第5回検討ワークショップ -...

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-1- 10月4日(日)の午後、新宮市民会館ホールにて『第5回新宮市文化複合施設基本設計検討ワークシ ョップ』を開催しました。今回は、長野県小布施町 の前図書館長だった花井裕一郎さん(現NPOオブ セリズム理事)と一緒に、新しくできる複合施設と 町とのつながりについて考えました。 最初に、図書館や熊野学センターの資料活用の方 法として「ちずぶらり」と「イメージファインダーについて説明しました。次にウォーキングのポイン トを説明し、グループごとにルートを決めて1時間3 0分かけて町を歩きました(p2~)。会場に戻り、グル ープで話し合いながら町で発見したこと、面白かっ たことなどを地図にまとめて、全体の場で発表しま した(p4~)。最後に感想カードをお書きいただき(p8 ~)、第5回のワークショップを終了しました。 今回のワークショップのポイントは、子どもも含 めたいろんな人と一緒に歩くことでした。文献やイ ンターネットからではわからない個人史を背景とし た物語を町に感じながら、まちの将来を考えること につながる生きた情報を共有することができましたいよいよ次回は、予定している最後のワークショ ップとなります。基本設計案をできるだけ多くの人 に見ていただき、検討委員会に思いを伝える最後の 機会となります。是非ご参加下さい。 <第5回ワークショッププログラム> 1:はじめに 2:ウォーキングの趣旨説明 3:ウォーキングルートの検討 4:グループごとにウォーキング 5:結果の整理と発表 6:まとめ 第5回検討ワークショップ 第1回 H27.6.28(日) 13:30~16:00 <場所> 新宮商工会議 所2階大ホール <内容> キックオフ ワークショップ 第2回 H27.7.26(日) 13:30~16:30 第3回 H27.8.23(日) 13:30~16:30 第5回 H27.10.4(日) 13:00~17:00 第6回 H27.11.29(日) 13:30~16:30 <場所> 新宮市民会館 大ホール <内容> 熊野学センター について考える <場所> 新宮市民会館 大会議室 <内容> 図書館と熊野学 センターを考える <場所> 新宮市民会館 大ホール <内容> 施設とまちの関 係を考える <場所> 旧丹鶴小学校 体育館 <内容> 基本設計案を 確認する ※内容は変更になる場合があります。 第4回 H27.9.27(日) 13:30~16:30 <場所> 新宮市民会館 大ホール <内容> 新しくできる文 化ホールを使い 倒そう! 今後のワークショップの予定 子ども3名を含めた18名の皆様に ご参加いただきました。4グループで まち歩きをして、気づいたことを 地図にまとめていただきました。

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- 1 -

10月4日(日)の午後、新宮市民会館ホールにて、

『第5回新宮市文化複合施設基本設計検討ワークシ

ョップ』を開催しました。今回は、長野県小布施町

の前図書館長だった花井裕一郎さん(現NPOオブ

セリズム理事)と一緒に、新しくできる複合施設と

町とのつながりについて考えました。

最初に、図書館や熊野学センターの資料活用の方

法として「ちずぶらり」と「イメージファインダー」

について説明しました。次にウォーキングのポイン

トを説明し、グループごとにルートを決めて1時間3

0分かけて町を歩きました(p2~)。会場に戻り、グル

ープで話し合いながら町で発見したこと、面白かっ

たことなどを地図にまとめて、全体の場で発表しま

した(p4~)。最後に感想カードをお書きいただき(p8

~)、第5回のワークショップを終了しました。

今回のワークショップのポイントは、子どもも含

めたいろんな人と一緒に歩くことでした。文献やイ

ンターネットからではわからない個人史を背景とし

た物語を町に感じながら、まちの将来を考えること

につながる生きた情報を共有することができました。

いよいよ次回は、予定している最後のワークショ

ップとなります。基本設計案をできるだけ多くの人

に見ていただき、検討委員会に思いを伝える最後の

機会となります。是非ご参加下さい。

<第5回ワークショッププログラム>

1:はじめに

2:ウォーキングの趣旨説明3:ウォーキングルートの検討

4:グループごとにウォーキング5:結果の整理と発表6:まとめ

第5回検討ワークショップ

第1回

H27.6.28(日)

13:30~16:00

<場所>

新宮商工会議

所2階大ホール

<内容>

キックオフ

ワークショップ

第2回

H27.7.26(日)

13:30~16:30

第3回

H27.8.23(日)

13:30~16:30

第5回

H27.10.4(日)

13:00~17:00

第6回

H27.11.29(日)

13:30~16:30

<場所>

新宮市民会館

大ホール

<内容>

熊野学センター

について考える

<場所>

新宮市民会館

大会議室

<内容>

図書館と熊野学

センターを考える

<場所>

新宮市民会館

大ホール

<内容>

施設とまちの関

係を考える

<場所>

旧丹鶴小学校

体育館

<内容>

基本設計案を

確認する

※内容は変更になる場合があります。

第4回

H27.9.27(日)

13:30~16:30

<場所>

新宮市民会館

大ホール

<内容>

新しくできる文

化ホールを使い

倒そう!

今後のワークショップの予定

子ども3名を含めた18名の皆様にご参加いただきました。4グループでまち歩きをして、気づいたことを地図にまとめていただきました。

- 2 -

今日のまち歩きのポイントを説明しました図書館や熊野学センターの資料活用の方法として「ちずぶらり」と「イメージファインダー」を

説明した後、まちと施設を考えるための、まち歩きのポイントを説明しました。

まちから発見する

「ちずぶらり」「まちじゅう図書館」

「ちずぶらり」

・スマートフォン上に絵地図や古地図等を表示

し、そこにGPSによる位置情報を表示するア

プリ。共通の絵地図や絵地図上のスポット情報

を配信できる。

・50以上の「ちずぶらり」があり、様々な地域で

活躍している。

「まちじゅう図書館」

・図書館だけではなく、個人宅の玄関やカフェ、

お店、銀行など、町中に本棚を置く。

・本は個人的なものかもしれないが、その町で読

まれた本は、ある程度同じ文化で育った人達な

ので、かなり偏ってくる部分もある。それ自体

がその町の資料だと思う。

・みんなが本を資料を公開していくことによっ

て、もっと広い層にまちづくりが広がっていく

のではないかと思い、まちじゅう図書館を小布

施町で始めた。今は北海道や北九州などでもや

っており、石巻でも始まろうとしている。

・本が一つのコミュニケーションツールになり、

初めて会った人とでも会話が生まれる。これま

で車社会でどんどん通り過ぎていったものが、

ワンストップすることによって、町が言葉でつ

ながっていくのではないか。

まちをアーカイブする

「イメージファインダー」「連想検索」

「イメージファインダー」

・博物館等の展示物を、マルチタッチの大画面で

見られるシステム。

・例えばこれを熊野学センターに設置すれば、「新

宮市はこんなものを持っている」という表現に

もつながるし、子どもが自然に町のことを知る

こともできて、そこから出た疑問から大人と会

話をするなど、新しいコミュニケーションが生

まれてくることも考えられる。

・図書館と資料を結びつけることにより、多角的

な建築物として存在すると思う。

「連想検索」

・日頃、yahooなどで何かを探すときには「一致

検索」を使っているが、「連想検索」は契約し

ている16個のデータベースの中から、関連する

文書を探し出す検索技術。例えば「熊野学」と

検索すれば、熊野学に関する様々な資料が出て

くる。

【国立民族学博物館(大阪)の事例】

・リサーチステーション内に常設されている。

博物館にある資料を全てデータベース化し

て、展示と関連した情報を得ることができる。

・個別の展示物のイメージをタッチするとイメ

ージが拡大され詳細情報がわかる。

・複合施設だけで完結するのではなく、

施設を中心に町中がつながっていく。

・駅や公民館、商店街を本を置いて図書

館にしたり、学校の図書館が開放され

ても良い。そこに「ちずぶらり」や「イ

メージファインダー」がミックスされ

ていくと、ただ単に建物が出来るので

はなくて、まちづくりという観点にお

いても重要なものが出来るということ

が認識されるのではないかと思う。

文化複合施設によって町中がつながるまちじゆう

これらのことを頭に入れながらまちを歩き、まちに何があるのか、

まちの可能性はどこにあるのかを地図に落としてください。

まち歩きのポイント

- 3 -

グループごとにまち歩きをしましたグループで検討したルートに沿って、まちを歩きました。会場に戻り、グループで話し合いなが

ら町で発見したこと、面白かったことなどを地図にまとめて、全体の場で発表しました。

市民会館

阿須賀神社

蓬莱山宮井戸

<蓬莱山>

◆蓬莱山の辺りは町名を見ても地図を見て

も、一番歴史が古そう(徐福伝説とかも)。

◆蓬莱山は古墳!??「上って遊んじゃダメ」

と子どもの頃、言われてた…。

<川・海と町との関わり>

◆速玉大社から阿須賀神社までの川縁には新宮の

歴史がつまっています。

◆池田港:ここから船で東京までいったよ~!

◆下本町渡船:川を渡り向こう岸へ…。

◆川やその向こうの山なみ。都会の人には大人気!

~発表から~

阿須賀神社まで歩いた。寄り道した羽根学園と丹鶴ダンス教室という、昭和時代の

建物を何かに使えないかと思った。また、西村記念館のお庭も景色がすごく良かった。

その近くのチャップマン邸と岡様の家も「西村記念館」の通りとして、うまいこと活

用できないかと思った。

丹鶴商店街の場所は、昔お堀だったというのにはびっくりした。ちょうど下に電車

が見えるというのもすごく良い感じがした。NTTの建物と第三銀行のビルが活用で

きていないので、何かに使えたらいいという話も出た。

池田港では「昔、ここから東京まで行った」など、いろいろ川につい

て話した。

蓬莱山の辺りは、とても歴史の古いものがあるのではないかと思った。

また速玉大社から阿須賀神社までの川縁は新宮の歴史が詰まっているよ

うな気がした。宮井戸に素敵な場所があるというので、一回行ってみて

も良いという話が出た。

◆丹鶴商店街の場所は

昔々"お堀"でした。

◆下を通る電車が

いい感じ。

◆宮井戸が素敵ですよ!

(今回、行っていませんが)<古い建物の活用>

◆学校法人羽根学園と丹鶴ダンス教室:

昭和の時代の建物はおもむきがあります。

◆西村記念館の庭がすばらしい!!

小さなコンサートなども出来そう。

◆チャップマン邸宅、岡様宅:

西村記念館通りを大切に保存して活かす。

◆NTTと第三銀行のビルをなんとか活用

できたら良い!

1グループ

- 4 -

市民会館

↓神倉神社

←速玉大社

浮島の森

<まちで見つけたもの>

◆神倉へ行く国道手前、昭和のガラス窓

◆空家、空地がしばらく見ない内に増えて

いるのにおどろく!

◆井戸

◆速玉大社通り、呉服屋さん、レトロ、レ

ジスター

◆古い格子の家がけっこう有って、散策に

はいい感じ!

<まちじゅう図書館>

◆まちじゅう図書館?1軒有り。神倉神社近く。

◆駄菓子屋系2(かき氷屋、駄菓子屋)、喫茶店4、

スナック18、美容院・理容院7、学習塾2

銀行系(紀陽銀行、百五銀行、新宮信用、第三銀行)

◆バス停に本を置けるブックポスト

~発表から~

市民会館を出て仲之町商店街を横切り、保健センターの前、浮島の森の前を通って

神倉神社へ行き、スナック街を抜けて帰ってきた。

古い街並が多かった。木の格子戸の家が多く見られたり、神倉神社、妙心寺、全龍

寺も含めてお寺や神社が多かった。昭和っぽいステンドグラスや古美術の看板が残っ

ていたり、古い魅力のあるものが多く見つけらた。

駄菓子屋さん系ではかき氷屋さんと駄菓子屋さん、喫茶店は4つ、スナックが18軒、

美容院、理容室は7軒、学習塾が2~3軒、銀行が紀陽銀行、百五銀行、

新宮信用、第三銀行の4つがあった。これらの店に「まちじゅう図書館」

という視点で協力を申し出て、本を置いてもらえたら面白い。

どう複合施設と関連付けていくかは難しいが、例えば、古くて良いも

のの場所を回ってポイントを貯めると宿が安くなるアプリなどを考えて

みてはどうか。また、「まちじゅう図書館」に協力をしてくれてたところ

で中高生が仕事体験出来たりすると、若い人に町に関わってもらえて、

何かに取り組んでいくことが進められるのではないかと思った。

<神社>

◆神倉神社に広い駐車場ができていた。

◆神倉神社が涼しい!

◆お寺、神社が多い。

◆古寺(尼寺)妙心寺

2グループ

- 5 -

市民会館←速玉大社

<古い町並み>

◆町並み

◆昭和初期の商人の町。寺町を少し歩きました。

◆新宮の花町は昭和30年代頃までにぎわっていたそうです。

◆お菓子屋さんも多い。銘菓「天の川」「鈴焼」。茶道の影響。

◆さりげなく街角に埋め込まれた記念碑にQRコード。ライオンズクラブの方、ありがとう!

◆昔なつかしい駄菓子屋さんがありました。子ども達が今でも公園で遊んでいました。

◆造り酒屋のある通りは歩いて気持ちのよい通りにしたい!

◆速玉大社に、まち中に広がっていた神社をまとめてしまったとのこと…。

<熊野川>

◆熊野川では御船競争のOB戦をやっ

ていました。気持ちよさそう!

◆ボート

<文化複合施設との連携>

◆地域の歴史、文化に詳しい方と一緒だととてもお

もしろい!この貴重な情報を共有し、語りつぐた

めの取り組みやソフトが重要。

◆文化複合施設と「観光」「まちづくり」の可能性を

感じることができました。

◆美容院が「まちなか観光案内所」になっていまし

た。まちじゅう図書館候補かも?

~発表から~

複合施設の駐車場について、大きなイベントの時の車の出入りは

すごく気を遣うので、そこへの配慮をお願いしたい。

船町は、新宮の町が発展した頃のお金持ちのお屋敷街。川原町に

住んでいる方がお金を貯めて船町に大きな家を建てるという感じ。

佐藤春夫の生誕地、大石誠之助の自宅跡には石の標識が建っていた。

佐藤春夫記念館には年間6,000人ぐらいお見えになるが、中に入っ

て資料を見ようとする人は少ないそうだ。私たちの年代から見ると

素晴らしい、ふるさとを思うすごく良い作家だと思う。

大正モダンスポットという観光協会が作ったQRコードで読み取

れるようになったものが所々にあった。

新宮には茶道に使うような美味しいお菓子がある町だと思う。香

梅堂の「鈴焼」、松葉屋の「天の川」、杵月の「なぎ」、福田屋さん

など、お菓子を薦めても面白い

新宮で今、文学で言うと中上健次で、中上健次のファンはコアに

たくさんいる。毎年8月には中上健次が地元の人に教えるために始

めた熊野大学が開かれるが、そこへ多くの方がお見えになる。図書

館で発行した「歩楽歩楽」というシリーズのマップで、中上健次の

小説の舞台を記したものもあるので、活用してもらいたい。

<佐藤春夫、大石誠之助、中上健次>

◆佐藤春夫記念館、佐藤春夫の生誕地

◆佐藤春夫記念館前庭の野点は素敵な茶会

になりそうですね。

◆大石誠之助の自宅跡

◆大石誠之助宅跡、佐藤春夫記念館、速玉

大社、お寺などの歴史性がある地域特性

を、熊野学センターなどの運営に関連づ

けられるのでは?

◆「佐藤春夫の生誕地」や「大石誠之助の

自宅跡」等を知ることのできるパネルが

あったのはとても良い!地域の貴重な文

化を知る表示板や資料が貴重。

◆8月にある「熊野大学」の、中上健次の

文学ファン向けにもコースが必要かも。

3グループ

- 6 -

市民会館

阿須賀神社

<古い建物>

◆剣やかぶとがおいてあった(天酔というお店)。

◆オバケがすんでいそうな自転車屋があった。

◆町中図書館があった。

◆50年ぐらい前のアパート?等もあり、町中を歩

いてほしい。古い建物も多い。

◆そろばんやのかんばんのデザインがスゴかった。

◆ダンス教室がすこしあいていた。

◆ダンス教室の色がきれいだった。

◆チャップマンていがおばけの家に見えた。

◆料理屋さんの古風なたたずまい(建物の雰囲気)

◆窓が開いているから人が住んでいるのかと思っ

たら、近くに行くと窓が割れていたり…。

<阿須賀神社>

◆たいこやぼうのどうぐがあってきれいだった(本殿)。

◆ほんでんに日があたってきれいだった。

◆きよめがたのしかったので4回した。

◆阿須賀神社が熊野曼荼羅23番?

<まちで見つけたもの>

◆こけ玉がかわいかった。

◆ハロウィンにそなえてかぼちゃのちょうちんが

あるところをはっけんした。

◆聖水の井戸が思わぬところにあった。

◆せんろがちゃいろだった。

◆はまゆうの実

◆道端のおうちのお花

◆キリスト教というかんばんがあった。

◆知らない路地に入っていくとおもしろい。

◆薬屋や自転車屋のレトロな看板

◆看板をながめて歩くと楽しい。

◆石畳の道は歩きやすい。

◆ウェットスーツが干されている日常風景

◆御船祭りの練習を見ることができてよかった。

<歩いた感想>

◆みんなで歩くとたのしかった。

◆子連れで歩くと、やっぱりけっこう時間がかかる。

◆子どもと一緒だとのんびり歩くことができて、景色

をゆっくり楽しめた。

~発表から~

子どもの視点から

Q1.歩いていて、一番面白かったところはどこですか?

「そろばんが面白かったです」「服屋さんのリンゴの看板が面白かったです」

⇒羽根学園の玄関の上に大きなそろばんが飾ってあった。リンゴの看板は

丹鶴商店街の洋服屋さんのイラストで、それが面白かったようだ。

Q2.歩いて大変だったところはどこですか?

「とても暑くて長かったです」「とても暑かったです」

⇒一休みするために座れるところがあると良かった。

Q3.歩いていて一番気に入ったところは何ですか?

「こけ玉が可愛かったです」「こけ玉です」

⇒民家の軒先に、こけ玉を飾っている家があった。

Q4.このお散歩に自分で工夫するなら、何をして面白くしますか?

「しりとりしながら歩く」「屋根に上れたらいいと思った」

大人の視点から

看板の字が消えかかっていたり、空き家が多く、景観が損なわれていた。

まち歩きをした後、文化複合施設で歩いたルートの歴史や文化財などがわか

りやすく見られることは、町と文化複合施設をつなげる一つの工夫だと思った。

4グループ

- 7 -

感想カード最後に、今日参加した感想などを、自由に感想カードに書いていただきました。

楽しかった

○子どもが気になり、方向おんちなせいもあって、

せっかくの古地図をあまり見ず歩いてしまった

のがちょっと残念です。車でなく、歩くと色々

と目について面白いですね。

○カラオケがきみちゃんなのがふしぎだった。何

かへんな実があった。あすかじんじゃのかんば

んにハッピをかしますというはりがみがあっ

た。ちょうずばちにかにのはさみがあった。り

ゅうがとてもキレイダッタ。ながいぶんしょう

があった。キッチンママのはいたつしますとい

うえがあった。

○服屋さんのかんばんのりんごの絵がとてもおも

しろかった。はまゆうの実がきれいだった。あ

すかじんじゃにある手水鉢で手をあらうことが

おもしろかった。自転車屋さんにおばけがすん

でそうでした。かぼちゃのちょうちんを見つけ

た。

○久しぶりに市内を歩きました。普段は大通りを

車で通るだけなので、約30年ぶりにとおった道

がありました。良くも悪くもかわっていない街

並みに感慨深い場所もありました。そして思っ

た以上に暑かったです。

まちづくりへの提案

○小布施の町中とまではいかなくても、新宮も歩

けば古い建物も残っていますし、しっとりとし

た町も味わえます。残念な事は、説明の看板の

字が読めなかったことです。町中図書館を生か

す事も可能かな?

○今日は神倉神社まで歩くことになって、天気が

良くてけっこう暑かったのですが、神倉神社が

すごくすずしくて、気持ちいいなぁと思いまし

た。まちじゅうのところに図書館があるように

なるといいと思いました。

○暑かったです。観光客も多かったみたいです。

街歩きをして貰うには、涼しい日陰でのお休み

所も必要でしょうか?市民にとっては見慣れた

風景なので、気付きは少ないです。

○市内を歩いて見て、又、気分一新して見廻ると、

古い街並(地図上、城下町としての町名、寺町、

馬所、元鍛冶屋町等)と新しい街並を比べて、

その相違点の有無を考え、都市計画上の問題と

は別にして、町おこしの為の町造りというのが

大変よく考えられるように思う。今回の計画施

設の隣にある大きなポイントの二の丸の城を少

し廻って見たが、大事な大事な石垣が木の根で

破れて、今までの手入れがないのが本当に悔や

まれる。これからの手入れの難しさがよく判る。

悲しい。現在の街並み、同じかな?さみしい。

○色々と楽しいこと…、もっと市民に広がれ…。

そのため努力、努力!

○歩いて回った後に共有する際、写真で共有でき

ると良かったです。まちと施設をどう結びつけ

るかという視点がもしかすると一番重要で、そ

の点を歩いた上で考えられたのは良い方法だと

思いました。もう少しじっくり考えます。スマ

ホ、インターネットを使ったやり方をもっと進

めていきたいです。何かを見つけるにも発信し

ていくにも。運営に関わっていくワークショッ

プを、もっともっと重ねていきたいと思いまし

た。

- 8 -

○寺や個人の保管している歴史的資料が保管でき

る施設ができればいいですね。

○イメージファインダーでデータベース化するっ

ていいですね。只、作って置いておくだけでは

なかなか見てくれないと思います。普段のPR

が全てだと思います。今日の歩きはけっこう楽

しかったです。古い街を観て歩くのもたまには

良いものですね。新施設に街歩き、「つながる」

といいですね。皆んなでアイデア出して頑張っ

ていきましょう。

○初めてのワークショップへの参加でした。地元

に住んでいながら(神倉コースでした)目的を

忘れて、旅行気分で歩いていました。市民、旅

人も色んな目的を探せる様な図書館が出来れば

素敵だなと思いました。

○時代毎の古地図が、現在の地図と重ねて見える

画面もあれば、興味深いと思います。古地図の

細かい文字も拡大できると読みやすいし、でき

れば現代かなづかいも出るように解説があれば

うれしいと思いました。

新宮市教育委員会文化振興課:〒647-8555 新宮市春日1-1 TEL:0735‐23‐3368

新しい施設への期待

○とても貴重な体験をさせていただき、ありがと

うございました。「観光」「まちづくり」と新施

設のつながりや可能性を感じました。そのため

にも、運営について早く話し合う必要がありま

す。子どもの参加が良かった!大切!必要!

○久しぶりに商店街を歩き、なつかしさもあり、

あまりにもシャッター通りになっていて、昔は

歩くのもままならない人混みだったのに…と。

色々、歴史的な街並みに、少し自分の住んでい

る街について勉強していかなければならないと

思いました。もっと活気ある街に発展できる様、

文化複合施設との係わりも考えて、手伝いでき

る事があれば参加してゆきたいと思いました。

色々な年代と交流できるのがとても楽しかった

です。

○普段の移動手段、移動のスピードだと見落とし

たり、目に入っていないものも沢山あるのだと

感じた。班に子どもが2人入ってくれていたの

で、2人の歩くスピードにあわせて見えるもの

など聞きながら歩くと、普段目に入るものとは

全く違うものが見えてきてよかった。子どもの

視点や速度はすごいと思わされました。地元の

子どもと歩くツアーとかあったら参加してみた

いです。子ども連れの人は地元の子ども達と交

流できるかもしれないと思ったら面白いかなと

思いました。

世代を超えた交流ができた