獨協大学平成22年度事業報告 財政開示 - dokkyo university · 2019. 10. 2. ·...

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  •  本学の部門収支を、学校法人獨協学園の消費収支計算書より報告します。消費収支計算書は当該年度にかかわる経費に絞って表示するものですが、加えて資金の移動のない退職給与引当金繰入額、減価償却額等を計上し、当該年度の実勢を示しています。企業会計における損益計算書にほぼ相当します。

    【平成22年度決算】1. 消費収支計算書<グラフ1> 消費収入の各項目が帰属収入合計(115億7,353万円)に占める割合です。 大学の収入は、学生生徒納付金と、国・地方公共団体等からの補助金で全体の約88.4%を占め、収入の大部分が固定化しているのが学校会計の特殊性です。学生数は、学部生9,190名・大学院生79名・法科大学院生107名で9,376名(平成22年5月1日現在)でした。 収入の主な内訳は以下のとおりです。   授業料 65.5億円  入学金  7.1億円  施設設備費 19.7億円  手数料  5.2億円  補助金  9.3億円(国庫補助金は 9.2億円) 上記のほかに、寄付金4,742万円の収入がありました。 基本金に組入れた15億1,570万円の内訳は、建物(東棟、第5棟PC教室の一般教室化等)10億1,777万円、構築物(東棟等)8,795万円、教育研究用機器備品2億4,665万円、学生センター(仮称)建設の建設仮勘定2,607万円、第3号基本金(奨学基金)1億円、図書3,727万円等です。<グラフ2> 消費支出の各項目が消費支出合計(108億9,432万円)に占める割合です。 学校会計における支出の特徴としては、人件費の占める割合が高いことがあげられますが、教職員数は、専任教員217名、専任職員155名(平成22年5月1日現在)となっています。借入金利息4,665万円は、東棟建設に伴う借入金(25億円分)の支払利息です。 帰属収入に対して消費支出の割合は94.1%、消費収入に対しての消費収支差額(△8億3,649万円)の割合は、△8.3%となっています。帰属収入から消費支出を差し引いた帰属収支差額は、6億7,921万円で帰属収入比5.9%となり、安定した経営状況にあります。

    【平成23年度予算】2. 消費収支予算書<グラフ3> 消費収入の各項目が帰属収入予算額合計(108億1,936万円)に占める割合です。 学生生徒納付金については、学生数を8,979名(大学院生・法科大学院生含む)と想定して90億1,501万円を見込んでおり、これが帰属収入全体の83.3%を占めています。補助金は、7億88万円(国庫補助金は6億9,653万円)、手数料は、4億6,650万円を見込んでいます。<グラフ4> 消費支出の各項目が消費支出予算額合計(104億3,264万円)に占める割合です。 人件費は、教職員数の推移等を考慮して予算を計上しています。教育研究経費は、教育研究支援センター支援、学習ポータルサイト(ポータルシステムⅡ期)の開発、学部・学科・大学院教育の活性化、経済学部新学科増設準備費、および外国語教育研究所、情報学研究所開設支援等に重点を置いた38億4,746万円を計上しています。借入金利息4,750万円は、平成20、21年度に東棟建設資金として借り入れた総額25億円の支払利息です。基本金組入額としては、学生センター(仮称)建設および奨学基金の積み増し分等で28億291万円を予定しています。 帰属収入に対して消費支出の割合は96.4%、消費収入に対しての消費収支差額(△24億1,620万円)の割合は、△30.1%となっています。帰属収入から消費支出を差し引いた帰属収支差額は、3億8,672万円で帰属収入比3.6%となっています。

    財政開示

    ●帰属収入 当該年度に純粋に帰属する収入との意味で、資金収支計算書にある他人資金の借入金や次年度分の授業料等の前受金などは計上されない。

    ●学生生徒納付金 授業料、入学金、施設設備費、その他の実習費等。●手数料 入学検定料、証明手数料等。●補助金 国や地方公共団体等からの補助金収入。●雑収入 退職金財団からの交付金等。●基本金組入額 学校会計では、帰属収入から、学校の基礎となる資産と資金、将来計画のための資産と資金、基金として継続的に保持する資産、恒常的安定経営のための資金の4項目について基本金として確保し、残りを消費支出として運営に充てるように規定している。

    ●消費支出 当該年度において消費される人件費、教育研究経費、管理経費と資金の移動を伴わない退職給与引当金繰入額、減価償却額等が計上される。

    ●人件費 専任の教員、職員、及び非常勤の教員、アルバイト、パートの職員に関わる給与、賞与、各種手当、並びに健康保険、年金、労働保険などの大学負担分(所定福利費)と、退職給与引当金繰入額の総額。

    ●教育研究経費 教育研究に直接要する経費の他、教育研究を補助するための事務費、学生厚生に要する経費、入学試験の経費、及びこれらの諸活動を行う施設設備を維持する経費、並びにその施設設備に係わる減価償却額が計上される。

    ●管理経費 大学を運営する総務、人事、経理及び対外的な広報活動に要する経費、教育研究に当たらない事業に要する経費、及びこれらの諸活動を行う施設設備を維持する経費、並びにそれに係わる減価償却額が計上される。

    ●消費収支差額 帰属収入から基本金組入額を差し引いた消費収入と、消費支出の合計額の差額。学校会計では、基本金という独自の考えに基づいて消費収支差額を算出している。

    ●帰属収支差額 帰属収入から消費支出を差し引いた額。経営状態を判断する重要な項目。

    獨協大学および学校法人獨協学園にかかわる財政を開示します。

    人 件 費教 育 研 究 経 費管 理 経 費資 産 処 分 差 額法 人 負 担 金借 入 金 利 息[ 予 備 費 ]

    消費支出の部合計消 費 収 支 差 額支 出 の 部 合 計

    6,043,5503,932,798618,507141,023111,78446,654

    0

    10,894,316△ 836,49210,057,824

    (平成22年4月1日から平成23年3月31日まで)

    (単位:千円)

    学 生 生 徒 納 付 金補 助 金( 国 庫 補 助 金 )(地方公共団体補助金)(その他の補助金)手   数   料雑 収 入事 業 収 入資 産 運 用法 人 負 担 金寄   付   金資 産 売 却 差 額帰 属 収 入 合 計基本金組入額合計消費収入の部合計帰 属 収 支 差 額

    9,298,196929,101

    (922,931)(6,170)

    (0)522,438403,181171,781115,00086,26647,422140

    11,573,525△ 1,515,70110,057,824679,209

    支出の部 収入の部

    管理経費 5.68%借入金利息0.43%

    資産処分差額 1.29%法人負担金 1.03%

    <グラフ2> 支出の部

    消費支出合計10,894,316千円

    人件費55.47%

    教育研究経費36.10%

    手数料 4.51%雑収入 3.48%

    <グラフ1> 収入の部

    帰属収入合計11,573,525千円

    学生生徒納付金80.34%

    補助金8.03%

    事業収入費 1.48%資産運用 0.99% 法人負担金 0.75%

    平成22年度消費収支計算書

    (平成23年4月1日から平成24年3月31日まで)平成23年度消費収支予算書

    寄付金 0.41%

    人 件 費教 育 研 究 経 費管 理 経 費法 人 負 担 金借 入 金 利 息資 産 処 分 差 額[ 予 備 費 ]

    消費支出の部合計消 費 収 支 差 額支 出 の 部 合 計

    5,846,7133,847,456542,348111,12047,5007,50030,000

    10,432,637△ 2,416,1958,016,442

    (単位:千円)

    学 生 生 徒 納 付 金補 助 金( 国 庫 補 助 金 )(地方公共団体補助金)(その他の補助金)手 数 料雑 収 入事 業 収 入資 産 運 用寄   付   金法 人 負 担 金帰 属 収 入 合 計基本金組入額合計消費収入の部合計帰 属 収 支 差 額

    9,015,009700,875

    (696,525)(4,350)

    (0)466,500260,322175,500107,00056,90037,250

    10,819,356△ 2,802,9148,016,442386,719

    支出の部 収入の部

    管理経費 5.20%

    資産処分差額 0.07%[予備費]0.29%法人負担金 1.07%

    <グラフ4> 支出の部

    消費支出合計10,432,637千円

    人件費56.04%

    教育研究経費36.88%

    借入金利息 0.46%

    手数料 4.31%雑収入 2.41%

    <グラフ3> 収入の部

    帰属収入合計10,819,356千円

    学生生徒納付金83.32%

    補助金6.48%

    資産運用 0.99%事業収入 1.62% 法人負担金 0.34%

    寄付金 0.53%

    主な用語について

    獨協大学 平成22年度決算と平成23年度予算について

    事業内容 結果・備考等 予算 実績 差異 (単位:百万円)平成2 2年度事業報告書(主な内容)

    1)「教育研究支援センター」の設立準備費

    2)新研究所設立支援(外国語教育研究所、 情報学研究所)

    3)学部・学科の教育研究の活性化

    4)新学科(交流文化学科)支援5)全学共通カリキュラムの教育効果向上のための活性化

    6)e-learningコミュニティーを媒介とした英語教育プログラムの開発等7)教育GP関連支援8)自己点検評価とFD、SD活動の推進

    9)魅力ある大学院教育のデザインと 志願者増加対策

    10)国際交流活動の推進と学習の促進

    教学関係

    学生サービス・管理運営関係

    施設・設備関係

    地域貢献関係

    1)各部署に分散する教育、研究支援業務の統合と施設の改修等、ソフト・ハード両面でのさらなる教育研究活動充実に向けて支援強化を図りました。

    2)教育研究支援センターの設立に伴い、研究の拠点となる施設を改修し、新たなスタートを切る両研究所の設立支援を行いました。

    3)各学部・学科が様々な視点、発想により、独自の裁量で執行できる活性化促進費の有効活用と教育研究の充実に努めました。

    4)交流文化学科の、学習環境や教育活動に資する運営支援を行いました。 5)Webサイトの充実を図るとともに、FDの推進、講座開発の研究等により、カリキュラムの充実に取り組みました。

    6)授業教材「Criterion」等の活用に加え、新たな英語教育プログラムの開発に取り組みました。

    7)文部科学省に採択された「学士力に資するEGAP英語教育の充実」を推進しました。8)「授業評価アンケート」、「教育環境改善アンケート」を実施するとともに、FD、SDを推し進め、さらなる教育・環境改善に努めました。

    9)魅力ある大学院のあり方を調査・検討し、大学院学生募集広告を強化しました。

    10)国際的な教育の交流の場であるNAFSA総会に参加し、本学を世界に向けてアピールするとともに、交流先となる他大学の情報も入手し、国際交流の機会を広げました。

    2.0

    1.0

    19.0

    3.02.3

    3.8

    7.518.4

    2.7

    2.2

    14.8

    17.0

    9.0

    3.21.6

    4.4

    2.56.8

    3.4

    1.5

    △12.8

    △16.0

    10.0

    △0.20.7

    △0.6

    5.011.6

    △0.7

    0.7

    1)キャリアセンターによる学生への多面的就職支援

    2)キャリアGP関連支援

    3)不況対応としての応急奨学金の拡充4)父母の会から奨学金事業支援5)父母の会から文化施設の無料(割引)利用制度加入支援

    6)インフルエンザ対策と抗体検査の学生補助

    7)図書館サービスの拡充

    1)前年に引き続きキャリアカウンセラーの増員、各種講座・ガイダンス等の拡充、および就職情報提供の強化等により、 多面的支援を行いました。

    2)文部科学省「平成21年度就職支援推進プログラム事業」に採択された「キャリアカウンセリングの強化と地域の協力を得た就職支援」を推進しました。

    3)学業継続が著しく困難な学生を対象に、応急奨学金の拡充を図りました。4)父母の会からの奨学支援を受けて、奨学金の充実を図りました。5)父母の会支援により、国立美術館等の文化施設の会員制度に加入し、学生が芸術に触れる機会を提供しました。

    6)感染症対策として、手指消毒液・マスクの準備のほか、はしかなどの抗体検査補助を拡充しました。

    7)開館時間の延長および土曜日や昼休み時間等に人員を増員し、サービスの拡充を図りました。

    12.8

    3.0

    6.613.02.5

    1.3

    6.7

    14.4

    4.3

    2.713.02.3

    1.1

    6.3

    △1.6

    △1.3

    3.90.00.2

    0.2

    0.4

    1)DAINETⅢ等大学基幹システムの再構築

    2)「学習ポータルサイト」の開発3)学生センター(仮称)建設計画準備

    4)キャンパス・ランドスケープ計画と省エネルギー事業の推進

    5)東棟の建設と活用

    6)第5棟の改修

    1)教育研究系を中心とした全学ネットワークについての更新を行いました。なお、リース会計基準による当該リース額は、1億1,900万円となっています。

    2)学生・教職員向け情報サービス「学習ポータルサイト」の開発に着手しました。3)学友会活動の活性化とサービス向上を促し、学生の総合的な人間形成に寄与することを目的とする「学生センター(仮称)」の建設計画に着手しました。

    4)国土交通省「住宅建築物・省CO2モデル推進事業」に採択された内容を中心に、事業計画を推進しました。

    5)東棟が竣工し、最新多様な教育設備を擁した65教室の活用が始まるとともに、教務課等の配置により、教育環境の向上に努めました。

    6)東棟竣工に際し、第5棟のPC教室を一般教室に改修するほか、防水工事等を行いました。 

    40.6

    25.320.0

    247.0

    1,816.0

    178.0

    128.9

    18.129.4

    247.0

    1,982.0

    221.5

    △88.3

    7.2△9.4

    0.0

    △166.0

    △43.5

    1)オープンカレッジ通年・半期講座の拡充、 特別講座の企画

    2)地域と子どもリーガルサービスセンターの新設移転と広報

    3)地域総合、環境共生研究所シンポジウム

    1)受講者の様 な々ニーズに応え、開設講座を140講座以上とし拡充を図りました。

    2)松原団地駅前の敬和会館に移転し、さらなる利用者の利便を図るとともに、新たな広報展開を行いました。

    3)両研究所の研究テーマをもとに、シンポジウム等を開催しました。

    4.9

    1.0

    4.0

    5.2

    1.1

    2.1

    △0.3

    △0.1

    1.9

    ●「教育研究支援センター」の設立●「東棟」竣工●「外国語教育研究所」 「情報学研究所」の設立支援

    ●全カリ英語「英語学習サポート ルーム」設置

    ●第3棟跡地庭園化の着手●キャリア支援の充実

    獨協大学平成22年度事業報告 平成22年度は、「基本計画・第5次見直し(平成21~26年度)」の2年目にあたり、本学創立50周年に向けて大学改革とキャンパス再編を加速させる年となりました。 昨年9月には、教育研究支援業務のさらなる向上・発展を目指すために「教育研究支援センター」を発足させました。 また、教育支援機能の集約と、最新の環境対応機能を備えた教室棟「東棟」が完成しました。 昨年8月に竣工した東棟

  • 事業名称 事業内容 予算(単位:百万円)平 成 2 3 年 度 事 業 計 画 書( 主 な 内 容 )

    教学関係

    地域貢献関係

    学生サービス・管理運営関係

    1)「教育研究支援センター」の運営支援

    2)学習ポータルサイト(ポータルシステムⅡ期の構築)

    3)経済学部新学科増設

    4)学部・学科教育の充実・活性化

    5)全学共通カリキュラムの活性化とEGAP英語教育(GP)支援

    6)大学院教育の活性化(各研究科)

    7)FD・SD活動の推進

    8)国際交流活動の推進と提携校の拡大

    9)「外国語教育研究所」の開設

    10)「情報学研究所」の開設

    11)監査業務並びに自己点検の強化

    12)海外インターンシップの調査・開拓

    15.0

    15.8

    5.1

    22.0

    24.3

    2.7

    9.4

    2.9

    12.0

    12.0

    0.5

    1.8

    1)本学の教育研究支援業務を統合した新組織「教育研究支援センター」の下、教育指導、授業補助、TA制度等の拡充を図り、更なる教育研究活動に資する運営支援を行います。

    2)ポータルシステムⅠ期(平成23年4月稼動)に続き、Ⅱ期(学生ポートフォリオ、健康管理、成績管理等)の構築に着手します。

    3)経済学部新学科増設準備のため市場調査や分析を行います。

    4)各学部・学科が様々な視点、発想により、独自の裁量で執行できる活性化促進費の有効活用により、教育研究の充実を図ります。

    5)WEBサイトの充実、FD・講座開発研究、講座担当者の紀要等、全学共通カリキュラムの教育促進に努めます。また「学士力向上に資するEGAP英語教育の充実(平成21年度大学改革推進事業採択プログラム)」の実践により、全カリ英語の更なる充実を図ります。

    6)広報強化を図るとともに、魅力ある大学院として、将来計画を見据えた調査・検討等を行います。

    7)FD・SDを推し進め、更なる教育・環境改善に努めます。

    8)世界の高等教育機関が集う国際教育交流の場(NAFSA総会)に参加し、本学を世界に向けてアピールするとともに、継続して新規協定校開拓に努めます。

    9)研究機能の強化として、旧外国語教育研究所を改組し、新たな研究所を開設します。

    10)研究機能の強化として、旧情報センターを改組し、新たな研究所を開設します。

    11)コンプライアンスの順守並びに自己点検評価の強化に努めます。

    12)海外インターンシップにおける事前研修および実施のための調査を行います。

    1)キャリア形成教育、キャリアカウンセリングの強化支援

    2)奨学金の拡充(父母の会)

    3)休業期間中の図書館開館時間延長

    4)抗体検査の実施費用補助

    5)携帯サイトのリニューアル

    6)獨協大学五十年史編纂(本学創立50周年記念事業)準備

    7)「獨協大学父母の会」との連携強化

    8)「日独交流150周年」関連企画

    9)小惑星探査機「はやぶさ」地球帰還カプセル展示等

    10)学校医の増員

    12.5

    18.0

    5.5

    1.3

    5.0

    2.5

    0.5

    14.7

    6.0

    8.6

    1)就職支援推進プログラム(文科省平成21年度)の採択を受け、増員強化したキャリアカウンセラーによる就職支援強化に引き続き取り組みます。

    2)「父母の会」からの支援により「獨協大学父母の会奨学金」を拡充します。

    3)休業期間の図書館開館時間を延長することにより、カウンターサービス等図書館サービスの拡充を図ります。

    4)感染症対策として、はしか等の抗体検査の補助を行います。

    5)携帯等モバイル版でのスピーディな情報発信を行い、新たな広報展開を図ります。

    6)本学創立50周年(平成26年)に向け、編纂作業部会を中心に「獨協大学五十年史」の準備を進めます。

    7)「父母の会」との連携を強化し、奨学事業、就職支援等における学生への支援を図ります。

    8)日独交流150周年に合わせ、本学とドイツに関わる展示、レクチャーコンサート、ドイツ・フェスティバル等を大学内外で開催します。

    9)小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセル等展示、研究者による講演等を行い、学生および地域への貢献を果たします。

    10)学校医を増員し、月曜~金曜日に校医不在日をなくし、学生・教職員の健康管理に努めます。

    1)オープンカレッジの拡充

    2)地域総合、環境共生研究所シンポジウム

    3)埼玉県、草加市、自治体、UR等との連携強化

    4)地域市民との交流

    5)夏休み中の高校生への大学施設(図書館)開放

    5.8

    4.0

    1.0

    0.4

    0.1

    1)広報強化により本学の公開講座を広くアピールするとともに、受講者の様々なニーズに応えるべく、開設講座の充実を図ります。

    2)地域総合、環境共生研究所主催のシンポジウムを開催し、地域社会に向けた情報発信を積極的に展開します。

    3)草加市文化交流事業をはじめ、関連機関と積極的に関わり、交流事業を展開します。

    4)近隣住民との良好な関係を築くことを目的に、定期的な交流の場を設けるとともに、地域市民の交流の場として、グラウンド貸し出し等を行います。

    5)夏休み中に高校生に対し図書館を開放し、地域社会に貢献します。

    施設・設備関係

    平成23年度事業計画のポイント平成23年度事業計画のポイント

     平成23年度は、昨年9月に策定した「基本計画・第6次見直し(23~28年度) -新しいキャンパスの創造に向けて-」の初年度であると同時に創立50周年に向けた大学改革とキャンパス再編の第3ステップに当たる年となります。特に教学関係では、「学習ポータルサイト」の始動をはじめ、学生ひとりひとりに合った新しい形の学習支援がスタートします。

    「教育研究支援センター」運営支援

    学習ポータルサイト(ポータルシステムⅡ期の構築)

    経済学部新学科増設

    学部・学科教育の充実・活性化

    全学共通カリキュラムの活性化とEGAP英語教育(GP)支援

    奨学金の拡充(獨協大学父母の会支援)

    学生センター(仮称)建設着工、学生センター別館(仮称)の建設

    第3棟跡地庭園緑化等(「キャンパス・ランドスケープ計画」の一環)

    「伝右川の水辺再生事業」の推進

    埼玉県、草加市、自治体、UR等との連携強化

    次世代型学習支援の第一歩を踏み出して

    今年度の取り組みをお知らせします 今年度の重点項目

    キャリアカウンセリングの強化と地域の協力を得た就職支援

     経済不況に伴う就職難に対応するため、キャリアカウンセラーを増員し多面的な支援を行うことを旨とした平成21年度文部科学省GPの採択事業「キャリアカウンセリングの強化と地域の協力を得た就職支援」は、平成22年度で補助金交付が終了しましたが、キャリア形成や就職活動の重要性に鑑み「父母の会」からの支援もいただき継続していきます。

    奨学金の拡充(獨協大学父母の会支援)

     本学の学部生向け奨学金制度は、私立大学の同規模校において全国一の水準にありますが、東日本大震災や不況による学費延納や応急奨学金が急増しているニーズに応えるべく「父母の会」の支援もいただき増額を実現します。

    埼玉県、草加市、自治体、UR等との連携強化

    地域総合研究所、環境共生研究所でシンポジウムを開催

     毎年多くの市民の方々が参加する地域総合研究所、環境共生研究所のシンポジウム開催をはじめとした近隣住民、自治体との交流を促進する施策をとっていきます。

    2012年1月末完成予定の学生センター別館(仮称)(イメージ)

    教学関係教学関係

    学生サービス・管理運営関係学生サービス・管理運営関係

    施設・設備関係施設・設備関係

    地域貢献関係地域貢献関係

     昨年9月に発足した「教育研究支援センター」の教育指導、授業補助、TA制度等の拡充を図りました。また教育支援の大動脈となる「学習ポータルサイト」のさらなる充実を図るため、「ポータルシステムⅡ期」の開発を進めていきます。文部科学省GP事業「学士力育成に資するEGAP英語教育の充実」については、学習カルテによる英語学習の伴走者となるべくコンサルティング体制の強化を図ります。 さらに、経済学部に新学科を設置するための準備を進めていきます。

     秋学期のオープンを目指し、第3棟跡地に緑化庭園の建設を進めていきます。また、2012年10月竣工を目指し第1棟跡地には「学生センター(仮称)」を、今年度中には35周年記念館東側に「学生センター別館(仮称)」を建設します。 さらに、埼玉県の水辺再生事業「水辺再生100プラン」に採択された「伝右川の水辺再生事業」では、埼玉県と調整しつつ、本学独自で「キャンパス・ランドスケープ計画」や環境共生研究所の諸事業と連携した周辺整備を行っていきます。

    教育研究支援センターの業務拡充

    学習ポータルサイトの充実

    文部科学省GP事業「学士力育成に資するEGAP英語教育の充実」

    経済学部新学科増設

    第3棟跡地の庭園緑化等(「キャンパス・ランドスケープ計画」の一環)

    学生センター(仮称)の建設

    学生センター別館(仮称)の建設

    「伝右川の水辺再生事業」の推進 1)「学生センター(仮称)」の建設着工

    2)「学生センター別館(仮称)」の建設

    3)第1棟の解体

    4)第3棟跡地庭園緑化等

    5)「伝右川の水辺再生事業」の推進

    6)中央棟の施設拡充・設備更新(入試部学生ラウンジ拡張化他)

    7)図書館自動書庫の増設(2機)

    8)DAINETⅢの全学的整備

    9)図書館内PCの更新と設置席の増設

    1,520.0

    50.0

    224.0

    150.0

    200.0

    254.9

    65.8

    17.1

    1)学友会活動の活性化と学生サービス向上を促し、学生の総合的な人間形成に寄与することを目的として、学生センターの建設を着工します。(平成24年10月竣工予定)

    2)学生センター建設に伴い、弓道場の移設、学生用更衣室・シャワー室等を設置します。(平成23年11月竣工予定)

    3)学生センター建設に伴い、22年度より着手している第1棟を解体します。

    4)キャンパス・ランドスケープ計画の一環として、第3棟跡地に緑化庭園や、天野貞祐記念館から東棟までの舗装、回廊の設置等キャンパス整備を推進します。

    5)埼玉県水辺再生100プランに採択された「伝右川の水辺再生事業」を推進します。

    6)年次計画により施設拡充・設備更新工事を行います。入試部を1階に拡張し、応接ラウンジを設け、入試広報の強化を図ります。

    7)蔵書収納能力アップを図るため、図書館自動書庫2機を増設します。

    8)DAINETⅢの整備に合わせた天野貞祐記念館ネットワークとのシステム統合を行います。

    9)図書館内PCの更新とPC設置席を増設します。

    (総工費 32.2億円)

    (総費用70.0)

    (上記総工費   に含む)

    1

    2

    3

    4

    5

    6

    7

    8

    9

    10

  • 事業名称 事業内容 予算(単位:百万円)平 成 2 3 年 度 事 業 計 画 書( 主 な 内 容 )

    教学関係

    地域貢献関係

    学生サービス・管理運営関係

    1)「教育研究支援センター」の運営支援

    2)学習ポータルサイト(ポータルシステムⅡ期の構築)

    3)経済学部新学科増設

    4)学部・学科教育の充実・活性化

    5)全学共通カリキュラムの活性化とEGAP英語教育(GP)支援

    6)大学院教育の活性化(各研究科)

    7)FD・SD活動の推進

    8)国際交流活動の推進と提携校の拡大

    9)「外国語教育研究所」の開設

    10)「情報学研究所」の開設

    11)監査業務並びに自己点検の強化

    12)海外インターンシップの調査・開拓

    15.0

    15.8

    5.1

    22.0

    24.3

    2.7

    9.4

    2.9

    12.0

    12.0

    0.5

    1.8

    1)本学の教育研究支援業務を統合した新組織「教育研究支援センター」の下、教育指導、授業補助、TA制度等の拡充を図り、更なる教育研究活動に資する運営支援を行います。

    2)ポータルシステムⅠ期(平成23年4月稼動)に続き、Ⅱ期(学生ポートフォリオ、健康管理、成績管理等)の構築に着手します。

    3)経済学部新学科増設準備のため市場調査や分析を行います。

    4)各学部・学科が様々な視点、発想により、独自の裁量で執行できる活性化促進費の有効活用により、教育研究の充実を図ります。

    5)WEBサイトの充実、FD・講座開発研究、講座担当者の紀要等、全学共通カリキュラムの教育促進に努めます。また「学士力向上に資するEGAP英語教育の充実(平成21年度大学改革推進事業採択プログラム)」の実践により、全カリ英語の更なる充実を図ります。

    6)広報強化を図るとともに、魅力ある大学院として、将来計画を見据えた調査・検討等を行います。

    7)FD・SDを推し進め、更なる教育・環境改善に努めます。

    8)世界の高等教育機関が集う国際教育交流の場(NAFSA総会)に参加し、本学を世界に向けてアピールするとともに、継続して新規協定校開拓に努めます。

    9)研究機能の強化として、旧外国語教育研究所を改組し、新たな研究所を開設します。

    10)研究機能の強化として、旧情報センターを改組し、新たな研究所を開設します。

    11)コンプライアンスの順守並びに自己点検評価の強化に努めます。

    12)海外インターンシップにおける事前研修および実施のための調査を行います。

    1)キャリア形成教育、キャリアカウンセリングの強化支援

    2)奨学金の拡充(父母の会)

    3)休業期間中の図書館開館時間延長

    4)抗体検査の実施費用補助

    5)携帯サイトのリニューアル

    6)獨協大学五十年史編纂(本学創立50周年記念事業)準備

    7)「獨協大学父母の会」との連携強化

    8)「日独交流150周年」関連企画

    9)小惑星探査機「はやぶさ」地球帰還カプセル展示等

    10)学校医の増員

    12.5

    18.0

    5.5

    1.3

    5.0

    2.5

    0.5

    14.7

    6.0

    8.6

    1)就職支援推進プログラム(文科省平成21年度)の採択を受け、増員強化したキャリアカウンセラーによる就職支援強化に引き続き取り組みます。

    2)「父母の会」からの支援により「獨協大学父母の会奨学金」を拡充します。

    3)休業期間の図書館開館時間を延長することにより、カウンターサービス等図書館サービスの拡充を図ります。

    4)感染症対策として、はしか等の抗体検査の補助を行います。

    5)携帯等モバイル版でのスピーディな情報発信を行い、新たな広報展開を図ります。

    6)本学創立50周年(平成26年)に向け、編纂作業部会を中心に「獨協大学五十年史」の準備を進めます。

    7)「父母の会」との連携を強化し、奨学事業、就職支援等における学生への支援を図ります。

    8)日独交流150周年に合わせ、本学とドイツに関わる展示、レクチャーコンサート、ドイツ・フェスティバル等を大学内外で開催します。

    9)小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセル等展示、研究者による講演等を行い、学生および地域への貢献を果たします。

    10)学校医を増員し、月曜~金曜日に校医不在日をなくし、学生・教職員の健康管理に努めます。

    1)オープンカレッジの拡充

    2)地域総合、環境共生研究所シンポジウム

    3)埼玉県、草加市、自治体、UR等との連携強化

    4)地域市民との交流

    5)夏休み中の高校生への大学施設(図書館)開放

    5.8

    4.0

    1.0

    0.4

    0.1

    1)広報強化により本学の公開講座を広くアピールするとともに、受講者の様々なニーズに応えるべく、開設講座の充実を図ります。

    2)地域総合、環境共生研究所主催のシンポジウムを開催し、地域社会に向けた情報発信を積極的に展開します。

    3)草加市文化交流事業をはじめ、関連機関と積極的に関わり、交流事業を展開します。

    4)近隣住民との良好な関係を築くことを目的に、定期的な交流の場を設けるとともに、地域市民の交流の場として、グラウンド貸し出し等を行います。

    5)夏休み中に高校生に対し図書館を開放し、地域社会に貢献します。

    施設・設備関係

    平成23年度事業計画のポイント平成23年度事業計画のポイント

     平成23年度は、昨年9月に策定した「基本計画・第6次見直し(23~28年度) -新しいキャンパスの創造に向けて-」の初年度であると同時に創立50周年に向けた大学改革とキャンパス再編の第3ステップに当たる年となります。特に教学関係では、「学習ポータルサイト」の始動をはじめ、学生ひとりひとりに合った新しい形の学習支援がスタートします。

    「教育研究支援センター」運営支援

    学習ポータルサイト(ポータルシステムⅡ期の構築)

    経済学部新学科増設

    学部・学科教育の充実・活性化

    全学共通カリキュラムの活性化とEGAP英語教育(GP)支援

    奨学金の拡充(獨協大学父母の会支援)

    学生センター(仮称)建設着工、学生センター別館(仮称)の建設

    第3棟跡地庭園緑化等(「キャンパス・ランドスケープ計画」の一環)

    「伝右川の水辺再生事業」の推進

    埼玉県、草加市、自治体、UR等との連携強化

    次世代型学習支援の第一歩を踏み出して

    今年度の取り組みをお知らせします 今年度の重点項目

    キャリアカウンセリングの強化と地域の協力を得た就職支援

     経済不況に伴う就職難に対応するため、キャリアカウンセラーを増員し多面的な支援を行うことを旨とした平成21年度文部科学省GPの採択事業「キャリアカウンセリングの強化と地域の協力を得た就職支援」は、平成22年度で補助金交付が終了しましたが、キャリア形成や就職活動の重要性に鑑み「父母の会」からの支援もいただき継続していきます。

    奨学金の拡充(獨協大学父母の会支援)

     本学の学部生向け奨学金制度は、私立大学の同規模校において全国一の水準にありますが、東日本大震災や不況による学費延納や応急奨学金が急増しているニーズに応えるべく「父母の会」の支援もいただき増額を実現します。

    埼玉県、草加市、自治体、UR等との連携強化

    地域総合研究所、環境共生研究所でシンポジウムを開催

     毎年多くの市民の方々が参加する地域総合研究所、環境共生研究所のシンポジウム開催をはじめとした近隣住民、自治体との交流を促進する施策をとっていきます。

    2012年1月末完成予定の学生センター別館(仮称)(イメージ)

    教学関係教学関係

    学生サービス・管理運営関係学生サービス・管理運営関係

    施設・設備関係施設・設備関係

    地域貢献関係地域貢献関係

     昨年9月に発足した「教育研究支援センター」の教育指導、授業補助、TA制度等の拡充を図りました。また教育支援の大動脈となる「学習ポータルサイト」のさらなる充実を図るため、「ポータルシステムⅡ期」の開発を進めていきます。文部科学省GP事業「学士力育成に資するEGAP英語教育の充実」については、学習カルテによる英語学習の伴走者となるべくコンサルティング体制の強化を図ります。 さらに、経済学部に新学科を設置するための準備を進めていきます。

     秋学期のオープンを目指し、第3棟跡地に緑化庭園の建設を進めていきます。また、2012年10月竣工を目指し第1棟跡地には「学生センター(仮称)」を、今年度中には35周年記念館東側に「学生センター別館(仮称)」を建設します。 さらに、埼玉県の水辺再生事業「水辺再生100プラン」に採択された「伝右川の水辺再生事業」では、埼玉県と調整しつつ、本学独自で「キャンパス・ランドスケープ計画」や環境共生研究所の諸事業と連携した周辺整備を行っていきます。

    教育研究支援センターの業務拡充

    学習ポータルサイトの充実

    文部科学省GP事業「学士力育成に資するEGAP英語教育の充実」

    経済学部新学科増設

    第3棟跡地の庭園緑化等(「キャンパス・ランドスケープ計画」の一環)

    学生センター(仮称)の建設

    学生センター別館(仮称)の建設

    「伝右川の水辺再生事業」の推進 1)「学生センター(仮称)」の建設着工

    2)「学生センター別館(仮称)」の建設

    3)第1棟の解体

    4)第3棟跡地庭園緑化等

    5)「伝右川の水辺再生事業」の推進

    6)中央棟の施設拡充・設備更新(入試部学生ラウンジ拡張化他)

    7)図書館自動書庫の増設(2機)

    8)DAINETⅢの全学的整備

    9)図書館内PCの更新と設置席の増設

    1,520.0

    50.0

    224.0

    150.0

    200.0

    254.9

    65.8

    17.1

    1)学友会活動の活性化と学生サービス向上を促し、学生の総合的な人間形成に寄与することを目的として、学生センターの建設を着工します。(平成24年10月竣工予定)

    2)学生センター建設に伴い、弓道場の移設、学生用更衣室・シャワー室等を設置します。(平成23年11月竣工予定)

    3)学生センター建設に伴い、22年度より着手している第1棟を解体します。

    4)キャンパス・ランドスケープ計画の一環として、第3棟跡地に緑化庭園や、天野貞祐記念館から東棟までの舗装、回廊の設置等キャンパス整備を推進します。

    5)埼玉県水辺再生100プランに採択された「伝右川の水辺再生事業」を推進します。

    6)年次計画により施設拡充・設備更新工事を行います。入試部を1階に拡張し、応接ラウンジを設け、入試広報の強化を図ります。

    7)蔵書収納能力アップを図るため、図書館自動書庫2機を増設します。

    8)DAINETⅢの整備に合わせた天野貞祐記念館ネットワークとのシステム統合を行います。

    9)図書館内PCの更新とPC設置席を増設します。

    (総工費 32.2億円)

    (総費用70.0)

    (上記総工費   に含む)

    1

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