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Android端末へのインストール手順

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1章 Android端末へのインストール 1

1.1 Android端末（実機）へのインストール 2 1.1.1 Android端末（実機）の設定 2 1.1.2 PCとの接続 3

1.2 Androidアプリのインストール（デバッグ版） 6

1.3 Androidアプリのインストール（リリース版） 11 1.3.1 エクスポート～リリース用APKファイルの作成～ 11 1.3.2 リリース版アプリ（APKファイル）のインストール 14

1.4 トラブルシューティング 15

1.5 Android端末でのアンインストール 20

第1章 1.1 Android端末（実機）へのインストール



1章 Android端末へのインストール

本章の学習では、Androidアプリケーションを実際のAndroid端末へインストールする方法を学びます。

通常、「デバッグ版のインストール」で動作チェックを行い、その後AndroidMarketへリリースするための

「リリース版のインストール」を行います。

◆インストール手順の流れ

PC との接続（1.1.2）

準準備備（（11..11））

実実機機へへののイインンスストトーールル

デバッグ版(1.2)

リリース版(1.3)

実実機機ででののアアンンイインンスストトーールル（（11..55））

Android 端末の設定（1.1.1）

トトララブブルルシシュューーテティィンンググ（（11..44））




1.1 Android端末（実機）へのインストール Androidアプリケーションをインストールするには、PCと端末とでアプリケーションをインストールするため

の準備（設定）が必要です。

1.1.1 Android端末（実機）の設定

まずはAndroid端末（以降端末）側の設定です。

1）HOME画面からメニューボタンでメニューを開き、「設定」を選択します。

設定のメニューから｢アプリケーション｣を選択します。

2）｢提供元不明のアプリ｣にチェックを入れます。

※チェック時に表示されるWarning

「提供元不明のアプリ」にチェックがついた状態で、「開発」を選択します。

OOOnnneee PPPoooiiinnnttt：：：注意：個人で使用している端末

の場合、この項目にチェ

ックを付けたままにしな

い方が良いですね。




3）｢USBデバッグ｣にチェックを入れます。

以上で端末側の設定は終了です。

1.1.2 PCとの接続

端末の設定終了後、USBケーブルでPCと端末とを接続しましょう。

このテキストでは Windows XP での動作を基準に進めていきます。

1）端末がPCに接続されるとハードウェアウィザードが実行されます。

今回はandroid-sdk-windows内のUSBドライバを使うため、｢いいえ、接続しません(T)｣を選択し、

「次へ（N）」をクリックします。

※Windows7では自動的にデバイスドライバのインストールが開始されますが、自動インストールが

失敗する場合は「1.4 トラブルシューティング」P.16「2. 適合するドライバが無い」を参照の上、

手動でのインストールを試してください。




２）次へを押すと以下の画面になるので

「一覧または特定の場所からインストールする（詳細）（S）」を選択します。

3）以下の画面になったら「次の場所を含める（O）」にチェックをつけ、

「C:\usr\android\android-sdk-windows\google-usb_driver」を入力、

または、「参照（B）」ボタンから選択して「次へ（N）」をクリックします。

※該当のフォルダが見つからない場合は「1.4 トラブルシューティング」P.15

「1. ドライバフォルダが無い」を参照してください。

4）インストールが終了したら完了をクリックします。




※下記画面が表示されてインストールが完了しない場合

「1.4 トラブルシューティング」P.16「2. 適合するドライバが無い」を参照してください

5）次に、コマンドプロンプトを起動して「adb devices」を入力し、エンターで実行します。

端末（実機）が認識されている場合は下図下線部のように「デバイス名（英数字）」が表示されます。

正常に認識されていない場合は下図のような表示になります。

※認識しない場合は「1.4 トラブルシューティング」P.19

「3. ドライバはインストールされたが端末が認識されない」を参照してください。

デバイス名

OO

Onnneee P PPoooiiinnnttt：：：デバイス名：今後の設定や確認で使用する

ことになるので、ココであら

かじめメモやコピーをとって

おくと便利。

第1章 1.2 Androidアプリのインストール（デバッグ版）



1.2 Androidアプリのインストール（デバッグ版） PCにデバイスが認識されたらデバッグ版をインストールしましょう。

デバッグ版とリリース版との違いはデバッグ用の関数が使用できる点です。

１）Ecripseの実行メニューからデバッグの構成を選択します。

２）デバッグの構成からデバッグ構成を新規作成してプロジェクトにデバッグしたいプロジェクトを選択する。

OOOnnneee P PPoooiiinnnttt：：：注意：

端末へのインストールは、PC

と端末とが USB ケーブルで

接続された状態で行います。




3）「ターゲットタブ」をクリック、「手操作」にチェックをいれ、｢デバッグ｣をクリックします。

手操作にしなかった場合（自動の場合）、今まで通りAVDが起動します。

4）以下の画面が出てくるので、接続したデバイスを選択して「OK」をクリックします。

OOOnnneee P PPoooiiinnnttt：：： AVD： Android Virtual Device エミュレーターのことです。

OOOnnneee P PPoooiiinnnttt：：：接続したデバイス： 1.1.2 「PC との接続」 P.5 の 5) でコマンドプロン

プト上から表示させたデバイ

ス名と同一です。




５）OKを押すと端末（実機）にデバッグ版がインストールされ、実機の画面は下図のようになります。

※既に実機に同名のアプリケーションがインストールされている場合、以下のメッセージが

[20**-**-** **:**:** - BaseballGame] ActivityManager: 警告 :

Activity not started, its current task has been brought to the front

Eclipseのコンソール画面に表示されます。

インストールしなおす場合は、P.20「1.5 Android端末でのアンインストール」

を参照の上、まず実機上から該当のアプリケーションをアンインストール（削除）してください。

6）PackageExplorer から AndroidManifest.xml をダブルクリックし、Debuggableを【true】にします。

※

Android developers（公式）http://developer.android.com/guide/developing/device.html

OOOnnneee PPPoooiiinnnttt：：：

Debuggable：

該当のアプリケーションがデバッグ

可能かどうかを指定する項目です。

パフォーマンス測定等を行うときは

false に設定しないと動作が重くな

るので要注意。

http://developer.android.com/guide/developing/device.html




Debuggable を True にすると実機側でプリケーションを起動した際、お知らせが出ます。

自動で消えない場合は【Force Close】をタップしてください。

7）端末（実機）を操作し、プログラム内に設定したブレークポイントに到達すると、

Eclipseは下図の確認を出し、デバッグパースペクティブへと画面を変えます。




デバッグパースペクティブでは通常のエミュレーターでのデバッグと同様ステップ・インや

ステップ・オーバー（※）などの操作を行うことが出来ます。

※デバッグについての詳細は「第3章デバッグタスク」を参照してください。

加速度センサーなどのエミュレーターでのコントロールが難しいデバッグは、Android端末（実機）を使って

デバッグをすることが多くなりますので手順を覚えておきましょう。

第1章 1.3 Androidアプリのインストール（リリース版）



1.3 Androidアプリのインストール（リリース版）デバッグ版で正常に動くことを確認したら、端末（実機）からデバッグ版を削除しリリース版をインストール

しましょう。

※デバッグ版の削除方法はP.20「1.5 Android端末でのアンインストール」を参照してください。

リリース版は証明書付きのAPKファイルを作成し、作成したファイルを端末（実機）にインストールします。

1.3.1 エクスポート～リリース用APKファイルの作成～

１）リリースしたいプロジェクト名上で右クリック > エクスポート（O）をクリック

２）Android > Export Android Appricationを選択し「次へ（N）」をクリックします。

OOOnnneee PPPoooiiinnnttt：：：メニュー：プロジェクト名を選択し、メニューバーの

「ファイル（F） > エクスポート（O）」

から開いても同じです。




３）表示されるプロジェクト名を確認して「次へ（N）」をクリックします。

４）アプリケーションの証明書を作成します。以下の内容を設定して「次へ（N）」をクリックします。

Create new keystore を選択（すでに作ってある場合はUse～のまま変更しなくて良い）

ロケーション：証明書を保存する場所を決めます。

【保存したい場所（パス） + 希望のファイル名】を入力してください。

C:\usr\android\apk_samples\BaseBallGame

パスワード：任意の英数字を入力してください。

確認：パスワードと同じ英数字を入力してください。

※ここでは「C:\usr\android\apk_samples」にBaseballGameという名前のファイルを作成します。

希望のファイル名保存したい場所




5）証明書情報を入力するので以下の表を参考に入力し、「次へ（N）」をクリックします。

項目項目の意味

エイリアス署名の通称名

パスワード前の画面で入力したパスワード

確認前の画面で入力したパスワード

Validity (years) 使用期限。25以上を指定

First and Last Name 作者名

組織単位部署名（省略可)

組織組織名、会社名など(省略可)

City or Locality 都道府県

State or Province 市区町村

Country Code (XX) 国番号(日本はjp)

ここでは、プロジェクト名（BaseBallGame）を入力してください。

６）「参照…」をクリックすると、自動的にファイル名に「BaseballGame.apk」が表示されますので、

APKファイルの保存場所を選択して「保存（S）」をクリックし、続けて「完了（E）」をクリックします。

※テキストでは「C:¥usr¥android¥apk_samples¥」に「BaseballGame.apk」を保存しています。




apk_sampleフォルダに【BaseballGame】ファイルと【BaseBallGame.apk】ファイルが作成されます。

1.3.2 リリース版アプリ（APKファイル）のインストール

端末（実機）へAPKファイルをインストールするには、コマンドプロンプトで下記コマンドを実行します。

1) 「adb devices｣：デバイス名の確認

2) 「adb -s 【デバイス名】 install 【保存したapkファイルのフルパス】」：APKファイルのインストール

※下図のようにEclipseを起動してDDMSのDeviceビューでもデバイス名を確認できます。

テキストでは「adb –s 4C5499CACAD3 install C:¥usr¥android¥apk_samples¥BaseballGame.apk」

を入力して実行しています。

コマンド実行後、画面上に「Success」と表示されたら端末（実機）へのインストールが正常に

完了しています。端末（実機）で該当のアプリケーションを起動して動きを確認してみましょう。

証明書

APK ファイル

保存した apk ファイルのフルパスデバイス名

デバイス名の確認

OOOnnneee PPPoooiiinnnttt：：：デバイス名：【1.1.2 PC との接続】 P.5 の 5) でコマンドプロンプ

トから確認しているデバイス

です。

第1章 1.4 トラブルシューティング



1.4 トラブルシューティング 1. ドライバフォルダが無い

2. 適合するドライバが無い

3. ドライバはインストールされたが端末が認識されない

1. ドライバフォルダが無い「android-sdk-windows/google-usb_driver」フォルダが見つからない場合

AndroidSDKマネージャーを開き「Available package」>「Third party Add-ons」>

「Google inc.addons」 >「Google Usb Driver」にチェックを付け、【選択項目をインストール】します。

※Google Usb Driverが表示されない場合は【更新のみ表示】のチェックをはずしてみてください。




2. 適合するドライバが無い「android-sdk-windows/google-usb_driver」内のドライバで解決しない場合

2-1 Windowsのスタートボタンを右クリックして【エクスプローラを開く】をクリックします。

エクスプローラが開いたら、マイコンピュータ内の「Mobile Partner」をクリックします。

※PCに接続した端末（実機）は上図のようにマイコンピュータへ表示されます

2-2 driversフォルダをダブルクリック＞ adb_driber ダブルクリック

USBドライバが入っているフォルダ（画面では【adb_driver】）をコピーして任意の場所に置きます。

OOOnnneee PPPoooiiinnnttt：：：ここに入っているものが USBドライバです。

これらがあることを確認して

フォルダごと任意の場所にコ

ピーしてください。




2-3 スタートボタン＞コントロールパネルから

「システム」＞｢ハードウェア｣＞「デバイスマネージャー」と選択します。

【その他のデバイス】内に「！」が付いたデバイスがあるので、選択して右クリックし、

プロパティを選択します。

2-4 詳細タブを選択し、ハードウェアIDを確認します。

2-5 コピーしてきたadb_driverフォルダの中の「android_winusb.inf」を

メモ帳などで開き、[Google.NTx86]の下に以下の内容を追加します。

デバイスの名前（判りやすいように） %CompositeAdbInterface% = USB_Install, 調べたハードウェアID ① %SingleBootLoaderInterface% = USB_Install, 調べたハードウェアID ②

②①




2-6 設定したらドライバをインストールします。

【P.4 1.1.2 ３）】で「C:¥usr¥android¥android-sdk-windows¥google-usb_driver」と

入力した画面になるので、

【2-2】でコピーしたフォルダ（今回はadb_driver）のパスを入力、または【参照（R）】から選択します。

※【P.17 2-3】と同様に「デバイスマネージャー」の「その他のデバイス」からデバイスのプロパティを開き

プロパティのドライバタブからドライバの更新を選択しても可能です。




3. ドライバはインストールされたが端末が認識されない

認識されない場合、まずはWindowsを再起動してもう一度試してみましょう。

それでも認識されない場合、コントロールパネルから

「システム」>「ハードウェア」>「デバイスマネージャー」と選択してデバイスマネージャーを開きます。

ｓ

Android Phone下の Android Composite ADB Interface を右クリックします。

プロパティのドライバタブから【ドライバの更新】をクリック。

ドライバの更新が終わったら、Windowsを再起動します。

第1章 1.5 Android端末でのアンインストール



1.5 Android端末でのアンインストール

メニュー > 設定 > アプリケーション

アプリケーション管理 > 削除するアプリ > アンインストールをタップ

アンインストールについて

リリース版を端末（実機）でアンインストールすると、情報が残ってしまい再度インストールが出来なくなる

場合があります。その場合はコマンドプロンプトで下記コマンドを入力、実行してください。

「adb –d uninstall パッケージ名」

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