“治験失敗”“開発中止” 治療の現状・事例を踏まえた今後の開発...

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Page 1: “治験失敗”“開発中止” 治療の現状・事例を踏まえた今後の開発 …発刊:2013年 8月30日 体 裁:A4判 623頁 定 価:99,750円 (税込)

●発刊:2013年 8月30日  ●体 裁:A4判 623頁  ●定 価:99,750円 (税込)

    ※試読に関する詳細は、試読担当者までお電話にてお問い合わせください(TEL:03-5436-7744)

◎治験での有効性をどのように評価するか? �� ◎随伴症状・合併症への治療と有効性評価例

◎プロカルシトニン、血液培養、原因菌の迅速同定、感度・特異度......検査・診断の現状は?

2013年8月 発刊書籍(300部限定販売)

◎メカニズムと基礎研究の進め方

  - 炎症反応、凝固反応、、メカニズム研究の動向は?  - 各種モデル動物の特徴と病態、薬効評価  - 薬理学、病理学、免疫学、製剤学の各視点から見た今後の研究開発

◎バイオマーカーの探索・開発  - マーカーの探索と臨床応用の動向  - 発症リスク、治療成績の予測への応用

◎診断薬・技術の開発と今後の変化予測  - 臨床現場での検査、血液培養、診断の現状は?  - 診断・治療の流れはどう変化する?

◎血液浄化療法・病態モニタリング  - 血液浄化療法の理論と現状  - エンドトキシンの吸着効果と性能の評価例/臨床試験・製品化の事例  - 呼吸・心拍・血液・代謝のモニタリング技術と装置開発

◎今後の診断・治療の変化予測と使用されなくなるであろう薬剤・製品

◎治験/臨床試験の実践と有効性・安全性の評価  - 臨床での投与量、用法の設定  - 被験者選定、症例エントリー  - 治験デザインとエンドポイント設定  - 治験の補償と範囲・金額設定  - 有害事象と市販後調査例

◎市場予測と事業戦略  - 患者数予測と市場分析・売上予測のアプローチ法は?  - 費用効果と医療経済性の分析例  - 特許戦略・ライセンス時の留意点

◎随伴症状・合併症と治療効果の有効性評価  - DIC、脳障害、髄膜炎、心内膜炎、腎障害、肝障害、肺障害、関節炎、     それぞれの治療の現状と臨床評価とは?

◎治療現場の具体的なニーズと求める治療薬  - 各診療科における敗血症治療の現状とアンメットニーズ  - がん、炎症性疾患、糖尿病、感染症、移植医療における病態・治療とアンメットニーズ

内容・ポイント

詳細は裏面(折り込みページ)・HPをご確認ください

“治験失敗”“開発中止”......

          治療の現状・事例を踏まえた今後の開発に役立つ!

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執筆者(敬称略)

敗血症 の診断/治療の実状と

             病態・メカニズムをふまえた開発戦略- 治療薬、診断薬・試薬、医療機器・装置 -

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 1.血液浄化法とは  2.血液浄化法による物質の除去 3.敗血症に対する血液浄化法の理論と実際 4.敗血症における血液浄化法の開始時期 5.血液浄化法に関わる機器開発のポイント

第1節:敗血症に対する血液浄化法の理論と現状

第4章:血液浄化療法、病態モニタリングと                医療材料・機器開発

 1. 吸着材料の設計  2. 血液吸着カラム開発の進歩  2.1 臨床評価された血液吸着カラム   -ヒト血清アルブミン固定化カラム(“MATISSE”)   -DEAE-セルロースカラム  -アルギニン固定化カラム 3.現在臨床使用されている血中エンドトキシン吸着カラム  3.1 Alteco(R) LPS Adsorber  3.2 トレミキシン(R)   -吸着材、カラムの設計  -臨床効果  -臨床試験の成績

第2節:血中エンドトキシン吸着材料の基本設計と性能評価

 1.敗血症におけるメディエータ制御と血液浄化療法

第3節:メディエータ・サイトカインの吸着・除去とその評価

 1.敗血症の定義  2.敗血症と生体反応  2.1 免疫炎症反応   - 食細胞  - 補体系  - パターン認識受容体  - PRRからの情報伝達  2.2 神経内分泌反応  - 感染性侵襲の感知  - 神経内分泌反応  2.3 凝固線溶反応

第1節:敗血症の病態とメカニズム

第1章:敗血症のメカニズムと基礎研究の進め方

[1] 腹膜炎モデルの特徴・作成と評価 1.他のsepsisモデルとの比較  1.1 LPS投与モデル  1.2 生菌投与モデル 2.腹膜炎モデル  2.1 定量的腹腔内感染巣作成モデル  2.2 糞便性腹膜炎モデル  2.3 消化管穿孔モデル   2.3.1 動物に加える手技  - 結紮する盲腸の長さ  - 腹腔内に漏れだす細菌の量    - 正中切開の大きさ、皮膚、筋層の傷 - 使用する麻酔薬 - 手術を行う日令や時間帯    - 性別、年齢、動物種  - 宿主反応の多様性    - 輸液や抗生剤投与等の補助療法の有無  3.今後の課題

[2] エンドトキシン血漿モデル

<1> エンドトキシン感受性コントロールモデル  1.エンドトキシンに対する各種動物の感受性の差  2.エンドトキシン感受性の亢進  2.1 感染に伴う感受性の上昇   2.2 カラギーナン感受性  2.3 副腎摘出  3.網内系機能の修飾とエンドトキシン感受性の亢進

<2> 内因性敗血症性ショックモデル  1.In vivo での内因性敗血症モデル  1.1 TNF-αとD-ガラクトサミン   1.2 GalN負荷によるTNFα感受性増大と      肝疾患における腸管由来の内因性エンドトキシンの関与   1.3 TNF-αと内因性エンドトキシンの相乗作用  2.In vitro での肝細胞系の敗血症モデルの構築   2.1 HepG2 細胞を用いた酸化ストレスモデルと肝障害性評価系の構築  3.今後の敗血症治療薬開発の展望

[3] モデル種の選択・作成と評価例

<1> 盲腸結紮穿孔モデルの作成と評価例  1.CLPの方法  1.1 用意するもの  1.2 手術手技  2.評価方法  2.1 生存率  2.2 細胞数  2.3 血液培養、腹水培養   2.4 サイトカイン産生量  2.5 その他

<2> ブタ敗血症モデルの作成と評価  1.敗血症性急性肺障害モデルの作製  1.1 モデル動物の設計

   1.2 ブタを用いたTSST-1およびLPSによる敗血症性急性肺障害モデルの作製

    - 動物  - TSST-1およびLPSの投与方法   - 外科的処置

  2.敗血症性急性肺障害モデルを用いた有効性の評価

   2.1 スーパー抗原およびサイトカイン除去カラム

   2.2 スーパー抗原およびサイトカイン除去カラムの吸着特性

   2.3 スーパー抗原およびサイトカイン除去カラムを用いた体外循環治療方法

   2.4 敗血症性急性肺障害の治療効果

<3> カイコ敗血症モデルの作成と評価  1. カイコの特徴  1.1 大量飼育  1.2 生物学的特徴  1.3 カイコを用いた研究の昨今

  2. 緑膿菌変異株のカイコに対する病原性  2.1 エキソトキシンA

   2.2 スーパーオキシドジスムターゼ  2.3 ピオシアニン

   2.4 ほ乳類とカイコにおける緑膿菌病原力因子の共通点,相違点

  3. 実験手法  3.1 カイコの飼育  3.2 接種源の調製および接種  3.3 実験後

  4. カイコ,人工飼料の入手先  4.1 蚕種  4.2 人工飼料

<4> カンジダ敗血症モデルの作成と評価例  1.カンジダを腸内常在菌とする方法

   1.1 マウスの腸内細菌  1.2 カンジダの腸内常在菌化

  2.カンジダ敗血症モデルの作成  2.1 カンジダ敗血症モデル作成のプロトコール

   2.2 カンジダ敗血症モデルの検証

  3.カンジダ敗血症モデルによる診断法の評価  3.1 カンジダ敗血症の診断

   3.2 カンジダ敗血症モデルによる血清診断の評価

<5> 輸液の有用性と敗血症モデルでの評価  1.輸液治療の原理と敗血症の関わり  2.敗血症モデル動物の選択と作成-輸液の評価事例  3.敗血症モデル動物を用いた輸液評価事例

<6> オリゴ核酸投与による敗血症病態の抑制とその標的分子  1.病原体認識機構  1.1 病原体認識受容体と敗血症との関連   1.2 核酸認識受容体とそのシグナル伝達機構について   1.3 核酸認識受容体HMGBタンパク質の同定    - 非免疫原性核酸による免疫応答抑制作用   1.4 HMGB1と敗血症との関連、オリゴ核酸投与による敗血症モデルの抑制    - ISM ODNによるLPS誘導性エンドトキシンショックの抑制    - 敗血症モデル病態を抑制するオリゴ核酸の性質

<7> 熱傷侵襲下のエンドトキシン負荷によるtwo-hit modelによる病態解析  1. Two-hit phenomenon  2. 熱傷侵襲下のエンドトキシン負荷によるtwo-hit model

<8> 敗血症モデルにおける酸化ストレスの in vivo 評価法の開発  1.酸化ストレスの in vivo 評価法の開発  1.1 In vivo ESR  1.2 ESRイメージング   1.3 レドックスプローブによる酸化ストレス評価  2. 敗血症モデルマウスのレドックス評価   2.1 In vivo ESRシグナルの消長  2.2 酸化ストレスの分布と意義

第2節:動物モデルの作成と病態・薬効の評価

[1] 薬理学的なアプローチによる敗血症の研究開発 1.抗サイトカイン治療薬  1.1 抗サイトカイン療法による成績  1.2 抗サイトカイン療法の限界 2.糖質コルチコイド  2.1 糖質コルチコイドの作用機序  2.2 敗血症に対するステロイド治療の考え方 3.活性型プロテインC  3.1 活性型プロテインCの生理機能  3.2 活性型プロテインCの敗血症治療に対する評価 4.エリトラン  4.1 LPSとTLR4  4.2 エリトランの臨床試験

[2] 敗血症の病理・病態生理学的なアプローチによる研究開発 1.敗血症とその分類  1.1 敗血症とは 1.2 敗血症性ショック 1.3 全身性炎症反応症候群

第3節:各学術領域からみた今後の研究開発

 2.敗血症の原因病巣  2.1 感染性心内膜炎  2.2 敗血症の病理所見

[3] 免疫学的にみた敗血症の病態と研究動向 1.敗血症における免疫応答  1.1 感染における免疫応答  1.2 自然免疫応答に関与する細胞群  1.3 サイトカインストーム  1.4 自然免疫応答に関与する分子群  1.5 免疫担当細胞のアポトーシスに伴う免疫抑制状態 2.敗血症における免疫学的研究  2.1 肥満細胞  2.2 インフラマソーム  2.3 今後の治療ターゲット

[4] 製剤学的アプローチによる敗血症治療の研究開発 1.抗酸化剤のDDS開発  1.1 還元型チオールの抗酸化効果増強を目指した還元型チオール修飾アルブミンの開発  1.2 ROS消去能に優れるプラチナナノ粒子の開発  2.おわりに

 1.カブトガニ血球抽出液をもちいたエンドトキシンの定量法  1.1 エンドトキシンに特異的なリムルステスト 1.2 血漿の前処理法   - 過塩素酸処理法(PCA法) - New PCA処理法   - アルカリ処理法  - 希釈加熱法およびその変法  1.3 比濁時間分析法  1.4 レーザー散乱光分析法  1.5 蛍光法  1.6 白血球エンドトキシンの定量法 2.生体側要因から見たエンドトキシン測定についての考察 3.Endotoxin activity assay(EAA)とその問題点  3.1 方法の原理  3.2 問題点 4.エンドトキシンの役割に対する本邦と欧米の認識の違い

第4節:敗血症研究のためのエンドトキシン定量法の開発と評価

第2章:敗血症のバイオマーカーの開発

[1] 炎症性マーカー

<1> サイトカイン  1. サイトカインの定義  2. 敗血症の病態  3. サイトカインの種類と特徴  3.1 インターロイキン  3.2 TNF   3.3 ケモカイン  3.4 インターフェロン  4.5 G-CSF  4. 敗血症時のサイトカインの変化  5. 敗血症に対する抗サイトカイン療法  6. 敗血症に対する新規薬物療法  7. 今後の展望

<2> プロカルシトニン  1. プロカルシトニンとは  2. 敗血症の概念  3. 敗血症の診断の現況  4. プロカルシトニンの臨床的有用性  5. プロカルシトニンと抗菌薬投与

<3> プレセプシン  1.プレセプシン開発の経緯と測定方法  2.臨床病態におけるプレセプシン   2.1 プレセプシンの感度特異度  2.2 重症度指標としてのプレセプシン   2.3 原因病原体別のプレセプシン  2.4 周術期におけるプレセプシン   2.5 プレセプシン測定の有用性が期待される領域

<4> ペントラキシン3  1.ペントラキシン3(PTX3)  1.1 ゲノム  1.2 分子構造  1.3 発現部位   1.4 機能  1.5 結合タンパク  1.6 血中濃度  2.Neutrophil extracellular traps (NETs)   2.1 NETsの供給源、発現およびその機能  2.2 NETs構成タンパク質  3.敗血症血中PTX3濃度と敗血症診断の可能性   3.1 敗血症における血中PTX3濃度   3.2 敗血症血中PTX3のNETs構成タンパクとの複合体形成と診断応用の可能性

[2] EAA(Endotoxin activity assay)マーカー  1. EAAとはどんな試薬か  1.1 測定原理  1.2 測定手順   1.3 パラメータ  - Response  - CV(変動係数)%  - 白血球数   1.4 結果の解釈  2. 他の敗血症項目との比較

[3] 血液凝固マーカー

<1> プロテインCの予後予測マーカーとしての有用性  1. プロテインC制御系  2. 活性化プロテインC   2.1 血管内皮細胞上のPC受容体とプロテアーゼ活性化受容体   2.2 スフィンゴシン1リン酸とのスフィンゴシン1リン酸受容体   2.3 Apolipoprotein E receptor-2  2.4 Glycoprotein Ib   2.5 インテグリン  2.6 High Mobility Group Box 1  2.7 ヒストン  3. 敗血症の病態  4. APCの臨床効果

<2> 敗血症とvon Willebrand 因子関連因子 ~ADAMTS13を中心に~  1. VWFとADAMTS13の機能  1.1 VWFの機能   1.2 ADAMTS13の機能  - 分泌されたVWFの長さ調節    - 血栓内腔進展制御機能  - 抗炎症作用  2. 敗血症  2.1 敗血症とVWF関連因子  - 敗血症とVWF   2.2 敗血症とADAMTS13  - 敗血症と血中ADAMTS13濃度    - 敗血症におけるADAMTS13濃度低下の原因    - 敗血症におけるADAMTS13濃度低下の意義   2.3 ADAMTS13とVWF分泌のアンバランス

第1節: 敗血症バイオマーカーの研究・探索

第2節:治療の予後予測の面からみたマーカーの探索と開発

[1] 患者末梢血リンパ球の増殖能と

      ステロイド感受性に基づく敗血症発症リスク予測の可能性 1.敗血症患者と健常者間における末梢血単核細胞のマイトゲン応答性増殖能の違い  1.1 PBMC増殖のマイトゲンアッセイ法  1.2 敗血症患者PBMCにおける増殖能の低下 2.敗血症患者と健常者間におけるPBMCのグルココルチコイド感受性の違い 3.患者末梢血PBMC活性に基づく敗血症発症リスク予測の可能性

  1.6 好中球消費が少ない重症感染症  - 感染性心内膜炎   - 細菌性髄膜炎  - 膿瘍 2.敗血症の診断に用いる臨床検査  2.1 ルーチン(基本的)臨床検査で敗血症を診断する定義  2.2 血小板  2.3 血小板減少のメカニズム  2.4 フィブリノゲン 3.実際の検査値の動き  3.1 症例:腎盂炎 + 敗血症  3.2 白血球数と白血球分画  3.3 血小板  3.4 フィブリノゲン  3.5 症例の考察  4.まとめ

[2] 敗血症血液培養検査の実際 1. 検査の目的  2. 血液培養のタイミング  3. 血液培養の手順の実際 4. 血液培養に必要な血液量とセット数  5. コンタミネーションの可能性と結果の解釈

[3] 敗血症の診断の現状 1. PCT  1.1 PCTの測定およびカットオフ値  1.2 全身性細菌感染症の診断マーカーおよび重症度判定としての有用性  1.3 本邦における多施設共同研究  1.4 起因菌の種類におけるPCT  1.5 ステロイド投与症例における細菌感染症重症度判定の有用性  1.6 腹膜炎症例における有用性 2. 白血球中細菌核酸同定検査  3. エンドトキシン測定  3.1 カブトガニ血球抽出成分を用いたエンドトキシン測定  3.2 LAL法におけるエンドトキシン測定の問題点  3.3 Endotoxin Activity Assayによるエンドトキシン測定  3.4 EAAによる細菌感染症診断

第3章:敗血症の検査と診断薬・診断技術の開発第1節:敗血症の検査と診断の実情

[1] 敗血症患者の臨床検査値の特徴 1.細菌感染症の診断に用いる臨床検査  1.1 ルーチン検査で診断するための細菌感染症の定義  1.2 好中球と白血球  1.3 細菌感染症における好中球 (白血球) の動き  - 感染直後   - 1-2時間経過  - 12-24時間経過  - 好中球が細菌に対処する時期  1.4 左方移動  1.5 白血球数および左方移動から感染症の病態を類推する   - 白血球(≒好中球)増加 + 左方移動(-)  - 白血球増加 + 左方移動(+)   - 白血球数低下 + 左方移動(-)  - 白血球数低下 + 左方移動(+)

第2節: 診断・検査技術の研究開発動向

[1] 微生物同定検査製品の開発事例と歴史 1.生化学的性状に基づく微生物同定検査  1.1 APIシリーズの誕生  1.2 データベースのコンピューター化と数値同定を使ったアルゴリズム解析  1.3 生化学的性状を用いた同定試験の自動化 - バイテックシリーズ  1.4 自動装置の測定原理とアルゴリズム解析 2.質量分析技術を用いた微生物同定検査  2.1 微生物同定に用いる質量分析計 - MALDI-TOF MS-   - MALDI-TOFの原理(イオン化法、MALDI、分離法、TOF)   2.1.2 MALDI-TOF MSによる微生物同定のワークフロー  2.2 データベースとアルゴリズム解析

[2] 血液培養の要求と自動血液培養装置BD バクテックの開発 1. 血液培養  2. 血液培養のポイント 3. 血液培養ボトルの開発 4. 血液培養装置の開発

[3] 敗血症のDNAチップの開発 1. 方法  1.1 共通プライマー領域と菌特異的プローブ領域  1.2 マイクロアレイ解析 2. 結果  2.1 菌株の16S rDNAアライメントと共通プライマーの選定  2.2 共通プライマーを用いたPCRによる菌株の同定  2.3 PCR産物を用いたDNAチップ解析

[4] 敗血症起炎菌迅速同定システムの開発 ~Tm mapping法~ 1. 感染症起炎菌迅速同定システムの概要 2. 新たな起炎菌迅速同定方法;Tm mapping法  3. 起炎菌同定ソフトウェア 4. 本システムの判定基準と正確性の評価  5. Tm mapping法の利点および今後の課題

第3節:診断薬・診断機器・試薬の開発事例

[1]臨床性能試験と薬事の対応 1. 臨床性能試験  2. 試験実施計画書  3. 症例報告書 4. 同意説明文書、同意書  5. 臨床試験とは  6. 薬事申請の概略

[2]ケミルミBRAHMSプロカルシトニン の開発事例 1.「ケミルミBRAHMSプロカルシトニン」の概要  1.1 測定試薬  1.2 測定法概要 2.「ケミルミBRAHMSプロカルシトニン」の基本性能   2.1 再現性  2.2 検出感度  2.3 希釈直線性  2.4 相関性 3.「ケミルミBRAHMSプロカルシトニン」の各種データ  3.1 遊離カルシトニンの影響  3.2 N末端PCTの影響

[3] イムノクロマト法によるプロカルシトニンの測定法 1. 試薬構成  2. 測定原理  3. 試薬の構造  4. 試薬の使用方法

第4節:臨床での診断の現状と次世代の診断技術がもたらす             診断・治療の流れの変化予測

[1] 国際医療福祉大学病院熱海病院での

              臨床検査・診断の現状と今後の変化予測 1.現在の診断の現状 2.診断・検査技術、バイオマーカーの研究開発の動向と診断の変化予測

[2]長崎大学病院での臨床検査・診断の現状と今後の変化予測 1.現在の診断の現状 2.診断・検査技術、バイオマーカーの研究開発の動向と診断の変化予測

[3]呉共済病院での臨床検査・診断の現状と今後の変化予測 1. プロカルシトニン迅速キット 2. プロカルシトニン定量測定の臨床的有用性  2.1 症例からの検討- PCTの立ち上がりと他の炎症マーカーとの比較  2.2 PCT定量測定による動態把握が抗菌薬治療に貢献できた症例  2.3 血液培養検査の補助的検査としてのPCTとその他炎症マーカーとの関連性について

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 1. 治療  1.1 市中発症  1.2 院内発症  1.3 手術後の治療期間 2. 有効性評価

第4節:感染性心内膜炎の治療と有効性評価

 1. 細菌性髄膜炎の治療方針  1.1 年齢別にみた起因菌の頻度  1.2 起因菌の薬剤感受性  1.3 起因菌の推定  1.4 年齢別にみた抗菌薬の選択   - 4か月~15歳 - 新生児~3か月 - 16歳~49歳 - その他 2. 有効性の評価と抗菌薬の投与量および投与期間

第3節:細菌性髄膜炎の治療と有効性評価

 1.敗血症性脳障害の原因 2.敗血症性脳症に対する治療法開発の可能性 3.治療効果の判定

第2節:敗血症性脳症の原因とその治療法確立の可能性

 1.Severe sepsis, Sepsisに対し抗凝固薬を用いた大規模共同前向き研究の結果 2.ガイドラインから見た敗血症性DICの治療法  2.1 科学的根拠に基づいた感染症に伴うDIC治療のエキスパートコンセンサス  2.2 日本版敗血症診療ガイドライン  2.3 Surviving Sepsis Campaign (SSC):       International Guidelines for Management of Severe Sepsis and Septic Shock

第1節:敗血症性DICの治療と有効性評価

第7章:敗血症由来の疾患の治療と有効性評価

[1] 京都第一赤十字病院での診断・治療の現状と今後の変化予測 1.現在の薬剤・治療法の選択の現状  1.1 診断・検査の現状  1.2 薬剤の選択基準とニーズ  - 免疫グロブリン  - アンチトロンビンIII  - ステロイド 2.新薬・機器・診断技術の開発が進むと使わなくなるであろう製品と、                        新たに使用機会が増えそうな製品  2.1 5年後の診断・治療・機器の選択予測   - 中心静脈圧を指標とする初期輸液  - 経静脈栄養  - CRP測定  2.2 10年後の診断・薬剤、機器の選択予測

   - 血液培養  - 人工呼吸に伴う鎮静剤

[2] 関西医科大学枚方病院での診断・治療と今後の変化予測 1.現在の薬剤・治療法の選択の現状  1.1 診断・検査の現状  1.2 薬剤の選択基準とニーズ 2.将来の敗血症治療における治療の変化予測  2.1 今後使用機会が増えていくであろう薬剤  2.2 今後使用機会が減っていくであろう薬剤

[3] NTT東日本関東病院での診断・治療の現状と今後の変化予測 1. 現在の薬剤・治療法の選択の現状  1.1 診断・検査の現状  1.2 薬剤の選択基準とニーズ  1.3 血液浄化、透析治療の実施や判断基準 2. 使わなくなるであろう製品と、新たに使用機会が増えそうな製品  2.1 5年後の診断・治療・機器の選択予測  2.2 10年後の治療・薬剤・機器の選択予測

[4] 桐生厚生総合病院での診断・治療の現状と今後の変化予測 1.当院における敗血症の診断と治療の現状  1.1 現状  - 敗血症の認識  - 初期対応  - その他の検査  - その他の治療  1.2 死亡例の検討  1.3 課題と改善策 2.近い将来への期待  2.1 医療体制  2.2 技術的進歩  3.遠い将来への期待

[5] 昭和大学病院での診断・治療の現状と今後の変化予測 1. 現在の薬剤・治療法の選択の現状  1.1 診断・検査の現状  1.2 薬剤の選択基準とニーズ  1.3 血液浄化、透析治療の実施や判断基準 2. 使わなくなるであろう製品と、新たに使用機会が増えそうな製品  2.1 5年後の診断・治療・機器の選択予測  2.2 10年後の治療・薬剤・機器の選択予測

第4節:敗血症の次世代医療技術の動向をふまえた

     臨床で使わなくなる(であろう)薬剤・製品予測

[1] 敗血症治療に関する特許調査の実践  1.特許調査の必要性  1.1 先行技術調査(新規性調査)  1.2 侵害防止調査  1.3 無効資料調査 2.特許検索のキー  2.1 キーワード検索  2.2 特許分類検索  2.3 化合物検索 3.データベースの選択  3.1 化合物検索  3.2 ペプチド検索  3.3 製剤の調査  3.4 新規用途の調査  3.5 合剤の調査

[2] 敗血症に関連する医療技術の権利化・出願戦略 1.特許発明として保護される形  1.1 発明のカテゴリー  1.2 医療関連発明の特殊性  1.3 我が国で保護を受けることができない医療関連発明   - 診断方法及び血液浄化療法  - 病態モニタリング  1.4 諸外国における状況  1.5 保護を受けるための方策 2.特許を受けるための要件 3.特許出願戦略  3.1 出願ルート  3.2 出願のタイミングと実証データ

[3] 敗血症治療薬に関するライセンス交渉・契約時の留意点  1.ライセンス交渉に於ける留意点  1.1 Territory  1.2 License Fee   - Down payment、 Initial payment  - マイルストーンペイメント   - ロイヤルティ  - 最近のロイヤルティ率の傾向 2.ライセンス契約に於ける主要条項の留意点  2.1 Grant of License(実施許諾)   - 専用実施権  - 通常実施権  - 再実施権(サブライセンス)

第3節:敗血症治療に関する特許戦略

第6章:敗血症治療薬の市場予測と事業戦略

 1.敗血症治療市場動向  1.1 敗血症治療市場の定義  1.2 敗血症患者数の動向 2.アンメットニーズ  2.1 アンメットニーズの定義  2.2 定性的な探索のやり方  2.3 定量的な探索のやり方  2.4 運用上の留意点  2.5 敗血症治療薬におけるアンメットニーズの事例紹介  3.売上予測  3.1 売上予測に対する一般的な見解  3.2 具体的なアプローチ  3.3 敗血症治療薬に関する市場全体予測

第1節:敗血症治療の市場動向・アンメットニーズと患者数・売上予測

[1] 敗血症治療で用いられる感染症治療薬のPK-PD解析と投与設計 1.PK-PD理論に基づく感染症治療薬の分類  1.1 Cmax/MICタイプ  1.2 AUC/MICタイプ  1.3 %T>MIC(time above MIC)タイプ 2.PK-PD理論に基づいた各種感染症治療薬の投与設計  2.1 Cmax/MICタイプ  - アミノグリコシド系薬  - アムホテリシンB  2.2 AUC/MICタイプ  - キノロン系薬   - グリコペプチド系薬  - アゾール系抗真薬   2.3 %T>MICタイプ  - β‐ラクタム系薬

 3.PK-PD理論における耐性菌出現に関する考え方

[2] 用法用量の設定例 1.第I相試験  1.1 初回投与量の設定  1.2 NOAELを用いたMRSDの設定例

  1.3 NOAELあるいはMABELを用いたときのMRSDの違い

 2.第II相試験  2.1 後期第II相試験例  3.第III相試験

第1節:治療薬開発における投与法・用法用量の設定

第5章:敗血症における薬剤開発・臨床試験の実践                ~有効性・安全性の示し方~

[1] 敗血症の治験におけるインフォームド・コンセントの実施と課題 1.インフォームド・コンセントとは  1.1 治験における被験者への説明  1.2 当院における治験での被験者への説明 2.敗血症の治験におけるインフォームド・コンセントの事例  2.1 背景  2.2 同意説明の実施  2.3 代諾者(家族)に対するインフォームド・コンセント 3.敗血症の治験におけるインフォームド・コンセントの課題  3.1 CRC不在時のインフォームド・コンセント  3.2 家族(代諾者)は十分に理解できるだけの情報と時間を得たのか 4.課題解決のための提案  4.1 CRC不在でのインフォームド・コンセント

第2節: 治験実施における被験者選定・症例エントリーの留意点

 1.医薬品の有害事象とは  1.1 有害事象評価における主要3要素  1.2 因果関係 [相当因果関係評価の基準] [関連性被疑要素]   [治験におけるUSの関連性の基準]    [治験におけるEUの関連性の基準] [関連性評価] 2.重篤性 [重篤性の基準] [USの重篤性の基準] [EUの重篤性の基準] 3.予測性評価 [USの専門用語の定義]   [USの連邦法規制「予測できない」についての解釈] 4.敗血症の定義  5.敗血症の重症度分類 6.治験薬投与中おける有害事象の収集  7.敗血症に関する有害事象

第6節:敗血症に関する      有害事象・安全性情報の収集と市販後業務の実践

 1.補償責任と賠償責任  2.GCP省令や倫理指針が求めていること 3.欧米における補償・賠償事情  4.医法研ガイドラインについて  4.1 平成11年発表の医法研補償のガイドライン(現行ガイドライン)について  4.2 平成21年「被験者の健康被害補償に関するガイドライン」の概要とその問題点 5.J&Tガイドラインについて  5.1 J&Tガイドラインの概要   - 非患者対象試験及びワクチン試験  - 患者対象試験  5.2 薬物治療患者不満足度(アンメットメディカルニーズ)について  5.3 遺失利益の計算(アンメットメディカルニーズ減額)について - 敗血症の治験 6.補償・賠償対応の実務  6.1 健康被害発生時の初期対応  6.2 未知か既知かの判定や因果関係の判定  6.3 健康被害判定委員会の設置と運用上のポイント  6.4 治療費で済む場合の対応  6.5 補償金の支払いが問題となる場合の対応  6.6 不服があった場合の被験者への対応  6.7 CRO・SMOとの関係 7.補償及び賠償責務の履行と補償責任保険  7.1 新治験保険・臨床研究補償保険について  7.2 iPS細胞を使った臨床研究に係る補償責任保険で議論したこと  7.3 業界横断的なファルマプールの提案

第5節: 敗血症の治験における補償の金額・範囲の設定

[1]治験医師の視点からみたプロトコール作成のポイント  1.治験の流れ  1.1 第1相試験  1.2 第2相試験  1.3 第3相試験  1.4 第4相試験 2.プロトコール作成のポイント  2.1 プロトコール作成の実際  2.2 敗血症に関する臨床試験運用に関する注意点

[2]治験依頼者の視点からみたプロトコール作成のポイント  1.第1相及び第2相試験で留意すべき主なポイント 2.第3相試験で留意すべき主なポイント  2.1 定義  2.2 目標症例数  2.3 診断基準  2.4 選択・除外基準  - 選択基準  - 除外基準  2.5 臨床試験方法  - 登録方法  - 検査  - 投与量・投与時期・投与期間   - 併用薬・併用療法  - 有効性評価(臨床効果、細菌学的効果)  2.6 中断・中止基準

[3]臨床検査の視点から見たプロトコール作成・治験実践のポイント  1.敗血症と臨床検査  1.1 敗血症の定義と関連する臨床検査  1.2 臨床試験における検査の実施機関 2.日本版敗血症診療ガイドラインと臨床検査  2.1 血液学的検査  - 血球数と白血球分画  - 凝固および線溶関連検査  2.2 生化学的検査  - 血糖  - 乳酸  - Cr、T-Bil   - 生化学検査における院内検査と院外検査  - 精度管理と標準化  2.3 バイオマーカー   - CRP、PCT  - エンドトキシン - IL-6、可溶性CD14 サブタイプ  2.4 細菌学的検査  - 細菌検査における検体採取  - グラム染色   - 血液培養   - 検査結果報告  - その他(調整など)  2.5 呼吸器関連検査  - 血液ガス  - パルスオキシメーターによる 酸素飽和度(SpO2) 3.臨床試験を行うための体制  3.1 外部委託検査における検査試料の回収(輸送)  3.2 検査室の体制と対応  - 検査室の24時間体制   - 検査室の対応(臨床試験実施の可否の見極め、双方向性の調整の実施)  3.3 記録の保管

第4節: 敗血症の臨床試験におけるプロトコール作成のポイント

[1] 医療機関から見た治験デザインのポイント  1.治験デザイン  1.1 エンドポイントの設定  1.2 サンプルサイズの設定  1.3 ランダム化試験  1.4 コンピューターによる無作為割り付け  1.5 二重盲検法 2.今後期待される治験デザイン  2.1 最近行われた治験  2.2 今後期待される治験デザイン

[2] 統計学からみた臨床試験デザインのポイント  1.評価尺度の設定  1.1 評価尺度の定義  1.2 敗血症臨床試験における評価尺度  1.3 評価尺度と統計解析  1.4 評価尺度とサンプル数 2.適格規準  2.1 適格基準とは  2.2 適格規準と有効性の評価 3.有効性と安全性の評価方法(統計解析手法)  3.1 推定に関する留意点  - 連続データの分布の特徴づけ   - 2値データの分布の特徴づけ  - Time to Eventデータの分布の特徴づけ  3.2 検定に関する留意点  - 2群の割合の差の検定   - 2群の連続データの分布の差の検定   - Time-to-Event dataに基づく生存率曲線などの比較

  3.4 敗血症治療薬の製品売上予測の注意点

   - 当該治療薬が、どの病態に、効果を発するかを把握した後、どのユニバースの医師、

        即ち、どの診療科もしくはどの専門科が主たるユーザーとなりうるのか?

   - 医師のどれくらいが、処方を検討してもらいたい患者タイプを正しく認識しているか?

   - 医師が当該疾患領域―この場合は敗血症治療―において、

         どういうポイントを重要視して、どのような製品プロファイルに反応するのか?

   - プライマリーリサーチ結果の過大評価をどのように調整するか?

   - 競合品の参入タイミングをどうみるか?

   - 適応症追加の場合に、既使用の適用外使用をどう見積もるか?

 1.敗血症の疾病負担  2.敗血症の費用効果分析  2.1 ミカファンギン(ファンガード)の費用効果分析  2.2 Drotrecoginalfa (activated)(ザイグリス)の費用効果分析  2.3 ラピッドPCRアッセイによるMRSAの同定の費用効果分析  2.4 ポリミキシンB固定化繊維カラム使用の費用効果分析  3.結語

第2節: 敗血症治療に関する医療経済評価

第3節: 敗血症の治験デザイン・エンドポイント設定のポイント

[1] 札幌医科大学附属病院における

        敗血症の血液浄化治療の現状と今後の変化予測 1.敗血症性ショックの治療  2.敗血症性ショックの生体反応 3.敗血症性ショックに対する血液浄化療法  3.1 循環動態の早期改善  - PMX‐DHPの適応基準   - 期待されるPMX― DHPの治療効果  - PMX―DHPの施行時間

   - 敗血症性ショックに対するPMX‐DHPの有効機序  3.2 臓器補助

[2] 日本医科大学武蔵小杉病院における

     敗血症の血液浄化治療の現状と今後の変化予測 1. 定義  2. 原因  3. 発症機序  4. 治療 5. 当院におけるエンドトキシン吸着療法の現状 6. 今後の治療の予測  6.1 遺伝子組換え型トロンボモデュリン  6.2 サイトカイン除去の試行  - high-volume HF(HVHF)   - AN69 hemofilter  - Super high-flux hemofilter

   - CTR-001  - CYT-860  - HMGB1吸着カラム

[3] 大阪大学医学部附属病院における

     敗血症の血液浄化治療の現状と今後の変化予測 1.血液浄化、透析療法の実施や判断基準について  1.1 大阪大学医学部附属病院における血液浄化治療の現状  1.2 当センターにおける血液浄化治療の導入基準と課題

 2.医療材料、医療装置の研究開発の動向と治療の変化予測

[4] 獨協医科大学越谷病院における

             敗血症治療の現状と今後の変化予測 1.対象・方法  2.結果  3.考察   4.結論

第6節:医療機器・医療材料の開発動向・実用化の手ごたえと       使わなくなるであろう薬剤・製品・治療法

[1]敗血症の呼吸管理、血液・代謝のモニタリング技術  1.敗血症の病態  1.1 敗血症の概念、定義  1.2 敗血症の病因  1.3 敗血症性ショック(septic shock) - 概念  - 病態  - 治療  1.4 急性呼吸窮迫症候群(ARDS)   - 概念  - 検査所見(動脈血ガス分析、胸部エックス線写真、その他) 2.敗血症による急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に対する人工呼吸管理  2.1 人工呼吸の開始基準  2.2 換気条件の設定  2.3 換気様式  2.4 その他の管理  3.用いられるモニタリング装置、検査  3.1 血液生化学検査  3.2 病原体検索  - 血液培養   - 補助診断(血清学的検査、プロカルシトニン、白血球中細菌核酸同定検査)  3.3 敗血性ショックにおけるDIC  3.4 動脈血液ガス分析  3.5 動脈血酸素飽和度  - 動脈血酸素飽和度(arterial oxygen saturation)   - 経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2) 4.モニタリング技術・装置開発へのニーズ  4.1 血液生化学検査  4.2 酸素飽和度の非観血的なモニタリング技術

[2]心拍モニタリング技術・装置の開発 1.心拍変動  1.1 心拍数と心拍変動  1.2 心拍変動の周波数成分と自律神経活動との関係  1.3 心拍変動解析の種類  1.4 心拍変動を利用した敗血症発症早期発見の試み 2.異常心拍の除去を含めた心拍変動解析  2.1 心電図から心拍間隔列へ  2.2 異常心拍の除去  2.3 トレンド除去,補間,周波数領域解析 3.心拍変動と敗血症発症の関連性  3.1 心拍変動と敗血症発症の関係の調査  3.2 心拍変動モニタ,敗血症発症検出器の試作

第5節:病態モニタリング技術と装置開発

  4.2 判断するための十分な時間と情報

[2] 敗血症治験における被験者選定事例 1.選択基準  2.除外基準  2.1 被験薬の有効性及び安全性評価に影響する特異的事項  2.2 患者の安全性に関わる一般的配慮  2.3 その他

 1.旭化成グループの血液透析膜技術  1.1 新規血液透析膜の開発ニーズ  1.2 大孔径かつシャープな分子量分画特性の実現  1.3 良好な血液適合性と溶出物が少なく良好な安全性の両立の実現  1.4 独自技術による血液透析器の臨床効果 2.敗血症に使用される血液透析濾過器、持続緩徐式血液濾過器  2.1 血液透析濾過器  2.2 持続緩徐式血液濾過器

第4節:血液透析器・血液透析濾過器・持続緩徐式血液濾過器の開発事例

  1.1 我が国におけるメディエータ制御に対する血液浄化療法の歴史  1.2 The peak Concentration Hypothesis  1.3 メディエータ除去効率 2.本邦におけるメディエータ制御における吸着膜の現在と未来 3.メディエータ吸着・除去と問題点

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第8章:臨床現場の敗血症治療のニーズと研究開発           ~各領域で求められる薬剤/診断~

[1]肝移植における敗血症の予防・治療のニーズ 1. 肝移植に関連した敗血症の病態・特徴  2. 敗血症の診断

 3. 肝移植後敗血症の予防と治療  4. 当科での治療成績

 5. 症例提示  6. 今後の展望

[2]腎移植における敗血症の予防・治療のニーズ 1.腎移植患者における感染症の特徴

  1.1 移植後の感染症の発症時期

  1.2 危険因子  1.3 尿路感染症

 2.腎移植患者の感染症における診断・治療  2.1 診断  2.2 治療

 3.まとめ/腎移植分野での敗血症予防・治療のニーズ

[3]骨髄移植における敗血症の予防・治療のニーズ 1. 移植早期(好中球が生着するまでの期間)(移植後30日まで)

 2. 移植中期(移植後30~100日)  3. 移植後期(移植後100日以降)

 4. 細菌感染症  5. 真菌感染症  6. サイトメガロウイルス感染症

 7. その他のウイルス

第6節:移植医療領域における敗血症のアンメットニーズ

[1]C型肝炎診療における細菌感染症とアンメットニーズ 1.C型肝炎の病態と経過

  1.1 C型肝炎ウイルスの感染と慢性肝炎、肝硬変への進展

 2.C型慢性肝炎におけるインターフェロンを用いた治療において

 3.肝硬変と細菌感染症

  3.1 肝硬変の病態と細菌に対する感染症発症リスク状態について

  3.2 特発性細菌性腹膜炎  3.3 食道静脈瘤と細菌感染

  3.4 その他の感染症   4.肝癌、その他の治療において

[2]肺炎における敗血症治療のアンメットニーズ  1.肺炎  1.1 肺炎とは  1.2 我が国の肺炎の疫学、分類、原因微生物

  1.3 肺炎による敗血症の発症頻度

 2.治療の現状  2.1 抗菌薬療法の考え方  2.1.1 市中肺炎の治療

   2.1.2 院内肺炎の治療   2.1.3 医療・介護関連肺炎の治療

  2.2 抗菌薬以外の補助療法   2.2.1 ステロイド

   2.2.2 好中球エラスターゼ阻害薬   2.2.3 免疫グロブリン

   2.2.4 インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチン

 3.今後の肺炎領域の敗血症治療のニーズ

  3.1 今後何が改訂され、追加されるべきか  3.2 今後の必要とされる製品

第5節:感染症領域における敗血症治療のアンメットニーズ

[1] 1型糖尿病(小児)における敗血症治療のアンメットニーズ  1.診断と分類  2.治療と管理  2.1 糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)の治療

  2.2 基礎‐追加インスリン療法  2.3 持続皮下インスリン注入療法

  2.4 カーボカウンティング法  2.5 血糖の補正  2.6 低血糖

 3.糖尿病による感染症の罹患リスク  4.糖尿病治療での感染症の治療について

[2] 2型糖尿病(成人)における敗血症治療のアンメットニーズ 1.2型糖尿病患者における感染症の特徴

 2.敗血症または重症感染症リスクとしての糖尿病

 3.糖尿病足病変の予防と治療管理

 4.今後期待される糖尿病足重症感染症の治療

第4節:糖尿病領域における敗血症治療のアンメットニーズ

[1]関節リウマチにおける敗血症治療のアンメットニーズ 1.RAの疾患の特徴と感染症  2.RAに使われる薬剤との関連

  2.1 ステロイドと敗血症・重症感染症の関連

  2.2 抗リウマチ薬と敗血症・重症感染症の関連

  2.3 生物学的製剤と敗血症・重症感染症の関連  2.4 生物学的製剤と結核の関連

  2.5 生物学的製剤と日和見感染症の関連  2.6 生物学的製剤別の注意点

 3.RA患者の敗血症治療の実際  4.RA患者の重症感染症の予防

[2]変形性関節症における敗血症治療のアンメットニーズ 1. 細菌性関節炎の特徴と治療の現状  1.1 細菌性関節炎の疫学

  1.2 細菌性関節炎の起因菌と感染経路  1.3 治療の現状と問題点

 2. 今後開発が期待される薬剤,技術,機器  2.1 抗菌薬の特性

  2.2 抗菌薬の局所投与法  2.3 バイオフィルムに対する対策

[3]全身性エリテマトーデスにおける敗血症治療のアンメットニーズ 1. 全身性エリテマトーデス(SLE)とは  1.1 疫学  1.2 発症機序

  1.3 病因、誘因  1.4 臨床症状  1.5 診断と治療  1.6 予後

 2. SLEと感染症  2.1 死因としての感染症

  2.2 感染症の危険因子  2.3 感染症の鑑別と治療

第3節:免疫・炎症性疾患領域における敗血症治療のアンメットニーズ

[1]進行膵・胆道癌における敗血症治療のアンメットニーズ 1.臨床現場での敗血症の発症・罹患・治療の頻度  2.治療の現状

 3.治療の満足度  4.今後どのような製品が欲しいか

 5.期待される薬剤・機器等のプロファイル

[2]消化器がんにおける敗血症治療のアンメットニーズ 1. 消化管穿孔  1.1 消化管穿孔の発生機序、発現傾向

  1.2 消化管穿孔の治療上の問題点

 2. イレウス  2.1 イレウスの発生機序、発現傾向  2.2 イレウスの治療上の問題点

 3. 悪性腫瘍に伴う急性胆道炎  3.1 発生機序、発現傾向  3.2 治療上の問題点

 4.敗血症治療における臨床現場からの薬剤への要望

[3]肺がんにおける敗血症治療のアンメットニーズ  1.肺癌診療での敗血症の発症  1.1 肺癌による直接的な影響

   1.2 術後の感染症  1.3 癌化学療法中の敗血症(発熱性好中球減少症)

   1.4 終末期での敗血症

 2.敗血症の治療の現状  2.1 肺癌による直接的な影響

   2.2 癌化学療法中の敗血症(発熱性好中球減少症)  2.3 終末期での敗血症

 3.今後開発が期待されるツール

[4]卵巣がんにおける敗血症治療のアンメットニーズ 1. 上皮性卵巣癌に対する標準的治療  1.1 手術療法

   1.2 初回化学療法  1.3 二次化学療法

 2. 骨髄抑制の管理  2.1 予防的抗生剤投与

   2.2 Colony stimulating factor(CSF)投与  2.3 CPT-11とUGT1A1多型

 3. 敗血症の診断、管理  3.1 発熱性好中球減少症の管理  3.2 敗血症の治療

[5]血液がんにおける敗血症治療のアンメットニーズ 1.はじめに  1.1 敗血症の原因菌  1.2 敗血症発症の背景

 2.敗血症の予後  2.1 予後  2.2 敗血症による死亡の危険因子 3.今後の期待

[6]脳・中枢神経系がんにおける敗血症治療のアンメットニーズ 1.中枢神経系がん環境の特殊性

   1.1 頭蓋骨内環境と頭蓋内圧亢進  1.2 脳機能、神経症状

   1.3 髄液と水頭症  1.4 脳浮腫  1.5 脳ヘルニア  1.6 血液脳関門

 2.中枢神経系がんの分類とその臨床的特徴  2.1 神経膠腫

   2.2 転移性脳腫瘍  2.3 癌性髄膜炎  2.4 悪性リンパ腫

 3.中枢神経系がん治療に伴う感染症  3.1 バリアー障害

   3.2 神経機能障害  3.3 骨髄抑制  3.4 免疫能低下

[7]乳がんにおける敗血症治療のアンメットニーズ 1. 局所治療に関連するもの

 2. 化学療法に関連するもの  2.1 好中球減少性発熱の基本治療方針

   2.2 G-CSFの使用  2.3 外来でのマネジメント

[8]膀胱癌における敗血症治療のアンメットニーズ  1.膀胱がん患者における尿路性敗血症の原因  1.1 頻度

  1.2 膀胱がん治療と尿路性敗血症

 2.膀胱がん患者における尿路性敗血症の治療戦略

  2.1 膀胱がん患者における尿路性敗血症

  2.2 膀胱がん患者における尿路性敗血症を来しやすい病態  2.3 抗菌薬について

[9]皮膚がんにおける敗血症治療のアンメットニーズ 1.臨床現場での敗血症の発症・罹患・治療の頻度  2.治療の現状

 3.海外の治療の動向  4.治療の満足度  5.今後期待される薬剤・製品について

第2節:がん領域における敗血症治療のアンメットニーズ

[1]循環器内科における敗血症治療のアンメットニーズ 1. 敗血症の定義と疫学 2. 循環器内科における敗血症診療の現状

  2.1 感染性心内膜炎  2.2 血管内カテーテル感染症

 3. 敗血症診療における課題とニーズ

[2]消化器内科における敗血症治療のアンメットニーズ  1.消化器領域における敗血症の頻度と現状

 2.敗血症の基礎疾患と治療の現状  2.1 急性胆管炎

  2.2 肝硬変患者における感染症 特に特発性細菌性腹膜炎

  2.3 急性膵炎  2.4 続発性腹膜炎  3.現在のアンメットニーズ

[3]消化器外科における敗血症治療のアンメッドニーズ 1.二次性腹膜炎からの敗血症  2.敗血症の診断、治療、管理

  2.1 診断、感染源の探索  2.2 抗菌薬治療  2.3 感染源のコントロール

  2.4 人工呼吸管理  2.5 栄養療法  3.日本と海外との差異

 4.今後どのような製品が欲しいか・期待される薬剤・機器等のプロファイル

  4.1 予防期

   - 二次性腹膜炎の原因疾患から腹膜炎に移行させないための薬剤、検査法、機器開発

   - 腹膜炎から敗血症に移行させないための薬剤、検査法、機器の開発

  4.2 診断期

   - 原因疾患の早期確定診断のための機器の検査法、機器の開発

  4.3 治療期  - 感染症の治療のための薬剤、機器の開発

   - 敗血症の治療のための薬剤、機器の開発  - 術中の薬剤、機器の開発

  4.4 術後急性期  - 術後洗浄  - 栄養  - 体位変換

[4]腎臓内科における敗血症治療のアンメットニーズ~Septic AKIを中心として 1.Septic AKIの定義  2.AKIの分類について  3.Septic AKIの他臓器への影響

 4.Septic AKIが生じるメカニズム  5.AKIの血清マーカー

   5.1 クレアチニン  5.2 シスタチンC  5.3 血清NGAL

 6.AKIと遺伝子  7.AKIの治療  7.1 感染症・感染巣コントロール

   7.2 体液管理  7.3 血圧管理  7.4 利尿薬

   7.5 Septic AKIに対する急性血液浄化法  7.6 PMX-DHP

 8.AKIの予後  9.今後期待される薬品・材料

[5]呼吸器科における敗血症治療のアンメットニーズ 1. 呼吸器領域における敗血症の治療の現状  1.1 人工呼吸管理

   1.2 体位  1.3 ステロイド  1.4 タンパク分解酵素阻害薬

   1.5 抗凝固療法  1.6 プロスタグランジンE1  1.7 ケトコナゾール

   1.8 N-アセチルシステイン  1.9 他の抗酸化作用をもつ薬剤

 2.呼吸器領域における敗血症の治療に必要とされる薬剤

 3.呼吸器領域における敗血症の治療に期待される薬剤

   3.1 骨髄間葉系幹細胞  3.2 スタチン  3.3 サーファクタント

[6]心臓血管外科における敗血症治療のアンメットニーズ 1.臨床現場での敗血症の発症・罹患・治療の頻度  2.治療の現状

第1節:各診療科における敗血症治療のアンメットニーズと研究開発

 3.海外の治療の動向  4.治療の満足度

 5.今後期待される製品や薬剤・機器等のプロファイル

[7]泌尿器科における敗血症治療のアンメットニーズ 1. 尿路敗血症の定義と疫学  2. 尿路敗血症の診断

   2.1 血液・尿検査  - 血液検査  - 尿沈渣   - 尿培養・血液培養

   2.2 画像診断  2.3 尿路敗血症をきたす代表的な疾患

    - 急性腎盂腎炎  - 膿腎症  - 腎膿瘍・腎周囲膿瘍

    - 急性前立腺炎  - 医原性の尿路感染症

 3. 尿路敗血症の治療  3.1 全身管理  3.2 合併症の治療

    - 糖尿病  - 播種性血管内凝固症候群  - 急性呼吸窮迫症候群

   3.3 抗菌化学療法  3.4 感染巣に対する治療  3.5 血液浄化療法

[8]歯科における敗血症治療のアンメットニーズ 1.感染源としての口腔  1.1 口腔感染症と全身疾患のかかわり

   1.2 口腔感染症と敗血症は意外にも関連が深い?

   1.3 オーラルマネジメント(OM)とは

 2.歯性感染症から続発した深頸部感染症に敗血症を伴った1例

   2.1 症例の概要  2.2 考察   3.おわりに

1. 急性肺障害の定義   2. 敗血症に伴うARDS

3. 敗血症性ARDSの治療

第8節:敗血症性肺障害の治療と有効性評価

 1.敗血症性関節炎の治療  1.1 関節炎を生じている部位の同定

  1.2 抗生物質の選択と投与  1.3 関節に対する外科的処置

 2.有効性評価  2.1 臨床症状  2.2 検査所見

第7節:敗血症性関節炎の治療と有効性評価

 1.病態  2.治療  2.1 感染巣除去

  2.2 適切な抗菌薬と各種薬剤の投与  2.3 経腸栄養管理

  2.4 急性血液浄化法  - エンドトキシン吸着療法  - 持続的血液濾過透析

  2.5 肝臓補助療法、肝移植  3.有効性評価

第6節:敗血症性肝障害の治療と有効性評価

 1.AKIの定義と疫学  1.1 AKIの定義  1.2 AKIの疫学

 2.Septic AKIの発症メカニズム  2.1 humoral mediatorの関与

  2.2 septic AKIの病態生理  2.3 AKIのバイオマーカー  - NGAL  

    - KIN-1  - L-FABP  - IL-18  - IL-6  - シスタチンC  - NAG

 3.Septic AKIの治療と予防  3.1 septic AKIの予防  3.2 septic AKIの治療

    - 利尿剤  - 低用量ドパミン  - カルペリチド  - その他

第5節:敗血症由来の急性腎障害の治療と有効性の評価

 3. 感染性心内膜炎の症例

  3.1 MSSAによる心内膜炎  3.2 MRSAによる心内膜炎の症例