【しめ縄の作り方】 - pref.iwate.jphp2088/labo/pdf/13092_shimenawa.pdf · 1 【しめ縄...
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1
【しめ縄な わ
の作り方】
① ○A のワラを○B のように、
不要ふよう
な下葉したは
を取り分け、長い方
だけを使う。
※下処理したしょり
をすると、根元ねもと
が太く
穂先ほさき
は細くキレイに仕上がる。
①
② 15本づつまとめた束たば
を
6つ作る。
③
③ 束たば
を一つ持も
ち、穂先ほさき
を下にしてトントンと
軽かる
くそろえる。
そうすると根元ね も と
が
バラバラになる。
②
○B
○A
①
2
④バラバラになった根元ねもと
を、交差こうさ
す
るように巻ま
き止める。(結むす
ぶ時は全すべ
てあまったワラを使う)
④
⑤ ⑤ もう一つの束たば
を根元ねもと
が斜なな
めに
なるように置お
く。
⑥
⑥ 斜なな
めになるように置お
いた束たば
の
上に、④の束の結むす
んだ部分を乗の
せる。
⑦ ⑦ 斜なな
めになるように置お
いた束たば
で、
④の束を包つつ
むように巻ま
く。
※ 包つつ
みこんだら、2束たば
まとめて中の束の
結むす
び目より下の位置い ち
で仮かり
止ど
めする。
3
⑧ ⑧ 斜
なな
めになるように置お
いた束たば
の短みじか
い茎くき
から○Aのように横よこ
に折お
り曲げ、芯しん
にした束から一本を○Bのように、○Aの
上を通とお
るよう手前てまえ
に折りおさえる。
これを順 番じゅんばん
に15本する。
○A
○B
○Aと○Bを交互こうご
に繰く
り返かえ
す。
⑨
⑨ ⑧の作業さぎょう
を繰く
り返かえ
すと○Aの
部分ぶぶん
(横よこ
に倒たお
したもの)が残のこ
るの
で、それをまっすぐに起こす。
○10 ○10 ⑨の起こした部分ぶぶん
を、交差こうさ
す
るようにしっかり巻ま
き止める。
4
○11 ○11 穂先ほさき
が全部ぜんぶ
同おな
じほうを向む
いている状 態じょうたい
から、手前てまえ
に折お
り
曲げた○Bの穂先だけを元もと
に戻もど
すように折お
り返かえ
す。
○12 ○12 根元ねもと
同士どうし
が編あ
みこまれて
元もと
に戻もど
る。
○13 戻もど
した束たば
の真ん中くらい
を仮かり
止ど
めする。
○13
○A側 ○B側
5
○14 ○14 ⑬のところまで、同じよう
に3組つくる。
○15 3組のうち、2組を真ん中の位置い ち
を
あわせて、根本ねもと
を仮かり
止ど
めする。
仮止め部分ぶぶん
の上を足でおさえ、真ん中あ
たりから2組をより合わせはじめる。
仮止め 真ん中
○15
⑯ まずは片方かたほう
ずつ、それぞれ右
にねじりを入れながら、2本を左巻ひだりま
きにより合わせて1本にしていく。
○16
松飾まつかざ
りの縄なわ
は左巻ひだりま
きです!
間違まちが
えやすいので注意ちゅうい
!
6
⑰ 端はし
までより合わせたら、ワラで止
める。
踏ふ
んでいた仮かり
止ど
めをほどき、同じように
残のこ
りも逆ぎゃく
はじまでより合わせ、止める。
⑱
⑱ できた束たば
の溝みぞ
にあわせるように、残のこ
りの束をねじりながら巻ま
いて
1本になるよう編あ
みこんでいく。
⑲ 3組を1本により合わせたら、両はじをワラで止める。
⑲
⑰
7
⑳
⑳ 全体をワラでゴシゴシこすり、はみ出た余分よぶん
な部分ぶぶん
をはさみで切り取る。
○21 それぞれ束たば
ねた時の仮かり
止ど
めのワラもこの時に切り、きれいに整ととの
える。
○21
○22 右を上に合わせ針金はりがね
で止める。
針金は事前じぜん
にふたつ折お
りにし、壁かべ
にか
ける輪わ
の部分ぶぶん
を作っておく。その足の
部分で縄なわ
をはさみ、ペンチで根本ねもと
から
ねじり止める。
○22
足
輪
8
○23 ○23 針金
はりがね
でしっかり止と
めたら、輪わ
の部分ぶぶん
は壁かべ
や玄関げんかん
にかけるので上に
(縄なわ
の真上まうえ
ではなく後うし
ろよりになる
と、かけやすい)、足の部分はミカン
をつけるので前に出しておく。
○24 ○24 しっかりと止めたら、穂先
ほさき
を
適当てきとう
な長さに切り、形かたち
を整ととの
え完成かんせい
!
※ これに、飾かざ
りと紙垂れ“かみだれ”
を付けます。
色々な飾りか ざ り
つけをして、
自分だけの
オリジナル松飾まつかざ
りを作
ろう!
このほかに
「笹ささ
(竹)」をつけて
「松竹梅しょうちくばい
」を
そろえよう!