究めました...
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究めましたか?
第1部
一目均衡表の考え方
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•買方と売り方のいずれが勝ち、いずれが負けているか、これを「相場の現在性」と呼ぶ。
•相場は買方と売り方の均衡が破れた方へ動くそして、一度動き出せば大きく動く
相場の現在性を知る
•時間こそが相場そのものである。
•相場の主体は時間にあり、価格は結果として従ってくる。
時間論
•相場は動くか動かないか、動くとしたら上がるか下がるか、シンプルである。複雑に捉えてはいけない。
単純なものにこそ心理がある
•相場の変化を感じ取る。「常に建玉なきがごとく」
任運自在(にんぬんじざい)
•相場は予想するものではない、予測するものである
•あらかじめ思うとそれは「思い込み」になる。予測とは今後の展開をあらかじめ測っておくこと。それは今後の展開を測るためのメジャーでしかない。
予測
一目山人(細田悟一)氏が一目均衡表に秘めた想い。
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第2部
一目均衡表の基本的
売買シグナル
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転換線が基準線を上抜ける。・・・均衡表の好転
遅行スパンが価格を上抜ける。・・・遅行スパンの好転
価格が雲(抵抗帯)を上抜ける・・・三役好転
買いサイン 転換線が基準
線を下抜ける。・・・均衡表の逆転
遅行スパンが価格を下抜ける。・・・遅行スパンの逆転
価格が雲(抵抗帯)を下抜ける。・・・三役逆転
売りサイン
一目均衡表の基本的買いサイン・売りサイン
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基準線の勾配ももうひとつ大きな判断材料だが、こちらは主に もみあい相場かトレンド相場かの判断に使う。
遅行スパン
価格 転換線
基準線
先行スパン2
先行スパン1
① ② ③ ④ ⑤ ⑥
⑥三役好転
⑤雲突入
④遅行スパン好転
③均衡表の好転 ②基準線上抜け
①転換線上抜け
底打ち
一目均衡表基本図(簡略版)
価格が安定下降から安定上昇に切り替わったときに一目均衡表の各線はこう動く!
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第3部
一目均衡表の基本
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•過去9日間の最高値と最安値の半値
転換線
•過去26日間の最高値と最安値の半値
基準線
•過去52日間の最高値と最安値の半値 ※それを26日将来に描画
先行スパン2
一目均衡表には3つの半値線がある!
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•ある一定期間の最高値と最安値を足して2で割ったもの。
•仲値線・中値線とも呼ぶ。
半値線とは
•ある一定期間の価格変動の中心
半値線の位置づけ
•ある一定期間の相場水準
•ある一定期間の売買勢力の均衡点
•ある一定期間のトレンド
半値線が示すもの
一目均衡表重要用語 「半値線」
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• ある一定期間の中心を相場水準と呼ぶ
•相場水準=半値
相場水準とは
•上昇トレンドとは相場水準が切り上がっている状態
•下降トレンドとは相場水準が切り下がっている状態
• もみあい相場とは相場水準が変わらない状態
トレンドの認識に重要
一目均衡表重要用語 「相場水準」
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一目均衡表が3つの半値線を持つ意味
A
B
C
D
E
F
EFの半値(≒転換線)
CFの半値(≒基準線)
AFの半値(≒先行スパン2)
短期
中期
長期
三段上げ相場が 半値押しするとしたら?
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第4部
5つの線のポイント
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一目均衡表のそれぞれの線(除く遅行スパン)は
トレンドがあるときは押し目の限界点を示し
もみあい相場ではもみあいの中心を示す!
(最重要事項)一目均衡表の各線の役割!
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• (本日を含めて過去9日間の最高値+最安値)÷2
計算式
•転換線は短期の半値=相場水準を表す
•転換線の勾配は短期トレンドの方向を示す
•転換線の位置は短期勢力の均衡点を示す。 価格と転換線の関係で短期(9日間)の勢力が売方優勢か買方優勢かがわかる。
転換線の意味
転換線を究める!
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•安定した上昇相場は転換線の上を転換線に沿って上昇。
•安定した下降相場は転換線の下を転換線に沿って下降。
安定したトレンドを教えてくれる!
•転換線から大きく放れて上昇している価格、大きく放れて下降している価格は調整(押し・戻し)が入りやすい。
加熱すると調整が入りやすい!
転換線の注目ポイント!
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転換線
安定した上昇トレンドは転換線に支えられて上昇!
NZドル/円4時間足
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転換線
転換線から下に放れすぎると戻しを迎える!
安定した下降トレンドは転換線に頭を押さえられて下降!
豪ドル/円4時間足
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• 基準線の勾配で現在トレンドがあるか、もみあいかをまず識別する!
• 中期トレンドこそトレーダーに取って一番大事なもの。
トレンドの識別
• 安定した上昇トレンドの押し目は基準線が基本。
• 安定した下降トレンドの戻しは基準線が基本。
安定したトレンドの押し目となる
• もみあい相場時中心を基準線が教えてくれる。
◎もみあい相場の中心
基準線の注目ポイント
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基準線
ソニー日足
安定した上昇トレンドの押し目は基準線まで!②
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安定した下降トレンドの戻しは基準線まで!
基準線
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•①底値から数日以上経過していること
•②現在、数日の上げを経ていること
•③底入れ後の新高値を付けていること
•④下げ止まっている(あるいは横這いの)基準線を転換線が下から上へクロス
•⑤窓を開けている上昇(あるいは大陽線)があればさらによい 以上を確認して仕掛ける
好転前の条件
•①遅行スパンの好転が数日以内にあること
•②好転後、数日以内に基準線が上昇を始め、下がらない
•③好転後価格(終値)が基準線を下回らないこと 以上が成立しない場合はすぐ手じまう
好転後の騙し対策
(上級編)均衡表好転で仕掛けるための条件
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•①天井から数日以上経過していること
•②現在、数日の下げを経ていること
•③天井打ち後の新安値を付けていること
•④上げ止まっている(あるいは横這いの)基準線を転換線が上から下へクロス
•⑤窓を開けている下降(あるいは大陰線)があればさらによい 以上を確認して仕掛ける
逆転前の条件
•①遅行スパンの逆転が数日以内にあること
•②逆転後、数日以内に基準線が下降を始め、上がらない
•③逆転後価格(終値)が基準線を上回らないこと 以上が成立しない場合はすぐ手じまう
好転後の騙し対策
(上級編)均衡表逆転で(売りを)仕掛けるための条件
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均衡表の逆転成功例 ユーロ/円日足(2012年2月9日~5月31日)
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基準線
転換線 遅行スパン
均衡表の好転失敗例 米ドル/円日足(2015年8月20日~10月15日)
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基準線
転換線 遅行スパン
遅行スパンの意味はローソク足を折れ線で表すとわかりやすい!
価格実践
遅行スパン
価格と遅行スパンは26日ずれながら 一緒に上がり一緒に下がる!
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【再確認!!!初めての一目均衡表】 一目均衡表は2台の飛行機が大空を飛んでいる!
(小次郎講師開発一目均衡表フライトチャートより)
遅行スパン
転換線
基準線
先行スパン1
先行スパン2
価格
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一目均衡表の原理!
• 一目均衡表は時間軸をずらし(遅行スパン・先行スパン)計算期間をずらし、相場水準の変化を見たもの
相場水準
• もし、上昇トレンドであるなら、時間軸が新しいほど相場水準は上昇する。
• もし、上昇トレンドであるなら、計算期間が短いほど、相場水準は上昇する。
• 下降トレンドはこの逆
相場水準の法則
相場水準から見た一目均衡表の捉え方
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一目均衡表の1日には100日分のデータが入っている
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第5部
トレンド相場ともみあい相場
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•非常に強いトレンド
①転換線で戻す
•安定した上昇トレンドの押し目
②基準線で戻す
•上昇トレンドの深い押し
•上昇トレンド破綻の兆しあり
③先行スパン1で戻す
•最後の砦でぎりぎり上昇トレンドを維持したケース
•上昇トレンド終了近し
④先行スパン2で戻す
一目均衡表の各線は支持線であり抵抗線である!
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• 基準線の横ばい状態が続くともみあい相場とわかる。
基準線の勾配をまず見る!
• 均衡表の各線(除く、遅行スパン)が横ばいとなり、もみあいが長期化すれば、それぞれの線の間隔が狭まり、一本の線あるいは帯のようになる。
もみあい相場の確認
• もみあい時にはもみあい相場用の分析法がある。
• 均衡表の好転、遅行スパンの好転、三役好転(雲抜け)などは全てトレンド相場のときの見方であり、もみあい相場のときには騙しとなる。
もみあい相場の分析法
もみあい相場の見つけ方
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•もみあいの中心から下がった分だけ中心から上昇し、上昇した分だけ下がっていく。そこを狙う。
もみあい時の仕掛け方
•もみあい相場の高値・安値を更新したとき。(基本)
•もみあいの中心から下がった分だけ中心から上昇しない。中心から上がった分だけ中心から下降しない。その時点でもみあいが変化したと見て取れる。(早期発見)
•もみあいの中心をステップボードにして上放れる(下放れる)のが典型パターン!そこで仕掛ける。
もみあい放れの仕掛け方
•もみあいの中心が変化することもある。それももみあい放れを予見する。
•横這い状態の基準線と先行スパン2が位置が違うときは、もみあいの中心が変化している。
もみあいの中心の変化
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もみあい相場を利用した仕掛け方
①転換線を上抜ける②基準線を上抜ける③均衡表の好転 ④遅行スパンを上抜ける⑤雲に突入⑥雲のねじれ⑦雲を抜ける(三役好転)⑧転換線の雲抜け⑨基準線の雲抜け⑩上昇トレンド(買い)の完成形へ
⑩
トレンド相場では勢力が段階的に変化していくことに注目!
短期・中期・長期とも売り方が優勢な時代からスタートして ①短期勢力が買方優勢に変化。②中期勢力も買方優勢に変化。⑦長期勢力も買方優勢に変化。
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①転換線(ハーフライン超え)
②基準線(中盤支配)
⑤先行スパン1(ゴールエリア突入)
⑦先行スパン2(超えればゴール)
④遅行スパンの好転
戦場の説明の図
サッカーに例えてみた!
⑥雲のねじれ
⑩並び順が買いの完成形になる(試合勝利) ⑨基準線が雲を抜ける(追加得点) ⑧転換線が雲を抜ける(追加得点)
③均衡表の好転
※ラインが超えられなければ敵の反攻を受ける! 34
チェック4解説 「勢力段階②」
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•買方売方のいずれが勝つか?
•均衡が崩れた方へ動く
•勝敗が決まれば大きく動く
相場の現在性
•陣地を少しずつ奪いながらゴールへ迫る
•正順か逆順かが大事。押し込んでいるのか押し込まれているのか?
一目均衡表はラグビー
①価格が転換線を越える・・・前哨戦・小競り合い、勝敗は大勢に影響なし
②価格が基準線を越える・・・中堅勝利、ここら辺からようやく買方に明るいムードが
③均衡表の好転・・・野戦勝利、一気に買方優勢に
④遅行スパンの好転・・・買方優勢を見て、敵の武将が買方に寝返る。どんどん買方は勢いを増していく。
⑤雲に突入・・・敵の城に突入。この手前では相当激しい攻防があった。
⑥雲のねじれ・・・城の中で激しい攻防が繰り広げられる。
⑦雲を突破・・・落城。敵将は城を捨て逃げ出す。
⑧転換線が雲を抜ける・・・掃討戦
⑨基準線が雲を抜ける・・・敵の分国まで落とす
⑩雲のねじれの位置に来て、買方の完成形・・・完全勝利。周囲の国までが貢ぎ物を持ってくる。
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戦場に例えてみた!
価格が転換線を上抜ける
•短期勢力が買方優勢となる。
•中期・長期勢力はまだ売方優勢
価格が基準線を上抜ける
•短期勢力に続き、中期勢力も買方優勢となる。
•長期勢力はまだ売方優勢
価格が先行スパン2を上抜ける
•短期勢力・中期勢力に続き、長期勢力までが買方優勢となる。
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勢力段階の位置づけ
①価格が転換線を越える・・・大勢に影響なし
②価格が基準線を越える・・・ここら辺からようやく買方に明るいムードが
③均衡表の好転・・・買方攻勢に
④遅行スパンの好転・・・買方の勢いにはずみが付く。
⑤雲に突入・・・
いよいよ最終決戦に!
⑥雲のねじ
れ・・・激しい攻防が繰り広げられる。
⑦雲を突破・・・買方勝利売り方は総退却を始める。
⑧転換線が雲を抜ける・・・売方の退却に併せて利益を伸ばす①
⑨基準線が雲を抜ける・・・売方の退却に併せて利益を伸ばす
②
⑩雲のねじれの位置に来て、買方の完成形・・・完全勝利。後は天下太平がどれくらい続くか。大相場あり!
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勢力段階と買方売り方の力関係整理
売方の圧倒的有利状態
買方の圧倒的有利状態
• その期間、最高値が変わらない。
• その期間、最安値が変わらない。
半値線横這いの条件
• 高値と安値がほぼ変わらないのがもみあい相場である。
• もみあい時半値線は横這いとなり、半値線の動き出しがもみあい放れを教えてくれる。
①もみあい放れを教えてくれる
• 価格変動の節目、重要な半値を教えてくれる。
②重要な半値を教えてくれる
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重要な意味を持つ半値線の横這い
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半値線の上昇はもみあい放れを教えてくれる!
※基準線を例として
基準線
•長期間更新されない高値は重要な高値である。
•長期間更新されない安値は重要な安値である。
重要な高値・重要な安値とは?
•重要な高値と重要な安値の半値は重要な半値である。
重要な半値とは?
•重要な半値は(目に見えない)抵抗線・支持線となり、踊り場でのもみあい相場の中心となる。
•その目に見えない抵抗線・支持線を半値線が教えてくれる。
•そして、その半値線を突破することで売買勢力が大きく変化する節目となる。
相場の節目となる重要な半値
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半値線が重要な半値を教えてくれる!
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図解、重要な高値・安値とは?
高値
高値
高値
高値
高値
高値
安値
安値 安値
安値
安値
安値
重要な高値
重要な高値
半値線は重要な高値と安値を教えてくれる!
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図解、重要な半値とは?
重要な高値
重要な安値
高値
高値
安値
安値
重要な半値
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図解、半値線の横這いが重要な半値を教えてくれる!
重要な高値
重要な安値
重要な半値
重要な高値・重要な安値が重要な半値を生みだし その重要な半値は横這いする! 重要な半値は抵抗線・支持線・踊り場の中心となりやすい
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図解、重要な半値の特徴
重要な半値が抵抗線・支持線となる!
支持線
抵抗線
踊り場の中心
重要な半値が 踊り場の中心となる!
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ユーロ米ドル日足 2013年1月16日~2014年5月2日
重要な半値位置が抵抗線・支持線 として働いた例
重要な高値
重要な安値
重要な半値で反転した例
第6部
波動・時間・価格変動
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波動
時間 価格変動
一目均衡表の極意は三位一体にあり!
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•波動は三波動(N波動)から出来ている。
•三波動は連続して何波動にもなる。
•大きな三波動の中に小さな三波動があり、小さな三波動の中にさらに小さな三波動がある。
一目均衡表の波動論
•時間経過を司る基本数値・対等数値である。
波動のそれぞれの時間経過を研究したものが
•価格変動(計算値)である。
三波動目の値位置を研究したものが
•この3大理論を把握した上で、買い勢力売り勢力の力関係の変化を探り出すためのツール。
一目均衡表の5つの線は?
波動・時間・価格変動の関係!
•波動は三波動を持って最小単位とする。
•三波動の連続で価格変動が構成される。
波動
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1、波動
一波動(推進波) 二波動(訂正波) 三波動(推進波)
I波動 V波動 N波動
上昇のN 下降のN もみあいのN もみあいP波動のN もみあいY波動のN
三角もちあい
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高値切下げ 安値切下げ
高値切上げ 安値切上げ
高値変わらず 安値変わらず
高値切下げ 安値切上げ
高値切上げ 安値切下げ
三波動からトレンドがわかる!
上昇トレンド 下降トレンド もみあい相場
三波動の連続により5波にも7波にもなる
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•価格は時間の経過に伴い変化する。
•予測と同じように変化しやすい基本の日時を設定し、そこで変化するのかしないのかを分析する。
一目均衡表の時間論
•変化しやすい日数を追究したのが基本数値。
•重要な天底から重要な天底までの期間はそれからしばらくの間、基本数値と同様変化しやすい。それが対等数値。
基本数値・対等数値
2、時間!
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基本数値
• 単純基本数値である9、17、26とその組み合わせで出来た複合基本数値。 ※絶対数である9,26とその組み合わせという説もあり。
基本数値
• 長年にわたり、世界中の数字に関する文献を読み、哲学書から自然科学の書物まで研究した上で、チャートを分析し、自然界の摂理を体現した数字としてこの3つの数字を発見。
森羅万象がこの3つの数字に支配されている
• 底から天井、天井から底、天井どおし、底どおしが基本数値になりやすい。
• 価格が変化しやすいところを教えてくれる。 ※あくまでそこら辺が変化しやすい時期と考えることが大事。
• 日足以外も同一の数値で通用。
変化日の元となる
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• 9、17、26と、その組み合わせ(複合基本数値) ※一目均衡表の数値は全て当日を含めた計算となる。
単純基本数値
• 9、17、26、33、42、51、65、76、83、97、101等
主な基本数値
その他の基本数値
5本 5本
9本
一目均衡表における数の数え方は全て 当日(スタートの足)を含めた計算なので、 基本数値と基本数値を組み合わせるたびに 1を引く必要があります。
注意ポイント!(支柱算)
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• 17=9+9-1
• 33=17+17−1
• 42=17+26−1
• 51=26+26−1
• 65=17+17+17+17−3
• 76=26+26+26−2
• 83=17+17+26+26−3
• 97=17+17+17+17+17+17−5
• 101=26+26+26+26−3
主な基本数値の算出法
基本数値の仕組み
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• 9→8、17→16、26→25 ※一目均衡表の数値計算「当日を入れて」という「当日」を除いたもの。
基本となる基本数値
• 33→32、42→41、51→50、65→64、76→75、83→82、97→96、101→100
主な基本数値をパネル算で置きかえる
• (16日周期)16、32、64、96
• (25日周期)25、50、75、100
• (上記折衷の41日周期)41、82
主に3系統がある
基本数値を支柱の計算からパネルの計算に置きかえる
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先行スパン2
2012年 2013年 2014年
H
L
H H
L
L
2015年
1年の値動きの中心価格を翌年の真ん中に印を付ける!
一期26日
※パネル算では25日
一巡76日(26×3-2)
※75日
一環226日(76×3-2)
※225日
一巡環676日(226×3-2)
※675日
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一目均衡表が読み解く相場の周期(フラクタル)
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米ドル円日足チャート 2009年11月24日~2016年2月18日
226日間 一環
226日間 一環
676日間 一巡環
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•中心とノイズ
•中心を一目均衡表では相場水準という。
価格変動は
•相場水準が切り上がっている状態
上昇相場とは
•相場水準が切り下がっている状態
下降相場とは
•相場水準が変わらない状態。
もみあい相場とは
•中心とノイズ幅が不変な場合は次の頂点は計算出来る!
計算値
3、価格変動
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相場水準
ノイズ
トレンドは相場水準(中心)とノイズで 形成されている。
相場水準とノイズ幅がわかれば、次の頂点(D) にいつどの値段で到達するかは容易に 推測出来る
A
B
C
D
計算値の仕組み
• 相場の動き(波動)を基に今後の目標値を算出する予測方法。
• 単なる上値予想や下値予想といったものとは全然違うもの。
計算値
• 予測値段であって、必ずそこで転換するといったものではない。
• あくまでも目標値段として設定し、その日柄、その値段に対して相場がいかに変化してきているのかを掴むことが大切。
• (時間論との関係)重要な日付に重要な価格に到達するとき、大きな変化が起こりやすい! 重要な日付は天底(あるいは過去の変化日)から基本数値・対等数値。
注意点
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計算値とは?
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N計算値 NT計算値
A A
B B
C C
D D
AB=CD
E計算値
A
B
C
D
AB=BD AC=CD
V計算値
A
B
C
D
BC=BD
中心がわかれば今後の展開がわかる
波動論の見方
•週足・月足の活用
•N波動チャートを作成する。
•基本数値で流れをつかむ
大きな流れをつかむ。
•大局の大きな流れを予測し、それに基づいた売買をする。
•大局のN波動を掴み、今後の動きを計算値から予測する。
大局に付く
•【加速】(トレンドの初期)相場に勢いが付く。大相場につながる可能性あり。
•(トレンドの終盤)天井打ちをし、一転暴落するパターン。 ※短期に大きく下げ、その後戻しがあるが、戻しを経た後、再度下落というパターンもある。(下降トレンドの場合はその逆)
•【減速】相場の勢いがなくなる。トレンド反転の予兆。
•じりじりと下がってあるラインを超えると一気に売られるというケースが多い。
N波動の加速・減速を掴む
波動の見方(まとめ)
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2.時間論
•価格は「時間」があってこそ変動するもの。つまり、チャート上における縦軸だけを分析するのではなく、横軸もあわせて分析(日柄分析=経過時間)することが重要。
•ほとんどのテクニカル分析が経過時間を考慮していない。
時間論の概念
• 「計算値(後述)」による目標値段は、単純にその値段を達成したか、していないかというだけでは意味がない。
•時間と照らし合わせ、「値幅」と「時間」との均衡点と捉えた時に、その威力を発揮する。
•つまり、重要なる日柄(時間帯)に重要なる値段を付けているかどうかが大事。
「値幅」と「時間」との均衡点
•一目均衡表の日柄分析とは、相場の時間の中に重要なポイントを見つけ出すことで、変化日を予測していくこと。
日柄分析とは
•変化日は、波動を把握した上で、「基本数値」と「対等数値」によって決定される。
•重要な日柄からの基本数値・対等数値等が重なる日が重要変化日
変化日の決め方
時間の見方(まとめ)
•相場の動き(波動)を基に今後の目標値を算出する予測方法。(注、予想ではない)
•単なる上値予想や下値予想といったものとは全然違うもの。
計算値
•予測値段であっても必ず転換するといったものではない
• あくまでも目標値段として設定し、その日柄、その値段に対して相場がいかに変化してきているのかを掴むことが大切。
注意点
• E計算値、N計算値、V計算値、NT計算値の4つの種類がある。
計算値の種類
価格変動の見方(計算値)