献血の現状と課題 - 東京都福祉保健局 · 2020-03-23 ·...
TRANSCRIPT
献血の現状と課題
-東京都の献血状況と献血者確保の取り組み-
東京都献血推進協議会
東京都赤十字血液センター
事業推進一部 延島 俊明
資料5
1
H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30
成分献血 206,403 185,413 174,449 190,396 182,621 177,939 180,604 179,860 169,819 171,823
400mL 345,226 365,096 359,044 355,409 353,792 353,444 358,445 373,446 361,398 354,594
200mL 67,674 64,498 46,942 46,301 44,224 32,805 25,645 21,313 18,866 18,376
619,303 615,007580,435 592,106 580,637
564,188 564,694 574,619 550,083 544,793
0
100,000
200,000
300,000
400,000
500,000
600,000
700,000200mL 400mL 成分献血
1.献血者数(東京都)
(人)
2
H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30
献血者数 619,303 615,007 580,435 592,106 580,637 564,188 564,694 574,619 550,083 544,793
16-19歳 40,047 38,522 31,906 33,859 32,695 30,026 29,251 29,258 27,591 28,774
20-29歳 177,878 167,084 148,713 148,917 139,379 127,106 123,924 121,112 109,201 103,910
30-39歳 166,613 160,419 148,486 142,105 132,805 122,947 117,607 115,965 107,805 102,691
40-49歳 135,803 145,952 147,476 155,457 157,678 156,343 155,563 159,533 152,060 147,673
50-69歳 98,962 103,030 103,854 111,768 118,080 127,766 138,349 148,751 153,426 161,745
0
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
140,000
160,000
180,000
200,000
0
50,000
100,000
150,000
200,000
250,000
300,000
350,000
400,000
450,000
500,000
550,000
600,000
650,000
献血者数 16-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-69歳
(人)
2.年齢別・献血者数の推移(東京都)
年代別献血者数
献血者数
3
3.受入施設別献血者数の割合(東京都)
70.7%
70.9%
68.8%
69.9%
70.2%
18.7%
19.0%
20.6%
19.7%
19.3%
10.6%
10.1%
10.6%
10.3%
10.5%
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% 100.0%
平成26年度
平成27年度
平成28年度
平成29年度
平成30年度
献血ルーム 献血バス オープン採血
4
H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30
血小板製剤 1,106,649 1,180,904 1,179,312 1,182,292 1,196,193 1,202,739 1,222,497 1,275,081 1,274,558 1,230,142
血漿製剤 291,793 307,159 317,776 324,174 318,245 319,624 313,838 301,188 288,638 287,327
赤血球製剤 704,510 730,049 730,072 721,728 720,551 721,489 725,562 723,046 724,487 712,872
全血製剤 14 14 14 18 10 2 0 0 18 20
2,093,3402,041,597 2,102,966 2,218,126 2,227,174 2,243,854 2,261,897 2,299,315 2,287,701 2,230,361
0
500,000
1,000,000
1,500,000
2,000,000
2,500,000
全血製剤 赤血球製剤 血漿製剤 血小板製剤
4.輸血用血液製剤の供給数(東京都)
※血漿製剤は過去分についても平成29年度からの新換算方法にて算出
200mL単位換算(本)
5
免疫グロブリン製剤の必要量増加に伴い確保量も年々増加している。今後も増加の予測となっている。
平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度
必要量 970,000 995,000 1,140,000 1,200,000 1,220,000
0
200,000
400,000
600,000
800,000
1,000,000
1,200,000
1,400,000
(リットル)
実績 見込み 必要量
5.原料血漿の必要量(全国)
令和2年度東京都の必要量137,591L(11.5%)
6
6.今後の課題
【献血協力者の確保】
〇若年層における献血者確保(10代・20代・30代)
〇複数回献血率の向上
〇献血の必要性の周知(セミナー等の実施)
【必要な血液の確保】
〇400mL献血率の向上
〇血小板の確保(高単位採血・分割採血の推進)
〇原料血漿の確保
7
10代
10,919
2.6%
20代
115,555
27.7%
30代
93,971
22.5%
40代
97,970
25.0%
50代
77,378
18.6%
60代
21,178
5.1%
合計416,971人
10代 20代 30代 40代 50代 60代
52.9%
複数回献血クラブ会員登録数(東京都) R1.12現在7.複数回献血クラブ会員登録者数(東京都) R1.12現在
30代以下
8
10代11,381 4.4%
20代46,150 17.7%
30代49,081 18.8%40代
71,404 27.4%
50代63,852 24.5%
60代18,521 7.1%
年代別
10代 20代 30代 40代 50代 60代
40.9%
200mL6,119 2.3%
400mL141,949 54.5%
PPP65,422 25.1%
PC+PPP46,899 18.0%
種 別
200mL 400mL PPP PC+PPP
30代以下の会員の複数回献血強化
8.複数回献血クラブ会員献血者数(東京都) H31.4~R1.12
30代以下
9
66356980 7203
7621 7846 7880 7896 7770
8483
76337959 8055 8116
8747 8694
94019769
10140
0
2000
4000
6000
8000
10000
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月
成分献血
H30 R1
370 300 278 326 407 389 495948 1151
788 976 939 10901542 1375
1666 15961917
0
2000
4000
6000
8000
10000
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
全血献血
H30 R1
輸血用血液製剤の安定供給に向けた予約献血の推進
9.献血予約状況推移(東京都) H31.4~R1.12
(件) (件)
10
10.複数回献血クラブ会員サイトリニューアル
会員サイトのデザインを変更、
システム改修でより使いやすく
⇒献血15分後から次回予約が可能に
⇒「お気に入りのルーム」登録により
予約作業がスムーズに
⇒予約状況の表示がわかりやすく
ラブラッド会員サイト
11
高校・専門学校・大学(短期大学含む)実績(東京都)
8 1118
2217 19
97 99 100
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
14,000
16,000
18,000
0
20
40
60
80
100
120
平成28年度 平成29年度 平成30年度
(学校数)(人数)
高校 専門 大学 高校(献血者数) 専門(献血者数) 大学(献血者数)
11.高校・専門学校・大学の献血実施状況
12
平成30年度 大学(短期大学含む)献血実施回数(東京都)
実施回数 学校数
1回 20校
2回 31校
3回 7校
4回以上 42校
合計 100校
1 実施校数
【1回】
20%
【2回】
31%
【3回】
7%
【4回以上】
42%
1回 2回 3回 4回以上
13
平成28年度 平成29年度 平成30年度
小学校 4 2 1
中学校 8 12 9
高等学校 7 8 15
専門学校 1 1 2
大学(短期大学含む) 2 5 5
4
21
8
12
9
78
15
1 122
5 5
0
2
4
6
8
10
12
14
16
小学校 中学校 高等学校 専門学校 大学(短期大学含む)
12.献血セミナー実施状況(東京都)
(回数)
14
関係機関(東京都、組織委員会、国、警察、献血団体等)との連携が必要①オリンピック・パラリンピック期間における献血者の確保②交通渋滞等に向けた検討③その他
オリンピック・パラリンピックは、最大のイベント
オリンピック・パラリンピック期間中においても、献血から得られた血液を安定的に供給することが求められます。
国内だけでなく国外からも多くの方が東京に集まる(選手、関係者、観客)
13. TOKYO2020オリンピックに向けた検討
15
オリンピック・パラリンピック期間における献血者の確保
(1)テレワーク等の推進による企業献血への影響☆企業の勤務体制の把握が必要⇒献血ルームへの誘導・周知(行政、献血団体等の協力や広報媒体の活用等)
⇒関東甲信越地区全体での献血者確保、全国の血液センターと連携
(2)Rh-(マイナス)製剤の保有☆多数の国から大勢の方が来日する。不測の事態への準備が必要
⇒献血者への依頼要請により確保⇒全国の血液センターと連携・調整
16
交通渋滞等に向けた検討
(3)交通機関の混雑への懸念☆競技時間(開始前・終了後)に、鉄道の混雑や道路の渋滞が予測される
⇒血液搬送への影響(医療機関・製造所)を考慮し、迂回路の利用や医療機関に協力を要請
⇒緊急走行が必要な場合を想定し、関係機関と協議⇒公共交通機関を利用する献血会場へのご来場は、時間に余裕を持った行動を呼びかける(予約者を含む)
(4)その他の課題への対応
17
ご清聴ありがとうございました
18