cloud 9を使ってみよう
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CLOUD 9を使ってみよう
アジェンダ
自己紹介
cloud 9とは
cloud 9の使い方
concrete5の使い方
自己紹介
大山武彦concrete5東京ユーザ会所属concrete5 エバンジェリスト
職業 インフラ系エンジニア(クラウドなど仮想化が得意) 趣味 音楽 シンセサイザー http://take566.com/
SNS アカウント take566 気軽にフォローくださいー会所属
cloud 9とは
Cloud9(クラウド 9)とはhttps://c9.io/?redirect=0アプリケーションの開発やデータベースなどをクラウド環境で利用できるサービスです。 IDE(統合開発環境)としての機能が充実しており、 GitHubや Herokuといった他のツールとの連携もスムーズに行えます。
↓要するに、サーバを意識しないでブラウザー上で開発できる環境です。
cloud 9とは
メリット・ブラウザー上で開発するのでどこでも手軽に開発ができる・サーバの知識がなくても環境が簡単に作れる・開発環境を共有できるデメリット・環境が英語
cloud 9とは
Cloud9環境のスペック 無料アカウントで使える 2016/2/9 時点で確認したスペックでは下記の通り。
項目 内容CPU 1コアメモリ 1GBHDD 5GBPHP 5.5.9MySQL 5.5.44
cloud 9とは
concrete5の必要条件PHP 5.3.3 以降
PHP 5.6 もしくは 7 を推奨MySQL 5 .1.5 もしくはそれ以降 .MySQL Innodb テーブルサポート .Apache などの Web サーバー (Apache2を推奨。 )
mod_rewrite を始めとする PHP+MySQL な CMS を動かすための一般的な Web サーバーとしての設定が必要です。
cloud 9の使い方
cloud9の使い方conncrete5をインストールするにはこちらのサイトを参考にするとよいでしょうhttps://concrete5.co.jp/blog/cloud9-concrete5
cloud 9の使い方
アカウントを作成まず、 Cloud9 でアカウントを作成します。アカウントは簡単に作成が可能です。
githubのアカウントがあれば oauth認証できます
Dashboard 画面から Create a new workspace をクリック
https://c9.io/dashboard.html
cloud 9の使い方
1. Workspace を作成する下記の項目を入れていく。項目の内容は適宜変更します。
項目 内容Owner: 自分の所属Name: アカウント名Hosted Workplace: Public ワークスペースのタイプClone from Git or Mercurial URL: 空白 特に入力必要なしChoose from a template PHP & Apache 環境情報
cloud 9の使い方
2. 環境をスタート、MySQL データベースを作る
環境をスタートすると、ブラウザに
ファイルを表示するウインドウソースを表示するウインドウ
ターミナル (Bash コマンド ) を表示するウインドウが現れます。
cloud 9の使い方
3. MySQL をスタートする
mysql-ctl start
データベース名は「 c9」になります。 ルートユーザー名は自分の cloud9 のユーザー名になります。
cloud 9の使い方4. MySQL ユーザーとパスワードを作成する (オプション )
Cloud9 で用意されている MySQL のデフォルトユーザーはパスワード無し状態です。それでもインストールできますが、「不安」という人には、MySQL のコマンドモードに入り、MySQLユーザー名「 concrete5 」を作成し、その MySQL パスワードを「 concrete5」にするという設定をします。
cloud 9の使い方4. MySQL ユーザーとパスワードを作成する (オプション )ターミナルで以下のコマンドを実行
mysql-ctl cliCREATE USER 'concrete5'@'127.0.0.1' IDENTIFIED BY 'concrete5';GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO 'concrete5'@'127.0.0.1' WITH GRANT OPTION;exit;
cloud 9の使い方
5. phpmyadmin をインストール
必要に応じて phpmyadmin を 1コマンドでインストール
phpmyadmin-ctl installhttps://[Wordspace 名 ]-[ユーザー名 ].c9users.io/phpmyadmin
で phpmyadmin がインストールされます。
cloud 9の使い方
6. concrete5 の ZIP ファイルをダウンロードするwget をターミナルで実行します。 ZIPにするため URLを「 concrete5.zip」に名前を書き換えて、解凍します。
下記は concrete5.7.5.6 をダウンロードするサンプルコマンドです。
wget http://www.concrete5.org/download_file/-/view/85780/ -O concrete5.zipunzip concrete5.zip
cloud 9の使い方
7. Cloud9 で動くよう config 設定を加える
Cloud9 の左のファイルマネージャより
/application/config/concrete.php というファイルを新規作成します。
cloud 9の使い方
7. Cloud9 で動くよう config 設定を加える下記のコードをコピペします。
<?php/** * Always trust incoming request. * * For more detail, see: http://symfony.com/doc/current/cookbook/request/load_balancer_reverse_proxy.html */// Get remote address$remoteIp = $_SERVER['REMOTE_ADDR'];return array( 'security' => array( 'trusted_proxies' => array( 'ips' => array($remoteIp), ), ),);
cloud 9の使い方
8. サーバーを立ち上げる
上のバーの Preview の右側にある「 Run Project」をクリック。
サーバーが立ち上がり、 URL が表示されます。
cloud 9の使い方
9. concrete5 をインストール
concrete5 をインストールするのは、ブラウザから行う方法と、 CLI コマンドから行う方法があります。
今回はブラウザから登録する方法です。
concrete5の使い方 concrete5のインストール日本語を選択
concrete5の使い方concrete5のインストール必須項目をチェック。問題なければインストール続ける
concrete5の使い方concrete5のインストールサイト情報を入れる MySQL のサーバー情報は
MySQL アドレスは: 127.0.0.1MySQL ユーザー名 & パスワードは先ほど設定したものMySQL データベース名は: c9
concrete5の使い方concrete5のインストールサイト情報を入れる。入れ終わったらインストール
concrete5の使い方concrete5のインストールインストール開始
concrete5の使い方5. concrete5のインストールインストール完了。サイトを開くでサイト構築開始
concrete5の使い方concrete5のインストール管理画面 -システムと設定を開く
concrete5の使い方concrete5のインストール基本ーアクセシビティを開く
concrete5の使い方concrete5のインストールチェックボックスをチェック入れる
まとめ今まではサーバのチューニングなどで
苦労してた CMSも手軽に試せる環境が作れます。
困ったときは、フォーラムや毎週木曜日の週刊 concrete5で聞けるようになります