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看 護 師 職 能 講 演 会
か け 橋 第 号
2018.3月発行
26
去る11月25日(土)、新発田市カルチャーセンターにおいて看護師職能による講演会を開催いたしました。講師はフリーアナウンサーとしてご活躍の伊勢みずほ様でした。 闘病中の“乳癌との向き合い方”を、体験談としてお話ししていただきました。ねらいは、「前向きに闘病している講師の気持ちに触れることで、私達医療者が患者の闘病を支えるためにどうあるべきかを考えることができる」というものでした。 講師は、知名人でもあり、雨天で足元の悪い中99名の参加があり参加者の関心の高さがうかがえました。笑顔のとても素敵な方で、テレビやラジオでお聞きする明るい声に引き込まれました。検診で病気の疑いを持ち、精密検査を受けるまでの気持ちや診断されてから家族や職場・周りの人達に告白するまでの葛藤等・・・。なかなか、闘病患者の体験談を聞く機会がなかったので貴重でした。わかりやすく、聞きやすく、患者の思いがわかって勉強になりました。心があたたかくなる講演でした。 講演後のアンケート結果(回収率80%) 内容について、1,とても良い81.4% 2,良い13.3% 3,未記入5.3% 意見・理由として ・癌になっても感謝の心を持ちながら前向きに生きている姿に元気をもらった。 ・癌って言えない。帰る場所があるって励みになる。 ・一人で頑張らないことは良いことだと思いました。 ・癌といじめは似ている。はずかしくも珍しくもない。悩み、弱みを言葉で伝えることが大切。公表して生きやすい社会にしましょう。居場所、役割、共感できる人がいる、人が生きる上で必要不可欠と私も実感しています。私も生かされている。
・看護師をしていると、つい“病気”をメインに見がちだが、もっと視野を大きく持っていくことが必要。いろいろな人の話や協力は本当に必要なことだと感じる。
等、感動を受けた意見が多くありました。これからの業務に参考になる内容でした。 まだ闘病中のお体でありながら、私達看護職の健康にも気を使っていただき「ご自身を一番大切に」というねぎらいの言葉をいただきました。伊勢みずほ様を身近に感じられ、ますます応援していきたいと思いました。
患者の闘病を支える医療職が元気であるために「病を授かって見えたもの」~キャンサーギフトという生き方~
新発田市支部理事・看護師職能Ⅱ委員長 小川 和子
公益社団法人 新潟県看護協会 新発田支部協会だより
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保 健 師 職 能 講 演 会
先輩保健師から学ぶ新発田市支部理事・保健師職能委員長 阿部 洋子
平成30年2月24日(土)、サンワークしばたにお
いて、保健師職能研修会を開催し、29名が参加され
ました。
講師には、「先輩から保健師活動を学ぶ」のテー
マで、新発田市役所 健康推進課 課長補佐 諸本
あつ子様から、これまでの保健師活動や、保健師と
して大切にすべき事等を、和やかな雰囲気の中で、
時にはしみじみ、また時には楽しくお話を伺いまし
た。
保健師活動の場や業務内容も分散、複雑化し、ま
た住民のニーズも多様化している中で対応や判断を
迫られる今日、今回印象に残った部分は①保健師として住民を病気にさせない、倒さない予防活
動の重要さ、②保健師活動は5年~10年単位でじっくりと行う ③住民から学ぶ など世代や活
動分野を超えて、保健師として普遍的かつ新鮮で基本に立ち返る事のできる内容でした。
その後のグループワークやアンケート結果では、「先輩の貴重な声を聴き、勉強になりまし
た」「人とのつながりが大切と思いました」などの感想が多く寄せられ、保健師同士集まる機会
が少なくなっている昨今、今回のような保健師の交流、情報交換は保健師の明日への活力化にも
つながると感じました。
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助 産 師 職 能 講 演 会
9月30日(土)あがの市民病院で助産師職能研修会(講演会)を開催し、講師にアロマアドバイザー高野真由美先生を迎え、助産師12名の参加で行われました。
参加者の感想
良い香りと気持ちよいマッサージにリラックスできた。妊婦さんにもしてあげたいと思った。ハンドクリームが簡単に楽しくできた、などがあげられました。
講演の内容
1.妊婦にお勧めのアロマオイルと禁忌のオイルについて
2.自分の好みのオイルを用いてのハンドクリーム作り
3.ペアを組んでのハンドトリートメントでした
癒しのアロマ教室~自分のためのハンドクリーム作り~
新発田支部理事・助産師職能委員 小林久美子
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例年に無い寒波に見舞われ大雪と寒さが続き、春の訪れが待ち遠しく思われます。
お花見を今から楽しみにしておられる方は大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
かけ橋第26号が完成いたしました。ご覧ください。
編 集 後 記
編集委員:八幡 晴美 電話 0254-44-8800
中条中央病院は胎内市に平成2年に設立された病院です。診療科は、内科・整形外科・小児科・眼科・皮膚科・リハビリテーション科・歯科口腔外科で、病床数は一般病床43床・地域包括ケア病床47床の90床です。 整形外科は、整形の手術を行える県の最北病院なので、県北から多くの患者さんが訪れます。骨粗鬆症外来や、乳児股関節外来も行っています。 内科外来では、胃カメラによる市の胃がん検診や脳ドックなども行っています。 リハビリテーション科では、訪問リハビリや、デイケアで通所リハビリも行っています。 入院患者さんの多くは、地域包括ケア病床で治療を継続しながら退院を目指します。日常生活動作の維持・向上のため、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・歯科衛生士・管理栄養士など、多くのスタッフが関わりリハビリを行います。 地域の人々から信頼される病院を目指し、急性期医療から慢性期医療、在宅復帰支援まで幅広く、他職種で協力し取り組んでいます。 平成29年6月からは、病院の敷地内に「病児・病後児保育室どんぐり園」が隣接され、地域の子育て支援にも貢献できるよう努力しています。
当院は、地域の方々に愛され安心して利用できる病院を目指し、精神障がいや認知症を患う方、またサポートする家族の方の支援を行っています。 精神科急性期治療病棟、精神療養病棟、認知症治療病棟の入院病床を259床備えており、医師、看護師、精神保健福祉士、薬剤師、作業療法士等の多職種チームによる入院中のサポートを行っています。また、外来看護師による診療相談、地域生活支援課による訪問看護等、当事者の方が地域生活を続けながら支援を受けられる体制作りにも力を入れてきました。今後も、当事者や家族の方のその人らしさを大切に、支援に励んでいきたいと考えています。
中 条 中 央 病 院 の 紹 介
黒 川 病 院 の 紹 介
中条中央病院 三宅 節子
黒川病院 布川 貴弘