diamond dresser...ds-1 1011 ai タイプno. コード no. 原石形状 シャンク 先端形状 4...
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21
DRESSER
ブロックドレッサ�
ボンドドレッサ�
ブレードドレッサ�
インプリドレッサ�
多石ドレッサ�
フォーミングドレッサ�
単石ドレッサ�
ロータリドレッサ�
DIAMOND
A-3-3
18
はじめにダイヤモンドドレッサはシャンクの先端に1個または複数のダ
イヤモンドが焼結マウントされており、その鋭い切れ刃により
砥石のツルーイング及びドレッシングを行います。
研削能率及び仕上精度はドレッサのツルーイング、ドレッ
シング能力が非常に大きく影響します。
旭ダイヤモンドの各種ドレッサはお客様の砥石成形にお
ける様々なニーズにお応えしています。
本文中の*印製品は国内に於けるダイヤモンドドレッサの規格化を図る目的で、ダイヤモンド工業協会が
IDAS製品として規定した寸法製品ですので、是非、IDAS製品のご愛用も併せてお願い申し上げます。
1
ダイヤモンド工業協会規格 による�ダイヤモンドドレッサの形状及び寸法�
関連規格:�JIS B0209: メートル並目ネジの許容限界寸法及び公差�JIS B0210: ユニファイ細目ネジの許容限界寸法及び公差�JIS B0211: メートル細目ネジの許容限界寸法及び公差�JIS B0212: ユニファイ細目ネジの許容限界寸法及び公差�JIS B1002: 二面幅の寸法�JIS B3301: モールステーパゲージ�JIS B4051: 機械構造用炭素鋼鋼材�
備考:A: 研磨加工していないもの。B, C, D, E: 研磨加工してあるもの。�
シャンク先端部の形状及び記号�
ダイヤモンドの標準形状及び記号�
1形円弧状のもの�
2形さい(截)頭円錐形のもの�
6形さい頭円錐状で且つ�面取りされたもの�
7形両肩及び裏面が�面取りされたもの�
3形円錐形のもの�
4形くさび状に面取されたもの�
5形円弧状で且つくさび状に�面取りされたもの�
A 原石のまま� B 角すい(錐)形� C 円すい(錐)形� D 平 形� E くさび形�
(*: Industrial Diamond Association Standards (IDAS))
*�
適用範囲この規格は、研削砥石の目直し(dress i ng)、形直し
(truing)、または成形 (forming) に使用するダイヤモンド
ドレッサ(以下、ドレッサという)のうち、ロータリドレッサ、総形
ブロックドレッサを除いたものの形状及び寸法について規
定する。
用 語この規格で用いる用語の意味は、次のとおりとする。
目直し(dressing)研削砥石の目つぶれ、または目づまりを起こした砥粒を取り
除き、新しく鋭い砥粒切れ刃を造り出すと共に、砥石の気孔
に詰まった切り屑を除き、新しい切り屑空げきをつくる作業を
いう。
形直し(truing)研削砥石の作業面を砥石軸中心に対して同心に成形する
作業をいう。
成形(forming)精密な総形研削用砥石、ネジ研削用砥石、または歯車研削
用砥石などを必要とする形状に成形する作業をいう。
種 類ドレッサの種類は、使用するダイヤモンドにより次のとおりと
する。
単石ドレッサ1個のシャンクに、1個のダイヤモンドを埋め込んだものをい
う。
フォーミングドレッサ1個のシャンクに、使用目的に合致した形状・寸法に研磨加
工した、1個のダイヤモンドを埋め込んだものをいう。
多石ドレッサ1個のシャンクに、2個以上のダイヤモンドを埋め込んだもの
をいう。
インプリドレッサダイヤモンド砥石を、金属結合材で使用目的に合致した形
状・寸法に固結し、これをシャンクに接着したものをいう。
ドレッサの標準形状及び寸法ダイヤモンドの標準形状及び記号ダイヤモンドの標準形状及び記号は次のとおりとする。
ドレッサシャンクの先端部形状及び記号ドレッサシャンクの先端部形状及び記号は次のとおりとする。
2
ドレッサシャンクの標準形状及び記号�
3
修 理ダイヤモンドドレッサは出来るだけ早めに修理に出して下さ
い。何時までも使用しますと修理不能になり、不経済な結果
となります。
単石ダイヤモンドドレッサ (Single-point Diamond Dressers)
ct
砥石の直径 (mm) 75�
0.30
150�
0.50
225�
0.75
375�
1.0
または�10 250
= ct
【A表】�
砥石直径(吋)+2×幅(吋)� 直径 (mm)+2×幅 (mm)
ダイヤモンドのマウント旭ダイヤモンドのドレッサは特別の指示がない場合を除いて
殆ど焼結マウントされていますので、使用中に原石が動いた
り、脱落したりすることがありません。
注意していただきたいことは、決められた軸を変更すると
き、ダイヤモンドの焼結されている部分まで削られると焼結合
金ごと脱落しますので、
軸を変更するときは始め
に弊社にその旨ご指示
下さい。
ダイヤモンドの選定旭ダイヤモンドは常に莫大なダイヤモンド原石をストックして、
ユーザの需要に敏速に応ずる用意をしています。ダイヤモン
ド原石の入手については、鋭いエッジを多数有して、クラック
が無い、カーボンが含有されていない等の点を重点に入手
しており、また如何なる作業にも最適なダイヤモンドを供給で
きるように留意しております。また、原石を選定することを望
むユーザには、セットしていないダイヤモンドも用意しています。
CTを決める要素ダイヤンドドレッサのご注文に際して下記内容について、ご
確認の上ご指示下さい。
砥石の種類:(a)砥材(b)粒度(c)結合度(d)結合材
(e)砥石直径と幅
作業の種類:(a)取付角度(b)湿式か乾式か(c)切込量
(d)砥石の周速度
(e)被削材の材質と仕上面精度
(f)プレーン研削かフォーミング研削か
(g)機種と精度
25mm幅結合度H~Mで粒度40~80迄のビトリファイドま
たはレジンボンドにて結合される砥石については、砥石径に
対してA表に示すダイヤモンド重量が適用され、大きな径及
び幅に対しては次のような式を指針として算出して下さい。
ドレッシング要領研削面の粗さは、送り速度と切込量に関係しますので、最終
ドレッシングの切込みは0.02mmを超えてはなりません。
粗ドレッシングの場合は、これより多少多くすることができ
ますが、むしろ数回軽くドレッシングする方が、一回で多くド
レッシングするよりダイヤモンドの寿命が長くなります。送り速
度は、直接仕上面粗度に関係するので注意して下さい。
取付角度ダイヤモンドドレッサは砥石の水平面に対して10°~15°、
さらに砥石円周に対しても10°程度、角度を取り、或る回数
ドレッシングを行ったら、ドレッサの取付け位置を廻して使用
すると、常に鋭利なポイントで理想的なドレッシングが行われ
ます。
シャンク焼結合金
ドレッサ取付位置
オーダー分類ダイヤモンドツールのご注文の際は形状タイプと標準寸法
のコード番号及び原石形状を次の様にご指示下さい。
DS-1 1011 A I
タイプNo. コード No. 原石形状 シャンク先端形状
4
DS-1 A1A-C2A IDAS DS-2 A1G-C3G IDAS
DS-3 A2H-CH3 IDAS DS-4 A1M IDAS
1120✽�1121✽�1122✽
6.3�9.5�11.0
25.4�35.0�40.0
80�60�80
0.1�0.1�0.1
1.5�1.5�1.5
コード番号� D L V R A
1101�1102✽
1103�1104✽�1105�1106✽�1107✽�1108�1109�1110✽�1111✽�
6�6�8�8�8�8�8�10�10�10�10
25�30�25�30�40�50�100�35�40�50�100
✽印はIDAS規格品 �◆印は標準在庫品�
✽印はIDAS規格品�
(単位:mm)�
コード番号� D L
1112�1113�1114✽�1115�1116✽��1117�1118✽�1119✽�
11�11�11�11�11�12�12�12
35�40�50�60�100�40�50�100
コード番号� D L
1201✽�1202✽�1203�1204�1205�1206�1207✽�1208�1209�1210✽�1211✽�1212
6� 6� 6.35� 6.35� 6.35� 7.95� 8� 8� 9.5�11�11�11
12� 12� 9.5� 9.5�12.7�11�12�12�11�16�16�16
12�20�11�12.7�12.7�12.7�16�20�16�20�25�12.7
27�35�25�28.5�32�28.5�26�35�25�35�40�22
✽印はIDAS規格品� (単位:mm)�
(単位:mm)�(単位:mm)�
コード番号� D HD L L1
1301✽
1302✽�1303�1304�1305�1306✽
6� 6� 6.35�11�11�11
12�12� 9.5�16�16�16
12�20�17�18�20�20
8� 8� 6.5�13�13�13
27�35�25�37�28�35
コード番号� D HD L L1 H
✽印はIDAS規格品�
1401✽
1402✽�1403-1✽�1403-2✽�1404-1✽�1404-2✽
6.3� 8.7� 9.0� 9.0�12.0�12.0
26�33�27�31.5�36�49.0
22.0�24.0�21.0�25.5�27.0�40.0
4�6�5�5�6�8
1/50�
1/50�
MT#0�
MT#0�
MT#1�
MT#1
5�7�7�7�10�10
コード番号� D L B L1 L2 テーパ�
1213✽ 4.7 8 16 0.28 90
コード番号� D HD L L1 V R
A 形� A 形�
C 形�
B 形�
C 形�
テーパ�
C 形�
先端 R
先端 R
先端 R
5
DS-5 A3C IDAS DS-6 A1U-C2U IDAS
DS-7 A1P IDAS DS-8 A2E IDAS
✽印はIDAS規格品� (単位:mm)�
1701✽�
1702✽�
1703✽�
1704✽�
1705✽
5.8�
7.1�
9.0�
9.0�
12.0
9�
10�
12�
16�
18
21.0�
21.0�
21.5�
25.5�
40.0
9.5�
9.5�
9.5�
14.0�
14.0
7�
7�
7�
9�
9
1/40�
1/40�
MT#0�
MT#0�
MT#1
8�8�10�13�14
31�
31�
31�
42�
57
コード番号� D HD L L1 L2 L3 Bテーパ�
✽印はIDAS規格品� (単位:mm)�
1801✽
1802✽
1803✽
1804✽
1805✽
6
10
10
11
11
8
16
20
35
40
4
7
9
16
20
コード番号� D L L2
✽印はIDAS規格品� (単位:mm)�
1501✽
150211�11.1
9.511
3�3
40�38
コード番号� D E L L1
✽印はIDAS規格品� (単位:mm)�
1601✽
1602✽�1603✽�1604✽
7.93— (24)�9.52— (24)�9.52— (24)�9.52— (24)
13�15�16�19
43�49�57�32
51�57�65�44.5
コード番号� D-(山数)� HD L L1
A 形�
テーパ�
先端 R C 形�
90°V溝�
6
DS-9 A1S IDAS DS-10
1901✽�1902✽�1903✽
M8x1.0�M8x1.25�M12x1.50
16�40�40
1.0�1.5�1.5
2�2�2
コード番号� DXピッチ� L K Q
✽印はIDAS規格品� (単位:mm)�
DS-13 A1V IDAS
✽印はIDAS規格品� (単位:mm)�
1321✽�1322✽
M4x0.7�M5x0.8
11�11
15�15
23�35
45�60
コード番号� DXピッチ� DXピッチ�HD L L1 L2
DS-14 A1W IDAS
✽印はIDAS規格品� (単位:mm)�
1421✽�1422✽
M6x1�M12x1.5
10�16
15�15
35�35
8�13
コード番号� HD B L L1
DS-15 DS-16
二段円錐研磨�
ローレット付ハンド用�12Dx200
木柄ハンド用�12Dx150 x280
7
DS-19 A1N
(単位:mm)�✽印はIDAS規格品�
1701✽�1702✽�1703✽�1704✽
6�7�7�8
19.5�11.5�19.5�30.0
0.2�0.2�0.2�0.1
1.0�1.0�1.0�1.2
1.5�1.5�1.5�2.5
1.5�1.5�1.5�1.5
90�90�90�60
コード番号� D L V R K Q A
DS-17 C2B IDAS IDAS
IDAS
DS-18 A2N
(単位:mm)�✽印はIDAS規格品�
1801✽ 12.7 70 13 MT#155
コード番号� D HD L L1 L2 テーパ�
(単位:mm)�
1901✽ 7 9 18 3.5 ✽✽1/2023
コード番号� D HD L L1 L2 テーパ�
✽印はIDAS規格品✽✽メートルテーパ�
テーパ�
テーパ�
8
フォーミングドレッサ (Forming Dressers)
DF-1 E6K 豊田 ジャンドロン型� IDAS DF-2 E6R オークマ フォーチュナー型�IDAS
DF-3 E6Q シャウト型� IDAS DF-35 E6K オークマ型�
フォーミングドレッサの形状は研削盤の機種によって異なり
ますが、単石ドレッサに比べてダイヤモンドの形状が異なる
ので、使用する際には充分留意して下さい。
楔型の形状を有している楔型の角度はドレッシングを行う時に、ダイヤモンドの肩が砥
石に当らない角度を選んで、55゚、70゚等の角度があります。
屋根幅は1.5mm~3.0mm程度であり、この寸法は刃部を
強くするためと、両側が使用できる為のものです。
刃先の先端がRであるダイヤモンドドレッサは一般的に先端が鋭利な程良いと言わ
れておりますが、フォーミングドレッサの先端Rは、0.2mmが一
般的です。
負角を有しているこれは刃部の強度を強くするためです。
刃部の突出し長さに限界があります。
◎ご注文に際してフォーミングドレッサには数多くの形状がありますので、ご注文の際はこのカタログに記載されているタイプ番号を、記載されていないもの、または異なる部分の有るものについては、研削盤の機種、先端R、先端角度、等必要な項目をご指示下さい。
9
DF-4 E4K 三井精機型� IDAS
DF-6 E4D 日平型� IDAS
DF-5 E6F ダイヤフォーム型� IDAS
DF-7 日平型� DF-8 日平型�
2501✽
2502✽
2503✽
2504✽
2505✽
2506✽
2507✽
2508✽
2509✽
2510✽
40�40�40�40�60�60�60�60�60�90
0.05�0.125�0.125�0.25�0.125�0.25�0.25�0.5�0.5�0.75
35�35�44.5�44.5�35�35�44.5�35�44.5�44.5
✽印はIDAS規格品� (単位:mm)�
コード番号� V R L
10
DF-12DF-11 ホグランド型� E2L IDAS
(単位:mm)�✽印はIDAS規格品�
3201✽
3202✽�3203✽�3204✽�3205✽�3206✽�3207✽
7.9�7.9�7.9�7.9�7.9�7.8�7.8
11.0�11.0�11.0�11.0�11.0�10.5�10.5
1.3�1.3�1.3�1.3�1.3�1.0�1.0
46�46�46�46�46�43�25
0.038�0.050�0.075�0.130�0.180�0.180�0.100
2�2�
2~2.5�2.5~3�3~3.5�2�2
10�10�10�10�10�9�9
コード番号� D HD L L1 V F A
3301✽
3302�3303✽�3304✽�3305✽�3306✽�3307✽�3308✽
35�35�35�35�35�35�46�46
0.045�0.050�0.065�0.090�0.125�0.130�0.050�0.125
2.0�2.0�2.0�
2.5~3.0�2.5~3.0�2.5~3.0�2.0�
2.5~3.0✽印はIDAS規格品� (単位:mm)�
コード番号� V R A
DF-13 C3C IDAS
DF-9 豊田型� DF-10
二段円錐研磨�
ナクサスユニオン型�
11
DF-34 D7X IDAS
✽印はIDAS規格品� (単位:mm)�
3401✽�3401✽
0.5~0.9�1̃5
0.2�0.5
コード番号� モジュール� b寸法�
注:�A面及びB面�B面及びC面 は確実に平行であること�
D部詳細 (4/1)
ダイヤモンド
(単位: mm)
12
多石ドレッサ (Multipoint Dressers)
(単位:mm)�
5101�5102�5103�5104�5105
3x1�3x3�4x1�5x1�8x1
3.2�3.2�3.2�3.2�4
12�12�12�12�12.7
11�11�11�11�11
50�50�50�50�50
コード番号� ダイヤ配列� T W D L
✽印はIDAS規格品�印は標準在庫品� 3個3段、5個3段�
(単位:mm)�
6101�6102✽�6103�
11�11�12
30�50�50
11�11
60�65
6104�6105
コード番号� コード番号�D L D L
DM-1
DM-2
DM-3
DM-4
1個3段�
1個5段�
3個3段�
5個3段�
多石ダイヤモンドドレッサは、1/20から1/2ct位までの比較的
小粒で且つ均一なダイヤモンドが軸方向に数個、強固にマ
ウントされております。
ダイヤモンドの配列は砥石の径、幅等により決められます
が、表面に3個または5個が突出し中に2段、3段と配列され
ているので、埋め込まれたダイヤモンドが完全になくなるまで
均一に作業を続けることができ、修理も不必要なのでとても
経済的です。また、ダイヤモンドドレッサのダイヤモンドの重
量は砥石の直径、幅等によって決められますので、大きな重
量のダイヤモンドが必要になってきます。大きな重量のドレッ
サは価格も高価ですが、多石ドレッサは一度に数個のダイヤ
モンドが砥石面に当るため、小粒で良いので価格も極めて
廉価です。
多石ドレッサのダイヤモンドを保持した金属はダイヤモンド
の熱膨張係数、機械的強度を考慮して作った硬質金属を
使用していますので、使用中にダイヤモンドが熱や圧力に
よって、ぐらつくことも、脱落する心配もありません。
用途はツルーイングにもドレッシングにも使用されますが、
円筒研削、内面研削等の粗仕上げ、仕上げ、特に凸起のあ
る面及び砥石側面のドレッシング用として最も適してします。
ご注文の際は、例えば5個3段或いは3個3段と言うように、
表面にセットされるダイヤモンドの数と配列の段数をご指示
下さい。
本工具は単石ドレッサですが、修理を施すことなく使用する
ことができ、極めて経済的です。
この型式のものは一般的に単石ドレッサと取り替えて使用
されます。単石ドレッサでは摩耗が早いところでは有効です。
13
(単位:mm)�
7100�7110��7200�7210��7300�7310��7400�7410��7500�7510
0�-10��0�-10��0�-10��0�-10��0�-10
コード番号� 角 度� 軸寸法�
ブレードドレッサ (Blade Type Multipoint Dressers)
ブレードドレッサ使用方法�
標準型�
ブレードタイプ多石ダイヤモンドドレッサは、従来の研削砥石
のドレッシング法と異なった加工法です。その1つは、常に2
つ以上のダイヤモンドが砥石軸線に対して正しい角度で接
触してドレッシングを行うことです。
ブレードタイプ多石ドレッサは直線、ステップ、ラディアス、
プロフィール修正用として考案設計された工具であり、単石
ドレッサで不可能な点を解決した工具です。使用されるダイ
ヤモンド原石及び結合材は多石ドレッサと同じで、形状は使
用する砥石の形状、寸法、粒度等によって異なり、修理を施
すことなく最後まで使用することができるので、極めて経済
的です。
ブレードタイプ多石ドレッサの構造上から来る利点として
は、使用するダイヤモンド原石が小粒で、ダイヤモンドをマウ
ントしている幅が狭いために、フォーム研削の時に単石ドレッ
サを使用した時は、ダイヤモンドの摩耗が大きくなると、形成
される砥石の誤差が大きくなりますが、本工具ではその心配
がなく、また配列段数も変えることができます。
使用に当っては常に2個以上のダイヤモンドが接触する
ように取り付け、ドレッシング中の過熱を防ぐために豊富な冷
却水をかけて下さい。
ご注文の際は、表面にマウントされる個数配列される段数
及び角度等を軸寸法と共にご指示下さい。
14
ボンドドレッサ (Bond Dressers) (硬質ボンド)
BD-2-M-221
インプリドレッサ (Impregnated Dressers) (軟質ボンド)
8101�8102�8103�8104�8105��8106�8107�8108�8109��8110�8111
3�3�3�4�4�4�5�5�5�3�5
3�5�8�5�8�10�5�8�10�3�5
8�10�11�8�11�11�8�10�11�6�6
50�50�50�50�50�50�50�50�50�25�30
コード番号� D1 X D L
砥粒粒度� ダイヤ粒度�
(単位:mm)��標準在庫品�
形 状� コード番号� ダイヤモンド部寸法� 軸寸法� 使用範囲�
ボンドドレッサ�
コード番号�コード番号�
記 号� 粒 度� 呼 番�
(単位:mm)��標準在庫品 �8105 ダイヤ粒度 #80/100�8109 ダイヤ粒度 #60/80
インプリドレッサ粒度選択表�
#54�#60~100�#120~220�#240~400
C�M�F�
#120~�
C
M
F
粗 目�中 目�細 目�
4
6
8
BD-1�
BD-2�
BD-3�
BD-4�
BD-5�
BD-6
R形�A形�
ダイヤ層形状� 断 面�
円柱形�長方形�先端片側のみ角度�先端V字形(W方向)�先端V字形(L方向)�特殊型�
BD-1�
BD-2�
BD-2
110��120��130�
210��220��230�
211�221��231
6dx7�8dx7�10dx7
標準11φx50L�(ご指定寸法にも応じます)�
標準11φx50L�(ご指定寸法にも応じます)�
標準11φx50L�(ご指定寸法にも応じます)�
一般砥石のドレッシング及び�ツルーイング用�
センターレス、円筒、�平面研削砥石のドレッシング及び�ツルーイング用�
センターレス、円筒、�角度研削砥石のドレッシング及び�ツルーイング用�
4Wx10Lx7�6Wx13Lx7�6Wx20Lx7
4Wx10Lx7�6Wx13Lx7�6Wx20Lx7
ネジ研削盤、倣い研削盤等の研削砥石面を修正するには、
インプリドレッサのご使用をお奨め致します。インプリドレッサ
は細かいダイヤモンドパウダーが軟質金属にボンドされてい
るために、鋭利な形をもった砥石面をきれいに修正すること
ができます。
超硬質の合金中にダイヤモンド粒を均一にボンドされたド
レッサです。センターレスや大きな砥石にも向く強力なドレッ
サで従来の単石ドレッサと較べ、複数個のダイヤ切れ刃が
常に均一に砥石に作用致しますので、すばらしい研削面が
得られ、廉価で研削能率の向上と耐久性と、極めて高い経
済性を持ったドレッサです。
15
(単位:mm)�
形 状� コード番号� ダイヤモンド部寸法� 軸寸法� 使用範囲�
BD-2�
BD-3�
BD-3�
BD-3�
BD-4�
BD-4�
BD-4�
BD-5�
BD-5
212�222�232
310�320�330
311�321�331
312�322�332
410��420
411��421
412��422
510�520�530
511�521�531
4Wx10Lx10�6Wx13Lx7�6Wx20Lx7
4Wx10Lx9 x90��6Wx10Lx10 x90
6Wx10Lx13 x90�6Wx13Lx13 x90�8Wx13Lx13 x90
センターレス、円筒、�平面研削砥石のドレッシング�及びツルーイング用�
センターレス、円筒、�平面研削砥石のドレッシング�及びツルーイング用�
センターレス、円筒、�平面研削砥石のドレッシング�及びツルーイング用�
センターレス、円筒、�平面研削砥石のドレッシング�及びツルーイング用�
角度付研削砥石の�ドレッシング及びツルーイング用�
角度付研削砥石の�ドレッシング及びツルーイング用�
角度付研削砥石の�ドレッシング及びツルーイング用�
角度付研削砥石の�ドレッシング及びツルーイング用�
角度付研削砥石の�ドレッシング及びツルーイング用�
4Wx10Lx8 x15�6Wx13Lx8 x15�6Wx20Lx8 x15
4Wx10Lx8 x15�6Wx13Lx8 x15�6Wx20Lx8 x15
4Wx10Lx8 x15�6Wx13Lx8 x15�6Wx20Lx8 x15
6Wx10Lx13 x90�6Wx13Lx13 x90�8Wx13Lx13 x90
4Wx10Lx9 x90��6Wx10Lx10 x90
4Wx10Lx9 x90��6Wx10Lx10 x90
11 x50L(段 付)�
11 x50L(段 付)�
11 x50L(段 付)�
11 x50L(段 付)�
11 x50L(段 付)�
11 x50L(段 付)�
11 x50L(段 付)�
11 x50L(段 付)�
11 x50L(段 付)�
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ブロックドレッサ (Block Dressers)
一般的に総形砥石の成形は倣い装置、R取装置、角度成
形装置により成形が行なわれています。これらの装置を必
要とせず簡単に成形できるのがブロックドレッサです。このブ
ロックドレッサは研削物と同じ断面形状を持った表面に特殊
な方法でダイヤモンドを精密に埋め込んだものです。凹形状
の成形には特に有効で、例えば0.2~1.0Rmm、0.5以上の
幅決めには精度の再現性にも優れ、性能向上に役立って
います。
【特長】●砥石成形時間の短縮。
●精度の再現性に優れている。
凸形状 凹形状
ピッチ形状(繰り返し形状)
砥石内幅決め用 砥石外幅決め用
●取付が容易で治具を必要としない。
●ドレスに熟練を要しない。
●工程の短縮ができる。
御注文の際は砥石幅、ワーク図面、取り付け方法、仕上面粗さ等をご指示下さい。
任意
基準面
(標準)
ブロックゲージ
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ロータリドレッサ (Roller Dressers)
ピッチ�
60 3
累積ピッチ誤差 ±0.005
ロータリドレッサ形状�
2 0.005
軸受、バルブシート、クランクシャフト等単一の製品の多量生
産には、加工品の精度が高いだけに、研削砥石の修正に長
時間と高価な工具を要しますが、旭ダイヤモンドは、これらに
ダイヤモンドドレッサを開発し、棋界に貢献しています。
ロータリドレッサは完成品と同じ形状を持つダイヤモンド工
具であり、その形状、寸法精度は製品精度以上のものを持
つ必要があります。ロータリドレッサを使用しますと、倣い装
置の必要もなく、複雑な形状もロータリドレッサを当てるだけ
で、研削砥石に写すことができる工具です。
【特長】
●砥石成形の時間を大幅に短縮。
●ドレッサ交換の頻度を極度に減少。
●寸法精度が多数の製品に再現。
●研削仕上面の質が安定し向上。
●砥石の消耗を節減。
●作業者の負担軽減
などにより、生産性の大幅アップに寄与しております。
量産部品の総形成形研削砥石の成形に威力を発揮します。
【応用例】●自動車部品: クランクシャフト、カムシャフト、
ステアリングウォーム、ボールスタッドナックルスピンドル、アウトプットシャフト、バルブ、スプライン軸、燃料噴射ノズル、スプール
●ベアリング部品:ボールベアリング、ローラベアリング、ベアリングケース
●タービン: クリスマスツリー、案内羽
●その他: タップ、油圧ポンプの歯車、プランジャーポンプのコンロッド、圧縮機のロータ、ウォーム歯車等
ボール
20
玉川工場山梨旭ダイヤモンド工業株式会社
2013.1.1,000