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DevOps最前線：WebRTC x Kubernetes〜コンテナプラットフォームの活用で、迅速で柔軟なシステム開発を！〜

NTTコミュニケーションズ株式会社

技術開発部小松健作

2019年10月3日


自己紹介

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小松健作

エバンジェリスト@NTTコミュニケーションズ

WebRTC など各種Web技術、API技術に精通


k8s(Kubernetes) 関連のアクティビティ

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KubeCon Europe 2019 in Barcelona

https://www.youtube.com/watch?v=-f88Kp_wjxo&feature=youtu.be

Google Cloud Next '19 in Tokyo

https://www.youtube.com/watch?v=Y1m3YNQDxAo&feature=youtu.be

https://www.youtube.com/watch?v=-f88Kp_wjxo&feature=youtu.be

https://www.youtube.com/watch?v=Y1m3YNQDxAo&feature=youtu.be


◼ 1997 – 2000 : NTT未来ねっと研究所

◼ 2000 – 2006 : NTT東日本

• フレッツサービス（コンテンツ配信系）のシステム開発

• ひかり電話サービスのシステム開発

◼ 2006 - : NTTコミュニケーションズ

• 自然言語処理系サービスのシステム開発

• WebRTC Platform (SkyWay) の開発マネージャ

略歴

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本日お伝えしたいこと

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コンテナ/ k8s は、電話 -> インターネットぐらいのパラダイム変化 (私見)

◼ なぜ、そう思うのか？◼ なぜ、「迅速で柔軟なシステム開発」が可能になるのか？を、解説します。


実例：SkyWay Media Pipeline Factory

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https://dashboard.m-pipe.net/

https://dashboard.m-pipe.net/


実例：超低遅延 Live 配信 w/ WebRTC

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https://mpipe-l3-live.netlify.com/l3-live/9e920b0e

https://mpipe-l3-live.netlify.com/l3-live/9e920b0e


コンテナ / k8s (Kubernetes)

概要

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プロセスと VM 双方を足して二で割ったもの

◼ OSも含めてパッケージ化されたアプリ

◼ 小さいオーバーヘッド

◼ 高い集約度

◼ 高い可搬性

◼ Docker がデファクト

コンテナの概要説明

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“Copyright 2013-2015 Docker, Inc. All rights reserved.”


◼ デモ

• docker build

• docker run

コンテナの概要説明

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◼ OSSのコンテナオーケストレーションプラットフォーム

• Google の Borg に強い影響

• クラスタリング上にコンテナを最適配置

• 容易なデプロイ・スケーリング・管理

k8s(Kubernetes) の概要説明

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Creative Commons Attribution 4.0 International


◼ デモ

• Deploy (deployment & service)

• Rolling update

k8s(Kubernetes) の概要説明

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◼ 便利なだけ？

• No!

◼ 従来システム開発の様々な課題を解決

何が従来との違いか？

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システム開発 3つのあるある

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1. 需要予測を積み上げ設計したら無駄が・・・

2. 他のソフトのせいでアップグレードできない！

3. バージョンアップしたら特定顧客に障害発生！

システム開発 3つのあるある

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システム開発 3 つのあるある

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電話とインターネットの根本的な違い：時分割 vs パケット多重

従来システムと k8sは、電話とインターネットとの違いに似ている

閑話休題

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時分割多重パケット多重


需要予測値をベースに、ハードウェアを準備（VMであれば、CPUやメモリを割り当てる）

従来のシステム開発運用

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Webサーバー

Webサーバー

Webサーバー

Appサーバー

Appサーバー

Appサーバー

Appサーバー

DBサーバー

DBサーバー

リソース、有効に使えてますか？


k8sクラスタ上に各コンテナをデプロイ

統計多重効果によりリソース効率の高い設計・運用が可能に

k8sでの DevOps

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k8sノード

k8sノード

k8sノード






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◼ ハードウェアリソースを下げたいので、一つのサーバーに色んな機能を詰め込む

• 過去にあった話：セキュリティアップデートしようとしたら「監視エージェントの検証が出来てないので、アップデートしないでください！（汗」


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機能A

機能B

監視エージェント


内部プロセス（各機能）をコンテナごとに分離（マイクロサービス）

⇨各機能（コンテナ）ごとにバージョンアップ対応可能

k8sでの DevOps

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k8sノード

機能A

機能B

監視エージェント






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◼ 複数の顧客に対して、共通のサーバーシステムでサービス提供

• 機能改善でサーバーシステムをバージョンアップ。特定の顧客からクレームが・・・


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サーバーNew version


◼ 顧客ごとにコンテナを分離

• 問題なければバージョンアップ。トラブル時には、個別にグレードダウン

k8sでの DevOps

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k8sノード



サーバーOld version


k8sの活用により、低コスト・迅速・柔軟なシステムの運用・開発が可能に

◼ 便利

• 宣言ベース、容易なスケーリング・アップグレード

◼ 低コスト

• 統計多重効果により、効率的なシステム設計・構築

◼ 迅速・安定

• 独立性により、バージョンアップ時の他コンテナへの影響やテストコストを削減

• テナントごとにコンテナを分離し、バージョンロック機構を容易に

まとめ

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ご清聴ありがとうございました。

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