aws事例を多数紹介! オンプレミスからaws移行時の運用自 …...2019/06/13 ·...
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AWS事例を多数紹介!
オンプレミスからAWS移行時の運用自動化と障害対策の実現方法を紹介します!
サイオステクノロジー株式会社
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サイオステクノロジー株式会社• 1997年 JavaとLinuxのテンアートニーとして発足• オフィスは白金高輪• 事業領域
⇨ RedHat、OSS、ソフトウェア開発, etc• 従業員 500名程度• 米国・中国でもビジネスを展開
LifeKeeper / DataKeeper• Linux/Windows対応のHAクラスタソフトウェア
• HAクラスタソフトウェアとして多くの顧客• マルチベンダー対応・多くのIHV・ISVパートナー
SIOS Coati• アマゾン ウェブ サービス(AWS)向けのアプリケーションの自動復旧をサポートするクラウドサービス
SIOS Technologyとパブリッククラウド
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自己紹介
・国産財務・会計システムベンダー、米国SaaS型のERPベンダーをへてサイオステクノロジーに入社。
・USのパブリッククラウドのアドオンサービスの販売、ビジネス開発を担当。
・2016年からLifeKeeper/DataKeeper及びSIOS Coatiのクラウドビジネスを推進
・AWS向けの監視・自動復旧サービスSIOS Coatiの事業責任者
名前:吉岡大介(よしおか だいすけ)
出身:東京都
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たまにこれに入っています!(仕事です!)
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パブリッククラウドに移行する際の
課題とアプローチ方法
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パブリッククラウドに移行する際によく聞く声
オンプレミスの既存システムをなるべくそのまま移行したい
AWSへ移行した後の運用をできるだけ楽にしたい
運用をできるだけ自動化したい
コストと可用性のバランスの取れた仕組みを使いたい
社内的にコンセンサスが取れない、とりづらい
運用が楽になると聞いたが、結構難しいし、コストもかかりそうだ
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増える既存システムのクラウド移行
クラウドベンダーが提供するサービス形態は、大別してIaaS・PaaS・SaaS
既存システムのクラウド移行の場合の多くは、まず「できるだけそのまま」クラウドに移行することが多く、この場合はIaaS(AWSの場合はEC2)を選択
クラウドといってもクラウドベンダーの責任範囲は異なります。特にIaaSの場合は、ミドルウェアやアプリケーションは利用者側で別途対策が必要
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基盤物理サーバーやラック、電源、ネットワークなど
OS
ミドルウェア
アプリケーション
オンプレミス
□=自社での責任範囲、■=クラウドベンダーでの責任範囲
基盤物理サーバーやラック、電源、ネットワークなど
OS
ミドルウェア
アプリケーション
IaaS
基盤物理サーバーやラック、電源、ネットワークなど
OS
ミドルウェア
アプリケーション
PaaS
基盤物理サーバーやラック、電源、ネットワークなど
OS
ミドルウェア
アプリケーション
PaaS
クラウドサービスの提供形態
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クラウド移行の2つの方法
クラウドに最適化された「クラウドネイティブ」
オンプレミスのシステムをできるだけそのまま移行する「クラウドリフト」
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クラウドネイティブ(PaaS) クラウドリフト(IaaS)
特徴 • データベース等がサービスとして提供される(Amazon RDSなど)
• OSがインストールされた環境が提供される。
汎用性 • PaaSが対応しているソフトウェアのみ • 制約無し(オンプレ環境と同等)
構築の容易さ • 要件がPaaSの機能仕様に収まれば容易
• 逆に機能仕様に合わない場合は、アプリ側の改修が必要になるケースもある。
• 個別の構築が必要だが、PaaSのような制約は無い。
• オンプレ環境をできるだけそのままクラウド移行する際に採用されるケースが多い
運用 • クラウド側のメンテナンスのスケジュールを受け入れる必要あり
• 自社都合でメンテナンス可
可用性 • PaaS側で対応 • IaaSは可用性の範囲が限定的なので、利用者側で対策が必要
クラウドリフト(Cloud Lift)既存のオンプレシステムを、まずは「できるだけそのまま」移行する要件は多い
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「責任共有モデル」
クラウドのセキュリティは、利用者とベンダーの「責任共有モデル」と言われています。
クラウドベンダーの責任範囲
→サービスで可用性を定義(SLA)
データセンタ(ファシリティ・ネットワーク)
ハードウェア
仮想基盤
利用者の責任範囲
→利用者側で可用性の確保が必要OS
ミドルウェア
アプリケーション
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最近の障害原因の傾向として、ハード起因よりもソフトウェア起因の割合が増えてきていると言われているので、上記のオレンジ色の領域の可用性の確保が必要です。
責任を共有
これは可用性の担保についても同じことが言えます。
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AWSの運用における可用性を実現するには?
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IaaSでは仮想基盤のHA機能により高可用性を実現し
ていますが、ソフトウェアの障害は対象外
物理サーバA
仮想基盤
物理サーバB
仮想基盤
OS
ミドルウェア
アプリケーション
Amazon EC2
障害検知
①
OS
ミドルウェア
アプリケーション
Amazon EC2
↑基盤側の障害検知は、物理・仮想基盤の状態とネットワーク疎通で確認
IaaSのHA機能は、
基盤側の障害対策が中心
②他のインスタンス上に自動的に再起動
しかし、これではアプリケーションやミドルウェアの障害は検知できない
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ダウンタイムの許容範囲とソリューション求める可用性に応じたソリューションの選択が必要
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Managed Service
LifeKeeper/DataKeeper
SIOS Coati 監視ツール
特徴全てのサービスを対象24/365で有人監視
冗長構成による高可用性
ダウンタイム最小化データ・レプリケー
ション
サービス監視/自動復旧簡単導入/コスト最小化障害レポート自動送信
全てのサービスを対象監視したい情報を作成
復旧方法
24/365有人監視自動
(フェイルオーバー)自動復旧
監視のみ復旧はユーザー側
監視対象
全てのシステムDBMS/ミドルウェア企業独自アプリなど
サービス/プロセス 全てのシステム
初期設定
手順を定義手順書の作成など
要件に応じた構成個別対応あり
簡単設定10分初期設定に時間がかか
る
RTO数分程度
(手順に応じて変動)数分程度 数分(2分/1回監視) 通知のみ
適用シーン
障害影響の非常に高い金銭的/対外的リスクのあるミッションクリティカルなシステム
有人監視を必要
障害影響の高い金銭的/対外的リスクのあるミッションクリティカ
ルなシステム
コストはかけたくないがある程度の可用性
運用重視CMS(Blogなど)
開発用インスタンス
コストはかけたくない自分で運用を行い、分
析対応ができる
費用高価
ランニング費用高価
ライセンス費用月額3,600円/1台 安価
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LifeKeeper / DataKeeper
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HAクラスターソフトはLifeKeeper(LK)と、Windows標準のWSFCの2つから選択可能
上記と連携してレプリケーション製品のDataKeeper(DK)でHA構成を実現可能。
WSFC+DK構成ではオンプレWSFC共有ディスク構成を迅速にAWSへ移行可能。
フェイルオーバー
保護対象のソフトウェア(データベース等)
<概念図>
稼働系 待機系
AZ AZ
同期
保護対象のソフトウェア(データベース等)もしくは
WSFCもしくは
WSFC
Amazon Elastic Block Store (EBS)
Amazon Elastic Block Store (EBS)
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SIOS CoatiはユーザーのAmazon EC2で動くアプリケーション(サービス/プロセスなど)を監視し、障害時に復旧をサポートします
アプリケーションが止まっていたら自動的に復旧させます! インストール作業は全くもって不要、エージェントとかありません 月額 3,600円/仮想マシンで運用のサポート自動化を実現
AWS
SIOS Coati
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ソリューションによる運用自動化/可用性対策
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ミッションクリティカルな運用を必要とするシステムには、LifeKeeperまたはWSFC
WSFC
低コストで運用の自動化をすすめたいシステムにはSIOS Coati
corporate data center
Auto Scaling Group
Availability Zone
Amazon EC2
Amazon EC2
Auto Scaling Group
Availability Zone
Amazon EC2
Amazon EC2
Region A
Amazon EC2Region B
Amazon Route 53
Users
Peering
Amazon Route 53
AWSDirect Connect
WWW Servers(Origin)
Application Servers
Trouble happens
Amazon EC2
Amazon EC2System Manager
Elastic Load Balancing
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デモンストレーションをお見せします
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AWSに移行した導入事例のご紹介
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導入事例:インフォバーン様
SIOS Coatiを導入して、24時間監視から解放された株式会社インフォバーン様の事例
インフォバーングループ本社 情報システム室 天野優氏
SIOS Coati導入以前 SIOS Coati導入後
ZabbixやNagiosなどで自社で監視体制を構築
SIOS Coatiで監視オートスケールに対応なので設定変更不要
24時間365日監視する場合はMSPに委託し、高コスト=15万以上
3万円/月額、約80%コスト削減
障害通知は昼夜問わず舞い込み、復旧作業を実施
復旧作業はCoatiが実施するため復旧成功時は確認のみ!
コスト80%削減 + 運用工数を大幅に削減17
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導入事例:東京ダイヤモンド工具製作所様
SIOS Coatiの導入を30秒で決定!ひとり情シスでも運用の自動化を実現
株式会社東京ダイヤモンド工具製作所様の事例
東京ダイヤモンド工具製作所 システム担当 小久保様
SIOS Coati導入以前 SIOS Coati導入後
ひとり情シスではあるが、AWSに移行し、BCP対策を実現
SIOS Coatiで運用のさらなる自動化を実現!
旅行中にシステムがダウン!誰も対応できず旅行先から復旧作業
復旧作業はCoatiが実施してくれたため復旧成功時は確認のみ!
コストをあまりかけずに、運用の自動化を実現
対象システムデスクネッツ(グループウェア)Unitbase(SFA)IC Cube(テレビ会議)
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導入事例:ホビージャパン様
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Auto Recoveryと併用して、可用性のレベルを向上、機会損出を削減
株式会社ホビージャパン様の事例
ホビージャパン 広報宣伝課 深堀様
SIOS Coati導入以前 SIOS Coati導入後
Auto Recovery/Scaleでインフラレベルの可用性は対応
SIOS Coatiでアプリケーションレベルでの可用性を実現!
MSPサービスを利用するが、深夜帯での対応は未対応
復旧作業はCoatiが実施復旧成功時は確認のみ!精神的な負担が軽減!
インフラとアプリケーションレベルでの可用性を考慮した、運用体制を実現
対象システム
hobbyjapan.co.jpMaoPro.comDeathball.jp
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卸売業 株式会社IDOM様
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運用オペレーションを変えずにAWS全面移行を実現課題 既存システムのAWS全面移行を複数システムで同時に行う。
導入理由 ・WSFCの運用を変えることなくオンプレからAWSへ移行できる
導入効果 既存システムの運用形態を変えることなく、シンプルかつスムーズにAWSに実装。
要件
・国内800店舗用のシステム(200~300)の物理サーバーをAWSに全面移行(店舗の急拡大への対応のため)・物理のSQL ServerをRDSへ移行するには、RDSの制限等でかなりの作り込みが必要。・作りこみなしでシンプルに既存環境のシステムをできるだけそのままAWSに移行したい。・オンプレミスと同等の可用性を確保したい
Amazon EC2 Amazon EC2
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化学メーカー 住友化学株式会社様
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SAPの障害対策で国内実績豊富なDataKeeperを選択課題 ・グローバルなグループ全体のコスト最適化を図る
導入理由 ・下記構成が導入SIである富士通様において国内で複数の実績がある点
導入効果 ・コストを削減しつつ障害対策への備えができた
要件・国内外システム基盤共通化によるコスト改善目的で、インフラ基盤をAWSに選定。
・基幹システム向けに125のEC2インスタンスが払い出され、そのうちSAPは14インスタンスを使用。基幹システムなので、AWS移行後も既存システムと同等の可用性が必要。
構成イメージ
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大手小売業様(衣料品・家具・雑貨)
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基幹系システムに密に連携したHULFT, JP1の可用性
課題・HWの保守切れに直面してクラウド移行を検討・既存システムをできるだけそのまま移行、同じレベルの可用性は移行後も必要
導入理由 ・VPCピア接続に製品の標準機能で対応している点
導入効果 ・移行の負担を最小限にし、移行後の運用も大きく変わらなかった。
要件・別のVPC内のシステムからVPCピア接続を使ってシステム連携させたい・止めることのできない基幹系システムの可用性を確保したい
構成イメージ
Amazon Route 53
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モニタリングツールとの連携による高度な運用の自動化
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閾値データ外形監視ステータス
通知
サービス/インスタンス再起動
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まとめ
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Managed Service
LifeKeeper/DataKeeper
SIOS Coati 監視ツール
復旧方法
24/365有人監視自動
(フェイルオーバー)
自動復旧監視のみ
復旧はユーザー側
監視対象
全てのシステム
DBMS/ミドルウェア
企業独自アプリなど
サービス/プロセス
全てのシステム
RTO数分程度
(手順に応じて変動)
数分程度数分(2分/1回監
視)通知のみ
適用シーン
ミッションクリティカルなシス
テム
ミッションクリティカルなシス
テム
運用重視CMS(Blogなど)
開発用
セルフマネージメント
ダウンタイムの許容範囲求める可用性に応じたソリューションの選択が必要
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アンケートにお答えいただくと
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アンケート回答完了画面をサイオステクノロジーブースで見せてくれた方には
ボクのグッズをプレゼントするよ!
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SIOSブース