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BIG-IP APMNetAttest EPSシリーズによるセキュアなリモートアクセス環境構築イメージ 守までを一括で提供する日立システムズ は、「いつでも・どこでも・いつまでも・安 全・安心に働く」をテーマとしてテレワーク によるワークスタイル変革ソリューション を提案。リモートアクセスを統一してシ ングルサインオンも可能にする米F5 Net works社の「BIG-IP APM(Access Policy Manager)」と、多彩なネットワーク認 証機能を持つソリトンシステムズの「Net Attest EPS」「NetAttest EPS-ap」を組 み合わせることで、利便性と安全性を両 立したソリューションを提案している。 F5 Networksの「BIG-IP APM」は、 SSL-VPNによる暗号化技術や認証を活 用して、高いユーザービリティとセキュ アな環境を実現するリモートアクセス装 置。VPN 専用機器やクライアントソフト がなくても、自宅や出先、営業拠点など から PC やスマートデバイスでセキュアな 通信ができるため、導入や管理のしやす さに優れている。 ユーザービリティを高める大きな特徴 は、社内のネットワーク環境で利用して いる ID とクラウドサービスで利用してい Legacy Access 「世界最先端 IT 国家創造宣言」においては、 2020年までに「テレワーク導入企業を 2012 年度比で 3 倍、週 1 日以上終日在宅 で就業する雇用型在宅型テレワーカー数 を全労働者数の10%以上にする」として いる。 テレワークの使い勝手を考えたとき、 「オフィス以外のどんな場所でも効率的 かつ安全にストレスなく業務できる」こと は重要なポイントとなる。そのためには、 外部からアクセスする場合でも社内のリ ソースやクラウドサービスをスムーズに利 用できる高いユーザービリティと、盗聴 やデータ改ざん、不正アクセスなどをしっ かり防ぐ強固なセキュリティとを兼ね備 えたリモートアクセス環境が必要だ。 セキュリティやネットワークに加えて、 業務システムの構築から運用、監視、保 るIDを統合的に管理し、各アプリケー ションへの効率的なアクセスを可能にす るSAML(Security Assertion Markup Language)に対 応。CitrixやVMware Viewなどの異なるVDI (デスクトップ仮 想化)環境やWindowsのリモートデス クトップへの一元的なログインや、ビジ ネスで利用しているOutlook Web App やOffice 365、Google Apps、Sales force へのシングルサインオンを可能にし て連携性を高めている。また、Office 365 との連携などにおいてはADFS(Active Directory Federation Services)が不 要。さまざまなシステムやサービスで構 築されているハイブリッドな環境でも、 スムーズな認証で効率的なアクセスを可 能にしている点は、使い勝手を考えるう えで大きなメリットとなる。 そのほか、マルチOSへの対応も魅力 のひとつ。ユーザーにとって、Windows やMac、Linux、スマートデバイスの AndroidやiOSなどの幅広いプラット フォームで利用できるのは大切なポイン ト。メーカーによっては最新バージョン への対応が遅れたりするケースも多いが、 現在の日本社会においては、企業側に 「働き方の多様性=ワークスタイル変革」 が求められる傾向にある。その主な要因と しては、「少子高齢化による働き手の減少」 「女性のさらなる社会進出」「外国人労働者 の増加」などが挙げられる。また、「海外 企業に対する競争力の強化」や「海外時間 にあわせた業務対応」などのグローバル化 による問題が考えられるほか、「フレック スタイムやワークシェアの導入」「出産・育 児・介護と仕事の両立」といった課題もあ るだろう。 このような背景から、日本政府はワー クスタイルの変革を推進する方法のひとつ として、ICTを活用した「テレワークの導 入」を推奨。IT 戦略の基本的な方針を示す BIG-IP APMは最新バージョンにもスピー ディに対応してくれる点が非常に心強い。 BIG-IP APMで構築された利便性の高い リモートアクセス環境を活用する際に、セ キュリティを確保するため、許可された端 末のみアクセスが可能になる仕組みを提供 するのがソリトンシステムズの「NetAttest EPS」と「NetAttest EPS-ap」だ。 NetAttest EPSは、電子証明書によ るデバイス認証やワンタイムパスワード の発行を可能にし、システムにアクセス する端末を厳重に管理できるネットワー ク認証アプライアンス。通常の ID とパス ワードによる利用者認証にデバイス認証 をプラスすることで、許可されていない スマートフォンやPCなどからの接続を ネットワークの入口でブロックする。Net Attest EPS-apは、マルチデバイスに対 応した電子証明書の運用を支援するオプ ションとなる。マルチデバイス向けに、 インターネット経由で安全に電子証明書 を配付することが可能だ。 NetAttest EPS と NetAttest EPS-ap を組み合わせれば、不正なユーザーによ るアクセスを防止できるのはもちろんの こと、シャドー IT 対策や BYOD 対応など、 昨今の企業インフラにまつわる課題に効 果的な認証基盤も簡単に実現できる。ま た、運用面においても多忙な情報システ ム担当者をサポートする各種機能を搭載。 例えば、認証済みの端末を紛失した場合 には、電子証明書を失効するだけでOK。 簡単な操作で、不正ユーザーによる被害 の拡大を防止できる。 [お問い合わせ先] URL:http://www.hitachi-systems.com 電話:0120-346-401 受付時間:9:00~17:00(土、日、祝日は除く) スムーズな接続使勝手向上 端末認証でさらなる安全性On-Premises Infrastructure Corporate Applications (Legacy) Cloud Service VMware Amazon Web Services Windows Azure PaaS/IaaS SaaS Provider Office 365 Salesforce Google Apps Access Management VDI Infrastructure Authentication OCSP/AAADirectory Services LocalDB Identity federation SAML SAML/SSL-VPN Single Sign-On SCEP Device Cert 許可端末証明書有 不正端末証明書無 スマートデバイス アタッカー 外勤者 内勤者 App App App 少子高齢化やグローバル化などの要因から、企業には「働き方の多様性」が求められている。 これを受けて日本政府はテレワークの導入を推奨。優れたユーザービリティと高いセキュリティを兼ね備えたテレワークの ソリューションが、ワークスタイルの変革を推進する。 ワークスタイル 変革推進 する セキュアで 利便性 いソリューション × × テレワークでワークスタイル変革 利便性と安全性を両立する ワークスタイル変革 ソリューションを実現する ネットワーク認証アプライアンス NetAttest EPSNetAttest EPS-apリモートアクセス装置 BIG-IP APM Access Policy Manager)」 企業に働き方の多様性が 求められるなか日本政府は テレワークの導入を推奨 課題 BIG-IP APMで効率的な リモートアクセス環境を構築し NetAttest EPSで安全性を強化 提案 解決 × ×

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Page 1: BIG-IP APM NetAttest EPS · やOffice 365、Google Apps、Sales forceへのシングルサインオンを可能にし て連携性を高めている。また、Office 365 との連携などにおいてはADFS(Active

BIG-IP APMとNetAttest EPSシリーズによるセキュアなリモートアクセス環境の構築イメージ

守までを一括で提供する日立システムズは、「いつでも・どこでも・いつまでも・安全・安心に働く」をテーマとしてテレワークによるワークスタイル変革ソリューションを提案。リモートアクセスを統一してシングルサインオンも可能にする米F5 Net works社の「BIG-IP APM(Access Policy Manager)」と、多彩なネットワーク認証機能を持つソリトンシステムズの「Net Attest EPS」「NetAttest EPS-ap」を組み合わせることで、利便性と安全性を両立したソリューションを提案している。

 F5 Networksの「BIG-IP APM」は、SSL-VPNによる暗号化技術や認証を活用して、高いユーザービリティとセキュアな環境を実現するリモートアクセス装置。VPN専用機器やクライアントソフトがなくても、自宅や出先、営業拠点などからPCやスマートデバイスでセキュアな通信ができるため、導入や管理のしやすさに優れている。 ユーザービリティを高める大きな特徴は、社内のネットワーク環境で利用しているIDとクラウドサービスで利用してい

Legacy Access

「世界最先端IT国家創造宣言」においては、2020年までに「テレワーク導入企業を2012年度比で3倍、週1日以上終日在宅で就業する雇用型在宅型テレワーカー数を全労働者数の10%以上にする」としている。 テレワークの使い勝手を考えたとき、

「オフィス以外のどんな場所でも効率的かつ安全にストレスなく業務できる」ことは重要なポイントとなる。そのためには、外部からアクセスする場合でも社内のリソースやクラウドサービスをスムーズに利用できる高いユーザービリティと、盗聴やデータ改ざん、不正アクセスなどをしっかり防ぐ強固なセキュリティとを兼ね備えたリモートアクセス環境が必要だ。 セキュリティやネットワークに加えて、業務システムの構築から運用、監視、保

るIDを統合的に管理し、各アプリケーションへの効率的なアクセスを可能にするSAML(Security Assertion Markup Language)に対応。CitrixやVMware Viewなどの異なるVDI(デスクトップ仮想化)環境やWindowsのリモートデスクトップへの一元的なログインや、ビジネスで利用しているOutlook Web AppやOffice 365、Google Apps、Sales forceへのシングルサインオンを可能にして連携性を高めている。また、Office 365との連携などにおいてはADFS(Active Directory Federation Services)が不要。さまざまなシステムやサービスで構築されているハイブリッドな環境でも、スムーズな認証で効率的なアクセスを可能にしている点は、使い勝手を考えるうえで大きなメリットとなる。 そのほか、マルチOSへの対応も魅力のひとつ。ユーザーにとって、WindowsやMac、Linux、スマートデバイスのAndroidやiOSなどの幅広いプラットフォームで利用できるのは大切なポイント。メーカーによっては最新バージョンへの対応が遅れたりするケースも多いが、

 現在の日本社会においては、企業側に「働き方の多様性=ワークスタイル変革」が求められる傾向にある。その主な要因としては、「少子高齢化による働き手の減少」

「女性のさらなる社会進出」「外国人労働者の増加」などが挙げられる。また、「海外企業に対する競争力の強化」や「海外時間にあわせた業務対応」などのグローバル化による問題が考えられるほか、「フレックスタイムやワークシェアの導入」「出産・育児・介護と仕事の両立」といった課題もあるだろう。 このような背景から、日本政府はワークスタイルの変革を推進する方法のひとつとして、ICTを活用した「テレワークの導入」を推奨。IT戦略の基本的な方針を示す

BIG-IP APMは最新バージョンにもスピーディに対応してくれる点が非常に心強い。

 BIG-IP APMで構築された利便性の高いリモートアクセス環境を活用する際に、セキュリティを確保するため、許可された端末のみアクセスが可能になる仕組みを提供するのがソリトンシステムズの「NetAttest EPS」と「NetAttest EPS-ap」だ。 NetAttest EPSは、電子証明書によるデバイス認証やワンタイムパスワードの発行を可能にし、システムにアクセスする端末を厳重に管理できるネットワーク認証アプライアンス。通常のIDとパスワードによる利用者認証にデバイス認証をプラスすることで、許可されていないスマートフォンやPCなどからの接続を

ネットワークの入口でブロックする。Net Attest EPS-apは、マルチデバイスに対応した電子証明書の運用を支援するオプションとなる。マルチデバイス向けに、インターネット経由で安全に電子証明書を配付することが可能だ。 NetAttest EPSとNetAttest EPS-apを組み合わせれば、不正なユーザーによるアクセスを防止できるのはもちろんのこと、シャドーIT対策やBYOD対応など、昨今の企業インフラにまつわる課題に効果的な認証基盤も簡単に実現できる。また、運用面においても多忙な情報システム担当者をサポートする各種機能を搭載。例えば、認証済みの端末を紛失した場合には、電子証明書を失効するだけでOK。簡単な操作で、不正ユーザーによる被害の拡大を防止できる。

[お問い合わせ先]

URL:http://www.hitachi-systems.com電話:0120-346-401 受付時間:9:00~17:00(土、日、祝日は除く)

スムーズな接続で使い勝手を向上

端末認証でさらなる安全性を

On-Premises Infrastructure

CorporateApplications

(Legacy)

Cloud Service

VMware

Amazon Web Services

Windows Azure

PaaS/IaaS SaaS Provider

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  Salesforce

   Google Apps

AccessManagement

VDI Infrastructure

Authentication(OCSP/AAA)

DirectoryServices

LocalDB

Identity federation

SAML

SAML/SSL-VPNSingle Sign-On

SCEP (Device Cert)

許可端末/証明書有

不正端末/証明書無

スマートデバイス

アタッカー

外勤者

内勤者

App

App

App

少子高齢化やグローバル化などの要因から、企業には「働き方の多様性」が求められている。これを受けて日本政府はテレワークの導入を推奨。優れたユーザービリティと高いセキュリティを兼ね備えたテレワークのソリューションが、ワークスタイルの変革を推進する。

ワークスタイル変革を推進するセキュアで利便性の高いソリューション

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テレワークでワークスタイル変革

利便性と安全性を両立するワークスタイル変革ソリューションを実現する

ネットワーク認証アプライアンス「NetAttest EPS」と「NetAttest EPS-ap」

リモートアクセス装置「BIG-IP APM(Access Policy Manager)」

企業に働き方の多様性が求められるなか日本政府はテレワークの導入を推奨

課題

BIG-IP APMで効率的なリモートアクセス環境を構築しNetAttest EPSで安全性を強化

提案 解決

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