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Content Manager V8データマイグレーション機能設定
2006年08月 IBM大和ソフトウエア研究所
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(1/45)<目的>
リソース・マネージャーとTSMを連携させ、リソース・マネージャー内に格納されているオブジェクトを長期間にわたって保管します
オブジェクトの保管先は、TSMがサポートしている装置(光ディスク・ライブラリー、テープ・メディア)となります
本ガイドでは、コンテンツをハードディスク上に1日のみ保存した後、テープ装置に移動(マイグレート)するように設定しています。また、これらの設定を適宜変更することでポリシーは自由に設定することが可能です
<設定手順>
TSM サーバー定義
TSM ノード定義
TSM API クライアントのオプション・ファイル構成
リソース・マネージャーの構成
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(2/45)<TSM サーバー定義>
TSMサーバー定義の概念図を以下に表します
1つのクライアントが、1つのポリシー・ドメインに割り当てられます
ポリシー・ドメインごとに複数のポリシー・セットを定義できますが、活動できるポリシー・セットは1つだけです
ポリシー・セットごとに複数の管理クラスを定義できます
管理クラスには複数のコピー・グループを定義できます。コピー・グループには、バックアップ・コピー・グループとアーカイブ・コピー・グループの2種類あります
※詳細はTSMのマニュアル等で確認してください
ポリシー・ドメイン
管理クラス
コピー・グループ
ポリシー・セット
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(3/45)<TSM サーバー定義>
「スタート」→「TSM」→ 「Admin Command Line」を選択します
新しいポリシー・ドメインの定義
ポリシー・ドメイン・・・ポリシー・セット、管理クラス、コピー・グループを含むもの
次のコマンドを発行し、ポリシー・ドメインを定義します
define domain <ドメイン名> backretention=<バックアップ保存日数> archretention=<アーカイブ保存日数>
指定する内容は以下の通りです
ドメイン名:CMDomainバックアップ保存日数:60アーカイブ保存日数:365
※コマンドの詳細は「Tivoli Storage Manager 管理者のための解説書」を参照してください
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(4/45)<TSM サーバー定義>
新しいポリシー・セットの定義
ポリシー・セット・・・管理クラス、コピー・グループを含むもの
次のコマンドを発行し、ポリシー・セットを定義します
define policyset <ドメイン名><ポリシー名>
指定する内容は以下の通りです
ドメイン名:CMDomainポリシー名:CMPolicy
※コマンドの詳細は「Tivoli Storage Manager 管理者のための解説書」を参照してください
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(5/45)<TSM サーバー定義>
ストレージ・プールの定義
ストレージ・プール・・・マイグレーションするファイルの宛先として使用
次のコマンドを発行し、ストレージ・プールを定義します
define stgpool <プール名> <装置クラス名> access=<ストレージ・プール内のファイルへのアクセス権限> maxsize=<ストレージ・プールに保管できるファイルの最大サイズ>
指定する内容は以下の通りです
プール名:CMLTOPool装置クラス名:LTOCLASS1ストレージ・プール内のファイルへのアクセス権限:readwriteストレージ・プールに保管できるファイルの最大サイズ:nolimit
※コマンドの詳細は「Tivoli Storage Manager 管理者のための解説書」を参照してください
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(6/45)<TSM サーバー定義>
管理クラスの定義
管理クラス・・・コピー・グループを含むもの。マイグレート先としてContent Managerで指定するもの
次のコマンドを発行します
define mgmtclass<ドメイン名><ポリシー名><管理クラス名>
指定する内容は以下の通りです
ドメイン名:CMDomainポリシー名:CMPolicy管理クラス名:LTO
※コマンドの詳細は「Tivoli Storage Manager 管理者のための解説書」を参照してください
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(7/45)<TSM サーバー定義>
新しいバックアップ・コピー・グループの定義バックアップ・コピー・グループ・・・バックアップ済みのファイルの管理。テープにマイグレートした時点でコンテンツ の保存日数は、TSM管理者コマンドで定義されているものとなる
次のコマンドを発行し、バックアップ・コピー・グループを定義しますdefine copygroup <ドメイン名> <ポリシー名> <管理クラス名> destination=<ストレージプール名> verdeleted=<バックアップ・バージョン保存数> retextra=<バックアップ・バージョン保存日数>retonly=<最後のバックアップ・バージョン保存日数> mode=<バックアップ処理方法> serialization=<バックアップ処理時にファイルが変更された場合の対処法>
指定する内容は以下の通りですドメイン名:CMDomainポリシー名:CMPolicy管理クラス名:LTOバックアップデータを保管する1ストレージプール名:CMLTOPoolバックアップ・バージョン保存数:1バックアップ・バージョン保存日数:3最後のバックアップ・バージョン保存日数:45バックアップ処理方法:absoluteバックアップ処理時にファイルが変更された場合の対処法:shrstatic
※コマンドの詳細は「Tivoli Storage Manager 管理者のための解説書」を参照してください
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(8/45)<TSM サーバー定義>
デフォルト管理クラスの割り当て
次のコマンドを発行し、P.57で定義した管理クラスをデフォルト管理クラスとして割り当てますassign defmgmtclass <ドメイン名> <ポリシー名> <管理クラス名>
指定する内容は以下の通りです
ドメイン名:CMDomainポリシー名:CMPolicy管理クラス名:LTO
※コマンドの詳細は「Tivoli Storage Manager 管理者のための解説書」を参照してください
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(9/45)<TSM サーバー定義>
ポリシー・セットの検査
次のコマンドを発行し、P.55で定義したポリシー・セットが有効な設定であるか検査しますvalidate policyset <ドメイン名> <ポリシー名>
指定する内容は以下の通りです
ドメイン名:CMDomainポリシー名:CMPolicy
※コマンドの詳細は「Tivoli Storage Manager 管理者のための解説書」を参照してください
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(10/45)<TSM サーバー定義>
新しいポリシー・セットの活動化
次のコマンドを発行し、検査済みのポリシー・セットを活動化します
activate policyset <ドメイン名> <ポリシー名>
指定する内容は以下の通りです
ドメイン名:CMDomainポリシー名:CMPolicy
※コマンドの詳細は「Tivoli Storage Manager 管理者のための解説書」を参照してください
続行の確認を求められるので「y」を入力します
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(11/45)<TSM ノード定義>
リソース・マネージャーのノード名をTSMクライアント・ノードとしてTSMサーバーに登録
次のコマンドを発行します
register node <ノード名> <パスワード> domain=<ドメイン名> compression=<TSMにファイルを送る際にファイルを圧縮するか指定> archdelete=<クライアント・ノードがアーカイブ・ファイルを削除可能か指定> backdelete=<クライアント・ノードがバックアップ・ファイルを削除可能か指定>
ノード登録の詳細設定は以下の通りです
ノード名:リソース・マネージャーのノード名(icmrm)パスワード:passwordドメイン名:CMDomainTSMにファイルを送る際にファイルを圧縮するか指定:clientクライアント・ノードがアーカイブ・ファイルを削除可能か指定:yesクライアント・ノードがバックアップ・ファイルを削除可能か指定:yes
※コマンドの詳細は「Tivoli Storage Manager 管理者のための解説書」を参照してください
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(12/45)< TSM API クライアントのオプション・ファイル構成>
デスクトップ上に作成された「TSM Management Console(Japanese)」をダブル・クリックし起動します
1. 右側のペインから「TSM Server1」を展開し、「ウィザード」をクリックします
2. 左側のペインからクライアント・オプション・ファイルを選択し、「開始」をクリックします
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(13/45)<TSM API クライアントのオプション・ファイル構成>3. 「次へ」をクリックします
4. 「TCP/IP」を選択し「次へ」をクリックします
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(14/45)<TSM API クライアントのオプション・ファイル構成>5. TSMサーバーとの通信のためのサーバー情報を入力し「次へ」をクリックします
サーバー情報
サーバー・アドレス:TSMサーバーが導入されているマシンのIPアドレスポート:1500
6. デフォルトのまま「次へ」をクリックします
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(15/45)<TSM API クライアントのオプション・ファイル構成>7. クライアント・ノード名、クライアント・オプション・ファイル名を入力し「次へ」をクリックします
クライアント・ノード名:リソース・マネージャーのアプリケーション名(icmrm)クライアント・オプション・ファイル名:d:¥program files¥tivoli¥tsm¥baclient¥icmrm.opt※TSMのインストール先によって異なります
8. 「完了」をクリックします
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(16/45)<TSM API クライアントのオプション・ファイル構成>9. 「OK」をクリックします
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(17/45)<TSM API クライアントのオプション・ファイル構成>
P.68で作成した構成済みのクライアント・オプション・ファイル(icmrm.opt)に、次の情報を追加します『passwordaccess Prompt』
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(18/45)<リソース・マネージャーの構成>
リソース・マネージャーのプロパティー・ファイル(ICMRM.properties)の構成
本ガイドでは、F:¥WebSphere¥AppServer¥installedApps¥<ホスト名>¥icmrm.ear¥icmrm.war¥WEB-INF¥classes¥com¥ibm¥mm¥icmrm以下にリソース・マネージャーのプロパティー・ファイルは配置されています
次のように変数の値を変更します
変数「DSMI_CONFIG」 = <TSM API オプション・ファイルの宛先>例:D¥:¥¥Program Files¥¥tivoli¥¥tsm¥¥baclient¥¥icmrm.opt
変数「DSMI_DIR」 = <TSM API メッセージ・ファイルの宛先>例:D¥:¥¥Program Files¥¥tivoli¥¥tsm¥api
変数「DSMI_LOG」 = <TSM API ログ・ファイルの宛先>例:D¥:¥¥Program Files¥¥tivoli¥¥tsm¥¥baclient¥¥tsmapi.log
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(19/45)<リソース・マネージャーの構成>
Content Manager システム管理クライアントを使用し、リソース・マネージャーを構成します
CMにおけるオブジェクト記憶域を管理するためのSMS(System Managed Storage)コンポーネントを次ページの手順で定義します
SMS階層は以下の図のようになっています
※SMSコンポーネントの詳細については「IBM Content Manager for Multiplatforms システム管理ガイド v8.2」を参照してください
コレクション
マイグレーション・ポリシー ストレージ・グループ
ストレージ・システムストレージ・クラス
デバイス・マネージャー
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(20/45)<リソース・マネージャーの構成>
設定手順は以下の通りです
<設定手順>
新規サーバーの定義
新規ストレージ・クラスの定義
新規Tivoli Storage Manager ボリュームの定義
Tivoli Storage Manager デバイス・マネージャーの設定
新規マイグレーション・ポリシーの作成
ストレージ・グループの設定
コレクションの作成
項目タイプの作成
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(21/45)<リソース・マネージャーの構成>
サーバー定義を行ないます
1. 「Content Manager for Multiplatforms V8.2 システム管理クライアント」を起動します
2. 「リソース・マネージャー」→「RMDB」→「サーバー定義」を右クリックし、「新規」をクリックします
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(22/45)<リソース・マネージャーの構成>
3. 次の値を入力し「了解」をクリックします
名前:TSMサーバー名(本ガイドではixa006)サーバー・タイプ:Tivoli Storage Managerホスト名:TSMサーバーのホスト名(本ガイドではixa006)プラットフォーム:WindowsユーザーID:TSMサーバーに登録した際(P.64)のノード名(icmrm)パスワード: TSMサーバーに登録した際(P.64)のパスワード(password)プロトコル:ftpポート番号:20
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(23/45)<リソース・マネージャーの構成>
ストレージ・クラスを定義します
1. 「リソース・マネージャー」→「RMDB」→「ストレージ・クラス」を右クリックし、「新規」をクリックします
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(24/45)<リソース・マネージャーの構成>
2. 次の値を入力し「了解」をクリックします
名前:TSM「ローカル宛先」を選択
デバイス・マネージャー:TSM用のデバイス・マネージャー「ICMADDM」を選択
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(25/45)<リソース・マネージャーの構成>
TSM用のストレージ・システムを定義します
1. 「リソース・マネージャー」→「RMDB」→「ストレージ・システム」→「 Tivoli Storage Managerボリューム」を右クリックし、「新規」をクリックします
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(26/45)
<リソース・マネージャーの構成>
2. 次の値を入力し「了解」をクリックします
TSM管理クラス:P.58で定義し、P.60でデフォルト管理クラスとして割り当てた管理クラス名
サーバー名:P.75で定義したサーバー名をドロップダウン・リストから選択ストレージ・クラス:TSM割り当て:割り当て済みを選択し、グループにチェック
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(27/45)<リソース・マネージャーの構成>
Tivoli Storage Managerデバイス・マネージャーを設定します
1. 「リソース・マネージャー」→「RMDB」→「デバイス・マネージャー」をクリックします
2. 右側のペインにある「ICMADDM」を右クリックし、「プロパティー」をクリックします
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(28/45)<リソース・マネージャーの構成>
3. 次の値を入力し「了解」をクリックします
説明:<任意>
クラス:TSMデバイス・マネージャー:使用可能化
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(29/45)<リソース・マネージャーの構成>
マイグレーション・ポリシーを作成します。当ガイドではポリシー『Move1Day』という名前で作成し、コンテンツを1日ローカル・ハードディスクに格納し、その後、テープ装置の方にマイグレートするように設定します
1. 「リソース・マネージャー」→「RMDB」→「マイグレーション・ポリシー」を右クリックし、「新規」をクリックします
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(30/45)<リソース・マネージャーの構成>
2. 「追加」をクリックし、次の値を入力します
ストレージ・クラス:ドロップダウン・リストから「FIXED」を選択保存期間:1日
ストレージ・クラス:ドロップダウン・リストから「TSM」を選択保存期間:永久
※最後のステップの保存期間は必ず“永久”である必要があります
3. 名前(Move1Day)を入力して「了解」をクリックします
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(31/45)<リソース・マネージャーの構成>
ストレージ・グループを設定します
1. 「リソース・マネージャー」→「RMDB」→「ストレージ・グループ」をクリックします
2. 右側のペインにある「GROUP01」を右クリックし、 「プロパティー」をクリックします
3. ローカル・ハードディスク用とTSM用の2つのストレージ・システムを選択し、「了解」をクリックします
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(32/45)<リソース・マネージャーの構成>
コレクションを作成します
1. 「リソース・マネージャー」→「RMDB」→「ワークステーション・コレクション」を右クリックし、「新規」をクリックします
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(33/45)<リソース・マネージャーの構成>
2. TSMへマイグレートするコレクション「MoveToTape」を作成します
3. 次の値を入力し「了解」をクリックします
名前:MoveToTapeマイグレーション・ポリシー:ドロップダウン・リストからP.84で定義した「Move1Day」を選択ストレージ・グループ:ドロップダウン・リストからP.85で定義した「GROUP01」を選択
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(34/45)<リソース・マネージャーの構成>
項目タイプを作成します
1. 「データのモデル化」→「項目タイプ」をクリックします
2. 右側のペインにある「項目タイプ」を右クリックし、「新規」をクリックします
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Content ManagerとTivoli Storage Managerとの連携(35/45)
<リソースマネージャーの構成>
3. TSMへのマイグレート専用の項目タイプ「ToTape」を作成します。
4. 『定義』タブを選択します。
▶ 名前: ToTape▶ 新規のバージョンポリシー: 作成しない
▶ 項目タイプ種別: 文書
▶ 項目保存期間: 2日
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(36/45)<リソース・マネージャーの構成>
5. 『文書管理』タブを選択し、追加をクリックします
パーツ・タイプ:ICMANNOTATION、ICMBASE、ICMNOTELOGアクセス制御リスト:PublicReadACLリソース・マネージャー:RMDBコレクション:ドロップダウン・リストからP.86で定義した「MoveToTape」を選択します
6. 「了解」をクリックします
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(37/45)<連携機能確認>
「Client for Windows」からコンテンツのインポートを行ない、コンテンツがテープ・メディアにマイグレートされることを確認します
1. 「IBM Content Manager Client for Windows」を起動します
2. ユーザーID、パスワードを入力し「了解」をクリックします
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(38/45)<連携機能確認>
3. 「インポート」をクリックします
4. インポートするファイル、ファイルタイプ、項目タイプを選択し
「インポート」をクリックします
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(39/45)<連携機能確認>
5. 検索を行ない、インポートされていることを確認します
6. 「IBM Content Manager Client for Windows」を起動し、「検索」をクリックします
7. 次の値を入力し、「了解」をクリックします
項目タイプ:<すべての項目タイプ>
Source:*
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(40/45)<連携機能確認>
8. 以下のように表示されればインポートは成功です
9. P.78で設定したマイグレーション・ポリシーにより、まずローカルのコンテンツ格納領域である「lbosdata」内に、先ほどインポートしたファイルは格納されています
(P.82のマイグレーション・ポリシーの設定でFIXEDに全く保存しない設定にした場合は、
「lbosdata」内に全く格納されません)
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(41/45)<連携機能確認>
10. インポートされてから1日経過すると、P.78で設定したマイグレーション・ポリシーにより、項目タイプ『ToTape』のコンテンツは、ローカルのコンテンツ格納領域である「lbosdata」内からテープへマイグレートされます
lbosdataディレクトリーのサイズ : 27.5MB → 52KB
※マイグレート後にも「lbosdata」内にデータが残っているのは、『ToTape』以外の項目タイプのコンテンツが格納されているからです
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(42/45)<連携機能確認>
TSMからのコンテンツ取り出し
「IBM Content Manager Client for Windows」を起動し、「検索」をクリックします
次の値を入力し、「了解」をクリックします
項目タイプ:<すべての項目タイプ>
Source:*
任意のファイルを開き、正しく表示されることを確認します
※コンテンツがローカルにある場合より表示時間はかかりますが、ユーザーはテープに格納されていることを意識せずに検索、表示を行なうことが可能となります
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(43/45)<連携機能確認>
テープ内にあるデータは、アクセス時にローカル内のキャッシュ(stagingディレクトリー)にコピーされます
アクセス要求のあったコンテンツがすでにキャッシュにコピーされていた場合、ユーザーからの要求に対してテープからコンテンツを取り出すのではなく、キャッシュからコンテンツを返します
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(44/45)<連携機能確認>
テープ内にあるデータを確認する場合は、TSMの「Admin Command Line」で次のコマンドを実行して行ないます (1/2)
query occupancy ―ストレージ・プール内のクライアント・ファイル・スペースの照会tsm: IXA008_SERVER1>q occ
ノード名: ICMRMタイプ: Bkup
ファイル・スペース名: /ICM/RMDB/00002/LTOFSID: 2
ストレージ・プール名: CMLTOPOOLファイル数: 9
占有物理スペース (MB): 0.30占有論理スペース (MB): 0.30
:
query content <ボリューム名>―ストレージ・プール・ボリュームの内容の照会tsm: IXA008_SERVER1>q con COC005L1
ノード名: ICMRM
タイプ: Bkup
ファイル・スペース名: /ICM/RMDB/00002/LTO
FSID: 2
ファイルのクライアント名: ¥LTO¥ L1.A1001001A04I14B95017C95288.V1
ノード名: ICMRM
タイプ: Bkup
ファイル・スペース名: /ICM/RMDB/00002/LTO
FSID: 2
ファイルのクライアント名: ¥LTO¥ L1.A1001001A04I14C01129D15463.V1
:
※コマンドの詳細は「Tivoli Storage Manager 管理者のための解説書」を参照してください
この値が、テープに入ったファイルの数を示す
今回定義したCMLTOPoolが使用しているボリューム名( 「query volume」を実行することで確認可)を指定
テープに入っているコンテンツのファイル名
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Content Manager と Tivoli Storage Managerの連携(45/45)<連携機能確認>
テープ内にあるデータを確認する場合は、TSMの「Admin Command Line」で次のコマンドを実行して行ないます (2/2)
query actlog―活動記録ログの照会tsm: IXA008_SERVER1>q actlog begint=-18:30
日付/時刻 メッセージ
-------------------- ----------------------------------------------------------
2004-09-15 00:04:15 ANR0406I ノード ICMRM (ICMRM) (Tcp/Ip 172.16.225.8(2413)) のセッション 21 が開始されました。
2004-09-15 00:04:50 ANR8337I LTO ボリューム COC005L1 がドライブ MT1.0.0.2 (mt1.0.0.2) にマウントされました。
2004-09-15 00:05:01 ANR1340I スクラッチ・ボリューム COC005L1は現在ストレージ・プール CMLTOPOOL に定義されています。
2004-09-15 00:05:26 ANR0406I ノード ICMRM (ICMRM) (Tcp/Ip 172.16.225.8(2417)) のセッション 22 が開始されました。
2004-09-15 00:05:26 ANR0403I ノード ICMRM (ICMRM) のセッション 21が終了しました。
2004-09-15 00:05:28 ANR0406I ノード ICMRM (ICMRM) (Tcp/Ip 172.16.225.8(2418)) のセッション 23 が開始されました。
2004-09-15 00:05:28 ANR0403I ノード ICMRM (ICMRM) のセッション 22が終了しました。
2004-09-15 00:05:30 ANR0406I ノード ICMRM (ICMRM) (Tcp/Ip 172.16.225.8(2419)) のセッション 24 が開始されました。
2004-09-15 00:05:30 ANR0403I ノード ICMRM (ICMRM) のセッション 23が終了しました。
2004-09-15 00:05:32 ANR0406I ノード ICMRM (ICMRM) (Tcp/Ip 172.16.225.8(2420)) のセッション 25 が開始されました。
2004-09-15 00:05:32 ANR0403I ノード ICMRM (ICMRM) のセッション 24が終了しました。
2004-09-15 00:05:41 ANR0406I ノード ICMRM (ICMRM) (Tcp/Ip 172.16.225.8(2421)) のセッション 26 が開始されました。
2004-09-15 00:05:41 ANR0403I ノード ICMRM (ICMRM) のセッション 25が終了しました。
2004-09-15 00:05:43 ANR0406I ノード ICMRM (ICMRM) (Tcp/Ip 172.16.225.8(2422)) のセッション 27 が開始されました。
2004-09-15 00:05:43 ANR0403I ノード ICMRM (ICMRM) のセッション 26が終了しました。
2004-09-15 00:05:45 ANR0406I ノード ICMRM (ICMRM) (Tcp/Ip 172.16.225.8(2423)) のセッション 28 が開始されました。
2004-09-15 00:05:45 ANR0403I ノード ICMRM (ICMRM) のセッション 27が終了しました。
2004-09-15 00:05:47 ANR0406I ノード ICMRM (ICMRM) (Tcp/Ip 172.16.225.8(2424)) のセッション 29 が開始されました。
2004-09-15 00:05:47 ANR0403I ノード ICMRM (ICMRM) のセッション 28が終了しました。
2004-09-15 00:05:49 ANR0403I ノード ICMRM (ICMRM) のセッション 29が終了しました。
2004-09-15 00:22:40 ANR2121W 重要: 9 MB を超えるデータベースが変更され、最後のデータベース・バックアップは 24 時間以上前でした。
BACKUP DB コマンドを使用して、データベース回復の準備をしてください。
2004-09-15 01:05:49 ANR8325I ボリューム COC005L1 の取り外し中 - 60 (分) のマウント保持有効期限が切れました。
2004-09-15 01:05:54 ANR8336I ドライブ MT1.0.0.2 (mt1.0.0.2) の LTO ボリューム COC005L1 のラベルを検査中。
2004-09-15 01:06:39 ANR8468I ライブラリー LB3.0.0.2 のドライブ MT1.0.0.2 (mt1.0.0.2) から LTO ボリューム COC005L1が取り外されました。
※コマンドの詳細は「Tivoli Storage Manager 管理者のための解説書」を参照してください
マウントされていなかったテープをマウント
ファイルがひとつひとつテープに書き込まれる
1時間何も処理されなかったため、テープをアンマウント