理研シンポジウム - riken理研シンポジウム...
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理研シンポジウム
~計測から始まるエンジニアリングシステム~
ポリゴン技術とリバースモデリング
株式会社アルモニコス代表取締役 秋山雅弘執行役員 中村良彦2012年10月3日
2© 2010 Armonicos Co.,Ltd. All Rights Reserved.
パッケージソリューション
3次元データを取り扱う3つのパッケージ(開発・販売)3次元データを円滑に流通させる プロセスコネクタ:spGate
様々なシステムに取り込み3次元データ
実物と3次元データを使って製品検査する インスペクション:spGauge
⾮接触測定機 形状検査 断⾯検査 ⼨法検査 板⾦検査
実物から3次元データを作成する リバースソフト:spScan
測定点群 3次元データ
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①形状把握ができる
②プレゼンができる
④製品検証ができる
⑤生産検証ができる
⑥図面ができる
⑦帳票ができる
⑧検査ができる
③加工ができる
3次元の8つの利点
商品性向上
商品性向上
商品性向上
生産性向上
生産性向上
生産性向上
生産性向上
生産性向上
生産性向上
生産性向上
生産性向上
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CAD
CAM
CAT
CAE
デザイン設計
実験検査
解析試作加工
デジタル競争力価値と品質 VQコストと納期 CD
次の技術評価とフィードバック
インスペクション
リバース
プロセス連繋spGate
spGauge
spScan
双方向シームレスインテグレーション
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デジタルエンタープライズの構築
デジタルマイスタ
スーパーデザイナ
デジタルプラットホーム
検査
解析製造
設計
デジタルダイヤモンド
CAD
プロセスコネクタ
spGateリバースソフト
spScan
インスペクション
spGauge
リバースソフト
spScan
CAECAM
CAT
プロセスコネクタ
spGate
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成形シミュレーション
ものづくりプロセスと3次元計測データの活用
企画構想
デザイン
モデリング 解析
量産準備
設計
金型設計
量産
品質保証
リバース
工程
検査モック修正
既存部品流用
他社製品解析
試作解析
治具作成
製品検査
受入検査
金型修正
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リバースエンジニアリングとは・・・
測定点群 ポリゴン
曲面
OutPut①
OutPut②
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spScanは非接触測定データから曲面を作成するリバースエンジニアリングソフトです。
CAD/CAM/CAEで扱いやすい高品質な「使える」曲面を、素速く簡単に作成することができます。
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高品質な「使える」曲面とは…
× すべて4辺の曲面で構成される
× 面構成がCADと大きく異なる
× 後工程での編集(オフセット、フィレット削除など)が非常に困難
× すべて4辺の曲面で構成される
× 面構成がCADと大きく異なる
× 後工程での編集(オフセット、フィレット削除など)が非常に困難
◎ 4辺以外のトリム曲面にも対応
◎ CADと同等の面構成が定義できる
◎ 後工程で扱いやすい
◎ 4辺以外のトリム曲面にも対応
◎ CADと同等の面構成が定義できる
◎ 後工程で扱いやすい
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金型からのリバース– コピー型の作成
– 型破損時の改修・再作成用データ
– ノウハウ(現場調整)をフィードバック
– データの無い金型のデジタル化
デザインモックからのリバース– デザイナーの手仕上げ(モデリング困難)をデジタル化
– 設計検討(デザイン段階から問題点をクリア)
– 解析(強度、スプリングバック、風洞など)
– CAD化 → CGによるレビュー
放電マスターからの部分リバース– デザイナーの手修正をデジタル化(コピー型、改修用データ)
部品からのリバース– 試作部品、量産品の性能評価
– ノウハウ(現場調整)を設計にフィードバックする
– 共用・購入部品をデジタル化し設計検討
– 金型データ作成
– 流用設計、再生産
– 解析(自社部品、他社部品)
解析メッシュからのリバース– スプリングバック解析や風洞解析メッシュのCAD化
リバースエンジニアリング活用例
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基本処理の流れ
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ポリゴンの作成/編集
曲面最適化
大きく分類すると4種類の流れでリバースを行うことができます。
③ 誤差部位のみ曲面再作成
④誤差部位をポリゴンへフィット
CADデータ読込みCADデータ読込みグループ(面構成)の自動作成/編集
①自動曲面構成
曲線の作成/編集曲面の作成/編集
②手動曲面構成
全体リバース (CAD利用なし)全体リバース (CAD利用なし) 部分リバース (CAD利用あり)部分リバース (CAD利用あり)
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ポリゴン編集機能
・島削除
・微小エッジ削除
・穴埋め
・スムージング
・間引き
・細分化
・ラップ削除
・その他…
主な機能
ポリゴン作成/編集機能
点群からポリゴンを作成することができます。穴埋め、スムージング、間引き、その他多くのポリゴン編集機能を搭載しています。また、1コマンドでポリゴンを自動修正することもできます。
1コマンドでポリゴンを自動修正することも可能です1コマンドでポリゴンを自動修正することも可能です
素速く簡単に、荒れた測定データをキレイにすることができます。
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主な機能
ポリゴンの曲率を利用して、グループ(面構成)を自動で作成します。ペイントブラシなど簡単な操作でグループを編集できます。
面構成を自動作成面構成を自動作成
※グループ自動作成機能を使用せず、ポリゴン上に直接曲線を描いて面構成を作成することもできます。
グループの自動作成/編集
素速く簡単に、面構成を作成することができます。
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主な機能
基本面(平坦な部分)を自動認識して、曲面を作成します。基本面以外の部分は、用途に応じてフィレット作成やピン角作成を行います。
曲面の作成 (基本面作成→フィレット、ピン角作成)
基本面作成 フィレット面作成
ピン角作成
素速く簡単に、CADと同等の品質を持った曲面を作成できます。
15© 2010 Armonicos Co.,Ltd. All Rights Reserved. 15
主な機能
部分リバース
ポリゴンと曲面の誤差確認 修正箇所の曲面のみ削除周囲との連続性を保ちながら部分的に曲面作成
CADデータを読込み、測定データと誤差がある部分のみリバースを行います。
必要最小限のリバースで、工数が大幅に短縮します。
素速く簡単に、誤差のある曲面のみを作成することができます。
16© 2010 Armonicos Co.,Ltd. All Rights Reserved.
主な機能
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- 曲面最適化
CAD曲面を、ポリゴンとの誤差が最小となるように、最適化(平行移動/回転/オフセット)を行います。
最適化曲面に隣接する曲面は、連続性を保って追従変形します。
部分リバース
素速く簡単に、誤差のある曲面のみを最適化することができます。