教員免許状更新講習 募集要項 - kufs.ac.jp ·...
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講習会について
1.プログラムの概要と募集人員 ..................................................................................................................4
2.申込方法から履修認定までの流れ ..........................................................................................................5
3.受講と申込みに関する注意事項 ..............................................................................................................8
講座概要 ____________________________________________________________________________________________10
【選択講座A】 英語授業力改善講座~生徒が輝く授業(1) ....................................................................... 10
【選択講座B】 英語授業力改善講座~生徒が輝く授業(2) ....................................................................... 11
【必修講座】 教育をより理解するための講座 ........................................................................................... 18
【選択必修講座 1】 技能統合した英語の指導~教科書教材活用と文法指導 ............................................ 22
【選択必修講座 2】 学校をめぐる近年の状況の変化 ................................................................................ 24
-生徒指導の諸問題の現状と対応(発達障がい児童生徒への対応を含む)- .......................................... 24
【選択必修講座 3】 小学校英語指導力向上講座~子どもが輝く小学校外国語活動をめざして ................. 28
【選択必修講座 4】 情報社会における学校現場での ICT の活用と対応 ................................................... 31
Q & A .................................................................................................................................................... 33
4
1.プログラムの概要と募集人員
開催講習会
● 選択領域講習
講習の期間 講習の名称 講習時間 対象職種 担当講師 定員 費用
2019年
7月 29日(月)
~
7月 31日(水)
【選択講座A】
英語授業力改善講座
~生徒が輝く授業(1)
18時間
教諭
外国語担当
小学校外国語活動担当
安木 真一
吉田 真美
鈴木 寿一
杉本 義美
80名 18,000円
7月 30日(火)
・
7月 31日(水)
【選択講座B】
英語授業力改善講座
~生徒が輝く授業(2)
12時間
教諭
外国語担当
小学校外国語活動担当
鈴木 寿一
杉本 義美 20名 12,000円
● 必修領域講習
講習の期間 講習の名称 講習時間 対象職種 担当講師 定員 費用
2019年
8月 1日(木)
【必修講座】
教育をより理解するための講座 6時間 教諭
梅本 貴豊
枝元 益祐
梶川 裕司
100名 6,000円
● 選択必修領域講習
講習の期間 講習の名称 講習時間 対象職種 担当講師 定員 費用
2019年
8月 2日(金)
【選択必修講座 1】
技能統合した英語の指導 ~教科書教材活用と文法指導
6時間 教諭
小、中・高(英語科) 杉本 義美 30名 6,000円
2019年
8月 3日(土)
【選択必修講座 2】
学校をめぐる近年の状況の変化-生徒指導の諸問題の現状と対応(発達障が
い児童生徒への対応を含む)-
6時間 教諭
小・中・高
梶川 裕司
長者 善高
山田小百合
30名 6,000円
【選択必修講座 3】
小学校英語指導力向上講座 ~子どもが輝く小学校外国語活動をめざして
6時間 教諭
小、中・高(英語科)
田縁 眞弓
山本 玲子 30名 6,000円
【選択必修講座 4】
情報社会における学校現場での
ICTの活用と対応
6時間 教諭
小・中・高 村上 正行 30名 6,000円
*スケジュール等は、現時点での予定であり、一部変更する場合があります。
5
2.申込方法から履修認定までの流れ
本学ホームページで申込みを受け付けます。
http://www.kufs.ac.jp/ へアクセス してください。
① 仮登録
② 本登録
ホームページより仮登録で受講者の情報を
登録してください。
仮登録で登録したメールアドレスに「ワンタ
イムURLのお知らせ」が届きます。掲載の
URLから本登録を行ってください。
*ワンタイムURLの有効期限は 5日間です
ので、速やかに本登録を行ってください。
「ワンタイムURLのお知らせ」に記載の受付
番号と設定したパスワードを入力してログイ
ンしてください。
パスワードを忘れた場合は、「パスワードを
忘れた場合」から再設定が可能です。
ア.申込方法
申込み可能な講座一覧
6
★ 定員に達した場合は、申込み期間中であっても募集を終了する場合があります。
申込期間
5月 9日(木) 10時 30分から 5月 16日(木) 17時まで
受講に必要なご連絡は、すべてメールで行いますので、以下の点に、ご注意ください。
1. 必ず連絡の取れるメールアドレス(携帯電話アドレスは不可)をご登録ください。
2. 申込時に、1つのアドレスを複数の方で使用しないでください。
3. shikaku@kufs.ac.jpからのメール本文にURLが含まれるため、このメールアドレスが迷惑メールや受信拒
否とならないように設定してください。
基本情報の登録を終了すると、マイペー
ジが完成します。
講座一覧から受講希望の講座にチェックを
入れ、「申込ボタン」をクリックすると、申込
みが完了します。申し込んだ内容は、マイ
ページから確認することができます。
申込み可能な講座一覧
イ.申込期間 (仮登録から本登録まで)
7
★ 講座申込み完了後、随時受講許可をご登録のメールアドレス宛に通知します。
マイページから確認ができます。
★ 定員に達した場合は、申込み期間中であっても募集を終了する場合があります。
★ 受講許可通知が届きましたら、マイページから「事前アンケート」の入力および、申込手続き書類を期限内
に郵送してください。申込み手続き書類はマイページからダウンロードできます。
事前アンケート入力画面 申込手続き書類ダウンロード画面
受講費用には、教材費を含みます。
<指定期日内に手続きを完了してください。>
なお、入金後に受講を辞退される場合は、入金額から事務手数料(1,000円)を差し引いて返金
します。ただし、講習会開始後の辞退の場合、受講費用は返金しませんのでご了承ください。
*やむを得ない事情で受講を辞退される場合は、必ずお電話等でご連絡ください。
★ 講習開始約10日前より、マイページから実施要項のダウンロードが可能となりますので、受付時間・会場
等をご確認ください。
★ 実施要項のダウンロード日時は、ご登録のメールアドレスへ事前にご連絡します。
★ 「受講許可証」は、講習会受講初日にお渡しします。受講期間中は必ず携帯してください。
書類提出および受講費用納入期限
6月 7日(金) 【必着】
オ.講習会実施要項のダウンロード
エ.書類提出(郵送)と受講費用納入の締切
ウ.受講許可通知 (本登録で講座申込みが完了された方からご連絡)
8
9月 6日(金) 【発送予定】
各講習終了後に行われる修了試験の結果により、履修が認定された講習の「修了・履修証明書」を送付します。
講習を欠席・遅刻・早退した場合、「修了・履修証明書」を発行することはできません。
※免許更新の手続きに関するお問い合わせは、勤務地の都道府県教育委員会(現職教員以外の方は、住所地
の都道府県教育委員会)へお願いいたします。
3.受講と申込みに関する注意事項
◆ 受講対象者
小学校・中学校・高等学校の現職教員、教員採用内定者、講師登録されている方
① 平成 21年 3月 31日以前に教員免許状を授与された方のうち、生年月日が以下の表に該当する方
生年月日 修了確認期限
免許状更新講習受講及び免許
管理者への修了確認申請期間
第 10グループ 昭和 39年 4月 2日~昭和 40年 4月 1日
昭和 49年 4月 2日~昭和 50年 4月 1日
昭和 59年 4月 2日~
平成 32年 3月 31日 平成 30年 2月 1日
~平成 32年 1月 31日
第 1グループ
(2巡目)※
平成 23年 3月 31日を修了確認期限として更
新手続きを行った者
(参考)平成 23年 3月 31日を最初の修了期
限とする方の生年月日
昭和 30年 4月 2日~昭和 31年 4月 1日
昭和 40年 4月 2日~昭和 41年 4月 1日
昭和 50年 4月 2日~昭和 51年 4月 1日
平成 33年 3月 31日 平成 31年 2月 1日
~平成 33年 1月 31日
※1巡目に更新を行った者に限られます。
修了確認期限を、下記文部科学省のホームページからチェックできます。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/003/index1.htm
② 平成 21年 4月以降に初めて免許状を授与された方
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/002/1314443.htm
カ. 修了認定
9
◆ 定員未充足の場合
申込者が 5名に満たない場合は、開講しません。
◆ 申し込み前に
本学の課程認定を受けている校種は中学校と高等学校ですが、選択講座は外国語を担当する
教員及び小学校外国語活動を担当する教員を対象とします。また、選択必修講座1・3は、小学校、
中学校・高等学校(英語科)教諭を対象とします。
選択講座においては、日本の教育現場に応じた外国語教育理論に基づき、明日の授業に役立つ指導法を、
ワークショップ等を通して提供する予定です。
◆ 障がい等のある受講者への対応
視覚障がい等のある方・車椅子をご利用の方は、
個別に対応させて頂きますので申し込み時にお申し出ください。
◆ 申し込み後の辞退について
やむを得ない事情により受講を辞退される場合は、必ずお電話等でご連絡ください。
◆ 修了試験について
全ての講座において、各担当講師の講習終了ごとに修了試験(筆記試験)を行います。
合否については、修了試験の成績により判定します。
修了試験の受験には受講初日に配布する「受講許可証」が必要です。受講期間中は必ず携帯してください。
なお、講習を欠席、遅刻、早退した場合「修了・履修証明書」を発行することはできません。
◆ 会場の空調について
会場内の空調については、各自上着等で調整をお願いいたします。
◆ 学生食堂の利用について
8月 2日・3日は、オープンキャンパスを実施していますので、
学生食堂を利用することができます。
◆ 個人情報の取り扱いについて
受講申請時等にご提供いただいた個人情報は、講習の実施、および修了・履修などの認定証明のためにのみ利
用します。これらの情報は厳重に保管し、本講習の目的以外には利用しません。
10
*講師については現段階での予定であり、講師および講習内容が変更になる場合もあります。
各講習内で質疑応答、事前アンケートの Feedback を計画しています。
時間割 講習内容 時間 担当者
選
択
講
座
A
7月 29日
(月)
9:15~ 9:25 挨拶・諸連絡・説明 10分 教務部
9:30~10:50
バランスを重視した 4技能統合型英語指導
80分
安木 真一
10:50~11:00 休憩
11:00~12:20 80分
12:20~12:30 休憩
12:30~12:50 修了試験 20分
12:50~13:40 昼食休憩(50分)
13:40~15:00
Input(Reading & Listening)指導のあり方
80分
吉田 真美
15:00~15:10 休憩
15:10~16:30 80分
16:30~16:40 休憩
16:40~17:00 修了試験 20分
7月 30日
(火)
9:30~10:50
コミュニケーション力と入試に対応できる英語力
を伸ばすための音読指導の理論と実際
80分
鈴木 寿一
10:50~11:00 休憩
11:00~12:20 80分
12:20~12:30 休憩
12:30~12:50 修了試験 20分
12:50~13:40 昼食休憩(50分)
13:40~15:00
Output(Writing & Speaking)への動機付けと実際の
指導のあり方
80分
杉本 義美
15:00~15:10 休憩
15:10~16:30 80分
16:30~16:40 休憩
16:40~17:00 修了試験 20分
7月 31日
(水)
9:30~10:50
英語授業自己診断テストで授業改善!
80分
鈴木 寿一
10:50~11:00 休憩
11:00~12:20 80分
12:20~12:30 休憩
12:30~12:50 修了試験 20分
12:50~13:40 昼食休憩(50分)
13:40~15:00
より良い評価、テストを考える
~生徒の基礎学力の定着を目指すために~
80分
杉本 義美
15:00~15:10 休憩
15:10~16:30 80分
16:30~16:40 休憩
16:40~17:00 修了試験 20分
17:00~ 文部科学省アンケート・本学独自アンケート記入 10分程度 教務部
【選択講座A】 英語授業力改善講座~生徒が輝く授業(1)
最新の第二言語習得理論及び日本における外国語教育の成果に基づいた 4技能(Listening, Reading, Speaking,
Writing)の効果的な指導のあり方について講習を行います。さらに、指導と評価の一体化を促進するために、英
語科における評価及びテストについても講座を開設します。また上記の指導全般に関して、受講生には「英語
授業改善診断シート」に基づく授業改善の方策を講習会で行います。
講座概要
11
*講師については現段階での予定であり、講師および講習内容が変更になる場合もあります。
各講習内で質疑応答、事前アンケートの Feedback を計画しています。
時間割 講習内容 時間 担当者
選
択
講
座
B
7月 30日
(火)
9:30~10:50
コミュニケーション力と入試に対応できる英語力
を伸ばすための音読指導の理論と実際
80分
鈴木 寿一
10:50~11:00 休憩
11:00~12:20 80分
12:20~12:30 休憩
12:30~12:50 修了試験 20分
12:50~13:40 昼食休憩(50分)
13:40~15:00
Output(Writing & Speaking)への動機付けと実際の
指導のあり方
80分
杉本 義美
15:00~15:10 休憩
15:10~16:30 80分
16:30~16:40 休憩
16:40~17:00 修了試験 20分
7月 31日
(水)
9:30~10:50
英語授業自己診断テストで授業改善!
80分
鈴木 寿一
10:50~11:00 休憩
11:00~12:20 80分
12:20~12:30 休憩
12:30~12:50 修了試験 20分
12:50~13:40 昼食休憩(50分)
13:40~15:00
より良い評価、テストを考える
~生徒の基礎学力の定着を目指すために~
80分
杉本 義美
15:00~15:10 休憩
15:10~16:30 80分
16:30~16:40 休憩
16:40~17:00 修了試験 20分
17:00~ 文部科学省アンケート・本学独自アンケート記入 10分程度 教務部
【選択講座B】 英語授業力改善講座~生徒が輝く授業(2)
最新の第二言語習得理論及び日本における外国語教育の成果に基づき、Input を重視した英語授業のあり方、
効果的な output指導の工夫、及び技能を統合した実際の英語Communication能力を育成できる授業展開及び指
導のあり方に焦点を当てた講座を開設します。上記の指導全般に関して、受講生には、「英語授業改善診断シ
ート」に基づく授業改善の方策を講習会で行います。
中学校・高等学校の英語の指導及び授業の改善に焦点をあて、その指導者の授業力向上を目指すことを大
きな特色にした講座ですが、受講した教員の方で希望があれば、講座終了後も継続して本大学の講座担当
者が follow upを担当いたします。
12
選択講座 A シラバス
選択講座 A バランスを重視した 4技能統合型英語指導
担当講師 安木 真一 時間数 3時間
キーワード 4技能 統合 バランス 英語指導
■ 講習の概要と計画
【概要】
Listening, Reading, Writing, Speaking の 4つの技能をバランスよく統合して英語を指導するための方法を提示しま
す。理論の説明の後具体的な指導法を紹介します。
【計画】
1. 4技能統合型授業の理論的背景
2. Listening と Reading の具体的指導法
3. Writing と Speakingの具体的指導法
■ 教材・参考文献
【教材】
プリント
【参考文献】
村野井仁(2006)第二言語習得研究から見
た効果的な英語学習法・指導法』大修館書店
安木真一(2010)『英語力がぐんぐん身につく!驚異の音読指導法 54』明治図書
安木真一(2014)『英語力がぐんぐん身につく!驚異の英単語指導法 50』明治図書
■ 受講生に望むこと
ワークショップ形式で実施しますので積極的に御参加下さい。
■ 持ち物・注意事項等
特になし
13
選択A シラバス
選択講座 A Input(Reading & Listening)指導のあり方
担当講師 吉田 真美 時間数 3時間
キーワード リーディングプロセス リスニングプロセス 流暢さ ボトムアップ処理 方略
■ 講習の概要と計画
Part I リーディング指導
1. 本文内容理解の指導法概観
2. Pre reading活動
3. In-reading活動(発問、グラフィックオーガナイザー、ラウンド制指導法、等)
4. 既習事項の定着と自動化を目指した Post Reading
5. アウトプット活動としての Post Reading
Part II リスニング指導
1. リスニング指導法概観
▸ 授業内におけるリスニング指導の工夫
▸ トップダウン・インターアクティブリスニング指導法
▸ 本文指導としてのリスニング活動
2. ボトムアップリスニングとしてのディクテーション
3. メタ認知アプローチによるリスニング演習
■ 教材・参考文献
【教材】
ハンドアウト
【参考文献】
『英語リーディング指導ハンドブック』門田修平、野呂忠司、氏木直人 編(大修館)
『高校英語授業を知的にしたい −−内容理解・表面的会話中心の授業を超えて』三浦 孝、他(研究社)
『インタラクティブな英語リーディングの指導』伊東 治己(大修館)
『高校英語授業を変える!』金谷憲 編著(アルク出版)
『英語授業の「幹」をつくる本 上・下巻』北原延晃 (ベネッセコーポレーション)
『英語で英語を読む授業』卯城祐司(研究社)
“Teaching and Learning Second Language Listening: Metacognition in Action“ Vandergrift & Goh ( Routledge)
“Reading in a Second Language” W. Grabe (Cambridge University Press)
■ 受講生に望むこと
■ 持ち物・注意事項等
14
選択講座A・B シラバス
選択講座
A・B コミュニケーション力と入試に対応できる英語力を伸ばすための音読指導の理論と実際
担当講師 鈴木 寿一 時間数 3時間
キーワード 音読指導(効果・留意点) 4技能 文法力 語彙力 入試対策
■ 講習の概要と計画
【概要】
音読は教育現場でかなり行われるようになってきていますが、不適切な方法が用いられていたり、誤った指導
手順で行われていたりする場合がかなりあります。本講習では、英語によるコミュニケーション能力の基礎とな
る 4技能、語彙力、文法力を伸ばし、入試に対応できる英語力を伸ばすことが可能な音読指導の理論と留意
点、効果について講義したあと、適切な音読指導法とその手順を実際に学習者として体験していただきます。
【計画】
1. 音読指導自己診断
2. なぜ、音読指導は必要か?
3. 実際に行われている音読指導の問題点と留意点
4. 体験:目的別音読指導法
5. 質疑応答
■ 教材・参考文献
【教材】
プリント
【参考文献】
鈴木寿一・門田修平(編著)『英語音読指導法ハンドブック』大修館
■ 受講生に望むこと
日頃のご自身の授業で行っておられる音読指導について疑問があれば、j_suzuki@kufs.ac.jp 宛、
7月 20日までにお送りください。講義内で回答させていただきます。
■ 持ち物・注意事項等
特になし
15
選択講座A・B シラバス
選択講座
A・B Output(Writing & Speaking)への動機付けと実際の指導のあり方
担当講師 杉本 義美 時間数 3時間
キーワード Output の意義と必要性 自己表現 継続した課題 guided composition performance 課題
■ 講習の概要と計画
【概要】
外国語習得における outputの必要性に基づいて、授業で行うべき output活動とそれを行うための指導の工夫
について、workshopを取り入れた講習を行います。また、speaking指導と writing指導の連携についても取り上
げたいと思います。
【計画】
1. output の意義と必要性
2. 自己表現させるための指導の工夫
3. 自己表現能力を高める教材
4. 正確さを高める指導
5. speaking 及び writing と他の技能との関連
6. 4技能を統合した指導のあり方
■ 教材・参考文献
【教材】
プリント
【参考文献】
Jeremy Harmer How to Teach Writing. (Pearson Longman)
大井恭子編 『パラグラフ・ライティング指導入門-中高での効果的なライティング指導のために』(大修館書店)
Doughty, C. & Williams, J. (eds.) Focus on form in classroom second language acquisition. (Cambridge university press)
■ 受講生に望むこと
Speaking, writing 指導について日頃の悩み、疑問点があれば事前アンケートでお知らせください。
■ 持ち物・注意事項等
特になし
16
選択講座 A・B シラバス
選択講座
A・B 英語授業自己診断テストで授業改善!
担当講師 鈴木 寿一 時間数 3時間
キーワード 授業自己診断 授業改善 適切な指導 不適切な指導
■ 講習の概要と計画
【概要】
過去約 10 年間で数百回の英語授業を参観し、指導助言を行ってきました。その過程で中学・高校共に適切な
指導も増えてきている一方で、間違った指導も依然として多いことがわかってきました。その共通点を抽出して
「英語授業自己診断テスト」を開発中です。
このテストを定期的に自分に課すことによって、多忙な現職教員が自分で自分の授業を改善することが可能で
す。受講者のみなさんに事前に「英語授業自己診断テスト」にご回答いただき、講義では、教育現場での実践
から得られた実証データや英語教育学の研究成果に基づいて、その指導がなぜ適切なのか、あるいは不適切
なのか、不適切な指導はどうすれば適切になるのかを学んでいただきます。
【計画】
1. 「英語授業自己診断テスト」はなぜ必要か
2. 「英語授業自己診断テスト」正答提示
3. 主要項目の説明と改善法の提示及び体験
■ 教材・参考文献
【教材】
プリント
【参考文献】
門田修平・野呂忠司・氏木道人(編著)『英語リーディング指導法ハンドブック』(大修館書店)
斎藤栄二・鈴木寿一(編著)『より良い英語授業を目指して:教師の疑問と悩みにこたえる』(大修館書店)
鈴木寿一・門田修平(編著)『英語音読指導法ハンドブック』(大修館書店)
■ 受講生に望むこと
「英語授業自己診断テスト」は、講習初日に配布します。
時間の節約のため「英語授業自己診断テスト」は講習 1 日目終了後から本講義開始までに各自で回答を済ま
せておいてください。回答していただいていることを前提に講義を進めさせていただきます。
■ 持ち物・注意事項等
特になし
17
選択講座 A・B シラバス
選択講座
A・B より良い評価、テストを考える~生徒の基礎学力の定着を目指すために~
担当講師 杉本 義美 時間数 3時間
キーワード テスト・指導と評価の一体化 テストのフィードバック
■ 講習の概要と計画
【概要】
授業で指導したことを評価する際の基本的な考え方及びアチーブメントテストとしての英語テスト問題の作成に
ついて、具体例を提示しながらより良いテスト問題及び指導と評価の一体化について考えてみましょう。
【計画】
1. 指導と評価の一体化とは
2. アチーブメントテストとは
3. テスト問題検討、分析
4. 生徒の学習の改善を促すフィードバック
■ 教材・参考文献
【教材】
杉本義美『指導と評価の一体化を目指す英語授業の創造』(東京書籍)
プリント<当日配布>
【参考文献】
静哲人『英語テスト作成の達人マニュアル』(大修館書店)
■ 受講生に望むこと
テスト、評価について日頃の悩み、疑問点があれば事前にお知らせください。
■ 持ち物・注意事項等
特になし
18
時間割 講習内容 時間 担当者
8月 1日
(木)
9:15~ 9:25 諸連絡・説明 10分 教務部
9:30~10:20
自ら学ぶ学習者とは
50分
梅本貴豊
10:20~10:30 休憩
10:30~11:20 50分
11:20~11:30 休憩
11:30~11:50 修了試験 20分
11:50~12:40 昼食休憩(50分)
12:40~13:30
生涯学習社会における学校組織
50分
枝元益祐
13:30~13:40 休憩
13:40~14:30 50分
14:30~14:40 休憩
14:40~15:00 修了試験 20分
15:00~15:10 休憩
15:10~16:00
わが国の教育界の最近の動向
50分
梶川裕司
16:00~16:10 休憩
16:10~17:00 50分
17:00~17:10 休憩
17:10~17:30 修了試験 20分
17:30~ 文部科学省アンケート・本学独自アンケート記入 10分程度 教務部
【必修講座】 教育をより理解するための講座
本講習の目的は、三つある。まず現代の教育、特に日本の教育の現状を理解することを第一の目的とする。次
いで多様な生徒に「確かな学力」を身につけさせるためにはどのような方策があるのかを知ることを第二の目的
とする。最後に、現代の教育は学校段階終了で、終わるものではなく卒業後の学習が重要であることを認識す
ることを第三の目的とする。
この三つの目的の実現のため、各担当教員の専門を生かして講義をおこなう。
19
必修講座 シラバス
必修講座 自ら学ぶ学習者とは
担当講師 梅本 貴豊 時間数 2時間
キーワード 自ら学ぶ力 学習への動機づけ メタ認知
■ 講習の概要と計画
【概要】
教育心理学に関する知見を紹介しながら、自ら学ぶ学習者について考えてみたいと思います。
【計画】
教育心理学分野において研究が盛んな「学習への動機づけ」「メタ認知」などの観点から、自ら学ぶ学習者につ
いて考察します。
■ 教材・参考文献
【教材】
当日、プリントを配布します。
【参考文献】
当日、教示します。
■ 受講生に望むこと
「自ら学ぶ学習者」とは具体的にはどのような学習者でしょうか。一度考えてみてください。
■ 持ち物・注意事項等
筆記用具
20
必修講座 シラバス
必修講座 生涯学習社会における学校組織
担当講師 枝元 益祐 時間数 2時間
キーワード 生涯学習社会 学社融合 ネットワーク 学習 知の生成 主体性 支援
■ 講習の概要と計画
【概要】
生涯学習社会にあって「人が学ぶ」とはどういうことかに焦点を当てながら、この活動を支援する教員や社会の
システムについて考察します。
【計画】
1. 学校組織を捉える諸概念
2. 組織論から観る学校組織
3. 生涯学習社会への組織敷衍の動向
4. 「主体性」への学習支援
■ 教材・参考文献
【教材】
適宜、プリントなどを配布します。
【参考文献】
講習内容を拡張・発展させる参考文献については講習時に紹介します。
■ 受講生に望むこと
自身も生涯学習社会の構成員であることを自覚的に講習に臨んでください。
■ 持ち物・注意事項等
ノート、筆記用具
21
必修講座 シラバス
必修講座 わが国の教育界の最近の動向
担当講師 梶川 祐司 時間数 2時間
キーワード 文部科学省の施策 教育に関する各種調査結果
■ 講習の概要と計画
【概要】
わが国の教育界の最近の動向について、文部科学省文書や、種々の教育に関する調査結果をもとに紹介して
いきます。
【計画】
1. 文教施策の最新の動向
2. 各種調査結果から見たわが国の教育の現状
■ 教材・参考文献
【教材】
プリント
パワーポイント
■ 受講生に望むこと
先生の所属される校種(中学校、高等学校等)で、今どのような変化が起こっているかを想起しておいて下さい。
■ 持ち物・注意事項等
修了試験のための筆記用具が必要
22
時間割 講習内容 時間 担当者
8月 2日
(金)
9:30~11:00
教科書教材の技能統合指導~ラウンド制
語彙指導 1~音声と文字の一致を確実に
90分
杉本 義美 11:00~11:10 休憩
11:10~12:40 90分
12:40~13:30 昼食休憩(50分)
13:30~15:00
コミュニケーションのための文法指導
語彙指導 2~語彙の定着を目指す指導工夫
90分
杉本 義美
15:00~15:10 休憩
15:10~16:40 90分
16:40~16:50 休憩
16:50~17:10 修了試験 20分
17:10~ 文部科学省アンケート・本学独自アンケート記入 10分程度 教務部
【選択必修講座 1】 技能統合した英語の指導~教科書教材活用と文法指導
中・高における英語授業の改善のための講座を開設する。その目的は以下の 3点である。
1. 教科書教材を活用した、4技能統合を目指す効果的な指導。
2. コミュニケーションのための文法能力の育成及び自己表現能力を伸ばす指導の工夫
3. 効果的な語彙指導のあり方とその工夫
23
選択必修講座 1 シラバス
選択必修
講座 1 技能統合した英語の指導 ~教科書教材活用と文法指導
担当講師 杉本 義美 時間数 6時間
キーワード コミュニケーション 技能統合 ラウンド制 文法指導 語彙指導
■ 講習の概要と計画
【概要】
以下の内容を取扱い 4技能を統合する指導のあり方を提案する。
1. 教科書教材を活用した、4技能統合を目指す効果的な指導。
2. コミュニケーションのための文法能力の育成及び自己表現能力を伸ばす指導の工夫
3. 効果的な語彙指導のあり方とその工夫
【計画】
1. 技能統合した教科書教材の扱い方
2. 語彙の導入・練習
3. 文法指導のあり方~コミュニケーションのための文法指導
4. 語彙の定着に向けた継続的な語彙指導
■ 教材・参考文献
【教材】
「中学校英語授業指導と評価の実際~確かな学力をはぐくむ」 (杉本義美)《大修館書店》
プリント配布
【参考文献】
「中学校英語授業ハンドブック」(金谷 憲編)《大修館書店》
「高等学校英語授業ハンドブック」(金谷 憲編)《大修館書店》
■ 受講生に望むこと
Workshop を中心とする講座なので、積極的に主体的に講座に参加してほしい。
■ 持ち物・注意事項等
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時間割 講習内容 時間 担当者
8月 3日
(土)
9:30~10:20
生徒指導の歴史を概観することで現在の課題を認
識する
50分
梶川 裕司
10:20~10:30 休憩
10:30~11:20 50分
11:20~11:30 休憩
11:30~11:50 修了試験 20分
11:50~12:40 昼食休憩(50分)
12:40~13:30
子どもの心の琴線にふれる生徒指導
~学校現場の実践から~
50分
長者 善高
13:30~13:40 休憩
13:40~14:30 50分
14:30~14:40 休憩
14:40~15:00 修了試験 20分
15:00~15:10 休憩
15:10~16:00
特別支援教育の現状と課題
~次期学習指導要領を見据えて、
個への支援と学級経営を考える~
50分
山田 小百合
16:00~16:10 休憩
16:10~17:00 50分
17:00~17:10 休憩
17:10~17:30 修了試験 20分
17:30~ 文部科学省アンケート・本学独自アンケート記入 10分程度 教務部
【選択必修講座 2】 学校をめぐる近年の状況の変化
-生徒指導の諸問題の現状と対応(発達障がい児童生徒への対応を含む)-
生徒指導にかかわる喫緊の課題について、生徒指導領域の実践的・理論的分野を専門とする 3 人の講師が、
それぞれの専門分野について講習をおこなう。
主な内容としては(1)生徒指導上の諸問題の現状を概観する、(2)問題行動にどのようにかかわるか、(3)発達
障害を持つ生徒とどうかかわるかである。なお本講座最終講では、それぞれの受講者が抱える生徒指導上の
課題に関するディスカッションまたは意見交換を行う予定である。
25
選択必修講座 2 シラバス
選択必修
講座 2 生徒指導の歴史を概観することで現在の課題を認識する
担当講師 梶川 裕司 時間数 2時間
キーワード 生徒指導の歴史 問題行動の変遷 生徒指導の現在の課題
■ 講習の概要と計画
【概要】
本選択講座への導入及び現在の生徒指導を歴史的に概観することから、現在の重要課題は何か、その対応
はどのように考えられているのかを理解する。
【計画】
私の担当する時間は、生徒指導の在り方の歴史的変遷を知ることにより、受講者各位が、現在、持っておられ
る生徒指導の課題について、解決への糸口を発見してもらうことを目的としています。そのために第 2次世界大
戦終結により始まった今日的な意味での生徒指導がどのような状況の中、どのような理念で始まったのかを当
時の資料を示しつつ、実感していただきたいと思います。ついで日本の社会が激変するなかで、児童生徒がど
のように変わり、生徒指導がそれにどのように対応してきたのかを各種資料をもとに振り返ることで、現在の状
況を再確認していただきたいと思います。
■ 教材・参考文献
【教材】
当日、教材となる資料を配布します。
【参考文献】
文科省「生徒指導提要」
上記以外の参考文献は、当日配布資料に掲載します。
■ 受講生に望むこと
本講座を受講する前に、ご自身の持つ生徒指導上の課題について文章化しておかれると、さらに受講が意義
のあるものになると思います。
■ 持ち物・注意事項等
筆記具は必須。
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選択必修講座 2 シラバス
選択必修
講座 2 子どもの心の琴線にふれる生徒指導 ~学校現場の実践から~
担当講師 長者 善高 時間数 2時間
キーワード 心を育てる生徒指導 自尊感情 規範意識
■ 講習の概要と計画
【概要】
荒れた学校を「世界でいちばん通いたい学校に」を目標に取り組んだ実践を理論的に解説します。
(全校種に参考になります)
【計画】
1. 「世界でいちばん通いたい学校づくり」の取組報告
2. 「やる気」を出させるワークショップ
■ 教材・参考文献
【教材】
プリント
パワーポイント
【参考文献】
当日教示します。
■ 受講生に望むこと
教育についてのあなたが「がんばっていること」「がんばってみたいこと」「夢」などを
一度考えてみてください。「やる気」を出させるワークショップで使います。
■ 持ち物・注意事項等
ノート・筆記用具が必要
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選択必修講座 2 シラバス
選択必修
講座 2
特別支援教育の現状と課題
~次期学習指導要領を見据えて,個への支援と学級経営を考える~
担当講師 山田 小百合 時間数 2時間
キーワード 特別支援教育の理念 LD等発達障害 個別支援と学級経営 具体的支援
学校組織での体制作り 障害者差別解消法
■ 講習の概要と計画
【概要】
平成 19 年特別支援教育が始まり、11 年が経ちました。学校現場では、この教育理念がどのように進められて
きたのかを明らかにし、その上で、今課題になっていることは何か、さらに子ども達にどのような教育が必要な
のかを学んでいただきたいと思います。また、平成 28年 4月から「障害を理由とする差別の解消の推進に関す
る法律」(障害者差別解消法)施行されました。この法律では、「不当な差別的取扱い」と「合理的な配慮をしな
いこと」が、差別になると謳われています。私たちの学校現場で考えなければならないことは何かを探ってみた
いと思います。また、3 月には、次期学習指導要領が告示されました。次代を担う子どもたちにつけなければな
らない力とは何か、特別新教育の視点から考えます。
【計画】
1. 特殊教育から特別支援教育へ
2. 京都市の総合育成支援教育
3. 教室の中での「困り」と具体的支援
4. 個別支援と学級経営
5. これからの特別支援教育(障害者差別解消法を踏まえて)
■ 教材・参考文献
【教材】
プリント
パワーポイント
■ 受講生に望むこと
在籍児童生徒の 6.5%は発達障害もしくは、その傾向があるといわれています。
学級の中で一つでも具体的実践にいかしていただけたらと思います。
■ 持ち物・注意事項等
特になし
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基礎的な英語を中心に、教室に戻ってすぐに活用できる講座です。
時間割 講習内容 時間 担当者
8月 3日
(土)
9:30~11:00
絵本を活用した効果的な指導の実際
~workshop を通して
90分
田縁 眞弓
11:00~11:10 休憩
11:10~12:20 70分
12:20~12:30 休憩
12:30~12:50 修了試験 20分
12:50~13:40 昼食休憩(50分)
13:40~15:10
チャンツを活用した効果的な指導の実際
~workshop を通して
90分
山本 玲子
15:10~15:20 休憩
15:20~16:30 70分
16:30~16:40 休憩
16:40~17:00 修了試験 20分
17:00~ 文部科学省アンケート・本学独自アンケート記入 10分程度 教務部
【選択必修講座 3】 小学校英語指導力向上講座~子どもが輝く小学校外国語活動をめざして
指導者の授業力アップのための方策を workshop 形式等で紹介し、指導者が本講座修了後の外国語活動の授
業で活用できるようにサポートする。英語の音声に慣れ親しませるための絵本やチャンツの活用を中心に、実
際の授業場面でのデジタルコンテンツ等の活用についても講習を設定する。
29
選択必修講座 3 シラバス
選択必修
講座 3 絵本を活用した効果的な指導の実際~workshop を通して
担当講師 田縁 眞弓 時間数 3時間
キーワード 小学校英語活動 読み聞かせ ティーチャートーク 文字指導
■ 講習の概要と計画
【概要】
小学校英語活動の中で取り入れる絵本の指導に関して、そのねらいに合わせた選書の視点とそのねらいを達
成するためにどのような活動が相応しいかを考えます。また、読み聞かせを行う場合に必要な英語力とティーチ
ャートークを学ぶワークショップを行い、それが絵本指導以外にも生かせるようにしたいと思います。
絵本は、日本語と異なった英語の音声にたくさん慣れ親しませたり、外国の文化に触れさせたりなど様々な使
い方があります。本講義では、初めて文字に出会わせる貴重な教材として絵本を生かすにはどうすればよいの
か、小学校における文字指導の具体的な方法についても提案したいと思います。
【計画】
1. 小学校英語活動のねらいと絵本の選書
2. ねらいにあった活動の方法 授業内での取り入れ方、モジュールでの指導
3. 読み聞かせとティーチャートーク(実習)
4. 絵本とフォニックスジングルを用いた文字指導の実際
■ 教材・参考文献
【教材】
プリント配布
たくさんの絵本を講師が持参し実際に手に取って実習します。
【参考文献】
小野尚美・高梨庸雄『「英語の読み書き」を見直す』金星堂(2014)
ゲイル・エリス『先生、英語のお話を聞かせて!小学校英語「読み聞かせ」ガイドブック』玉川大学出版(2008)
田縁眞弓・松香洋子『We can phonics workbook 1』Mc Grawhill(2011)
■ 受講生に望むこと
お気にいりの英語絵本、使い方がわからない絵本などがあればお持ちください。
■ 持ち物・注意事項等
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選択必修講座 3 シラバス
選択必修
講座 3 チャンツを活用した効果的な指導の実際~workshop を通して
担当講師 山本 玲子 時間数 3時間
キーワード 小学校英語活動 チャンツ 発音とプロソディ
■ 講習の概要と計画
【概要】
子どもの身体性を生かした指導として、発音・プロソディ指導が特に重要である理由を理論的に解説すると共
に、効果的な発音指導のあり方を中心に、小学校に望まれる授業のあり方を提案します。指導者が自分の発
音にも自信を持って授業ができるよう、チャンツを活用した workshop 形式を取り入れながら、指導者の授業力ア
ップのための方策を紹介し、指導者が本講座修了後の外国語活動の授業で活用できるようにサポートする講
座です。
【計画】
1. 小学校外国語活動で求められる発音・プロソディ
2. 発音指導とフォニックス(文字と音の関係)の違い
3. コドモ力を発揮してチャンツに挑戦(実習)
4. チャンツを活用した発音指導法
■ 教材・参考文献
【教材】
プリント配布
【参考文献】
授業中に紹介します。
■ 受講生に望むこと
「英語の発音に自信がない、でも子どもたちの音の感覚がすごいことはわかる」と思っておられる先生に、ぜひ
受講していただきたいです。
■ 持ち物・注意事項等
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時間割 講習内容 時間 担当者
8月 3日
(土)
9:20~ 9:30 諸連絡・説明 10分 教務部
9:30~11:00
情報化社会における教育の問題
ICT を活用した教育方法
90分
村上 正行 11:00~11:10 休憩
11:10~12:40 90分
12:40~13:30 昼食休憩(50分)
13:30~14:50
ICTを活用した教育方法の設計・発表
80分
村上 正行
14:50~15:00 休憩
15:00~16:20 80分
16:20~16:30 休憩
16:30~16:50 修了試験 20分
16:50~ 文部科学省アンケート・本学独自アンケート記入 10分程度 教務部
【選択必修講座 4】 情報社会における学校現場での ICTの活用と対応
本講座では、グループワークやパソコンを使った演習をまじえながら、次の 2点について学びます。
1 点目として、情報社会の中でスマートフォンやインターネット、LINE などと、どのように関わっていけばよいの
か、生徒、教員、保護者の 3つの側面から考えます
2点目として、パソコンやタブレット、電子教科書など ICTを活用した教育の実践的な方法について学び、活用方
法を考えます。
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選択必修講座 4 シラバス
選択必修
講座 4 情報社会における学校現場での ICTの活用と対応
担当講師 村上 正行 時間数 6時間
キーワード スマートフォン LINE ICT 活用 アクティブラーニング
■ 講習の概要と計画
【概要】
近年の ICT(Information Communication Technology)の急速な発展に伴い、子どもたちを取り巻く社会の状況も大きく
変化しています。まず、情報社会の中で、スマートフォンやインターネット、LINE やソーシャルメディア(twitter、
Facebook)などと、どのように関わっていけばよいのか、考えます。そして、パソコンやタブレット、電子教科書など
ICT を活用した教育方法について学び、演習を交えながら活用方法について考えます。
【計画】
▸ 情報化社会における教育の問題
▸ 情報モラル、ネットいじめ
▸ LINE・ソーシャルメディア・ソーシャルゲーム
▸ ICT を活用した教育方法と実践例
▸ ICT を活用した教育の計画・設計
■ 教材・参考文献
【教材】
プリント
PowerPoint スライド
【参考文献】
稲垣忠・鈴木克明「授業設計マニュアル Ver.2: 教師のためのインストラクショナルデザイン」北大路書房
藤川大祐「いじめで子どもが壊れる前に」角川 one テーマ 21
藤川大祐「ケータイ世界の子どもたち」講談社現代新書
土井隆義「つながりを煽られる子どもたち」岩波書店
竹内和雄「スマホチルドレン対応マニュアル」中公新書ラクレ
■ 受講生に望むこと
スマートフォンやソーシャルメディア、学校での ICT活用に対するご意見について考えてきてください。
■ 持ち物・注意事項等
33
Q & A
Q1 更新講習の申し込みをする際、受講対象者であることの証明は誰にしてもらえばよいですか。
A 現職教員の方は、勤務先の校(園)長です。それ以外の方については、立場によって異なります。本学の
受講者募集要項に記載の受講申込書記入例および、記入方法についての説明をご確認ください。
Q2 過去に教員として勤務していましたが、現在は退職しています。更新講習を受講することはできますか。
その場合、申込書の証明者記入欄はどうすればよいですか。
A 教員経験者は、現在勤務していない方でも更新講習を受講できます。勤務時の任命または雇用してい
た者(教育委員会等)または、勤務していた校(園)の校(園)長の証明を受けてお申し込みください。 ・
Q3 教員免許状(旧免許状)を所持していますが、今まで教職に就いたことはありません。
このたび、教職に就くことになり、受講対象の生年月日にあたるのですが、受講する必要はありますか。
A
教職に就くのであれば、免許状更新講習を受講・修了することが必要です。申込書の証明者記入欄に
は、任用する可能性のある任命権者(教育委員会や内定先等)または雇用者の証明を受けてお申し込
みください。
Q4 更新に必要な 30時間のうち一部を受講することはできますか。
A 必修領域の講習と選択必修領域の講習は各 6時間を受講してください。選択領域の講習は 1講習 12
時間又は 18時間のいずれかを選んで受講できます。
Q5 選択必修領域と選択領域の講習は、自分の担当教科でないものを選んでもよいのでしょうか。
A 選択講座は、外国語を担当する教員及び小学校外国語活動を担当する教員を対象とします。また、選
択必修講座1・3は、小学校、中学校・高等学校(英語科)の教諭を対象とします。
34
Q6 結婚して姓が変わりました。どちらの氏名で申し込めばよいですか。
A
履修証明書・修了証明書は、受講申込書に記載の氏名で発行します。免許状が旧姓のままで、履修証
明書や修了証明書の姓と異なる場合は、証明書類等を添付することで免許状の更新手続きが可能とな
る場合があります。更新手続きや免許状の書き換え等の手続きの詳細については、免許管理者へお問
い合わせください。
Q7 非常勤講師として現在 2校に勤務しています。両方の校長の証明が必要でしょうか。
A どちらか 1校の校長の証明で結構です。
Q8 申込書の証明者記入欄に「証明書類の添付でも可」とありますが、どのような書類ですか。
A 申込書の証明者記入欄と同様の内容が記載してある書類を添付してください。教員勤務経験者は在職
証明書でも可能です。
Q9 講習会場へ自家用車で行くことはできますか。
A 本学キャンパス内での駐車はできません。公共交通機関をご利用ください。
Q10 諸事情で受講辞退や欠席をする場合の扱いはどうなりますか。
別日程の講習、次年度の講習へ振り替えることはできますか。
A
入金後に受講を辞退される場合は、入金額から事務手数料(1,000円)を差し引いて受講料を返金しま
す。講習会開始後の受講料の返還はできません。
講座の一部を欠席した場合は修了できません。また、別日程の講座への振替もできません。次年度以
降の受講には新たに申込みが必要です。
35
本学には駐車場がございませんので、自家用車での来学はご遠慮頂き、公共の交通機関をご利用ください。
京都外国語大学 教務部 資格課程推進室(免許更新講習担当)
〒615-8558京都市右京区西院笠目町 6 〈TEL〉075-322-6764 / 〈FAX〉075-322-6247
〈E-mail〉 shikaku@kufs.ac.jp 〈HP〉 http://www.kufs.ac.jp
<事務取扱時間:月~土 9:00~17:00>
→ 阪急電車「西院駅」から、西へ徒歩約 15分
「西大路四条(西院)」から市バス 3・8・28・29・67・69・71
に乗車、「京都外大前」で下車(乗車時間約 5分)
→地下鉄東西線「太秦天神川駅」
3番出口から南へ徒歩約 13 分
→JR「京都駅」
烏丸口から、市バス 28に乗車、「京都外大前」で下車
(乗車時間約 30分)
または、京都バス 81・83に乗車、「京都外大前」で下車
(乗車時間約 30分)
八条口から、市バス 71に乗車、「京都外大前」で下車
(乗車時間約 30分)
問い合わせ先
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