「中央分水嶺高島トレイル」2012snow-country.jp/pdf/takashimatrail.pdf · 2012-03-24 ·...

Post on 28-Jun-2020

0 Views

Category:

Documents

0 Downloads

Preview:

Click to see full reader

TRANSCRIPT

琵琶湖水源の森

「中央分水嶺高島トレイル」2012

高島トレイル運営協議会

前川 正彦

滋賀県高島市の位置

日本列島の中央部

主な街道

面積:693K㎡ (森林面積 約70%)

人口: 約54,000人

平成17年1月1日 高島市誕生

福井県

京都府

琵琶湖に注ぐ水の40%

“琵琶湖水源の森”

≪四季折々の自然からのおもてなし≫

全国でも例を見ない 11 の百選 が存在する高島市!!

日本の白砂 青松 100選(マキノ・今津:湖西の松林) 日本の渚百選(高島:萩の浜) 快水浴場百選(マキノ:マキノサニービーチ) 日本の滝百選(高島:八淵の滝) ≪昭和 62年選定((社)日本の松の緑を守る会 )≫ ≪平成 8年選定(日本の渚百選中央委員会 )≫ ≪平成 18年選定 (環境省 )≫ ≪平成 2年選定(緑の文芸学会・グリーンルネッサンス

緑の地球防衛基金)≫

水の郷百選(マキノ) 未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産 百選(安曇川:北船木 やな) 日本の花の百名山(マキノ:赤坂山)

≪平成 12年選定(国土交通省)≫ ≪平成 18年選定(水産庁)≫ ≪(株)山と渓谷社 決定版花の百名山登山ガイド≫

日本の紅葉百選(朽木:生杉ブナ原生林) 日本のさくら名所百選(マキノ:海津大崎のさくら) 新・日本街路樹百景(マキノ:メタセコイヤ並木) 日本の棚田百選(高島:畑)

≪不詳≫ ≪平成 2年選定(財)日本のさくら会≫ ≪平成 6年選定 (読売新聞社)≫ ≪平成 11年選定(農林水産省)≫

中央分水嶺高島トレイルの誕生

高島市

全長80Kmのロングトレイルの誕生

12の峰と12の峠

中央分水嶺

18年9月~10月  地元関係者による全ルート現地調査

ルートの現状・課題の把握

『ロングトレイル構想』の実現に向けて

19年5月22日 トレイルルートの道標整備

道標整備

陸上自衛隊隊員・地域山岳会・市役所職員等 88名

          ・・・ボランティアとして参加

保全と活用組織の結成

トレイルの豊かな自然と歴史文化を後世に受け継ぐ大切な資源として、トレイルの保全と活用を図り、観光を切り口に地域の「なりわい」を築き地域の活性化を図る。

高島トレイル運営協議会

(平成19年8月 結成)

●維持管理・・・継続利用を図り、利用者の安全確保

●トレイルの活用・・・トレイルを活用するためのツアーイベント企画運営

          ・旅行会社、アウトドアメーカーのイベントツアー誘致

          ・パンフレット、ルートマップの作成

●利用マニュアル・・・利用者に対するルールやガイドラインの作成

●人材育成・・・案内及びトレイル環境の監視と指導人材養成(認定制度)

高島トレイル80Km踏破5日間

(8/31~9/4)

8/31国境~抜土(18Km)9/1抜土~水坂峠(19Km)

9/2水坂峠~横谷越(13Km)

9/3横谷越~おにゅう峠(16Km)

9/4おにゅう峠~桑原(14Km)

『高島トレイルオープニング』自然と人の共生と地域の活性化を目指し

全国より560人が参加

「シンポジューム」

「エクスカーション」

高島トレイルの魅力

振り向けばびわ湖、見下ろせば日本海

豊臣秀吉

徳川家康

高島トレイルの特徴

古道を活かした手作りの登山道自然を活かしたネイチャートレイル

自然と歴史を存分味わう「複合遺産的トレイル」

芦生杉とブナ林混生林

鯖 街 道

高島トレイルの四季

~ 春 ~

シャクナゲ

キンキマメザクラ オオバキスミレ

オオイワカガミ

トクワカソウ

~ 夏 ~

高島トレイルの四季

~ 秋 ~

芦生杉

高島トレイルの四季

~ 冬 ~

高島トレイルの四季

高島トレイルを活かした地域づくり

高島トレイル運営協議会ガイド~トレイルの魅力の案内と保全監視~

日本山岳ガイド協会認定ガイド

地元ガイド   団体登録• 登山ガイド ステージⅡ  3名• 自然ガイド ステージⅡ  7名外部有識者  入会予定・登攀ガイド   1名・山岳ガイド   1名          計12名月1回ガイド講習会実施旅程管理業務主任修得 2名

テーマ お客様に少しでも感動が与えられるように無理の無いツアーを行なう。

ガイドの心得• ウエアリングに関しては常に身嗜みをしっかりとする。 ガイドウエアの汚れ 帽子汗のシミ 注意

• 汗臭さを出来るだけ抑える工夫(アンダー) お客様に不快感を与えない

• バックパックは綺麗にパッキングし担ぐ• 歩行速度は常に気にする 特に冬期遅く• お客様に感動を与える努力 一方的に話さない 自己満足ガイドはダメ  思い込みはダメ

• 地元の方言の訂正はいらない 意味を話しながらガイディングする

• 頭には常に想定以上のリスクを於いておく• ロープ・ヘッドランプ・ファーストエイドなど常にチェックする

高島トレイルオリジナルグッズ

~トレイルの魅力と安全なトレッキングを~

【公式ガイドブック】 【トレイルマップ】 【踏破パスポート】 【パンフレット】

【踏破記念手ぬぐい】

地域の活性化に向け

  ≪主催イベント・ツアー≫◎日帰りトレッキング ◎山ガールツアー◎全ルートハーフスルーハイク◎トレイルフェスティバル

   ≪イベント・ツアー誘致協力≫◎サンケイ旅行      ◎毎日新聞旅行◎クラブツーリズム名古屋 ◎BBA◎ジェイケイトラベル  ◎関西ツーリスト

地域経済への寄与

◎地元観光施設(宿泊施設・特産品販売施設・飲食店etc)への経済波及

 ◎新たな商品の開発・・・トレッキング弁当

 ◎トレイルマップは必ず購入

 ◎道の駅でお土産を買っていただく

トレイル弁当

協議会ツアー実施とメディア発信・イベント構築

 ウエアリング講習会風景

協議会主催山ガール特化イベント企画

トレッキングで友達づくり

水源域を歩くをテーマに若者たちに自然のいとなみや大切さを重視したガイド内容を中心に行い夜はパーティーで盛り上げた。

1年に2回開催 男女各20人が参加 満員御礼

高島トレイルを歩きながら『一生モノ絆』をつくる大イベント

観光庁支援事業モニターツアー実施

今後の展開と戦略

• 地元ガイドが案内するコアなツアー(ルート外への案内、特別地域 カメラ・ナビ・電話禁止)

• 少人数でのツアーを実施(顧客確保)同時に宿泊型へ移行。トレイル外の近隣の山とのジョイント

• お気に入りユーザーの確保• ビギナーのためのトレッキング教室(楽しく学ぶが基本)を多く企画する

• エコツーリズム(歴史)の部分を特化したツアー 里山の散策やびわ湖でのカヌーツアー

2012年上期(9月)高島トレイルツアー

• 日帰りトレッキング

 5回実施 参加料金6,000円

 (ガイド料・お弁当代・バス代・保険料)  募集人員45名・最小14名

• 日帰りトレッキング  市民向け実施

  市民への認識強化と関心  度を上げる

• トレイルスルー前半上級者向け40km縦走

 5月3日~5日参加料金10,000円

 他全て自己負担 ・レンタルテント 4,000円定員20名・最小12名

• ショートスルー上期プラン初級者向け

 9月29日~30日参加料金9,000円

 サポート体制が充実!不要な荷物

 テント・水は野営地に運びます

 下山後温泉入浴付・レンタルテント 3,000円

中央分水嶺・高島トレイル

《ガイドライン》

中央分水嶺において、人と自然の共生をめざし、持続可能な使用ができるようガイドラインを定める。

●中央分水嶺の豊かな自然を守り優れた歴史的文化を伝えて いきます。

●水源の森であることを誇りとして、保全と発展に努めます。

●人と人のつながりを大切にし、多くの出会いを通じて地域の活性化に貢献します。

4月最終土曜日各登山口にて一斉清掃啓発運動

• 袋の配布・回収コンテナ

高島市遭難防止対策協議会の設立

           構成メンバー

会  長  高島市副市長           竹脇 義成

副会長  高島トレイル運営協議会長   前川 正彦

高島警察署地域課       高島市

高島トレイル運営協議会     政策部綜合防災課

高島市スキー場協議会     産業経済部観光振興課

高島市消防本部警防課     マキノ支所・今津支所

                    安曇川支所・朽木支所

                    高島支所・新旭振興室

今後の運営課題と解決

• 山岳遭難及び事故が発生したとき速やかに対処できる体制つくり

 日本山岳ガイド協会認定ガイド10名と共にロープワーク読図などの講習会を実施した。

• 適宜登山道整備と道標及び案内テープの確認 12月・4月・5月ルート整備及び道標確認実施

遭難事故等発生原因の検討会議の実施

中央分水嶺・高島トレイルへのご声援を・・・

ご清聴ありがとうございました

top related