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Page 1: 岡山理科大学 (シラバス) · 部分積分法 いろいろな関数の積分 不定積分の置換積分法 定積分の置換積分法 極座標による図形の面積と立体の体積

岡 山 理 科 大 学

( シ ラ バ ス )

7979

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岡山理科大学 0501

2単位 前期 1コマ

1.  2.  3.  4.  5.  6.  7.  8. 逆三角関数  9. 逆関数の微分、パラメータ表示の関数の微分  

10. 中間テスト  11.  12.  13.  14.  15.  

 微分積分学Ⅰ 春木 茂履修年次:1~4年

三角関数の微分

【授業目的】 一変数の関数についての微分を学ぶ。【授業内容】

オリエンテーション数列の極限

合成関数の微分対数関数と指数関数の微分

定期試験

曲線の凹凸テイラーの定理、整理・復習

 定期試験で評価する。講義出席も参考にする。

【テキスト】 石原,浅野共著・「理工系の基礎 微分積分」(増補版)・裳華房

【参考図書】

平均値の定理と関数の増減ロピタルの定理

 矢野、石原編・「微分積分」(改訂版)・裳華房

【成績評価の方法】

関数の極限微分の基本公式

80

0502

2単位 後期 1コマ

1.  2.  3.  4.  5.  6.  7.  8.  9.  

10.  11.  12.  13.  14.  15.  

 定期試験で評価する。講義出席も参考にする。

 微分積分学Ⅱ 春木 茂履修年次:1~4年

【授業目的】 「微分積分学Ⅰ」に引き続き、一変数の微分を学ぶ。【授業内容】

オリエンテーション、簡単な関数の不定積分と定積

部分積分法いろいろな関数の積分

不定積分の置換積分法定積分の置換積分法

極座標による図形の面積と立体の体積曲線の長さ

積分の応用(面積)和の極限と定積分

簡単な級数の収束、発散テイラー級数(1)

中間テスト広義積分

【テキスト】 石原,浅野共著・「理工系の基礎 微分積分」(増補版)・裳華房

【参考図書】 矢野、石原編・「微分積分」(改訂版)・裳華房

テイラー級数(2)、整理・復習定期試験

【成績評価の方法】

 

80

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岡山理科大学 0503

2単位 前期 1コマ

1. 序論 資格の概要(危険物取扱者願書配布)2. 危険な化学物質 毒物劇物 (1)3. 危険な化学物質 毒物劇物 (2)4. 危険な化学物質 危険物 (1) 法律の分類5. 危険な化学物質 危険物 (2) 各類の危険物6. 危険な化学物質 危険物 (3) 各類の危険物7. 緊急対処法8.9.

10. 危険な化学物質 環境汚染物質等 (3) PRTRなど11.12. 実験装置と実験操作 (1) ガラス器具の扱い方など13. 実験装置と実験操作 (2) 蒸留,再結晶など14. 実験装置と実験操作 (3) 事故の実例と対策15. 定期試験

 その他は講義において指示する。

危険な化学物質 環境汚染物質等 (2) オゾン層破壊物質など

 3年以降の専門的な実験を安全に行うために、化学物質の取り扱い方や実験操作の基本を学ぶ。化学物質に関連したいくつかの法律を解説し,環境との関わりを社会的な面から考えていく。環境に関連した法律も概説する。講義の内容は、「危険物取扱者」や「毒物・劇物取扱責任者」などの資格に関連している。

【授業内容】

危険な化学物質 環境汚染物質等 (1) 発がん性物質など

【テキスト】 徂徠 他著 「学生のための化学実験安全ガイド」・東京化学同人

【参考図書】 山口 和也・山本 仁著 「基礎化学実験安全オリエンテーション」・東京化学同人

【成績評価の方法】

 安全化学 豊田 真司履修年次:3~4年

危険な化学物質 環境汚染物質等 (4) ダイオキシン類 温室効果ガスなど

【授業目的】

81

0504

2単位 後期 1コマ

1.  2.  3.  4.  5.  6.  7.  8.  9.  

10.  11.  12.  13.  14.  15.  

 定期試験,宿題,レポートの結果から総合的に評価する。数回レポートの課題を出す。

 化学と社会 橘高 茂治履修年次:3~4年

【成績評価の方法】

【授業目的】 化学を勉強するとき、社会の動きとの関連を考えて学ぶとその理解は一層深いものとなる。本講義では我々の身の回りにある化学と、それが政治、経済、産業、環境にいかに関わっているか、トピックスニュースをテーマに取り上げながら講述する。

【授業内容】概要説明

超臨界流体と難溶性有機物の溶解水の凝縮熱と地球の気温

水蒸気爆発凝縮物質の相変化

原子核分裂と放射線中間試験

植物の育成とアンモニア合成放射線の性質

物質の発色,色の性質水の性質1

アルカリ金属の性質分子間力と揮発性,発火と引火

【テキスト】  山本 喜一・藤田 勲 著 「よくわかる化学」

【参考図書】 適宜プリントを配布する。

水の性質定期試験

【成績評価の方法】 適宜行うレポート提出の評価、中間試験、期末試験の成績によって評価する。

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岡山理科大学 0505

2単位 前期集中 1コマ

1.

2.3.4.5.6.7.8.9.

10.11.12.  13.  14.  15.

ガイダンス(講義内容と進め方の説明)理科離れの現状、科学・工作ボランティア活動の意義、地域で行われている活動の紹介

 近年、理工系離れが問題になっているが、その対策のひとつとして科学・工作教室等を行うボランティア活動が注目されている。本講義では、地域で活躍している外部講師を招いて科学・工作ボランティア活動を実践的に紹介する。また、グループを組んで、自分たちで選んだ楽しい実験・工作(基本的に身近な材料を使ってできるもの)を準備し、発表会で披露してもらう。これらを通じて、受講生自身が科学・技術をおおいに楽しむとともに、科学・工作ボランティア活動で活躍できる人材を育成する。特に教員および博物館学芸員志望者には、就職後にも役立つので受講を勧める。

【授業目的】

外部講師による講習(3) ※第6回と同一日に連続して行う。グループごとに発表会内容検討

履修年次:1~4年

発表会準備(1) 発表会内容確定、実験器具およびプレゼンテーションなどの準備

外部講師による講習(3) 講師:水田雅明先生 他3名(岡山市少年少女発明クラブ)

【授業内容】

 科学・工作ボランティア入門 高原 周一

発表会準備(4) 発表会予行演習

【テキスト】 

発表会準備(2) 実験器具およびプレゼンテーションなどの準備発表会準備(3) 実験器具およびプレゼンテーションなどの準備

レポート作成

 使用しない。

発表会発表会準備(5) 仕上げ

発表会 ※第13回と同一日に連続して行う。

【参考図書】

外部講師による講習(2) ※第4回と同一日に連続して行う。グループごとに発表会内容検討外部講師による講習(2) 講師:宮田昌二先生(岡山大学教育学部附属中学校教諭)

外部講師による講習(1) 講師:三木淳男先生(岡山市立芳泉中学校教諭、岡山仮説の会)外部講師による講習(1) ※第2回と同一日に連続して行う。グループ分け

82

0506

2単位 前期 1コマ

1.  2.  3.  4.  5.6.  7.  8.  9.  

10.  11.  12.  13.14.15.  

 なし

波と音波(水面波と音波の実験)電磁誘導と電磁波(誘導電流と電磁波の実験)電流と磁気(電池と磁場の実験)

熱力学(熱と仕事、分子運動の実験)温度と熱(比熱と熱容量の実験)

光の性質(レーザーの屈折・回折・干渉実験)

【成績評価の方法】

仕事とエネルギー(力学的エネルギー保存則の実験)

力学の成立(速度・加速度・慣性の実験)運動(運動方程式、空中衝突の実験)力と運動量(力の定義、玉子の落下実験)

オリエンテーション

【授業目的】 物理公式の暗算と算術計算を主体とする高校物理から、橋渡しを担う。また生体の電気・熱・光学特性を理解するための基礎を学ぶ。演示実験やビデオによる現像の観察から出発し、物理法則と、その記述に必要な種々の物理量の定義と関係を理解することを目的とする。先端物理のトピックスにも触れる。

 物理学入門 中川 益生履修年次:1~4年

静電気(2種類の電気、摩擦帯電の実験)中間テスト

定期試験

中間テスト50点満点とした評価をx点とし、定期試験の満点を(100-x)点に換算した値をy点とし、それらの合計点x+y

【テキスト】 後藤憲一著・「新しい物理へのアプローチ」・共立出版【参考図書】

【参考図書】

 レポートの内容(50%)、発表会の内容(50%)によって評価する。発表会の評価には、受講生相互の評価も加味する。【成績評価の方法】

 「科学的とはどういうことか」板倉聖宣/著・仮説社、「仮説実験授業のABC 楽しい授業への招待」板倉聖宣/著・仮説社、「サイエンスシアター シリーズ」板倉聖宣ほか/著・仮説社、「ものづくりハンドブック 1~7」たのしい授業編集委員会/編・仮説社、「おもしろ実験・ものづくり事典」左巻健男・内村浩/編著・東京書籍、「小学生の100円ショップ大実験」学研、「大人もハマる週末面白実験」左巻健男・滝川洋二・こうのにしき/編著・講談社

量子現象と原子の構造(光電効果と蛍光の実験)

中間テ ト 点満点とした評価を 点とし、定期試験 満点を( )点に換算した値をy点とし、それら 合計点 yで評価する。取得率を乗じた値を後半の点数Bとする。AとBの合計点で成績評価する。

82

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岡山理科大学 0507

2単位 後期 1コマ

1.  2.  3.  4.  5. 西洋技術の歴史1  6.  7.  8.  9.  

10. 科学技術の発展と経済社会構造2  11.  12.  13.  14.  15.  

日本技術の歴史

履修年次:1~4年

 科学技術が人間社会に与えてきた影響、文化との密接な関係、目先にとらわれない多様な技術アイデアの重要性などを、技術の歴史や固有性、風土などを通して認識する。最近の環境問題も視野に入れ、科学技術と自然との関係を考える。歴史的装置のデモンストレーションや講義の進み具合によっては専門家の講演などを取り入れ、授業に変化を持たせる。

【授業目的】

科学技術の発展と人間疎外

日欧技術比較論1

【参考図書】

【テキスト】定期試験

 プリント配布(間に合えば教科書「風土・社会と日欧技術」若村国夫著)

 特になし

科学技術の発展と戦争地球温暖化と現代技術21世紀の科学技術とは

はじめに

 科学技術と人間 若村 国夫

技術と文化・風土

日欧技術比較論2

【授業内容】

科学技術の発展と経済社会構造1

中国技術の歴史

西洋技術の歴史2

83

0508

2単位 前期 1コマ

1.  2.  3.  4.  5.  6.  7.  8.  9.  

10.  11.  12.  13.  14.  15.  

 温暖化や酸性雨など地球規模で起こる環境問題や人類に災害をもたらす地震や火山活動を正しく理解するためには、基本となる「地球の姿」を知る必要がある。地球科学Ⅰでは、地球の概観、内部構造、プレートテクトニクス、地震、火山、地球の歴史について講義する。できるだけ実践的な地球科学を習得するために、具体的な事例や演習を取り入れたい。標本の観察や演習問題には積極的に取り組むことを心がけてほしい。

【成績評価の方法】

地球の形と大きさ

火成岩、堆積岩、変成岩

地磁気 地磁気は生物を救う地球の重力 重力を使って地球を調べる

地震波と地球の内部構造

オリエンテーション地球科学の考え方 地球の歴史性

火山活動と災害地震と災害

【授業目的】

【授業内容】

 地球科学Ⅰ 山口 一裕

 試験の得点と小問出席票の総合点による。

履修年次:1~4年

海底の地形と特徴

固体地球を構成する物質 鉱物と岩石

【テキスト】

【成績評価の方法】

 【参考図書】 適宜指示する。

プレート・テクトニクス移動する大陸、拡大する海底

地球の歴史定期試験

 「ニューステージ地学図表」・浜島書店  毎回、講義プリントを配布する。

 講義中の小テスト、課題レポートと定期試験により評価する。【成績評価 方法】

83

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岡山理科大学 0509

2単位 前期 1コマ

1.  2.  3.  4.  5.  6.  7.  8.  9.  

10.11.12. 火山と噴火  13. 地球内部の環境と鉱床の生成  14. 岩石の風化と土壌の形成  15. 定期試験  

地球を構成する物質 岩石1 (主に火成岩の生成)

【成績評価の方法】

【授業目的】

【授業内容】オリエンテーション

履修年次:1~4年

小林 祥一  地学基礎論Ⅰ

 太陽系のメンバーである地球について、地表付近および地球内部はどんな構造をしていて、どのような環境で、どのような物質でできているかを解説し、地球自身の基礎的な概念を理解する。これらをもとに地球の地殻およびマントルを構成する岩石・鉱物の生成のメカニズム、産状、分類およびこれらの物理化学的性質について概説する。

 酒井治孝著・「地球学入門 惑星地球と大気・海洋のシステム」東洋大学出版会

地球を構成する物質 岩石2 (火成岩の分類)

地球を構成する物質 鉱物2宝石鉱物

【参考図書】

地球を構成する物質 鉱物1

地球はどんなところ地球の表面温度を決める因子

太陽系はどんなところ

水と二酸化炭素の循環

 プリントで補足

地球の内部構造を知る手がかり

【テキスト】

84

0510

2単位 後期 1コマ

1.  2.  3.  4.  5.  6.  7.  8.  9.

10.11.12.13.  14. 地球環境を考える  15. 定期試験  

【成績評価の方法】

 地球内部の動きと、これが原因で起こるさまざまな現象について解説する。地球の誕生から今日に至る過程で、生命の誕生、古環境に生きた古生物の進化・絶滅について理解する。更に、現在の地表付近の環境とその変化についても言及し、これらを通して人々の生活と地学との関わり合いを理解する。

【テキスト】 酒井治孝著・「地球学入門 惑星地球と大気・海洋のシステム」東洋大学出版会

【参考図書】

課題提出などの平常点と定期試験で評価する。

いま海底では

 プリントで補足

酸素の起源と生物の進化日本列島の成り立ち

プレートテクトニクス2

 地学基礎論Ⅱ 小林 祥一 

プレートテクトニクス1大陸移動説と海洋底拡大説

【授業内容】

【授業目的】

 

オリエンテーション(地学と私たちの生活)

履修年次:1~4年

さまざまな地質現象

地球環境の形成と変遷

【成績評価の方法】 課題提出などの平常点と定期試験で評価する。

生命の起源、生物の時代(先カンブリア時代から古生代)        生物の時代(古生代から中生代へ)        生物の時代(中世代から新生代へ)        生物の時代(地球環境の変化と生物の進化)

84

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岡山理科大学 0511

2単位 前期 1コマ

1. 遺伝学と分子生物学の起源  2. 遺伝子はDNAである  3.  4.  5.  6.  7.  8.  9.  

10.  11.  12.  13.14.15.  

 遺伝現象とそれを司る物質を分子のレベルで理解するために、分子遺伝学の基礎と現状を説明する。特にどのような実験を通じてそれらの現象が解明されて来たのかを、できるだけわかりやすく解説する。

履修年次:2~4年【授業目的】

 J.D.Watsonら著 中村監 訳・「ワトソン 遺伝子の分子生物学(第5版)」東京電機大学出版局

【授業内容】

分子遺伝学Ⅰ 池田 正五

DNAの構造:二重らせん遺伝子と生物学的情報

DNAの構造:ヌクレオチド

転写RNA分子の種類:rRNAとtRNA

翻訳:tRNAの役割

RNA分子の種類:mRNA遺伝記号

遺伝子発現の調節

【テキスト】

翻訳:タンパク質合成のしくみ

定期試験

遺伝子発現の調節:細菌における遺伝子発現の調節(その1)遺伝子発現の調節:細菌における遺伝子発現の調節(その2)

  T.A.Brown著 西郷薫監訳・「分子遺伝学(第3版)」・東京化学同人

【参考図書】 B.Lewin著 菊池ら訳・「エッセンシャル 遺伝子」 東京化学同人  

 定期試験の成績に小テストやレポートなどの評価を加味して行う。【成績評価の方法】

85

0512

2単位 後期 1コマ

1.  2.  3.  4.  5.  6.  7.  8.  9.  

10.  11.  12.  13.  14.  15.  

 人間が環境中に放出する様々な化学物質によって引き起こされる環境問題にスポットを当て、その問題の構図を明らかにし、「文明の進歩」とは何かを考えさせる。そして、新しい価値観を構築する一助としたい。

【授業内容】

定期試験

履修年次:2~4年

ホモサピエンスの異常増殖

 定期試験の成績に小テストやレポ トなどの評価を加味して行う。

水質汚濁

【授業目的】

地球温暖化

 環境生物化学 野上 祐作

生態毒性(農薬)

酸性降下物オゾン層の危機

油汚染

大気汚染

 定期試験の成績により評価する。

 講義中に指示する。

土壌汚染生態毒性(重金属)

生体毒性(発がん物質)

生態毒性(有機塩素化合物)

アスベスト問題

【成績評価の方法】

内分泌攪乱化学物質

【参考図書】

 山下・坂本(博)・若村・野上・坂本(尚)・安藤共著:環境科学概論,大学教育出版 

【テキスト】

85

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岡山理科大学 0513

2単位 後期 1コマ

1.  2.  3.  4.  5.  6.  7.  8.  9.  

10.  11.  12.  13.  14.  15.  

 野菜や果物等食して摂取している、主として植物二次代謝産物を栄養学的見地から解説し、食の持つ潜在的な三次機能の意味を把握する。「食」と「薬」の共通性とを相違点を明らかにし、各々が本来持っている特性について説明すると共に、適正な利用法についての基礎的な知識と考え方を講述する。

食と腸内フローラ

食薬区分と健康食品

香辛料と食の二次機能

松浦 信康 履修年次:3~4年

【授業目的】

食薬学序論生態科学と「食」、「薬」との関わり

食薬学

ハーブと食の二次機能

天然味呈成分とその化学天然色素と生物活性

食の三次機能

匂いとその化学

 プリントを配布する。

植物一次代謝産物と食の一次機能

 

定期試験

薬膳、食養膳

【参考図書】

【テキスト】

 レポートおよび定期試験結果により評価する。

【授業内容】

医食同源と疾病予防

【成績評価の方法】

抗酸化活性成分

86

0514

2単位 後期 1コマ

1.  2.  3.  4.  5.  6.  7.  8.  9.  

10.  11.  12. 食中毒総論、自然毒・化学性食中毒  13.  14.  15.  

 菊川清見・那須正夫 編 「食品衛生学-食の安全の科学-」 南江堂

 ミニレポート、最終試験の成績で評価する。

オリエンテーション

【参考図書】

【授業目的】

【授業内容】

食品汚染と健康

食品保存法食品の腐敗と変質

食品成分と健康

新しい食品の諸問題食品加工・流通と食品衛生

食品添加物(1)

 

 レポ トおよび定期試験結果により評価する。

【成績評価の方法】

定期試験

食品安全衛生学 篠田 純男・片山 誠一

履修年次:3~4年

食品添加物(2)

食品衛生行政と食品衛生法規

器具・容器包装の衛生

微生物食中毒(1)微生物食中毒(2)

【テキスト】 篠田純男・成松鎮雄・林 泰視  著 「食品衛生学」 三共出版

 ヒトが生きていくためには衣食住を保障する必要があるが、特に食は必須であり、その安全性の確保はもっとも重要である。食品の安全性の確保のためには、食品の生産、加工、流通、保存などの過程で適切な衛生管理が行なわれていなければならない。食品に由来する危険性を知る必要がある。この講義では、食品衛生のあり方と食中毒や食品由来感染症など、食品を介する疾患とその対処について解説を行う。

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岡山理科大学 0515

2単位 後期 1コマ

1.  2.  3.  4.  5.  6.  7.  8.  9. 健康管理の方法その2  

10. 生活習慣と健康その1  11.  12.  13.  14.  15.  

【成績評価の方法】

 健康管理概論では、我が国の保健衛生の現状を学ぶと共に、健康管理を考えるに当たって必要な医学的背景を概説する。内容は公衆衛生学的に沿うが、特に食生活が重要な意味を持つ生活習慣病と健康増進施策について説明に重点を置く。

健康管理の方法その1

 健康管理概論 今村 喜一・芳原 成美履修年次:3~4年

人口統計について保険統計について健康づくり施策その1健康づくり施策その2健康日本21

生活習慣病の疫学、予防その1生活習慣病の疫学、予防その2

【授業目的】

【授業内容】健康の概念

 柳川 洋(編) 「基礎から学ぶ 健康管理概論」 南江堂 

【参考図書】

生活習慣と健康その2

定期試験【テキスト】

地域の健康管理

疫学とは

 厚生の指標 国民衛生の動向(2008年度版) (財)厚生統計協会

87

 出席状況と定期試験の成績で評価する。

0516

2単位 後期 1コマ

1.2.3.4.5.6.7.8.9.

10.11.12.13.14.15.

酵素反応の定量的扱い1

【成績評価の方法】

酵素の利用2

 市川監修、福岡監訳、マッキー生化学 第3版 化学同人

 藤本大三郎 酵素の科学 裳華房

定期試験

履修年次:2~4年

【成績評価の方法】 小レポート9~12回(40%)、定期試験(60%)

【テキスト】

【参考図書】

酵素の利用1

酵素の構造

オリエンテーション酵素とは何か

酵素の性質と分類

酵素の触媒作用の機構1

酵素反応の定量的扱い2

【授業目的】

 酵素は、産業や日用品、医薬品など幅広い分野で利用されている。例えば、日常の生活で使用する洗剤、ハミガキにも入っている商品も販売されている。酵素は、バイオ領域だけに関わりがあるのではなく、物理学、化学、工学にも関わりがある領域である。それゆえ、生化学の基礎知識のあまりない受講生のために、タンパク質・アミノ酸、遺伝子などについての予備知識を講義すると共に、酵素に関する基本的概念を学ぶ。なるべく多くの受験生が興味をもって学べるように、酵素と病気との関連や、産業への利用など具体例をあげ、酵素に興味を感じ、酵素のことを知りたくなるような講義とする。

 応用酵素学

酵素の抽出の精製

【授業内容】

酵素の触媒作用の機構2

酵素の合成と調節2

永谷 尚紀

酵素と病気

酵素の合成と調節1

87

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岡山理科大学 0517

2単位 後期 1コマ

12345 壊変の種類と機構 (Ⅱ)6 放射能の強さ7 放射線と物質との相互関係8 放射線が生体に及ぼす影響9 放射線の測定法10 放射線の利用(Ⅰ)11 放射線の利用(Ⅱ)12 核分裂と原子炉 Ⅰ13 核分裂と原子炉 Ⅱ14 放射性廃棄物の処理方法15 定期試験

 放射線化学の基礎事項である,原子の構造,懐変の種類とその機構,放射線と物質との相互作用について述べた後、具体的な放射線の利用例を解説する。

 放射線化学

核の構造核の安定性

 講義毎に行うミニテストと定期試験で評価する。

壊変の種類と機構 (Ⅰ)

福原 実

【授業目的】履修年次:3~4年

【授業内容】

核の壊変

【テキスト】  プリントを配布する。

【参考図書】 適宜指示する

【成績評価の方法】

88

0518

2単位 後期 1コマ

123456 カーボンナノチューブ-その17 カーボンナノチューブ-その28 半導体ナノ粒子9 金属ナノ粒子の合成と方法10 金属ナノ粒子のサイズと形の評価11 金属ナノ粒子の光学的性質12 金属ナノ粒子の触媒的性質13 ナノプロービング-その114 ナノプロービング-その215 定期試験

有機物ナノ組織体-その1

【テキスト】  プリントを配布する。

 ナノメータースケールの超微粒子は、肉眼や一般の光学顕微鏡で見えるサイズの物質とは異なるユニークな電気的、光学的、触媒的性質を示す。無機物、有機物、無機・有機複合体から成るナノ粒子/ナノ組織体について解説し、近年発展の著しいこの分野の内容について理解を深める。

 講義毎に行うミニテストと定期試験で評価する。

ナノサイエンス 冨永 敏弘

【授業内容】

履修年次:3~4年【授業目的】

【参考図書】   適宜指示をする。

【成績評価の方法】 定期試験(70%)、課題(30%)

ナノサイエンスとは

フラーレン-その1フラーレン-その2

有機物ナノ組織体-その2

88

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岡山理科大学 0519

2単位 前期 1コマ

1234567 生体を構成する物質:アミノ酸・その2(受講生によるプレゼンテーション)8 生体を構成する物質:タンパク質・その1(受講生によるプレゼンテーション)9 生体を構成する物質:タンパク質・その2(受講生によるプレゼンテーション)101112 酵素・その313 酵素とビタミン14 第3回試験15

 生化学とは、20世紀初めまでブラックボックスとして扱われてきた生命や生命現象を分子や原子のレベルから化学の目で理解しようとする学問であり、近年急激に発展している分子生物学もこの範疇に入る。本講義を修得することで、生体を構成する物質のうち、水、アミノ酸、タンパク質および酵素について、それらの構造と化学的特性について理解することが出来る。また、プレゼンテーションをすることで、自ら調査する方法、態度、ならびに異なった価値観を持つ人の意見を聴き、それらをまとめてプレゼンテーションすることを、体得することができる。

【参考図書】

 中村著 生化学 IBS出版、市川他訳 マッキー生化学 第3版 化学同人、鈴木他訳 ホートン生化学 第3版 東京化学同人、田宮他訳 ヴォート基礎生化学 東京化学同人、山科・川嵜共訳 レーニンジャーの新生化学(上・下) 第3版 廣川書店、田宮・八木共訳 コー

水:生命の媒体、その化学的理解・その2第1回試験第1回試験の答案返却と講評、解説、および 生体を構成する物質:アミノ酸・その1

細胞:生命の基本単位

第2回試験

水:生命の媒体、その化学的理解・その1

 マクマリー生物有機化学(\5,200+消費税) WEBサイトに上げているプリント【テキスト】 

第2回試験の答案返却と講評、解説、および 酵素・その2

序論:生物と生化学【授業内容】

第3回試験の答案返却と、講評、解説

履修年次:2~4年【授業の目的】

 応用生化学Ⅰ 滝澤 昇

89

0520

2単位 前期 1コマ

1.2.3.4.5.6.7.8.9.

10.11.12.13.14.15.  

生産設計Ⅲ:組み立て時に生じる問題を検討する。

定期試験

【成績評価の方法】

他訳 ウ ォ ト基礎生化学 東京化学同人、山科 川嵜共訳 レ ニンシ ャ の新生化学(上 下) 第3版 廣川書店、田宮 八木共訳 ン・スタンプ生化学 第5版 東京化学同人

生産設計Ⅰ:製作することと設計の関わりを理解する。

基本設計Ⅴ:物が動くことに関わる諸々の現象を理解する。

【授業内容】

【参考図書】 「JISハンドブック・機械要素」・日本規格協会、および、機械工学便覧β4編・日本機械学会

【成績評価の方法】

生産設計Ⅱ:実際例として、歯車および軸受の軸への結合について検討する。

基本設計Ⅱ:機械の素とは何か。基本設計Ⅲ:動力とその伝達について理解を深める。

 グループプレゼンテーション(20%)、コミュニケーションシート(課題)(20%)、3回の試験(60%)

滝 晨彦

【授業目的】履修年次:3~4年

 これまでに学んだ機械要素やトライボロジーを基礎に、これらを応用し、いかにして物を作り上げていくかその設計法を習得する。設計は全ての機械技術を駆使するものであり、また、できあがった製品の社会的責任もある。そのため広い視野でものを考える習慣が必要である。

ものづくりの社会的意味を理解し、設計者の果たすべき役割と果たすべき義務を認識する。

 機械設計学

基本設計Ⅰ:仕事の概念を把握し、設計に応用する基本概念を理解する。

詳細設計Ⅲ:回転遅れが生じる装置の設計を例に、実際に設計してみる(1)。詳細設計Ⅳ:回転遅れが生じる装置の設計を例に、実際に設計してみる(2)。

【テキスト】 窪田英毅:機械設計概論、日本理工出版会

詳細設計Ⅰ:材料の選定法や応力と強度について理解を深める。詳細設計Ⅱ:強度計算を実施してみる。

基本設計Ⅳ:運動に関する物理量を理解し、国際単位が使えるようにする。

信頼性設計:信頼性についての基本概要を理解する。

【成績評価 方法】 定期試験(70%),小テスト(30%)

89

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岡山理科大学 0521

2単位 後期 1コマ

123456789101112131415

 芳村敏夫・横山 隆・日野順市 「基礎 振動工学(新訂版)」 (共立出版) 

【参考図書】

 2自由度系  非減衰強制振動 2自由度系  非減衰自由振動

 粘性動吸振器の設計

【成績評価の方法】

 講義入門ビデオ(「振動の世界」及び「振動」) 振動の基礎:振動の単位、調和振動 調和分析、振動の基本要素、モデル化 1自由度系  自由振動

 問題演習

 斉藤秀雄「工業基礎振動学」(養賢堂出版)、その他図書館にある関連の参考書

【テキスト】 

 1自由度系  減衰強制変位振動、振動の絶縁 1自由度系  過渡振動

 2自由度系  減衰強制振動

 定期試験

 定期試験(90%)、レポート(10%)を総合集計して評価する。

【授業の目的】 機械力学は「機械の運動学と動力学」に関する広範な領域から形成される学問である。できる限り多くの実用例を通じて、振動現象の理解を深めることを目指す。

 1自由度系  減衰自由振動 1自由度系  非減衰強制振動

【授業内容】

履修年次:2~4年

 機械力学Ⅰ 横山 隆

 1自由度系  減衰強制外力振動、(共振曲線、位相差曲線)

90

0522

2単位 後期 1コマ

123456789

101112131415

 定期試験(45%),中間試験(45%),小テスト(0%),レポート(5%),ノート(5%) 定期試験での得点とレポート、ノートで評価する。

 竹花有也・「自動車工学概論」・理工学社 

金枝 敏明履修年次:3~4年

【授業の目的】

定期試験

 定期試験(90%)、レポ ト(10%)を総合集計して評価する。

 現代の工業製品の代表である交通機械、中でも自動車(エンジン)と航空機の構造,動作原理ならびにその製造方法などを、材料学的、材料力学的、トライボロジー的に解説する科目である。

ヴィークルエンジニアリング

自動車用エンジンの形式、エンジン性能と特性

ピストンピン、各種表面処理技術

エンジンの構造:シリンダブロックピストン

クランクシャフト

 山縣裕:現代の錬金術 エンジン用材料の科学と技術 山海堂、芹野洋一:自動車の生産技術 朝倉書店、熊野学:クルマのキーテクノロジー,グランプリ出版 自動車のメカはどうなっているのか,グランプリ出版

航空機の各種技術、運行方法

【テキスト】

【参考図書】

【授業内容】

バルブ、バルブシート,バルブスプリング

自動車開発の歴史 自動車の発展と日常生活の変化

F1の科学・技術航空機開発の歴史とその構造

オットーサイクルエンジン,ディーゼルエンジンロータリーエンジン,トルクと出力

ピストンリング

コンロッド

【成績評価の方法】

90

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岡山理科大学 0523

2単位 後期 1コマ

123456789101112131415

 南任靖雄・「センサと基礎技術」・工学図書

温度センサ(電気抵抗形) 温度センサ(ゼーベック効果形) 化学センサ(ガス・湿度) 

【授業内容】

【テキスト】  塩山忠義著・「センサの原理と応用」・森北出版 

化学センサ(イオン・バイオ) 

センシング技術(MRIなど) 

機械量センサ(圧力・ひずみ) 機械量センサ(変位・加速度・真空計) 磁気センサ(常伝導形) 

定期試験

磁気センサ(超伝導形) 

流速・流量センサ 超音波センサ

【参考図書】

光センサ(外部・内部光電効果形) 

センサ工学 河村 実生履修年次:2~4年

【授業の目的】

光センサ(イメージセンサ) 

センサとは何か、SI単位、センサの信号検出回路 

 センサは機械の感覚器官を担うもので、自動車、ロボット、家電製品などに多種多様なセンサが使われており、その重要度はますます高まってきています。本講義ではセンサ技術の全体像を把握し各種センサの構造および計測原理を学び、これらのセンサの特質を踏まえながら実際にどのように利用されているか、具体例を探りながら、センサに関する知識を習得します。

91

0524

2単位 後期 1コマ

123456789101112131415

 本講義では、ロボットの構成、機構、設計、制御についてわかりやすく述べる。主の産業用ロボットを対象とするが、現在大きい課題である移動ロボット、ヒューマノイドロボット、ロボットの知能化についてソフトおよびハード的な面からも解説する。

 定期試験(80%),小テスト(20%)により評価する。

ロボットシステムの分類と構成

【成績評価の方法】

ロボット工学の概要Ⅰロボット工学の概要Ⅱ

【授業の目的】

【授業内容】

ロボット工学 クルモフ バレリー履修年次:3~4年

【成績評価の方法】

ロボットのセンサ

マニピュレータの運動学Ⅱ軌跡計画

マニピュレータの運動学Ⅰ

 講義で指示する。

ロボット関節のフィードバック制御Ⅱロボット運動制御Ⅰロボット運動制御Ⅱ移動ロボットの分類と構成

ロボット関節のフィードバック制御Ⅰ

移動ロボットの知能化Ⅰ移動ロボットの知能化Ⅱ。まとめ

【テキスト】 松日楽 信人、大明 準治 共著 : 「ロボットシステム入門」、オーム社

定期試験

【参考図書】

 定期試験(60%),中間試験(30%),小テスト・宿題(10%)定期試験( ),中間試験( ),小 宿題( )

91

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岡山理科大学 0525

2単位 後期 1コマ

123456789101112131415

 日常使っている携帯電話、AV情報機器や各種の電子機器には多種多様な半導体デバイスが使われている。これらの半導体デバイスの動作と使い方を熟知しなければ、電子回路設計や論理回路設計のみならず、電子回路の検査や電子装置の保守・点検も行なうことが出来ない。本講義では各種半導体デバイスの特性・定格・信頼性について概説する。

 三菱電機技術研修所編・「わかりやすい半導体デバイス」・オーム社

【参考図書】 三菱電機技術研修所編・「わかりやすい半導体デバイス」・オーム社

パワーデバイス

【テキスト】

マイコンアナログICアナログICパワーデバイス

メモリASICと標準ロジック中間試験、ASICと標準ロジックマイコン

半導体デバイスの信頼性定期試験

オリエンテーション:半導体デバイスの種類とその特長ICパッケージの種類と構造

電子デバイス工学 飯田 隆彦

【授業内容】

半導体の基礎メモリ

履修年次:3~4年【授業の目的】

92

0526

2単位 後期 1コマ

1.2.

3.4.5.6.7.8.

9.10.11.12.13.14.

15.  

【成績評価の方法】 小テストと中間試験及び定期試験の平均を標準とする。

濃淡画像処理(2):平滑化処理,鮮鋭化処理

画像処理について、濃淡画像処理(1):画像処理の歴史,人間の視覚,色彩に表現,画像の画像処理の目的  CGの目的  画像処理とCGの融合

            ディジタル表現、濃淡情報の変換

濃淡画像処理(5):テンプレート・マッチング処理(2)

レンダリング(2):グラフィックス基本機能の標準化、CG制作のためのソフトウェア:シェーディング,シャドゥイン

 なし

濃淡画像処理(3):幾何学的変換処理

2値画像処理:2値化処理,連結成分処理,画像の形状解析,データ圧縮

定期試験

【参考図書】

線図形処理,画像の保存方式、画像処理のためのソフトウェア:線図形化,線図形の構造解析

濃淡画像処理(4):エッジ検出処理,テンプレート・マッチング処理(1)

モデリン:右手系と左手系,立体の表現法,人工物の表現法,自然物の表現法

【テキスト】

【成績評価の方法】

【授業目的】

 画像処理とCG

 初回の講義にて講義ノートを配布する。

3次元座標変換:3次元アフィン変換,座標系について,透視変換レンダリング(1):穏面・穏線消去

中間試験2次元画像生成:ディジタル線分の発生法,ディジタル円孤の発生法,自由曲線について

履修年次:2~4年

島田 英之

【授業内容】

 本講義では、コンピュータ応用分野である画像処理とCGに関する専門知識を習得し、現実の問題に対して応用するための手法を身に付けることを目的とする。前半では画像を処理するための理論と手法、後半ではCGを生成するための理論と手法について講義する。

 中間試験(40%),定期試験(50%),演習レポート(10%) 60%以上を合格とする。【成績評価 方法】

92

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岡山理科大学 0527

2単位 後期 1コマ

123456789101112131415

 並列計算機は複数の演算器やプロセッサを同時に動かして処理能力を高めるものである。高性能マイクロプロセッサの中では命令レベルの並列処理が行われ、スーパーコンピュータでは多数のプロセッサによる並列処理が行われている。ハードウエア、ソフトウェアについて、各種並列処理技術の基礎を学ぶ。

 小畑 正貴 著: 「たのしくできる並列処理コンピュータ」,東京電機大学出版局【成績評価の方法】

定期試験【テキスト】  配布資料 

【参考図書】

並列処理 上嶋 明

 笠原 博徳 著: 「並列処理技術」,コロナ社

共有メモリ型並列プログラミング1(Pスレッド)共有メモリ型並列プログラミング2(OpenMP)分散メモリ型並列プログラミング(MPI)

総合復習・演習

中間試験の解説,自動並列化(データ依存、リストラクチャリング、スケジューリング)並列プログラミング概要(メモリモデル、並列化アルゴリズム、データ分割方法)

並列処理の実例と新技術

履修年次:3~4年【授業の目的】

【授業内容】並列処理概要(必要性、応用分野、並列計算機)

結合ネットワーク(バス、直接網、関節網、中継方式、ルーティング、デッドロック)中間試験

前提知識・用語,並列処理方式の分類(SISD、SIMD、MIMD、細粒度、粗粒度)並列処理ソフトウェア並列処理方式1(命令パイプライン、複数演算ユニット、スーパースカラ、VLIW)並列処理方式2(プロセッサアレイ、ベクトルプロセッサ、データフローマシン)マルチプロセッサ(共有メモリ、分散メモリ、分散共有メモリ、並列キャッシュメモリ)

93

0528

2単位 前期 1コマ

123456789101112131415

 定期試験(70%),中間試験(20%),小テスト(10%)

 小原 二郎著・「暮らしの中の間工学」・実教出版

 中間試験(45%)、定期試験(45%)、レポート(10%) 

 機械設計に関係する人間工学として、高齢者・障害者までを含めた人間の特性を機械システムの中で捉えて、その特性に関する基礎的な知識を習得する。

 横溝克己・小松原明哲著「エンジニアのための人間工学」日本出版サービス

【参考図書】

【成績評価の方法】

定期試験【テキスト】 

中間試験

問題演習

表示器(視覚)表示器(聴覚)表示器(触覚)操作機マン-マシンシステムと人間との空間的位置関係

オリエンテーション人間工学とは人間工学の考え方マンーマシンシステムと人間工学人間の仕組みと特性(生理的見方)人間のしくみと特性(心理的見方)人間のしくみと特性(身体的見方)

【授業の目的】

【授業内容】

【成績評価の方法】

人間工学Ⅰ 久野 弘明履修年次:1~4年

93

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岡山理科大学 0529

2単位 前期 1コマ

1.2.3.4.5.6.7.8.9.

10.11. バイオメカニクスと力学Ⅱ12. 身体運動制御システムの数学モデル13. 生活支援機器と福祉ロボットⅠ14. 生活支援機器と福祉ロボットⅡ15.  

神経と信号のネットワークⅠ

 福祉用具において、日常生活活動のための工学的支援に関する領域を扱う。支援技術に必要な基礎知識の習得を中心とする。第1に用具を活用する側の身体の仕組み、第2に身体特性の工学的表現の基礎について述べる。最後に、福祉ロボットを取り上げ、システム構築に関連する技術の基本的枠組について述べる。

 資料配付

筋活動

身体的特質の工学的とらえ方

バイオメカニクスと運動障害の評価

 (1)田中繁他,モーターコントロール-運動制御の理論と臨床応用-,医歯薬出版,2004

【成績評価の方法】 (2)RM Enoka,Neuromechanics of human movement 3rd ED,Human kinetics

【参考図書】

定期試験【テキスト】

骨-単関節系運動機構中間試験

履修年次:2~4年

生活支援工学

バイオメカニクスと力学Ⅰ

【授業目的】

【授業内容】オリエンテーション-歴史的背景と、現在の状況生活支援技術の基本的枠組みと福祉ロボット

神経と信号のネットワークⅡ

山本 敏泰

94

0530

2単位 後期 1コマ

1.2.3.4.5.6.7.8.9.

10.11. 強化学習の応用例12. フィードバック誤差学習の原理13. フィードバック誤差学習のアルゴリズム14. フィードバック誤差学習の応用例15.  定期試験

強化学習のアルゴリズム

ファジー制御の応用例遺伝的アルゴリズムの原理遺伝的アルゴリズムの応用例

 脳で行われている知能的な情報処理を実現するための様々な方式(誤差逆伝播学習、連想記憶、ファジー制御、遺伝的アルゴリズム等)及びロボットの制御学習(強化学習、フィードバック誤差学習)など、知能情報処理の具体例について学習する。

強化学習の原理

知能情報処理とプログラミング

 講義中に指示する

 ノートおよびプリント講義

【授業内容】

知能情報処理Ⅱ 山田 訓履修年次:2~4年

【授業目的】

 講義中の小テスト(25%)と定期試験(75%)で総合的に評価する。

誤差逆伝播学習のアルゴリズム連想記憶の原理ファジー制御の原理

【テキスト】

【成績評価の方法】

【参考図書】

知能情報処理の概略

【成績評価の方法】 中間試験(30%),レポート(20%),小試験(10%),定期試験(40%)

94

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岡山理科大学 0531

2単位 後期(隔週)1コマ

1.2.3.4.5.6.7.8.9.

10.11.12.13.14.15.  

 ユニバーサルデザインの基礎概念とその応用について学ぶ。

ユニバーサルデザインの実践例4ユニバーサルデザインの実践例5ユニバーサルデザインの実践例5ユニバーサルデザイン(まとめ)

ユニバーサルデザインの基礎概念2

ユニバーサルデザインの実践例3

【テキスト】

ユニバーサルデザインの実践例1

ユニバーサルデザインの実践例3

ユニバーサルデザインの実践例1ユニバーサルデザインの実践例2ユニバーサルデザインの実践例2

【成績評価の方法】 課題の提出(40%)、定期試験の成績(60%)。

 講義中に指示する。

 講義中に指示する。

ユニバーサルデザインの基礎概念1

ユニバーサルデザインの実践例4

定期試験

【参考図書】

履修年次:3~4年

【授業内容】

【授業目的】

オリエンテーション

神谷 茂保ユニバーサルデザインⅡ

95

0532

2単位 後期 1コマ

1234567 近代,現代数学(2)89101112131415

 山本 菊男 訳・「コンピュータ200年史」・海文堂

 小田 徹 著・『コンピュータ史」・オーム社

 宿題、中間試験により評価する。(岩崎)

【参考図書】 志賀 弘典 著・「数学の視点」・数学書房

【テキスト】  前半は適宜プリントを配布する(岩崎)

中間試験計算と計算機械の歴史

定期試験

コンピュータの歴史ソフトウェアの歴史マイクロプロセッサの歴史パソコンの歴史ネットワークの歴史

エジプトの数学

コンピュータと数学の歴史 岩崎 義光、宮地 功履修年次:2~4年

【授業の目的】

【授業内容】

 前半は5千年の数学史から、20世紀までの歴史とする。とくに、ピタゴラス定理、ユークリッドの『原論』、ディオファントスの『算術』、フェルマーの命題に重点を置く。煩雑な計算から解放されるために人類が歩んだ道を振り返って、現代のコンピュータの偉大さを知る。コンピュータに関連する技術が発展する過程を知ることによって、情報関連技術の方向性を知る。過去を見つめることによって、新たな情報関連技術を想像するための資料とする。

ギリシャの数学(1)ギリシャの数学(2)ヘレニズム時代の数学近代初期の数学(15世紀から17世紀)

 小テスト、報告書、試験などを総合的に評価する。(宮地)

近代,現代数学(1)

【成績評価の方法】

95

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岡山理科大学 0533

2単位 前期 1コマ

123456789101112131415 定期試験

 コンピュータは大量の情報処理を高速に行えるので、計算機としての役割の他、情報処理機器としての役割も非常に大きい。ここでは、コンピュータを用いた情報処理の中核技術であるデータベースシステムについて学ぶ。まず、ファイルとデータベースの違いについて学び、その後リレーショナルデータベースのデータモデルとリレーショナル代数、更に操作言語SQLとリレーショナルDBMSの質問処理について学ぶ。最後に再びリレーショナル代数に戻り、正規化の意味と方法に関して学ぶ。

【授業の目的】

データベース 北川 文夫

データベースの技術背景         [問合せ最適化,同時実行制御,障害回復]  データベースの応用            [データマイニング,検索エンジン,情報資源管理]  

【テキスト】  Cyber Campusの講義ノートを使用する。

【参考図書】 増永良文 著「リレーショナルデータベース入門[新訂版]サイエンス社

SQL(より高度な質問)          [条件式,結合質問,入れ子質問]  SQL(データの更新とテーブル講義)  [テーブル定義,データの更新]  第一正規形と更新時異常         [第一正規形,更新時異状]  関数従属性と第二正規形         [第二正規形,関数従属性]  第三正規形,ボイス・コッド正規形    [第三正規形,ボイス・コッド正規形]  第四正規形,第五正規形         [第四正規形,多値従属性,第五正規形]  

データベースとは何か           [データベースシステム,DBMS,データベースの特徴]  リレーショナルモデル            [モデル化,概念モデル,論理モデル]  集合演算とリレーショナル代数      [リレーション,主キー,外部キー]  リレーショナル代数(射影,選択)     [集合演算,射影,選択,結合,自然結合]  リレーショナル代数(結合,商)      [代数表現,問合せ]  SQL(単純質問)              [SQL,集約関数,単純質問]  

履修年次:2~4年

【授業内容】

96

0534

2単位 前期 1コマ

123456789101112       -核酸と遺伝子13 酵素とビタミン14 ホルモンと神経伝達物質15 定期試験

【成績評価の方法】 毎回の小テストの合計25%、定期試験75% 

生命分子-アミノ酸

生命科学は何をどう勉強するのか?有機分子や生命分子の官能基炭素と水素のみを含む化合物有機分子の構造と形および分子間力

      -タンパク質

 生命科学をわかりやすく、また、親しみやすくするために、特に人に関連した分子およびその機能に焦点を絞る。先ず、この概論Ⅰの講義では、生命科学に必要な有機化学および生物化学の知識を教授した後、生体分子のタンパク質、糖(炭水化物)、脂肪、核酸などの構造を分子レベルで解説する。

      -脂質

      -単糖とオリゴ糖      -多糖類

酸素を含む化合物窒素を含む化合物

【テキスト】  菊池、青江編著・岡本、佐藤、直島、長谷川共著・「はじめての生命科学」・三共出版

【参考図書】

小テスト(10%) レポート(10%)および定期試験(80%)により評価する

 マクマリー著・菅原監訳「第2版マクマリー・生物有機化学Ⅰ有機化学編」・丸善

【成績評価の方法】

【授業内容】

履修年次:2~4年【授業の目的】

生命科学概論Ⅰ 直島 好伸

 小テスト(10%)、レポート(10%)および定期試験(80%)により評価する。

96

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岡山理科大学 0535

2単位 前期 1コマ

123456789101112131415

 自然をより深く理解するためにはミクロな視点から考えることが大切である。ミクロな視点をもつためには、ミクロな世界を支配する力学である量子力学を理解している事が求められる。この講義では、量子力学が古典力学の限界と矛盾から誕生した由来を説明し、この理論の基本的な考え方にスポットを当てつつ、理論を理解するのに必要な概念を導入し、数学的準備を行う。

定期試験【テキスト】  小出昭一郎 著「基礎物理学選書2 量子論(改訂版)」裳華房

【参考図書】 適宜指示する。

【成績評価 方法】

波動方程式その5定常状態の波動関数その1定常状態の波動関数その2定常状態の波動関数その3定常状態の波動関数その4定常状態の波動関数その5

量子力学の誕生その3量子力学の誕生その4波動方程式その1波動方程式その2波動方程式その3波動方程式その4

【授業内容】量子力学の誕生その1量子力学の誕生その2

履修年次:3~4年【授業の目的】

量子科学Ⅰ 小野 忠良

97

0536

2単位 前期 1コマ

123456789101112131415

 岡村定矩編・「天文学への招待」・朝倉書店、国立天文台編・「理科年表」・丸善

 プリントを配布する。

【成績評価の方法】 定期試験によって評価する。

銀河

定期試験【テキスト】 

【参考図書】

活動銀河中心核とブラックホール銀河団宇宙の構造インターネットと天文学

惑星の運動太陽恒星恒星の進化星の形成銀河系

光と電磁波

履修年次:3~4年【授業の目的】 宇宙に存在する様々な天体を、主に観測の面から体系的に理解することを目的とする。身近な太陽系から始め、銀河、銀河団といった大規模なスケールへと順に説明する。天文現象として、太陽系外の惑星や星の形成なども解説する。また、宇宙の諸現象を理解するため、具体的な数値を取り扱った簡単な計算の演習を適時行う。

太陽系

宇宙科学Ⅰ 福田尚也

 講義への出席状況、レポートの提出、定期試験の結果を総合的に判断する。評価のウェイトはおおむね、それぞれ

【授業内容】天文学の諸量

【成績評価の方法】

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岡山理科大学 0537

2単位 後期 1コマ

123456789101112131415

ポ 点( 点) 定期試験 点数( 点) らをあわ 判断

定期試験【テキスト】  適宜、プリントを配布する。

【参考図書】

【成績評価の方法】

 武田幸男編『古代を考える 日本と朝鮮』吉川弘文館

朝鮮半島の三国時代[百済:シヒ時代 ]朝鮮半島の三国時代[百済と倭の関係 ]朝鮮半島の三国時代[新羅 ]朝鮮半島の三国時代[伽耶 ]日本の古墳時代日本の古墳時代・飛鳥時代

古墳時代日本の概観(2)朝鮮半島の風土と自然・旧石器時代~原三国時代朝鮮半島の旧石器時代~原三国時代・三国時代[高句麗]朝鮮半島の三国時代[高句麗]・[百済:漢城時代 ]朝鮮半島の三国時代[百済:漢城時代・熊津時代 ]朝鮮半島の三国時代[百済:熊津時代 ]

講義概要古墳時代日本の概観(1)

履修年次:3~4年【授業の目的】 東アジア考古学では、日本に古代国家が形成されていく時代である古墳時代から飛鳥時代にかけての倭国とその倭国にいろいろな影響を与えた朝鮮半島の考古学について講義する。古代の日本がどのように国家を作っていったのか、朝鮮半島との関わりの中で理解していただければ幸いである。

東アジア考古学 亀田 修一

【授業内容】

98

0538

2単位 前期 1コマ

1234567891011121314 北米西海岸の発達史とプレート運動15 定期試験

【参考図書】

【成績評価の方法】 講義の最初の10分間に毎回復習を兼ねた小テストを行い、小テスト14回分の合計点を50点とする。期末試験の合計点も50点とし,小テストと期末試験の合計100点に対して60点以上を合格とする。

 酒井治孝著「地球学入門」東海大学出版会・瀬野徹三著「プレートテクトニクスの基礎」,朝倉書店・宮下敦著「ゼミナール地球科学入門」日本評論社

プレート運動学(絶対運動と相対運動)プレート運動学(速度空間1)

プレート運動学(3重点1)

【テキスト】  プリントを配布する。

プレート運動学(3重点2)

プレート運動学(速度空間2)

プレート発散境界(中央梅嶺1)プレート発散境界(中央梅嶺2)プレート収束境界(沈み込み帯1)プレート収束境界(沈み込み帯2)プレートすれ違い境界(トランスフォーム断層)ホットスポットとフレート運動

プレートテクトニクス 鳥居 雅之

 レポート点(10点)、定期試験の点数(90点)。これらをあわせて判断。

【授業内容】プレートテクトニクスとはリソスフェアとアセノスフェア

履修年次:3~4年【授業の目的】 固体地球の表層で起こっているほとんど全ての地質現象を支配しているプレートテクトニクスを学習することで,地質現象の基本原理を理解することを目指す。現象の理解だけでなく,プレート運動を定量的に扱えるようになるために,球面上でのプレート運動の幾何学の基礎を学習する。

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岡山理科大学 0539

2単位 前期 1コマ

123456789101112131415

 特に指定しない。プリント等を配布する。

 岩槻・馬渡編「生物の種多様性」裳華堂

分子進化学-分子時計、中立説分子進化学-系統樹のいろいろ

【参考図書】

【成績評価 方法】

分子進化学-系統樹を作る稀少野生生物の遺伝的多様性Ⅰ稀少野生生物の遺伝的多様性Ⅱ

【テキスト】 定期試験

種分化の基礎理論Ⅱ種分化の機構と要因-地理的隔離種分化の機構と要因-生殖的隔離種分化の機構と要因-自然選択種分化の遺伝的解析-酵素多型種分化の遺伝的解析-DNA多型

遺伝子プール種分化の基礎理論Ⅰ

【授業内容】

【授業の目的】

種の概念

 自然界の生物の具体的な存在単位である種個体群レベルの成り立ちを紹介し、その内部構造の分化と適応の問題をさまざまな見地から解説する。さらに、形態学、細胞遺伝学、DNAおよびアロザイム分析による分子遺伝学的情報を用いて、どのように生物の進化が解明されてきたかについて述べる。最後に、いくつかの絶滅危惧植物を例に、野生植物の多様性と保護について述べる。

植物系統進化学 星野 卓二履修年次:3~4年

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 小テストと定期試験で評価する。

0540

2単位 前期 1コマ

【授業内容】1. オリエンテーション   2. 人類と環境  3. 環境汚染と健康被害等  4. 環境汚染と健康影響等  5. 廃棄物の処理  6. 資源リサイクル  7. 日本の自然環境  8. 地球の自然と人類社会  9. 地球大気の諸問題  

10. 地球環境問題への対応  11. 環境影響評価  12. 社会経済活動と環境  13. 環境政策の形成過程  14. 環境政策の課題  15. 定期試験  

 井上堅太郎著 「環境学入門」(大学教育出版)

定期試験により評価する

【参考図書】

【テキスト】 

環境と社会 井上 堅太郎履修年次:1~4年

【成績評価の方法】

 地球環境問題を初めとする今日の環境問題と人の社会経済活動との関係、環境問題に対処してとられている環境政策、およびこれからの人類社会と環境とのあり方等を理解することを目的として講義を行う。そのために、人類と環境、環境汚染と健康被害・健康影響、廃棄物処理・リサイクル、自然環境・地球環境、環境政策、環境をめぐる人類の社会経済活動のあリ方などについて講義する。

【授業の目的】

  

【成績評価の方法】

 定期試験により評価する。

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岡山理科大学 0541

2単位 後期 1コマ

【授業内容】1. オリエンテーション   2. 人類と環境  3. 環境汚染と健康被害等  4. 環境汚染と健康影響等  5. 廃棄物の処理  6. 資源リサイクル  7. 日本の自然環境  8. 地球の自然と人類社会  9. 地球大気の諸問題  

10. 地球環境問題への対応  11. 環境影響評価  12. 社会経済活動と環境  13. 環境政策の形成過程  14. 環境政策の課題  15. 定期試験  

 井上堅太郎著 「環境学入門」(大学教育出版)

環境と社会

【参考図書】

【成績評価 方法】

井上 堅太郎履修年次:1~4年

【授業の目的】 地球環境問題を初めとする今日の環境問題と人の社会経済活動との関係、環境問題に対処してとられている環境政策、およびこれからの人類社会と環境とのあり方等を理解することを目的として講義を行う。そのために、人類と環境、環境汚染と健康被害・健康影響、廃棄物処理・リサイクル、自然環境・地球環境、環境政策、環境をめぐる人類の社会経済活動のあリ方などについて講義する。

【テキスト】 

100

 定期試験により評価する。

0542

2単位 後期 1コマ

123456789101112131415

 近代化、都市化、工業化などの進展とともに、廃棄物問題、環境汚染問題、自然破壊問題、地球規模の環境問題等が発生した経緯、それらに対処して講じられてきた環境政策について講義し、また今後の社会経済活動のあり方や課題について講義する。

【授業の目的】履修年次:1~4年

日本の近代化と環境 井上 堅太郎

廃棄物処理資源リサイクル(1)

【授業内容】日本の近代化と環境問題環境問題の顕在化地方の動向と公害反対運動等公害対策基本法の制定と施策の展開公害健康被害補償と公害紛争処理

事業活動と環境配慮環境政策の形成過程環境政策の課題定期試験

【成績評価の方法】

 「日本環境史概説」(大学教育出版)

【参考図書】

【テキスト】 

 講義出席と定期試験により、評価する。

廃棄物処理資源リサイクル(2)環境影響評価地球環境保全と日本の対応環境分野における国際的な協力

自然環境保全とアメニティ

【成績評価の方法】

100