南米日系農業者団体とのネットワークjatak 農業技術普及交流セン ター...
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南米日系農業者団体とのネットワーク
パラグアイ Paraguay ㉞アマンバイ農協 Coop. AMAMBAY Agricola ㉟ラパス農協 Coop. La Paz Agricola ㊱ピラポ農協 Coop. Pirapó Agricola ㊲コルメナアスンセーナ農協 Coop. Agro-Ind. Colmena Asuncena ㊳イグアス農協 Coop. Yguazu Agricola ㊴パラグアイ日系農協中央会 Central Coop. Nikkei Agricola
ペルー Perú ㊷エスキベル農畜産物生産者協会 Asoc. Productores Agropec. de Esquivel ㊸ペルー日系人協会カニェテ Asoc. Peruano Japonesa de Cañete
ボリビア Bolivia ㊵コロニアオキナワ農協 Coop. Agropec. Int. Col. Okinawa ㊶サンフアン農協 Coop. Agropec. Int. S. Juan de Yapacani
チリ Chile
コロンビア Colombia
ガイアナ Guyana
スリナム Surinam
仏領 ギアナ Guyana
Francesa
サンパウロ州 São Paulo
サンパウロ São Paulo
サンパウロ州 São Paulo
ブラジル Brasil サンパウロ州 SP ①イビウナ農協 Coop. Agropec. de Ibiúna ②モジダスクルーゼス農村組合 Sind. Rural de Mogi das Cruzes ③南伯グランデサンパウロ農協 Coop. Agr. Sul Brasil da Gde. SP ④APPC 農協/サンパウロ州柿生産者組合 Coop. APPC/Ass. Paulista Produtores de Caqui ⑤南伯ピラールドスル農協 Coop. Agr. Sul Brasil Pilar do Sul ⑥南伯サンミゲールアルカンジョ農協 Coop. Agr. Sul Brasil de São Miguel Arcanjo ⑦レジストロ地域農協 Coop. Prod. Agr. de Registro e Região ⑧カッポンボニート農協 Coop. Agr. de Capão Bonito ⑨グアタパラ農協 Coop. Agr. de Guatapará ⑩JATAK 農業技術普及交流センター Inst. Pesq. Tec. e Difusão Agropec. da JATAK ⑪バストス地域鶏卵生産者協会 Ass. Produtores de Ovos de Bastos e Região ⑫弓場農場 Ass. Comunidade Yuba パラ州 PA ⑬トメアス農協 Coop. Agr. Mista de Tomé-Açu ⑭トランスアマゾニカ農協 Coop. Agroindustrial da Transamazônica ⑮ｻﾝﾀｲｻﾞﾍﾞﾙ･ｻﾝﾄｱﾝﾄﾆｵﾄﾞﾀｳｱ組合
Sind. Prod. Rur. de S. Isabel do Pará e S. Antônio do Tauá ペルナンブコ州 PE ⑯ノバアリアンサ農協 Coop. Agr. Nova Aliança バイーア州 BA ⑰ジュアゼイロ農協 Coop. Agr. Juazeiro da Bahia ミナスジェライス州 MG ⑱スルミナス農協 Coop. Agr. Sul de Minas ⑲セラードブラジレイロ農協 Coop. Agroneg. Cerrado Brasileiro ⑳サンゴタルド地域協議会 Conselho da Região de São Gotardo ㉑アルトパラナイーバ農協 Coop. Agropec. Alto Paranaíba ㉒オエステミネイロ農協 Coop. Agr. Oeste Mineiro マットグロッソドスル州 MS ㉓バルゼアアレグレ農協 Coop. Agr. Mista da Várzea Alegre ㉔スルマットグロセンセ農協 Coop. Agr. Sul Matogrossense パラナ州 PR ㉕ウニオンカストレンセ農協 Coop. Agr. União Castrense ㉖ポンタグロセンセ農協 Coop. Agr. Pontagrossense ㉗インテグラーダ農協 Integrada Coop.Agroindustrail ㉘南伯ロンドリーナ農協 Coop. Agr. Sul Brasil de Londrina サンタカタリーナ州 SC ㉙サンジョアキン農協 Coop. Agr. São Joaquim ㉚ラーモス果樹生産者地域連合 União Regional dos Prod. de Fruta
アルゼンチン Argentina ㉛ハルディンアメリカ生産者組合 Coop. Yerbateros de Jardin América ㉜メルコフロール花卉生産者組合
Coop. Prod. Flores y Plantas Mercoflor ㉝エコフロール花卉農協 Establecimientos Coop. Floricolas
パラグアイ Paraguay
○
㊷
ウルグアイ Uruguay
リマ Lima ◎
㊸
ラパス La Paz ◎
◎
◎
㊱ ㉟
㉔
㉛
サンタカタリーナ州 Santa Catarina ㉙
㉚
○ ㉕
㉖ パラナ州 Paraná クリチバ
Curitiba
㉗ ㉘
㊳ ㊲ ㊴
㉞ アスンシオン
Asunción
アルゼンチン Argentina
コルドバ Cordoba
サンタクルス Santa Cruz ㊶ ㊵
ボリビア Bolívia
ペルー Perú
ブラジル Brasil
○
ブエノスアイレス Buenos Aires ㉜ ㉝
◎
エクアドル Ecuador
ベネズエラ Venezuela
パラ州 Pará
ペルナンブコ州 Pernambuco
⑮ ○ ベレン Belén
⑬ ⑭
⑯ ⑰
○
サルバドール Salvador バイーア州
Bahia
ミナスジェライス州 Minas Gerais
ブラジリア Brasilia
ベロオリゾンテ Belo Horizonte
㉒
○
⑱
⑲ ⑳
㉑
○
リオデジャネイロ Rio de Janeiro
○
マットグロッソドスル州 Mato Grosso do Sul
カンポグランデ Campo Grande
㉓ ○
フロリアノポリス Florianópolis ○
② ◎ ③
① ④
⑧ ⑤
⑥ ⑦
⑩ ⑨
⑪
⑫
日系農業者団体リスト
No 国 州・県 市 団体名（日本語） 団体名(原語) 略称 農産物（活動内容）
1 ブラジル サンパウロ州 イビウナ イビウナ農協 Cooperativa Agropecuária de Ibiúna
CAISP 野菜（リーフレタス、ケール、白菜、レタス、キャベツ）
2 ブラジル サンパウロ州 モジダスクルーゼス
モジダスクルーゼス農村組合 Sindicato Rural de Mogi das Cruzes
SRMC レタス、きのこ、柿、蘭、アテモヤ
3 ブラジル サンパウロ州 サンパウロ 南伯グランデサンパウロ農協 Cooperativa Agrícola Sul Brasil da Grande São Paulo
CSBGSP 柿、すもも、トマト、ピーマン、葉野菜
4 ブラジル サンパウロ州 ピラールドスル APPC農協／サンパウロ州柿生産者組合
Cooperativa Agroindustrial APPC / Associação Paulista Produtores de Caqui
APPC ぶどう、デコポン、アテモヤ、柿、すもも
5 ブラジル サンパウロ州 ピラールドスル 南伯ピラールドスル農協 Cooperativa Agrícola Sulbrasil Pilar do Sul
ぶどう、デコポン、アテモヤ、柿、根菜類
6 ブラジル サンパウロ州 サンミゲールアルカンジョ
南伯サンミゲールアルカンジョ農協
Cooperativa Agrícola Sul Brasil de São Miguel Arcanjo
CASBSMA ぶどう、びわ、柿、野菜（ハウス栽培）
7 ブラジル サンパウロ州 レジストロ レジストロ地域農協 Cooperativa dos Produtores Agrícolas de Registro e Região
COOPARR バナナ、パルミート、野菜、有機餅米、茶
8 ブラジル サンパウロ州 カッポンボニート カッポンボニート農協 Cooperativa Agrícola de Capão Bonito
CACB 大豆、とうもろこし、小麦、フェイジョン豆、じゃがいも、レモン、柿、りんご、ぶどう
9 ブラジル サンパウロ州 グアタパラ グアタパラ農協 Cooperativa Agrícola de Guatapará
COAG 鶏卵、養鶏用飼料
10 ブラジル サンパウロ州 グアタパラ JATAK農業技術普及交流センター
Instituto de Pesquisa Técnicas e Difusão Agropecuária da JATAK
IPTDA-JATAK 大豆、卵、ライチ、ドラゴンフルーツ、野菜
11 ブラジル サンパウロ州 バストス バストス地域鶏卵生産者協会 Associação dos Produtores de Ovos de Bastos e Região
APROBARE 鶏卵、肉用牛、蜂蜜、サトウキビ、アボカド、ユーカリ・マホガニー
12 ブラジル サンパウロ州 ミランドポリス 弓場農場 Associação Comunidade Yuba Yuba グアバ、マンゴー(パルメル)、おくら、椎茸、かぼちゃ
13 ブラジル パラ州 トメアス トメアス農協 Cooperativa Agrícola Mista de Tomé-Açu
CAMTA アサイー、アセロラ、カカオ、クプアス、胡椒
14 ブラジル パラ州 メディシランディア
トランスアマゾニカ農協 Cooperativa Agroindustrial da Transamazônica
COOPATRANS カカオ
15 ブラジル パラ州 サンタイザベルドパラ
サンタイザベル・サントアントニオドタウア組合
Sindicato dos Produtores Rurais de Santa Izabel do Pará e Santo Antônio do Tauá
SINPRIZ 養鶏、鶏卵、バナナ、アサイー、デンデヤシ
16 ブラジル ペルナンブコ州 ペトロリーナ ノバアリアンサ農協 Cooperativa Agrícola Nova Aliança
COANA ぶどう
17 ブラジル バイーア州 ジュアゼイロ ジュアゼイロ農協 Cooperativa Agrícola de Juazeiro da Bahia
CAJBA ぶどう、マンゴー
18 ブラジル ミナスジェライス州
トゥルボランディア
スルミナス農協 Cooperativa Agrícola Sul de Minas
CASM すもも、アテモヤ、アボカド、デコポン、ドラゴンフルーツ、柿
19 ブラジル ミナスジェライス州
サンゴタルド セラードブラジレイロ農協 Cooperativa de Agronegócios do Cerrado Brasileiro Ltda
Coopacer にんにく、にんじん、キャベツ、ビーツ、大豆
20 ブラジル ミナスジェライス州
サンゴタルド サンゴタルド地域協議会 Conselho da Região de São Gotardo
CRSG にんじん、アボカド、にんにく、じゃがいも
21 ブラジル ミナスジェライス州
サンゴタルド アルトパラナイーバ農協 Cooperativa Agropecuária do Alto Paranaiba
COOPADAP にんじん、にんにく、とうもろこし、大豆、コーヒー
22 ブラジル ミナスジェライス州
パラカトゥ オネステミネイロ農協 Cooperativa Agrícola Oeste Mineiro
CAOM 大豆、とうもろこし、フェイジョン豆、小麦
23 ブラジル マットグロッソドスル州
カンポグランデ バルゼアアレグレ農協 Cooperativa Agrícola Mista da Várzea Alegre
CAMVA 鶏卵、うずら卵
24 ブラジル マットグロッソドスル州
ナビライ スルマットグロセンセ農協 Cooperativa Agrícola Sul MatoGrossense
Copasul 大豆、とうもろこし、キャッサバ、綿
25 ブラジル パラナ州 カストロ ウニオンカストレンセ農協 Cooperativa Agrícola União Castrense
UNICASTRO 大豆、とうもろこし、小麦、じゃがいも、きのこ
26 ブラジル パラナ州 ポンタグロッサ ポンタグロセンセ農協 Cooperativa Agrícola Pontagrossense
Cooperponta 大豆、とうもろこし、小麦、オート麦、フェイジョン豆
27 ブラジル パラナ州 ロンドリーナ インテグラーダ農協 Integrada Cooperativa Agroindustrial
大豆、とうもろこし、小麦、コーヒー、オレンジ
28 ブラジル パラナ州 ロンドリーナ 南伯ロンドリーナ農協 Cooperativa Agrícola Sul Brasil de Londrina
アボカド、ライチ、アテモヤ
29 ブラジル サンタカタリーナ州
サンジョアキン サンジョアキン農協 Cooperativa Agrícola de São Joaquim
SANJO りんご、ブルーベリー、ぶどう
30 ブラジル サンタカタリーナ州
フレイロジェリオ ラーモス果樹生産者地域連合 União Regional dos Produtores de Fruta
UNIFRUTA にんにく、梨、大豆、桃、とうもろこし
No 国 州・県 市 団体名（日本語） 団体名(原語) 略称 農産物（活動内容）
31 アルゼンチン ミシオネス州 ハルディンアメリカ
ハルディンアメリカ生産者組合 Cooperativa Yerbatera de Jardin América
マテ茶、キャッサバでん粉、瓶詰め加工品
32 アルゼンチン ブエノスアイレス州
ラプラタ メルコフロール花卉生産者組合 Cooperativa de Productores de Flores y Plantas Mercoflor
Mercoflor 切花、鉢物
33 アルゼンチン ブエノスアイレス州
ラプラタ エコフロール花卉農協 Establecimientos Cooperativos Floricolas
Ecoflor 切花、鉢物、苗
34 パラグアイ アマンバイ県 ペドロフアンカバレリョ
アマンバイ農協 Cooperativa AMAMBAY Agricola
大豆、とうもろこし
35 パラグアイ イタプア県 ラパス ラパス農協 Cooperativa La Paz Agrícola 大豆、小麦、とうもろこし、米
36 パラグアイ イタプア県 ピラポ ピラポ農協 Cooperativa Pirapó Agrícola 大豆、小麦、なたね、とうもろこし、ソルゴ
37 パラグアイ パラグアリ県 ラコルメナ コルメナアスンセーナ農協 Cooperativa Agro-Industrial Colmena Asuncena
CAICA トマト、ピーマン、レモン、メロン、ぶどう
38 パラグアイ アルトパラナ県 イグアス イグアス農協 Cooperativa Yguazu Agricola 大豆、とうもろこし、小麦、マカダミアナッツ、肉用牛
39 パラグアイ アスンシオン市 フェルナンドデラモラ
パラグアイ日系農協中央会 Central Cooperativa Nikkei Agricola
Chuokai 農協行政手続き、融資、指導・研修、パラグアイ農牧総合試験場（CETAPAR）の運営
40 ボリビア サンタクルス県 オキナワ コロニアオキナワ農協 Cooperativa Agropecuaria Integral Colonias Okinawa
CAICO 大豆、小麦、米、モロコシ、とうもろこし、サトウキビ、肉用牛
41 ボリビア サンタクルス県 サンフアン サンフアン農協 Cooperatriva Agropecuaria Integral San Juan de Yapacani
CAISY 卵、米、大豆、とうもろこし、マカダミアナッツ
42 ペルー リマ県 ウアラル エスキベル農畜産物生産者協会 Asociación de Productores Agropecuarios de Esquivel
APAE アーティチョーク、とうもろこし、にんにく、サツマイモ
43 ペルー リマ県 カニェテ ペルー日系人協会カニェテ Asociacion Peruano Japonesa de Cañete
APJ Cañete ぶどう、みかん、アスパラガス、ブルーベリー
1
① イビウナ農協
サンパウロ市近郊の野菜生産地／カット野菜の製造
記入：2020/1/13, Michele Leite Aranha
[1] 主要生産物 組織名 イビウナ農協
CAISP: Cooperativa Agropecuária de Ibiúna 住所 Rod. Júlio Dal Fabbro, 290 - Rio de Una, Ibiúna, São Paulo, Brasil 電話番号 +55 15 3248-9400 E-mail [email protected] ウェブサイト www.caisp.com.br 代表者名 Roberto Tadao Suzuki 組合員人数 44 人 職員人数 283 人 設立年 1995 年 年間売上 20,000,000US ドル 組織紹介 CAISP は生産のコスト削減を目的に 1995 年に設立。小さな農協として、様々な課題や
困難に立ち向かい、努力は必ず実ると信じながら先を見越しつつ活動していた。2004年に有機栽培を取り入れ、2008 年は衛生環境を整えて殺菌及び洗浄をした野菜の
販売を開始した。消費者へより良い商品を提供するため 2015 年に CAISP の本部に野
菜の加工を目的とした工場を設立し、一か月あたり約 60ton の野菜加工をしている。
CAISP の本部はイビウナ市にあり 55,000m2 の土地を所有している。現在は 44 人の生
産者が 800ha の土地で 300 種以上の商品を扱っており、そのほかブラジルの連邦区、
ミナスジェライス州、パラナ州、サンタカタリーナ州、リオグランデドスール州にも 150 人
の生産者と連携している。 認証：ECOCERT、Global Market Plus、British Retail Consortium (BRC)（手続き中） 受賞歴：大手スーパーCarrefour の野菜部門の最高サプライヤー、 Pão de Açúcar グ
ループの Warranty From Origin 賞及び野菜部門の最高サプライヤー、 Food Designの GFSI 銅のアライグマ賞 2018 年から 2 年間のプログラムで、JICA シニアボランティアの工藤氏を要請し、土壌の
施肥管理の向上などの技術指導を受けている。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) リーフレタス 100ha 6,000,000t 2019 (2) ケール 50ha 7,500,000t 2019 (3) 白菜 20ha 700,000t 2019 (4) レタス 30ha 1,500,000t 2019 (5) キャベツ 50ha 2,500,000t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) リーフレタス
ブラジル サンパウロ州 イビウナ
①イビウナ農協 CAISP
サンパウロ
ロゴ 施設 位置
2
(2) ケール (3) 白菜 (4) レタス (5) キャベツ 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 農産物加工 1 か月あたり約 60ton のカット野菜を製造している。 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況
3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 包装 カット野菜 私たちは葉物野菜のカット野菜を扱
っており、包装した商品の保存状態を
保つのが困難である。そのため消費
者に届く前の段階で、商品の劣化も
多く、消費者からのクレームがある。
費用対効果が高く保存基準
を満たすパッケージ。
(2) 品質管理 葉物野菜 収穫後、徐々に品質低下してしま
い、廃棄量が増加する。 収穫後の品質低下を防ぐ技
術や機材。 (3) 品質管理 葉物野菜 商品の乱暴な取り扱いによって、葉
が損傷してしまい品質が低下する。 商品の乱暴な取り扱いを最
小限に減らす技術や機材の
導入。 3-3 関心のある技術・製品 収穫・播種の農業機械 3-4 日本企業への期待 日本企業からは収穫・播種の農業機械を購入したいと考えている。しかし、試験用機械を日本からブラジ
ルに輸入することは、為替の変動、関税と物流コストの点から、経済的に厳しいため、輸入の実現を可能
にすることができる徹底的な調査が必要であり、その点もサポートできる日本企業を期待している。
3
② モジダスクルーゼス農村組合 ブラジル サンパウロ州 モジダスクルーゼス
②モジダスクルーゼス農村組合 SRMC
幅広い品目を生産するサンパウロ近郊都市
記入：2020/2/17, Juliana Geseíra Monteiro
[1] 組織の概要
組織名 モジダスクルーゼス農村組合 SRMC：Sindicato Rural de Mogi das Cruzes
住所 Avenida Japão, 205 Bairro: Alto do Ipiranga - Mogi das Cruzes – SP 電話番号 (11) 4723-8233 E-mail [email protected] ウェブサイト www.sindicatoruralmc.com.br 代表者名 Gildo Takeo Saito 組合員人数 500 人 職員人数 21 人 設立年 1965 年 年間売上 組織紹介 モジダスクルーゼス農村組合は、52 年前に日本人によって設立された。モジダスクル
ーゼス市の農業を代表しており、農家達を守る責務がある。当組合では、品質に関す
る情報やサービスを組合員に提供している。特に組合員達に経営、会計、農業、法的
などの分野でサポートをしている。生産者の経営・生産部門の管理や行政手続きの効
率化を確立している。また SENAR （国立農村訓練サービス National Rural Learning Service）の研修も実施している。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) レタス (2) きのこ 308ha 4,000t (3) 柿 1,232ha 55,000t (4) 蘭 1,250,000 瓶 (5) アテモヤ 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) レタス (2) きのこ (3) 柿 (4) 蘭 (5) アテモヤ 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1)
サンパウロ
ロゴ 施設 位置
4
2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 農業資材 野菜 小規模農家に適して尚且つ価格がリ
ーズナブルな機材が少ない。(市場に
この条件を満たす機材が少ない。）
低価格で機材を入手する手
段を模索中。
(2) 土壌 方法論 無機質肥料の使用と連作による土壌
の微生物の減少。 土壌改良の研修やセミナー
を開く。 (3) 種苗・品種 野菜 バイオフォーティフィケーション (生物
学的栄養強化)によって栄養強化さ
れた種苗の不足。
より多くの品種そして市場の
動向に沿った栄養強化され
た種苗を扱う。 3-3 関心のある技術・製品
3-4 日本企業への期待
5
③ 南伯グランデサンパウロ農協 ブラジル サンパウロ州 サンパウロ
③南伯グランデサンパウロ農協 ＣＳＢＧＳＰ
中央卸売市場に事務所を構える南伯農協の拠点
記入：2019/2 /27, Mitsuaki Yamazaki
[1] 組織の概要 正式名称 南伯グランデサンパウロ農協
CSBGSP: Cooperativa Agrícola Sul Brasil da Grande São Paulo 住所 R. Aroaba, 52 - Vila Leopoldina, São Paulo - SP, 05315-020 電話番号 11 3649 0067 / 11 98498 8978 E-mail [email protected] ウェブサイト http://www.sulbrasilsp.com.br/ 代表者名 Mitsuaki Yamazaki 組合員人数 480 人 職員人数 5 人（幹部） 設立年 1969 年 3 月 年間売上 組織紹介 私たちは、市場価格に見合った品質を提供することができ、さらに品質に見合った生
産物を適正な市場価格で提供することができる。私たち組合の特徴として、継続的な
技術開発、常に最新で適切な管理システム、農業生産者の団結力が挙げられる。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物 作物 生産面積 生産量 データ年
(1) 柿 750ha 22,500t (2) すもも 75ha 2,000t (3) トマト 48ha 3,000t (4) ピーマン 10ha 720t (5) 葉野菜 200ha 6,400t 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 柿 (2) すもも (3) トマト (4) ピーマン (5) 葉野菜 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1)
サンパウロ
ロゴ 施設 位置
6
2-4 農業生産以外の活動 トピック 内容
(1) 農産物加工 柿を干し柿に加工している。 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策
(1) 加工 柿 、 す も
も、トマト、
ピーマン、
葉野菜
果物、野菜の規格外品を乾燥、粉体
化することができれば、製品としてで
きた粉体を原料とする会社に売りや
すいと考えている。
果物・野菜の規格外品を乾
燥、粉体化出来る製品の購
入
(2) 加工 柿 当組合は、特に柿の生産が多いた
め、干し柿にするにも均一な品質に
仕上げる必要性がある。
品質を均一に仕上げることが
できるシステムや機械の導入
種苗・品種 柿 出荷期間を広げ柿の販売割合を多く
したいと考えている。 日本ではすでに古いとされる
品種の柿、今現在ない品
種、早生・晩生の導入 3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待
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④ APPC 農協/サンパウロ州柿生産者組合
果物のブランド化や輸出に取り組む農協
記入：2020/1/21, Elias Issao Onoda
[1] 組織の概要 組織名 ＡＰＰＣ農協/サンパウロ州柿生産者組合
APPC: Cooperativa Agroindustrial APPC 住所 Av Antonio Lacerda, 1221 - Campo Grande - Pilar do Sul-SP 電話番号 (15)3278-3589 / 3278-1572 E-mail [email protected] ウェブサイト www.appc.coop.br 代表者名 Claudio Shoiti Ito 組合員人数 39 人 職員人数 26 人 設立年 2012 年 年間売上 3,045,562US ドル 組織紹介 組合の目的は、組合員が現場視察、技術交流、他組合との交流会を開催し、高品質
の果物を効率良く生産できるようにすることである。組合は組合員の生産した農産物
を国内やヨーロッパ・カナダ等の海外に販売している。サントス港やビラコーポス空港・
グアルーリョス空港へのアクセスもよい場所に位置している。 組合員の連携、グローバルギャップ認証、商品開発の可能性を模索する勉強会を実
施している。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) ぶどう 65ha 480t 2018/2019 (2) デコポン 33ha 660t 2019 (3) アテモヤ 70ha 800t 2019 (4) 柿 180ha 2,800t 2019 (5) すもも 100ha 1,900t 2018/2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) ぶどう 7 月-9 月 1 月-4 月 (2) デコポン - 5 月-8 月 (3) アテモヤ 8 月-11 月 4 月-10 月 (4) 柿 7 月-8 月 2 月-5 月 (5) すもも 6 月-7 月 11 月-1 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) アテモヤ カナダ、スイス、フランス 101.63t (2) 柿 カナダ、マレーシア 6.14t (3) デコポン カナダ 3.78t
ブラジル サンパウロ州 ピラールドスル
④ＡＰＰＣ農協/サンパウロ州柿生産者組合
サンパウロ
ロゴ 施設 位置
8
(4) ぶどう カナダ、スイス、フランス、マレーシア 49.74t 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 講習 商品開発の可能性を模索する勉強会。 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 加工 ぶどう、ア
テ モ ヤ 、
デコポン
規格外の果物を十分に有効活用で
きていない。また果物のない時期に
加工品を製造するために原料を保存
しておく必要がある。
アイスやジュースといった加
工品製造に活用できる機械
（パルプ製造機、搾汁機）、
加工原料の長期保存技術を
導入する。 (2) 土壌 果物 現在の生産量を今後も維持・増加し
ていくことを目指しており、土壌の改
善に取り組んでいく必要がある。ぶど
うでは土壌伝染性フザリウム病（苗立
枯病）などの問題がある。
有機物・微生物の働きによる
土壌改良剤などを導入する。
3-3 関心のある技術・製品 農産物加工（果物の衛生管理、果肉の加工、果物の乾燥）、輸出、商品開発 3-4 日本企業への期待 日本企業には農産物加工（果物の衛生管理、果肉の加工、果物の乾燥）に前向きな企業を希望してい
る。日本企業とパートナーを組み生産物の加工設備を設置することや、可能であれば加工品を日本へ輸
出することに期待している。
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⑤ 南伯ピラールドスル農協
サンパウロ近郊の高級フルーツの産地
記入：2020/3/9, Miguel Yoshihico Mizobuchi
[1] 組織の概要 組織名 南伯ピラールドスル農協
Cooperativa Agrícola Sulbrasil Pilar do Sul 住所 Rua Dom Lúcio Antunes de Souza, 290 - Centro Pilar do Sul - SP, 18185-000 電話番号 +55 15 3278-1144/+55 15 3278-（1261） E-mail [email protected] ウェブサイト https://www.facebook.com/casbpilardosul/ 代表者名 Nelson Akira Majima 組合員人数 88 人 職員人数 6 人 設立年 1969 年 年間売上 350,000US ドル 組織紹介 当農協の歩んできた成り立ちは日系社会と大きく関りがあり、生産技術のサポートなど
の活動は日系社会を中心としている。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) ぶどう 40ha 600t 2019 (2) アテモヤ 20ha 300t 2019 (3) 柿 50ha 1,000t 2019 (4) 根菜類 10ha 50t 2019 (5) デコポン 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) ぶどう 7 月-9 月 12 月-4 月 12 月-4 月 (2) アテモヤ 9 月-10 月 4 月-8 月 4 月-8 月 (3) 柿 7 月-8 月 2 月-4 月 3 月-5 月 (4) 根菜類 (5) デコポン 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) ぶどう カナダ 50t (2) アテモヤ カナダ 100t
ブラジル サンパウロ州 ピラールドスル
⑤南伯ピラールドスル農協
サンパウロ
ロゴ 施設 位置
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2-4 農業生産以外の活動 トピック 内容
(1) 農業資材 農業資材（肥料・農薬・はさみなど）の販売。 (2) 小売業 日本製品の販売 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策
(1) 包装 ぶ ど う ・
柿 ・ 根 菜
類
加工面では、パッキング時間をより効
率化する必要がある。パッキング後、
商品の保存期間の改善、農作物の
保全や品質の管理面での強化する
必要がある。
パッキング時間の短縮が見
込める方法を模索。新しい包
装技術(包装資材や技術）に
を導入する。
(2) 加工 全農産物 規格外の果物の活用方法が無く、付
加価値製品を開発し、販売利益を上
げる必要がある。
付加価値を付けた商品の開
発。果物の加工技術につい
て学び、また加工された果物
の市場の知識が必要。 (3) 農業資材 ぶ ど う ・
柿 ・ ア テ
モヤ
最新の機材や技術に乏しい。 より長期保存が可能である機
材の導入の検討。日本製品
の輸入業者とパートナーシッ
プを構築する必要がある。 3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待
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⑥南伯サンミゲールアルカンジョ農協 ブラジル サンパウロ州 サンミゲールアルカンジョ
⑥南伯サンミゲールアルカンジョ農協 CASBSMA
ぶどうの首都と呼ばれる果物の産地
記入：2020/2/7, Roberto Yoshinori Furuya
[1] 組織の概要 組織名 南伯サンミゲールアルカンジョ農協
CASBSMA: Cooperativa Agricola Sul Brasil de São Miguel Arcanjo 住所 Estrada Vicinal Kunihei Ariga S/Nº Km 4 電話番号 15 32791211 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 Francisco Takahiro Yamashita 組合員人数 200 人 職員人数 20 人 設立年 1969 年 年間売上 1,000,000US ドル 組織紹介 当農協は 50 年の歴史があり、販売にかかる技術チームや開発の組織体制が整って
いる。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) ぶどう 100ha (2) びわ 50ha (3) 柿 350ha (4) 野菜（ハウス栽培） 10ha (5) 核果類（桃など） 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) ぶどう 7 月-9 月 1 月-4 月 (2) びわ 3 月-4 月 6 月-9 月 (3) 柿 6 月-7 月 2 月-7 月 (4) 野菜（ハウス栽培） 1 月-12 月 1 月-12 月 (5) 核果類（桃など） 6 月-7 月 10 月-12 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1)
サンパウロ
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2-4 農業生産以外の活動 トピック 内容
(1) 農業資材 鋏、器具一般、網、針金など (2) 農産物加工 野菜と果物のパッケージ [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 過去に農業用品関連で日本と取引をした経験がある。 現在は日本企業とは農業用品、機材、種、包装などの企業とパートナーを望んでいる。 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 種苗・品種 鋏、器具 生産コストが高い一方で、生産物の
価格が低く、生産効率が悪い。 耐性の強い品種や適度な栄
養バランスを兼ね備えた生
産技術。 (2) 農業資材 きゅうり、
果物 野菜は病気や害虫の被害のため生
産量が低くなってしまい、解決法のコ
ストも高い
効率的な肥料と機材、害虫
コントロールにかかるフェロモ
ンや物理的制御の開発をし
ている会社の製品など。（電
撃殺虫機、虫よけ剤など） (3) 農薬 微生物防
除資材 土壌改良の技術。 微生物防除資材や酵素など
で土壌改良をする。 3-3 関心のある技術・製品 農業用品、機材、種、包装、輸出 3-4 日本企業への期待 日本企業には農協事業の範囲外である商品輸入や商品登録を行うことができる業者とビジネスパートナ
ーを期待している。
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⑦レジストロ地域農協
お茶で栄えた町／古民家で観光振興
記入：2020/2/6, Akemi Hijioka
[1] 組織の概要 組織名 レジストロ地域農協
COOPARR： Cooperativa dos Produtores Agrícolas de Registro e Região 住所 Rua Nakatsugawa, 165 Vila Tupy 電話番号 13 38224144 E-mail [email protected] ウェブサイト www.bunkyoregistro.org.br 代表者名 Marcelo Aparecido Batista 組合員人数 30 人 職員人数 2 人 設立年 2003 年 年間売上 20,000US ドル 組織紹介 地域の気候や土壌は餅米の栽培に適しており、餅米は地域の伝統になりつつある。大
規模農家は餅米を栽培して付加価値もつけている。しかしながら高額の加工機械に
投資するのは、小規模農家には現実的に難しい。そのために現在は小規模農家の働
きと収入改革によっての地域活性化を図るべくプロジェクトの企画を計画中である。そ
の為には技術指導を行い有機栽培で付加価値を与える。現在プロジェクトの融資も得
られていないため、組合員達のボランティア活動で成り立っている。今後は地域の現
状とデータをもとにプロジェクトを企画したい。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) バナナ 50ha 30t (2) パルミート 12ha 3t (3) 野菜 2ha 5t (4) 有機餅米 (5) 茶 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) バナナ 年中 年中 年中 (2) パルミート 年中 年中 年中 (3) 野菜 年中 年中 年中 (4) 有機餅米 11 月-1 月 3 月 10 月 (5) 茶 年中 11 月-4 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量
ブラジル サンパウロ州 レジストロ
⑦レジストロ地域農協 COOPARR
サンパウロ
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(1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 観光 お茶・いぐさ・古民家などを訪問するアグリツーリズムへの取組 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 日本企業との取引の経験は過去に日本へ紅茶の見本を送付したが、商談の成立はなかった。 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 加工 餅米 地域の特産物として餅米に付加価値
をつける機械を探している。餅米を加
工し、洗浄が出来る機械など。
生産者の元へ持ち運び可能
な小型の米加工機械や小型
精米機で餅米を加工したい。 (2) 加工 ジュサラ・
ヤシ 果物の酸化防止のために収穫後すぐ
に加工する必要がある。 生産者の元へ持ち運び可能
な果肉を取り出す小型の機
械が必要。 3-3 関心のある技術・製品 お茶:抹茶製造の技術を導入、お茶の実オイルの搾油、商品化、茶畑の再活用 商品開発 アグリツーリズム 3-4 日本企業への期待 以下のような取組へのパートナーを探している。 【お茶】抹茶製造の技術を導入、お茶の実オイルの搾油、商品化、茶畑の再活用 当地方は，ブラジルの茶の里と称されていたが、近年茶生産業者は 2 業者のみとなり、最盛期の 8,000haの茶畑は放置され、この茶畑の再活用の道を探っている。この再活用から茶の実のオイル事業につなげ
ないか期待している。 【商品開発】 地域で生産した餅米を地域の特産物として販売したい。科学的に効果を示した上での商品開発、例えば
アミロペクチンを使用したサプリメント、化粧品、医薬品など。地域特有のジュサラ・ヤシの実は酸化防止
剤としてのみならず栄養価が非常に高いが、加工に適した機材不足のため、販売がままならない状態で
ある。 【アグリツーリズム】 また特質した産業のない地方都市であり、市は最近観光に力を入れているため、当組合も農業と観光と
の結びつきを模索している。地方のアグリツーリズムの基礎調査およびプランナー。
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⑧カッポンボニート農協
サンパウロ州の穀物生産地帯
記入：2020/1/15, Luiz Carlos Mariotto
[1] 組織の概要 組織名 カッポンボニート農協
CACB: Cooperativa Agricola de Capão Bonito 住所 Av. Placido Batista Silveira, 355 G 電話番号 (15) 353 8300 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 Emilio Kenji Okamura 組合員人数 88 人 職員人数 56 人 設立年 1994 年 年間売上 45,000,000US ドル 組織紹介 組合員の殆どが日系人で構成されている農協。私たちの組合は、サントス港（300 ㎞）
及びパラナグア港（300 ㎞）に近い距離に位置しており、サンパウロ州の非常に恵まれ
た土壌と気候の環境の中で国内最大級の収穫量を誇ると自負している [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 大豆 15,000ha 63,000t 2019 (2) とうもろこし 10,000ha 1,240t 2019 (3) 小麦 4,000ha 17,880t 2019 (4) フェイジョン豆 3,000ha 12,000t 2019 (5) じゃがいも 200ha 8,000t 2019 (6) レモン 80ha 4,800t 2019 (7) 柿 70ha 4,130t 2019 (8) りんご 30ha 1,350t 2019 (9) ぶどう 15ha 30t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 大豆 9 月-11 月 1 月-3 月 (2) とうもろこし 1 月-2 月 7 月-9 月 (3) 小麦 4 月-6 月 8 月-10 月 (4) フェイジョン豆 7 月-8 月 11 月-12 月 (5) じゃがいも 7 月 10 月-11 月 (6) レモン 5 月-7 月 (7) 柿 2 月-6 月 (8) りんご 12 月 (9) ぶどう 1 月-3 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量
ブラジル サンパウロ州 カッポンボニート
⑧カッポンボニート農協 CACB
サンパウロ
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(1) 大豆 中国 40,000t (2) とうもろこし 様々な国 34,300t 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 農業資材 農業用品及び機材の販売 (2) 貯蔵 穀物の受け取りと貯蔵 (3) 技術指導 畜産農業技術コンサルタント [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 輸出 大豆、とう
もろこし、
フェイジョ
ン豆
輸出に商社などの仲介業者が介入
することが多いため、日本とブラジル
間の農協同士でビジネスを展開する
ことを希望したい。
直接販売を行い、仲介者の
介入を避ける。
3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待
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⑨グアタパラ農協 ブラジル サンパウロ州 グアタパラ
⑨グアタパラ農協 COAG
鶏卵に特化する農協
記入：2020/1/13, Choichi Saito
[1] 組織の概要 組織名 グアタパラ農協
COAG: Cooperativa Agrícola de Guatapará 住所 Rodovia Mario Maziero, km 2,7, Bairro Mombuca, Guatapará/SP 電話番号 (16) 3973-0011 / 99723-9963 E-mail [email protected] ウェブサイト http://www.coag.com.br/ 代表者名 Choichi Saito 組合員人数 11 人 職員人数 67 人 設立年 1994 年 11 月 年間売上 12,000,000US ドル 組織紹介 地域の人々へ雇用や所得を発生させている重要な役割を担っている安定した企業で
ある。品質に定評があるブランドを州全体に流通している。しかしながら最終製品にか
かる付加価値が得られない。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 鶏卵 ―
360,000 箱 (1 箱 30 ダース） 2019
(2) 養鶏用飼料 ― 21,600t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 鶏卵 (2) 養鶏用飼料 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 農産物加工 鶏卵の低温殺菌技術 (2) 農業資材 動物用の薬品の販売
サンパウロ
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[3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策
(1) 包装 鶏卵 消費期限前の輸送、加工、販売など
のプロセスで大量の卵の破損や卵が
腐ってしまうことで大損害を被ってし
まう。
低価格のパッケージ、尚且つ
衝撃に強く、カビや卵の表面
の結露防止に優れている素
材。また卵の殻の品質向上
の飼料付加物が必要。 (2) 農業機械 鶏卵 鶏卵の低温殺菌技術は特に卵の汚
染やプレートで茹で上がってしまうこと
を防ぐ。機材のメンテナンスコストは非
常に高い。
卵割、低温殺菌技術及び充
填機能を持ち統合システム
で自動調整できる機材の輸
入。 (3) 洗浄 卵の殻 卵の殻などの大量のゴミ。蠅のコントロ
ール。 卵の殻を洗浄・乾燥し薬品用
の水酸化カルシウムに加工
する。それに伴ってゴミの量
が減り、生産者の収入源とも
なり、また蠅の量も減ると考え
ている。 (4) 精密農業 モニタリン
グ WiFi 経由でモニタリング・データ記
録。 携帯用のデータ取集ができる
機材。パソコンの知識が少な
い人で扱えるソフトウェアのイ
ンターフェースが望ましい。 3-3 関心のある技術・製品 付加価値 3-4 日本企業への期待
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⑩JATAK 農業技術普及交流センター ブラジル サンパウロ州 グアタパラ
⑩JATAK 農業技術普及交流センター IPTDA-JATAK
第 1 回日本人移民が入植したグアタパラ移住地
記入：2020/1/14, Julio Yoji Takaki
[1] 組織の概要 組織名 JATAK 農業技術普及交流センター
IPTDA-JATAK: Instituto de Pesquisa Técnicas e Difusão Agropecuária da Jatak 住所 Fazenda João Martins s/n 電話番号 16-999925787 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 Julio Yoji Takaki 組合員人数 36 人 職員人数 7 人（代表者 4 人、税理士 3 人） 設立年 2001 年 01 月 年間売上 非営利団体のためなし 組織紹介 IPTDA-JATAK は非営利目的で生産者へ農業技術の普及を目指している。そのことから
日々生産者へ実用的な新しい技術の研究および普及を心掛けている。そのため活動
内容としては、研修、講演会、セミナー、他農協や企業との交流などを実施している。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 大豆 1,500ha 80t 2019/2020 (2) 卵 15 養鶏場 720,000 箱/日 2019 (3) ライチ 4.5ha (4) ドラゴンフルーツ 2ha 5t 2019 (5) 野菜 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 大豆 10 月-11 月 1 月-2 月 (2) 卵 1 月-12 月 (3) ライチ 11 月-12 月 (4) ドラゴンフルーツ 12 月-4 月 (5) 野菜 年中 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 農産物加工 研究、研修、イノベーション (2) 技術指導 農業技術の普及
サンパウロ
ロゴ 施設 位置
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(3) 研究 養鶏のバイオセキュリティ：抗生物質に代替する手段の模索 (4) 研究 施設の衛生面での改善 (5) 研究 ネマトーダ（センチュウ）でやられた土壌回復 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 害虫・害獣 野菜 生産性の低さ。病気や害虫のコントロ
ールに困難があるため、生産性が低
くなっている。野菜や果物の生産量
の 70%までの損失がある。
病気や害虫を制御・コントロー
ルすることができる優れた管
理の仕方やシステムや新しい
方法を見出す。 (2) 肥料 果 物 ・ 野
菜 化学薬品を過剰に使用することによ
って土壌の生産性が大幅に下がる。
特にハウス栽培などの土壌改良の技
術が少なく、生産物の損失などの深
刻な問題が発生する。現在土壌改
良中のハウスの面積は 5,000m2。
ぼかし肥料や輪作などを用い
て、化学薬品の使用を極力
下げる。
(3) 精密農業 野 菜 ・ 果
物・穀物 生産地あたりの低い生産量から低収
入になっていることから、技術の普及
が必要である。しかしながら、ハウス
栽培及び果物生産者たちへ害虫や
病気を制御する新しい技術を普及さ
せるのが困難である。バイオテクノロ
ジーの技術はまだ新しい技術のた
め、生産者は受け入れるのに抵抗が
目立つ傾向にある。
微生物防除資材は害虫や病
気のコントロールに非常に効
果的な手段として用いられ
る。野菜生産にかかる衛生
監査が厳しくなっている近年
では特に注目を浴びている分
野である。
3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待
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⑪バストス地域鶏卵生産者協会
卵祭りで有名な卵の首都バストス
記入：2020/1/15, Sergio Kenji Kakimoto
[1] 組織の概要 組織名 バストス地域鶏卵生産者協会
APROBARE: Associação dos Produtores de Ovos de Bastos e Região 住所 Secção Cascara, Bastos, SP 電話番号 014-991248401 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 Sergio Kakimoto 組合員人数 15 人 職員人数 設立年 2013 年 年間売上 10,000,000US ドル 組織紹介 【歴史】Sicoob というブラジルの機関から資金協力を受けて、2002 年生産者が協会を
設立した。私たちは、プレジデンテ・プルデンテと地域組織連合（UEPP）に参加し、地域
の発展を目的に、バストスの養鶏農家が抱える課題の解決にあたった。バストス市は
鶏卵・うずら卵・蜂蜜・肉牛・牛乳・サトウキビ・果物・野菜を生産している。 【農村観光や研修事業】農業生産以外の活動にも記載したが、一部の商品は直接販
売を行い、定期的に生産者市場など様々なイベントを開催しておりアグリツーリズムに
取り組んでいる。養蜂、鶏、と殺（鶏肉、牛肉、豚肉）の研修を実施している。特に管理
職の教育研修、日本の「5S」のシステム、アグリツーリズムに関する研修や地域住民に
対して養鶏農家研修、生産者と消費者を繋げる活動を実施（例えば、蜂蜜生産研修
では、機械の使い方から生産まで説明しており、様々な地域の教育関係者 250 人以
上学生の参加があった）。農村観光推進グループや地域の連合、スポーツ団体など
100 を超えるグループと共に活動を行っている。最新技術を駆使し、持続可能な環境
を築き、地域の発展に貢献するため、将来的に技術センターの設立を考えている。 【学術研究】地元の大学、研究所と共同で新しい生産品などの可能性を模索してい
る。具体的にはサンパウロ州立大学（UNESP）やサンパウロ農業ビジネス技術機関
（APTA）の動物学部門などと協力して、農業に関する試験なども実施している。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 鶏卵 50ha 500,000 箱 2019 (2) 肉用牛 120ha 4.5t 2019 (3) 蜂蜜 20ha 0.5t 2019 (4) サトウキビ 360ha 32,000t 2019 (5) アボカド 5ha ― ― (6) ユーカリ・マホガニー 10ha ― ― 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 鶏卵 年間
ブラジル サンパウロ州 バストス
⑪バストス地域鶏卵生産者協会 APROBARE
サンパウロ
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(2) 肉用牛 年間 (3) 蜂蜜 7 月 9 月-2 月 (4) サトウキビ 8 月-10 月 (5) アボカド 12 月（植樹） (6) ユーカリ・マホガニー 1 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 観光 生産者のために定期市場など様々なイベントを開催しており、アグリツーリ
ズムに貢献している。 (2) 研修 養蜂、鶏、と殺（鶏肉、牛肉、豚肉）の研修を実施 (3) 研究 地元の大学、研究所と共同で新しい生産品などの可能性を模索
[3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 商品開発 鶏卵、養
鶏、鶏糞 現在では低コストで効率の良い鶏卵
生産技術がある。私たちの古い養鶏
場は効率と生産量のスケールが最新
型ではないため、また高い人件費の
ため競争ができない。
鶏卵、養鶏、鶏糞などから新
しい商品を生産するためのノ
ウハウを知っている企業から
技術を得る。
(2) 環境対策 鶏卵 養鶏は非常に競争の激しい市場。付
加価値からの利益率が低いため、コ
スト削減と効率性向上が必要とされ
る。養鶏場は消防、環境、行政、労
働、州の農業局、トレーサビリティシス
テム、品質管理などの要件に関連し
た法的な問題に適応する必要があ
る。
鶏卵生産にかかる排水の処
理技術。特に鶏卵の洗浄に
かかる排水の再利用のため
の処理技術の技術。
(3) 加工 鶏卵 養鶏への需要が非常に高く、新規生
産者の参入が増えている。鶏卵はコ
モディティ化された商品とみなされて
いる。そのために鶏卵という商品にい
かに付加価値を与えるかが課題とな
り、様々な商品の開発が必要となる。
鶏卵の新しい加工品を生産
するパートナー。パートナーと
は同じ生産者でコンソーシア
ムを組む、あるいは加工工場
に鶏卵を提供する。
3-3 関心のある技術・製品 アグロツーリズム、商品開発 3-4 日本企業への期待
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⑫弓場農場 ブラジル サンパウロ州 ミランドポリス
⑫弓場農場 YAMA 自給自足の共同生活コミュニティ
記入：2020/3/4, Ranil Daigo Yuba
[1] 組織の概要 組織名 弓場農場
YAMA: Associação Comunidade Yuba 住所 Comunidade Yuba, S/Nº 電話番号 18-37081247 E-mail [email protected] ウェブサイト http://brasil-ya.com/yuba/index.html , Facebook 代表者名 Issamu Yazaki 組合員人数 57 人 職員人数 2 人 設立年 2003 年 年間売上 500,000US ドル 組織紹介 弓場農場は家族で共同作業そして伝承を目標に日々農作業に従事している。日系
社会では知名度があるため、それをうまく活かしたい。弓場農場の最大の武器は、日
本人の文化を守り、集団生活をする団体であることだと考えている。 弓場農場の加工食品の中で、ジャム類は日本では珍しい農産物を製造しているた
め、日本市場ではジャムを中心に展開を考えている。 課題としては、1）弓場農場は企業化していないため、現在は日本との正式なビジネス
パートナーにはなることは難しい。将来的には弓場農場が組織化することができれば、
ビジネスが実現できると考えている。2）当組合の立地が大都市から距離がある。3）輸
出の経験がないため、輸出時における品質管理の知識がないことなどがあげられる。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) グアバ 2ha 10t 2019 (2) マンゴー(パルメル) 3ha 50t 2019-2020 (3) おくら 1ha 7.5t 2019 (4) 椎茸 0.5ha 1.2t 2019 (5) かぼちゃ 2ha 15t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) グアバ 年中 年中 (2) マンゴー(パルメル) 3 月-5 月 1 月-3 月 (3) おくら 3 月 4 月-10 月 (4) 椎茸 年中 年中 (5) かぼちゃ 3 月 6 月-7 月 8 月 11 月-12 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1)
サンパウロ
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2-4 農業生産以外の活動 トピック 内容
(1) 農産物加工 ジャムの販売、野菜や果物の缶詰、味噌生産など。 (2) 流通 農産物売買業 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策
(1) 輸出 ジャム ジャムの販売を検討しているが、輸
出のための品質管理の知識が欠如し
ている。
日本企業との連携
(2) 品質管理 農産物全
般 生産物の特に生産効率と品質に関
する技術を高める必要がある。 日本の技術の導入
3-3 関心のある技術・製品 1）ジャム販売のサポートできる企業、2）品質管理の強化ができる企業、3）生産効率を向上させられる企
業 3-4 日本企業への期待 日本企業には、特に生産効率と品質に関する日本の技術を導入できることやブラジルより良い価格取引
が見込めること、日系の立場から祖国とさらに深い繋がりが持つことができること、日本に現在在住の弓場
農場のメンバーをこのビジネスに関わらせることの可能性もあり、弓場ブランドを更に向上させることができ
ると期待している。
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⑬トメアス農協
アマゾン地域でアサイーなどの熱帯フルーツを生産
記入：2020/2/24, Márcio Siqueira Moura
[1] 組織の概要 組織名 トメアス農協
CAMTA: Cooperativa Agrícola Mista de Tomé-Açu 住所 Avenida Dionisio Bentes, 210 - Quatro Bocas - Tomé Açu - Pará - Brasil 電話番号 (91)3734-1352 / 37341319 / 99110-3001 E-mail [email protected] ウェブサイト www.camta.com.br 代表者名 Alberto Ke-iti Oppata 組合員人数 172 人 職員人数 172 人 設立年 1949 年 9 月 年間売上 1,950,000US ドル
組織紹介 CAMTA は 1929 年に日本の移民達がアマゾン、トメアス地域で活動を開始し、1949 年
に CAMTA が設立した。現在は胡椒、カカオ、果物パルプ、植物油を生産している。
1931年以来、長きにわたり、構築されたアグロフォレストリーシステム・トメアス-SAFTAは
200 以上の生産モデルからは、様々な種類の物を生み出した。バナナ、カカオ、パッシ
ョンフルーツ、アセロラ、アサイー、クプアス、セリンガ、ブラジルナッツ、クラブウッド、パ
クリ、ウシの実、マホガニーなどの生産を手掛けている。 CAMTA は北東アジアから始まり、すでに代表者と販売代理店を通じて日本企業とビジ
ネスパートナーシップを結んでいる。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) アサイー 653ha 8,000t 2019 (2) アセロラ 98ha 1,200t 2019 (3) カカオ 1,088ha 450t 2019 (4) クプアス 685ha 800t 2019 (5) 胡椒 456ha 530t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) アサイー 1 月-5 月 9 月-3 月 (2) アセロラ 1 月-3 月 1 月-2 月 8 月 7 月-12 月 (3) カカオ 1 月-10 月 5 月-12 月 (4) クプアス 1 月-6 月 12 月-7 月 (5) 胡椒 1 月 6 月-11 月 2-3 農産物・加工品の輸出
ブラジル パラ州 トメアス
⑬トメアス農協 CAMTA
ブラジリア
ロゴ 施設 位置
26
作物・製品 輸出先（国） 量 (1) アサイー 日本
フランス 60,000t 36,000t
(2) アセロラ 日本 フランス
3,000t 18,000t
(3) カカオ 日本 450t (4) クプアス 日本
フランス 3,000t 4,000t
2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 農産物加工 果物パルプの販売 (2) 農産物加工 植物油の販売 (3) 農産物加工 ドライフルーツの販売 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 すでに代表者と販売代理店を通じて日本企業とビジネスパートナーシップを結んでいる。 20 年近くにわたり、日本企業との提携を通じて日本市場への販売を行っている。 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策
(1) 輸出 アサイー、
カカオ、 アセロラ、
胡椒
2019 年の大雨でカカオの生産量が
35%下回っている。輸出先である日
本への販売が減少した。2019 年のク
プアスとアセロラの大量生産により生
産者の全ての作物を買い占めること
ができていない。
生産者の農地の排水資源な
ど微々たるものを効率よく販
売する。パルプに加工して売
り上げを拡大する。また凍結
乾燥などの技術の導入を検
討する。 (2) 品質管理 カカオ 目的地までの輸送の段階で保管施
設（港湾など）劣悪な環境のため、品
質を維持することが困難。
品質を維持できる資材を使
用する必要がある。
(3) 包装 果物パル
プ 果物パルプを日本に輸出する際に、
熱溶着の技術も悪く、日本に着くまで
の途中で漏れてしまう。
漏れない包装方法・機械の
導入
3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待 CAMTA の生産を遂行するためには販売市場の拡大を必要としている。日本企業には需要に応じて組合
の生産能力をあげることを期待している。
27
⑭トランスアマゾニカ農協
カカオ生産地／独自ブランドのチョコレート製造
記入：2020/2/10, Elisangela Trzeciak
[1] 組織の概要 組織名 トランスアマゾニカ農協
COOPATRANS: Cooperativa Agroindustrial da Transamazônica 住所 Rodovia Transamazônica BR 230 km 92 Faixa (471,16 km) - Medicilândia / Pará 電話番号 13 38224144 E-mail [email protected] ウェブサイト http://cacauway.com.br/a-empresa/ 代表者名 Katsuhiko Kawai 組合員人数 32 人 職員人数 12 人 設立年 2009 年 年間売上 200,000US ドル
組織紹介 COOPATRANS はカカオ 6 次産業化に向けカカオの生産から商品化の一連の流れを構
築し、付加価値を与えるために 2010 年に設立された。工場はパラ州のカカオ農場地
区に位置しており、組合員の良質のカカオを基に、地域活性化に貢献している。地域
のみならずパラ州の模範となり社会貢献、環境保全、経済発展ができることを日々目
指している。COOPATRANS は小さな加工工場を経営しており、農家が一部のカカオを
販売しチョコレートを生産し、CACAUWAY のブランドで一次加工品に付加価値を与えて
いる。工場の主な製品はボンボンショコラ、板チョコ、ココアパウダーである。ボンボンシ
ョコラはアサイー、ブラジルナッツ、クプアスなど地域特有の物を中に詰めている。工場
はまた 20g から 600g 及び 30%、50%、52%、65%,70%の板チョコを生産している。その
ほかにも組合員の婦人によって、カカオから、蜜、ジャム、リキュールなどを生産して販
売している。COOPATRANS はカカオの種子、チョコの原料、カカオマスを市場に出して
いる。カカオ、チョコレートなどの生産、販売で顧客のニーズに合わせた品質を保ち、ト
ランスアマゾニカ地方の持続可能な社会貢献、環境保全を目指している。 COOPATRANS はトランスアマゾニカ地域（Trans-Amazonian Highway）の最初の農協で
あり、パラ州原産のチョコレート製造のパイオニアである。チョコレート商品の輸出はして
いないが、年々と商品の品質が際立ち、またカカオ豆の品質も改善しており、地域や
州のみならず国内でも様々なコンクールで賞をもらっている。カカオ豆の輸出にかかる
SISCOEX および Radar 認証を得ている地域農協 COOPOAM と連携して、カカオ豆の輸
出をしているが、チョコレートはまだ輸出していない。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) カカオ 650ha 600t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2)
ブラジル パラ州 メディシランディア
⑭トランスアマゾニカ農協 COOPATRANS
ブラジリア
ロゴ 施設 位置
28
(1) カカオ 9 月-11 月 5 月-6 月 2 月-4 月 1 月-4 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) カカオ オーストリア、イタリア、オランダ 40t 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 農産物加工 チョコレート及びカカオベースの半加工品の販売 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 輸出 カカオ カカオの取引は大企業が支配してお
り、カカオの品質がいかに良くてもそ
れ以上の価格の支払いがない。
カカオ豆の直接販売ルートを
構築する。付加価値を与え、
生産者の利益率を上げる。 (2) 農業資材 カカオ カカオの生産には熟練の労働力の需
要が多く、また地域では機械化がほと
んどなく生産コストが高く、生産するこ
とが難しい。
カカオ生産にかかる機材の
生産者企業とパートナーシッ
プを組む。（剪定、カカオ割
器、乾燥機などの機械） (3) 精密農業 カカオ カカオ生産の管理システムが構築さ
れていない。新しい品種の開発研究
への投資が十分でない。（例えば、カ
カオの皮から EM 菌を生産するな
ど。）
カカオの皮や残渣からバイオ
肥料の生産に特化している
企業、または現場でのモニタ
リングや管理システムの構築
に興味がある。 3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待
29
⑮サンタイザベル・サントアントニオドタウア組合
果物・養鶏・肉牛など幅広い品目を生産
記入：2020/2/20, Jone Yamaguchi
[1] 組織の概要 組織名 サンタイザベル・サントアントニオドタウア組合
SINPRIZ: Sindicato dos Produtores Rurais de Santa Izabel do Pará e Santo Antonio do Tauá 住所 Rua José de Souza Ferreira Nº09 電話番号 55 91 3744-1561 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 Jone Kazuki Yamaguchi 組合員人数 280 人 職員人数 10 人 設立年 1994 年 年間売上 11,708,181US ドル
組織概要 全ての役員は結果を出すことに努めていて、経営の発展に相応の投資額の必要性を
保証する。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 鶏肉 336ha 13,594t 2018 (2) 鶏卵 (3) バナナ (4) アサイー (5) デンデヤシ 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 鶏肉 年中 年中 年中 年中 (2) 鶏卵 (3) バナナ (4) アサイー (5) デンデヤシ 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1)
ブラジル パラ州 サンタイザベルドパラ
⑮サンタイザベル・サントアントニオドタウア組合 SINPRIZ
ブラジリア
ロゴ 施設 位置
30
2-4 農業生産以外の活動 トピック 内容
(1) 農産物加工 単胃動物用の飼料工場 (2) 農業機械 農業機材生産及びメンテナンス (3) 不動産 農地リースまたはパートナーシップ (4) 資金融資 穀物の購入及び収穫の投資 (5) その他 輸送、電力、溶接などのサービス [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策
(1) 輸出 鶏 鶏の殆どを商社に販売しており、市場
の変動が激しく、価格が急落すること
もある。市場価格を見極めつつ鶏に
数日間、飼料を与えることで商品の
重量が市場のニーズを超えることが
あり損害を被る。
顧客を多様化し販売の視野
広げ商品を小売店まで届け
る。鶏の屠殺工場を導入し鶏
肉の加工品を小売店や大規
模の買い手へ販売する。
(2) 農業機械 野菜 穀物の購入。穀物は必要不可欠な
農産物として国際市場や為替で大き
く左右する。年々購入者の穀物市場
を見極める能力が必須となる。また
穀物の保存に大規模な投資も必要と
なりつつある。
穀物の国内及び国際市場に
ついて研修を行う。同じ種類
の穀物の購入者と協力し穀
物の保存量を増やす。
(3) 精密農業 野菜 生産管理システム。生産のコントロー
ル管理システムに高額投資して導入
したが、期待した経済効果が得られ
なかったため、低価格で容易に操作
できるシステムを模索している。
養鶏経営者に役立ち、汎用
性があり尚且つブラジルの法
律面での事務手続きをスム
ーズに満たせるシステムのス
タートアップを大学と共同開
発する。 3-3 関心のある技術・製品 輸出 3-4 日本企業への期待 地元の農産物を日本に輸出するためのパートナーシップができる日本企業や輸出入商社とビジネスパート
ナーに出会えることを希望している。組合員のニーズに答えるパートナーとの仲介、そして我々の生産物
の輸出の需要を満たすことができることを期待している。
31
⑯ノバアリアンサ農協
1 年中ぶどう生産可能なぶどう輸出の中心地
記入：2020/2/12, Talita dos Santos
[1] 組織の概要 組織名 ノバアリアンサ農協
COANA: Cooperativa Agrícola Nova Aliança 住所 Faz. Lote Agrícola 551 Núcleo 02 Pisnc Zona Rural Petrolina/PE 電話番号 87-3986-1542 E-mail [email protected] ウェブサイト www.coanabr.com.br 代表者名 Edis Ken Matsumoto 組合員人数 20 人 職員人数 47 人 設立年 2005 年 年間売上 22,500,000US ドル
組織紹介 COANA 農協はペルナンブコ州のペトロリーナに位置し、セナドールニーロコエリョかんが
い事業区域の中に入っており、組合員の多くはサンパウロ、パラナ州、パラ州出身の日
系人である。2005 年に、品質基準の高い国際市場のニーズに合わせたぶどうの生産
を目的として設立に至った。300ha の土地で良品質の種無しぶどうを生産しており、長
年の経験を活かし、ビジネスを拡大している。2021 年までに我々はブラジルで良品質
のぶどう生産、流通、サポートの面で国際基準の模範となることを目標にしている。持
続可能の農協精神で相乗効果が得ることを目的としている。COANA 農協はぶどうの
品質改良企業と手を組み、新しい品種のぶどう開発にも力入れている。COANA 農協
は国内市場でも定評のあるブランドで知名度も高い。国際市場でもイギリスなど大きな
可能性を秘めたバイヤーがいる。我々はGlobal GapやHACCPなど多くの認証を所持し
ている。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) ぶどう 340ha 9,000t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) ぶどう 11 月-1 月 1 月 4 月-6 月 6 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) ぶどう イギリス 1,479t (2) ぶどう スウェーデン 333t
ブラジル ペルナンブコ州 ペトロリーナ
⑯ノバアリアンサ農協 COANA
ブラジリア
ロゴ 施設 位置
32
(3) ぶどう ドイツ 540t (4) ぶどう ベルギー 624t 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 過去に日本企業と取引した経験がある。 ・ブラジル住友 - 農業用品の取引 ・ブラジルマエカワ – コンプレッサー及び冷蔵ユニット 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策
(1) マーケティン
グ ぶどう 地域のぶどう生産量が多く、3 月から
5 月の収穫期での国内市場での販売
価格が下落する。
上半期にぶどうの輸出量を
上げることによって、国内市
場の需要量のバランスを図
る。 3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待 日本の農協には日本の組合の女性たちの役割に興味があり、学ぶ機会を期待する。
33
⑰ジュアゼイロ農協
ぶどうやマンゴーを生産し輸出
記入 2019 年 2 月 22 日, Lorena Santana
[1] 組織の概要 組織名 ジュアゼイロ農協
CAJBA: Cooperativa Agrícola Juazeiro da Bahia 住所 Rua J, S/N - Distrito Industrial 電話番号 87 2101-9900 E-mail [email protected] ウェブサイト http://www.cajba.com/ 代表者名 Yoshio Uzumaki 組合員人数 39 人 職員人数 5 人 設立年 1994 年 5 月 年間売上 10,998,734US ドル
組織紹介 当農協は、20 年以上前に設立され、バイーア州のサンフランシスコ川に付近に位置し
ている。ぶどうをメインに他マンゴーやグアバなどの果物を生産している。特にぶどうに
おいては、様々な品種（8 種類）を生産している。また収穫できた作物に関しては、
様々な国の多くの市場やスーパーに卸している。多くの人々に生産物を供給するため
に、当農協は、様々な認証（Global Gap、GRASP、Walmart、Etica、Tesco Nature’s
Choice、HACCP）を取得している。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) ぶどう 302ha 8,000t (2) マンゴー 78ha 40,000t (3) メロン (4) グアバ (5) ピーマン 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) ぶどう (2) マンゴー (3) メロン (4) グアバ (5) ピーマン 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量
ブラジル バイーア州 ジュアゼイロ
⑰ジュアゼイロ農協 CAJBA
ブラジリア
ロゴ 施設 位置
34
(1) 果物 欧米（アメリカ、スペイン、ポルトガル、ベルギー、イギ
リス、ドイツ、ロシア、ポーランド、フィンランド、スウェー
デン、ノルウェー
2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1)
3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待
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⑱スルミナス農協 ブラジル ミナスジェライス州 トゥルボランディア
⑱スルミナス農協 CASM
様々な果物を生産する農協
記入：2020/1/16, Meire Hitomi Sato
[1] 組織の概要 組織名 スルミナス農協
CASM: Cooperativa Agrícola Sul de Minas 住所 Estrada Rural Minas s/n° - Bairro Cotia - Turvolãndia/MG 電話番号 35 32425116 E-mail [email protected] ウェブサイト https://www.facebook.com/casmcooperativa/ 代表者名 Cláudio Hidekazu Nagano 組合員人数 21 人 職員人数 4 人 設立年 1995 年 年間売上
組織紹介 CASM は常に高品質の果物を生産しているが、現状生産量と品質が共に著しく下がっ
ている。しかしながら以前生産していたトマトのように設立当初から顧客のニーズに見
合う製品の生産を掲げて日々活動している。当農協の目玉商品は柿であり、味も色合
いも市場に大きな定評がある。 日本移民団体と連携し、果物の栽培及び販売までの工程を作り上げた。サンパウロの
APPC とも交流があり、現在はトレーサビリティの認証を収得中。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) すもも 30ha 75.97t 2019 (2) アテモヤ 60ha 45t 2019 (3) アボカド 20ha 74t 2019 (4) デコポン 3ha 5.97t 2019 (5) ドラゴンフルーツ 6ha 47.63t 2019 (6) 柿 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) すもも 5 月-8 月 12 月-1 月 (2) アテモヤ 9 月-11 月 3 月-7 月 (3) アボカド - 9 月-10 月 (4) デコポン 5 月-8 月 11 月-12 月 (5) ドラゴンフルーツ 9 月-10 月 12 月-1 月 (6) 柿 7 月-9 月 2 月-5 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量
ブラジリア
ロゴ 施設 位置
36
(1) アテモヤ カナダ 50t 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 農業資材 葉面散布肥料 (2) 農業資材 パッケージ用の箱 (3) 農業機械 農業機材 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策
(1) 肥料 果物 ブラジルには様々な葉面散布肥料が
あるが、常に新しい技術を模索してい
る。
葉面散布肥料の導入
(2) 種苗・品種 果物 果樹の病気による損失によって、農
協の生産量に大きく影響している 気候に適し、害虫に強い品種
の模索、また病気を和らげる
製品など。 (3) 農業機械 果物 組合では選果機を使用しているが、
20 年近く前のもので古く、効率性が
低い。
新たなテクノロジーの選果機
の導入（形状、傷、糖度の測
定など）。 3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待
37
⑲セラードブラジレイロ農協 ブラジル ミナスジェライス州 サンゴタルド
⑲セラードブラジレイロ農協 Coopacer
野菜生産で急成長する農協
記入：2020/1/15, Eduardo Sekita
[1] 組織の概要 組織名 セラードブラジレイロ農協
Coopacer: Cooperativa de Agronegócios do Cerrado Brasileiro Ltda 住所 Rod Br 354, km 334,7, lojas 13 e 14 電話番号 34 3671-6363 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 Eduardo Sekita 組合員人数 227 人 職員人数 26 人 設立年 2006 年 年間売上 4,680,901US ドル
組織紹介 Coopacer は 2006 年の 12 月に設立し、2007 年の 12 月に活動開始した。Padap （ア
ルトパラナイーバ開拓事業）の一環で、ブラジル農業において最も成功した開拓事業と
言える。Coopacer の組合員は現在のグローバル化した世界の変化に取り残されない
ために、常に農業技術の進化を追い求めている。当農協は生産能力向上のための開
発プロジェクトに努めており、組合員達の持続的可能な能力向上をサポートするべく、
常に新しい技術や会員へのサービス、技術支援、農業機材の支援を提供する責務を
果たしている。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) にんにく 2,000ha 16t 2019 (2) にんじん 3,400ha 58t 2019 (3) キャベツ 650ha 45t 2019 (4) ビーツ 600ha 60t 2019 (5) 大豆 3,400ha 4.2t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) にんにく 3 月-5 月 6 月-9 月 (2) にんじん 3 月-8 月 7 月-11 月 8 月-2 月 11 月-5 月 (3) キャベツ 3 月-8 月 7 月-11 月 8 月-2 月 11 月-5 月 (4) ビーツ 3 月-8 月 7 月-11 月 (5) 大豆 9 月-10 月 1 月-2 月 2-3 農産物・加工品の輸出
ブラジリア
ロゴ 施設 位置
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作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 農業機械 農業機材の販売 (2) 研究 植物検疫研究所 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 肥料 野菜 肥料の選択肢が多くない。 登録製品を充実させる。
(2) 種苗・品種 野菜 扱うことのできる品種が限られてい
る。 より品種の選択肢を充実させ
る。 (3) 加工 野菜 効率がよくない 加工工程の改善 3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待
39
⑳サンゴタルド地域協議会
サンゴタルド地域の農産物ブランドを立ち上げた協議会
記入：2020/3/5, Jussara Vieira de Oliveira Costa
[1] 組織の概要 組織名 サンゴタルド地域協議会
CRSG: Conselho da Região de São Gotardo 住所 Av. Tabelião João Lopes, 555 - São Gotardo-MG 電話番号 (34) 3671 3036 E-mail [email protected] ウェブサイト http://saogotardo.org 代表者名 Jorge Nobuico Kiryu 組合員人数 21 人 職員人数 2 人 設立年 2014 年 年間売上
組織紹介 サンゴタルド協議会は 2014 年に設立され、非営利団体であり、当協議会ブランドで生
産された農産物の適正価格で販売している。当協議会のブランドは National Institute
of Industrial Property (INPI)にも登録されており、サンゴタルド地域が野菜生産で初の
生産元識別システムの導入を目指している。協議会には Coopacer 及び Coopadap か
らの 21 人の生産者が所属しており、生産者と地域の発展を担っている。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) にんじん 5,000ha 250,000t 2019 (2) アボカド 2,000ha 30,000t 2019 (3) にんにく 3,000ha 45,000t 2019 (4) じゃがいも 2,000ha 100,000t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) にんじん 1 月-12 月 1 月-12 月 (2) アボカド (3) にんにく 3 月-5 月 7 月-9 月 (4) じゃがいも 10 月-2 月 2 月-6 月 5 月-7 月 6 月-10 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容
ブラジル ミナスジェライス州 サンゴタルド
⑳サンゴタルド地域協議会 CRSG
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ロゴ ウェブサイト 位置
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(1) [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策
(1) 包装 野菜 パッケージにかかるコストの削減、より
品質を保持できるパッケージ。 各生産物に適したよりよい包
装（鮮度保持、コスト） 3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待 日本企業と連携する上での問題点は、ブラジルでは税金が高く書類手続きに時間・労力を要すること。も
う一つの問題点は日本の技術の理解力がブラジル人に足りないこと。日本企業にはまずは、製品の販売
と技術の習得の両方の相乗効果を検討したうえでビジネスパートナーになれることを期待している。
41
㉑アルトパラナイーバ農協
野菜・穀物・コーヒーを生産する農協
記入：2019/2/27, Luiza
[1] 組織の概要 組織名 アルトパラナイーバ農協
COOPADAP: Cooperativa Agropecuaria do Alto Paranaiba 住所 Rodovia MG 235, Km 89.443, Cidade de São Gotardo, Estado de Minas Gerais, CEP
38800-000 電話番号 (34)3616 1200 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 イザ ハラモト 組合員人数 20 人 職員人数 7 人（幹部） 設立年 1994 年 9 月 年間売上 20,299,099US ドル 組織紹介 COOPADAPは、コチア産業組合や南伯農協の解散した後、サンゴタルドの日系農業者
は課題に直面した際に、組織として結束する重要性を感じ、コチア産業組合解散の教
訓を踏まえ、組合員が長く所属できるように、1994年9月28日に設立し、新しい組織と
システムで組合を始めた。 COOPADAPは、ミナスジェライス州サンゴタルド市とリオパラナイーバ市に位置する。パト
スデミナス市やアラシャー市から100km、ミナスジェライス州の州都（ベロオリゾンテ
市）・ウベルランジア市から330km、サンパウロ州・リオデジャネイロ州からは650kmの場
所に位置している。COOPADAPは、ブラジル国内全ての市場と取引を行っているが、特
にミナスジェライス州・サンパウロ州・リオデジャネイロ州がメインである。COOPADAPの
主な活動としては、農産物の管理・選定、農産物の輸送、農産物の売買、品種の研
究・技術補助等である。 輸出を目指し、輸送企業と連携して輸出にかかる課題解決に努めている。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) にんじん 1,484ha 68,792,249t (2) にんにく 561ha 6,377,827t (3) とうもろこし 4,738ha 52,454,245t (4) 大豆 5,274ha 22,490,384t (5) コーヒー 3,250ha 9,799,080t 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) にんじん (2) にんにく
ブラジル ミナスジェライス州 サンゴタルド
㉑アルトパラナイーバ農協 COOPADAP
ブラジリア
ロゴ 施設 位置
42
(3) とうもろこし (4) 大豆 (5) コーヒー 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 流通 農産物の売買 (2) 流通 農産物の管理・選定・農産物の輸送 (3) 研究 品種の研究・技術補助 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1)
3-3 関心のある技術・製品 輸出 3-4 日本企業への期待
43
㉒オネステミネイロ農協 ブラジル ミナスジェライス州 パラカトゥ
㉒オネステミネイロ農協 CAOM
ミナスジェライス州で穀物を中心に生産
記入
[1] 組織の概要 組織名 オネステミネイロ農協
CAOM: Cooperativa Agrícola Oeste Mineiro Ltda. 住所 電話番号 E-mail ウェブサイト 代表者名 Tiago Santin 組合員人数 24 人 職員人数 設立年 年間売上
組織紹介
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 大豆 7,000ha 25,000t (2) とうもろこし 2,300ha 20,000t (3) フェイジョン豆 1,000ha 3,000t (4) 小麦 800ha 5,000t 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 大豆 (2) とうもろこし (3) フェイジョン豆 (4) 小麦 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況
ブラジリア
ロゴ 施設 位置
44
3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1)
3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待
45
㉓バルゼアアレグレ農協 ブラジル マットグロッソドスル州 カンポグランデ
㉓バルゼアアレグレ農協 CAMVA
鶏卵・うずら卵に特化した農協
記入：2020/2/26, Reinaldo Issao Kurokawa
[1] 組織の概要 組織名 バルゼアアレグレ農協
CAMVA: Cooperativa Agrícola Mista de Várzea Alegre 住所 Rodovia BR 262 - KM 398 - Zona Rural - Terenos/MS 電話番号 (67)3246-0002 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 Reinaldo Issao Kurokawa 組合員人数 26 人 職員人数 145 人 設立年 1962 年 12 月 年間売上 27,350,000US ドル
組織紹介 【組織発足】日本政府（JICA 支援）のプログラムのもと、36,000ha の農場を購入し、そ
れを移住者に配耕（1 区画は 20～500ha）された。1959 年 5 月に第 1 陣の家族が入
植し、1961 年 8 月をもって最後の入植となった。入植当初は、米・とうもろこし・大豆・
綿などを栽培していたが、雨不足さらに、土地がやせたために苦境に立たされ、自己
資金も底をつき、土地を捨て、日本に戻る家族や都市部へ出る家族もいた。その後、
JICA の提案で採卵養鶏が始まり、以前はサンパウロ州から卵が入ってきていたが、地
域での卵の生産・販売を行うようになった。事業化のための調査の結果、各家族 500羽規模から始め、そこから組合が誕生した。 【組合施設】飼料工場、選別・包装センター、カンポグランデ運営管理事務所、カンポ
グランデ倉庫、ロンドノポリス倉庫 【組合の業務】配合飼料の生産、組合員への飼料の配達、組合員の養鶏場からの卵
の収集、卵の選別、包装、卵の販売 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 鶏卵 1,000,000 羽 69,000t 2019 (2) うずら卵 55,000 羽 3,000t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 鶏卵 年間 (2) うずら卵 年間 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1)
ブラジリア
ロゴ 施設 位置
46
2-4 農業生産以外の活動 トピック 内容
(1) 農産物加工 組合員に栄養バランスの取れた飼料を販売 (2) 農業資材 組合員に農業資材を販売（ワクチン、薬、殺菌剤） [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策
(1) 加工 鶏卵 養鶏場に悪臭などの悪影響を与える
鶏糞によって販売価値の減少へとつ
ながる。
鶏糞をバイオガスや肥料に
加 工 す る 技 術 の 習 得 。
KOSHIN 社など卵の殻を肥料
に加工する技術を持っている
企業があるが、価格が高い。 (2) 選 別 ・ 規 格
化 鶏卵 出荷施設で卵の汚れ、ひび割れ、薄
い殻などの交換や返品にかかる問
題。
鶏卵の分類機を扱っている
Nabel 社がブラジル進出を検
討していたが断念した。ブラ
ジル企業とパートナーを組む
可能性を検討してほしい。 (3) 害虫・害獣 鶏卵 蠅などの害虫駆除が難しい。 害虫駆除にかかる新しい製
品を探す。 3-3 関心のある技術・製品 加工 3-4 日本企業への期待 日本企業には私たちの生産物に以下のような付加価値を付けられるビジネスパートナーを期待している。 ・卵の加工食品の生産（プリン、マヨネーズ、卵豆腐など） ・卵の殻の利用（肥料や動物の飼料など） ・廃鶏の利用（鶏肉ソーセージや動物の飼料など） ・鶏糞の利用（肥料や発電など） 現在、ブラジルの国民 1 人 1 年あたりの鶏卵消費量は 212 個である。一方、日本は 1 人 1 年あたり 330個も鶏卵を消費している。つまり、日本と比較しブラジルではさらに卵（鶏卵および卵を使用した加工品）の
消費量を伸ばす可能性があるといえる。
47
㉔スルマットグロセンセ農協 ブラジル マットグロッソドスル州 ナビライ
㉔スルマットグロセンセ農協 Copasul
穀物を生産する大規模農協
記入：2020/2/20, Egidio Renostro Tsuji
[1] 組織の概要 組織名 スルマットグロセンセ農協
Copasul: Cooperativa Agrícola Sul Matogrossense 住所 Avenida Campo Grande, 1978 電話番号 67 34091234 E-mail [email protected]; [email protected] ウェブサイト copasul.coop.br 代表者名 Gervásio Kamitani 組合員人数 1,374 人 職員人数 590 人 設立年 1978 年 年間売上 336,514,291US ドル
組織紹介 1978 年の 12 月にナビライ市にて Copasul が設立された。未来を見越した企業精神を
目標に掲げカミタニ家とスエカネ家が中心となり 27 人の綿生産農家によって生まれ
た。組合員達の強化と成長を促し優れたサービスを提供し顧客及び組合員達の満足
度を得るのが我々の使命である。現在 Copasul は 1,200 人以上の組合員が所属して
おり、技術サポート、穀物、でん粉、綿糸などの販売、灌漑機材の提供などの活動を
行っている。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 大豆 273,408ha 568,200t 2019
(2) とうもろこし 235,155ha 433,800t 2019
(3) キャッサバ 6,252ha 60,944t 2019
(4) 綿 2,988ha 4,283t 2019
2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 大豆 10 月-11 月 1 月-2 月 (2) とうもろこし 2 月-3 月 8 月-9 月 (3) キャッサバ 5 月-6 月 年中 (4) 綿 9 月-10 月 3 月-4 月 1 月-2 月 8 月-9 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1)
ブラジリア
ロゴ 施設 位置
48
2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 農産物加工 キャッサバでん粉の販売 (2) 農産物加工 綿 100%の綿糸を販売 (3) 農業資材 種苗の販売 (4) 農業資材 かん漑用機材の販売 (5) 資金融資 農業融資サービス (6) 保険 農業保険の契約サービス [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策
(1) 飼料 とうもろこ
し 現在、我々はとうもろこしの加工をし
ておらず、飼料製造工場へ販売のみ
をしている。とうもろこしの価格相場は
0.50R$/kg であるが、マットグロッソドス
ル州ナビライ市地域の牛用飼料の価
格が 0.80～0.90R$/kg で、とうもろこし
を加工することによって 60%の付加価
値が見込める。
とうもろこしを良品質の牛用
飼料の加工によって付加価
値を与える。日本の企業が
肉用の家畜の肥育に用いる
機材及び工程など。
(2) 品質管理 キ ャ ッ サ
バでん粉
及 び タ ピ
オカ
当農協は常に生産物及び加工品の
品質に秀でたものを市場に提供して
いる。常に高品質を保つために生産
プロセスや保存にかかる技術への投
資を検討中。
鮮度保持に役立てる製品、
高精度のセンサー、画像使
用、微生物を用いて素早く試
験できる製品などで高品質を
維持する技術。 (3) 精密農業 大豆、とう
もろこし、
キ ャ ッ サ
バ、綿
生産者がすべての生産過程や機材
調達などの決断に役立てる技術が進
歩している近年。未だに衛星画像やド
ローンを使用して大豆、とうもろこし、
キャッサバの様々の生産段階のモニ
タリングができていない。
衛星画像で生産者及び農協
は病気、畑の生育状況、栽
培及び収穫面積などのデー
タでモニタリングに役立てる。
3-3 関心のある技術・製品 輸出 3-4 日本企業への期待 私達は良い品質の生産物を届けるよう心がけており、私達のキャッサバでん粉は最も要求の厳しい顧客
であるヨーロッパやアメリカに輸出している。他社の輸入品にも劣らない競争力の高い良品質で日本の基
準をクリアしたタピオカ生産ができると自負している。タピオカ（キャッサバ粉に水分を加えたもの)を日本の
市場に売り込みたいため、食品企業とコンタクトを取り、Copasul のタピオカの生産、販売について意見交
換をすることや日本の基準に合わせたタピオカを生産し、広告及び販売戦略を立てるサポートができる日
本企業とビジネスパートナーになれることを期待している。
49
㉕ウニオンカストレンセ農協
穀物を生産する農協／きのこ事業にも取り組む
記入：2020/1/14, Alvaro Tatsuya Yamamoto
[1] 組織の概要 組織名 ウニオンカストレンセ農協
UNICASTRO: Cooperativa Agrícola União Castrense Ltda. 住所 R. Francisco de Assis Andrade, 355 - Vila Rio Branco, Castro - PR, 84172-400 電話番号 (42) 3233-4384 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 Tsutomu Massuda 組合員人数 104 人 職員人数 11 人 設立年 1996 年 年間売上 12,527,964US ドル
組織紹介 UNICASTRO は旧コチア農協の組合員達への機材や生産物の売買などの活動継続に
よってスタートした。様々な管理体制を経て今の組織体制に至る。当農協が扱ってい
る生産物は大豆、とうもろこし、小麦、じゃがいもである。新たな事業として様々な地域
のきのこ生産者と手を組み、きのこの販売を開始し、南地域でのきのこ生産者グルー
プの立ち上げを促進している。独自の研究施設で塊茎からじゃがいもの種苗をハウス
でエアロポニック法を用いて、高品質で生産量の高い種苗の生産が可能となった。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 大豆 4,000ha 15,000t 2018-19 (2) とうもろこし 400ha 3,500t 2018-19 (3) 小麦 1,000ha 4,000t 2018-19 (4) じゃがいも 470ha 1,300t 2019 (5) きのこ - - - 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 大豆 10 月-11 月 3 月-4 月 (2) とうもろこし 9 月-10 月 3 月-4 月 (3) 小麦 5 月-6 月 10 月-11 月 (4) じゃがいも 1 月-12 月 1 月-12 月 (5) きのこ 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1)
ブラジル パラナ州 カストロ
㉕ウニオンカストレンセ農協 UNICASTRO
ブラジリア
ロゴ 施設 位置
50
2-4 農業生産以外の活動 トピック 内容
(1) [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 20 年前に、日本企業と大豆の取引の話があった。 豆腐と納豆用に高たんぱくな品質、及び遺伝子組み換えが施していない大豆を要し、様々なサンプルを
持ち帰ったが、取引には至らなかった。 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 精密農業 大豆、とう
もろこし、
小 麦 、 じ
ゃがいも
機材やソフトウェアなどの技術を効果
的かつ実用的に活用し生産にかかる
コスト削減、品質向上、環境保全など
を担う。
精密機械は、理解不足やサ
ポートが乏しくあまり活用され
ていないことと技術面のコスト
が高くついてしまう。 3-3 関心のある技術・製品 農業機械 輸出 選別、規格化 3-4 日本企業への期待 日本とは以下の企業とビジネスパートナーを希望する。 ・当農協の生産物に付加価値をつけることができる。 ・農業技術に富んだ企業。
1)機械と機材 2)生産、農村土地管理におけるソフトコンポーネントの導入ができる企業。
・輸出を目的とした生産物の多様化
51
㉖ポンタグロセンセ農協
穀物生産農協／そばの生産を開始
記入：2020/1/13, Jorge Vanat
[1] 組織の概要 組織名 ポンタグロセンセ農協
Cooperponta: Cooperativa Agrícola Pontagrossense 住所 Av. Newton Slaviero, 501 電話番号 42 3229-2552 E-mail [email protected] ウェブサイト www.cooperponta.com.br 代表者名 Eduardo Kenji Yasuda 組合員人数 39 人 職員人数 14 人 設立年 1996 年 年間売上 6,202,710US ドル
組織紹介 【設立】Cooperponta はコチア農協の破産後、20 人の生産者とその家族が活動を共に
することによって 1996 年の 2 月に設立された。Cooperponta はブラジル人と日系人の
生産者で構成されており、わずか 10 年の活動を経て組合員の人数が 2 倍近く増え
て、現在は 39 人の生産者が所属している。日々能力向上に励み、真摯に取り組んで
いる。奏功し、急成長を遂げる農協になると自負している。 【体制】パラナ州のポンタグロッサ市に位置しており、Cooperponta の活動範囲はおよ
そ半径 100 ㎞にも及ぶ。8 つの市にまたがっており、生産者の栽培面積は合計
9,000ha になる。Cooperponta は 14 人の従業員で構成されており、36,000t もの穀物を
貯蔵できる体制を有している。また 8,000t の穀物の貯蔵も受け入れることが可能であ
り、委託されている。 【生産】Cooperponta の生産物は大豆、とうもろこし、小麦、オート麦、フェイジョン豆な
どの穀物に特化している農協である。 【収入】常に輪作など正しい栽培技術を実施し、環境に優しい病害虫管理など、そして
常に最先端の技術で Cooperponta も生産能力向上に貢献し、年間およそ 620 万ドル
の収入を得ている。 【サービス】組合員達の技術向上のため Cooperponta は講演会、技術研修などを積
極的に実施している。また当農協は 2 年毎に土壌調査を実施しており、生産能力向上
に努めている。また使用済みの化学薬品のパッケージを回収し、環境法に基づいて処
分をしている。 【所属】Cooperponta は他の農協と連携するべく、パラナ州で組合組織の中でも最も重
要な OCEPAR－Organization of Paraná Cooperatives（パラナ州農協連合会）に所属し
ている。またフリージア農協、カストロランダ農協、Coopagricola など周囲の農協と交流
するために互いに連携している。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年
ブラジル パラナ州 ポンタグロッサ
㉖ポンタグロセンセ農協 Cooperponta
ブラジリア
ロゴ 施設 位置
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(1) 大豆 2,420ha 10,739t 2019 (2) とうもろこし 475ha 5,297t 2019 (3) 小麦 1,063ha 4,507t 2019 (4) オート麦 242ha 436t 2019 (5) フェイジョン豆 193ha 573t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 大豆 10 月-11 月 3 月-4 月 (2) とうもろこし 8 月-9 月 1 月-2 月 (3) 小麦 6 月 10 月-11 月 (4) オート麦 3 月-4 月 9 月-10 月 (5) フェイジョン豆 10 月-11 月 12 月 4 月 6 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 輸出 そば 大豆やとうもろこしの収穫後のカバー
クロップ（緑肥）を目的として使える選
択肢が必要。
一つの選択肢として蕎麦畑の
導入することや蕎麦用の粉
砕機を導入するための最小
限の生産量を確保する。 3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待
53
㉗インテグラーダ農協
穀物・オレンジ・コーヒーを生産する大規模農協
記入：2019/1 /7, Marcelo Peluso
[1] 組織の概要 組織名 インテグラーダ農協
Integrada Cooperativa Agroindustrial 住所 Rua São Jeronimo, 200 - Centro - Londrina PR 電話番号 43 3294-7000 / (43)3294-7160 E-mail [email protected] ウェブサイト http://www.integrada.coop.br/ 代表者名 Jorge Hashimoto 組合員人数 9,829 人 職員人数 7 人（幹部） 設立年 1995 年間売上 740,788,524US ドル 組織紹介 当組合は、信頼性のある生産物を生産・商品化することを追求している。生産過程の
前段階で、生産者をサポートし、製品を追跡しながら、最終製品の品質保証を目指し
ている。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 大豆 675,708ha 1,065,052t (2) とうもろこし 492,740ha 684,111t (3) 小麦 100,336ha 96,350t (4) コーヒー 9,456ha 9,995t (5) オレンジ 1,600ha 76,704t 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 大豆 (2) とうもろこし (3) 小麦 (4) コーヒー (5) オレンジ 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1)
ブラジル パラナ州 ロンドリーナ
㉗インテグラーダ農協
ブラジリア
ロゴ 施設 位置
54
2-4 農業生産以外の活動 トピック 内容
(1) 農業資材 農業用品、機械、飼料等の販売
(2) 農産物加工 オレンジ果汁
[3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 日本企業とは過去に冷凍濃縮オレンジ果汁の販売で取引を行った経験がある。1年目に協議・承認・交
渉が行われた。2年目には売上が上昇した実績がある。 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 輸出 オ レ ン ジ
果汁 品質管理や物流面での強化が必
要。
3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待 日本企業には、品質や物流の競争力を高めることができ、透明性のあるビジネスができることを期待す
る。
55
㉘南伯ロンドリーナ農協 ブラジル パラナ州 ロンドリーナ
㉘南伯ロンドリーナ農協
パラナ州の南伯農協で果物を生産
記入：
[1] 組織の概要 組織名 南伯ロンドリーナ農協
Cooperativa Agrícola Sul Brasil de Londrina 住所 Av. Rio de Janeiro, 1150, Assaí - PR, 86220-00 電話番号 E-mail ウェブサイト 代表者名 Augusto Tsuzisaki 組合員人数 64 家族 職員人数 設立年 年間売上 組織紹介 私たちは、小規模の野菜・果樹生産者の協同組合である。サンパウロに本部のあった
南伯農業協同組合中央会の解散後、残存した組織であり、パラナ州で唯一生き残っ
た組合である。 数年前までは、主な生産物はぶどう、ネット系メロン、りんご、アテモヤ、ライチ等、サン
パウロ州中央卸売市場（CEAGESP）、リオデジャネイロ州中央卸売市場（CEASA-RJ）、ロ
ンドリーナ市にあるパラナ州中央卸売市場（CEASA-Londrina）に出荷していたが、労働
力の低下に伴い、穀物生産に移行した。 生産量の減少により、現在では、野菜・果物生産者のための生産物の販売に、より力
を入れている。生産量は僅かであるものの、生産者は果物や野菜を地域で商品化し
ている。 穀物関連の協同組合としては、大規模組織が数多くあるが、青果は取り扱っていない
ため、当組合は小規模ながらも、困難に負けず、存続できるよう努めている。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) アボカド 50ha (2) ライチ 20ha 80t (3) アテモヤ 10ha 4t 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) アボカド (2) ライチ (3) アテモヤ 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量
ブラジリア
ロゴ ライチ 位置
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(1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1)
[3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 加工 ライチ ライチに付加価値をつけられる技術
や機材の導入が必要である。 ライチに付加価値をつけられ
る技術や機材の導入。 3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待 日本企業にはライチに付加価値をつけられる企業とビジネスパートナーを望んでいる。
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㉙サンジョアキン農協 ブラジル サンタカタリーナ州 サンジョアキン
㉙サンジョアキン農協 SANJO
ブラジルのりんごの首都／ジュース・ワインも製造
記入：2020/2/12, Giovane Franzoi
[1] 組織の概要 組織名 サンジョアキン農協
SANJO: Cooperativa Agrícola de São Joaquim 住所 Avenida Irineu Bornhausen, 677 - Bairro Martorano 電話番号 49-32337300 E-mail [email protected] ウェブサイト www.sanjo.com.br 代表者名 Marcelino Furihata 組合員人数 100 人 職員人数 320 人 設立年 1993 年 年間売上 20,000,000US ドル
組織紹介 当農協は環境保全分野に視野を入れながら持続可能な生産を行ってきた。生産認
証では Produção Integrada de Maçã（統合的りんご生産）と Global Gap を習得してお
り、出荷施設では HACCP を習得している。当組合は、果物の冷蔵能力は、38,000t 以
上あり、冷蔵施設の面積は 44,000m2 である。1 日あたり 200t 以上のりんごを選別・商
品化している。年間売上額は 1 億レアルを見込む。当組合は、ディズニーと契約して
おり、一部商品(りんごやりんごジュース)は子供受けが良くなるように、ディズニーキャラ
クターの包装を使用している。また、組合では工場見学を受け入れており、りんごジュ
ース工場やワイン工場の見学ができる。毎月、サンジョアキン障害児・障害者協会
(APAE)に対して財政支援を行っている。半年ごと、軍警察との連携による「薬物および
暴力に抵抗するための教育プログラム (PROERD)」を支援している。これは、訓練を受
けた制服の軍警察官から独自の教材(図書、T シャツ、修了証書)を用いて、薬物や暴
力を防止するための講義を各学校の教室で行うプログラムである。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) りんご 1,250ha 49,200t 2019 (2) ブルーベリー 3ha 2t 2019 (3) ぶどう 12ha 110t 2019 (4) フェイジョア 1ha 6t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) りんご 5 月-8 月 2 月-5 月 (2) ブルーベリー 5 月-8 月 1 月-2 月
ブラジリア
ロゴ 施設 位置
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(3) ぶどう 5 月-8 月 2 月-4 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) りんご ポルトガル 2,000t (2) りんご インド 200t 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 農産物加工 りんごとぶどうジュース（36 万リットル） (2) 農産物加工 上質なワイン（10 万リットル） [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 過去に日本企業の大和商事、Helms Co と取引の経験がある。 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策
(1) 輸出 りんごジュ
ース 課題としては、りんごの収穫時期は、
りんごの価格が低いため、りんごを長
期保存出来る倉庫に投資するかまた
は輸出量を増やす必要がある。
ブラジルのりんごの販売価格
が低い時期に、日本の企業
にりんごを販売したい。
(2) 加工 りんご ブラジルのりんごジュースの知名度と
消費が未だに低い。国内消費量を上
げると共に輸出量も上げる必要があ
る。
ジュース加工プロセスの向上
を図るべく機材を購入する。
(3) 輸出 ワイン 製造しているワインの販路が限定的と
なっている。 日本のパートナー企業を見つ
ける。 3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待 日本企業にはアジア市場向けに提供できる商品を適正な価格で買い取ってくれることや FOB 価格による
ロジスティクス面でのパートナーシップに期待している。
59
㉚ラーモス果樹生産者地域連合
梨を中心に果物や穀物を生産
記入：2020/2/22, Armando Mamoru Ito
[1] 組織の概要 組織名 ラーモス果樹生産者地域連合
UNIFRUTA: União Regional dos produtores de Frutas 住所 Rodovia SC 451 Km 25 電話番号 E-mail ウェブサイト 代表者名 Toshio Ichikawa 組合員人数 14 人 職員人数 設立年 1995 年 年間売上
組織紹介
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) にんにく 8ha 56t 2019 (2) 梨 4.5ha 70t 2019 (3) 大豆 40ha 156t 2019 (4) 桃 3ha 30t 2019 (5) とうもろこし 56ha 638t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) にんにく 6 月-7 月 11 月-12 月 (2) 梨 5 月-7 月 2 月-3 月 (3) 大豆 10 月-11 月 2 月-4 月 (4) 桃 5 月-7 月 12 月-1 月 (5) とうもろこし 10 月-11 月 3 月-5 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1)
ブラジル サンタカタリーナ州 フレイロジェリオ
㉚ラーモス果樹生産者地域連合 UNIFRUTA
ブラジリア
ロゴ 梨 位置
60
2-4 農業生産以外の活動 トピック 内容
(1) [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1)
3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待
61
㉛ハルディンアメリカ生産者組合 アルゼンチン ミシオネス州 ハルディンアメリカ
㉛ハルディンアメリカ生産者組合
マテ茶を中心にタピオカでん粉やジャムを販売
記入：2020/2/10, Cunale Maximiliano Jose
[1] 組織の概要 組織名 ハルディンアメリカ生産者組合
Cooperativa de Productores Yerbateros de Jardín América 住所 Ruta 12 1436 Jardin América 電話番号 54 9 3743 454045 E-mail [email protected] ウェブサイト www.flordejardin.com.ar 代表者名 Naritoshi Mikami 組合員人数 178 人 職員人数 62 人 設立年 1973 年 11 月 年間売上 5,000,000US ドル
[4] 組織紹介 PR ポイントとして組合内で全体会議を開き、組合内で発生する問題に対して適切な返
答や解決案を提示し合意を得る。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) マテ茶 3,000ha 4,500t 2019 (2) キャッサバでん粉 200ha 500t 2019 (3) 瓶詰め加工品 50ha 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) マテ茶 4 月-8 月 (2) キャッサバでん粉 4 月-8 月 (3) 瓶詰め加工品 1 月-12 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 研修 農業学校の運営（Instituto Agrotécnico Jardin América）
ロゴ 施設 位置
ブエノスアイレス
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[3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策
(1) 輸出 マテ茶 現在マテ茶用の粉砕機の改善に投
資しており、新たな市場を開拓した
い。
日本企業との連携
(2) 土壌 マテ茶 長年肥料を使用せずに栽培してきた
が、土壌が痩せてきたことから土壌改
良のため有機肥料を使い始めた。
日本の有機肥料の技術、土
壌改良剤の導入により、持続
可能な生産をする。 3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待 私たちの生産物にとって日本市場は、高い可能性を秘めた市場であり、消費者数においても高い可能性
を秘めているため、興味深く、日本企業にはビジネスパートナーを期待している。
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㉜メルコフロール花卉生産者組合 アルゼンチン ブエノスアイレス州 ラプラタ
㉜メルコフロール花卉生産者組合 Mercoflor
切花・鉢物を販売する市場
記入：2020/1/15, Roberto Gogami
[1] 組織の概要 組織名 メルコフロール花卉生産者組合
Mercoflor: Cooperativa de Productores de Flores y Plantas Mercoflor ltd 住所 Ruta 36 y 420 Melchor Romero (1903), La Plata, Buenos Aires, Arg 電話番号 54 02229491293 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 Kaizoji Javier 組合員人数 130 人 職員人数 10 人 設立年 1998 年 年間売上
組織紹介 私たちの組合は、40 人の日本人と現地人によって設立され、花や植物の販売市場と
して 20 年以上の歴史がある。生産地立地型を目指して、以前の組合から独立して作
られた組合である。現在の販売方法は、各生産者が家族経営で生産しており、生産
者が直接商品を持参し、販売するため、手数料もなく、直売所も生産地域に設置され
ているので、輸送コストもほとんどかからない。アルゼンチンの花卉栽培の多くは、小規
模な家族経営である。小規模な農家にとって、遠い都市部まで商品を輸送するのは
不可能なため、直売所での販売が主流となった。当組合は、法律や会計のコンサル
ティング、農業技師、商品の全国輸送など、様々なサービスを提供している。他団体
とイベントや展覧会を共同で行っている。Mercoflor は国内でも花卉生産組合として定
評がある。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 切花 90ha 2020 (2) 鉢物 40ha 2020 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 切花 (2) 鉢物 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 農産物加工 生産者が栽培して販売をする
ロゴ 施設 位置
ブエノスアイレス
64
(2) 資金融資 組合員にマイクロクレジットを提供 (3) 研修 JICA ボランティア派遣による研修 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 過去に日本企業との取引としては、見本を欧米や日本に送付し、結果は悪評ではなかったが商業取引に
発展しなかった。 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 害虫・害獣 切花、鉢
物 市販の薬品に免疫力がある害虫のコ
ントロールには高いコストが強いられ、
生産者を悩ませている。
害虫の耐性を持ちかつ経済
的に効果が得られる品質の
模索。 (2) 農業資材 切花、鉢
物 季節によって生産が左右されてしまう
ので、価格が下落し、販売が困難に
なる。
収穫時期を延ばすまたは短く
する技術。現在使用している
ものは銀かアルミベースの薬
品。最先端でリーズナブルな
製品を導入する。 3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待 日本の企業とビジネスパートナーとなるチャンスはあると考える。組合は、輸出入の免許を取得することが
でき、一般の企業より安い税金で輸入することができる。現在当組合では、その免許を持っていないが、
今後取得し、組合員が今まで業者を通して輸入していた種や苗を当組合が直接代行することができる。し
かし、人件費、輸送費、諸経費などインフレで高騰しているため、これらの状況が好転すれば、日本企業
とのビジネスのチャンスは見えてくる。
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㉝エコフロール花卉農協
花・観葉植物を専門に扱う農協
記入：2019/2 /28, Okayama Toyoki
[1] 組織の概要 組織名 エコフロール花卉農協
Ecoflor: Establecimientos Cooperativos Floricolas LTDA 住所 Av. de los Inmigrantes 4150 Florencio Varela, Buenos Aires, Argentina, C.P. 1888. 電話番号 Tel: 054-2225-498129/ Cel: +54-11-69496817 E-mail [email protected] / [email protected] ウェブサイト 代表者名 Augusto Tsuzisaki 組合員人数 19 人 職員人数 4 人（幹部） 設立年 2015 年 年間売上 112,000US ドル 組織紹介 当組合は2015年に設立し、花の生産者たちに新しい技術の経営の面で支援し生産能
力を高めることを目的にしている。サービス提供として、1）組合員のために農業用品の
買い取り、2）組合員のために生産物の販売を行っている。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 切花 30ha (2) 観葉植物・花の苗 18ha 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 切花 (2) 観葉植物・花の苗 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 農業資材 組合員のために農業用品の買い取りや生産物の販売
(2) 技術指導 花の生産者たちに新しい技術の経営の面や生産能力を高めるサポート
アルゼンチン ブエノスアイレス州 ラプラタ
㉝エコフロール花卉農協 Ecoflor
ブエノスアイレス
ロゴ Facebook 位置
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[3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策
(1) 農業資材 花 生産不足及び供給能力の持続を保
つ必要がある。 生産力を高めることができる
農業資材 3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待 日本企業には生産不足及び供給能力の持続を保つことができるサポートを期待する。
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㉞アマンバイ農協
穀物を生産する日本人移住地のひとつ
記入：2020/2/7, Isao Haramoto
[1] 組織の概要 組織名 アマンバイ農協
Cooperativa Amambay Agricola Ltda. 住所 Calle Bolivia Zona Industrial km 1 電話番号 336273907 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 Kazuhiko Kanno 組合員人数 20 人 職員人数 6 人 設立年 1961 年 年間売上 1,580,000US ドル
組織紹介 当組合は、1959 年ジョンソン耕地・CAFÉ が破産宣告されたのを契機に「金のない一人
のコロノ（入植者）をも取り残すことなく、総てに独立を！」の信条を胸に、1960 年に
様々な公的機関の援助の末、53 人の組合員が集い、発足した。当組合は当時、アマ
ンバイ地域の日本人全体の中心的な役割を担い、経済・文化的発展を促進する組織
として機能を果たしていた。1961 年に法人としての正式に認定された。当時は大豆、フ
ェイジョン豆、小麦が当組合に出荷され、取り扱っていた。 その後、コーヒー生産に注力し、他養鶏、とうもろこし、野菜や果樹の栽培についても
拡大した。しかしながら土地の病害虫や天候などの影響から困難に直面することが多
かった。その後精米・製粉工場やコーヒー乾燥工場と設備の充実が図られることで、
経営が拡大する。コーヒーの生産を拡大する一方で、天候等の影響から多角的農業
に指針を方向転換し、大豆の生産に注力することもあった。その後 1981 年養鶏飼料
工場や 1990 年代には穀物サイロを建立させ、他果樹なども栽培し、今日に至る。 当組合は小規模農家を支援している。また我々の生産物の品質向上の為に講演会
を実施している。商品の販売に関しては良心的な価格に設定し販売している。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 大豆 1,000ha 3,825t 2019
(2) とうもろこし 800ha 3,730t 2019
2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 大豆 9 月中旬 2 月下旬 (2) とうもろこし 2 月下旬 7 月下旬 2-3 農産物・加工品の輸出
パラグアイ アマンバイ県 ペドロフアンカバレリョ
㉞アマンバイ農協
アスンシオン
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作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 講習 生産物の品質向上の為に講演会を実施 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1)
3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待
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㉟ラパス農協
穀物を中心に生産する農協
記入：2020/1/9, Hiroyuki Konishi
[1] 組織の概要 組織名 ラパス農協
Coop. La Paz: Cooperativa La Paz Agricola Limitada. 住所 Ruta Graneros del Sur Km. 36,5 - Distrito La Paz 電話番号 0763-20100 E-mail [email protected] ウェブサイト www.lapaz.com.py 代表者名 Yoshimasa Goto 組合員人数 157 人 職員人数 198 人 設立年 1970 年 年間売上 40,000,000US ドル 組織紹介 1970年10月にラパス農協（旧フラム農協）はイタプア県4農協（チャベス、フジ、旧ラパ
ス、サンタローサ農協）が、合併したことにより、誕生した。旧フラム農協創設時は、178
人の組合員で構成され事業が開始された。初年度農産物は、大豆(3862t)、小麦
(38t)、とうもろこし(1,471t)、ピーナッツ(177t)、日本米(37t)の生産量であった。1970年
代、大規模・機械化農業を進め、大豆の大量生産を図ったものの当時の原油高騰か
ら大豆の価格が上がらず困窮を窮めた。しかしながら1980年代には、他農業資材の
販売事業を開始したことで困窮から脱することになった。同年代には同組合は助成を
受け、種子サイロを建設させ、小麦種子(386t)、大豆種子(106t)を供給した。当時養
蚕・ピーナッツの生産も他地域での工場倒産と共に生産は終了し、当時フラム市から
独立したラパス市にちなみラパス農協に改称した。徐々に1990年代生産量が拡充す
るとともに農協サイロ増設や農業資材の販売から当農協は拡大する。
一方で、銀行倒産や作物の不作など危機に直面したが、他農協などの協力もあり、事
業を継続している。
2000 年には様々な困難に直面したものの、製粉工場や飼料工場を建設し、現在に至
る。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 大豆 14,000ha 40,000t 2019 (2) 小麦 8,000ha 23,000t 2019 (3) とうもろこし 1,500ha 9,000t 2019 (4) 米 50ha 150t 2019 (5) ひまわり
パラグアイ イタプア県 ラパス
㉟ラパス農協 Coop. La Paz
アスンシオン
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(6) ソルゴ 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 大豆 9 月-10 月 2 月-3 月 (2) 小麦 5 月 9 月 (3) とうもろこし 2 月 7 月 (4) 米 8 月-11 月 1 月-5 月 (5) ひまわり (6) ソルゴ 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 農産物加工 栄養バランスを考慮した飼料への加工 (2) 資金融資 大豆、小麦、とうもろこし、モロコシ、米の生産。土地の購入又インフラ整備
にも投資している。 (3) 農業機械 農業機材の購入 (4) 農業資材 肥料・農薬 (5) 貯蔵 穀物を受けることができるように穀物用サイロ、種子用サイロを保有。 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1)
3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待
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㊱ピラポ農協 パラグアイ イタプア県 ピラポ
㊱ピラポ農協
穀物生産農協でサイロ・スーパーマーケット事業を展開
記入：2020/2/8, 居村 芳生
[1] 組織の概要 組織名 ピラポ農協
Cooperativa Pirapó Agrícola Limitada 住所 Calle 22 de Setiembre esq. Brasilia, Pirapó Centro, Itapúa, Paraguay 電話番号 0768 245 220 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 島 郁 （しま かおる） 組合員人数 136 人 職員人数 90 人 設立年 1960 年 11 月 年間売上 40,000,000US ドル
組織紹介 ピラポ農協は、ピラポへ移住し、3 か月後、1960 年 11 月 3 日に 78 名の組合員によっ
て創立され、2020 年に 60 周年を迎える。未踏の原始林を伐採し、作物を植え、様々
な失敗を重ね、困難を乗り越え、一方で機械化を進め、大豆と小麦を主体とした大規
模農作地帯を築き、今日に至る。現在、農協認可番号 304 を取得し、全ての業務は
INCOOP, SEPRELAD, SET の規定に従い、行われている。また、生産協同組合連合会
（FECOPROD）と日系農業協同組合中央会へ加盟しており、ピラポ農協組合員は全農
地で環境影響評価法第 294/93 を適用している。そのため全ての組合員の農地では
不耕起栽培が行われており、土壌を侵食から保護している。また常に、土壌保全のた
め、地域で正しい等高線の活用や流域保護の意識を呼びかけている。その他、地域
の教育機関へ定期的に金銭的支援を行っている。また、組合員への福祉面の充実に
も力を入れており、2015 年より、組合員や職員が使用するための広いキンチョ (バー
ベキュー用広場）と子供用遊び場を保有し、2016 年から 2019 年には、キンチョの手前
に照明付き人工芝サッカー場、バレーボールコートとパデルコートが出来上がった。 現在当農協はパラナ川沿い（Caarendy）に土地を所有しており、港湾開発プロジェクト
や農産物（大豆、小麦）の工業化プロジェクトを検討中。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 大豆 22,444ha 68,183t 2019 (2) 小麦 3,311ha 8,486t 2019 (3) なたね 908ha 1,812t 2019 (4) とうもろこし 5,230ha 28,908t 2019 (5) ソルゴ 596ha 2,496t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2)
アスンシオン
ロゴ 施設 位置
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(1) 大豆 9 月-11 月 12 月-2 月 12 月-2 月 3 月-5 月 (2) 小麦 5 月-6 月 9 月-10 月 (3) なたね 4 月-5 月 9 月-10 月 (4) とうもろこし 8 月-9 月 12 月-2 月 12 月-1 月 3 月-5 月 (5) ソルゴ - - 12 月-1 月 3 月-5 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 農業資材 営農計画に基づき、農業資材を注文制により取り扱っている。購買事業で
は農薬、肥料の他農機具、機材部品を主に取り扱っている。2008 年に設
けられた営農指導部では、組合員への生産計画の相談や支援、様々な
情報提供を行っている。給油所の事業では、組合員、また非組合員のた
めに燃料の給油、配送を目的に運用されている。 (2) 資金融資 組合員への営農資金融資、土地改良長期融資などの資金を調達。その
他、当座預金、組合員には、普通預金など、信用事業の提供を行ってい
る。 (3) 小売業 2005 年より地域のニーズに応えるため、スーパーマーケットを開始。地場
産の野菜など、生活資材を販売。2015 年より建築資材部門を設け、鉄筋
や配管などの製品を販売。 (4) 貯蔵 組合員が栽培した穀物を全て受けることができるように穀物用サイロ、種
子用サイロを保有。 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1)
3-3 関心のある技術・製品 品質管理、農薬、輸出 3-4 日本企業への期待 パラグアイ地域にあった品質管理指導、農薬散布においての基準の展開及び指導（品質基準に応じ
た）。パラナ川沿いの港湾開発投資、日本海運企業との連携を利用した穀物輸出ルートの開発を日本企
業には期待している。
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㊲コルメナアスンセーナ農協
野菜・果物を生産する農協
記入：2020/1/9, Richard Shingo Uesugui
[1] 組織の概要 1-1 主要生産物 組織名 コルメナアスンセーナ農協
CAICA；Cooperativa Agro-Industrial Colmena Asuncena Limitada 住所 Avda. Defensores del Chaco y Pycasu 電話番号 (595)021501804 fax 021508656 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 Koichi Miyamoto 組合員人数 48 人 職員人数 26 人 設立年 2004 年 年間売上 2,165,000US ドル
組織紹介 当組合は、野菜・果物の販売に専念している唯一の日系農協である。中央市場の注
目度が高い位置に店舗を構えている。組合で生産した果樹や野菜を販売するだけで
なく、他の農協、ラパス農協やイグアス農協が生産している小麦粉の販売も行ってい
る。また、生産者に収穫時期までの期間の融資を供給するために、他の農業組織の
農業関係商品の販売や輸送を行っている。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) トマト 20ha 920t 2019 (2) ピーマン 6ha 200t 2019 (3) レモン 15ha 280t 2019 (4) メロン 5ha 207t 2019 (5) ぶどう 19ha 228t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) トマト 3 月 7 月 8 月 11 月 (2) ピーマン 2 月 6 月 9 月 12 月 (3) レモン 4 月-7 月 1 月-12 月 (4) メロン 1 月 4 月 9 月 12 月 (5) ぶどう 5 月-7 月 11 月-12 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量
パラグアイ パラグアリ県 ラコルメナ
㊲コルメナアスンセーナ農協 CAICA
アスンシオン
ロゴ 施設 位置
74
(1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 輸出 レモン、生
姜 1 月から 4 月にかけて暑さの影響から
トマトの十分な収穫ができなかった。1月から 3 月に販売店へ卸されるトマト
の量は 90%も減少した。パラグアイで
特に需要が高い野菜はトマト、ピーマ
ン、玉ねぎ、じゃがいもとにんじん。
熱帯地域に適した高品質の
種苗が必要。例えば暑さや
病気に強い品種のトマトの種
苗。
3-3 関心のある技術・製品 農業機械、種子、殺虫剤 3-4 日本企業への期待 パラグアイへの投資に興味のある日本企業とまず接触をし、お互いがどのような目的や要求があるか情報
交換しなければならない。例えば、当地の農業にも適応でき、経済的な農業機械や病害耐性のある種
子、さらに、環境にも人体にも無害な殺虫剤や効果的な殺菌剤などの需要はあるため、日本企業には期
待している。
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㊳イグアス農協
穀物に加えてナッツ・肉牛を扱う農協
記入：2020/2/20, Fumihiro Seki
[1] 組織の概要 組織名 イグアス農協
Cooperativa Yguazu Agricola Ltda. 住所 Distrito de Yguazu,km42 Ruta Internacional 7, departameto de Alto Parana Paraguay 電話番号 +595(632)20245/20254/20619/20620 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 工藤ただとし 組合員人数 85 人 職員人数 118 人 設立年 1961 年 12 月 年間売上 39,000,000US ドル
組織紹介 創立以来、組合員の営農形態は野菜農家から畑作農家へと移行し、大型機械化農
業により大豆・小麦・とうもろこしなどの穀物生産を続けてきた。しかし近年、気候の変
化や、環境保全とこれに伴う法律による規制が厳しくなり、組合員の営農環境は著しく
変化している。これらを踏まえ、組合員・農協ともに、穀物生産の付加価値化や複合
経営による生産物の多様化に取り組んではいるものの、未だ模索中である。 過去に日本企業との取引の経験がある。 【取引中に、困ったこと】 価格交渉で、輸送コストなどを下げることや生産者への精算時期の遅れ、品質劣化防
止対策（大豆・マカダミアナッツの乾燥状態を良好に維持する、燻蒸処理を施すな
ど）、残留農薬（栽培管理の徹底、パラグアイでの検査不可能）に困難が生じた。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 大豆 15,500ha 41,075,000t 2018/19 (2) とうもろこし 5,000ha 25,000,000t 2019 (3) 小麦 2,200ha 6,160,000t 2019 (4) マカダミアナッツ 80ha 50t 2019 (5) 肉用牛 1,080t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 大豆 9 月-11 月 1 月-3 月 少量収穫 1 月-2 月 5 月 (2) とうもろこし 1 月-2 月 6 月-8 月 (3) 小麦 4 月-5 月 9 月-10 月 (4) マカダミアナッツ 多年生 1 月-5 月 (5) 肉用牛
パラグアイ アルトパラナ県 イグアス
㊳イグアス農協
アスンシオン
ロゴ 施設 位置
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2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 大豆 日本 100t (2) マカダミアナッツ 香港 47t 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 農産物加工 大豆ととうもろこしの穀物販売 (2) 農産物加工 小麦粉販売 (3) 農産物加工 量り売り用と箱詰め用のマカダミアナッツを発売 (4) 農産物加工 牛肉の販売 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 取引先：「ギアリンクス」 食品用大豆、マカダミアナッツ 現在も取引は継続していますが、現在はマカダミアナッツとチアシードのみの取り扱いです。ただし、チアシ
ードは一昨年、試験的に送ったもので今後、継続するかどうかはわかりません。 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 輸出 生産物 販路の拡大 日本企業との連携
3-3 関心のある技術・製品 加工 3-4 日本企業への期待 日本企業には商材として農畜産物（大豆、小麦、とうもろこし、チアシード、マカダミア、牛肉など）を扱える
ビジネスパートナーを求める。特に生産から加工・流通までの流れの中で、不得意な部分を補い合うこと
ができることや加工技術や販売力の強化ができる企業を求めている。 日本企業にはパラグアイおよび南米諸国の需要に応じたものを生産したい。そのために当地での対応が
可能な加工技術の導入と、販売・流通分野のサポートを期待したい。
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㊴パラグアイ日系農協中央会
パラグアイにある 5 つの日系農協を束ねる組織
記入：2020/1/13, Pedro Yasuda
[1] 組織の概要 組織名 パラグアイ日系農協中央会
Chuokai；Central Cooperativa Nikkei Agricola Limitada 住所 Calle Arq.Tomas Romero Pereira y 10 de Julio, Fernando de la Mora 電話番号 595-21-509526 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 Kenyi Nakamura 組合員人数 5 団体 職員人数 2 人 設立年 1980 年 年間売上
組織紹介 パラグアイの首都アスンシオンに位置している。農畜産物投資のための、独自の資金
がある。首都アスンシオンに企業投資のための土地がある。都市部（エンカルナシオ
ン）にその他、投資のための土地がある。パラグアイの南アルゼンチンとの国境に土地
を所有している。金融機関や取引企業との借金を抱えていない。パラグアイ農業総合
試験場（CETAPAR）の技術センターを有する。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 資金融資 農業融資 (2) 研修 農協へ研修
パラグアイ アスンシオン市 フェルナンドデラモラ
㊴パラグアイ日系農協中央会 Chuokai
アスンシオン
ロゴ 施設 位置
78
[3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 【実績】 ・北海道の帯広大学と連携協定締結 ・JIRCAS（日本）とプロジェクトを実施 ・イスラエル大使館と農業プロジェクトを実施 ・パートナー農協や農業関連のその他組合に有益となるプロジェクトを実施 ・JA 北海道中央会と連携協定締結 ・十勝農業協同組合連合会と連携協定締結 ・La Confederación de Cooperativas Rurales del Paraguay (CONCOPAR)とパートナーを組んでいる ・海外日系人協会とパートナーを組んでいる。 過去に日本企業との取引の経験がある。イグアス農協の非遺伝子組み換え大豆の商品化を目的とした、
日本企業ギアリンクスとの契約締結。 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) コンサルティ
ング 投資 中央会のための投資プロジェクトを企
画する知識の欠如。 中央会の投資プロジェクトの
企画をサポートできるアドバイ
ザー。投資プロジェクトの企画
を実行するための低金利の
融資。 3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待 日本企業には我が農協に投資あるいはビジネスの展開を希望する企業とのビジネスパートナーを希望す
る。ほかにも生産物を日本市場の参入基準に適応させるサポートができる企業を期待する。 ・各国の生産能力に見合った取引を。（例：国土の小さい国での生産可能な量を上回る依頼には対応し
かねる。） ・日本政府が南米の農業投資の改善 ・日本の大手食品加工企業が南米へ投資するための後押し。（Fujikura, Yazaki 等の企業）
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㊵コロニアオキナワ農協
穀物生産に加えて小麦粉・パスタなどの加工品を製造
記入：2020/1/15, Tsutomu Tomas Ota Arakaki
[1] 組織の概要 組織名 コロニアオキナワ農協
CAICO；Cooperativa Agropecuaria Integral Colonias Okinawa R.L. 住所 Av. Cristo Redentor ㎞. 3 ½ N°500 電話番号 (591-3) 341-8061 / 341-8062 / 341-8063 E-mail [email protected] / [email protected] ウェブサイト 代表者名 Tsutomu Tomas Ota Arakaki 組合員人数 125 人 職員人数 20 人 設立年 1971 年 年間売上
組織紹介 CAICO は日系ボリビア人で構成されており、畜産と農業に従事している。1971 年の 7 月
9 日に設立され、現在は 125 人の組合員が所属している。当組合の代表的農産物
は、大豆、小麦、米、とうもろこし、モロコシ、そして畜産物は乳牛及び肉用牛を扱って
いる。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 大豆 20,468ha 45,180,330t 2019 (2) 小麦 9,339ha 17,812,491t 2019 (3) 米 6,500ha 32,500t 2019 (4) モロコシ 4,971ha 6,483t 2019 (5) とうもろこし 3,226ha 11,291t 2019 (6) サトウキビ 2,800ha 154,000t 2019 (7) 肉用牛 15,000 頭 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 大豆 11 月-12 月 4 月-5 月 6 月-7 月 10 月-11 月 (2) 小麦 4 月-5 月 8 月-9 月 (3) 米 10 月-12 月 1 月-4 月 (4) モロコシ 4 月-5 月 9 月-10 月 (5) とうもろこし 5 月-6 月 8 月-9 月 (6) サトウキビ 4 月-5 月 9 月-10 月 (7) 肉用牛
ボリビア サンタクルス県 オキナワ
㊵コロニアオキナワ農協 CAICO
ラパス
ロゴ 施設 位置
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2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) 大豆 ペルー 10t 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) 農産物加工 小麦粉・パスタ [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 輸出 大豆 品質：我々の生産物は遺伝子組み
換え技術を使用しており、日本の厚
生労働省の品質基準を満たせてい
ない。また我々にとっては植物検疫
の基準を満たすのは困難である。
日本の基準に沿って販売で
きる代替品を模索して日本
へ輸出する。
(2) 輸出 肉
3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待 日本企業には農作物購入の関心があることを期待する。我々の農産物を用いた新たなプロジェクト/製品
を作り出すことやチアシードの商品化やゴマに関連のある機材や製品の導入（ゴマに関しては搾油やその
他の付加価値をつけられる副産物を商品化するための機材や資材等の導入。）これらの農作物の導入を
検討しているが、商品化のアイデアや実例などがあれば参考にしたい。
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㊶サンファン農協
鶏卵・穀物生産に取り組む農協
記入：2020/1/8, Roberto Hideki Asano Tajima
[1] 組織の概要 組織名 サンファン農協
CAISY；Cooperatriva Agropecuaria Integral San Juan de Yapacani R.L. 住所 Colonia Japonesa San Juan, Plaza Alcibiades Velarde S/N 電話番号 (591) 3934-7006 E-mail [email protected] ウェブサイト www.caisybolivia.com 代表者名 Yuuki Pedro Yonekura Nishi 組合員人数 100 人 職員人数 245 人 設立年 1957 年 年間売上 55,000,000US ドル
組織紹介 組合員の知識、経験の積み重ねがあり、米と鶏卵の生産システムを構築して地域に
適応した。 [2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) 卵 300 億個 2019 (2) 米 8,200ha 24,000t 2019 (3) 大豆 4,240ha 8,760t 2019 (4) とうもろこし 650ha 2,500t 2019 (5) マカダミアナッツ 50ha 30t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) 卵 (2) 米 6 月-12 月 11 月-5 月 (3) 大豆 3 月-7 月 9 月-1 月 10 月-12 月 3 月-6 月 (4) とうもろこし 3 月-5 月 9 月-12 月 (5) マカダミアナッツ 12 月-6 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1)
ボリビア サンタクルス県 サンフアン
㊶サンファン農協 CAISY
ラパス
ロゴ 施設 位置
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2-4 農業生産以外の活動 トピック 内容
(1) 農産物加工 養鶏用の飼料 (2) 資金融資 農業機材 (3) 小売業 雛鳥販売 (4) 小売業 果樹（マンゴー、グアバ、トロピカルフルーツ、オリーブ）の苗の販売 [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 過去に日本企業と取引したことがある。 ・サタケ（ブラジル経由）精米機器（継続中） ・クミアイ化学（Mitsubishi Co.）稲作農薬（現在輸入量は減っているが連携中） ・ヤンマー農機（田植機） ・富士平工業（株）家畜用注射器 ・エーザイ（株）動物用医薬品のパコマやアストップ 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策
(1) 農業機械 田植機 現在ある機械が古く生産性が低い。 鶏卵と同様生産に係る新しい
技術が必要不可欠。 (2) 飼料 鶏卵生産 12 月から 2 月の間、鶏卵の不安定か
つ低価格。この時期では 50%の損失
がある。
(3) 農業資材 鶏卵加工 人件費/非常に高い税金（63%） 低価格を避けるべく鶏卵の加
工（保存及び市場拡大）や鶏
卵と米の生産にかかる新しい
技術。 3-3 関心のある技術・製品 3-4 日本企業への期待 日本の企業とのビジネスパートナーには以下のビジネスパートナーを希望する。 ・砕米を米粉パンに利用するなどの技術を導入する可能性ができることを希望する。 ・廃鶏の処理や加工販売など施設投資資金や販売指導についてもサポートできるビジネスパートナー。 ・稲作機械、機具の新中古プロバイダーなど ボリビアは内陸に位置し、港までの輸出費用が加算するため当地で生産した農産物を国際市場で販売す
るには、農作物を加工して軽量化を図る必要がある。現在は国内で販売しているが、リスク分散を行う目
的で輸出可能な農作物の導入を検討中。組合は農家の集まりのため、日本企業から市場の情報を得
て、当組合で検討・生産・加工後日本へ輸出したい。当組合と信頼を深めてビジネスパートナーとして長く
取引ができればと考えている。
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㊷エスキベル農畜産物生産者協会
アーティチョークを中心に生産
記入：2020/2/15, Juan Nakama Afuso
[1] 組織の概要 組織名 エスキベル農畜産物生産者協会
APAE: Asociación de Productores Agropecuarios de Esquivel 住所 Calle Morales Bermúdez 219, Huaral, Lima, Perú 電話番号 947968246 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 Juan Nakama Afuso 組合員人数 21 人 職員人数 5 人 設立年 2013 年 8 月 年間売上 750,000US ドル
組織紹介 当協会は、首都リマから 75 キロ離れたウアラル市で活動を行っており、2013 年 8 月 14 日
に創立され、約 5 年間活動を継続している。当初はこの地域の 15 人の日系農家によって
結成され、主にアーティチョークの協同販売を目的として始まった。ヴィルー・アグロインダ
ストリー社と共同でアーティチョークの生産を始め、ヨーロッパ市場へ流通販売を行ってい
る。当協会の目的は会員の活動の効率化を図り、農業技術指導を行って競争力を高め、
マーケットシェアを確立すること、他、天然資源の保護、環境保護にも取り組んでいる。Fair Trade 認証を所持し、環境を破壊しない、幼少年労働者を雇わない、禁止されている農薬
を使わない、労働安全を守ることを常に心がけている。そのため、認証を受けた化学品の
みを使用している。基本的には会員で運営され、会員の技術向上、機械化を目指して
日々努力している。また、高付加価値の商品を生産することによって販売を促進させ、会
員の利益向上を図ってさらに会員の増加にも努めている。 アーティチョークは植付後の寒い気候を好み、3 月から 6 月にかけて植付が行われ、生育
期間は約 140 日で、その後収穫は 4～6 ヶ月間行われる。１つの株から大体 10～12 個の
アーティチョークが収穫でき、収穫されたアーティチョークは加工場へ運ばれ、アーティチ
ョークの芯が切り分けられる。これは機械及び手作業で行い、その後黒くならないための加
工が行われ、茹でられた後瓶付け、缶詰にする。アーティチョークはビタミン C 豊富な植物
であり、癌予防効果があるフラボノイド、またコレステロール値を下げる効果があるアルカロ
イドの一種シナリンも含まれている。他にも紫とうもろこし（マイス・モラード）の生産も行い、
この紫とうもろこしは主に国内市場用で、「Chicha Morada（チーチャ・モラ―ダ）」というジュ
ースを作るために使用する。また、この紫ともろこしにもアントシアニンが多く含まれ、抗酸
化作用がある。他にもサツマイモも生産しており、当地域の気候に適しているため、コストが
低い作物になる。一株から 2kg のサツマイモを収穫する。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
ペルー リマ県 ウアラル
㊷エスキベル農畜産物生産者協会 APAE
ロゴ アーティチョーク畑 位置
リマ
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作物 生産面積 生産量 データ年 (1) アーティチョーク 50ha 150t 2019 (2) とうもろこし 100ha 5,000t 2019 (3) にんにく 20ha 240t 2019 (4) サツマイモ 30ha 1,050t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) アーティチョーク 3 月-6 月 8 月-1 月 (2) とうもろこし 一年中 一年中 (3) にんにく 5 月-6 月 12 月 (4) サツマイモ 一年中 一年中 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) アーティチョーク（加工品瓶詰） ヨーロッパ 75t 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策
(1) 加工 作物全般 加工・販売は全て企業に頼っている
ため、生産者（APAE）の利益が一番
少ない。
加工機材の導入の検討。
(2) 鮮度保持 ア ー テ ィ
チョーク、
にんにく
加工業者の依頼の不確実性（30%か
ら 100%の変動がある）。また加工さ
れた商品の価格が生産物の 5 倍も跳
ね上がること。にんにくの収穫時期で
は価格が低いので、5 か月保存が可
能になると価格が 50%から 100%まで
アップする。
輸出も視野に入れて、加工
工場を導入する。低価格で
保存が効く技術が必要。
(3) 農業機械 植え付け
機 人材不足で生産の効率性が低い。 野菜の種まき機および植え
付け機が必要。 3-3 関心のある技術・製品 加工、機械化 3-4 日本企業への期待 アーティチョーク以外に、利益になるような農産物を生産したいが何が良いか分からないことや当協会に
参加したいメンバーもいるが、企業とのアーティチョークの取引量が既に決まっているため、組織を拡大す
ることもできないこと、また組織として未だ新しいため、組織化（強い組織とすること）の確立が必要、組合
の女性部等はないため、加工という考えがそもそもない点が今後組織としての解決する必要がある。協会
の組織化のサポートや農業の技術的なサポート、利益率を高められる農業技術についても求めている。
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㊸ペルー日系人協会カニェテ ペルー リマ県 カニェテ
㊸ペルー日系人協会カニェテ APJ CAÑETE
みかん・ぶどう・アスパラガスをメインに生産
記入： Mario Ysagawa
[1] 組織の概要 組織名 ペルー日系人協会カニェテ
APJ Cañete: Asociación Peruano Japonesa de Cañete 住所 Calle Almirante Grau 618 San Vicente – CAÑETE 電話番号 954846907 E-mail [email protected] ウェブサイト 代表者名 Mario Ysagawa Gusukuma 組合員人数 40 人 職員人数 6 人 設立年 年間売上
組織紹介 リマ首都圏に位置するカニェテは、リマ中心部より南に位置し、太平洋の海岸にも近い
場所に位置している。カニェテでの日系人の組織は、ペルー日系人協会（APJ）のみ存
在する。 【農協を設立しない理由】かつて日系でないがぶどうの組合はあったが、解散してしま
い、日系人もそのことから組合というものへの信用がない。各農業者の考え方が異な
るのでまとめることが難しく、組合という組織に関する情報が全くない。主に、各生産者
は輸出会社と契約し、出荷している（キロ単位の契約なので、品質に関する意識もな
く、選果も行っていない。 【各農業者が抱える課題】上記に挙げた課題以外にも以下のことも解決が必要。1).出荷先の業者から値段が叩かれており、取引価格が減少する一方である、2).気候変動
（みかんの実が熟さず、落ちる）、3).新しい品種を取り入れることができない（リスクを懸
念）、4).品質管理、5).労働者不足、6).病害虫、7).生産性の低下の解決方法につい
ても模索している。 【その他】Inversiones Agricolas QUILMANA SAC.という企業を、4 年前に日系人が設立
した。ブルーベリーを生産し、95%をチリへ輸出。残り 5%が国内消費。チリを通して日
本へも輸出している。地域の 5 人の生産者（そのうち 2 人が日系人）とグループを作り、
肥料等の共同購入・パッキング等を行っている。 出荷物には各生産者の名前を付け、問題があったときに対応できるようにしている。チ
リの輸出会社とペルーの銀行からの融資を受け、栽培を開始。現在は、ブルーベリー
の収穫の際に手で掴むとブルーベリーに跡がつき、痛むことがあるため、収穫用の機
械に関心がある。JICA の研修で、ブラジルのカッポンボニート農協にじゃがいもとトマトの
研修に参加したことがある農業者がいた。
[2] 組織の活動 2-1 主要生産物
作物 生産面積 生産量 データ年 (1) ぶどう 45ha 1,350t 2019 (2) みかん 25ha 1,500t 2019
ロゴ 施設 位置
リマ
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(3) アスパラガス 60ha 1,080t 2019 (4) ブルーベリー 10ha 80t 2019 2-2 栽培カレンダー 作物 植付/剪定(1) 収穫(1) 植付/剪定(2) 収穫(2) (1) ぶどう 8 月-9 月 2 月-3 月 (2) みかん 4 月-5 月
Primosole 種 6 月-8 月 W.Murcott 種
(3) アスパラガス 3 月 3 月-4 月 10 月 10 月-11 月 (4) ブルーベリー 1 月 7 月-12 月 2-3 農産物・加工品の輸出 作物・製品 輸出先（国） 量 (1) ブルーベリー チリ 72t (2) みかん アメリカ (3) アスパラガス アメリカ 2-4 農業生産以外の活動
トピック 内容 (1) [3] 日本企業とのビジネス 3-1 日本企業との取引状況 3-2 ニーズのある分野・課題 分野 対象 課題 解決策 (1) 輸出 み か ん 、
ア ス パ ラ
ガス、 ブルーベ
リー
現在輸出業者を通してアメリカを中
心に輸出している。 日本への輸出に関心がある。
(2) 農業機械 農産物 機械を導入して、生産効率を上げる
必要がある。 トラクターや果樹用の消毒剤
噴霧器の導入。 (3) 洗浄 みかん 収穫したみかんの洗浄や袋詰めをす
る業者がなく自分達で行っている。 洗浄や袋詰めをする機械の
導入。 3-3 関心のある技術・製品 気候変動、品質管理、病害虫、機械化 3-4 日本企業への期待