aws サービスアップデートまとめ 2014年4月

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AWSサービスアップデート 20144201451堀内康弘 ( @horiuchi ) テクニカルエバンジェリスト

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Page 1: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

AWSサービスアップデート 2014年4月

2014年5月1日

堀内康弘 ( @horiuchi )

テクニカルエバンジェリスト

Page 2: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

Amazon CloudFrontがEDNS-Client-Subnetをサポート

• CloudFrontにEDNS-Client-Subnetサポートを追加

• 利用するためにコードおよびCloudFrontのディストリビューションに何か手を加える必要なし

• EDNS-Client-Subnetをサポートする地理的に分散されているDNSリゾルバを使っている場合、すぐにこの恩恵をうけることが可能

• より正確に最も近いエッジロケーションが選択されるように

2014/04/02 http://bit.ly/Pl1oMH

Page 3: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

AWS Elastic Beanstalk がRuby 2.0をサポート

• Webサーバーとして、Passenger StandaloneかPumaを選択可能

• リバースプロキシとしてNginxを選択可能

2014/04/02 http://bit.ly/1lD5BsR

Page 4: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

Amazon RDS for OracleでOracle GoldenGateが利用可能に

• RDS OracleデータベースのインスタンスをGoldenGateによるレプリケーション操作のソースまたはターゲットとして利用できるように

• データベースはオンプレミスでもEC2上に構築したものでもRDSでもOKで柔軟性が非常に高い。以下のようなシナリオも可能。

- オンプレミスデータベースをRDS DBインスタンスへ

- RDS DBインスタンスをRDS DB インスタンスへ

- EC2でホストされているデータベースからRDS DBインスタンスへ

- RDS DBインスタンスから別リージョンのRDS DB インスタンスへのクロスリージョンレプリケーション

2014/04/03 http://bit.ly/1gsnBxZ

Page 5: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

Cost Explorer が利用可能に

• AWSの料金をレポート、分析、視覚化できる新しいツール

• 時間の範囲をカスタマイズでき、月次と日次のデータを切り替え可能

• Linked Account、サービス、タグを組み合わせた、データのフィルタリングおよびドリルダウンすることも可能

• データをサービス毎、Linked Account毎にグルーピングすることも可能

• データをCSVファイルとしてダウンロード可能

• IAMポリシーを使ったアクセス制御も可能

2014/04/08 http://bit.ly/1oKtb9a

Page 6: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

新世代のメモリ最適化インスタンスタイプ(R3)が利用可能に

• 利用可能リージョン

- 米国東部(バージニア北部)、米国西部(北カリフォルニア)、米国西部(オレゴン州)、EU(アイルランド)、アジアパシフィック(東京)、アジアパシフィック(シドニー)、アジアパシフィック(シンガポール)

• スペック

- Intel Xeon E5-2670 v2 "Ivy Bridge" プロセッサ

- Hardware Virtualization (HVM) のみ

- SSD-backed インスタンスストレージ (TRIMサポート)

- 低レイテンシー、低ジッタ、高い秒間あたりのパケット性能を持つ拡張されたネットワーク

2014/04/10 http://bit.ly/1kvdG2V

Page 7: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

新世代のメモリ最適化インスタンスタイプ(R3)が利用可能に

• 価格(東京リージョン)

- GiBあたり$0.0138 (largeのみ$0.0140)

- m2(GiBあたり$0.0168)の約8割の料金で利用可能

2014/04/10 http://bit.ly/1kvdG2V

Page 8: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

GPU 一般用途 バランス型

メモリ 最適化

ストレージとIO 最適化

コンピュート 最適化

G2M3 R3C3 I2 HS1

CR1M2CC2C1 HI1 HS1 CG1M1

現行世代 = より新しく、より強力なプロセッサ、費用対効果も旧世代より高い

EC2アップデート - 前世代のインスタンス (Previous Generation Instances)

2014/04/15 http://bit.ly/1qGLfi1

Page 9: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

M3インスタンス - 汎用タイプ

• Intel Xeon E5-2670 (Sandy Bridge)

• SSDのインスタンスストレージ

CPU性能、メモリー、ネットワークのバランスがとれたタイプ

特徴 モデル vCPU メモリ (GiB)

SSD ストレージ (GB)

オンデマンド料金 (東京)

m3.medium 1 3.75 1 x 4 $0.101m3.large 2 7.5 1 x 32 $0.203m3.xlarge 4 15 2 x 40 $0.405m3.2xlarge 8 30 2 x 80 $0.810

Page 10: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

C3インスタンス - CPU最適化

• Intel Xeon E5-2670 v2 (Ivy Bridge)

• SSDインスタンスストレージ

• 低レイテンシー、低ジッタ、高い秒間あたりのパケット性能を持つ拡張されたネットワーク (SR-IOV, VPCのみ)

• クラスタリングサポート

CPU性能に特化したタイプ。CPUあたりの料金が最も安い

特徴 モデル vCPU メモリ (GiB)

SSD ストレージ (GB)

オンデマンド料金 (東京)

c3.large 2 7 2 x 16 $0.128c3.xlarge 4 14 2 x 40 $0.255c3.2xlarge 8 28 2 x 80 $0.511c3.4xlarge 16 55 2 x 160 $1.021c3.8xlarge 32 108 2 x 320 $2.043

Page 11: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

R3インスタンス - メモリ最適化

• Intel Xeon E5-2670 v2 (Ivy Bridge)

• SSDインスタンスストレージ

• 低レイテンシー、低ジッタ、高い秒間あたりのパケット性能を持つ拡張されたネットワーク (SR-IOV, VPCのみ)

メモリに特化したタイプ。メモリGiBあたりの料金が最も安い

特徴 モデル vCPU メモリ (GiB)

SSD ストレージ (GB)

オンデマンド料金 (東京)

r3.large 2 15 1 x 32 $0.210r3.xlarge 4 30.05 1 x 80 $0.420r3.2xlarge 8 61 1 x 160 $0.840r3.4xlarge 16 122 1 x 320 $1.680r3.8xlarge 32 244 2 x 320 $3.360

Page 12: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

I2インスタンス - ストレージ最適化

• Intel Xeon E5-2670 v2 (Ivy Bridge)

• SSDインスタンスストレージ

• TRIMサポート

• 低レイテンシー、低ジッタ、高い秒間あたりのパケット性能を持つ拡張されたネットワーク(SR-IOV, VPCのみ)

ストレージに最適化されており、高いランダムI/O性能、IOPSを提供i2.8xlargeで秒間365,000超のランダムリードと秒間315,000超のランダムライト

特徴 モデル vCPU メモリ (GiB)

SSD ストレージ (GB)

オンデマンド料金 (東京)

i2.xlarge 4 30.05 1 x 800 $1.051i2.2xlarge 8 61 2 x 800 $2.101i2.4xlarge 16 122 4 x 800 $4.202i2.8xlarge 32 244 8 x 800 $8.404

Page 13: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

「AWS Test Drive プログラム」日本版の提供開始

• 初期の参加企業

- AvePoint Japan株式会社

- クラスメソッド株式会社

- サイオステクノロジー株式会社

- TIS株式会社

- 株式会社電通国際情報サービス

- トレンドマイクロ株式会社

- 日本ビジネスシステムズ株式会社

- ビジュアルテクノロジー株式会社

- レッドハット株式会社

2014/04/17 http://bit.ly/1l9KT00

Page 14: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

AWS Elastic Beanstalk for Docker2014/04/23 http://bit.ly/1f8Bd7z

Meets

Amazon Linux AMI 2014.03 からDockerをサポート

Page 15: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

Amazon RDSがMySQL 5.5 から MySQL 5.6へのアップグレードをサポート

• 既存のRDS DBインスタンスのアップグレード方法

- 1. 新しいリードレプリカを作成

- 2. それをMysQL 5.6にアップグレード

- 3. 既存のマスターに同期が追いついたら、新しいマスターに昇格

• 新規に作成したDBインスタンスのアップグレード方法

- AWSマネージメントコンソールからModify オプションを選択して、最新のバージョンであるMySQL 5.6に1発でアップグレード可能

- RDSのリードレプリカを使っている場合は、マスターをアップグレードする前にそれらをアップグレード

2014/04/23 http://bit.ly/1iQuIWl

Page 16: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

ElastiCacheのRedisクラスターにバックアップとリストア機能が追加

• 1日1回の自動バックアップを設定可能

• いつでも手動でバックアップを作成可能

• バックアップはS3にスナップショットとして保存

• スナップショットから新しいRedisクラスタを作成可能

2014/04/24 http://bit.ly/1gZoorF

Page 17: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

APNパートナー様により『エンタープライズAWS導入ガイド』が公開

• APNパートナーの下記リンクから、ダウンロードすることが可能

- アクセンチュア株式会社: http://www.accenture.com/jp-ja/research/Pages/book-enterprise-aws-introduction-guide.aspx「近日公開予定」

- アビームコンサルティング株式会社: http://jp.abeam.com/collaterals/eaws_implementation_guide.html

- 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社: http://www.ctc-g.co.jp/solutions/ccoa/05.html

- 株式会社サーバーワークス: http://www.serverworks.co.jp/aws_guide

- 日本ユニシス株式会社: http://www.unisys.co.jp/services/ict/uselfcloud/

- 株式会社日立製作所: http://www.hitachi.co.jp/products/it/harmonious/cloud/solution/aws.html#sec05

2014/04/25 http://bit.ly/1pvzwpp

Page 18: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

Amazon DynamoDBにクエリのフィルタリングと条件付き更新機能が追加

• クエリのフィルタリング - 主キーでない属性でのクエリーフィルタリングをサポート

- Query機能を呼び出す際に、QueryFilterを含むことができるように

- コードを簡単にし、効率化しつつ、アプリケーションに返されるデータの量を減らすことが可能

• アイテムの条件付き更新

- 2つ以上のプロセスが、制御された方法で特定のアイテムへの同時更新を行うことが可能

- 例 スケーラブルで、信頼性の高いカウントシステム

• アイテムを読み込みためにGetItemを呼び出します。

• アイテムからcountフィールドを抽出し、1インクリメントします。

• countフィールドの現在と新しい値でUpdateItemを呼び出します。

• UpdateItemが、現在の値が正しくないことを示している場合、ステップ1に戻ります。

• DynamoDB Localもアップデート

2014/04/24 http://bit.ly/1nk5tPQ

Page 19: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

Amazon Simple Workflow用の新しいCloudWatchメトリック

• SWFが多種多様なワークフローおよびアクティビティメトリックをAmazon CloudWatchに収集およびパブリッシュするように

• 利用可能となったメトリック

- DecisionTaskStartToCloseTimeメトリック

• デシジョンタスクが実行開始してから完了するまでにかかった時間を報告

- WorkflowsCompletedメトリック

• 完了したワークフローの数を報告

- StartToCloseTimeとScheduleToCloseTimeメトリック

• ワーカータスクをEC2インスタンスのAuto Scalingでホストしている場合、これを使用してスケールアップおよびスケールダウン操作を開始することが可能

2014/04/29 http://bit.ly/1l06Gsc

Page 20: AWS サービスアップデートまとめ 2014年4月

Route53のドメイン名によるヘルスチェック

• Route53のDNSフェイルオーバー機能と組み合わせて、アプリケーション全体の可用性の向上が可能

• ヘルスチェックのエンドポイントの指定をIPアドレスの代わりにドメイン名で指定可能に

• DNSは、Route53がヘルスチェックを実行するたびに、再解決される

• ヘルスチェックの間隔は10秒か30秒を選択可能

2014/04/30 http://bit.ly/1uEbXKY