dmハードウエア実験第8回 - signalysis.co.jp · dmハードウエア実験第8回...
Post on 27-May-2020
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実験概要
・前回の継続でキッチンタイマを仕上げる。
・実現した回路の各部をロジックアナライザで動作を調べる。
(うまく動かない回路の場合はロジアナを使ってデバック)
・レポートは
回路図
ロジアナ使用のレポート
ロジアナの目的、動作を理解し、実際に使用したレポート
ロジックアナライザTLA700シリーズの超簡単利用法
今回実験で使用するロジックアナライザは業界最上位機種
ロジックアナライザ機能
パターンジェネレータ機能を装備
Windows 2000環境で動くので通常のPCとしても利用可能
実験では最小限の機能だけを使いその効用を見る。
プローブ
プローブ
対象信号線
GND
……
ロジック・アナライザの働き
タイムスケール
基本的には複数(16本殻32本)の信号線の論理値(1/0)を時間刻みで計測し表示。任意の組合せのトリガ条件を設定できる。
トリガ条件の前後が見える。(信号の値を記憶するメモリを巡回式メモリとして使い、所定のトリガ条件を検出するとしばらく計測して止める)
⇒結果(異常イベント)から原因イベントを逆に辿ることができる。
循環メモリ式パターンメモリ
トリガポイント
CLK
CLK2
Fetch
MEM-ADD Program Counter Operand Add
MEM-RD
LD-IR
LD-Acc
PC-Inc
CLK
CLK2
Fetch
MEM-ADD Program Counter Operand Add
MEM-RD
LD-IR
LD-Acc
PC-Inc
(2)ロジックアナライザ(a)概要:多数のデジタル信号の時間関係を計測するための多チャンネルのオシロスコープ
(b)用途:デジタル回路の効率的なデバッグ、ファームウェア/ソフトウェアの設計/テストなどに有効
・周波数帯域幅
・チャンネル数 例:34, 68, 102, 136チャンネル等(c)仕様:
例:200MHz・ADC分解能
・タイミング速度
・ステート速度 例:100MHz
例:8ビット
例:250MHz・メモリ容量 例:128K
プローブ
コンパレータ
スレッシュホールド
設定
ラッチ メモリ
アドレスカウンタ
トリガ制御
クロック制御外部クロック
内部クロック
読み出し表示
対象信号線
信号レベル(TTL,CMOS…)設定可能
ワンショット(繰返しはワンショットの繰返し)
複雑なトリガ条件を設定可能( 入れ子のIFルールなど)
多入力線(16~128)
内部クロックで正確な時間波形観測可能、
外部クロックに同期してCPUの命令実行状況計測など
細かい“ヒゲ”やグリッジなど計測可能
逆アッセンブル機能も
タイミング表示で波形として認識
ステート用事でプログラム実行のトレースなど
ロジックアナライザTLA700の簡単な使い方・プローブ群の接続:8チャネルずつ1組でケーブルとプローブを当該の右側のソケットに接続。(当面1組だけで良い)
・本体左サイドにキーボードとマウスコネクタを接続
・正面右下部にある電源SWを押す。
・しばらく待つとWINDOWS2000が立上り、更に待つとテクトロの画面が
立ち上がる。
・本体はロジアナ部とパターン発生器が入っているので2つのソフト画面が出る。
・ロジアナを使うので当該ウインドウを開く(前面に出す)
・Setupメニューからプローブのチャンネル名、グループ名を設定。また、初期設定で
内部クロック(Clocking/ Internal ), スレッショルドレベル(1.5V)になっていることを確認
クロックレート(4ns, 5ns,…., 50ms), メモリ長(Memory Depth)を適当に。
・対象回路にプローブをつなぐ、真中の黒いスリーブがGND,後はカラーコード順で8本
・とりあえず“RUN”ボタンを押して見る。また、各プローブに信号が来ているかは“Activity”タブで確認できる。
・トリガ条件を設定する。(もう1つのウインドウを開く)複雑なトリガ条件が設定できる。
・プレ/センター/ポストトリガを自由に設定可能。
・終了は通常のPCと同様な手続きで
ロジアナ(TLA714)を準備
本体操作はフロントパネルで出来るが
キーボード、マウスを使う方が便利
プローブ本体側(16チャネル分1組)
プローブ収集側(8チャンネルずつ)
信号、GND収集用クリップ)
正面カバーを外す
プローブ部を準備本体側接続コネクタ(本体とケーブルの名前を揃える。写真はA0)
クリップ側のプローブ部。8チャネルずつ)
クリップ接続用変換コネクタをつなぐ(8本分のチャネル信号線とGNDの9本出ている)
被測定点をつまむクリップを信号線に接続(カラーコードに注意、GNDも忘れずに)
波形画面を前に出す(Waveform1と2がある)
先に入力した“Test”グループ名が見える
このままだと16進表示などとなるので
個別の信号線群に展開したい⇒Testの部分を右クリックすると
プルダウンメニューがでるので“Expand”を指定。
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