citrix appdnaと lakeside systrackで実現する容易なmicrosoft … · 2019-12-16 ·...

Citrix Ready | ソリューション概要

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Citrix AppDNA と Lakeside SysTrack で実現する容易な Microsoft Windows 10 環境への移⾏アプリケーションの互換性ソリューションの分野とユーザーサクセスプラットフォームの分野でそれぞれ業界をリードするソフトウェアの組み合わせにより、 Windows 10 環境の導⼊、管理、円滑な運⽤をシームレスに実現


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はじめに 2015 年 7 ⽉に Windows 10 がリリースされ、これを契機として、多くの CIO や IT 担当者がアップグレード戦略や導⼊戦略について考えるようになりました。

これまでの Microsoft のデスクトップオペレーティングシステムには、まだ公式のサポートが何年も受けられるものがありますが、Windows 10 には、すぐにでもこの OS にアップグレードすべき魅⼒的な特⻑や機能が多数あります。たとえば、以下のような点を挙げることができます。

• スマートフォン、タブレット、ラップトップ、従来の PC でシームレスに全く同じように動作するユニバーサルアプリケーションのサポート

• 統合セキュリティ機能の向上

• Edge ブラウザの導⼊

• スタートメニューの復活

Windows 10 では、従来のデスクトップオペレーティングシステムリリースと⽐較してアップグレードプロセスが容易になることがほぼ確実である⼀⽅、組織は、ユーザーエクスペリエンス、ひいては、Windows 10 の導⼊そのもの対する印象にマイナスの影響を及ぼす要素について注意を払う必要があります。具体的には、アプリケーションの互換性を評価する必要があるほか、アプリケーションのクラッシュやハング、デスクトップシステムとバックエンドシステムに内在するリソースのボトルネック、不具合となるシステムの依存性を⽣み出すアーキテクチャを特定し、対処することが求められます。

組織が Windows 10 の導⼊と導⼊後の運⽤を可能な限りスムーズに⾏ううえで、Citrix AppDNAと Lakeside SysTrack という最強の組み合わせが不可⽋である理由を、このホワイトペーパーでご説明いたします。

製品の概要 Citrix AppDNA

Citrix AppDNA アプリケーション管理ソフトウェアでは、アプリケーションポートフォリオについての詳細な情報が得られるほか、きわめて精度の⾼いアプリケーションのテストや、アプリケーションの互換性の確認、アプリケーションの修正なども可能です。企業は、アプリケーションの探索、⾃動化、モデリング、管理の機能を利⽤でき、マイグレーションや新たな仮想テクノロジーの導⼊や⽇々のアプリケーション管理に活かすことができます、また、アプリケーションのマイグレーションプロセスを⾃動化できるので、リスクを軽減しながら同時に、作業時間や作業量、コストを減らすことが可能です。エンドユーザーに与える影響を最⼩限に抑えながら、予算内でスケジュールどおりに、デスクトップの移⾏を完了できます。

AppDNA ソフトウェアは、実装アプローチの設計と XenDesktop および XenApp の導⼊促進の両⽅で企業をサポートします。アプリケーションの問題の概要を明確に⽰すことができ、Microsoft System Center Configuration Manager®や Active Directory®と独⾃の⽅法で連携して、アプリケーションの問題がユーザーやワークグループ、デバイスに及ぼす影響を明らかにします。

Lakeside SysTrack

SysTrack は、ビジネス全体の⽣産性向上のために IT 環境を監視、分析および最適化するワークス

ペースアナリティクスソリューションで、エンドユーザーエクスペリエンスを数値化します。物

理 PC、仮想デスクトップ、業務サーバー、Web サーバー、ファイルサーバー等あらゆるエンドポ



イントから性能やユーザーオペレーションのデータを直接収集、分析し、ユーザーが感じるストレ

スの原因や無駄な使い⽅をされているハードウェア、ソフトウェアを発⾒します。その分析結果が、

IT 活⽤の重要な４つの分野ユーザーエクスペリエンスモニタリング、IT 資産の最適化、ユーザー

操作とシステムとの関係性と分析、デスクトップトランスフォーメーションの改善をもたらす包括

的な分析ソリューションです。

ソフトウェアとシステムの管理ライフサイクルどの実装⼿法を適⽤するかに関係なく、ほとんどの組織が、評価、実装、管理という⼤まかなパターンに従って⾏動しています。

図 1：⼀般的な実装⼿法

過去におけるほかのあらゆるデスクトップオペレーティングシステムの導⼊のときよりもアップグレードが容易になるよう、Microsoft が Windows 10 に⼤規模な投資を⾏っているのは事実です。しかし、先を⾒越した対応として移⾏に先⽴ち、まずは既存システムの評価を⾏うよう強くお勧めします。このような対応を推奨する理由として、主に次の 2 つの点を挙げることができます。

1. まず、Windows 10 環境以前の既存システムで、エンドユーザーエクスペリエンスにマイナスの影響を及ぼす事象がすでに発⽣している可能性があります。これらの事象は、リソースのボトルネックやアプリケーションの不具合やクラッシュ、バックグラウンドにおける予期しないシステムの依存関係などの形をとって現れます。多くの場合、このような問題は気付かれず、ユーザーから報告されないまま放置されています。しかし、もしも、Windows 10 を導⼊する前か導⼊しているときにこれらの問題を解決しなければ、ユーザーベースでの Windows 10 のプロジェクトにおいて、ユーザーエクスペリエンスに何らかのマイナスの影響が⽣じるのは間違いありません。移⾏を意味のあるものとし、IT 部⾨に対するユーザーの信頼を維持するためには、ユーザーエクスペリエンスに影響を及ぼす既存の要素を特定し、問題を解決することが不可⽋です。

2. Windows 7 や Windows 8.x 上で動作しているアプリケーションのほとんどは、Windows 10 上でも動作すると思われますが、例外もあるでしょう。独⽴系のソフトウェアベンダーが提供している古いサードパーティアプリケーションや、組織が社内で開発したアプリケーションのなかに、このような例外となるアプリケーションが存在している可能性があ

管理評価

実装

継続的な評価

継続的な改善



ります。トライアンドエラーのような「単純な」アプローチを取るのではなく、AppDNAを利⽤した互換性テストを通じてアプリケーション資産の動作をチェックするよう強くお勧めします。AppDNA を使⽤すれば、アプリケーションの内部構造や、オペレーティングシステムにおけるコンポーネント同⼠の依存関係を詳しく分析することができます。互換性の問題につながるおそれのある特性にはどれも、フラグと詳しい説明が付与されるので、依存関係の問題を解決することや、Windows 10 で動作するアプリケーションを選んで導⼊することが可能になります。AppDNA では、IT アーキテクトやソフトウェア開発者が潜在的な互換性の問題を解決するうえで⼗分なレベルの詳細情報が得られます。

さらに、AppDNA と SysTrack を連携させれば、SysTrack で検出したアプリケーションを AppDNAのワークリストにインポートして分析できるほか、分析結果を SysTrack に戻すのも簡単です。これで、オペレーティングシステムイメージ全体でみて移⾏の準備が整っているかどうか判断できます。

継続的な評価 IT 組織やコンサルタントの多くが、評価という作業を、実装サイクルの初期段階における⼀時的な作業の 1 つと捉えています。しかしこのようなアプローチは、いささか近視眼的です。

質の⾼いユーザーエクスペリエンスを維持したり、ヘルプデスクチケットや問題対応の数を⼤きく減らしたりするために継続的に取り組むべき活動ととして、進歩的な組織は評価の作業を捉えています。ユーザーの⾏動やアプリケーションは⽇次単位で変化しており、Dev-Ops アプローチが必要な理由はまさにこの点にあります。

そのため、Windows 10 環境の導⼊後も、SysTrack を使って運⽤の監視と管理を⾏うことが不可⽋になります。

同様に、新しいアプリケーションがほぼ週単位で導⼊されてきますが、これらについても実際の導⼊前に、AppDNA を使って、既存環境との互換性を評価しておく必要があります。

航空業界にたとえてみれば、このようなアプローチがいかに賢明なものであるのかがすぐに分かります。⾶⾏機には、計器やモニター、コクピットアラートが無数にありますが、離陸してすぐに、これらをオフにするパイロットはいません。⾶⾏機がゲートに到着するまでは、あらゆる⾯から機体の状態と⾶⾏の状態を監視し続けています。システムがすべてシャットダウンされるのは、着陸が完全に完了してからです。

AppDNA の主な機能

⾼度なテスト機能を⽤いてアプリケーションの問題を特定

AppDNA を利⽤すれば、⼿動によるアプリケーションのテストプロセスが必要なくなり、アプリケーションを準備する際のコストを⼤幅に削減できます。AppDNA ソフトウェアは、アプリケーションの静的な分析を数分で完了します。アプリケーションのインストールや実⾏、⼿動でのテストは必要ありません。EXE、MSI などの多数のインストール形式からなる集合を参照しながら、68,000 を超えるデータポイントから、アプリケーションについての情報を収集します。これらの情報は、アプリケーションの挙動をつかさどる「DNA」としての役割を果たします。また、単⼀のプラットフォーム（Windows 10）または複数のプラットフォーム（Windows 10、Windows Server 2012 R2、および仮想テクノロジー）を対象として、アプリケーションの互換性テストも同時に⾏います。企業固有の Windows オペレーティングシステムイメージを参照してテストを⾏うことで、ビジネスアプリケーションや OS イメージ、仮想環境などから成る個々の企業独⾃の構成に合わせて、テストの結果をカスタマイズすることができます。



図 2：AppDNA における、⾚⾊、⻩⾊、緑⾊のカテゴリ分類

アプリケーションの最終的な状態をモデリングして、最適なアクションプランを判断するアプリケーションを修正するための⽅法は複数⽤意されているので、組織に最適な⽅法を選択できます。アプリケーションの修正の難易度は、アプリケーションのテストの結果にもとづき、⾚（困難）、⻩（中程度）、緑（容易）の区分で明確に⽰されます。問題のあるアプリケーションや問題が顕在化しつつあるアプリケーションはハイライト表⽰されます。アプリケーションを物理、仮想、またはその両⽅のいずれの⽅法で導⼊すべきかを特定できます。

変更によって⽣じる影響は、プロジェクトのスケジュール、スタッフの⼈数、スタッフのコスト、導⼊するアプリケーションの数といったカテゴリでモデリングします。アプリケーションの問題とプロジェクトのスケジュールを管理することで、スタッフ、予算、リソースの最適な割り当てが可能になります。

アプリケーションの修正プロセスおよびパッケージングプロセスの⾃動化 AppDNA ソフトウェアでは、MSI ファイルが⾃動的に⽣成され、コマーシャルパッケージングチームに渡せる状態で準備されます。また、仮想アプリケーションパッケージも⾃動的に作成され、App-V を通じて導⼊できるかたちで⽤意されます。App-V Sequencer をユニークに「呼び出し」て App-V 仮想化を⾏っているため、作成される仮想パッケージは信頼性が⾼く、すぐに導⼊に利⽤できます。

AppDNA ソフトウェアは 1 つのツールで、物理アプリケーション環境と仮想アプリケーション環境の両⽅について、テストおよび修正に対応します。

アプリケーションの異常ベストプラクティス違反

展開の問題推奨されないコンポーネント

ドライバー環境設定

グローバライゼーションの問題グループポリシーオブジェクト

ハードコード化されたパス最新のものでないコンポーネント

オフィスの依存関係オペレーティングシステムのバージョン管理

セッション 0 分離ユーザーアカウント制御

Windows リソースの保護 Windows シェルの互換性

x16 ビットアプリケーション

赤

黄

緑

アルゴリズムをトリガーする固有のアプリケーションをポートフォリオに対する割合で表⽰



図 3：アクション実施前後のシステムの状況を AppDNA でサマリー表⽰

移⾏や仮想プロジェクトの実施後に発⽣するアプリケーションの継続的な変化を管理するどのような IT 組織においても、変化は避けられません。新たなアプリケーションの導⼊作業や、パッチやサービスパックの適⽤作業、新規プロジェクトが定期的に発⽣します。そのため、アプリケーションや OS に変更を加える前に、リスクを把握しておくことが重要です。このようなシステムの変更を継続的に管理するうえで、AppDNA が役⽴ちます。

SysTrack の主な機能

Citrix 環境のプロアクティブな管理

Granular Black Box Data Recording を利⽤すれば、問題を何度も⽣成する必要がなくなります。SysTrack では、物理および仮想のデスクトップ、ラップトップ、サーバー、ターミナルサーバーや、Citrix、Microsoft、VMware の環境など、エンドユーザーのコンピューティングインフラストラクチャ全体をプロアクティブに管理することができます。

SysTrack では、⼀度レポートした問題を再度⽣成する必要はありません。サポートスタッフは、Black Box Data Recorder を利⽤することで、過去 30 ⽇までの期間であれば、どのポイントの状態も確認でき、システムやユーザーセッションの状態を正確に把握することが可能です。



図 4：Black Box Data Recorder

完全なカスタマイズが可能な事前構成されたアラーム条件やアラート条件を活⽤すれば、不都合な状態が発⽣したときに、即座にそれが IT 部⾨にアラート通知されるので、IT 部⾨は、詳細分析のツールやトラブルシューティングのツールを使ってすぐに問題を解決できます。

図 5：タイプ別のアラームのサマリー

図 6：アラームの詳細

スクリプトなど、問題対応のためのアクションを⾃動的に実⾏するといったように、問題対応の重要なステップの⾃動化が可能です。



図 7：アラームアクションの構成

これにより、問題解決までの時間が⼤幅に短縮され、従業員の⽣産性や満⾜度が⼤きく向上します。

ネットワークとシステムの依存関係組織では、クラウドベースのアプリケーションやサービスとしてのデスクトップ（DaaS）、Citrix Workspace Cloud の導⼊が進むことが予想されます。オフプレミスにホスティングを⾏う場合、その際のリスクとなる依存関係をネットワークやバックエンドリソースに抱えたワークロードを特定する必要がありますが、このようなときに⼤きな効果を発揮するのが、SysTrack と SysTrack のDatacenter Visualizer です。パブリッククラウドやハイブリッドクラウドの実装において、業界で⼤きなハードルとなっている課題の 1 つを、これで克服できます。

図 8：Datacenter Visualizer による、アプリケーションネットワークの依存関係の表⽰



IT コストの削減ならびに、ハードウェア、ソフトウェア投資のサイジングの最適化 SysTrack を利⽤すれば、広範なシステムを対象として、IT システムにおけるコスト、複雑さ、管理のオーバーヘッドを⼤幅に削減することができます。

エンドユーザーを継続的にサポート SysTrack では、個々のシステムやシトリックスのセッションを対象に、ユーザーの健全性をスコアリングしてトレンドを把握できるため、IT 部⾨は、質の⾼いエンドユーザーサポートが可能になります。

図 9：ユーザーの健全性についてのサマリーとトレンド

図 10：⽣産性に対する影響について、グループ別、ボトルネック別に週あたりの時間で表⽰

ドリルダウンの機能により、サポートスタッフは、グループや個々のシステムの状態をすばやくかつ詳細に把握できるため、時間をかけずに問題の根本原因の分析や対処が可能です。

図 11：個々のシステムごとに健全性に関する影響を時系列に表⽰



図 12：システムの依存関係

ハードウェアの更新サイクル SysTrack を活⽤すれば、実際にアップグレードの効果を期待できるシステムやユースケースだけに、ハードウェア更新予算の投資先を絞り込むことができます。3 年ごとにシステムを更新するといったアップグレードではなく、メモリ、SSD（ソリッドステートドライブ）、GPU、など、特定の領域を対象としたアップグレードが可能になるので、更新予算を最⼤限に活⽤できます。個々のニーズにもとづき、それぞれのユーザーに最適な、Citrix XenApp や XenDesktop のセッションホストを割り当てることが可能となり、リソースの過剰な割り当てを回避できます。

次世代システムの適切なサイジング Windows の最新バージョンへの移⾏、Citrix Workspace Suite の導⼊、単純な PC の更新といったいずれのケースでも、SysTrack では、実際のユーザーのニーズや要件をもとに将来の環境を正確にサイジングおよびスケーリングできます。

図 13：ユーザー別のデータセット



疑わしいバイナリの特定と追跡セキュリティ運⽤チームは SysTrack を利⽤することで、デスクトップ、ラップトップ、PC、仮想デスクトップ、サーバー、ターミナルサーバーなど、エンタープライズエンドユーザーコンピューティング環境において、信頼できないアプリケーションやプロセス、未知のアプリケーションやプロセスを、これらが⼀番はじめに実⾏された時点で即座に識別できます。

図 14：任意の期間において初めて確認された新規プロセスの数

コンプライアンスおよびソフトウェアの監査 SysTrack では、ポリシー制御の機能により、構成ベースラインのコンプライアンスの確保に向け、継続的な措置を取ることができます。コンプライアンスに準拠していないエンドポイントについて、リアルタイムでのレポーティング、順守状態の改善、改善の確認ができるほか、評価対象のあらゆるエンドポイントの状態確認もリアルタイムに実現しています。ロケーション、オペレーティングシステム、コネクション（有線接続のコンピューターや、常時接続ではないネットワークを利⽤するモバイルラップトップなどを含む）、インストールされているアプリケーションにかかわらず、エンドポイントの健全性およびセキュリティについて、有⽤かつ監査時に利⽤できる情報が提供されます。コンプライアンスライフサイクルの集約、統合が可能になり、エンドポイントにおける構成作業や問題解決の時間が短縮されます。そして、最も重要なこととして、セキュリティチームは、オペレーティングシステムやソフトウェアの状態を監査してそれらのバージョンやパッチレベルを適正に維持できるようになるため、信頼性の⾼いエンドユーザーコンピューティング環境の維持が可能になります。



図 15：ソフトウェアに加えられた変更についての監査

単⼀のインターフェースで管理が可能 SysTrack では、サードパーティのデータソースとシームレスに連携ができるため、IT 部⾨や事業部⾨の責任者は、単⼀のインターフェイスから監視やレポーティングの機能を利⽤できます。Lakeside Software では、ダッシュボードテンプレートおよびレポーティングテンプレートを多数、開発、管理、リリースしています。これらは容易に拡張して利⽤できます。

図 16：SysTrack Dshboard と Citrix XenDesktop Director との連携の例

また、SysTrack のダッシュボードの構築と、サードパーティのデータソースとの連携の作業は、顧客のほか、アナリストや、システムインテグレーター、リセラーの各パートナーで簡単に対応できるものとなっています。

世界でも屈指のスケーラビリティを誇る分散データアーキテクチャをベースに開発 SysTrackは、Lakeside Softwareの特許取得済みの DataMine™テクノロジーをベースとしており、⾼度に分散されたデータモデルを利⽤します。

軽量のソフトウェアエージェントを監視対象のシステムに展開し、最⼤で１万のデータポイントから 15 秒おきに情報を収集します。これらの処理をエンドユーザーが意識することは全くありません。また、エージェントの処理に、ユーザーとのやり取りやリブートは必要ありません。システムを不安定にするおそれのある機能カーネルコンポーネントも不要です。

1 ⽇に 1 回、収集されたデータのサマリーが、マスターの統合サーバーに送られて、SQL Serverバックエンドに保存され、さらに分析や処理が⾏われます。アラームの状態やシステムの状態のサマリーデータはリアルタイムにマスターサーバーに送られます。システムあたりで 1 ⽇に使⽤するネットワークの全体容量は約 100KB です。



図 17：SysTrack の分散データアーキテクチャ

複数のマスターサーバーを相互に接続してツリーアーキテクチャ状にすれば、完全にグローバルな環境にも対応が可能になり、特定のデータがどのレベルの粒度でどこにあるのか、常に追跡できるようになります。

まとめ Windows 10 は、エンドユーザーコンピューティングのための新たなオペレーティングシステムとして魅⼒的な存在です。このオペレーティングシステムは、⼀般の消費者ユーザーと企業ユーザーの両⽅で広く導⼊されていくでしょう。成功を収めている IT 組織では、導⼊前の初期の評価段階から数年後の運⽤終了時にいたるまで、Windows 10 環境のライフサイクル全体にわたって、Dev-Ops の管理アプローチを取り⼊れています。Lakeside SysTrack と Citrix AppDNA はともに、このようなアプローチに⽋かせないツールとなっており、これらを利⽤することで、IT 部⾨は、Windows 10 の投資を最⼤限に活⽤できます。

Citrix AppDNA は、XenApp や XenDesktop の Platinum エディションの機能の 1 つとしてご利⽤になれます。

また、Lakeside SysTrack は、さまざまなパートナーやリセラーからご購⼊いただけます。

詳細は、www.lakesidesoftware.com/jp をご覧ください。



Citrix Ready について Citrix Ready では、Citrix Delivery Center インフラストラクチャを確実に強化できる推奨のソリューションを特定できます。Citrix Ready に紹介されている製品はどれも検証テスト済みであるため、共同ソリューションにおいて、確実に互換性を確保できます。業界をリードするアライアンスとパートナーエコシステムを活かした Citrix Ready には、さまざまなビジネスニーズに対応した、信頼できるえり抜きのソリューションが⽤意されています。オンラインカタログと Citrix Ready ブランディングプログラムを利⽤すれば、信頼性の⾼いインフラストラクチャを簡単に確認、構築できます。さらに、Citrix Ready では、現時点での製品同⼠の互換性を⽰すにとどまらず、継続的な業界での関係を通じ、将来にわたっても、製品の互換性を確保していきます。詳細は、www.citrix.com/ready をご覧ください。

パートナーについて Lakeside Software は、ワークスペースアナリティクスのリーダーとしてビジネス全体の⽣産性を向上させるために必要な、⼈、仕事を取り巻くビジネスプロセス、仕事を遂⾏するためのテクノロジーを分析することで得られる価値ある洞察をもたらします。IT 環境の監視、分析および最適化を⽀援するソリューションを提供します。詳細は、www.LakesideSoftware.com/jp をご覧ください。

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