア右側にある『EPCQ Reconfig』タブをセレクトします。『Browse』ボタンよりコンフィギュレー
ション・ファイルのパスを指定した後に『Reconfig』ボタンをクリックすると書き込みが開始されます。完了後に
は図 11 が表示されます。尚、リコンフィギュレーション・ファイルの対応フォーマットはロウ・プログラミング・デ
ータ・ファイル( .rpd )です。
図 10 EPCQ Reconfig タブ画面
図 11 完了メッセージ
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2.2.3 DDR Read/Write
本項では DDR メモリのリード/ライト コンペアテストについて説明します。
BTS ソフトウェアの『DDR RW』タブを選択します。 “Start Address”に開始アドレスを設定します。
“Transfer Size”にはテストサイズを設定します。それぞれの設定範囲は“Start Address”は “Range”の範囲、
“Transfer Size”は 0x1000_0000 ( 256 MB ) 以下の範囲で設定が可能です。『Increment test』ボタンをクリッ
クするとコンペアテストが実行されます。
図 12は開始アドレスが 0x2FFF_FFFF、転送サイズが 0x1000_0000 Byte ( 256 MB )のリード/ライト コン
ペアテストの設定となります。コンペアテストがパスした場合、図 13のメッセージを表示します。
図 12 DDR RW タブ画面
図 13パスメッセージ
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2.2.4 Register Access
本項では FPGA内部の Avalon-MMレジスタへアクセスについて説明します。
BTS ソフトウェアの “Register Access”タブを選択します。本レジスタアクセスはライトアクセスのみ有効で
す。 “Address”にはQsysデザインのアドレスを指定して、 “Value”には書き込み値を指定します。『Send』ボタ
ンをクリックすると実行されます。
図 14は FPGAサンプル・デザイン内の PIO コンポーネントのアドレス “0x000844C0”に対して “0xA”をラ
イトアクセスする設定を示しており、Nitroボードに搭載された USER LEDの制御が可能です。
図 14 Register Access タブ画面
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BTS Getting Started - 10/100M Ethernet Card 13
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3. 更新履歴
日付 版 更新概要
2014年 8月 4日 1.0 初版リリース
2014年 12月 22日 1.1 2.1.2項を容更新
免責、及び、ご利用上の注意
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株式会社マクニカ
戦略技術本部 Mpression推進部
〒222-8561 横浜市港北区新横浜 1-6-3 HP: http://www.m-pression.com
4. 本資料で取り扱っている回路、技術、プログラムに関して運用した結果の影響については、責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
5. 製品をご使用になる場合は、各デバイス・メーカの最新資料もあわせてご利用ください。
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