denon dn-hc4500との使用のための pcdj reflex le...4 はじめに 新しいdenon...

35
1 Denon DN-HC4500との使用のための PCDJ Reflex LE マニュアル 第三版 Digital 1 Audio™, INC. 1176 NE Cleveland. Clearwater, FL 33755 www.pcdj.com 著作権 著作権 © 2006-2007 全ての著作権はDigital 1 Audio INC.帰属します。 商標 PCDJ及びReflexのロゴは、Digital 1 Audio INCの登録商標且 つ商標であり、ここでは同社の許可を得て使用しています。 Digital 1 Audio, INC. Copyrightが明示的に文面で許諾しない 限り、このアニュアルを複製することは禁止されています。 使用許諾 ソフトウェアは、一台のコンピューターで使用できます。 ソフトウェア、インターフェース、そして関連する資料のいず れも、その方法の如何を問わず、複製することは禁止されてい ます。ソフトウェアを逆コンパイル、リバースエンジニアリン グ、逆アセンブル、若しくは変換したり、又は、ソフトウェア、 ディスク、関連資料を、修正、改変、翻訳、 レンタル、サブラ イセンス、譲渡、リース、貸与、利益を目的とした再販売、再 分配若しくはネットワークしたり、ソフトウェア又はその一部 に基づいて派生的作品を作成することは禁止されています。 マニュアル制作者 David J. MercadoSilvio Zeppieri (Denon DJ)

Upload: others

Post on 23-Jan-2020

1 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

1

Denon DN-HC4500との使用のための

PCDJ Reflex LE マニュアル

第三版

Digital 1 Audio™, INC. 1176 NE Cleveland. Clearwater, FL 33755 www.pcdj.com

著作権 著作権 © 2006-2007 全ての著作権はDigital 1 Audio INC.に

帰属します。

商標 PCDJ及びReflexのロゴは、Digital 1 Audio INCの登録商標且つ商標であり、ここでは同社の許可を得て使用しています。

Digital 1 Audio, INC. Copyrightが明示的に文面で許諾しない限り、このアニュアルを複製することは禁止されています。

使用許諾 ソフトウェアは、一台のコンピューターで使用できます。

ソフトウェア、インターフェース、そして関連する資料のいず

れも、その方法の如何を問わず、複製することは禁止されてい

ます。ソフトウェアを逆コンパイル、リバースエンジニアリン

グ、逆アセンブル、若しくは変換したり、又は、ソフトウェア、

ディスク、関連資料を、修正、改変、翻訳、レンタル、サブラ

イセンス、譲渡、リース、貸与、利益を目的とした再販売、再

分配若しくはネットワークしたり、ソフトウェア又はその一部

に基づいて派生的作品を作成することは禁止されています。 マニュアル制作者 David J. Mercado、 Silvio Zeppieri (Denon DJ)

2

システム要件

• CPU (プロセッサ) 最小要件 全てのIntel®、 AMD®、 Pentium II 800 MHZ、 又は Mac PowerMac G4、 G5以上

• 推奨 Intel Core Duoの1GHz以上

• 最小メモリ 512 MB (RAMのメガバイト)

推奨 1024 MB (1ギガバイト) RAM

• サウンドカード マルチチャンネルは、DenonのDN-HC4500 に組み込まれています。

• CD ROM ドライブ 30X CD ROM 又はそれ以上。ハードウェアレベルのリッピングをサポートすることができること。

• ハードドライブHDのサイズは、希望する音楽の保存量により異なります。 音楽CD300枚は、192kbpsのMP3フォーマットで約20ギガバイトのHDの容量を使用します。推奨 HDのスピードは、7200 RPMです。

• オペレーティングシステム Windows XP、Vista、MAC OSX

(注 Denon DN-HC4500をWindows Vista搭載のコンピューターで使用する場合、HC4500は、コントローラーかサウンドカードの両方ではなく、いずれか一方のみとして使用できます。)

• ビデオカード: 画面解像度が1024x768の最小32MB

• 推奨ビデオカード 64MB以上

• USBポート Denon DN-HC4500ハードウェアコントローラー用に使用可能USBポート1個

3

重要なお知らせ

ソフトウェアと付属文書は頻繁に更新されます。

最新のマニュアルはオンライン上

www.pcdj.com/support/manualsでご確認ください。

Digital 1 Audio INC. (PCDJ) 1176 NE Cleveland St Clearwater FL, 33755

727-799-3828

ウェブサイト www.pcdj.com

4

はじめに

新しいDenon DN-HC4500コントローラーの入手おめでとうございます。このプロフェッショナルDCコントローラーは、PCDJ Reflex LE (ライト版)の30日デモとバンドルされています。このライト版とは、プロフェッショナルDCソフトウェアのパッケージの機能制限版です。最新式のReflex LEを使用する世界中で増大するDJのリストにあなたは加わったのです。 PCDJは、プロが信頼できる安定した製品開発に新基準を設けました。

このマニュアルは、様々な部分に分かれています。最初に、イン

ストール、更新、セットアップ、プレーヤーの基本的なウオークスルー、

そしてその後に、段階的な説明と高度な手順が続きます。また、キーボ

ード/コントローラーのショートカットも含まれます。

注意

このパッケージに含まれるPCDJ REFLEX LEは、30日間限定のデモ版です。多くの機能がグレー表示されていて、トップメニューから利用する

ことができません。このソフトウェアは、Denon DN-HC4500無しでは使用することができません。Reflexの全機能を利用するには、完全版にアップグレードする必要があります。

5

ご使用前に

PCDJ Reflex LEとDenon DN-HC4500

「PCDJ Reflex LE」ご使用前に知っておいていただきたいこと

PCDJ Reflex LE ソフトウェア

繰り返しを最低限にするため、PCDJ Reflex LE (ライト版)は、「Reflex LE」と呼びます。Reflex LEは、とても強力な機能が詰まったプロ用のオーディオアプリケーションです。限定された姿

にだまされないでください。Reflex LEは、Load(読み込み)、 Play(再生)、 Cue(キュー)、 Hot Cue(ホットキュー)、 Loop(ループ)、 Master Tempo(マスターテンポ)等のソフトウェアのボタン全てが排除されているため、DN-HC4500と併用してのみ使用することができます。DN-HC4500のコントローラー無しで、ソフトウェアを使用することはできません。

プレーヤー

「A」、「B」、「C」3台全てのプレーヤーの機能は、全く同じものです。

全てのアプリケーションを閉じてください。

本ソフトウェアの使用時には、コンピューター上の全てのアプリ

ケーションを閉じることを強く推奨します。Reflex LEの実行に伴い発生したり、実行を妨げる可能性がある問題のサポートは行

いません。 WindowユーザーVSMacユーザーの説明

ご使用のオペレーティングシステム(OS)がWindowsかAppleかによって説明が異なる場合があります。そのため、太字で「Windowsユーザー」又は「Macユーザー」と表示があります。各項のお使いのOSの

6

説明に進んでください。

注意又は警告は、赤字で表示され、とても大切で有益です。.

参考 参考のコメントは、イタリックで表示されます。

第1章 インストール お客様のコンピューターが更新されていることの確認 7ページ PCDJ Reflex LE用のコンピューターの準備 7ページ

PCDJ Reflex LEソフトウェアのインストール Page9 第2章 更新と設定 PCDJ Reflex LEを開く 10ページ PCDJ Reflex LEの更新の確認 10ページ お客様のPCDJ Reflexのバージョンの比較 10ページ Reflex LE 更新のインストール 11ページ Denon DN-HC4500を使用するためのコンピューターの準備 11ページ Audio MIDIの設定 11ページ Reflex LEのプリファレンスとDN-HC4500の設定 12ページ 第三章 Reflex LEを使用する PCDJ Reflex LE ライブラリについて 20ページ PCDJ Reflex LEライブラリへの曲の追加 20ページ 曲の削除とReflex LE ライブラリの初期化 21ページ

7

プレーヤーとその制御方法について 22ページ ミキサーモジュールとその制御方法について 28ページ DN-HC4500でREFLEX LEを制御する Reflex LEとDN-HC4500マスター機能一覧 30ページ

第一章 インストール お客様のコンピューターが更新されていることを確認する。 Reflex LE起動の問題を回避するため、OS(オペレーティングシステム)を更新し、コンピューターを最高の性能に設定する必要があります。

コンピューターの更新と設定は、Reflex LEだけではなく、お客様にとって安定性と性能が重要となるその他全てのプログラムのためにも、定期

的に行う必要があります。 PCDJ Reflex LE用のコンピューターの準備 Windowsユーザー スクリーンセーバーの無効&電源設定の調節 デスクトップの余白スペースを右クリックし、ドロップダウンリストの

Properties(プロパティ)をクリックします。Display properties(プロパティ表示)のウインドウが表示されます。Screen Saver(スクリーンセーバー)のタブをクリックし、スクリーンセーバーのドロップダウンリスト右の矢印をクリックし、None(なし)を選択します。変更したばかりの設定の下のPower(電源)ボタンをクリックします。Power Options Properties(電源オプションのプロパティ)が表示されるはずです。Power Schemes(電源スキーム)右の矢印をクリックし、Full Power(全出力)、又はAlways On(常に入れておく)に変更し、Apply(適用)、OKをクリックします。 Windowsの転移効果と休止状態の無効 この時点では、まだ画面のプロパティが開いているはずです。Appearance(デザイン)タブをクリックし、Effects(効果)ボタンをクリックします。そして、Use the following transition effect for menus and tool tips(次の転移効果をメニューとツールティップに使用する)、FADE(フェード)の左の箱

8

のチェックを外します。そして、OK、適用をクリックします。ラップトップをお持ちの場合、Hibernate(休止状態)のタブをクリックし、Enable Hibernation(休止状態を有効にする)のチェックを外します。Apply(適用)、OKをクリックし、Display Properties(表示プロパティ)のウィンドウを閉じます。Fade(フェード)効果をオフにすると、Reflex LEを最小化した際のスキッピングの問題の可能性を解消するはずです。 Windowsの音声を無効にする WindowsのStart(スタート)ボタンをクリックし、Settings(設定)に行きます。次に、Control Panel(コントロールパネル)をクリックし、Sounds and Audio Devices(音声およびオーディオデバイス)をダブルクリックします。Sounds(音声)タブをクリックし、ドロップダウンの矢印でSound Schemes(音声スキーム)をクリックします。No Sounds(音声無し)を選択し、Apply(適用)、OKを選択します。これにより、スピーカーシステムからWindowsに内蔵されている音声が再生することがなくなります。 PCDJ Reflex LE用のコンピューターの準備 続き MACユーザー スクリーンセーバーの無効&エネルギー管理の調節 Mac OSの左上角のAppleのアイコンをクリックし、System Preferences(システムプリファレンス)をクリックします。画面下のApple Doc上でSystem Preferences(システムプリファレンス)を見つけることもできます。この時点で、System Preferences(システムプリファレンス)のウインドウが開くはずです。Desktop & Screen Saver(デスクトップ&スクリーンセーバー)をクリックします。このウインドウの下にStart Screen Saver:(「スクリーンセーバーを開始する」)というスライダがあります。このスライダを一番右(Never)(開始しない)まで動かします。次の2つのステップで必要になるため、このウインドウの左上角の戻る矢

印ボタンをクリックして、System Preferences(システムプリファレンス)に戻ります。ミックスの際に、コンピューターが勝手に作動しだすのは好ましくありません。 エネルギー管理の調節 この時点では、まだApple Mac System Preferences(システムプリファレンス)です。Energy Saver(省エネルギー設定)のアイコンをクリックします。このウインドウには、Put the computer to sleep…(コンピューターを静止状態にする)そしてPut

9

the display to sleep…(画面を静止状態にする)の2つのスライダがあります。これらの2つのスライダを一番右のNever(静止状態にしない)まで動かします。ジョブの間にコンピューターに静止してもらって

は困りますよね。 ソフトウェアの更新 左上角の戻る矢印をクリックします。System Preferences(システムプリファレンス)のSoftware Update(ソフトウェアの更新)をクリックし、更新の確認のチェックを外します。演奏中やその直前のUpdates(更新)のダウンロード、インストールそして再起動は望ましくありません。 Apple Mac OSのサウンドの調整 Apple Macシステムプリファレンスにいる間に、Sound(サウンド)のアイコンをクリックします。Sound Effects(音響効果)タブの下のPlay user interface sound effects(ユーザーインターフェースの音声効果を再生する)、Play feedback when volume is changed(音量変更時にフィードバックを再生する)、Play Front Row sound effects(最前列音声効果を再生する)の3つからチェックを外します。 PCDJ Reflex LEソフトウェアのインストール

WINDOWSでのインストール

1) CD-ROMドライブにReflex LEのインストール用CDを入れます。 2) Reflex LEのディスクが自動起動し、メニュースクリーンが起動します。option #1(オプション#1)のInstall Reflex(Reflexのインストール)をクリックします。インストールメニューが表

示されない場合は、My Computer(マイコンピューター)をダブルクリックし、CD-Romドライブを右クリックし、Explore(検索)をクリックします。InstallReflex.exeのアイコンを探してクリックし、インストーラーを開始します。

3) Reflexインストーラーが開き、他のプログラム全てを終了するように推奨します。全てのプログラムを閉じて、Next(次へ)をクリックします。

10

4) 使用許諾契約 同意する場合は、I Agree (同意します。)をクリックし、インストールを続行してください。同意しない場合は、

Cancel (中止)をクリックし、終了してください。 5) インストール場所 テクニカルサポート上の理由から、Reflexをデフォルトのインストール場所にインストールすることを強く推

奨します。 6) インストールの完了 インストールを完了すると、Reboot Now

(すぐに再起動する)又はManually Reboot Later( 後に手動で再起動する)という2つの選択があります。他の全てのウィンドウとプログラムが閉じている場合には、Reboot Now(すぐに再起動する)を選択します。そうでない場合には、Manually Reboot Later(後に手動で再起動する)を選択し、全てのウィンドウとプログラムを終了します。そしてWindowsのStart (スタート)メニューをクリックし、Turn Off Computer (電源を切る)又はShut Down (シャットダウン)をクリックし、Restart (再起動)を選択します。

MACでのインストール

1) CD-ROMドライブにPCDJ Reflexのインストール用CDを入れます。

2) デスクトップのReflex CDをダブルクリックし、フォルダを開きます。

3) Reflex LEのマニュアルをデスクトップにドラッグアンドドロップしていない場合には、後に簡単に使えるようにするため、ドラ

ッグアンドドロップしてください。 4) Reflex LEのファイルをダブルクリックし、インストーラーを起動します。契約条件に合意し、インストールが終了すると、シス

テムが再起動します。 5) コンピューターが再起動したら、デスクトップのMacintosh HDをダブルクリックし、Application (アプリケーション)フォルダーをダブルクリックし、スクロールダウンしてReflex LEを探し、ダブルクリックして開きます。 注 プログラムの起動を簡単にするため、Macintosh HDのApplication (アプリケーション)フォルダーのReflex LEのアイコンをハイライトし、Appleメニューのファイルをクリックし、

11

Make Alias (エイリアスを作る)をクリックして、Reflex LE エイリアスをデスクトップにドラッグすることができます。

第2章 更新と設定

Reflex LEを開く Reflex LEのインストールが無事に終わったので、Reflex LEを開いて、Reflex LEの最新版を起動していることを確認しましょう。

Windowユーザー Windows Start (スタート)、All Programs (全てのプログラム)、PCDJ Reflex LEをクリックしてReflex LEを開きます。この時点では、Buy Later (後で購入する)をクリックして、Reflex LEをデモモードで起動することができます。

MACユーザー デスクトップ上のMacintosh HDをダブルクリックし、Application (アプリケーション) フォルダをダブルクリックし、スクロールダウンし、Reflex LEのアイコンをクリックしてReflex LEを開きます。この時点では、Buy Later (後で購入する)をクリックして、Reflex LEのデモモードを起動することができます。 Reflex LEの更新の確認 Reflex LEを開くと、自動的に更新を確認するかどうかを聞いてきます。Yes (はい)をクリックすると、更新用のホームページが開きます。開かない場合には、下記を行います。

Windowユーザー ReflexメニューのHelp (ヘルプ)をクリックし、Check For Updates (更新の確認)をクリックしてください。

Macユーザー 左上メニューのReflex LEをクリックし、Check For Updates (更新の確認)をクリックします。Updates (更新)ページには、左上角に最新のReflex LEのバージョン番号があるはずです。 Reflex LEのバージョンの比較 お客様のReflex LEのバージョン番号を更新サイトのバージョン番号と比較してください。お客様のバージョン番号がサイト上のものよりも低い

場合、更新をしてください。お使いのバージョンを確認するには、下記

を行ってください。

12

Windowユーザー Reflex LEメニューのHelp (ヘルプ)をクリックし、About Reflex LE (Reflex LEについて)をクリックします。

Macユーザー 左上角のReflex LEのメニューボタンをクリックし、About Reflex LE (Reflex LEについて)をクリックします。 Reflex LE 更新のインストール インストールの前にReflex LEを閉じてください。 お客様が使用されているOSに応じて、MacかWindowsの更新用のリンクをクリックしてください。

Windowsユーザー Save (保存)をクリックし、Save To Desktop (デスクトップに保存)してください。保存が完了したら、インストーラーを起動してください。インストールが完了したら、上の指示

に従い、Reflex LEを開いてください。更新の確認には、No(いいえ)をクリックしてください。

Apple Mac ユーザー Download (ダウンロード)用のリンク

をクリックすると、Reflex_LE.zipのダウンロードが開始します。完了メッセージにアプリケーションが入っている「Reflex LE.mpkg」、Are you sure you want to continue downloading? (ダウンロードを続行しますか?)と表示されます。Continue (続行)をクリックし、指示に従ってください。インストールが完了すると、コンピューターが再起動し

ます。上の指示に従い、Reflex LEを開いてください。更新の確認には、No (いいえ)をクリックしてください。 Denon DN-HC4500を使用するためのコンピューターの準備

この時点で、Denon DN-HC4500がUSBケーブルでコンピューターに接続されていることを確認し、電源が入っていることを確認して

ください。HC-4500は、Windows又はMAC OSにプラグインする前にドライバーを必要とはしませんが、MAC OSのAudio MIDIのセットアップでHC4500 の環境設定を行う必要があります。環境設定を行わない場合、サウンドカードに組み込まれている第2チャンネルを使用することが

13

できません。Windowsでは、可能な限り最高の音質とWindowsの低いラテンシーを得るために、先に進む前に、Denon DJ Asio ドライバーが必要になります。 Audio MIDI の設定

MACユーザー HC4500が接続している状態で、Macintosh HDをダブルクリックし、Applications (アプリケーション)フォルダをダブルクリックし、Utilities (ユーティリティ)フォルダをダブルクリックし、そしてAudio MIDI Setup (Audio MIDIの設定)プログラムのアイコンをクリックします。このウインドウでは、Properties For:(プロパティ用)のドロップダウンメニューでDN-HC4500 を選択します。右下角のAudio Output (オーディオ出力)でドロップダウンメニューから4ch-16bit (4チャンネル16ビット)を選択します。完了したら、このウインドウを閉じます。*図1を参照。 図1

Windowsユーザー は、続行する前に、Denon DJ Asioドライ

バーのインストールを行ってください。 Reflex LE プリファレンスとDN-HC4500の設定

Windowsユーザー 左上角のEdit (編集)をクリックし、Reflex LEプリファレンスを開き、Preferences (プリファレンス)をクリックし

14

ます。

MACユーザー Appleメニュー右のReflex LEをクリックし、Reflex LE プリファレンスを開き、Preferences(プリファレンス)をクリックします。

一般タブ

WindowsとMACユーザー Reflex LEのGeneral (一般)タブには1つのオプションしかなく、Reflex LEを起動したり、ライブラリを変更したり、又はCDを出し入れすると、自動的に曲をスキャンするようにデフォルトで選択されています。スキャンとは、Reflex LEが、曲のBPM (ビート/分)を計算し、また、 Bead Grid (ビートグリッド)を作成し、Reflex LE Library Database (ライブラリデータベース)を更新することを意味します。注 Reflex LE版は、音楽CDはサポートしていません。 *図2参照

15

図2 (MAC)

16

オーディオタブ

Windowsユーザー Denonの指示に従い、Denon CDが供給するDenon DJ Asioドライバーがインストールされていることを想定しています。Audio (オーディオ)タブをクリックし、Soundcard (サウンドカード) Driver (ドライバー)をクリックします。ドロップダウンメニューからDenon DJ Asio Driver (Denon DJ Asio ドライバー)をクリックします。Denon DJ Asioドライバーは、Reflex LEとHC4500の間のラテンシーが低く、高品質のインターフェースです。 *図3参照

図3 (PC)

17

MACユーザー Audio (オーディオ)タブをクリックし、Driver (ドライバー)のドロップダウンメニューからDN-HC4500 を選択します。*図4参照

図4

18

出力タブ

Windows及びMACユーザー Denonのマルチチャンネル内臓サウンドカードは、外付けのマルチチャンネルミキサーと使用するた

めに設計されました。これを前提に、以下の説明は、お客様がHC4500のマニュアルの説明通りに、マルチチャンネルのDJミキサーに接続していることを想定しています。Outputs (出力)タブをクリックし、Use External Mixer (外付けのミキサーを使用する)の隣の箱にチェックをしてください。Player A, B, C (プレーヤーA、B、C)そしてCase Player (ケースプレーヤー )のMain (メイン )、Monitor (モニター )、Headphones (ヘッドフォン)、そしてAuxが変更します。*図5、図6を参照 図5 (MAC)

19

20

図6 (PC)

注 Monitor (モニター)、Headphones (ヘッドフォン)、AUXとCase Player (ケースプレーヤー)は、Reflex LE版では無効になっています。 出力タブの続き Outputs (出力)を設定するには、Player A (プレーヤーA)には、Channel 1-2 Stereo (チャンネル1-2のステレオ)、Player B (プレーヤーB)には、Channel 3-4 Stereo (チャンネル3-4のステレオ)、Player C(プレーヤーC)にはChannel’s 1-2(チャンネル1-2)又は3-4のいずれか

21

のチャンネルを選ぶことができます。プレーヤーCがHC4500でコントロール可能だと知っていることは大切です。説明書を読んで、その方法

を学んでください。 MIDI タブ

Windowsユーザー PCDJ Reflex LE用にDN-HC4500をコントロールサーフェスとして選択するには、MIDIタブをクリックし、New (新しい)をクリックし、ドロップダウンメニューから(0-9) USB Audio Device (USBオーディオデバイス)を選択(0-9)し、OKをクリックします。*図7参照

FIG.7

22

23

MAC ユーザー DN-HC4500をコントロールサーフェスとして選択するには、New (新しい)をクリックし、Midi Port (MIDIポート)のドロップダウンメニューからDN-HC4500を選択します。

注 Show (表示)のドロップダウンメニューからDN-HC4500を選択しないでください。これは、Reflexの完全版でMidi Mapping (MIDIマッピング)に使用されます。 この時点では、DN-HC4500コントローラーがReflexに設定され、Reflex Connected (Reflex接続)と表示されているはずです。全てのプリファランス設定が見直され、設定されました。終了するには、Close

24

(閉じる)をクリックすると、PCDJ Reflex LE Preferences (プリファランス)のウィンドウが閉じます。 参考 Reflex LE Preferences (プリファレンス)の設定は、リアルタイムで変更されます。つまり、オプションがチェック又は選択されると、そ

れがすぐに有効になります。オーディオタブを処理する場合には、サウ

ンドカードの変更を行う前にプレーヤーを終了することが大切です。

第三章 Reflex LEを使用する PCDJ Reflex LEライブラリについて

ライブラリには、お客様の「仮想」曲のコレクションが保存されていま

す。ライブラリは、BPM、アーティスト、曲名、年、アルバム、ジャンルそして(ファイル名ではなく)ファイルパスのみ等、曲のタグ情報を表

示します。これらのヘッダをクリックすると、そのヘッダがアルファベッ

ト順か番号順で昇順か降順で整理されます。

注意 Reflex LE(ライト版)のライブラリの機能は、限定されています。PCDJ Reflexの完全版には、多数のPlay List (プレイリスト)、Smart List (スマートリスト)、Export Song List (曲のリストのエキスポート)、タグ情報の修正能力やその他の機能があります。Reflexの全機能を利用するには、完全版にアップグレードする必要があります。www.pcdj.comで定期的にリリース日や更新情報を確認してください。

PCDJ Reflex LEライブラリに曲を追加する

Reflexを開き、左上角のファイルをクリックします。この時点で、

Add File To Library (ライブラリへのファイルの追加)、又はAdd Folder To Library (ライブラリへのフォルダの追加)の2つのオプションを選ぶことができます。

特定のフォルダから1.2曲の追加を希望する場合には、Add File

25

To Library (ライブラリへのファイルの追加)を選択します。このオプションを選択した場合、ファイルブラウザのウインドウが開きます。曲

が入っているフォルダを探し、1曲を選ぶか、キーボードのCTRL(Windows)又はAPPLE(MAC)キーを押し、インポートを希望する各曲をクリックします。Open (開く)をクリックします。ファイルのBPMは自動的にスキャンされ、ライブラリにインポートされます。

ライブラリに全音楽フォルダを追加したい場合には、Add Folder

To Library (ライブラリへのフォルダの追加)を選択します。注意 サブフォルダや親フォルダ内の曲ではなく、選択したフォルダの曲だけがイ

ンポートされます。このオプションを選択した場合、フォルダブラウザ

のウインドウが開きます。曲が入っているフォルダを探し、OKをクリックします。ファイルのBPMは自動的にスキャンされ、ライブラリにインポートされます。 曲の削除とReflex LEライブラリの初期化 曲の削除 Reflex LEにある特定の曲の削除を希望する場合、コントローラー又はマウスを使って曲をハイライトし、トップメニュー

からEdit (編集)をクリックし、Delete (削除)を選択します。

注意 Reflex LEのこの機能制限版では、この方法で一度に1曲のみ削除できます。. Reflex LEライブラリの初期化 始めからライブリを作り直したい場合や曲が再生しない問題がある場合には、Reflex Library.gllというReflex LEデータベースライブラリのファイルを削除し、お客様のReflex LEライブラリを初期化する必要があります。

注意 Reflex Library.gll を削除しても、お客様の音楽コレクションは削除されません。Reflex Library.gllは全ての曲を表示するデータベースで、コンピューター上にあります。Reflex LEで再生されない曲は、元のフォルダ、名前が変更された曲、又はコンピューター上

の別の場所に移動されたことが原因で生じる場合があります。

26

27

Reflex_Library.gllの削除 Windows ユーザー MyDocuments (マイドキュメント)\ MyMusic (マイミュージック)\ Reflex_Library.gllという呼称のデータベースをFind (探す)、Delete (削除)します。Reflex LEを次回に開く際に、このファイルは自動的に作成されます。 MAC ユーザー MacintoshHD\Your User Name (お客様のユーザーネーム)\Music (ミュージック)\ Reflex_Library.gllという呼称のデータベースを探し、削除します。Reflex LEを次回に開く際に、このファイルは自動的に作成されます。 プレーヤーとその制御方法について プレーヤーは、Wave (ウェーブ)、Effects (効果)、Plug-ins (プラグイン)、Filter (フィルター)そしてVUの5つのコンポーネントから構成されます。「A」「B」「C」3台全てのプレーヤーの機能は、上から下まで全く同じものです。これらのコンポーネントを最もわかりやすく説明する

ために、曲の選択とプレーヤーへの読み込みから学びます。 ライブラリの曲の選択/スクロール ライブラリの曲を選択するには、Parameters (パラメーター)(PM)ノブ又はジョグディスクホイールを使用します。 PMノブ/ジョグディスクホイールを時計回りに回すと下方へスクロールされ、反時計回りに回すと上方へスクロールします。

Parameters (パラメーター)ノブを回しながらFlipボタンを押し下げると、ライブラリの5曲が一度に上方又は下方へスクロールします。

プレーヤーAとBへの曲の読み込み ライブラリの曲をハイライトしたら、Parameters (パラメーター)のノブを押し、プレーヤーに読み込みます。左のParameter (パラメーター)ノブは、プレーヤーAに曲を読み込み、右のParameter (パラメーター)ノブは、プレーヤーBに曲を読み込みます。(メタデータタグが正常な状態であると想定すると、)曲

の情報がコントローラーの画面に表示されます。 曲の情報を全て見たい場合には、コントローラーディスプレイのTitle (曲名)ボタンを押します。

28

プレーヤーCへの曲の読み込み プレーヤーCに曲を読み込むには、まずFlipボタンを押し、HC4500 の左か右側いずれかのPlay List (再生リスト)ボタンを押します。 これにより、コントロールがPlayer (プレーヤー)A又はBからPlayer (プレーヤー)Cに変更します。これは、その時点で他の曲を再生している場合やプレーヤーAかBで読み込んでいる場合にも有効です。FlipボタンとPlay List (再生リスト)のボタンを再度押すと、変更前のプレーヤーに戻ります。Player C (プレーヤーC)の読み込みは、Parameters (パラメーター)ノブを使用して前のステップを繰り返します。Player C (プレーヤーC)のデータは、開始地点に関わらず、デッキ間を便利に移動することができます。例えば、プレーヤーCのデータをデッキ1からデッキ2に移動するには、まずFlipとPlay List (再生リスト)を押してデッキ1のPlay List (再生リスト)モードを閉じ、デッキ2のFlipとPlay List (再生リスト)を押します。

注意

一度につきHC4500の一面だけ、プレーヤーCモードにすることができます。プレーヤーCコントロールは、また、デッキ間の移動が可能です。 プレーヤーとその制御方法について 続き ピッチ コントローラー上のピッチスライダーで、再生速度を速めたり

遅めたりすることができます。これは、ビートマッチング/ミキシングに必要です。曲の速度を早くするには、スライダをお客様の方(+)に動

かしてください。曲の速度を遅くするには、スライダをお客様の方とは

逆方向(‐)に動かしてください。ピッチの範囲は、お好みで調節する

ことができます。コントローラの表示がPITCH (ピッチ) に変わるまでPitch/KEY/RANGE (ピ ッチ /キ ー /範 囲 ) ボタン を押 し下 げ、PARAMETER (パラメーター)ノブを使用してRange (範囲)を調節します。*マスター一覧も参照してください。 ピッチベンディングPITCH BEND (ピッチベンド)機能で、曲のピッチを一時的に変更することができます。これは、ビートマッチング/ミキシングに便利です。コントローラを使用してピッチベンドを行う方法は2つあります。1つはジョグホイールを使用し、もう1つはPITCH BEND (ピッチベンド)の‐/+ボタンを使用します。ジョグホイールを使用してベンドを行うには、Jo g(ジョグ)モードのボタンを押して緑が点灯したら、ジョグを時計回りに回して、一時的に曲の速度を速めたり、反時計回り

29

にして速度を遅くしたりします。Pitch Bend (ピッチベンド)ボタンを使用する方法では、それぞれのPitch (ピッチ)ボタンを押し下げてください。 マスターテンポ (KEY ADJ) Reflex LEには、素晴らしくパワフルなMT機能があり、ピッチの変更時に曲のボーカルのパートを保ちます。再生中に有効にするには、FLIPとPITCH KEY (キーピッチ)ボタンを押すと、LEDのピッチがオレンジ色に変わります。プレーヤーが止まっている間、PITCH KEY (キーピッチ)のボタンを押して、この機能を有効にすることができます。マスターテンポがオンの状態では、キーはそのまま

でテンポの調節ができます。キーがオフの状態では、キーとテンポを有

効にします。キーがオンの状態では、テンポではなくキーだけを有効に

します。Key Control (キーコントロール)をOn (オン)又はOff (オフ)にする。Key Adjust (キー調節)がオンになっている必要があります。FLIPボタンとEffect (効果)ボタンの3番を押します。LEDがキーモードであることを示す緑に変わります。このモードの間、Parameter (パラメーター)ノブを時計回りに回すとキーが上がり、LEDがオレンジに変わります。パラメーターノブを反時計回りに回すとキーが下がり、LEDが中央を示す緑に戻り、そして赤に変わります。パラメーターをゼロに戻

すには、Effect (効果)ボタンの3を押します。 波モジュール このモジュールは、BPM (ビート/分), プログレスバー、そしてReflex LEの波形Reflex LEから構成されます。 プレーヤーとその制御方法について 続き BPMは、Reflex LEのWave (波)という言葉の上部一番右にある5桁の数字です。BPMは、曲のインポート中に自動的に計算されます。これは、ライブラリに表示されたものと同じ値です。このBPMの値は、Reflexのデータベース内に保存されているため、Reflex LEでのみ表示されます。 Reflex LEは、また、BPMの情報をコントローラに送ることもできます。 コントローラのBPMを表示するには、Time (時間)とコントローラのPitch Bend (ピッチベンド)という言葉の下の+(プラス)ボタンを押します。コントローラのピッチバックを表示するに

は、Time (時間)とー(マイナス)ボタンを押します。

30

プログレスバー Wave (波)、そしてBPMという言葉の下にあるのがプログレスバーになります。プログレスバーは、曲とその全長を視

覚表示します。このバーのどの部分をクリックしても、曲の中で前

や後ろに飛ばすことができます。コントローラーのFast Search (高速検索)という言葉の下の矢印ボタンを押して、早送り又は巻き戻しをすることもできます。これらの同じボタンを押しながらFLIPを押すと、ハイパー(高速)モードで検索します。 波形は、プログレスバーの下にあります。これは、プログレスバー

の拡大スクロール図です。縦の青いラインは、視覚インジケータで

す。波の通過時に、曲(波)のどの部分が再生され、聞こえている

かを示しています。 キュー には、2つの異なる意味があります。1つは、ヘッドフォンで曲をキューアップしたり、前聞きしたりします。これで、セカンドタイプ

のキューの検索と設定の練習をすることができます。キュー位置又はキ

ューポイント。これらが合わさって、ミックスする適当なビートを聞き、

マークすることができます。観衆が聞く前に、これら全てを行うことが

できるのです。 注意

外部のDJミキサーにHC-4500 を接続し、ヘッドフォンで曲をキューアップすることができます。ソフトウェアのキュー機能は、Reflex LEのデモ版では利用できません。

プレーヤーとその制御方法について 続き キューマーカー バーの左上と右下にに四角がある黄色のバーで、波モ

ジュール上の表示です。これは、希望する曲の開始場所を正確に示しま

す。 DN-HC4500でキューを設定する コントローラを使用して曲のキューを行うには、いくつかの方法があり

ます。ここでは、そのうちの3つの方法を取り上げます。1つ目の方法

は、フレームサーチモードに入ります。これを行うには、Play (再生)を押し、再度Play (再生)を押してPause (一時停止)し、ジョグホイールを使用して前か後ろに移動してキューポイントを探し、Cue (キュー)ボタンを押します。この優れた編集モードの間、曲がスタッターする音が聞

31

こえます。2つ目の方法は、フライ上でキューを設定します。再生中

にMemo (メモ)ボタンを押します。3つ目の方法は、Flipボタンを押し、キューをSilent (サイレント)にするために、ジョグホイールをキューモードにします。Memo (メモ)ボタンを押して、新しいキューポイントを設定します。このキューから再生するには、FLIPを押し、Play (再生)を押します。ホットキューは、フライ上で最高5つまで設定できるキューとして定義されています。真に理解するために、ご自分で確かめてみてく

ださい。曲の再生中に、FLIPボタンを押し、コントローラー上部の5つの機能キーのうちの一つを押してください。全5つのキーそれぞれを曲

の異なる場所で使用して、この操作を行ってみてください。これらのFボタンのいずれかを押すと、戻ることができます。これらのホットキュー

は、非常に早く再生するためにスナップバックします。とても早いので、

サンプラーやドラムマシンのように使用することができます。

注意 Reflex LEのデモ版でキューポイントやホットキューを永久的に保存することはできません。 スクラッチモード ターンテーブルのように曲をカットアップし

たり、 スクラッチします。Jog Mode (ジョグモード)のボタンを一度押してオレンジ色に変えてスクラッチモードを有効にする必要

があります。ボタンの色がオレンジから緑に変更すると、スクラッ

チやピッチベンドモード用にジョグホイールが使用可能であること

を示します。 プレーヤーとその制御方法について ルーピング 自動ルーピングは、コントローラのA1ボタンを押すのと同じぐらいに簡単です。起動すると、波形の4ビートループがハイライトされます。ループの長さを二倍にしたり、その半分にす

るには、Parameters (パラメーター)ノブを時計回りに回して長くしたり、反時計回りにして短くします。また、効果を大きくするた

めに、「B」ループボタンを押し続け、ループを短くすることもできます。ループを手動で作成するには、A2を押し、ループの開始地点を設定し、Bを押してループの終了地点を設定します。ループを終了したり、最後に使用したループに戻るには、Exit/Reloop (終

32

了/リループボタン)を押します。*Memo (メモ)ボタンを開始地点として使用し、Bボタンでループを閉じることもできます。

効果モジュール 6つのオプションがあります。ブレーキ、ドラグ、ビートステッピ

ング、ブリープ、リバース、そしてフィルターです。これらの効果

のうち3つは、ボタン又はReflex LEのモジュールとして見ることができ、 そして、その他はDN-HC4500を介してのみコントロールすることができます。 ブレーキ&ドラグ Power On/off (電源オン/オフ)、別名ブレーキとドラグは、アナログのターンテーブルのように、音が徐々に小

さくなったり、大きくなっているかのような曲音を作ります。この

効果は、コントローラのEffect (効果)の1番ボタンを押して、コントロールすることができます。ブレーキを起動するには、再生モー

ドである必要があります。ドラグを起動するには、キュー又は一時

停止モードである必要があります。曲の減速速度をコントロールす

るブレーキの速度を調節するには、パラメーターノブを回しながら、

FLIPボタンと1番を押します。少し巧妙なので、助けが必要かもしれませんね。曲が再び再生する速度をコントロールするドラグ速度

を調節するには、FLIPボタン、1番を押し下げ、Parameter (パラメーター)ノブを押します。 ビートステッピング この素晴らしい効果は、ハーフビートの同

調BPMで再生音を途切れなく前後に動かします。リアルタイムで様々なリズムやパターンを作ることができます。この効果を起動す

るには、それぞれのデッキでFLIPボタンを押し、‐又は+のPitch Bend (ピッチベンド)のキーを繰り返し押します。 (-) を押すと後ろに飛び、 (+)を押すと前に飛びます。 ブリープ この効果は、エクスプリシットな歌詞を反転するヒッ

プホップラジオの編集に似ていますが、安定したビートの単調なダ

ンスミュージックに趣向を加えることはなおさらです。ブリープを

瞬間的に起動するには、お客様が決める期間、それぞれのデッキの

Effect (効果)セクションの2番ボタンを押します。2番ボタンを軽くたたくと、ブリープがオンの状態で保たれます。もう一度軽くた

たくと、オフになります。

33

リバース これは、名前の通り、曲を逆方向再生します。この効果を有効にするには、FLIPボタンを押し、それぞれのデッキのEffect (効果)セクションの2番ボタンを押します。2番ボタンを軽くたたくと、通常の再生に戻ります。*シームレスループもまた、逆方向に再生することができます。 フィルター効果 6つのプリセットフィルターとウェット/ドライスライダーのドロップダウンメニューで構成されます。このモジュ

ールは、コントローラの3番ボタンを押して、有効にすることができます。LEDが黄色く点灯したら、フィルターのモジュールがオンになっていることがわかります。Parameters (パラメーター)のノブを回すと、様々なプリセットをスクロールします。Parameters (パラメーター)ノブを押すと、そのプリセットを選択します。 ジョグホイールのスピンは、ウェット/ドライスライダーをコントロールします。時計回りに回転するとフィルターが追加(ウェット)さ

れ、反時計回りに回転するとフィルターが削除(ドライ)されます。

Flipを押し、ジョグホイールを回すと、周波数スペクトル全体をスイープします。Parameters (パラメーター)ノブの外輪を押し下げると、青に変わり、選択するフィルタにより、周波数変調/利得/幅を変更することができます。 プラグインモジュール 最高2つまでのVSTプラグインをサポートします。別売りのプラグインを購入するか、既に所有している必要

があります。ドロップダウンメニューからVSTプラグインを選択すると、選択した効果が適用されます。プラグインのパラメーターを

調節するには、Edit (編集)ボタンをクリックします。 Bypass (バイパス)ボタンは、効果を無効又はオフにします。 VUモジュール曲の信号レベルを音量で表示します。緑は良い、黄色は普通、赤は曲の信号の状態が(強すぎる/切れている/歪んでいる)ことを示します。

ミキサーモジュールとその制御方法について PCDJ Reflex LEソフトウェアのミキサーモジュールには、プレ

ーヤーの選択ボタンと各プレーヤーの音量調節が含まれます。 プレーヤー音量スライダー 左から右のプレーヤーA、B、そしてCの3

34

つの音量調節があります。ミキサーモードに設定するには、FLIPボタンを押し、コントローラーのTitle (曲名)ボタンを押してHC-4500 を設定することができます。その後ピッチコントロールのスライダーを使用

して、音量レベルを上げるか下げる調節をします。ミキサーモードの場

合には、Parameters (パラメーター)ノブは、ピッチをコントロールするために使用されます。コントローラーの各サイドやミキサーモードの

変更又はそのいずれかを行う際に、このステップを繰り返してください。 注意

プレーヤーCのコントローラーではミキサーモードは使用できません。.

クロスフェード このスライドは、プレーヤー「A」、「B」そして「C」の間をクロスフェードし、別の音量スライダーと併用して作動します。スライドを動かすには、マウス上のボタンを押し、マウスのポイン

タを左か右と横へ動かします。スライドは、ポインタと共に動きます。

スライドの曲エリアでスライドを希望する場所をクリックして、その位

置に即時に動かすこともできます。

35

注意

クロスフェードは、A、B、Cから変更すると、自動的にデフォルトで中央に戻ります。

Reflex LE と Denon DN-X500 又は DN-X900ミキサー Reflex LEは、DN-HC4500を介したDN-X500又はDN-X900と互換性があります。これらのいずれかのミキサーがXコントロール、スタートケーブル1、スタートケーブル2を使用して接続されている場合、プレーヤーのReflexクロスフェードとプレーヤーのキュープレイを制御することができます。この機能を有効にするには、–Preset(-プリセット)ボタンを2秒間押します。PMノブを時計回りに回し、Preset -8(プリセット-8)に行き、PMノブを押します。PMノブを時計回りに回し、X-CONT XFDを オンにし、–Preset(-プリセット)ボタンを押して保存します。