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広報こまつ[2011.10156 簿簿簿簿北海道江差港の廻船 問屋・瀬戸太兵衛から 酒井六右衛門に宛て た手紙。産物の下落や 相場についての報告 が記されている。 図書館市史編纂担当 ☎24・5315 加藤和夫 ●金沢大学人間社会学域教授・日本語学 みまっし、きくまっし 小松の方言 22 連載 163 「お茶でもどうぞ」 「あら、アンヤト、キノドクナ」 28 29 こまつ笑顔フォトコンテスト作品募集 締め切り  11 30 日(水) 応募はEメールで [email protected] 11 1※なお、原動機付自転車(125㏄以 下)のナンバープレートは新たに1 番からの交付となります。10月26 日(水)~28日(金)の8時30分~ 18時30分に整理番号を配布しま す(複数の人がお待ちの場合は抽 選とします)。 使使24 白 色 薄黄色 薄桃色 薄緑色 薄青色 50㏄以下 90㏄以下 125㏄以下 小型特殊自動車 ミニカー 車種 プレートの地色 応募資格 市内に在住、在学、勤務する人 応募方法 上記のEメールアドレスまで応募票と一緒に送付 してください。応募票は小松市ホームページからダウンロード できます。1人3点まで応募可。写真には必ず小松市民または 市内に通学・勤務する人が含まれていること。被写体(本人)の 承諾を得てください。 公表 市ホームページおよび広報こまつ2月号で発表予定。 そのほか 入賞作品の版権及び著作権、使用権は小松市に 帰属します。応募作品は返却できません。画像データは、 JPEG 形式、解像度300dpi,1050×1500ピクセル、容量2MB以内を 推奨します。記録形式、カラープリントでの持ち込みも可。組写 真、合成したものは無効。未発表、未公開の作品に限ります。 問い合わせ 〒923-8650 小松市小馬出町91番地 小松市 役所広報秘書課「こまつ笑顔フォトコンテスト」係 ☎24・8016 家族や友達、職場の仲間、サークル活動のメンバーがスポ ーツを楽しみ、交流をしている写真を応募してください。子供 が運動会や部活動で活躍する姿や声援を送る人、プレー中 の1コマなど、スポーツにちなんだ写真であれば、どんなもの でも構いません。 ◎テーマは 「スポーツ」 表彰 大 賞 1点、賞金5万円、賞状 優秀賞 3点、賞金3万円、賞状 奨励賞 5点、賞金1万円、賞状 佳 作 10点、賞品(5,000円相当の小松特産品)、賞状 沿調50 70 30 50 60 20 使調使50 30 50 50 30 20 10 20 10

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広報こまつ[2011.10]

歴史の舞台裏

連載

156

 

昨年の秋、磯田道史氏の著書「武士の家計簿」が人

気を博した。それは、磯田氏がかねてより求めていた

武士の入払帳(家計簿)をようやく古書店で見つけた

長年の研究の成果でもある。

 

作品を基にした映画は多くの人々の共感を呼び、

慎ましく生きる下級武士の家族に思いを馳せた。探し

求めていた史料に出合うというよく似たケースがここ

小松でもあった。

 

廻船問屋・酒井家は藩政期松任町に在住し、下ノ江

(下郷)屋を名乗り組合頭を勤めた。かつて「新修小松

市史・水運編」編纂中には、泥町(大川町)に住し、海運

業に従事していたことは分かっていた。しかし、他の廻

船問屋には多くの諸帳簿が残されているが、酒井家関

係分は未見で、何としてもと所在を伺っていた。昨年東

京の古書店のカタログに酒井家の仕切帳(北前船の積

荷の仕入れ状況を示す文書)が載り、金沢在住の個人

が入手されたと知り、交渉を重ね134点を公費で譲

り受けることができた。その半年後、今度は各港での物

価状況を知る手掛かりとなる同家

文書を直接購入。史料の目録化と

解説もしていく中で、研究者の参考

になればと期待している。

「武士の家計簿」と「酒井家文書」

▲北海道江差港の廻船問屋・瀬戸太兵衛から酒井六右衛門に宛てた手紙。産物の下落や相場についての報告が記されている。

図書館市史編纂担当☎24・5315

加 藤 和 夫●金沢大学人間社会学域教授・日本語学

みまっし、きくまっし小松の方言

┃┃「ありがとう」「大丈夫だ」の世代差

┃┃

その22

小松方言の世代差

連載163

「お茶でもどうぞ」「あら、アンヤト、キノドクナ」

2829

     

いりばらいちょう

つつ                                

             

さん

こまつ笑顔フォトコンテスト作品募集締め切り 

11月30日(水)

応募はEメールで eg

[email protected]

.jp

 

11月1日から原動機付自転車などのご当地ナン

バープレートを交付します(新規登録分は従来のプ

レートと選択できます)。すでに交付済みの人は新

しいプレートへの無償交換も受け付けます。

■対象車種

※なお、原動機付自転車(125㏄以下)のナンバープレートは新たに1番からの交付となります。10月26日(水)~28日(金)の8時30分~18時30分に整理番号を配布します(複数の人がお待ちの場合は抽選とします)。

■手続きに必要なもの

新規登録 

所有者(使用者)の印かん、届出者の印か

ん、販売(または譲渡)証明書、廃車証明書(譲渡の場

合のみ)

プレート交換 

所有者(使用者)の印かん、届出者の

印かん、お持ちのナンバープレート、標識交付証明書

税務課税総合窓口グループ

☎24・8029

問い合わせ ご

当地

ナンバープレート

を交付します

白 色

薄黄色

薄桃色

薄緑色

薄青色

50㏄以下

90㏄以下

125㏄以下

小型特殊自動車

ミニカー

自転車

原動機付

車種 プレートの地色

応募資格 市内に在住、在学、勤務する人応募方法 上記のEメールアドレスまで応募票と一緒に送付してください。応募票は小松市ホームページからダウンロードできます。1人3点まで応募可。写真には必ず小松市民または市内に通学・勤務する人が含まれていること。被写体(本人)の承諾を得てください。公表 市ホームページおよび広報こまつ2月号で発表予定。そのほか 入賞作品の版権及び著作権、使用権は小松市に帰属します。応募作品は返却できません。画像データは、JPEG形式、解像度300dpi,1050×1500ピクセル、容量2MB以内を推奨します。記録形式、カラープリントでの持ち込みも可。組写真、合成したものは無効。未発表、未公開の作品に限ります。問い合わせ 〒923-8650 小松市小馬出町91番地 小松市役所広報秘書課「こまつ笑顔フォトコンテスト」係 ☎24・8016

 家族や友達、職場の仲間、サークル活動のメンバーがスポーツを楽しみ、交流をしている写真を応募してください。子供が運動会や部活動で活躍する姿や声援を送る人、プレー中の1コマなど、スポーツにちなんだ写真であれば、どんなものでも構いません。

◎テーマは「スポーツ」

表彰大 賞 1点、賞金5万円、賞状優秀賞 3点、賞金3万円、賞状奨励賞 5点、賞金1万円、賞状佳 作 10点、賞品(5,000円相当の小松特産品)、賞状

 

今回は、感謝の挨拶言葉の「ありがとう」、そし

て「大丈夫だ」にあたる方言の世代差を見てみたい

と思います。

 

人に感謝の気持ちを述べるときの小松での方言

的表現は、私たちのJR北陸本線沿線世代別調査

では、長田町と符津町の50歳代以上でキノドクナ

が聞かれたほか、本折町では70歳代から30歳代の

範囲、符津町では50・60歳代でアンヤトが聞かれま

した。しかし、20歳代以下では3地点ともアリガ

トーだけでした。

 

キノドクナは、全国的に見ても北陸三県でしか

聞かれない「ありがとう」にあたる特徴的方言形で

す。北陸以外の人には、感謝されることをして、な

ぜキノドクナと同情されるのかと不思議がられま

す。北陸方言のキノドクナは、本来、自分によくし

てもらったことで相手に負担をかけたことを気の

毒に思う、そしてそのことに感謝の気持ちを込め

たキノドクナであったわけですが、共通語の「気の

毒な」は他人に対する同情の意味で使われるので

誤解されやすいのです。一方、アンヤトはキノドク

ナよりも新しく金沢を中心に加賀地方で分布を

広げた形と考えられます。アリガトーの発音が変

化した形で、加賀地方南端の大聖寺までの範囲に

聞かれます。

 

ただ、今回の調査結果からは、キノドクナもアン

ヤトも若い世代では使われなくなり、共通語形の

アリガトーに取って代わられていることが分かり

ました。

 

ちなみに、南の福井県嶺北地方でもキノドクナ

は50歳代以上でしか聞かれず、多数派は近畿地方

から伝わったオーキニとなっています。そして、30

歳代以下ではアリガトー一色になりつつあること

も分かりました。

 「謝る友達に『だいじょうぶ(だ)』と答えるとき

何と言いますか」という質問に対する回答の世代

差です。

 

小松市内3地点では、50歳代以上で加賀地方に

特徴的なジャマナイや福井県嶺北地方に通じるダ

ンネが聞かれ、50歳代から30歳代の範囲ではドー

モナイと、それからの変化形のドモナイ、ドモネ、

ドーモネ、ドンネなどが聞かれました。ドモナイは

符津の20・10歳代でも聞かれましたが、20・10歳代

の中心はダイジョーブでした。

▼「ありがとう」の方言の世代差

▼「大丈夫だ」の方言の世代差

あい

さつ