soft layerを使ってみた体験レポート 140730

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第2回札幌SoftLayer勉強会140730資料④

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SoftLayerを使ってみた!

アドバンスペイ株式会社

ネットワーク事業部 リーダー

川岡 潤

1

会社概要

社 名 アドバンスペイ株式会社 http://www.advanspey.com/

advanSPEY Co ., Ltd. 所在地 〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西8-2-24 桂和大通ビル30 4階 電話:011-232-3338 FAX:011-232-2226 設 立 2008年4月1日 資本金 950万円 代表者 代表取締役 勝野直義 顧問 清原徹二 総務省 財団法人 電気通信振興会 前理事

株式会社 新社会システム総合研究所 取締役 社団法人 日本バングラデッシュ協会 理事

電気通信事業 届出番号 J-20-461 事業内容 ネットワークコンサルティング・構築・保守・運用 ホスティング システムコンサルティング・企画・開発 営業支援 ネットワーク・オープンソース教育

2

• 動画配信サービス (AWS)

• ソーシャルゲーム(GMOクラウド、IDCフロンティア)

• オンラインゲーム (AWS、INET)

• プライベートクラウド環境(約200VM規模)

など

主なクラウド構築実績

3

Internet

今回構築した環境

バックアップ (Webコンテンツ)

仮想サーバ イメージテンプレート

仮想サーバ2台 (Apache+PHP)

サーバ監視

NAS (Webコンテンツ配置)

ロードバランサー

4

参考:SoftLayerの申込み

30日間の無料トライアル実施中。

期間中使えるのは仮想サーバ1台。

有志の方が詳しい申し込み手順を書いてくれています。

「SoftLayer 申し込み」でググりましょう。

「まだプログラマーですが何か?」のサイトにジャンプ。

申込みフォームは全て英語。若干敷居高し。

その他

・クレジットカードが必要

・本人確認のため? 英語で電話がかかってくるとかこないとか

5

ちなみにわたしに電話はこず、メールでアカウントが送られてきました。

電話が来ると思ってドキドキしていましたが・・・

6

仮想サーバをさわってみた

送られてきたアカウントを使ってポータルへログインします。

表示されたIPアドレスへSSHでアクセス。

※デフォルトはrootログイン可。しかるべき対策をしましょう。

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今回はシンガポールのサーバを選択。

ご近所のサーバを触っているような感覚!感度良好!

仮想サーバ@シンガポールの1GBのファイルを、自社サーバ@札幌からscpで持ってくると約4分で終了。

いろいろと早いです!

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検証を終え

検証が済んだら仮想サーバの電源を落と…

すだけじゃダメなんです!!

経理「川岡さん、IBMから請求きてるんだけど?」

私 「またまたご冗談を」

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トライアルの罠

え…?だって無料って言ったじゃないですか…

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仮想サーバの電源を落としても、トライアル

期間終了後は課金されます。

課金を停止する場合は仮想サーバを選択して

Action > Cancel Device

を実行しましょう!

トライアルをトライアルで終わらせるために

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Internet

本番環境を構築してみた

バックアップ (Webコンテンツ)

仮想サーバ イメージテンプレート

仮想サーバ2台 (Apache+PHP)

サーバ監視

NAS (Webコンテンツ配置)

ロードバランサー

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スケールアップは簡単。リソース一つ一つに対して操作が必要なようです。

スケールアップしてみた

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メモリをスケールアップしてみます。

サイズはもちろん反映するタイミングを指定できるようです。

※immediatelyの場合は確定後すぐにサーバがパワーオフされます。

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メモリ:約5分

CPU :約10分

※処理中はサーバ停止状態

参考:スケールアップに要した時間

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Internet

バックアップ (Webコンテンツ)

仮想サーバ イメージテンプレート

仮想サーバ2台 (Apache+PHP)

サーバ監視

NAS (Webコンテンツ配置)

ロードバランサー

サーバをテンプレート化してみた

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1台目のサーバの構築が終わったらもう1台のサーバを作るためにテンプレート化します。

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テンプレート作成を実行するとサーバがパワーオフされます。

イメージが作成されたあとサーバは自動で起動します。(約10分)

パワーオフに同意しますにチェック

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Internet

バックアップ (Webコンテンツ)

仮想サーバ イメージテンプレート

仮想サーバ2台 (Apache+PHP)

サーバ監視

NAS (Webコンテンツ配置)

ロードバランサー

テンプレートから2台目を作ってみた

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月額課金か時間課金か選択

※月額の方が少し割安

さきほど作ったテンプレートを使って2台目のWebサーバを作ります。

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データセンターやスペックを選んでオーダーを確定します。

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作成されるまでちょっと待ちます。

いざデプロイ

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作成されるまで少し待ちます。

いざデプロイ中

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作成されるまでもうちょっと待ちます。

まだデプロイ中

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30分経過…ってPENDING?

デプロイ中?

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うわっ…デプロイに時間かかりすぎ…?

※画像はデプロイと関係ありません。

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困った時も大丈夫。

強い味方、サポートチャットがあります!

サポートに問い合わせてみた

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あちら「Hello,」

こちら「お、おう・・・」

知ってる単語を並べてなんとか乗り切りました。

最終的にちゃんとデプロイされました。

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チケットを使ってみた

Live Chat以外にもサポートがあります。

わからないことがあればチケットを発行しましょう。

レスポンスは早いです。発行後すぐに回答をもらえることも。

もちろん英語。翻訳サイトが強い味方になります。

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Internet

バックアップ (Webコンテンツ)

仮想サーバ イメージテンプレート

仮想サーバ2台 (Apache+PHP)

サーバ監視

NAS (Webコンテンツ配置)

ロードバランサー

サーバ監視を使ってみた

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Webサイトのアクセス数を監視したいので、Premiumをオーダーし

ます。

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ここからオーダーします。

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Premium Applicationをオーダーしました。

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仮想サーバ側で監視エージェントをインストールします。

# wget http://downloads.service.softlayer.com/nimsoft/NIMSOFT_LINUX_64.tar.gz

# tar zxvf NIMSOFT_LINUX_64.tar.gz

# cd NIMSOFT_LINUX_64

# ./install.sh

Tomcatの監視をする場合はopenjdkが必要。

64bit Linuxの場合はglibc.i686 やnss-softtokn-freebl.i686が必要。(かもしれない)

監視で使用するポートの開放が必要。

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詳しくは”KnowledgeLayer”に書いてあるのでチェックしましょう。

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次に監視設定を行います。

CPU、メモリ使用率などの監視対象の設定、しきい値の設定、しきい値を超えた場合のメール通報先などが設定できます。

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パーティション使用率のグラフを表示します。対象パーティションを選択してDraw Graphを押下します。

グラフを表示してみた

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えーっと……?

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実際の使用率とマッチしてないし… サポートに調査してもらっていますが現在も原因不明。

このほかにもネットワークトラフィック監視のグラフが表示されなかったりと、今回構築

した環境では不具合が多いです。

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Internet

バックアップ (Webコンテンツ)

仮想サーバ イメージテンプレート

仮想サーバ2台 (Apache+PHP)

サーバ監視

NAS (Webコンテンツ配置)

ロードバランサー

NASを使ってみた

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Webコンテンツ保管用にNASをオーダーします。ちなみにCIFSです。

NASのホスト名

サーバ起動時にマウントするよう/etc/fstabにNASのホスト名などを追記します。

データセンター、サイズを選択

※支払いは月額のみ

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Internet

バックアップ (Webコンテンツ)

仮想サーバ イメージテンプレート

仮想サーバ2台 (Apache+PHP)

サーバ監視

NAS (Webコンテンツ配置)

ロードバランサー

ロードバランサーを使ってみた

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負荷分散のためLBをオーダーします。

データセンター、スペックを選択

※支払いは月額のみ

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ロードバランサーにIPアドレスが付与されます。Webサイトを公開する場合はこのIPをAレコードへ紐付けると良いでしょう。

111.222.333.444

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どのサービスをどのように分散するのか設定します。

ソースIPによる振分けなど

いろんな方式があります。

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振分け先のサーバを追加します。とても簡単。

オーダーから10分もあればLBの全設定は終わるでしょう。

2台の端末からLBのIPへアクセスするとちゃんとサーバ2台へ振り分けられました。

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Internet

バックアップ (Webコンテンツ)

仮想サーバ イメージテンプレート

仮想サーバ2台 (Apache+PHP)

サーバ監視

NAS (Webコンテンツ配置)

ロードバランサー

バックアップサービスを使ってみた

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Webコンテンツ用にバックアップサービスをオーダーします。

NASをマウントしているサーバからAddします。

NAS内のデータを直接バックアップすることはできないようです。

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データセンター、サイズを選択

※支払いは月額のみ

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バックアップの管理画面へアクセスするにはVPN接続が必要。

(要VPNアカウント作成)

IEかFirefoxを使いましょう。Chromeは認証画面未対応?

オーダーまずはVPN接続

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認証をパスするとPCへプライベートIPアドレスが割当てられます。

仮想サーバへバックアップエージェントをインストールする必要があります。

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バックアップの管理画面へアクセスします。

いざアクセス

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今度はバックアップサービス(Evault)の認証です。

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ログイン後の管理画面はこのような感じ。

設定はすごく簡単です。

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バックアップするディレクトリ、ファイルを直感的に選択できます。

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バックアップ時間の設定もご覧の通り簡単です。

(実施時間はエージェントのタイムゾーン?)

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リストアするファイルを選択して実行するだけ。とても簡単。

リストアしてみた

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課金体系に注意。仮想サーバは時間課金、月額課金があるが、NAS、バックアップ、LBは月額。(月の途中で解約しても返金されない?)

期間限定イベント等でSoftLayerのサービスを使用する場合は「いつ何を停止する」かお客様と調整しておく。そうしないと「停止したのに今月もお金かかってるんだけど?」になりかねない。

仮想サーバの電源落としても課金は続くので、停止する場合はAction > Cancel Device からキャンセルする。

ロケーションによっては仮想サーバ作成時に「サーチャージ」がかかります。シンガポールの場合(1サーバあたり)$20/月。

SoftLayerを利用する際に気を付けること

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時すでに遅し

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個人的なサーチャージのイメージ

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SoftLayerの良いところ UIがシンプル

シンガポールにあるはずなのに近所に感じるほどレスポンスが良い

料金体系がわかりやすい

NW課金をほぼ考慮しなくてよい(インターネットへのOutboundが5TBまで無料 ※VirtualServerの場合)

サポートが24x365(英語だけど)

サポートのレスポンスが早い(英語だけど)

もうちょっと…というところ(上から目線でスミマセン!) 監視(Premiumに限った話?)が微妙…仮想マシンで監視サーバ構築したほうが

いいかもしれないというのが率直な感想

イメージテンプレートからのデプロイ時間が長い(今回のケースだけだと信じたい)

英語前提。もっと勉強しておけばよかった。

日本語サポートが無い これからに期待します!

最後に

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